社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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俺がキャラソンを苦手な理由



苦手なんですよ

アニメが始まるたびに、メインキャラ達がソロだったり複数だったりで
曲を歌ってますけれども


実は意外と苦手なんです


たとえばアニメ『ニセコイ』で流れてる4大ヒロインそれぞれのキャラソン

我らが小野寺さんの歌はすでにその順番を終えましたが、当時のレビュー記事中に書いたように
結構不自然な感じのものでした


あれを聞いて、今まで自分の中にあった苦手の理由がはっきりしました



そのキャラが歌ってる様子を想像できるかどうかなんです



キャラソンはもちろんそのキャラが歌ってる曲のことですが
キャラの性格とかをあんまり考慮せずに歌わせてる感じがどうしても拭えないんですよね


もちろん、歌の内容はキャラのイメージに合わせたものになっているんでしょうけど
そもそもが「歌うキャラなのかどうか」というところが見落とされているようで、どうも釈然としないんです


で、小野寺さんのキャラソン「リカバーデコレーション」
小野寺さんを深く愛する立場からするとキャラソンにしてはイメージとずれているような印象も受けたので
そこもマイナスだったんですが、そもそも「小野寺さんが歌ってる様子が想像できない」ということに尽きるんですよ

いや、そりゃあ小野寺さんだってカラオケくらい行ったりするでしょう
るりちゃんと遊びに行く時だったり春ちゃんと遊びに行く時だったり
極度の恥ずかしがり屋ってわけでもないので、カラオケって選択肢は普通にあることでしょう

でも歌ってる姿が想像できない
それは、想像力がどうとか言うより「好み」の問題ではないかと思うのです

俺の好みじゃなくて、小野寺さんの好みですよ

小野寺さんが、どんな歌が好きなのかがわかんないので
歌ってる様子が想像できない、口ずさんでる姿もなかなか想像がつかない



これは小野寺さんに限った話ではなくて、他のいろんな作品にも言えることだと思います

物語上でそれなりにキャラの性格は理解できているけれど、歌の好みはよくわからない
だから何かそれなりにかっこよさげな/可愛げな曲を歌っていても、どこか不自然

彼らが好きな曲を聞いて口ずさんでる姿が浮かんでこないからなんですよね

真面目だったり不真面目だったり
アホみたいだったり天才肌だったり
それはもう色んなキャラがいますけれど、歌の好み1つわからない

これを加速させるのが、キャラソンがオリジナルの曲だということなんです

商売の都合上それはどうしても仕方ないことですが、今までなかった曲なんですよね

作品世界の中で有名な曲のどれが好みかなんてのもわからないのに、何かオリジナル曲を歌ってるという違和感

それは何となく、自作曲なの?と聞いてみたくなるような、そんな雰囲気

クールなキャラであったりすれば、なおさら「何痛いことやってんの…?」なんてことも感じてしまいます


ここに、キャラソン製作の「ズレ」もありそうな気もするんですよね


そのキャラのイメージに合った曲と、そのキャラが好きな曲とは必ずしも同じじゃないだろう

ということです



クールなキャラが、何か静かでかっこよさげな曲をキャラソンとして歌ってるとして
でも実は、そいつはバリバリのロックが好きかもしれない、とか

キャラソンが表しているものが、そのキャラの何となくのイメージでしかなくて
本当にそのキャラの性格なり内面なりを表現したもののように思えないんです

ただだからといって、イメージと正反対のような曲をキャラソンにされても
意外というより突飛すぎて困るんですが


で、そんな心配が全然なくて普通に聞ける感じなのが『けいおん!』ですよ


軽音楽部の少女たちを描いていますから、彼女たちが歌う姿は想像がつくどころか作中何度も出てきます

さらに歌ってる曲は彼女たちが作詞作曲したものですからオリジナル曲です
そしてもちろん彼女たちの好みが反映されているものです


それは厳密にはキャラソンとは言えないのかもしれないですが、中の人がキャラを演じて歌っている
という部分としては『けいおん!』は非常に受け入れやすいものを持っていると言えるでしょう


物語の中ではないところでキャラたちが歌う、ということが商売の都合で普通になってきた現在

きっと初期のキャラソンは、そのキャラをもっと理解してもらうため、受け入れてもらうためという理由が強かったのでしょう

しかし、これだけキャラソンが溢れるようになってくると
そこでの表現があまりにも表面的に過ぎるような感触を抱かせるようになってきたのではないかと

深化させるか新手法か

次なる表現方法が必要じゃないかと思っております


 




COMMENT▼

No Subject

キャラの多様性の中にアホが含まれてるwwww

記事を読んで私も全く同じ理由でダメだったんだと気付かされました。
音楽関係を題材にした作品なら違和感ないのは題材がそれだからと思ってました。
だからそうでない作品との作品に差を感じて結果、違和感を感じていたとの認識でした。
でも逆だったんですね。現状、そうでない作品で成功してるのはジャイアンくらい?w

まあ、中には単純に下手だからって理由のもありますけどね。
声優さんに無茶振りさせんなよって同情覚えるくらいの…

No Subject

僕はそうでも無いですけどねぇ(^^;

耳が貧弱なのか声優さんの事をあまり知らないのかキャラを自分の中でそこまで掘り下げないのか表面だけなのか・・・。
いずれにしても、僕は受け入れる方ですね。

No Subject

自分は歌を曲調や声色で捉える方なので、小野寺さんのテーマソングは悪いとは思わなかったですね。逆に耳に残るという意味では良かったと思います。声も可愛かったし(^-^)小野寺さんの以外は全然思い出せませんww

Re: No Subject

「アホ」は立派な属性の1つだと思いました。
ラグエルさん

記事を読んで、自分の内側に1つ気がつけたのなら何よりです。
元を追っていくと、それは小野寺さんのお陰ですね。

小野寺さんマジ天使


中の人の上手下手も確かにありますよね。
演じてる声と同じ声で歌えってのもなかなか難しいことを言ってると思いますが。

Re: No Subject

某妄想屋さんは特に気にならない方ですか?

それはそれで、普通に楽しめるってことでちょっとうらやましくもありますね。

Re: No Subject

だいまおーさん

キャラというより、曲そのもので捉えるんですか。
ていうかこれはキャラソンじゃなくて小野寺さんの曲の感想ですなw

歌う姿を想像できない…これですよこれ!!

けいおんやdethklok等のコミックバンドが全然痛くなく、寧ろいける!という様な感想を抱くのも歌が主題であるからなんでしょうなあ

歌と乖離する様な職種や性格(こいつ歌わねーだろという奴)のキャラがキャラソン歌ってると(うわ…痛いな(笑))と思いますねぇ。

Re: タイトルなし

だいぶ以前の記事ですがコメントありがとうございます。

やはり、歌ってるところが想像できるかどうかというのは重要ですよね。
作中では無口なキャラがノリノリで歌ってるなんて、ギャップを通り越して違和感だらけだったりしますし。

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