社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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食戟のソーマの画力を再認識した2014年週刊少年ジャンプ46号感想

2014年週刊少年ジャンプ46号感想

お待たせしましたー
長くなったおかげで予定より遅くなりました


今週のアンケ順
僕のヒーローアカデミア
ワールドトリガー
火ノ丸相撲


その他
・アンケート裏面
・ONE PIECE
・暗殺教室
・ジュウドウズ
・食戟のソーマ
・ニセコイ
・ハイファイクラスタ
・Sporting Salt
・斉木楠雄のΨ難
・磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~
・三ツ首コンドル
・ヨアケモノ


アンケート裏面

絵柄に関する質問がありました
作画の方面で何か探ろうとしているんですかね

俺の回答はこんな感じでした

人物の絵柄が好きな作品:食戟のソーマ、ニセコイ、ワールドトリガー
人物の絵柄が嫌いな作品:NARUTO−ナルト−、ハイファイクラスタ
人物の絵柄が「新しい」と思う作品:磯部磯兵衛物語、ハイキュー!!、火ノ丸相撲
人物の絵柄が「古い」と思う作品:なし、というかよくわからない
ページが見やすい絵の作品:食戟のソーマ、暗殺教室、火ノ丸相撲
ページが見づらい絵の作品:ハイファイクラスタ、ヨアケモノ


人物の絵柄が好きな作品とは、まあ基本的には画力のある作品になるわけですが
それでいくと食戟のソーマはダントツですよね
現在の連載陣の中でもtosh先生の画力はトップクラスではないでしょうか

ニセコイは、人物という点では結構高いレベルにあるかと思います
古味先生の作品は「キャラたちが活き活きしている」ことが魅力の1つで
ラブコメであるこの作品はそれが遺憾なく発揮されていますからね

ワールドトリガーについては、先週のアレもあって、やっぱりちゃんとしてるほうが
好きだなあと思ったのが正直なところ
もともと画力も低い方ではありませんでしたが、低年齢向けだった前作のリリエンタールに比べて
線の強弱が使い分けられるようになった今作では、全体的なメリハリがはっきりしているように感じています

逆に人物の絵柄が嫌いな作品というのは、タッチが特徴的すぎるというのが1番ですね
NARUTO−ナルト−はまさにそれ
荒木先生ほどではないにしろ、岸本先生のタッチも独特なもので
なんというか「白くて厚い」印象を持っています
あと、エロさはあんまり感じない…

ハイファイクラスタは単純に見づらいという理由で書きました
デビュー作なので仕方ないんでしょうけれども、線が太くてコマ内が不自然なんです

人物の絵柄が「新しい」か「古い」かというのは悩みましたね
新しいというところではまず磯兵衛は外せないと思うのですが、「古い」ほうはどういったことを
古いと指すのかが自分ではわからずに、解答欄には「?」と書かざるを得ませんでした

ハイキュー!!が絵柄新しいに書いてるのは、古舘先生のどっしりしたタッチを捉えてのものです
怪談話によく合ってた絵でスポーツをやるのがどうかと思ったのが、逆にすごく安定感のある印象に
仕上がっています

火ノ丸相撲は明快なコンセプトのもとに描かれているから、ですね
すなわち力士の肉体をまざまざと描くために、荒々しく猛々しいイメージがメインとなっているのが
今までなかったことかなと

ページが見やすい作品
これは画力に加えて構成も関わってくる部分でしょうが、1番はやはりトップクラスの画力を持つ
食戟のソーマでしょう

その次に暗殺教室としたのは、マンガのエンターテインメント性を自覚し追求する松井先生のコマ割りや
話作りが、それでもちゃんと読みやすい範囲に収まっていると思うからです

前作のネウロでもそうでしたが、ナナメにコマを割ったりするのは基本中の基本で
キャラの立っている位置を変則にしたり、コマの枠線までも演出に利用していたりなど
色々な試みがありました

それがうまいこといっていると思うための2番目です

火ノ丸相撲を書いた理由はまあほとんど上記のとおりですかね
男っぽさを中心にした作画が、それでも見づらいことなんてないこと
迫力と存在感を出すための大ゴマの使用もしっかりハマっていますしね

