社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

09<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>11

ジャンプNEXT2014年Vol.5感想

ジャンプNEXT2014年Vol.5 感想

NEXTの感想はやはり1日掛かりの仕事になるな…




 








アンケと全体的所感

SOUL CATCHER(S)
リフレイン
ゲリラ食堂


最も主人公や登場人物が魅力的だった作品:リフレイン
最も絵が好きだった作品:リフレイン
最もストーリーが面白かった作品:リフレイン
「週刊少年ジャンプ」で連載で読んでみたい作品:大量殺人光線武田
もう一度読切りで読んでみたい作品:D/A/D
同じ漫画家の違う作品を読んでみたいと思った作品:便利屋シロクロ
読みやすかった作品:大量殺人光線武田、ゲリラ食堂、リフレイン、ポンコツ勇者にバラードを
読みにくかった作品:歪の然、独尊派探偵 唯我くん、妄想を喰らう、GUN OUT
読まなかった作品:なし
絵が古いと思った作品:歪の然



今回もアンケは切手不要
だからみんな出したよな?

全体的な印象としては、悪くはないですが良くもなかったといいましょうか
おかげで感想書くのが大変でした
いや大変なのは毎回なんですけど

今回もまた、前回と同様の問題に悩みました
SOUL CATCHER(S)を1位に書くのかどうかという問題です

結局書いたんですけど、それはやっぱり今度こそ読めなくなるかもしれないという消極的な部分が
大きかったりします

『リフレイン』を1位にするかとも思ったんですが…
悩んだ結果2位としました

『リフレイン』はそれくらいポテンシャルを秘めていた作品でした
おかげでアンケの最初の項目が軒並みこいつという

これはこれとして完結していたため、「シーアーク」ほどダントツで突き抜けていたわけではありませんが
投稿作としては段違いのレベルで、掲載歴のある他の新人さんたちよりも頭ひとつ抜けていた印象です


絵が古いと思った作品、という項目がまだあるんですね
前回だけかと思っていたら、これは次回も聞かれる項目なんでしょうか

とすると、ジャンプシステム変革の一端に繋がるかもしれない何か、なんですかね


巻頭カラー SOUL CATCHER(S)

明かされた金管陣営4人の過去
咲良と金井淵先輩の出会いから全てが始まっていたんですね

クズな音楽教室教師のために、若干の遠回りをした金井淵先輩
しかしその御蔭で咲良と出会って、紆余曲折の末にトロンボーンを始めるに至りました

ただそこに起こった不運な事故

互いに互いをかばおうとして、結果的には咲良が被害に遭うこととなり
おそらくはこの事故によって腕が動かなくなったのでしょう

頭も負傷したとかで共感覚も喪失したりしたんでしょうか


…ですが、これですべての筋が通ったなんてことはないですね

咲良は言っていました
「俺達がどう歩んで、どう間違ったのか」を話さなければならないと

とすれば、今回の内容までが「どう歩んできたか」の部分であり
「どう間違ったのか」が次回描かれる部分になると思われます

演奏中でも演奏以外でも、いつも自分たちの中心にいたムードメーカー咲良が
目の前で事故に遭い、決定的な後遺症を負ってしまったことを彼らはどう受け止めるのか

そして、どんな決断を下すのか

管崎先輩への共感覚移植もそこでは関わってくるでしょう

単純に考えられるのは、「俺がいなくても桜の音を出すつもりでいないと」という咲良の言葉に
突き飛ばしてしまったことと助けられてしまったことの負い目から拘り続ける金井淵先輩と
そんな哀しいことをやめさせたいと思いながらも事情を気持ちを知っているだけに止められないでいる3人
という構図なのですが…

導き手と演奏者、という意味で神峰と刻阪に対比されていることは容易にわかります
ここでの金井淵先輩は神峰を失った刻阪という言い換えることができるんですね
こんな感じで

そう考えると、金井淵先輩の心情もよくわかることであるでしょう

しかし、それを自ら「間違い」と言うほどのことがそこにあったのかどうか
咲良は事故により腕の機能と共感覚を失ってリハビリもままならず
その妹となる管崎先輩は発現した共感覚をコントロールできずに苦しめられて
そんな彼女を星合先輩は放っておけずにとにかく寄り添おうとしていて
そんな彼らを横目で見ながら、あえて何もしようとしていなかった川和先輩と
桜の音にこだわって見ないふりをしていた金井淵先輩

