社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ニセコイ関係の消滅によってもたらされるもの②

それでは続きです

ニセコイ関係の消滅によってもたらされるもの①


昨日の記事では、マリー、小野寺さんときて千棘と鶫という4大ヒロインたちに触れてきました
ですので続いてはこの人の話にならなければいけないでしょう












羽の場合


「5人目」として登場してきた羽
唯一の年上ヒロインであり、「十年前の約束」についてもおそらくその全容を記憶していると思われる彼女は
「ニセコイ関係」の事実も知っています

ということは、「ニセコイ関係」がなくなってもマリー同様にただ攻勢に転じるだけではないかと思われますが
ここで関わってきそうなのが、大組織叉焼会の頭領という属性です

すなわち、今回の「ニセコイ関係」の終了には叉焼会の勢力が関係しているのではないかということですね

楽の集英組と千棘のビーハイブの抗争を避けるためのものだった「ニセコイ関係」
しかしそこに、さらに大きな勢力として叉焼会が関わってきたとしたら、両者は抗争どころではなくなるはずです

叉焼会が間に入って和平協定を結ばせたりでもすれば、それでとりあえず平穏は保たれることでしょう

そうであったとして、次に問題となるのは、叉焼会によるその行動が誰の指示だったかということですね

頭領として羽が指示を出したとすれば、これは羽の本気を示すものとなるでしょう
昨日の記事で述べたように、「ニセコイ関係」の消滅は千棘にとっては大きな痛手となることであり
そのための指示を出すということは千棘に対するガチの宣戦布告と同義だからです

千棘に楽への自身の気持ちをはっきり伝えた時にも宣戦布告はなされていましたが
この場合は実質的な爆撃に等しい行動となります

後から千棘がそれを知った時の衝撃は計り知れないものであるでしょう

ただ、それではヒロインとしてはあまりにもイメージが悪いというか
打算的に過ぎる印象でもあるので、羽の応援キャラとのポジションにいる夜の指示というのが
妥当なところではないでしょうか

教育係という役割によって羽も頭が上がらないという夜ならば、組織全体に号令をかけることも可能はなずですから
この展開に叉焼会が関わっているとすれば夜の指示であると考えるのが一番自然かと思われます

その上で、夜の策略としては「ニセコイ関係」などという邪魔なものを消滅させると同時に
千棘や楽に対しては「面倒なものを解消してやったぞ」という恩を売ることによって
自分の主導で羽と楽をくっつけようとする…ということになるのでしょう

羽も羽で、夜の企むそうした強引な方法には難色を示しながらも、積極的に攻めに転じることには
躊躇がないと思われます

つまりは、「ニセコイ関係」の終了に直接関わったという一点を持って、マリーよりも近い位置で
楽へのアプローチを図ることができるようになる、というのが今後の羽の立場になるのではないかと

叉焼会が関わっているのなら、ですが



楽の場合


最後に、この件のと言うか物語の中心となっている楽の変化です


まず1つには、自分の「マジコイ」である小野寺さんのことを思い浮かべるでしょう
ニセモノの恋人関係ではなく、本当に好きな相手と恋人になること
今まで自分を縛るある種の枷となっていたものがなくなるわけですから、そのことへのプラスの感情は
当然あるはずです

しかし、だからといって楽が小野寺さんに対して積極的になれるかといえばそう単純でもないでしょう
「ニセコイ関係」を理由に小野寺さんへのアピールを断念したことなんか今までありませんからね


似たようなことがマリー相手にも言えます
マリーからの度重なる告白を曖昧なまま保留している楽ですが、その理由は決して「ニセコイ関係」ではありません
新キャラとしてマリーが登場した当初こそ、そうした素振りもありましたが
彼女の存在が定着して以降は、「恋人」の存在を理由にマリーの積極的なアピールを断ることはありません
この前の体育祭くらい?

