社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ジャンプNEXT2014年Vol.3 感想

ジャンプNEXT2014年Vol.3 感想


表紙のあまりの美麗さに浸ってしまって、なかなか読み始めることができませんでした





 






アンケと全体的所感

SALTO ―サルト―
モロモノの事情
DEADMAN KILLER



最も主人公や登場人物が魅力的だった作品:モロモノの事情
最も絵が好きだった作品:DEADMAN KILLER
最もストーリーが面白かった作品:モロモノの事情
「週刊少年ジャンプ」で連載で読んでみたい作品:SALTO ―サルト―
もう一度読切りで読んでみたい作品:もめるひと
同じ漫画家の違う作品を読んでみたいと思った作品:白鮫くん
読みやすかった作品:特設武装課、モロモノの事情、SALTO ―サルト―
読みにくかった作品:魔物鑑定士バビロ、X-REX
読まなかった作品:ポポん太くん千客万来!



前号に引き続き、アンケに切手は不要のままでした
本誌での変更が試験的だったことを踏まえると、これも同じ可能性はありますが
毎週発売の本誌に比べて隔月発行が基本となるNEXTだと浸透するにも時間がかかりそうです

777名さまへラッキースケベグッズプレゼント!
って書いてあるように見えて、一瞬心ぴょんぴょんしてしまったのは俺だけだと思う


で、全体としてはちょっと大人しめだった印象でした
ただ悪い意味ではなく、良い方の意味ですね

新人さんたちの読み切りが中心となっている割には、どれも手堅くというか、そこそこのレベルで
まとまっていて、どれを1位に書くか意外に悩んでしまいました

しかしその代わりなのか、世界観が素敵とか、キャラたちが輝きまくってるとか
突出した長所や個性を表現している作品はなかったんですよね

強いて挙げれば『モロモノの事情』くらいでしょうか
そのせいで、1位に書いた作品は普通ならそれ以外の質問でも結構名前が出てくるはずのところ
そうでもない…ってことになってしまいました

好意的に捉えるならば、新人さんたちの投稿作や投稿ネームがそれだけレベルの高いところに
到達していたということになるんでしょうけれど、ぶっ飛んだというかトガッたというか
そんな圧倒的な資質を感じてみたいと思っちゃうのも本音だったりします


ぶっちゃけると、今回のNEXTで一番圧倒的なものを感じたのは

他でもない



表紙の小野寺さんです



もうね
美しいとかそういう形容すらも陳腐になるレベル

言葉では言い表しようのないくらいのほとばしる魅力とオーラに満ち溢れていて
何もかも忘れてただひたすら眺めていたい

そんな気持ちにさせてくれる神々しい姿です


アンケ1位に表紙の小野寺さんを書くか本気で迷いました



SOUL CATCHER(S) 鳴苑お泊り会【GIRLS SIDE】 in 邑楽家

小野寺さんの魔力魅力からようやく我に戻って、意を決して表紙をめくったら現れたポスター

あ、危なかったぜ…


めくってすぐのところに邑楽先輩がいたら、またしても戻ってこれなくなるところでした


いたのはカスミン先輩と歌林先輩
折りたたまれている部分を伸ばしてみると、そこに邑楽先輩と木戸先輩がいました

鳴苑お泊り会GIRLS SIDEということで、女子パートリーダーたちが邑楽家でお泊り会というシチュエーションのようです

みんなクッションや枕を手にしている中で、邑楽先輩が抱き寄せているのはぬいぐるみですね


もちろん賢明な読者にはお分かりのことでしょう

お花見の時に神峰から「日頃のお礼」でもらったアレですよね
もらった瞬間は、思っても見なかったプレゼントに驚き、ぬいぐるみを強く抱きしめたりしていた邑楽先輩

しっかり部屋に置いて、寝る時の必須アイテムにしているようですね


しかしそうすると、このお泊り会の舞台は邑楽家じゃなくてもよかったかもしれません
たとえば in 木戸家だった場合、きっと邑楽先輩はこのぬいぐるみを持ってきていたことでしょう