しかし、何の解決策もわからず見つからずに
ただ現状維持だけが最善の策だった彼らは、ゆるやかに最悪の結末へと向かっていた

互いが互いを大事にしているように見えて、なかなか噛み合っていないというのが
彼らの本当の姿だったのでしょうか

その歪な絆を一番太く持っている金井淵先輩
自分の知らないところで神峰と咲良が会って、あまつさえ事情を知ってしまったとなると
どんな反応を示すでしょうか

次回はそこにも注目ですね


リフレイン 北村光

アンケ2位には書きましたが、実質的には1位と言ってもいい作品です

とにかく雰囲気作りが秀逸に上手い

話の系統は、分類すればダークファンタジーのようになるでしょうか
しかしダークなのは最後だけで、途中までは正統派ファンタジーなんですよね

墓守と食屍鬼というありふれた素材を使いながら、それらはあくまで味付けに過ぎず
描きたかったのは人の孤独、愛情、温もり、悲哀

短いページの中に、確かに「生き様」が描かれていました

投稿作とは思えないほど洗練された画力に加えて
「普通の人間」を描ける描写力
必要なシーンをあますところなく盛り込める構成力
あまりにも高いレベルでまとまっています


墓守の女性と、墓参りに来た少年と
彼らには普通の人間としての感覚が確かにありました

食屍鬼に襲われそうになってた少年を墓守の仕事として助けた女性も
その戦闘で壊された両親の墓を建て直すために、若干脅迫しつつ協力を求める少年の腹黒さと愛情も

脅迫はしても女性の雑事の手伝いは進んで行う少年の素直さ
そんな少年の親の墓を暴くことを最後まで躊躇っていた女性の善性

食屍鬼となった母を討てずにいた女性の寂しさ
それを逃げと断じた少年の正論
その言葉におされて、相討ちとなりつつ母を討った女性の強さ

こうした「普通の人間っぽさ」があるから、最後の黒さが映えるんですね

食屍鬼となった女性を今度は墓守となった少年が討たないでいるという逆転
それは自分の親の墓を暴こうとした彼女に対する罰であると語られていますが
おそらくは母を討てなかった女性と同じく、孤独への恐怖ということも含まれているだろうことが
雰囲気のみで暗示されています

単純な退魔ものではない、「生き様」を描いたこの作品

ストーリーがこれ自体で完結してしまっているために、連載でどうとかするものではないのですが
投稿作でこのレベルなら他の作品でも大いに期待できると思われます

これはぜひ期待したい人が出てきましたね


ゲリラ食堂 市真時系

トレジャー出身の方です
レビュー記事はこちら

投稿作は、寿命をチップとするオリジナルの暗黒的ゲームの駆け引きを描いた邪道中の邪道と呼べる作品で
これだけの尖った資質がどんな風に進化していくのか期待していましたが…



どうしてこうなった



まさかのギャグ漫画だと?

しかも面白かっただと!?


これは予想外だったぜ…



画力の方はまだまだ向上が必要な段階ですが、間のとり方や展開の畳み掛け方などは
非常に上手いと言えます

どちらもギャグ漫画には必要な要素なので、そこが高いのはいいことなんですけど

ホントにどうしてこうなった


でも世界観は深められそうですね

これがストーリー漫画なら、ゲリラ的に急に現れる食堂に少しでも理由付けや根拠のようなものが
必要になってくるんですが、ギャグ漫画ならそれが不要になります

それでいて、ゲリラ的に現れるのは「食堂」だけではなく、たとえばゲリラ居酒屋とか
ゲリラ焼き肉とか、ゲリラゲーセンとか、ゲリラジムとかとにかく何だって使えそうです

もちろん、それをどうやったら面白くなるかを考えないといけないんですけど


食堂のお姉さんが割と美人だったのも好印象ですよね
いや、美人だったからというより、ずっと無表情でずっと品を出してきて
最後ににっこり笑ってくれた笑顔が何とも素敵でした