見づらい作品の1番はここでもハイファイクラスタにしました
人物もそうですけど、全体的にごちゃごちゃしている印象がどうしてもあります
ヨアケモノも同じ理由です

ただこれは、共に連載デビュー作での話なので
これからいくらでも改善していくことが出来る部分と思います


僕のヒーローアカデミア

「知るか!!」があまりにも熱すぎて
相澤先生があまりにもカッコよくて
やるべきことに辿り着くまでの出久の思考経緯があまりにも感情の没入を誘っていて

跳ね上がった緊張感が主人公とそのクラスメイトたちへの期待感にも繋がって
それはもう見事な回でした

こりゃあすごいですな


ところで今週の展開を読んで改めて不思議に思ったんですけど
敵とヒーローの違いって描かれたことありましたっけ

敵だって個性を持ってる
この世界じゃそれはもちろんそうなんでしょうけども

じゃあ敵かヒーローかって呼ばれる違いは、その個性を使ってやるのが
悪事か善行かってことなんでしょうか

こんなことを考えるのは、ヒーローとは悪役がいるからヒーローであるという哲学的な部分に
関わってしまうので自分でもどうかとは思うのですが


ワールドトリガー

騙し騙しとかじゃなくて、いっそ1週でも2週でも休んでください…>巻末コメント

かろうじて?かどうかわかりませんが、今週はしっかり完成原稿が載っていました


半分ずつに切断されてしまったレプリカ先生
オサムが抱えて走ってますけど、切られた片方しか持ってるように見えないな…
隙がなかったせいでもう片方はそのままなのかな?


でも何とか生きてたレプリカ先生
予備システムでどうにか動いてるそうです

それでもワープのマーカーを外して、基地入口の解析もまだ続けてるとは
高性能だな

いや、小型の方が1回やられてるから解析作業は今止まってるのか
20秒とはその残りの解析を行う時間ですかね


星の杖と戦う空閑の方もいよいよ大詰めでした
コミックスによれば、空閑や迅でも勝てそうにない奴を出そうということでやって来たのが
このヴィザだったそうですが

今まで実力的な印象が結構上の方にあった空閑が、さらに強い敵に苦戦しながら
それでも見苦しく焦ったりすることなく戦っているのはなかなかに見応えがあります

年齢を経た実戦の経験は、明らかに自分のほうが劣ることを自覚した空閑
しかし「勝ち目が薄いからって逃げる訳にはいかない」からこそ
「技術とか経験とかとは違うとこ」で勝負をかける

それをヴィザは気迫と解釈しましたが、実際にはそれよりもさらに強い「覚悟」でした

トリオン体すらも囮にして、生身で懐に飛び込み一撃をぶち込む
今まで、トリオン体にならずとも指輪の黒トリガーを発動するシーンは何度かありましたが
それを伏線として利用した形ですね

他のトリガーは、起動と同時に全身もトリオン体に換装されて
トリオン体が解除されれば武器の発動もできなくなるのでしょう
体を維持できるトリオン量が残っていてこその武器化ということなんでしょうね

しかし、空閑はそもそも生身の状態でも体のほとんどがトリオンで賄われている状態
だからトリオン体にならずとも発動できるのではないかという推測ができるわけですが

でもそうすると、1度死んだ肉体を補完しているトリオンを消費しちゃうんじゃないかという心配が
あるんですよね
ただでさえ成長しないトリオン混じりの肉体が、さらに小さくなってしまうんじゃないかと
そしてそれは、肉体の死が早まることを意味するはずで

あるいはそこまで踏まえての「覚悟」ということなのでしょうか
将来を少し犠牲にしてでも今この時必ず勝つという決意

「いきざま」とルビの振られたアオリはそういうことなのかもしれません


今週は未来の分岐点までの残り時間が示されませんでした
先週の時点で1分切っていた残り時間

今週は何秒経過しているのでしょう
そして基地の入口を開けるのに必要な20秒とは、その時間内のものなのかそれとも過ぎるものなのか
「1つ提案がある」という伏線も含めて、いよいよ大規模侵攻編も終幕に近づいているでしょうか


火ノ丸相撲

主人公と同じ欠点を抱えつつ、違う答えを見つけて同じ頂を目指す者

何だこの王道的ライバルは…

盛り上がりが半端ないじゃないか!