で、コミックスの空きページとかで「その大きなバッグ何が入ってんの?」と聞かれて中から出てくる
でっかいぬいぐるみ…と、顔を赤くする邑楽先輩…

で、「それがないと寝れないんだ…」ってニヤニヤと野次馬の顔になる木戸先輩歌林先輩カスミン先輩…

みたいなw


つまりはそれだけ神峰からプレゼントされたこのぬいぐるみへの思い入れを示すことができるという
絶好のシチュエーションになった可能性があったわけですよ

惜しい
実に惜しい


この場にいないGIRLSである星合先輩と管崎先輩は、金管の攻略終わってないし
仕方ないのかなーと思っていたら、こんなの見つけてしまいました

誰だか知りませんが、実にGJ




磯兵衛の方についてはノーコメントでw


SALTO ―サルト― 杠憲太

今回の1位はこの作品にしました

トレジャー出身の作家さんですね

受賞作のレビュー書いてました
マンガ家共有のテーマに投稿作で参加した!?『ウィッチ』 杠憲太


投稿当時から比較的高いと思われた画力は健在のようです
しかし、それほど上手くなったようにも感じなかったのは、もともとのレベルが高かったからでしょうか


アンケ1位にした理由は1つ

青春部活ものとしての体裁が綺麗に整っており、完成度が高かったことです
扱う競技も体操というジャンプでは珍しいものでしたが、体操という競技の位置づけも
作中で言及されていたことが何より好印象でした

文字通り、体の全てを精密に操ること
それが体操であると

その競技の面白さと奥深さの一端を言葉少なでも説明してくれたことは
作中世界観に入る上で地味に重要な部分でした

いろんな競技をテーマとする作品が多くある中で、その競技の魅力をしっかり語れる作品は
少ないように思います
取材だってそれなりにしたかもしれませんが、それでも競技の面白さが伝わらないために
作品の面白さも見えてこない
連載経験のある作家でもやってしまうことのあるこのミスを、掲載デビューの新人さんが
犯さないでいたのは見事でした


未経験者の主人公と、何かと鼻につく経験者で才能にあふれるもう1人、そして互いに仲が悪いというのは
この手の部活ものとしては定番の組み合わせでしたが、それでも読みやすく進められたことは
そうした組み合わせとそれぞれの性格、そして話の流れが自然に一体化していたからでしょう

中でも、「表面を撫でるだけで本質を顧みず、半端な覚悟を砕かれて結局辞めていく」との主人公への指摘が
実に正論で

目立ちたがりな主人公が基礎を疎かにしながら派手なアクションやパフォーマンスを望んでいるシーンは
そこまでの間に何度も描かれていました
おそらくは読者にも同様のことを感じさせるために

そこで、仲の悪いもう1人に主人公のその態度を指摘させることで
それまで感じていたモヤモヤの正体がはっきりとなり、読者は一気に引き込まれることになります

その後主人公が変にふて腐れたりせずに、図星だからこそ一歩踏み出すのを躊躇っているのを
仲の良い女の子に諭されてやっと決意する…という流れもストレスがなくて悪くないものでした


何かをやろうとするなら苦痛と困難が伴うのは当たり前
高い成果を出そうとすればなおさらのことですが、それでもそれをやる意味と意欲と意思があるのかどうか

体操に限らず、どんなことにも通じるこの真実
少年マンガで描くのにピッタリの話です



画力の高さも動きの美しさを魅せるのに一役買っていて、さらに向上させることで
色んな角度から綺麗に描けるのではないかと思うと楽しみが持てそうです

だから連載で読んでみたい、につけてみました


ただこの作品は、間違いなく積み重ねによって面白さが生まれるマンガだろうと思います
ジャンプのスピードに対してのバランスが難しいかもしれませんが、なにか変わりつつあるような気がする
最近のジャンプならいけるかもしれませんね