はっきりとした理由は言わないまま、ただ明確に返事はしていない状態なのです
ここについてはayumieさんが先日考察記事を書いてらっしゃいますが

なぜ一条楽は橘万里花の気持ちに向き合わないのか - 現実逃避


「ニセコイ関係」を理由にしてマリーの気持ちを拒絶したことがないとすれば
それが消滅したとしてもマリーに対する楽の対応はおそらく変わらないでしょう



そして最も複雑なものとなるのが千棘に対する感情ですね

「ニセコイ関係」の消滅を千棘はどう思うのかということが、当然気になるはずで

この点、別に千棘に対しては「マジコイ」ではない楽は比較的冷静であるでしょう
何度かドキッとさせられることはあったとはいえ、今でも楽のベクトルは小野寺さんに向いているのですから
千棘と今まで続けてきた関係の終了に対して何を思うかは、「千棘の様子」に影響される部分も
少なくないと思われます

ただ、やはり周囲の目としては楽にとっても微妙な感じになるんだろうな、と

話しかけ難くはなりますよね

そんで、「おい千棘!」なんて下の名前で呼ぶこともしづらくなりますよね
だって「別れた」んですから

今さら「おい桐崎!」なんて昔の呼び方に戻すのも変な感じでしょうが、仕方ないところです
むしろ、千棘からの呼び方のほうがさらに大変だったりして

千棘が楽を「一条」なんて呼んでるシーンはちょっと浮かんできません
「ニセコイ関係」として「ダーリン」と呼んだり、「もやし」と呼んだりすることはあっても
苗字で呼んでたシーンはどっかにあったでしょうか

「別れた」相手となれば当然「ダーリン」とは呼べません
「もやし」と呼ぶのは「別れた」事実を踏まえると何だか刺々しい感じもあります

…とすると普通に苗字で呼ぶのがちょうどいいところなんですが、それは読んでるこっちが違和感というか

「ニセコイ関係」終了後の互いの呼び方は、今後を考える1つのポイントとなるでしょう


もう1つ考えられることとして、周囲の目は別にしても千棘が楽と話ができなくなる状態、があります

これは主に楽の方で感じることが千棘にとっては困る、というものではないかと思うのですが

恋人のフリをしなくて良くなったのに、何かやたらと話しかけたりくっついてきたりするのは
「ひょっとして」と楽が思っちゃう可能性です

いや、通常のラブコメ的には普通の展開なんですが、こと千棘に関して言えば
今までが「ニセコイ関係」という特殊な状態にあったのが普通の関係になったわけなんですね

そうすると、「ニセの恋人」だった千棘がその関係の終了後もアプローチしてくることは
楽にその本心を疑わせるに充分ではないかと

たとえば、さらに積極的になったマリーに対して以前同様に千棘が目くじらを立てるようなことがあれば
「なんで?」となるのは必至です

「ニセコイ関係」があれば「お前の演技神がかってるな…」で何とかなりましたが
それがなくなってしまってはごまかしようがありません

つまり、「ニセコイ関係」があることで目立っていなかった千棘の「マジコイ」が
随所で疑われるようになり、それに対して千棘は困って戸惑って躊躇ってしまうのではないか
、と



ということはどういう展開になるか


で、じゃあ結局これからどうなるのよ、といえば

ラブコメのラブが強くなっていくのかなーって思ったんですよね

千棘や鶫のシリアスぶりによっては、ラブコメどころか普通の恋愛モノという雰囲気にさえも
なってしまうかもしれません

コメディ部分は今までたっぷりやってきましたから、じゃあここからはラブを強めにやっていくのかなあと
そんなことを思ったのです

マリーや羽は攻勢を強めるのみで別にギャグを挟み込めないわけではありませんが
最も複雑な感情を抱くだろう鶫と、当事者となる千棘、その千棘を思いやって神妙になる小野寺さんたちを
前にしては、ギャグシーンはむしろノイズにしかならなかったりします

真剣に自分の気持ちと向き合って、真剣に悩んで、真剣にぶつかる

コメディの振り幅と同じくらいラブの濃度も見せてくれるとしたら、それはそれでなかなかの楽しみとなるでしょう








……なんてことを漠然と考えていたんですが、前半部分の考察に対して
「学校では自主的にニセコイ関係を継続したほうが楽と千棘にとってはメリットあるんじゃないか」との
コメントayumieさんからいただきました