おかげで読後感が爽やかで爽やかで

尖った資質とギャグ漫画の相性って実はいいのか?とか思ってしまいましたが…
結論を出すにはまだ早いでしょうから、市真先生の次の作品に期待ですね


便利屋シロクロ 熊田拓也

こちらもトレジャー出身の方
NEXT掲載は2度目となりますかね

投稿作の頃から「マシン」とか「ロボット」とかを中心にした設定を考える方で
今回も、生身を改造することが普通になった世界観での話となっています


…が、そのおかげで世界観の作り込みの浅さと
「描かれるべきもの」が軽くなっているような気がします


前回のヒロインは、最初ダルマ状態で登場してきて
クライマックスで身体の修理と交換をされた結果、凛とした全身でお目見えしていましたが

今回は、まさかの顔なしの状態で登場して
ラストに顔を取り戻して、取り戻したその顔でニッコリ笑うという展開となりました

いや流石にそれは…


前回の時も、「マイナスの状態からヒロインがスタートする」というのがダルマ状態だったことに
ちょっと引っかかりを覚えましたが、今回はさらにその上をいってくれました

顔がないって、のっぺらぼうじゃないんですよ
首から上がないんですよ

首から上がない、身体だけのキャラが、便利屋をやってる主人公の元へ
「私の顔を取り戻してください」って依頼に来るんですよ

まずどうやって喋ってんだよ…

そしてどこでどう考えてるんだよ感じてるんだよ…

長く続いた戦争によって発達した技術のために、身体の改造が普通になったという世界観はいいんですけど
それで身体を改造した結果、首から上がなくても普通に生きてるというのはあまりにも
おぞましさがあります

何というか、人間の領域を超えてる気がするんですよね

それはもう改造じゃないだろ、と

機械化の方面ばかり追求しているために、「人間」がいなくなってるように感じます

いや、首がなくても腕がなくても、作中での彼らの感覚や感情というのは確かに存在していますから
そういう意味では人間っぽいのかもしれませんが

しかし、機械だって感情を持ったりするぜという作品も普通にある昨今
頭も身体も機械化することが普通になった世界の中で、「彼らが人間であること」を表現するのは
果たして感情だけなのかと思ってしまうんですね

熊田先生は完全にマシンばっかり描きたいわけじゃないと思うんです
そうでなければ、前作も今作も「人間が身体を改造することが普通になった世界」という設定は持ってきません
単純に、人間が滅びた世界で、残ってたロボたちが何やら動き出してそのうち知性を持ち始めて
感情を持ち始めて…みたいなことでもいいわけですから

それはすなわち機械の人間化ですけど、熊田先生が描こうとしているのは人間の機械化

ならば、機械化をより鮮明にするためにも「人間」としての部分をもっと浮かび上がらせることは
どうしても必要なことではないかと思います



…と、ここまで書いて
熊田先生が佳作を受賞したトレジャー投稿作は、「機械の人間化」だったかもしれないことに気がつきました

両方共を描いてみた上で、そのバランスやベクトルを模索しているのだとしたら
次の作品にも期待できるかもしれないですね


妄想を喰らう 原作川澄浩平 漫画若尾和洋

読みにくかった作品とした1つ

もちろん理由は妄想バクの設定が今ひとつわかりにくかったからですね

3回読んで、妄想獏が妄想を食う→妄想があまりに濃いと獏が吐き出してしまう
→吐き出された妄想は現実化する、みたいなことかなというところまで掴めました

でもほんとに現実になってるんじゃなくて、妄想者が倒れたらor壊れたら全部消えるんですね

でも妄想から生まれてきたドラゴンは急に「こいつにはもう価値はない!」とかいきなり言い出すし
妄想生物が妄想者に謀反したのかと思ったんですけど全然そんなことでもありませんでした

結局何が何だったんだ…


あと、女刑事のキャラがよくわからない…


設定の詰めがまだまだ浅かったと言えばいいんでしょうか
わかりにくさばかりが先に来てましたね


大量殺人光線武田 原作山本広大 漫画河田悠冶

「『スモーキーB.B.』の河田先生が」って別に大した宣伝文句になってないと思う件>裏表紙

ストキンでの受賞作が実際にマンガ化になったようです
タイトルと主人公の見た目から、殺伐とした話なのかと思っていたら
全然そんなことはありませんでした

おかげで、ジャンプで連載を読んでみたい作品に書いちゃうことに
いや、メアリのロボットとかネジヤマさんとかその辺りの系統と似ているようで似ていない気がして
若干の変化球込みの雰囲気が「ジャンプの日常系」的な感じにいけるんじゃないかと思ったんですよね