モロモノの事情 沼駿

ロボット✕jk✕単眼

何かまたすごいジャンルのヒロインが登場してきましたよ
単眼の属性は俺には全くありませんが、それでもモノはちょっとかわいいと思ってしまいました

理由は、目の部分の装備にあるのでしょう
単眼と言いつつ、その瞳があるのはアイマスクのようにも見える装備であり
まるで、その下には普通の瞳があるんじゃないかと思わせられるような見た目なんですね

それでいて、「電脳の知育がまだまだ」ということによる会話のセンスが
何だか妙にやたらと絶妙で

モノのキャラ作りにしっかり成功しているのが安心感すら抱いてしまいます
もちろん彼女のキャラ性が確固としていなければこの作品は成り立たないので
それができていることはある意味では基本というかスタートラインとも言えるのですが

それでもそのキャラ性と魅力で話を引っ張っていけていたのは作者の実力のようにも思えますね

そしてその確固となったモノのキャラ性をいい意味でひっくり返した拳闘プログラムのインストール
おちゃらけていて、少しドジっ娘でアホっ娘な彼女の印象を覆すように
彼女の姿と拳が大きく描かれためくりのコマは、一発で彼女の変化を示してくれるいいものでした

何か口調まで大人びたというかクールな感じになっていた彼女
しかしラストページではインストール前のようなおちゃらけて明るいイメージに戻っており
インストールによる「変化」が「成長」だったことを如実にわからせてくれました

ロボのプログラムインストールによる成長は、なかなかの可能性を見せてくれますね

何にでもなれるし、何でもできそうな感じという可能性
どんなヒロインがそこに生まれてくるのか、それも楽しみに出来そうな気がしました

キャラ作りという意味では今回一番この作品が上手く出来ていると思います


DEADMAN KILLER 松本直記

絵はこの作品が一番好きですねえ

話の概要を大雑把に言うと、死んだ人間が悪事を働いているのを見つけて倒すという
幽霊ものと解釈することができるんですが

幽霊ではなくデッドマン
霊能者ではなくデッドマンキラー

という表現をすることでずいぶん印象が違っています

それでいて、キラーとなる主人公はスーツに身を包む穏やかな振る舞いの紳士的な男
全体を通して醸し出される雰囲気はどこまでも上品なものとなっていますね


そして死人相手ですから、主人公が銃を使って相手を撃っても問題がないという

左手をポケットに
右手を銃に
銃口を下に
揺れるネクタイとともに佇んだまま敵を撃ち殺した姿


1ページをまるまる使って描かれたこの姿こそが、この作品で作者が一番描きたかったシーンなのではないかと
思えるくらい上出来なシーンです


あるいはやってることは初期のBLEACHと似てるのかもしれませんね
しかし、この作品の場合はオサレではなく上品なものとしてまとまっており
何か安心感すらあるような気がします


連載となれば安易なバトル化の懸念もありますが、そこそこいいとこにいけるんじゃないかとも思えますね


新連載 魔物鑑定士バビロ 西義之

『HACHI』で見事な打ち切りを食らった西先生がNEXTに連載という前例のない形で
戻ってきました


戻ってきました…が


うん…



正直今回のNEXTで一番の問題作だったりします



だって何がしたいのか全然わかんないよ…


サトルに対するバビロの思い入れ方が全く理解できないんですよね
タイトルにもなるくらいですからもちろんバビロが主人公なんだと思いますが
単なる基地外として理解すればいいのか、それとも過去だか何かの理由があってこだわっているのか

どっちだとしても執着の仕方が気持ち悪く、話の展開に対する途中途中の言動もわけがわからないことから
一層気持ち悪さを増幅させています


ペンの作用を知ってて貸してた割に、「そういうことだったのか」って何でしょう
「参考になってるし」、って何でしょう
1人で腹を抱えて大笑いしていた2度のシーンは何なんでしょう

で、一番肝心なのは
魔物鑑定士って何をやる人のことなのかと

鑑定というからには正体の分からないものの真実を探るような話を予想していたんですが
効果と副作用を知っているアイテムを気に入ったという他人に貸し付けて、それで「幸せにしてあげる」なんて
言うのがこの作品でいう鑑定士なんでしょうか

