社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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溢れ出る圧倒的な世界観とワクワク感…古味直志先生短編集『恋の神様』が見所ありすぎる!


古味直志先生短編集


きた

きたきた


きましたよ


やっと


やっと


来ましたよ


古味直志先生の短編集


待ってましたよ

待ってましたとも



Amazonで予約注文して、それからずっと到着を今か今かと待ち侘びておりました


やっと届いてくれましたので、ワクテカでダンボールを開けて、そーっと取り出してみましたよ







恋の神様0







泣く顔


 感 無 量 








いやほんとに感無量なのはもちろん古味先生のはずなんですが



関係ないのに俺まで嬉しい

嬉しすぎる


こんな幸せな1冊を手に取ることができるなんて…!


おっと、浸るのはこのくらいにして、早速読んでみることにしましょう



おっと、その前に手を洗っていませんでした


緊張とワクテカで汗ばんでる手のままでベタベタと触りまくるのはよろしくないですね

この世界にどっぷり浸かるのは、ちゃんと身を清めてからにしましょう




まず注目するのは表紙ですよ、表紙






恋の神様1


登場している4人は、マルーとアイラ、そして太一と安子ですね


ジャンプ十二傑新人漫画賞での古味先生の受賞作にして、掲載デビュー作でもある『island』
そのダブル主人公である2人の少女マルーとアイラ


そして、この短篇集のタイトルにもなっており、また幻の読み切りと一部で言われることもある『恋の神様』
その主人公とヒロイン太一と安子


おそらく古味先生も久々に描いただろう彼らの姿は、それでもこの上ないほどに輝いていて
何より嬉しそうな雰囲気に満ち満ちています

ていうかマルー可愛いな!

初掲載だった読み切りの時と絵柄が少し変わってるせいもあるんでしょうけど
こんなに可愛い少女だったのか…

ありがたやありがたや


そんでお次は裏表紙





恋の神様2


古味先生の掲載作品3作目となる『ウィリアムス』の主人公ウィリアムとその侍女コニー
最初の連載を終了した後、SQに掲載された最初の読み切り『ペルソナント』のヒロインオリィ
さらにそのすぐ後に本誌に掲載された『APPLE』の主人公サトシとその親友スチュワート

なんかこっちはカオスですねw

APPLEの能力で生命体の変化を生じているサトシと、彼から伸びるツタを掴んでるスチュワートにオリィ
そんなサトシの姿を見て、冒険大好きな少年ウィリアムは目を輝かせて

表紙の爽やかな雰囲気とは少し違って、シュールな感じになってますw


で、表紙をめくってみたら





恋の神様3



ここに楽と千棘がいました

現在の連載作『ニセコイ』のプロトタイプとなった同名読み切りから、名前も同じく楽と千棘
千棘は若干連載にあたってキャラデが変わってるんですね


…となると裏表紙もめくってみたくなるのが深読み好きの嗜み

そしたらもちろんありました







恋の神様4



キリとエルーだーーー!!!



なんだよなんだよなんだよー

この短編集には別に収録されてないのにこんなとこに登場させるなよー


嬉しくなっちまったじゃねーかチクショー


古味先生の連載デビュー作『ダブルアーツ』
ONE PIECEにさえ匹敵するかもしれない大作の予感を秘めていた作品でしたが
展開の遅さがジャンプのスピードについていくことができず、残念ながら打ち切られてしまった名作になれなかった名作

2人の姿をまた見ることができるとは…


やっぱり感無量です

そしてエルー可愛いよエルー


あ、『ペルソナント』の主人公ダモレもさりげにこんなとこにいたんですねw



今までの作品の主要キャラが勢揃いしているこのカバーデザイン

おそらく賢明な読者にはすぐにわかったことでしょう
これ全部で大きな大きな1枚絵の状態なんですね

ちょっくらカバーだけ外して、全体を見てみましょう







恋の神様5
もちろんクリックで拡大



おお…


なんと壮大な感じのするカバーでしょう

みんな手を繋いだり、どこかを握っていたりして
「繋がっている」感がものすごく表現されています

それは、世界観は別の作品であっても
物語を紡いだ古味先生の中で間違いなく「繋がっている」ことを示していると言えるでしょうか

あるいは、読者の中で何らかの「繋がり」を生んだものという解釈もできるでしょうか


このカバーにはさらに小さな仕掛けが施されていますね


キリの左手に添えられた誰かの腕と、カバー端で切れている千棘の右手
要するにキリが握っているのが誰の手かといえば…

そうです
その通り

千棘ですね

一周する構図になっているわけです

このカバー絵は、ここでも「繋がっている」のですね


芸が細かいなあ


さらに細かく見れば、エルーの右手ですよ

奇病「トロイ」の治療のため必然的に自らも病に感染している彼女
「トロイ」は直接肌が触れ合うことによって他人に感染しますが
ここでエルーが触れているのは、オリィの素肌ではなく「ペルソナント」によって展開された衣装なのですね

