社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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それぞれの涙と笑顔と真剣な眼差し… 今週のジャンプヒロインズベストショット集!

今週のジャンプヒロインズベストショット集!


さあさあ
今週もやってまいりました


今回は、6人のヒロインたちが7枚のカットに登場してくれることとなりました


画像多くなったー!
大変でしたー!

でも仕方ないですねー
それだけここで見て行きたいカットがあったということなんですから


それでは早速見て行きましょう


今回もベストショットは後に回して、まず、1人目のヒロインはこちらです!



































































2014年WJ21_4





2014年WJ21_5





2014年WJ21_6





2014年WJ21_7

涙目のアリス嬢4連発


ここ数週のベストショット集登場率が何かやたら高いアリス嬢
負けてしまったことにどういうリアクションを見せてくれるのかと思っていたら
まさかいきなり4枚もエントリーしちゃうとは予想だにしておりませんでした


しかしそんな異例なことをやってしまうくらいに、これらのカットは印象的です


この4枚
先の2枚と後の2枚とで、それぞれ表しているものが異なっていますね

まず先の2枚
これこそが負けた時のアリス嬢の素直な反応を示しています

人目も憚らず大声で泣いて喚いて、瞳に浮かぶ大粒の涙を隠そうともしない純粋っぷり

勝者の名乗りを聞いて1度たっぷり泣いたのに
試合の講評が聞こえたらさらにまだ涙が溢れてきたショック

今まではあれだけ高慢で高飛車なように振舞っていた彼女の見せる負け姿は
あまりにも純粋で、あまりにもシンプルなものでした



しかし、彼女はすぐにその気持ちを切り替えます
それが次の2枚ですね

いまだ涙は浮かべながらも、自信も理想も挟持も失わずに
自らのさらなる躍進を宣言する姿

浮かべていた涙を拭いながら、静かに雪辱を誓う表情


この2枚のカットを見て、どうして先週までアリス嬢の負けた反応が想像できなかったかがわかりました


「負け」を知っているかどうかがわからなかったんですね


薙切の名を持って生まれ、えりな様といつも比べられながら生きてきたアリス嬢は
今まで負けたことがあるのかどうかがわからなかったのです

もちろん気持ちの上では神の舌を持つというえりな様に劣等感を抱いていたことでしょう
しかし、実際の勝負においての「負け」を知っているかどうかはそれとは別の話です

実際の負けと劣等感は違う性質のもの

実際の負けは事実として突きつけられるものであるのに対して、
劣等感は負けている印象や感触を勝手に抱くもので

それは、人によってはいつか覆すことを前提とするものでもあって

アリス嬢がまさにそれでした


ただ、結果がわかるまでに読者に明かされていたのはそこまでで
アリス嬢にあったのは「負け」の経験ではなく「劣等感」のみではないかということを
思っていたのです

だから、初めてかもしれない「負け」の事実に何を思うのかが想像できなかった


しかし、実際は違っていました


大粒の涙を浮かべながら、自分はまだまだ高みへ行けることを宣言できる彼女は
間違いなく2度以上の「負け」を知っています

でなければ、「負け」てもまだ自分に生きていく先があるとは
全く思えないはずだからです

1度負けてもそこで終わりじゃない
腕を磨き直して、また次に挑戦できる

負けてしまったのに、頂点を譲らないとはっきり言ってのける姿は
明らかに、「自分はまだ終わっていない」ことを認識しているものでした

静かに雪辱を誓った姿も同様ですね

頂点へとたどり着くために、何よりもまずは
今負かされた創真にリベンジを果たさなきゃいけない


まだ終わっていないこの先の第1歩として
創真へのリベンジを思っているのがこの姿なのですね



対して、「負け」をまだ知らないのがえりな様なのでしょう

何かそれっぽいこともつぶやいてましたし


えりな様こそ、一度負けてしまえば自分の立つ瀬が全てなくなってしまうという
極度の重圧の中にいると言えます

それは、「神の舌」などというチート級の能力を持って生まれてしまったがゆえの宿命

持て囃され、持ち上げられ、祭り上げられるままに才能を発揮してきた彼女は
一度負けてしまえばそれをすべて失ってしまうことを認識しているのですね

恋の味とともに、敗北の味も知らないと思われるえりな様


その舌が、新たなる味の地平に触れるのは果たしていつ頃となるのでしょうね






さて、初っ端から長くなりましたがお次はこちらのカット!






















