成功するにはそういうアイテムも使わなきゃ、とは少年マンガでやるには少々ダークなものですが
西先生はこれで何を描きたいと思っているんでしょうか

1話を読んだ時点で、作品のウリとなるものが全然感じられませんでした


魔物アイテムを探すのを描くのか
魔物アイテムの真実を探るのを描くのか
魔物アイテムに憑かれたような人を救うのか
魔物アイテムに憑かれたような人の行く末を見たいのか

主人公は何がしたくてそれをやっているのか


描かれている要素がどうにもとっ散らかっていて、構成の全体像が見えません
1話目だから仕方ないとは言っても、ここまで見えてこないのはどうかと思うレベルです

作中の時間経過もわかりにくく、漂うツギハギ感が構成不足をさらに感じさせます


本誌の新連載作品として載ってたら、もっと残念な気分になったでしょうが
NEXTだとどうなんでしょう

本誌のようにさっさと結論を出さなくていい代わりに作品を育てていくことができるんでしょうか


もめるひと 黒木雄心

トレジャー出身の方ですね
受賞作は『メガトンパンチラー吉田』
ここから見れます


受賞作がパンチラで、今回の掲載作はおっぱいというわかりやすい志向の方のようです

しかし…


何か受賞作のほうが絵うまい気がする…

何ででしょう
いや、掲載作の方も女子たちについては割とうまく描けてるようにみえるんですが
主人公の体がところどころおかしなことに

自分が描きたいもののために必要な女子を描く力については練習されたのかもしれませんが
代わりに男キャラが苦手になってしまったんでしょうか

受賞作では主人公も割と普通な感じだったと思うんですけども




あとはまあおそらくどの人も思ったことなんでしょうけれども


これ『みえるひと』を意識しまくった作品だよね


岩代先生の受賞作にして連載デビュー作
タイトル似てることもそうですが、幽霊を相手にするという内容も同様で

パクリと言って非難するつもりはありませんが、最初から別の作品を意識させることは
比べられる対象を自ら作り出していることになり、新人さんとしては不利な気が



そして揉む、というテーマも実は問題だったりして

なぜって、マンガはどうしても視覚でしか楽しめないところが大部分だからですね
アニメ化した作品ならセリフが中の人の声で脳内再生されたりとか
キメラアント編ラストのメルエムとコムギの死に際のような、視覚情報を一切排除した演出とかも
可能は可能なんですけども、新人さんがそんなことできるわけもなく

だとするなら、視覚的なところで攻めるのがもっともシンプルなんですよね

しかしこの作品はあえて「揉む」という触覚を選んできました
作者の趣味なのか、ニッチ部分をつこうとしたものなのかはわかりませんが
どちらにしても「揉む」という行為に対する魅力の解説が必要だった気がします

解説というと固いですね
揉むという行為に主人公が何を感じているか、ですね

心臓に一番近い場所を揉みほぐして〜という説明はありましたが、それは相方となる少女の口から
語られたもので、揉むという行為の魅力や意味ではなく、どちらかというと、
作中ではそういう認識であるという「設定」に近いものだったんですよね

そうではなく、揉むという行為によって主人公が何を感じているか
揉みながら主人公が何を考えているかが必要だったと思います

揉んでいるシーンにおいて描かれたのは、揉まれてアヘ顔になってる花子さんの姿でした
これでは揉むという触覚ではなく、アヘ顔を見ることによる視覚に訴えるものとなるわけですが

少年マンガでアヘ顔を属性に持つ読者はなかなかに限定的なものではないでしょうか
そうではなくて、揉むという行為を追求し、揉む行為によって何を感じ取ることができるのかを描かなければ、
「もめるひと」としての主人公は成り立たないのではないかと思うのです

ほとんど同様の設定である『揉み払い師』では、揉むという行為によって除霊しながらも
揉んでいる最中のおっぱいの様子を存分に描くことで視覚的な楽しみとなっていて、
且つ、揉まれてぐにゃぐにゃと変化するおっぱいによって「揉んでいる」ことの強調と
おっぱいに触れているという触覚的情報の提示さえもできていたわけです