…確かに



そっちのほうがラブの方面もコメディの方面も描いていけそうで、作品的には都合がいいような気がしてきました


学校内、というか互いの組織間でのみ「ニセコイ関係」終了としていたほうが
当の2人にとっては確かに気楽ですね

「ニセコイ関係」を演じることがどれだけ大変だったかを思えば、学校でまで「ニセ別れ」関係を演じることは
なおさらの苦行ですから、たしかに自主継続の方が気は楽そうです

この場合、マリーの攻勢に千棘が目くじらを立てても自主的な「ニセコイ」という言い訳は成り立ちますね
互いの呼び方の問題も、会話の頻度の問題も別になくなります


問題として出てくるものがあるとすれば、「鶫にそれを教えるかどうか」でしょうか

組織間でのみ「ニセコイ関係」終了と言っても、組織側とヒロインとしての側面と両方を持っている鶫に
それを伝えるとなれば、つまり今までの恋人関係も全部嘘だったことを言わなければなりません

その時鶫は何を感じるか

「別れたくて別れた」と聞かされるより衝撃は少ないでしょうが、それでもある程度の複雑さはあるでしょう

嘘だったと言われても、幼い頃から千棘を知っている鶫から見ても恋人関係を疑わないほどに、
楽への千棘の態度が好きな人へのそれだったとすれば、鶫はますます自身の感情を押し殺そうとする可能性もあります

つまりシリアス成分が強くなる要因がここにもあるというわけですね
このくらいなら、むしろ望むところなのかもしれませんが…

まとめてみると、「ニセコイ関係」の消滅はそれを周囲にどこまで伝えるかによって
展開の振り幅が変わってくるだろうということですね

ただどこまで伝えるにしても、それぞれのヒロインたちや中心にいる楽にとっては
大きな変化になるはずで


考察してみたものの材料が少なかったことで、ありえそうな可能性を想定するばかりになってしまいましたが
楽をめぐる恋模様がこれまでとは違った形で展開することになるのは間違いないでしょう

そこにおけるラブとコメディとシリアスの比率は、どんな場合でもラブが強くなるのは必然ですね
相反する要素となるコメディとシリアスについては、周囲への伝え方次第によって
どちらにも傾く可能性があるでしょう

つまり『ニセコイ』が「ニセコイ関係」を失うことによって物語の濃度を濃くするということです
当番ヒロインがただドタバタするだけではない縦軸の物語を見ることができるようになるでしょう


とりあえずは落ち着いて、次回を待つことにしましょうか

COMMENT▼

No Subject

ayumieさんに先を越されたか…w
私も夜の謀略で確定と思ってます。

私も①では敢えて触れなかったのですが、学校連中には継続をして仲間内には伝える。
そこに落とし込んだほうが収まりが一番良いと思います。学校側にバラすと作品として
180°とはいかないまでも120°くらいは別方向に進んでしまうからです。
どういうことかというと、先ず千棘に告白嵐が待ってます。もちろんそれらは断りますが、
それを繰り返すと嘘が真にと囁かれ出します。そうするとぎくしゃくしている楽と千棘の仲が
よりぎくしゃくしてきます。そんな状況では小咲は付け込むどころか萎縮してしまうでしょう。
マリーはいつも通り押すでしょうが、それどころではない楽に煙に撒かれて寂しく思うでしょう。
鶫も基本は千棘優先なので保守もしますが、その内に千棘の本心に気付いてしまうでしょう。
羽にとっても陥れたかの様なこの状況を快くは思えないでしょう。

はい。ドロドロもドロッドロです。清々しさのカケラもない。
ですが、バラすのを仲間内に留めればニセコイ関係の「消滅」ではなく「変化」で済むんです。
千棘はニセコイ関係を敢えて残すことでその関係維持をこれまで以上に努めようとします。
学校連中にはこれまでか若しくは関係強化と映りますが小咲や鶫には疑問が生まれます。
「そこまで頑なに努める理由は何?」
そして行き着くのは千棘の好きな人は楽の結論。小咲はもしかしたら千棘に確認するかもしれません。
そこで親友だけれどもライバルと新たな絆を築けるでしょう。そしてそこに鶫がいて、
一歩勇気を踏み出したなら押し殺し隠してきた想いをきっと千棘に言えるでしょう。
そこからは清廉なアピールタイムの開始ですw

