社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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面白い話を読んでると、むしろ考察とか出てこなくなることがある


何の話かって、ニセコイなんですよ


修学旅行編からの急転直下が激しい最近のニセコイ

今週はとうとう千棘が泣き出して、鶫は激情に満ちた表情でひとつの決意を下していました

ヒロインたちがそれぞれ当番のようにして毎週毎週を回していた今までの『ニセコイ』からは
想像もつかないほどに、深刻でシリアスな展開となっております

どうかしたらこのまま最終回でも迎えるんじゃあるまいな、という真剣な雰囲気に満ち満ちていて
これからどうなるこうなると、色々想像を巡らせたりしてみたいんですが

なぜでしょう
考察欲がほとんど湧いてこないのです


 









ニセコイの話をしたいなという気持ちはたくさんあって、それこそ『現実逃避』さんのところでの
ayumieさんとmickさんがコメ欄で繰り広げる考察論考は逐一チェックしているくらいなんですが

なぜだか自分も考察して記事にしようという気持ちにならないんですね

その理由の1つには、お2人の議論があまりにもハイレベルすぎてやべえどうしようという気分も
多分にあるんですが、もっとよく考えてみたらもう1つ理由があるかなーということに気がつきました




普通に面白い展開なために、姿勢が受け身になってるようです、俺




降って湧いた転校の話と、それを避けるために必死になっている千棘
動揺しつつも何をどうしたものかわからないでいる楽
寂しさは大いにありつつも、自分たちにはどうしようもない小野寺さんを含むクラスメイトたち

それぞれの気持ちと言動がそれぞれの本心に確かに基づいていて
見ていて実に面白いんですよ

だから何も考えたくなくなる

こんなシーンが来たということは、次にはこんな展開になるだろう…なんて想像さえしたくなくなるんです

それよりも、本気と本心で動いて話すキャラたちの感情に浸り、それを追体験することで
作品世界にどっぷりハマりたい

そんなふうに思ってしまいます


だから、最近のニセコイに対してはむしろ何も考えられてないんですよねー


いや、じゃあ他の作品も含めて普段考察している時は面白いと思ってないのかというと
そんなことはないんですけど

面白いと思うからこそ考察したくなってるんですけど


振り子が逆になってると言いましょうか

ちなみに毎週のジャンプ感想で『ハイキュー!!』を書いてないのが同じ理由だったりします
ハイキュー!!については、振り子がずっと「面白いから感想書きたくない」という方に振れてるんです


ニセコイについても同じ

自分の中でどういうことになっているのかはよくわかりませんが、今は、面白いから何も考えない
という方になっているようです


本気で動いて本心を表そうとするキャラたちの行く末を、
どんなことになっても見届けたいと思ってしまうからでしょうか
悟りの境地的な?

それでもこれで千棘ルートに入っていって一直線みたいになったとしたら、「いやいやそれはないだろ」って
ブーブー言ってる気がしますが…


COMMENT▼

No Subject

2つ前の関連記事で私はこんなコメントを残しました。

深読みや考察が捗る理由は大きく分けて2つあります。
・伏線の置き方が秀逸で想像が膨らむ。
・設定の大きさに力量が付いて行けてなくアラが目立つ。
中には「深読みも考察も許さない程に完成度の高い」作品というのもあります。

この最後の一文が今のニセコイに当て嵌まります。
纏め方、期待感と高揚感、キャラの心情からシナリオの流れまでありとあらゆるレベルが高い。
すなわち完成度が高いがために受け身にさせられてしまうのです。ある意味漫画家の謀略ですw
自分の考察を加えて作品に濁りを入れたくない気持ちが勝るんですよ!
私が知る連載漫画の中には始まりから仕舞いまで完成度が高い作品があります。
本来、古味先生はそこに並べる実力があるんです。それは各読切が如実に示しています。
読切でも「あーこうなんのかな?」ぐらいは考えますが古味先生の読切の多くは考えない方が多い。
正直言うと、この流れで怒涛に続く怒涛で完結しても良いとさえ思ってます。
あの電話直後はちょっとしたドタバタ挟んでメインを少し進めてこれまで通りと思ってましたが、
ここまで来てしまうと「以前のような牛歩進行に戻すのは相当難しい」と思うのです。
寧ろ戻してしまったら作品に陰りが出る恐れも。古味先生なら上手く戻しちゃう気もしますが…