が、この作品の場合はアヘ顔を描いたことで触覚的情報がほとんどなくなり
視覚的訴えは一部の上級者向けになってしまうという轍を踏んでしまっているように思えます

だからもう1度読み切りで読みたいとつけたんですよね
画力と、あと揉むという行為に対する作者の造詣を深めて欲しいこと

それをやった上でさらに精度を上げた作品を読みたいと思います


カンダタ 地獄跋景亡者戯 八田垂穂

2013年秋のNEXTに『鬼学士桃吾』を掲載していた八田先生
荒々しい絵柄と荒々しい話は変わってないですね

しかし、その荒っぽい画力が絶望や恐怖に満ちた表情を描くのに
ずいぶん役に立っているように見えます
これだけ生々しいというか真に迫る負の表情はなかなか描けないんじゃないでしょうか

ただそのかわりというか、事情や問題が解決した後の救いの表情が気になりますよね
どのくらい清々しい顔が見れるのかという

恐怖や絶望でどす黒く染まってしまった表情をこれほど描けるのならば
問題が片付いた後の救いの表情を爽やかに清々しく描くことができれば、これ以上ない武器と
なるんじゃないかと思うのです

演出上の振り幅が出来ますよね
正反対の表情のギャップが、物語の展開と進行、キャラの心情の変化と成長を
実によく見せてくれるのではないかと


釈迦が出てきたり地獄が出てきたりするところは、
悪人が悪人を狩るという形でのバトルマンガの要素を含みつつ
道徳とか善悪とか、そのあたりまで踏み込む可能性も秘めている作品と言えるでしょうか

であるならば、表情によるキャラの変化を見せることは結構重要な部分となるかと思います
前作でも、敵を前にして憎悪したり恐怖したり興奮したりする表情は結構リアルだったのが
ラスト付近の泣き顔などはそれほどでもありませんでした

たとえば『DEADMAN KILLER』の最後付近、「結果また泣かせちまって…」のコマの泣き顔や
ラストの吹っ切れたような表情

あんな感じで、マイナスの表情と同程度にプラスの表情も描けるようになれば
作劇の深さが一気に増すのではないでしょうか


磯部磯兵衛物語 〜中島もつらいよ〜

メガネといえば中島
中島といえばメガネ
主人公の親友といえばメガネ

そんなレベルでメガネな運命を決定づけられている中島のお話


導入を見て、なんで中島は磯兵衛の友達をやってるんだろう…という疑問が解決されるのかと
思ってちょっとワクテカしたのに、全然そんなことなくて逆にワロタ

くそう
よく考えなくてもそういうマンガだったぜこれは


べるぜバブ番外編

水着回キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


こればっかりは古市に完全に同意なのである
番外編最高

山道歩きながらシャツの前をはだけて水着を見せてくれる由加がやたらエロい


ありがとうございます



海辺についたら他のみんなの水着ショットも解禁な大サービス


パレオつきな葵ちゃん
首元クロスなビキニの寧々さん
シャツを脱いで前かがみとか色んな意味で戦闘態勢の由加

そして、ヒルダさんの水着がまさかの純白とは…


tosh先生の描いた特別ポスターでは黒に白フチでしたけども
これが本家か…!!


何と似合っていることでしょう

胸の大きさに比べての腰の細さ
ありえないようなレベルのスタイルは、このマンガの正ヒロインが自分だと言わんばかりの
存在感と主張ですよ


そんな水着回で、こんな時にこそ、一切の妥協も捻りも小細工も何もない古市の下心が逆に頼もしい

キャンプ企画してもらうのに穴掘って土下座とかwww
本気度を伝えようとして頭の位置をさらに低くするために穴の中に首を突っ込むというこの方法

何か芸能界で脱がせ屋とか言われるヌード写真集のプロデューサーが、女性タレントにやってた必殺の交渉法だとか
聞いたことありますけども

欲望丸出しの内容を真正面から堂々と頼みに来たあげく穴まで掘って頭突っ込んで土下座などと
馬鹿馬鹿しい姿を見せられれば、そりゃあ大抵の人は呆れて判断力を欠いてしまったりするのでしょう