長くなりましたね。私が望む展開は大体こんな感じです。

No Subject

ayumieさんに先を越されましたけど(笑)、昨日も書いたように私も、終了ではなく変質、すなわち「外から強制されるニセコイ」から「自分たちの意思で続けるニセコイ」への転換なんだろうなと思っています。

私がそう思ったのは、千棘の言葉が「…私たちもう恋人のフリ『しなくていい』って…」だったからです。

しなくていい、けれど、してもいい。そう読めました。

ニセコイは意外に(失礼?)こういうところの言葉遣いがきちんとしていますから。

rexelさんの考察のとおり、高校一の名物カップルが別れる衝撃は大きすぎますし。

そして、自主継続となると「いつ止めるのか」を自分たちで「決められる」という点で、緊張感が生まれます。楽さんと千棘との間に限らず、ヒロインたちの間の関係も変わってきますし。

このことを知らされる範囲は、今、楽さんと千棘から直接ニセコイ関係を聞かされている範囲に限られると思います。つまり、春ちゃんは入らない。このあたりをどう動かしてくるか、楽しみです。

もう一つ、なぜ止めてもいいことになったのかの原因というか、「誰の意思か?」という点で妄想していることがありますが、それはまた、のちほど。

No Subject

のちほど、と言いつつ、連続投稿になっていますが、ニセコイ関係の解除を、誰が言い始めたのかということに対する、個人的な妄想です。

rexelさん、ラグエルさんの、夜さんの叉焼会の勢力を背景にした斡旋とのご意見に基本的には賛同します。一番、合理的なルートだと思いますし。ただ、羽姉さんの頭越しにやるかな、というのと、なぜこのタイミングで、というところに疑問が残ります。

それが縁結びの矢の御利益だからと言われればそれまでですが、叉焼会の首領である羽姉さんも修学旅行に帯同しているタイミングで、というのはむつかしい気がします。

となると、ニセコイをやれと言ったのが、楽さんと千棘の父親であることから考えて、やはり、やめるのも親の意思だと思います。もちろん、父親二人ではない。そして千棘の母親の華さんはニセコイも含めて楽さんを認めているのでやめさせる動機はない。

ということで、私の妄想は、楽さんの母親が、このタイミングでニセコイ関係を聞き及んで、組と組織の抗争に子供を巻き込むなと厳命したのではないか、というものです。

楽さんの母親は2巻で、楽さんと集がお弁当を食べている時に、母ちゃん家にいねーし、と一言出て来ただけですけどね。ただ「家にいねー」と言っているので、死別などではなく、離れて暮らしているようです。

なぜ、こんな妄想をするのかと言うと、楽さんのペンダントとヒロインたちの鍵、約束のキーアイテムですが、5歳の子供に用意できるはずもなく、誰かの親が用意したはずなんですよね。でも、華さんは思い出の夏に数日しか一緒にいなかったし、小野寺さんの母親の奈々子さんは、バイトに言った時、楽さんとは初対面だったっぽいですから関係ない。となると、小野寺さんの父親、羽姉さんの亡くなった両親、楽さんの母親の誰かが、その辺を差配したと思えるのですが、物語的には楽さんの母親かなと。

まあ、これだけの大ネタを、これまで姿も見せていなかった人のせいにするのはそれこそ無理があるので、妄想なのは分かってるんですけどね。

ただ、思い出の夏の約束の真相は、親に聞くのが一番早いのは、たぶん、間違ってないと思います。

夜の画策

叉焼会の首領は羽ですが、楽と結ばせようと夜が動き出した時に羽が頭が上がらないと言っています。
そして夜自身が「跡継ぎを残させるのも務め」だと言いました。
その務めの延長戦にあるのが今回の流れなのではないかなと、私は考えました。
夜ならニセコイ関係を突き止めるのは容易でしょうし、抗争し楽を果ては羽を悲しませると
叉焼会が黙っていないと脅したのではと。簡単に潰せるとも夜言いましたしね。

