社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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深読みと考察ができる作品って実は相当スゴイと思う


本日は、特定の作品の考察ではなく「考察」することそれ自体を考えてみようという記事です

度々更新する「考察記事」は、当ブログのウリというか特徴的なものの1つとなっているものだろうと
期待的認識を抱いているんですが、その「考察」自体を考察してみようかと思ったのです



 






考察記事を更新する時にいつもカテゴリとして設定している「若干の考察シリーズ」
ブログ立ち上げの初期に設定したカテゴリですが、これが意外と記事数を増やしていることは
自分でもちょっと驚いている部分があります

よくもまあコイツこんだけ深読みとか妄想とかやるわー、って

だってサイドバーのカテゴリ欄見たら、「若干の考察シリーズ」って記事数3桁超えてるんですよ
どんだけ妄想してるのかと、自分でも思いますよ


ただ、そうやって考察できるということは、それをめぐらせる脳みそがどうとかというよりも
考察を可能にするだけの深さや広がりがその作品にあるんだろうなーって思ったんです

某塩漫画のように、「訳がわからない」ことを必死に解明しようとするんじゃなく
ひと通り理解はできるけれども、もう一歩踏み込むことでさらによく理解することができる、という深さ

ジャンプ作品の多くにそれがあるから、ジャンプ漫画を中心にレビュー記事を書いてきた当ブログで
これだけの考察記事を重ねることができているんだろうなと思います


たとえば、個人的に今一番考察のしがいがあるのは『食戟のソーマ』です

ついこの前も選抜編終了後の新展開について考察というか妄想してみたりもしましたが

食戟のソーマ 連載第1話に見る選抜決勝結果の必然性

食戟のソーマ 選抜編終了後の新展開におけるラブコメ強化の可能性


何というか、附田先生の構成力が光るこの作品は、深読みや考察のための材料がしっかり用意されている気がします
伏線をわかりやすく伏線として描き、うっすらとした形で朧気に示したりすることが少ないというか

例えば「心をのせて」は一番わかり易い伏線ですよね

超視覚型が描く男たちの戦いと彼らの「相方」… 食戟のソーマ第10巻


明らかにその意図をわかって欲しくて作者が描いているような部分
あるいは、きっとそういう展開が待っているのではないかと思わせるだけのキャラの配置

先読み予想が一番当たったのがこの考察でした

食戟のソーマ 選抜本戦の対戦カードと結果予想を作者の都合的視点から考える

選抜本戦における対戦組合せを予想してみたら、自分でもビビるほどに当たりまくってたのです
作者の都合を踏まえつつ考えてみたらそれがどんどん当たっていくので「おいおい」とか思ってたら
決勝戦の組合せは予想の斜め上を行かれてしまって、さらに作者の都合丸出しな感じになってましたけどもw

決勝戦になるまでずっと予想が当たっていくもんですから、1試合進むごとに1人でウケてましたw



次に挙げるとしたら、『ワールドトリガー』ですね

雰囲気は地味ながら、描写の積み重ねによって確かな世界観を感じられるようになったことで
深読み好きの血を騒がせる作品となってきました

例えばこんなことを考えてみたり

ワールドトリガー 大規模侵攻展開中のアフトクラトルは実は滅亡寸前なんじゃないか説


あるいはこんなことを妄想してみたり

ワールドトリガー 黒トリガー「星の杖」が国宝である理由を妄想してみた


でも一番の会心の考察はこれかなーとか

ワールドトリガーにおける戦いはジャンプのバトルマンガとして新鮮だと思う


正直このマンガについてはもっといろんなことを考えてみたいと思っているので、これからまだまだ増えていくと思います


それから、『SOUL CATCHER(S)』も多くの考察記事を書いてきた作品でした

SOUL CATCHER(S) 神峰はそろそろ次の攻略相手を自分で決めてもいい頃だ

SOUL CATCHER(S) 神峰が皆を怒らせた事実に見る3つの重大点

SOUL CATCHER(S) 金管陣営攻略の4つのキー・フレーズを考える


それはもう自分でも笑えてくるくらいいくつも考察記事を書いてきました
ソルキャのタグ数が多いのはそのせいです

このマンガに対しては、世界観というよりそれぞれのキャラ、特に主人公の信念と軸が確固としていたことにより
それへの期待の高さから色々と考えるようになったという面が強いように思います

そういやこんなことも考えてました

SOUL CATCHER(S)と食戟のソーマに共通する「描写内描写」とその効果

ソルキャとソーマに共通する演出手法について考えてみたものですね
ソーマが最近抑え気味なのが寂しいといえば寂しいところですが


そんで意外(?)に考察記事が多いのが『斉木楠雄のΨ難』ですよ

斉木楠雄のΨ難 照橋さんに秘められた大いなる可能性

斉木楠雄のΨ難でラブコメを展開すると面白くなる単純な理由

斉木楠雄のΨ難 野良猫アンプに見る照橋さん大逆転の可能性

斉木楠雄のΨ難 照橋さんのお相手に斉木楠雄がピッタリな理由


全部照橋さん関係でしたw

照橋さんを応援したいあまりに、照橋さん関係の考察も自然と多くなっております
しかし、肝心の麻生先生がなかなか照橋さんの登場回数を増やしてくれないために、こちらとしては欲求不満になっているのですが