柔和寄りな河田先生の作画も割とマッチしてましたし


特に盛り上げ場も見開きも事件もなく、話自体は淡々と進んでいきます
しかしそれが飽きを誘うようにはなっていないんですよね

厳密にはヒロインの少女が不良に絡まれるというベタな事件はあるんですけど
「もちろん主人公が助けに来るんだろ」というのが安心感のように存在していて
読者としてはそこでの「どうして」とか、「主人公が何を言うのか」というところに
気がいってしまうために、ベタな展開による嫌悪感のようなものは一切ないのです

その上で、不良を「顔で倒す」ほどの強面が少女に見せる自然な笑顔が何ともきれいで
それもまた、2人の今後への安心感を生んでいて、なかなかいい読後感となっていました

物語的な起伏には欠けるでしょうが、こういう作品が連載にあってもいいかなーとか思ってしまいました


独尊派探偵 唯我くん 新崎友斗

俺が感想書きにくいタイプのギャグ漫画だ…

そして俺が読みにくいと思うタイプのギャグ漫画だ…


8割以上をギャグに中心置きながら、ストーリー仕立てっぽくもしているために
却ってわけの分からなさが強調されまくっているという感じ

理不尽さはギャグ漫画の常套手段ですが、ちょっと俺には合わなかったというか
決め台詞の意味不明さも然りです


あと決定的だと思うんですけど、ツッコミの仕方にセンスが無いような
ボケを活かすも殺すもツッコミ次第とは俺でも知っていることですけど
この作品の場合は、面白く感じさせるツッコミにはなってないように感じました


ラジコメ! 南野剛

深夜ラジオ番組へのネタ投稿を題材にしたラブコメ
ラジオでのラブコメだからラジコメなんですね

画力は高いですね
特に女の子のほうがうまく描けているのは非常にベネ

しかし話のほうは…

これ今の読者にどれくらい親しみというか馴染みのあるものなんでしょうね

だいぶ前にはラジオへのネタ投稿を題材にした作品は割とあった気がするんですけど
最近だとどうなんでしょう

ラジオ自体聞く人が減ってそうな中で、ジャンプの主要読者にどれくらいラジオ聞いてる人がいるでしょうか
小中学生はもちろん、大きなお友達もラジオ聞いてる人は少ないような気がしますが…

それでもテーマに選んだことからすると、作者はラジオ好きなのかもしれませんが
作品からそれがにじみ出ていたかというとそうでもないような

画力はある人だと思うのでラブコメは合ってると思いますが、題材が問題だったですかね


袋とじ

ジュウドウズ

第1話の裏エピソードでメタネタ
コスプレを見て、キャラが実在したと思い込む華

要するに田舎者的な雰囲気を出そうとしたんですかね

赤司様とか言ってるママベアーにやや萌え


Sporting Salt

医学マンガというところで番外編でも豆知識的な話

とりあえず何か作画が荒いな…
連載しながらの番外編が大変だろうというのは分かるんですが

通常の連載ページも結構背景が無かったりすることを思うと
この番外編も相当大変だったのだろうかと思ってしまいます


ハイファイクラスタ

うーむ…

キャラたちに好感がない状態での日常風景な番外編がこんなにも空気だとは…

キャラが定着してないんだからこういうところで掘り下げようとしてみればいいのに
いや、キャラが定着してないからこそ日常風景だったのか?


魔物鑑定士バビロ

お…?

何か今回は読みやすかったですよ
意外でしたけど

理由はきっと、魔物鑑定士というものについてようやく中身が触れられたことと
アイテムの使用がちゃんとしていたからでしょう

いや、魔物鑑定士の中身の方については
説明された内容に納得いったわけではないんですけども

でもアイテムの使用がちゃんとしていたのが何より良かったですね
変な副作用があるのでもなく、破滅的な結果になるのでもなく

副作用というか、致命的な欠点のようなものはあったんですかね
だから前の依頼人は殺されたということでしょうか
本心を映すシートを見ていても、悪意もなく無表情のまま近づいてくる奴は防げないというのが
欠点になるのかな