で・す・が・っ!!
楽の母親、わたしすっかり無き者にしてました。亡き者ではなく「無き」者w
ペンダントと鍵を用意した人物として、ここまで適任な人はいません。
mickさんはどちらかの編集者とか評論家とか思い込みたくなるくらい的を射た発言が多く、
ただただ平身低頭の思いを抱きます。
砕いて言うのならアナタ凄すぎっ!w

No Subject

ラグエルさん、お他所でもそんな話が出たのですが、私はただの、小野寺派の読み込み系ニセコイファンですよ。舐めるように何度も読み返してます。

自分で書いておいてなんですが、楽さんの錠のペンダントは思い出の女の子「から」もらってるんですよね。だとすると、羽姉さんのご両親なのかなと思ってみたり。

羽姉さんはファーストキスが楽さんとだったと言ってて、その記憶が楽さんにはない。でも、羽姉さんにはそんな嘘をつく理由がないので、本当なんだと思います。

楽さんが覚えてないというと、あの夏の思い出と重なるんですよね。

ニセコイは、重要な人ほど出番が少ない、のかな?(笑)

rexel様のブログで、勝手なことを言い散らかして申し訳ありません。

邪魔だと思われましたら、そう言ってくださいね。

No Subject

先生~!
そもそも夜さんはニセコイ関係を知ってるんですかね?
まぁ羽姉さんが教えたとかなら有り得ますけど、教えますかね。
あ~・・・うっかり喋ったとかなら有るか。


ていうのをぐねぐね考えました。

No Subject

妄想屋様

夜さんは、護衛で常に羽姉さんのそばにいるはずなので、あのセンゲンの時にもそばに居たんじゃないでしょうか?

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。

ニセコイ関係の消滅によってどんな事態が起こりうるかを想像しつつ考察してみた記事でしたが、「いやそれよりも」という意見を聞くことができてよかったです。

終了の事実を単純に周りに伝えるだけではやはりドロドロとした雰囲気になりそう、じゃあ伝える範囲を限定すれば、というのは思いつきませんでした。

ニセコイ関係をただ終了するのではなく、「自主的に継続する」
「変質」とはなかなかの表現です。

この「解消」の事実が伝えられるのが「ニセコイ関係」を直接聞かされている者に限られているとすれば、鶫はもちろんマリーにもあえて言うことはないのでしょう。

ということは、ここで4大ヒロインの中に明らかな情報の差が発生するということですね。
あ、今は5大か。マリーはそれでも察してそうだな…

ただ鶫に伝えないのは微妙なラインかなーとも思いますが。

ただいずれにしても、ヒロインそれぞれが実はみんな同じ相手が好きなんだということを認識する展開に確実に近づいたことは間違いないでしょう。


夜なら羽から聞き出さずとも、勝手に調べて勝手に結論出せてそうなので、このタイミングでの「ニセコイ関係」終了について一番妥当っぽいのはやはり彼女の策略でしょう。

実行前に羽に伝えるとごちゃごちゃ言いそうだったので、修学旅行に行ってる間に勝手に動いた、とか。

しかし、楽の母親という妄想は盲点でしたね。
新キャラだとしても、存在して当然の人ですから以外に悪くないかもしれません。
どうもなんかこのマンガについては「親」という存在を忘れがちになるな…
ただ楽の母親を新キャラとして出すとなると、しばらく出ずっぱりになって、羽の存在感がますます薄まっていくことになりますが。

自分らが覚えてなければ親の方なら覚えてるだろ、ということで、話を続けるためにあえて親の存在感を薄くしているんだとするなら見事です。


まあ色々と思うところはありますが、素直に次回を待ちましょうか。


>mickさん
昨日も先にお返事だけということでお伝えしましたが、当ブログではコメ欄に特段の枠や規制のようなものは全然考えていませんので、好きなだけ好きなことを書いてくださって構わないですよー。
それこそ長文考察を引っさげてやって来てくださってもw