ワンピの次に読んで、これが今週の1位だろとか思ったら
ヒロアカで「んん?こっちか?」と思って
ワールドトリガーで「やっぱこっちか?」と思って悩んだという
後はソーマも地味に3位くらいになるかー?と思ったり…

いいわーアンケの順位に迷えるっていいわー
むしろもっと悩みたいわー



…すみません
取り乱しました


部長もやってきて、女記者とともに解説役を務めてくれました
だからこそよくわかるその取り口の意味

同じ体格で同じ壁にぶつかって、異なる答えを出した2人
その2人が激突するとなれば、これが盛り上がらないはずがありません

鬼丸殺しをあっさり倒すこととは違って、壁にぶつかった過去に1つのケリをつけることに繋がるこの一戦
楽しみにしましょう


ONE PIECE

ローの回想の中で、夢の形でドフラミンゴの過去も少し描かれました
天竜人の地位を捨てた一家に起きたある意味では当然の悲劇

人間宣言とかまた反応する人が多いような表現をするもんだ…

天竜人には珍しい考え方をする人だったようですが、それならなんで
ドフラミンゴはザ・天竜人のように育ってたんでしょうね
最初は天竜人としての教育をしてたってことか?

地に降りたら「天竜人」に対する一般人の恨み辛みを一気に受ける
今まで描かれた天竜人の行為を踏まえると、これも仕方のないことです

結局、彼ら一家は最悪の結果を辿ることになった、と

ただ、ドフラミンゴの弟がロシナンテと呼ばれていたのが気になるところですね
尾田先生それも伏線のつもりでこの一連の回想をここに挟んだんでしょうか

ロシナンテと呼ばれていたドフラミンゴの兄弟
現在はコラソンと名乗っている弟
「3代目コラソン」になる可能性のあったロー

じゃあ今回想に登場しているコラソンとは2代目なんでしょうかね
初代がロシナンテか?


…なんてことを考えながら読んでいたら、ラストにどえらいことが明かされていました

ローもDの名を持っていた…だと…?!


まさか過ぎるだろ…


いや、かつての彼のセリフ「Dはまた必ず嵐を呼ぶ」というものから
ローもDではないかという説を持ってた人はいたみたいですが

マジか


「また」ということは少なくとも1度は何か起こっていることになり
隠蔽されたか公開されているかは知りませんが、ローはそれを知っていることになります
果たしてそれは回想のこの後に起こることなのでしょうか

しかし、1つ明かされたと思ったら新たに増える伏線
「ワーテル」という忌み名の意味
これは今まで出てきたことのなかったものですね

ローの名前が明かされたことによって動き出す何か
実は喋れたコラソンが語るDとドフラミンゴの関係

ドフラミンゴも実は「D・フラミンゴ」じゃないかという説があるみたいですけど
今週出てきた親父の名前を見る限り違うんかな?


暗殺教室

神崎さんにあーんってやってもらいてえ…

今週は進路の話でした
中学3年生の彼らは当然ながら進路についても考えなければいけません

渚の志望校を「女子校」に限定する中村さんはよくわかってますな
「とれる所」への卒業旅行を提案するカルマくんはマジ鬼畜w

暗殺を狙いながら躱しながらの進路面談
こんな騒々しい面談もないなw


迷っていたからか、視点キャラだからか
面談の順番が一番最後となった渚

周りの大人達はすでに認識していた彼の資質を本人もとうとう自覚しました

仮にもプロであるビッチ先生の背後に回って首に手を伸ばしたのに全く気にもされないシーンは
彼のその資質を示すと同時に、ビッチ先生の「普通化」をも示すものだと解釈できますが…

渚のこの迷いは、幼い時分に暗殺者の影響を受けたという死神と重なるものですね
すでに先週の時点からそれを指摘している人はいましたが、こんなにも早く描いてくるとは


しかし、死神と違うのは「周りの環境」はしっかりしているということ
導く大人も支える友人も、この教室にはちゃんといるんですよね

殺せんせーも驚いているような驚いていないような微妙な表情をしていますが
「早くも自覚したのか」というのが驚きで、「迷っているんですね」というのが驚いていない部分でしょうか