2014年WJ21_3

真剣な面持ちで楽譜を見つめるサックス&ホルンヒロインズです


やー、このコマは見逃せませんでしたね


管崎先輩はまあいいとしましょう
いや何がいいのかはよくわかりませんが、強いて挙げるなら俺の好み的な問題ですよ

俺には別にそれほどの眼鏡っ娘属性はないので
管崎先輩の魅力にはまだ気付けていないとでも言いましょうか


歌林先輩もまあいいとしましょうか
いや何がいいのかはやっぱりわからないんですけど

強いて挙げるなら、それよりも遥かに気になる存在があるということになるでしょうか


そうです


ホルンちゃんです



…いえ、ホルンパートの話なんですからホルンちゃんと言ったら
みんなそうなっちゃいますね

智香ちゃんです


このマンガにおいて、当ブログで邑楽先輩とともに応援しているもう1人のヒロインですね
何が気になるってもちろんその可愛さなんですけども

ほんっとモブにしとくにはもったいないですよね、この娘は


で、さらに気になることがあるのは
なんでこのコマに登場してるのかってことですよ


ホルンパートを神峰が見た印象をモノローグで語ってる中の1コマですが
おそらくは、「ホルンパートの人間関係も良好」というのが示されてるものなんだろうと思います

パートリーダーの管崎先輩と、パートメンバーの智香ちゃん
2人が普通に接してるところを描くことでそれを示そうとした、と

でも、それなら別に違うキャラでもよかったんですよ
そりゃあ智香ちゃんのほうがホルンパートのメンバーというのは有名ですけども

でもあえて、智香ちゃんじゃなくてもよかったわけですよ

じゃあなぜ智香ちゃんだったのか


答えは簡単ですね

神海先生が智香ちゃんの人気を知っているからです

間違いなく意識していることでしょう
ぶっちゃけ公式ツイートでも、智香ちゃんの名前が明かされる号を前に
「ホルンちゃんの本名が明らかに」なんて宣伝もしてましたし


当ブログではこれからも智香ちゃんの動向を追いかけて行きたいと思います






さらに、お次はこちらのヒロイン!




























































2014年WJ21_2

決勝戦最終Q、ようやく五将相手に一矢報いた日向と木吉に涙目なカントクです


脚の故障を抱えながら、木吉がどんな気持ちでリハビリを超えてどんな気持ちでチームに戻ってきたかを
よく知っている彼女

故障の事実に後ろ向きになる木吉を、ぶっきらぼうな言葉で支えながら
自らも必死に足掻きながら日向がチームを引っ張ってきたことをよく知っている彼女


その2人が、追い詰められた決勝戦最終Qで、それでも退かずに
栄光を諦めようとしない姿

散々苦しめられた五将相手にようやく一矢報いたことももちろんでしょうが、
このチームを創った男たちの手で反撃の狼煙が上がっていることの感慨と
互いに互いを刺激し合う2人の絆に込み上げるものがあるのですね

もちろん彼女も、誠凛バスケ部というチームになくてはならない存在です

創設時から関わって、トレーニングと体調管理全般を預かって
コートの外から選手たちを支援してきたカントク

チームを創った2人の男と、そのチームを強くしてくれた1人のカントク

見方を変えればそれは、ダブル主人公とヒロインという構図での
別の物語さえ描くことが出来そうなほどに濃密な関係であり、時間であり、間柄であったでしょう

いわゆるどっちからも好かれてるマネージャー的な感じですね

日向はともかく木吉はどうか知りませんが…


ともあれ、「男の子たちの全身全霊な姿」に涙を浮かべる少女の姿は
それもまた美しいもので、見た瞬間にベストショット集入りを決めてしまったカットでした







ではお待たせしました


今週のベストショット、一番目を惹かれてしまったヒロインはこちらです!


































































2014年WJ21_1

堂々たる態度で勝負に臨む田所さんです


今週もまた、ベストショットはこれしかありませんでしたね


何がいいって、構成と演出がハマりまくってるんですよ


このカットだけ見れば、単なる正面からの真顔なんですけど
この表情が生まれてくるまでの流れを考えると、実に見事な2つの意図があることに気づくのです



まず1つは、普段は愛くるしい笑顔を見せてくれる田所さんの真剣な表情というギャップですね

巧妙なことに、直前のページまで試合を終えた創真を労う形で
笑顔を見せる田所さんが描かれているのですよ

それは、普段の田所さんと変わらないような様子でありながら
実は試合直前という緊張しないはずがない状況にあって、いつもと同じ笑顔を見せてくれるという
彼女の成長を如実に感じさせる部分でもあったんですが

もう1つ、この真顔を印象づけるための前フリという意味があったんですね

創真の「がんばれ!の言葉に「うん!」といつもの笑顔で応えたと思ったら
次のページで見せてくれたのはこの上なく真剣なこの表情だったわけです

試合に向けて一気に気を引き締めた彼女
合わせて、読んでるこっちもピリっと緊張した感すらありました

笑顔から一瞬で切り替えられた真顔
そのギャップがこのカットに込められた1つ目の意図と言えるでしょう


そして2つ目は、予選を突破した時の表情との対比です


つまりこのカットですよ



2014年WJ11_3


予選突破を決めた際の田所さんの表情

この号のベストショット集にも登場してくれたカットでしたが
これとの対比という意味があるんじゃないかというのが2つ目の意図です


同じ縦の構図を使って、予選の突破時には何となく見上げるような姿勢になっていたのが
今回はしっかり前を見据えています

4位を宣言していた実況のセリフは、選手入場でその名を呼ぶものへと変わって

そしてその表情に現れる感情は、到達した達成感を超えて
立ち向かう覚悟へと至っているのです





…もうね


見事っていう言葉すらも足りないような、そんな演出ですよ

1人の少女の成長を、これほどまでに強く、確かに、美しく描けるなんて…

一切の迷いなく今週のベストショットです










…しかし、そんな田所さん爆上げの感じが負けフラグになってるのも確かなんですよね…





それでは今週はここまで!