ニセコイの構造と、親の役割

本来、高校生の恋愛沙汰に、親が出てくるのはおかしいんですけど、ニセコイは10年前の夏の思い出が、物語の縦糸になっているので、どうしても親の関与が絡まって来るんですよね。

これまでも、10年前にダブルヒロインと楽さんの3人が出会っていたことは千棘の父親、マリーの登場に繋がる10年前の写真は楽の父親、楽さんのペンダントが絵本のものだと思いだしたのは千棘の母親の華さん、と重要な情報は親から出てくるのが基本構造になっています。

読切のような短いページなら、思い出の折り紙の手紙一つで押し切れたんでしょうけれどね。

その意味では小野寺家のご両親の関与は少なくて、その代わり小野寺さん本人の引き出しから、絵本そのものが出てきています。

小野寺さんがなぜ10年前あの場所にいたのか、春ちゃんはいたのか、とか、その辺りの話が小野寺さんのお父さん辺りから出てきたら、また話が進むんでしょうけど。

羽姉さんのご両親はすでに他界されているのですが、その分、楽さんが弟なら楽さんのお母さんも、羽姉さんのお母さんとも言える存在になるはずです。子供のころに長く一緒に暮らしていたわけですから。

羽姉さんは、子供のころ居候として長く一緒に暮らしたと言いながら、いくつの時にどこで出会ったのかは、実は描かれていません。子供のころの思い出として描かれたのは小学生の時のエピソードです。楽さんのお母さんがこの先出てくることがあれば、その辺りが描かれて思い出の夏の出来事もはっきりするのでしょうけど、あるとしても最後の最後でしょうね。

そして、親の存在が希薄なのにそれを感じさせないのが、古味先生のストーリーテリングのうまさだと思っています。


ブログ主のrexelさんからお許しをいただいたので、これからもちょろちょろ、思い付きを書かせてもらいますね。ただ、ブログ画面左端の最新コメントの欄がmickで埋まるようなことがないように注意しながらにします。

既に常連扱いしていただいてますけど、私がこちらにコメントを書かせていただくようになったのはこの年末年始くらいからで、「社会の毒」ブログの歴史から見たらほんの新参者ですが、よろしくお願いいたします。

mickさんへ

私、最新コメント欄を埋め尽くしたことあるんですけどw
日頃から半分は私で埋まってる事が多々あるのですがw

ラグエルさんへ

すばらしいですね!

それは、ラグエルさんがこれまで培って来た積み重ねの賜物ですよ。
ラグエルさんのような方と、ポット出の私を一緒にしては行けません!

これからもお目汚しになるかと思いますが、よろしくお願いしますね。

Re: ニセコイの構造と、親の役割

言ったそばから長文キタコレwww
ひゃっほうwww


ニセコイにおける親の存在感の話ですね。
こうしてまとめてもらうと、たしかに重要な情報は誰かの親御さんから明かされていますね。

鍵と錠を用意したのもきっと誰かの親だろうという予想も含めて、親の存在は地味に重要なところですね。
それぞれの親御さんの話を繋ぎ合わせたら10年前の真実がわかるのでしょう。

その発想に全員が全員至らないのも不思議ですが、読んでるこっちも気づいてなかったので批判的にツッコむには弱いでしょうか。

これまで親の存在感が希薄だったのは、言い換えるとそれだけ本筋となる「約束」関連の話が進んでこなかったと言えますかね。とすると、間違いなく本筋も動いてくであろう次回以降に親の登場率も上がってきたりするようならいよいよ、という感じですね。その第一弾が、ひょっとしたら楽の母親による「ニセコイ関係」の差し止めであるとしたならば、これほど象徴的なこともないでしょう。


妄想としても結構面白そうな展開ですね。これは。
ますます明日が楽しみです。


mickさんとのご縁は、年末の「扉絵ベストショット集」だったでしょうか。感覚的には随分前から知っているかのような感じがあるんですが。

コメントの回数や頻度はラグエルさんという偉大なる前例がありますので、特に気にされる必要はないと思いますよ。

別に由緒あるブログとかでは全然ありませんので、固くならないでくださいw
こちらこそよろしくお願いしますね。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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