この迷いにはそのうちぶつかるだろうことは想定されていたと思われる大人の話にちょっと期待
殺せんせーもですが、烏間先生も何を言ってくれるでしょう


ジュウドウズ

宣言通り腕一本で勝っちゃいました
それでもインフレらしいインフレとは感じないところが上手いですね

札の枚数は暫定1位になったわけですが、左腕が使えなくなってることは変わりありません
今回の勝ちは、敵の弱点がたまたま腕一本でもどうにかなるものだったということで
相性の問題と考えられます

さすがにどんな奴でも腕一本で勝てるわけはないでしょうし、折れた腕がそんな早く治る作品でも
ないと思うので、インフレ感はそこまではないですね


ただとりあえずは、漆黒の女子高生に色々と期待したいのである


食戟のソーマ

葉山アキラ対黒木場リョウ
試合開始

主人公の登場しない試合でありながら、しかし盛り上がり方は劣っていないようです
作中における2人の実力の格がしっかり出来上がっているからですよね

そしてこの2人もまた、対比的な意味をどうやら持っているようです

ともに試合前の仕上げの様子が描かれ、
片や相方の女性に励まされ、もう片方はいつものように勝負を挑む

片や大鷲に喩えられ、片や猛虎に比される

モブが葉山を持ち上げて負けフラグっぽいものを醸しだしたかと思えば
「負けるほうが難しい」とか「奏でろ」とか葉山自身が自らを格上げしておく

展開自体は早そうですが、密度は高そうです
同じ実力者同士であったはずの葉山対緋沙子ちゃんの盛り上がりとは別格ですな

ラストページの葉山の表情がまたキマってるんですよ

まるで何かを企んでいるかのようなニヤけ方の口元と目元
ただ悪そうには全く見えず、むしろこれは、自分で作った品がどこまで最高のものになるのか
自分で期待している顔です

バトルマンガに限らず、「勝負の場」ではよく描かれる絶対の自信を示す表情を
これほどまでに絶妙な具合に描けるというのはなかなかないことでしょう

やはり、人物の絵柄においてはtosh先生の実力は凄まじいものがありますなあ


…で、そんな横でさりげなくラブコメ的なふいんきも盛り上げておくという巧妙さ

先週美作に勝って宣戦布告しに行った勢いで、ちゃっかりえりな様と同じイスに座って
観戦を始めた創真
…が気になって仕方ない肉魅と、不安げな田所さん

それだけでも充分だったんですけど、アリス嬢まで来てくれました
さすがにアリス嬢が創真に惚れちゃう展開はないでしょうけど
ナチュラルに隣りに座っちゃうという距離感の近さはとってもいいと思います
おかげで微妙に離れて座っていたえりな様と創真の距離まで近くなっちゃいました

薙切の2人を両側にともなって、思いがけず両手に花状態の創真
何やってんだw

えりな様が、「君程度の料理人が」と喚き散らして創真を追い出すことが出来なかったのは
先日のベストショット集で見た通り、不本意ながらも創真のことをそれなりに認めてしまったことに
あるでしょう

選抜決勝まで駒を進めてしまったという事実と、その調理に目を奪われてしまったという感覚
それがあるからきっと、えりな様は何も言えなかったのです
もちろん、騒いだりするのが下品だと思ったこともあるかもしれませんが…

嫌い嫌いは好きの裏返し
ただそれは先日少しだけ再び裏返りました

だからえりな様はちょっとだけ創真に強く出れなくなった

地味ですが、2人の関係の変化を示す大事な部分ですね


ニセコイ

OVAの宣伝コラがほんと上手いなw

昨日のジャンププラスに更新されたニセコイの番外編は、これのことだったんですね
ジャンプ買うより先に番外編の方を見たせいで分けがわかりませんでしたw

今週はマリーのターン

遺言書から始まる1ページ目は割とビックリしましたが
無駄にミスリードしたかっただけですね

本当にサブタイが「ユイゴン」になる日は来るのだろうか…

コミックス6巻に収録されていたオマケでは、脚を震わせながらもヘビと接していたマリー
でも苦手を克服するには至っていなかったようです

ていうか克服しなくてもいいと思う

高校の飼育係でワニとかカピバラとかの世話なんかしないだろw

千棘は適応しすぎw
ワニ捕獲するくだりは完全にプロの手つきでした


ハムスターは意外と普通の動物が出てきたと思ったら、マリーはそれが一番苦手なやつだったという
子供を食べちゃうとかそんなことあるんですねハムスターって…
そら小学生時分とかに見たら戦慄しちゃうでしょう…