 




COMMENT▼

No Subject

最近のアリスがどうにもね…脳内ランキングでウナギ登りなんですよw
というか現在僅差で田所ちゃん抜いて1位です。3位は肉魅。
子供みたいに泣いて、すぐに立ち直るのは予想出来ませんでしたね。
そして黒木場に勝ち越していないという事実。既に負けを知っていたとは…
気分的には田所ちゃんに勝って欲しいですね。気分的には…

そしてベストショットに選ばれた凛々しい田所さん(これはちゃんでは失礼w)。
彼女の成長をたった数ページで見事に表現されてました。
いつもと変わらない彼女、でもおどおどした彼女はもうどこにも居ない。
そこに居るのは自分を見据え、先を見据えた一介の料理人。
もうこの田所さんに勝たせて完結でいいんじゃない?www

No Subject

ベストショットを見たとき冷や汗が出ました(^^;前日のコメントで散々負けフラグにしか見えないとこけ下ろしてしまったので(>_<)どうもすみませんでしたぁm(__)mm(__)mww

No Subject

記事とは関係ありませんが遂にハンター×ハンター連載再開ですよ!
ジャンプ公式で既に発表されています。
ジャンプで一番面白い漫画なので楽しみです!!

No Subject

今週のアリスちゃんは本っ当に可愛かったですね!
先週の負けるアリスちゃんを見るのは辛かったのですが、素直に子供のように泣いて負けを認めて、しっかり前を向いて立ち上がるアリスちゃんはたまらなく可愛いです。
自分が男だったら「大切にしますのであなたを守らせて下さい!」とプロポーズしたい勢いです。守りたい可愛さ!
こそっとお礼をちゃんと言う所も可愛いです!

アリスちゃんの、プライドの高さと傲慢(?)な態度とは不釣り合いな、人懐っこさとお茶目な性格が本来のアリスちゃんの性格だと思うのでいずれソーマやえりな様に素直に絡んでほしいです。

ところで料理のテーマは対戦ごとに違うのですね、前回のコメント間違い失礼しました。


ソウルキャッチャーズですが、
私は眼鏡っ娘大好きなのですが菅崎先輩はちょっと違う…、と思ってしまいます。
桜に囚われた眼鏡かけてない菅崎先輩は可愛い!と思うので眼鏡の使い方を変えればもっと可愛くなるはず…。
菅崎先輩の場合セクシーになるでしょうか。

ニセコイの羽姉さんの眼鏡はストライクでした。可愛い!

No Subject

>6人で7枚のカット
うち4枚はアリスちゃんで二人はソーマからですねw
あ、3人は吹奏楽部かw

しかし泣くとは思わんかった(^^;



個人的に羽姉さんの寝顔が可愛かったですが

Re: No Subject

コメントありがとうございます。
ラグエルさん

試合には負けたとはいえ、アリス嬢というキャラの魅力は存分に深まりましたね。
あれだけ高慢なキャラだったのに、負け姿が清々しいのが何とも意外で好印象でした。

田所さんはすでに読者人気も俺の人気も高くなってますが
この勝負ではどんな顔を見せてくれるでしょう。

アリス嬢に代わって、今度は田所さんがベストショット集出ずっぱりになりそうな気がひしひしとしております。

Re: No Subject

冷や汗なんぞをかかせてしまいましてw
だいまおーさん

別に気にしちゃあいないんですがw
負けフラグに見えるのは俺も同じですしね。

Re: No Subject

情報どうもです。ゆうすけさん

今でも時間的にいっぱいいっぱいなのに
ハンターの感想とか書けるかどうかはちょっとアレなんですけど。

Re: No Subject

コメントありがとうございます。
すみ太さん

今までの高慢キャラからの純真な負け姿がここまでハマってしまうとは
なかなかのキャラですね、アリス嬢。

元は高慢なのに守りたくなる性格とは、こんな恐ろしい女の子もいないでしょう。
それでも人当たりはいいのと、気取らない表情を見せてくれたりするところが
創真たちとの絡みを期待してしまう理由でしょうか。

>ソルキャ
眼鏡っ娘好きな方から見ても、何か違う感があるのですか…
桜に囚われてたメガのない姿のほうがよかったのは同感です。
眼鏡の描き方とか、デザインの問題なのかな?

Re: No Subject

コメントありがとうございます。
某妄想屋さん

画像の分類ありがとうございますw
考えてみたら、ソーマからの画像ばかりでしたね。

羽姉さんは…

まあまだ様子見でw

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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