オマケ:私が知る完成度の高い連載作品(一部)
「寄生獣」
「うしおととら」
「ONE OUTS」
「秘密~ザ・トップシークレット」

No Subject

こんにちはー。現実逃避のayumieです。

ああ,そういうのあるあると思っていたら僕とmickさんの名前が出てきたのでコーヒーをパソコンにぶちまけましたよ(イメージです)。

今回のお話でだいたい先が見えたので,僕自身余り語ることがないというのと,mickさんと見解があまりずれていないのでここから論考が進まないてのが現況ですかね。
おかげさまでニセコイ考察記事を書こうって気が全く沸かないのは僕も同じです(笑)

なのでrexelさんもニセコイ賢者としてディスカッションに加わっていただけると嬉しいです。こちらのコメ返もあるので難しいかもしれませんが,なあに別名でコメ頂ければ無問題(え)。

いや,そんなことをいったらラ氏をはじめ皆さんにに怒られてしまうかもしれませんが,うちはいつでも歓迎です。考察意欲が湧かれましたら,いつでもどうぞー。

ペンダントが開くとき

ペンダントの錠が一つで、鍵は4本

でも、1本が当りのペンダントの鍵で、あとの3本は外れ、というような単純な話ではないと思っています。

やはり、絵本に描いてあったように、3本の鍵でそれぞれ開けるものがあり、その過程を経なければ最終的に錠は開かない。そういう構造だと思っています。

とすると、鍵持ちのヒロイン全員が納得して、協力しないと、ペンダントは開かないんですよね。

楽さんが一番大切な一人を決めて、その決断にヒロインたち全員が納得しないと、ペンダントは開かないし、ニセコイの物語は終わらない。

つまり「全員納得の大団円」でないとこの物語は終れないんですよね。

私はそう思っていますので、今のテンコウからの流れを読んでいると、このままでは終らない、というか終れないとしか考えられません。なので、まだ決着に至るエピソードではないのだなと、それほど力まずに読んでいます。

今週、千棘が大泣きしているのは「かれはわたしがないてるといつもきてくれる」で、このエピソードを終えるための仕込みだと思ってしまっていて、それほど千棘の涙に感情移入できていません。

ちょっと、考えが感動の邪魔をしている感はあって、rexelさんの言うことは、本当によく分かります。

ちなみに私的千棘のベストショットは、25話ヨビカタの「かれはわたしがないてると…」のあとの、「うん…楽」と言っている大ゴマの千棘です。


ところで、脈絡もなくmickさんで通るほど、私は有名なんでしょうか? ayumieさんやrexelさんと名前が並ぶような存在ではないのですが。。。

No Subject

僕は「mickさん」で通りますが(←


あああああああああああああああ!続き!続きはよ!(中毒)

>ラグエルさん
うしとらは禿同
サンデー繋がりでARMSとスプリガンが入ると狂喜乱舞しまs(ry

サンデーつながりで言うなら

結界師も面白かったです。

サンデー縛り?

「天使な小生意気」
「はじめてのあく」
も追加でw←考察の余地ある作品ですけどw
「デビデビ」
もサンデーだったっけ?

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。

ラグエルさんの指摘には「なるほど」と思いました。
濁りを入れたくない、か…

うん。何かしっくりくるような気がします。


>ayumieさん
遠征ありがとうございましたw
「現実逃避」での記事を見ていて、俺もなんかニセコイの話を記事にしたいなーと思っているのに何かそんな気分にならないので、むしろその気持ちを記事にしてみました。

で、こちらからも遠征させてもらいました。
ニセコイ賢者という称号は大それているように思うんですがw

>mickさん
むしろ俺はmickさんの方こそ賢者と呼びたい…
しかし深読みが捗るゆえに、洞察が感動の邪魔をしているというのはなかなかの矛盾ですね。本来作品をもっと楽しむためのはずの洞察や想像が、感情移入を阻害しているとは。

かくいう俺もそんな現象を体験したことはありますが。というかむしろ考察なんかせずにただ楽しもうとするのが普通のことなのかとも思いますが。

錠の開かれ方については、俺もそのように思います。どこまで絵本に擬えるのかという問題はありますが、基本的にはそういう構図になっているのでしょう。そしてそこでは、今までこの作品が避けてきたヒロイン間の葛藤や対峙もありえるのでしょうね。

ちなみに脈絡なく名前を出したのは、完全に俺の都合ですw
閲覧者に通じるか通じないかというところは全く考えませんでした。こういう記事は常連さん向けの意味合いのほうが強かったので。

なので、そんなにお気になさらないでください。

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