で、震えながらも触ってみたら袖から服の中に入っちゃうというToLOVEるが発生してしまいました

ワニを戻しに行ってた千棘を呼び戻すことなく取り出したということは、
楽はそれなりにマリーの体を弄ったようです

そんな楽よりも、思い出して恍惚になってるマリーのほうが変態っぽく見えるから困る

オチは、無駄に女子力のある楽が手作りでハムスターのぬいぐるみをあげておしまい
こういうフォローができることがラブコメ主人公の必須条件ですね

このぬいぐるみ、次回以降カバンについてたりとかベッドの上に置かれてたりとか
どっかに出てくることはあるんでしょうか


ハイファイクラスタ

当たってたwwwww


このクイズ的な部分だけはこのマンガの楽しみにできるかもしれませんな

言い換えれば他のところがどうにもこうにもにっちもさっちもなんですが

課のメンツを新キャラとして紹介していくことはいいんですけど
その方法が甘すぎるんですね

起こる事件が完全に能力紹介のためのそれになっていて、作者の都合感が全面に出ているんです
それでいて、キャラ自身もよくわからない奴で…

どうして適合してるのかが少しでも感じられないと、そのキャラに何も感じないんですよね
なぜならこの作品におけるキャラ紹介とは能力紹介とほとんど同じだからです

先週までのニュートンの人もそうでしたけど


能力の凄さばかりが強調されて、それ以外の性格的な部分はオマケ程度に描かれるのみ
これでは能力が凄いのか、それを使っているキャラが凄いのかよくわからないのです

いや、能力自体は偉人のそれですから凄いことは分かるんですけど
「なぜそれを使えるようになったか」というのがキャラ自体から感じられないんですね

これは、同じ特殊アイテムに適合するのでも
例えばD.Gray-manのイノセンスとは少し違うのです

偉人の才能を再現したもの、という設定なおかげで
特殊アイテムに若干の人間性が付与されてしまっているんですよね

伝説にしろ事実にしろ、人が実際に行使していた力と才能をもとにした特殊能力が
どうして「こいつ」に適合したのか
言い換えれば、その能力から醸し出される「人間性」がどうして「こいつ」を認めたのか

ラベルというもともとの設定と由来に加えて、能力ばかりを強調する新キャラ紹介の仕方のために
そこの不明瞭さが浮かび上がってしまうのです

同じように人間性が付与されていて、かつ適合することが必要な特殊アイテムとして
ワールトトリガーの黒トリガーがありますが
あちらは、逆に適合することの理由が不明瞭でも大丈夫なものなんですよね

1人の人間が命も含めた全てを注ぎ込んで作ったものだから、その人の感性が強く反映されているという黒トリガー
これは、特殊アイテムに人間性が付与されていることを全く自然なものとして感じさせる設定と由来です

だから、黒トリガーを起動できるかどうか=適合するかどうかの理由を明確にする必要がないんですね
もとになった人間がそいつに対して何を思っていたかとか、そういったことが適合の基準だとしたら
実際どうなのかは誰にもわからないからです


適合が必要な特殊アイテムとして、2つの先行事例となるイノセンスと黒トリガー
その中間といえば中間にあって、悪いところばかり目立たせてしまっているこの作品

能力とキャラの魅力とがしっかり結びついていないことには、行き先は空気マンガしかありませんが…


Sporting Salt

サイコメトラー現るw

いや、触れたんじゃなくて触れられたことで相手の状態を読み取ったということは
ニュータイプか


…という馬鹿な感想しか出てこない今回

スポーツ医学の観点から部活をどうこうしようという作品にあって
帰宅部のやつを取り上げるというのは変化球としていいと思うんです
そんで、どう見てもバトル系じゃない主人公がその帰宅部の不良キャラに挑戦的なのも
いいと思うんです

展開の流し方はそれなりに基本を踏まえているように感じるんですけども


…でも盛り上がらねえー


まだまだ作品に入り込めてないせいですかねえ


斉木楠雄のΨ難

金持ち坊っちゃん再び

あれからどういう扱いになっていたかと思ってましたが
不登校ということになっていたんですね

貴金属の光はわかりますが後光ってなんだw
単純に首の後にでっかいライトでもあるのか親父


負けたまんまは許さんと言われて登校してきた坊っちゃん
照橋さんへの執着が嘘のように消えていますが、これは展開の都合でしょうか
ていうか照橋さん自身も今回出てきてないし
同じクラスだよな?