要するに服に触っているというわけで、もちろんオリィがトロイに感染することはない

些細な部分ですが、ちゃんと「その作品」を忘れていないことが感じられる温かい演出ですね







まだカバーの話しかしてませんがまだまだ続きますよ


それでは中身に入って行きましょう


デビュー作『island』から始まって、収録順が作品の発表順になっているこの短編集

もちろんどの作品にも古味先生の思い入れがたっぷりと詰まっていることで
1つ作品が終わるたびに、直後の空きページには描きおろしイラストと古味先生のコメントがつけられています



たとえば『island』ではこんな感じ








恋の神様6



マルーとアイラのイラスト

可愛いじゃねえかちくしょう


そして、デビュー作に対する古味先生の気持ち

「今でも好きだと言ってくれる人が多い恵まれた作品」だそうな

もちろん俺も大好きですこのマンガ


古味先生のデビュー作にして原点であるこの作品

最初に読んだ時から一発でハマってしまいました

ダブルアーツの1巻にも実は収録されていましたが…
やはり古味先生を語る上でこのマンガは外せないことから短編集にも再度収録ということになったのでしょう



そして、『恋の神様』

幻の読み切りと一部で言われることのある作品ですが
短編集自体のタイトルにもなってしまった理由は主に2つあるんじゃないかと思いますね


1つは、古味先生の描いたラブコメマンガということで
連載中の『ニセコイ』が好きな人に向けたアピールです

それはもちろんプロトタイプの『ニセコイ』が収録されていることにも表れていますが
『ニセコイ』とは別の形のラブコメというのもアピールポイントとなるでしょう

2つ目に、古味先生の作品歴における節目という意味での重要性です

この作品
ネームを描いてはひたすらボツにされまくっていた当時
このマンガについては面白いと言われたことで読み切り掲載までこぎつけることになったそうですが

当時の古味先生自身は、どのあたりが面白いのか自分ではイマイチわかっていなかったそうです
掲載の結果は予想外の反響があって、「面白さ」について悩むことになったとか

ではこの作品の何が面白かったのか

それはもちろん、1人の少女に対して情を持ってしまった神様と主人公の対決というところにあるでしょう

好きな女の子とお近づきになるために少年が頑張る話はよくあるものですが
その障害となるのが「同じく彼女を気に入っている神様」というところにこの作品の妙味があるのですね

神様ゆえに偶然のようにして大概のことを起こしてしまえるという高い高い障害
漫画的なハッタリとして充分なインパクトを持っていました

そして同時に、その神様の妨害があるゆえに、自分を好きになってくれた男の子が傷ついてケガをしていく姿を
ずっと見てきた少女という悲しい事情がその裏側としてクローズアップされてくる悲劇性

漫画的なコミカルさのように感じられたものが、ヒロインにとってはある意味呪縛にも等しいような
忌まわしい枷だったこと

それでも自分ではどうすることもできずに、ただ誰も傷つかないよう「早めに嫌われる」しかできなかったこと

少女のそんな悲しい決意が浮き彫りになった時、このマンガは一気に深みを増すのです
そしてそれに気づいた主人公太一が、それでも彼女を諦めないことを決意する熱い流れ

ここにこそ、このマンガの面白さがありました


好きな女の子と仲良くなりたいという誰もが持つ当たり前の感情とそれに立ちはだかる障害
ただそれだけなら凡百の作品と何ら変わりなかったはずが、
障害の主が神様だったことで一挙に高まるハードルと少女の悲哀

よくある馴染みやすい展開が、ちょっとした設定の付加によって一気に壮大な物語へと変貌する姿


『island』から順に古味直志作品の魅力を追いかけてみたこちらの記事では
その魅力を「壮大な親近感」として捉え、それは『恋の神様』だけでなく
他の作品にも存在したというところから、古味先生の作品における大きな魅力の1つとして結論付けました