「バビロは俺を守ろうとしていたのだと」とは、今回のことではなく
何かこれから起こる大きな出来事を指してのことでしょうか


3回目にしてようやく普通に読めたので、やっと普通に次回を気にすることができるようになりました
わかりにくいという感想は俺だけじゃなかっただろうと思いますけど
そのおかげでちょっと方針転換したんですかね


ポンコツ勇者にバラードを 高杉子爵

トレジャー受賞作がそのまま掲載デビュー作となった本作

読後感のよさがほとんどすべて持って行っちゃった感じですね

勇者になるのに必要な2つのもの
強力な魔力と高潔な魂

強力な魔力はわかりやすく描けるものですが、じゃあ高潔な魂ってのは何だと思ったら
この作品ではラストのページのラストのコマで、確かに示されていました

それは、親父の背中


高潔な魂を表現するものとして「親父の背中」を持ってくるセンスは素晴らしいですね
どうして親父の背中が高潔な魂になるのかは言うまでもないことでしょうし
また語ることでもないのでここでは書きませんが

親父の背中で締めくくられたラストページが、あまりにも心地よい読後感を醸し出しているんですね
他のシーンではこうはいかなかったでしょう

ヤマ場となる事件の中で、ちゃんと親父の戦いぶりも描かれていることから
その背中に高潔な魂を見る主人公の気持ちもよく分かる構成になっていて

このラストのコマが作者の一番描きたかったシーンじゃないかと思うくらいの出来でした


全体的な構成や演出力はまずまずといったところでしょうか
飛び抜けたものを感じたわけではありませんでしたが、センスには光を感じましたね


磯部磯兵衛物語 〜母上もつらいよ〜

脇キャラたちを主役にした番外編もとうとう母上まで来ました

この作品における最強キャラの1人母上
1日に何回も次元を歪めるとか完全に能力者の域ww


忍者学校逝ってたのかよw
初日の午前中にマスターして二日目には教える側とかインフレどころじゃねえwwww

これだけの最強ぶりを見せられると、次はもう1人の最強キャラ・先生を見たくなるのである


「先生もつらいよ」はホントにつらいと思うしなw
主に磯兵衛のせいでw


D/A/D 永田光起

センターカラーとは結構期待された作品でしょうか

でも画力が足りてないなー

化け物と戦う女子を描きたいという気持ちは全力で支援したいものではありますが
なんといっても線が粗い


先に丸みがなく、主人公もヒロインも同じような線で描かれているために
どちらも荒っぽく見えてしまっています

これはもったいないなー

ところどころはうまく描けてるだけに、もったいない


描きたいものに追い付いていない画力のために、巨乳で口が悪くて戦闘力高いという
夜一さんみたいなヒロインの魅力も減じてしまっていますね

サラシでツンデレという属性まで持っているというのにこれももったいない…


だからもう1度読み切りでとしてみました
描きたいものを描くに足るだけの画力を身につけた上で、もう1度この作品を読んでみたいですね


歪の然 小倉孝俊

要するに学園退魔ものですね、これは
いや学園はたまたま今回の舞台だっただけか

アンケでは、読みにくい、絵が古いというネガティブな評価をした作品ですけども
この作品も画力が足りていないんです

その足りてなさが古臭さを感じさせてくれています

何か無駄に濃いんですよ
全体的な線はやたらと太く、ベタの使い方が単純で
何というか、どっぷりした感じがあるんです

絵柄からはそんな濃さを感じるのに、登場するキャラたちは割とライトなノリというズレ
ギャップといえば聞こえはいいですけど、この作品の場合はどっちかというと不自然に近いです

退魔ものとしても、どこかに新しさがあったわけでもなく
テンプレの範囲に収まっています

ラストに主人公の記憶が周囲から消えているのもお約束ですが、ヒロインから消えていないのはなんでなんだぜ?
そして「記念にだって」とボルトを渡してくれた女子は、誰からそれをもらったんだぜ?
ラストでも違和感を残してくれたおかげで、せっかくの締めに浸れなかったんだぜ…