読者イメージが現状最低なこいつと誰を絡ませるかと思ったら、燃堂でした

真性のバカ相手に金をチラつかせて迫る坊っちゃんとは斬新な構図だな

どんな額を言っても響かなかった燃堂に、親父の言うことが間違っていることを感じた坊っちゃん
どうやら次回も続きそうな感じですが、斉木とはどんな関係になるんでしょうね


短期連載 モロモノの事情 沼駿

7月のNEXTに掲載された作品が短期連載として本誌に登場してきました

短期ってどれくらいだと思ったら、どうやら3回だけのようです
ちょっと少ないような…


jk×ロボット×単眼という属性は健在のままに、アホさがますます磨かれていますね

顔の上に顔文字とか
千里の道もジッポからとか
ロボが足し算に指を使うとか
目で舌打ちとか

まーとにかくアホです


アホをベースとするモノのキャラクターがしっかりしていることが、本作の何よりの特徴であり
何よりのウリであるわけですが…

短期連載という言葉を意識しすぎているのか、致命的に滑っているギャグがありますね
パロネタ
特にガンダムネタですよ

アホさ加減から見る限り、読んでもらいたいと思われている想定読者は年齢の低い層だと思うのですが
そんな子どもたちにはガンダムネタはさすがに通じないだろ…

ドラゴンボールはまだいいとしましょう
改のアニメをやってますから、そのシーンを見てればクスリとはできるかもしれません

でもガンダムは無理だろ…


アホさをギャグに転化させることでテンポと勢いを作っていく話において
その辺のパロネタがどうもノイズのようになっていたせいで、全体としての印象は今ひとつでした

もったいないな…

ただまあ、基本的には面白さのある作品のはずなので
次回がどんな出来になっているかは楽しみにしていいと思います


連載になったら…
学園ギャグコメディ一択だろ常識的に考えて

この雰囲気でバトルとかはない
エロもギリでない…かな?
ラブコメとか感動ドラマとかお助け屋とかは、学園ギャグコメディの中で少しずつやればいいものですね


磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

今週は本編よりも柱のほうが面白かったのである…


「昔々」で始まりましたが、基本、磯兵衛は昔の話です

笑顔がムカツクってすごい


どっちも全力で頷くしかない完全なる正論wwww

内容よりも今週はこっちのが面白かったぞwwwwww


ところで、マサムネが見つかったらしいですよw

幻の名刀「正宗」150年ぶりに本物が確認される


三ツ首コンドル

終わりが近づいてきたようですね

オリーブがすでに死んでたというのはちょっと意外だったりもしましたが
まあそれでももう挽回は無理でしょう

来週いきなり「○年後」から始まってても不思議に思わないレベルです


ヨアケモノ

こちらもやはり終わりが近そうですね

新選組を扱った作品で、池田屋事件がこんなにあっさり終わるとは

御所に火を放って混乱を生じさせて…って
それなんて京都大火?


で、何やら土佐弁のような話し方をしてる奴が出てきましたが
マジでか

感じ的に悪役側っぽいんですけど、いいのか?