ヒルダさんに撮影を頼む時も同じですね
作戦も何もなくただストレートにお願いすることで男鹿さえ呆れさせる古市のクオリティ

しかし水着回ではそんな古市の馬鹿正直な低能ぶりが実に清々しい

おかげでそれ以外の話はどうでもいいくらいに頭に入ってきません

遭難した次回はどんな水着カットが見られるのでしょう


特設武装課 東野ジェット

トレジャー出身の方ですね
ていうか受賞作を手直しして、ペンネームまで変えてきたという人です

受賞作のレビューはこちらから
課題はキャラ同士の関わり方か… 『特設課』 東野


特設課に所属する2人の活躍を描いていた受賞作に対して
デビューとなる掲載作では、2人の出会いと認め合うまでを描いてきました

話の中心となる2人の関係性が描写不足により薄いんじゃないかという上記レビューでの指摘と
同じことを担当編集か作者本人かが認識したことで、じゃあ2人の出会いから描いてみようかということに
なったんでしょうか


成果は出てますね
格段に読みやすくなってます

何より一番よかったのは、地球の住人と月の住人と互いに異星人として出逢った2人が
余計な偏見や先入観を持たずにナチュラルに会話出来ていたことです

変な先入観があったりすることは、その理由だったりあるいは見直したりするシーンによって
キャラを深めることができるのですが、代わりにそれなりの描写を必要とすることになり
事件解決に活躍する様子を描きにくくなる欠点も持っています

その点、フラットな関係性から互いを知り合っていけば、一時的にもネガティブなシーンを挟むことなく
それぞれの特技や信念を語って相手がそれに敬意や共感を覚えたりすることで
ストレスなく認め合う描写ができるんですね

今回の描写もそれで充分というものではないでしょうが、しかしこの作品は2人の出会いから描いたほうが
より伝わりやすくなる作品だったことは間違いないでしょう

東野先生がこの作品で連載を狙っているのであれば、この2人の関係性は
まだまだ出来上がっていないところからスタートして、物語の積み重ねとともに彼らの絆も
強くなっていく方が面白くなると思います

そのベクトルはひょっとしたら東野先生が意図している方向性とは違ったりするかもしれませんが
それもまた一興というか
むしろキャラたちが望んだ展開ということができるんじゃないでしょうか

受賞作で連載デビューとはなかなかに難しいことだとは思いますが
受賞作を直して読み切り掲載できたのなら、連載を狙えないはずはありません

期待しておきましょう


センターカラー X-REX 赤嶺直樹

これもトレジャー出身の方だそうな
センターカラーとは結構期待されているんでしょうか

受賞作はこれですね


…しかし、正直な感想としては読みにくかったですな

構成力不足とか画力が、とかではなくて
作者が描きたかったものがとにかくつめ込まれて暴走して
その結果やたらと濃厚なことになったんじゃないかと

恐竜の遺伝子を取り込んだ人間たちによるバトルマンガ
作者は恐竜が好きなんですねえ

吹奏楽が好きでSOUL CATCHER(S)を描いた神海先生のように
相撲が好きで火ノ丸相撲を描いた川田先生のように

自分の好きなものをテーマにするのは、面白い作品を生み出すのに
一番シンプルながら一番可能性の高い方法かもしれませんね

あとは、それをどう律するか、御するかです

思い入ればかりが突っ走っても、読者は置いてけぼりで面白さは全く伝わりません
好きな気持ちを御してやるだけの冷静さが作劇に加われば、いいところまでいけるかもしれませんね


袋とじ

ニセコイ

羽がどうやって2年でマフィア組織を統一したか
が、明らかになる番外編


…なんですけど


ねーよw


どんだけ頭ゆるい連中なんだよwww


火ノ丸相撲

今回のNEXTの中で、一番の完成度とクオリティを誇ったのは実はこいつです

素晴らしいくらいのハイレベルな番外編です


本編の試合の裏側、廻しの締め方を五條に教えようとする火ノ丸
それをショタで腐な女カメラマンが覗いて激写している…という図なんですが

廻しの締め方というのは一般人には全然わからない世界ながら
説明するよとなるとちょっと気になったりするものです
なぜなら、男の急所を保護し、包み込む大切なものだから