GUN OUT 辻夕日郎

これも読みにくかった作品としてました
理由は、宇宙とガンマンという要素がなかなかに噛み合っていなかったからですね

無関係のように思える2つを組み合わせてみるのは斬新さを生み出す方法の1つですが
この作品の場合はそれに成功しているとは言い難いでしょう

冒頭のナレーションは、音の数に注意したようになっていて
導入としては悪くなかったんですが、ただそれだけでした


その後は、たぶんワイルドなつもりで描かれているんだろうなという主人公と
クールな少女の2人がやらかす騒ぎが展開していきますが

宇宙とガンマンという要素はただそれぞれがそれぞれとして在るだけで
関係してもいないし絡まってもいないんですよね

テーマとなっている部分の消化不良

あと画力


これらのためにどうしても粗く見えてしまって読みづらいと感じてしまいました


Metal Steamer 天塚啓示

トレジャー受賞作がそのまま掲載となった作品ですね

だから仕方なかったんでしょうか編集部

思いっきりかぶってる作品が本誌で現在人気沸騰中で連載中なんですけども


主人公が最初から能力者とか違いはあるようですが

起承転結は割としっかりしているだけに、題材のかぶりがもったいないですね
ていうか他にもどっかで似た作品を見た気がするんですけど
流行ってるのか?


べるぜバブ 番外編

アスランとか懐かしすぎるだろ…

描くに描けなかった作者の内なる声も途中で説明されていましたけども
伏線的なものを回収しようとするなら、もっと他にやることあるだろー

三角関係とか三角関係とか三角関係とか

古市×ラミアというカップリングは連載されていた頃から取り沙汰されていましたけども
今回のこれですっかり公式な感じになったわけですね

よし
そしたらあとはっきりさせておくべきところはわかってますよね田村先生?


COMMENT▼

No Subject

個人ランキング。
1位:リフレイン
2位:便利屋シロクロ D/A/D
4位:大量殺人光線武田 Metal Steamer ラジコメ!

ソルキャ。ホント、この展開を描くまで何でジャンプ編集部は待たなかったのか…

リフレイン。繰り返しと云う意味のこの英単語のタイトルが何を意味するのかが楽しみでした。
「想像以上でした」
新人でここまで「人」を描ききるとは…末恐ろしいと思います。期待どころの話ではない。
この少年の後も繰り返されるのか?読後の空想まで満たされてしまいました。

ゲリラ食堂。画力さえ上げれば本誌で連載できるネタですコレはw
誰のどんな状況で「ゲリラ」するか?ダイエッターとか特訓中のスポーツ特待生とか面白そう。

便利屋シロクロ。過去作から技術全般が全体的にレベルアップしています。
私はそんなに人間性が消えている感じはしませんでした。確かに過去作の方が明らかにありますが。
この少し飛び抜けた感じは個性と私は思ってます。

大量殺人光線武田。ベタですけど面白かった。そしてエンジェル伝説思い出したw

ラジコメ。何を仰る兎さん、今TV離れてラジオリスナー増加していますよ(^-^)
まあジャンプ読者にどれだけいるかは分かりませんが決して少なくないと思います。
技術面も良いと私も思いますので次回作に期待ですね。

磯部番外編。母上が最強過ぎて本誌含めて一番肌に馴染みましたwww
ホント母上「甘やかしすぎだよ!!w」

D/A/D。そんなに荒いですかね?私はこのままで連載いけるくらいに感じてるんですが…
今号にリフレインが無かったらコレが1位です。私はそれくらい推し推しです。
何より「お菊が可愛い」www

Metal Steamer。題材被っちゃってますねぇ。でもそこに目を瞑れば将来性あります。
次回作に期待!

総評として、NEXTとして大変良い号でした。良すぎず悪すぎずなバランスがやっぱベスト。

Re: No Subject

リフレインは凄まじいレベルでしたねえ。
投稿作でこんなの持ってくるとか信じられないですよ。

>便利屋シロクロ
個性ですか。ネガティブなイメージを持った俺には
そうした捉え方は今のところできなんですけども…

受け取られ方が許容範囲の違いによるものなら、変に矯正しようとしたりせずに
突っ走ってもいいかもしれませんね。

>ラジコメ
ありゃ、そうなんですか。ラジオ人口増えてるんですね。
それならこの題材もいいと思います。

>D/A/D
感覚の違いですかね。粗く感じました。
雑という意味ではなくて、ざらついてるという意味なんですが。

拙さではなく、設定やキャラの持つ雰囲気にもうちょっと作画を合わせられそうな感じというか。
お菊が可愛いのはもちろんなんですが、まだ可愛く描けるキャラですよこの娘は。
その辺の残念さが粗さの正体だと思います。


