社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ニセコイ マルーシャ姫は鍵持ちヒロインみんなの象徴かもしれない


そんな深読みをしてみました

いや深読みというほど捻くれてみたわけではありませんが


今週のラストで、まるで予定調和のように楽へのトキメキを見せてくれたマルーシャ姫

何やってんだ古味先生
これ以上フラグ増やしてどうすんだと思って呆れさえ感じてしまいましたが


そうした感情は一旦置いといて、違う視点から考えてみると
実は彼女は、ニセコイヒロインズみんなの象徴的なキャラであるのかもしれないということに
思い至りました

それも、鍵もちのヒロインたちですよ

まさかなー
とは自分でも思いましたが、そこに思い至った経緯をちょっくら辿ってみましょう












千棘の場合



これはまあ誰でもわかることですね

そもそもが千棘にうり二つなキャラとして登場していますので、何らかの意味で千棘と対比されることになるのは
必然的なことだと言えます



小野寺さんの場合



外見がまんま千棘だったマルーシャ姫

ですが、内面はむしろ小野寺さんっぽいと楽は感じていました


どちらかと言えば静かで控え目で謙虚な印象があることは今週の1話だけでも感じましたが
おそらくそうした部分を踏まえてのものなのでしょう

作者の都合的にも、見た目が千棘なら中身は
千棘と並ぶメインヒロインである小野寺さんでなければならないことは明白です
来週にはもう少し小野寺さんらしい部分が描かれるかもしれません


で、まあここまではいいですね

問題は次からです



マリーの場合



小野寺さんと千棘に次いで現れた3人目の鍵もちヒロインであるマリー

彼女の特性は、いつか記事にも書いたように、「モノローグがほとんど描かれないこと」です

関連
ニセコイ 4大ヒロインのうちマリーが特別な存在である1つの理由


登場したばかりの今週のみで判断するのもどうかとは思いますが
それでも今週1度もモノローグがなかったことは注目していいのではないかと

言語が違っているという部分を踏まえても、このモノローグの描かれなさはわざとではないかと思うのです


羽の場合



で、鍵もち4人目となる羽でいくと

「マリーの上位互換」とも言われたりする彼女には、マリーと同じ「モノローグがない」という特性があります

じゃあそのモノローグという一点のみによってマルーシャ姫が
マリーの意味も羽の意味も持ち合わせているのかというとそうではなくて


これは次回以降の展開で枝分かれする可能性を持っている部分だと思うのです


前述のようにマリーの上位互換と言われることのある羽ですが、上位互換にしては決定的な違いというか差があります


羽はまだ楽に好きだと言ってないんですよ


冗談めかしてそれっぽいことを口にした程度で、本当に好きだよ、とはまだ言っていないのです
ここが、マリーと羽との最大の違い


とすると、今週のラストでときめいちゃったマルーシャ姫が
その気持ちを言葉にするのかどうかというところで、どちらかの立場に近づく可能性が考えられるのです


千棘の見た目で小野寺さんのような振る舞いをして紡ぐ言葉はマリーのように一直線な想いなのか
それとも羽のように小悪魔的な感じになるのか

キャラの雰囲気としてはマリーに近づくほうが収まりが良さそうですけども



そして、マルーシャ姫にこうしたヒロインたちの象徴という意味を見出すことができるとすれば
そこにはさらに重大な可能性が秘められていることになりますね


想いが叶わなかったヒロインがどんな様子になるのか、その仮想のケースになるということです


おそらくレギュラー化することはないと思われるマルーシャ姫
ということは、マルーシャ姫がどんなに楽に惚れたとしても、その想いの将来は閉ざされていることになります

来週以降、入れ替わりがバレてSPに捕まるか、または満足して自ら戻るのか
それはわかりませんが、その別れの際における姫の様子は
想いの叶わなかったヒロインのそれを垣間見ることになるのではないかと思うのです



果たしてその時に


千棘はどんな顔をしているのか

小野寺さんはどんな仕草をしているのか

マリーはどんな言葉を口にするのか

羽はどんな態度を示すのか


マルーシャ姫がヒロインたちそれぞれの象徴的意味合いを持っているとするならば
「その時」におけるヒロインたちの様子を、マルーシャ姫という1人のキャラを通して窺うことができる可能性があるのです


もちろんそこでは、別れの時までにマルーシャ姫が楽に何を語っているかも重要となるでしょう
マリーと羽とどちらに近い立場になっているかによって、「その時」の解釈も異なってくるからですね



ベタベタな話を持ってきた上に、楽とのフラグをさらに増やすという展開には最初こそ心配しましたが
実はこんな可能性があるとしたら、意外と見所があるのかもしれません


さて、来週は一体どうなっていることでしょうね



鶫ェ…





…だからと言って想いの叶わないことが明らかなヒロインを出してくること自体の切なさは拭えませんけどね
どんな意味のあるキャラだって、作中世界を生きる1人であるなら涙前提の結末ありきは
やっぱり好きになれない展開です



COMMENT▼

No Subject

私はマルーシャ姫は短期留学生とかで凡矢理高校に編入してきそうな気もしてます。
恐らく、想い人がいるんだと気付いて去るという結末だとは思いますが、
こう予想すると大抵斜め上を(あまり良くない方向に)行く傾向にあるのでw
それと言い方からして日本に来た事はないと思います。ですが
「記憶にないだけで来た事があったとしたらどうでしょう?」
はい、約束の女の子の可能性が出てきます。
ニセコイ=千棘ではなかった。ということもあるのではないのかなぁと…

まあ日本語話せないみたいですし高確率でないとは思いますけどね。

No Subject

その視点は無かったw
うんでも説得力は有りますね。
次回が楽しみ。

>ラグエルさん
おいやめr(ry

Re: No Subject

コメントありがとうございます。

編入の発想はなかったw
でもそんなことしたら古味先生自分で自分の首を絞めているような。

深読みすると斜め上を行かれるのは、むしろご褒美ですよ。

「実は当たってたから作者が急遽予定を変えた」
または
「全然全く違う方向だった」
のどっちかだと解釈すればどっちの場合でも面白いのでw

それでも流石に約束の女の子ってのはないと思いますがw

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