他にも、連載していたいくつもの作品に対して深読みを試みてきました

黒子のバスケ 黛よりも真赤司の方が実は黒子の上位互換かもしれない

暗殺教室 暗殺に成功した時、彼らが抱くのは達成感か喪失感か

『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』の人気の秘密は「何でもあり」にあり

火ノ丸相撲における「ヒロイン」の特殊性とその展望を考える

HUNTER×HUNTER 暗黒大陸の恐ろしさが孕む世界観崩壊の可能性

『食戟のソーマ』との違いから考える『トリコ』の物足りなさ


おおう…
こうして改めて並べてみると、何かとんでもねえな…



最後に、忘れちゃいけないのが当ブログで最も考察の回数が多い『ニセコイ』ですね


ニセコイの孕む「ラブコメマンガ」としての限界

ニセコイ どうすれば小野寺さんはメインヒロインになれるのか

ニセコイ 4大ヒロインのうちマリーが特別な存在である1つの理由

ニセコイ 小野寺さんとマリーにある1つの共通点とそれがもたらす効果

ニセコイ 羽の持つ通常営業回強化の役割について考える

ニセコイ 鶫誠士郎にある3つの特殊な立ち位置を考える

…etc


こうしてみると我ながらひでえなwww
どんだけこのマンガのことばっかり考えているというのか…

これもまた、このマンガの持つある種の確かさに由来していると言えるでしょう

舞台は現代で、魔法的な力が普通に存在するわけではない世界観の中で、「キャラの属性と存在感」はピカイチなんですよね
だから、考察も基本的にキャラに関するものが多くなりました

特に小野寺さんに関する考察となると、「若干の考察シリーズ」内では収まらずに
「ベストショット集」でもアホほど語りまくっておりますが


ラブコメでキャラに存在感がなかったら致命的だろ、というのを抜きにしても
このマンガにおけるキャラのイキイキした感じは飛び抜けていると思います

畢竟、考察も捗るというかw



まあそんな感じで、何が言いたかったのかといえば
深読みとか考察の出来る作品というのはとってもありがたいよね、ということです

COMMENT▼

No Subject

深読みや考察が捗る理由は大きく分けて2つあります。
・伏線の置き方が秀逸で想像が膨らむ。
・設定の大きさに力量が付いて行けてなくアラが目立つ。
中には「深読みも考察も許さない程に完成度の高い」作品というのもあります。

↑タイトルについてのコメント
↓記事内容についてのコメント

深読みや考察って楽しいのでホントありがたい!当たっても外れても楽しめる。
そういった性が露出した結果が「3桁」なんでしょうねw
ありがたいか否かについては全身全霊全力全開で同意しまっスっ!!

No Subject

要するにrexelさんは妄想癖が強いという事でおk?

類友ですね分かりまs(ry

No Subject

読者に深読みさせるには、漫画に興味を持ってもらうことが最低限必要なので、
よく考察される漫画はそれだけ読者に興味を持たれている証拠だと思います。

私はSOULCATCHER(S)とワールドトリガーとハイキュー!!を考察することが多いです。
SOULはキャラクターの心情や、なぜこの曲なのかとか。
ワートリは団体戦の戦略、上層部の思惑(会議回は楽しみにしてます)世界観の謎とか。
ちゃんと戦略が成り立ってる団体戦ってホントに貴重だと思います。好きです。
団体戦といえば金色のガッシュベルとかも良かったです。
ハイキュー!!はチームプレイや部活動の本質、バレーの戦略とかですね。

考察が当たったときも、自分の考察を上回る驚きと説得力があったときも、どっちも楽しいです。

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。
レインさんもお久です。


何か自分の考察力に自身がなくなってきたようなふいんきもあって、ちょっくら振り返ってみよう、みたいな感じで書いてみた記事でしたが、考察記事を楽しみにして頂いている面もあったようでよかったです。

それが知れただけでもこの記事を書いた意味がありました。

当たったら「すげえ!」と自分でも驚愕&ドヤ顔ができて、外れたら驚愕&笑い話&てへぺろができるというどっちに転んでもおいしい気がする考察記事は、書いたもん勝ちみたいな感じでもありますかね。

この妄想癖はたぶん一生治らないはずなので、これからも的を射てるか否かは別にして思いついた考察はどんどん書いていきますので、どうか笑いながら読んでやってください。

No Subject

私もすごく楽しみにしていますので、どんどん書いてくださいね!

古見先生の作品は、言葉の選び方がすごく上手いんですよ。短い台詞の中に複雑な感情が込められていて。

それを読み解いて行くrexelさんの考察シリーズ、大好きなのでどんどん書いてくださいね。

Re: No Subject

考察力で敵わないと思っているmickさんにそう言っていただけると、何だか嬉しいですね。

古味先生の言葉の選び方が上手い、という点は今まであまり意識したことはありませんでしたが、さりげにそれを踏まえた考察をしていましたでしょうか。


妄想に偏ることも多分にあるでしょうが、考察シリーズの記事はこれからも増えていくだろうと思います。よろしくお願いしますね。

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