ダントツに飛び抜けた作品がないかわりに、明らかな問題作もなかった今回はいい号でしたね。
良すぎず悪すぎずが、それなりのレベルに集中してのものでしたから
新人さんたちの実力が全体として上がってきていると考えることができるでしょうか。

今回出遅れましたが、感想を書きます。
アンケは1ソルキャ2武田3磯辺

リフレインは全体的に良くできていました。しかし、連載となると厳しいんじゃないかと思います。
ラストがあの終わり方とわかっていな
がらだとなおさら…。
※読み切りとしての完成度は高いです。

作品の感想はソウルキャッチャーズのみです。

op.58 ラストメロディ

長くなるとアレなのでなるべくシンプルにまとめてみます。

金井淵先輩はピアノが楽しくてコンクールに出ていたのにいつの間にか楽しむためでなく勝つための音楽を目指してしまっていた。反面咲良は勝つためよりも楽しむ演奏をしていた。そこで2人のピアノの実力の差が出てしまったのでしょう。

この話では名言されていませんが、金井淵先輩は絶対音感を持っているようです。だからこそお手本の完コピが出来たのだと思います。
ちょっと悲しいなと感じたのが彼がコンクールでは万年3位だったことです。
はじめは笑顔だったトロフィーを持った写真も年を経るにつれ笑顔ではなくなる。ピアノの才能が自分には無いのではないか…。
ピアノも管楽器も未経験ですが、なんとなくその焦りがわかるような気がしました。

伊調剛鍵が開催するソロコンクールにて咲良は金井淵との演奏に桜の匂いを感じますが、もしかしたら桜の音は嗅覚だけでなく視覚でも体験できる可能性もあるのではないかと思います。
舞い散る桜のイメージ。
虹の音と似ている気がします。

事故のことは金井淵先輩が勇気を出せるかにかかっていると思います。

Re: タイトルなし

リフレインは完全に読切として完成しているものですよね。
この作品を連載でやっていくことは相当に難しいでしょう。


金井淵先輩って絶対音感あるんですかね?
単純に音感がよさそうというだけで、私はそこまでは感じ取れませんでしたが…
持ってるなら、共感覚とともに同じく絶対音感な伊調への対抗が可能な人になるんでしょうか。
伊調に「お前の指揮が一番無い」と言ったのは同じ特質を持っていたから?とか
深読みも出来そうです。

金井淵先輩の勇気。
おそらく、演奏中に突然停電したかのように暗くなる心象はそこに原因があるんでしょうね。
咲良の不要を証明する桜の音を実は出したくない恐怖なのか、あるいは身代わりにしてしまったという
負い目なのか。
どうしてもそんな類の感情がよぎってしまうせいで停電しているのでしょうね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼

http://sclpsn.blog.fc2.com/tb.php/853-c4699230

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

カレンダー+最終更新日

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

新着記事+関連エントリー

人気&オススメ記事1

タグクラウドとサーチ

プロフィール

rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

RSS リーダー

月別記事アーカイブ

マンガ・アニメ系サイトリンク集

以下のリンクから他にもマンガやアニメについて記事のあるサイトをご覧頂けます。

○ブログランキング集

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ

○姉妹サイト
ジャンプマンガの描き方教えます
○アンテナサイト
ジャンプ感想サイト更新チェック

○マンガが読めるサイト
ジャンプトレジャー新人漫画賞受賞作品一覧
絶版マンガ図書館

○マンガ・アニメ感想考察系サイト
(更新停止)
たらさいと
アスまんが
アニメな日々、漫画な月日
ゆめかたつの曲解的漫画考
つながりこそがせかいをつくる
現実逃避
 ┗サイト紹介
あまぐりころころ
働いて飯を食いジャンプを読む、ついでに漫画やアニメも見る

○毎週ジャンプ感想を読ませてもらっているサイト
決闘王F.Kのブログ
君と僕の歌う詩
楽しければよかろうのブログ
北区の帰宅部
 ┗サイト紹介

○マンガ作者サイト
内水庵
おさむ日誌(休止中)

最新画像一覧

カウンター