実際に火ノ丸が廻しを締める途中の無防備な下半身を晒しながらの説明は
相撲マンガとして非常に正しい姿だったといえるでしょう

だから女カメラマンがその様子を窺おうとするのもよくわかるわけで


廻しの締め方という普通の人がちょっと気になる部分を描いて相撲マンガの体を整えながらも
業の深い女カメラマンの存在によって番外編らしい面白さに仕上げている

男のむさ苦しさと暑苦しさと熱さを重視している本編ではできないことを
しっかりやってのけたこの2ページは、まさに番外編と呼ぶにふさわしいものです

極めつけは、そんな女カメラマンに気づいて説明をするにも聞くにも集中できなくなった火ノ丸たち…

「いろいろ汚された気分」という火ノ丸の呟きがあまりにもあんまりですwww
オチもバッチリ決まった実に見事な番外編でした


SOUL CATCHER(S)

ポスターだったGIRLS SIDEに対して
BOYS SIDEは番外編の形で描かれました

ていうかそもそもお泊り会って誰が言い出しっぺなんだw

男たちの方は男らしく徹夜で大貧民というくだらない過ごし方をしていましたw

いるよねー
先に寝たら何か怒るやつ

お泊り会なんだから寝ろよw
徹夜で遊んでるんなら泊まりじゃなくてただ遊びに来てるだけじゃんよ


…で、このオチはどう理解したらいいのでしょう

空気を読まずに最初から寝てると思われた弦野は、実は寝てなくて
寝た振りで全員を欺いてたってことなのか?

横で大貧民とかやってるところでよく寝た振りのまんま何時間も我慢出来たな


FIGHTER'S HIGH!! 小林英拳

前の掲載作品とかあるのかなあって思ってググったら
2013年夏号に『KEI✕DORO』を掲載していたようです

俺そんときアンケ1位に書いてたやつじゃん…

今回の読み切りと全然重なるところがないぞ…
というか画力…

劣化してね?


前作のほうが上手かったし好きですねえ
これは個人的な好みの差なのかどうかわかりませんが


格闘マンガはこの人の他にも描こうとしてる新人さんがいますが
たとえば打見佑祐先生のほうがこの作品よりもレベルは上のように思えますね

主人公のライバルが腐ってしまった理由とか、妹に空手を辞めさせた理由とか
その辺がよくわからないまま進んでいったせいで、どうにもキャラに入り込むことが出来ませんでした