 




COMMENT▼

No Subject

今週は面白い話が重なってよかったですな

>>じゃあ敵かヒーローかって呼ばれる違いは、その個性を使ってやるのが悪事か善行かってことなんでしょうか

これでほとんど説明できると思いますが、ヒーローの場合は「ヒーローという職業についているか否か」が加わるのではないでしょうか。
現実世界で射撃の才能を持った人がいるとします。悪用すれば「犯罪者」、特にその才能と関係のない職業につけば「射撃の上手い一般人」になります。しかしその人が「警察官」になればその才能を活かして昇進に役立てたり職務上で活かすことができるでしょう。

ヒロアカ世界の個性はこちらの世界である「才能」であり、同時に個性がなければヒーローになれないというのは、ヒーローになるだけでも強力な個性がなければならないくらい過酷な職業だからなのではないでしょうかね。

No Subject

待ってましたよおちょっとぉ(*´Д`)σ))Д`)グリグリ

TのYさん大歓喜かなw

ソーマ、トリガー、ヒーロー、相撲、アツい展開が一杯でいやっほーう☆ミ\_○ノ

No Subject

遅れたのは台風による遅延かな?何にせよ無事記事になって良かったです。

アカデミア。ヒロアカが公式略称なんでしょうか?なんか馴染めない略称w
ヒーローか悪かなんてものはぶっちゃけてしまえば「見る人によって変わる不確かな表現」です。
戦争の英雄は勝利国にはヒーローでも敗北国には大悪人になりますからね。
国民から見て「自分達を守ってくれる」のがヒーロー。「侵害する」のがヴィラン。
ちなみに、悪役がいなくても貢献度が高ければヒーローは生まれますよ。

ワートリ…というか葦原先生。
ガッツリ休んで下さい。

火の丸。うぅむ…ちょっと「国宝」が軽くなってきちゃいましたね…
これは良くない。刈谷が「小兵の王様」として完成度が高いだけに国宝候補は一歩早かった。
潮との一戦を経て(好取組前提での話)候補に上げるべきだったかと。

ワンピ。ホーミング聖は異端ではあったがそれでも天竜人でしかなかったんでしょうね。
ドフラは育った国の風潮に染まり、それを咎める事もしなかった楽観主義者。
だから「不自由の無い住まいと財産」を用意して「慎ましく暮らそう」とのたまった。
ここに関してはドフラの怒りは正当な物です。
元天竜人と宣言し、財産を還元し、人生を捧げ、子供の再教育が済むまで軟禁する。
徹底に徹底を重ねても民意は得られないという「天竜人の業」への認識の甘さが描かれてます。
言ってしまえば「海賊ドフラミンゴ」は「天竜人ホーミング聖」が生んだ悪魔です。
この業はある意味天竜人よりもタチが悪い。

ハイファイ。聖徳太子なら「STTS」にならないと変じゃないですか?

モロモノ。面白かったです、過剰なメタネタを除いて。少しなら良かったのに…
実力的にメタネタに頼らない方がギャグが生きます。次週以降どうなることやら…
個人的には3話目表紙でモノのアイパネルに「短期連載!」とか希望してますw
モノは見た目的な可愛さで無く中身的な愛らしさがツボるので困ります。

予想。今週もベストショットにイリーナ先生が入ると予想しますwww
なんつーか…ありがとございます!って気持ちでいっぱいです…

No Subject

アンケートで古い絵を一つ挙げるとすれば、断トツ圧倒的にスポーティングソルトですね。描き込みの足りなさ、人物の絵柄、表情、描き分け、全体の構図どれを取っても現代の要求される画力に達しているとは自分には到底思えません。一言で言うととてもダサい!ソーマとは真逆ですね(^^;
いそべえ、2話目はかなりツボったので、rexelさんもベスト3に入れて来ると予想してたのですが(^-^;シタリ顔で恋愛観を語るいそべえムカつくわーwww

Re: No Subject

皆さんコメントありがとうございます。
更新が遅くなったことはすみませんでした…

>ヒーロー
職業に就いているか否か、ですか。
なるほど、わかりやすい違いですね。
主観によって変わってしまう不確かなものだとばかり思っていましたが、
そんな単純な違いという認識でもいいんですかね。

>火ノ丸
国宝が軽くなったようには俺には感じませんでしたね。
狩谷には火ノ丸に匹敵するほどの格をすでに感じてしまっていたせいか、
むしろ自然に受け止めてました。

>ハイファイ
単純に子音字を並べてるだけのコードのようですから、Kがあっていいかと。

>磯兵衛
面白かったのは面白かったんですけど、ゲスな面白さよりも
激熱な面白さのほうが今週は好きでした。

いや、この作品は磯兵衛のゲスさとクソさとダメさを楽しむマンガなので
ゲスな面白さがあるのは至極真っ当なことではあるんですけどもw

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Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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