格闘という競技の面白さを語ってはいましたが、それにしては主人公のライバル側の事情に
ページを割きすぎている感もあり、結局どっちも中途半端になってしまった印象です

低いレベルでまとまっている作品ではないですが、もうちょっとやりようがあった気がしますね


BONE HEAD 春田隆行

グランドトレジャー受賞の投稿作

前回の『宇宙観光シーアーク』もずば抜けてハイレベルでしたが
これもなかなかの完成度ですなあ

画力が低いだけで、構成や演出自体はすでにいっぱしのマンガ家みたいな域にありますよ

これは画力がしっかり向上すれば、見せられる展開の幅も構図の広さも構成の枠も演出の深さも
一気に選択肢が広がる原石なのではないでしょうか

連載にも一応は耐えうるだけの広がりも持っていて、これはさらに練ることで
普通に連載も狙えそうな感じですね


白鮫くん 原野龍一

これもトレジャーの受賞から一気に掲載へとこぎつけた作品ですね

先程と同じく画力は非常に拙いものなのですが…
作劇は眼を見張るものがありますね

サメから何故か人間になってたという主人公
その原因とか、なってからの葛藤とかそんなのは全部スルーして
そんな奴が恋をしたというぶっ飛んだ展開

設定に細かい理屈や理由をつけるのではなく、それをどう使ってやるかを考えたんですかね

お前もかよ、の天丼はベタながらインパクトのある演出でした
最後に海岸のごみ拾いをしながら寄り添って歩く2人の姿も、爽やかで清々しいものなんですけども

なんで人間になった…というところがやっぱり気になってしまって釈然としないのは
俺が汚れているからでしょうか

らんま1/2のように、元が人間で水を浴びると犬やらネコやらになってしまうというのなら別なんですが
元がサメなのに恋愛ってのがどうにも腑に落ちないんですかね

これっぽっちも恋愛できてない俺が言うのも何ですが


食戟のソーマ 別腹

画力に欠ける作品が2つ続いた後にtosh先生とか
ギャップ激しすぎるだろ常識的に考えて


肉魅がすっかり恋する乙女なのである
調理実習で作りすぎて…って、この学校ほとんど調理実習ばっかだろw
しかもクビのかかった調理実習

そんなので作りすぎるってどんだけ余裕こいてんですか肉魅さんww


タクミくんのナチュラルな笑顔が何か逆に切ない…
本編ではもうこんな表情見られないかもしれないのに…


えりな様が味見の仕事でお腹いっぱいなせいで、また違う意味で本編ではありえない表情にw
しかしよく考えたら、そんだけ食いまくっていながらスタイルを維持できているというのは
並々ならぬ努力があるのかもしれませんね

ある意味料理以上に気を使っているのかもしれない…


そして唐突に過去、っていう雑な場面の切り替え方
番外編ですから別にいいんでしょうけど、それでもこんな雑なやり方見たことないわw

若き城一郎にゲテモノ料理をねだる女子の図
エロ漫画的にはアレをおねだりする様子ですね

食ったら食ったでイメージが折檻とかw

アルディーニ兄弟に声をかけた女子はアシさんが書いたようなモブ娘ちゃんだったのに
こっちはtosh先生が描いたモブ娘ちゃんだなと思ったらこんなことになるなんてw


でもいいぞもっとやれ


ツクモガミ 帝都情報部特権諜報委員零零七式 椎橋寛 間中葦

小説の宣伝のためのコミカライズ読み切り

週刊連載しながらこんなの描いたとかすごくね?

しかし何よりすごいのは、これがたったの19ページということですよ


普通の新連載の第1話みたいな設定説明とキャラの説明しながらの19ページですよ
しかもしっかり一騒動を収拾して、まだまだ戦いは続く、みたいな落とし方もしての
19ページですよ

どんだけ密度濃いのでしょう
でも詰め込みすぎな感じはまったくありませんし、しっかり続きを読みたくなるような仕上がりになっています

40ページも50ページも使いながら触れられる設定や情報が少なすぎる新連載とかと比べれば
段違いのレベルです


そして千代子ちゃん可愛いな


ILLEGAL RAREじゃなくてこっち連載すればいいのに


COMMENT▼

No Subject

1位:モロモノの事情
2位:SALTO
3位:カンダタ

SALTO。これは本誌に来たらハイキューの後続となれると思います。
それだけの資質を秘めた作品です。

モロモノ。今回、一番作品として仕上がっていた新人作品はこの作品だと思います。
私は単眼属性ありますがwその中でも可愛い傾向のキャラ。
アイマスク型のディスプレイがメッセージボードの役割もこなし心情表現に幅を持たせてます。
「同じだね製造元」には不覚にも笑いましたwww

カンダタ。ダークヒーロー好きにはたまらない漫画w
内容がほぼ「トガリ」なので作品としてはもう2~3歩といったところですが…

特設武装課。受賞作を見事に昇華させた本作。この方にはこれで短期連載をやって貰いたい。
その間に身に付いた力で結構デカい作品出せる方だと思います。期待大。

火の丸番外編。なにコノ完成度の高い番外編wwww
まわしの締め方という一般人には馴染みの無い知識と腐女だけでここまで魅せるか!
これ単行本に載せるんだろうな?載せろよ絶対!1巻になかったら直接希望書だすからな!!

今回は結構レベル高かったですね。全体的にバランス良く高い作品ばかりでした。

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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