関連
夢を描けるマンガ家 その名は古味直志



壮大な親近感

それは『ペルソナント』にも『APLLE』にもありました

もちろん『ダブルアーツ』にもありました


しかし、『ニセコイ』には正直なところ、ないと思っています

しかし代わりというわけでもありませんが、『ニセコイ』には古味先生のもう1つの魅力である
「活き活きしたキャラたち」が十二分に溢れていますね

顔芸豊かな各ヒロインたちを見ていれば、よくわかっていただけるでしょう


しかし、『ニセコイ』と『恋の神様』が実は同じ世界観であったことは注目ですよね

『恋の神様』主人公太一のおばあちゃん
スゴ腕の霊能力者という設定で、太一の惚れた少女が「神に愛されている」ことを
説明する役割を持っていたキャラでしたが




恋の神様7


この人『ニセコイ』にもまさかのスピンオフを果たしたのです

4大ヒロインが巫女服姿を見せてくれたコミックス8巻第64話
楽にモテない男たちの呪いが掛かっていることを教えてくれたおばあちゃん




恋の神様8スピンオフ


この回が載った2013年第14号の巻末コメントにて「読み切りからのゲスト出演」と古味先生が言っていたのは
こういうことだったんですね




そして、その8巻の空きページにはこんなラクガキが





ニセコイでの話がちょうど年末だったことから、太一と安子が帰省してきたシーンでしょうか
すでに子供までいるようです



とすると、『ニセコイ』は『恋の神様』から10年くらい後の世界ということになるでしょうか
霊能おばあちゃん見た目全然変わってないけどw

「ケーキとかメロンとかキャビアとか」って挙げてる物も順番も上の画像と変わってないのは
おばあちゃんの見た目が変わってないことに加えて、太一の中身も変わってないことの表現なのでしょうね




もちろん、『ウィリアムス』にも『ペルソナント』にも『APPLE』にも
イラストと古味先生のコメントが付いております

全部紹介してたら内容のネタバレもひどいことになりますので
ここで見ていくことはしませんが

しかし、その中で触れられていた古味先生の漫画の描き方はちょっと意外でしたね
実は女の子視点の描き方のほうが得意なんだとか

そのせいでそんなネームばっかり描いてたら「女の子禁止」と言われて出来上がったのが『APPLE』だったとか

なるほど…
少年マンガでヒロインの出てこなかったあの作品にはそんな経緯があったんですね

その上、女の子視点の描き方のほうがやりやすいというのは、ラブコメマンガには実にうってつけでもありますね

少年マンガでのラブコメにおいて、「ヒロイン視点」の展開は
凄まじく破壊力を持つシーンを生むことができる王道の手法なのです

短編集で連載作品への期待を高めてくれるとは古味先生やってくれますなあ



見所はまだあります

作品ごとの描きおろしイラストと古味先生のコメントに加えて
作品ごとに描き下ろしでの「その後」が描かれた4コマまでも収録されているのですよ


もう古味先生サービス精神ありすぎるだろ

読み切り作品の「その後」って地味に気になりますよね

読み切りという形式のために、ラストのコマで一応話が終りとなる形を取りつつも
割と今後を予想させるような終わり方になっていたりするので
読者としてはいろいろな想像の余地が生まれてくるわけですが

作者が公式に「その後」を描いてくれたのですよ

読み切りラストシーンの「直後」だったり、「少し後」だったり
さらにその世界が深まったような感じで、4個までも充分な読み応えでした


少しだけお見せすると、こんな感じでした





恋の神様9



成長したマルーとアイラの姿ですね

確かな希望と絆にあふれているようなやり取りがまたグッと来るんだ…




こんな見所たっぷりなことになっているものですから、そのぶ厚さも大変なことになっています

こんな感じで







恋の神様10







コミックスにしてはやたらぶ厚かったONE PIECE69巻と比べてみました

同じくらいか、少しぶっとい?


ボリュームたっぷりな短編集と捉えるか
ONE PIECEがこんなぶ厚い方が問題だろと思うべきか


それはお任せしますが、とにかく見応え充分の古味直志先生短編集『恋の神様』


こいつはもう完全に完全永久保存ですね





[タグ] 古味直志




COMMENT▼

No Subject

いやー読み終わった後の満足感がハンパなかったですねww
同時に数冊買って、最初にコレを手にしました。
繋がっている表紙最高!(オリィはスーツごしだからフレアの効果なさそうだけどwww)

古味先生の変遷を垣間見れる、それはもう極上な短編集です。
恐らくislandを再収録したのも極上にするために欠かせなかったのでしょう。
ですが、ここでひとつ深読みしてみます。古味先生がダブルアーツについて語ったページで
いずれはそんな(続きを描く)機会に恵まれる日がくるかもしれませんと言ってます。
そしてislandの再収録…これはもしかしたらですよ?ニセコイ終了後に
前のダブルアーツを廃刊にして、練り直したものを再連載するつもりでは!
ええ、自分でもそれは幾らなんでもと思います。でも…
そう期待せずには居られないぐらい大好きなんですよダブルアーツは!

この短編集は悩む事無く私も永久保存します!!

No Subject

手に入れましたかw
僕は無いんで・・・・その内買おうかな(ーー;

>トロイ
いやエルーの能力がそもそも巫女でトロイの吸収だから感染しないと思うんですが(^ω^;)
キリとも手つないでるしw



ダブルアーツか・・・・・・・・もし再開したら・・・






うしゃああああああああああああ!!!Щ(°Д°Щ)

No Subject

初めて書き込みさせていただきます

自分はダブルアーツで古味作品に惚れた口でして、以降の作品を追いかけ、いくつもレビューサイトを見てきましたが、貴方ほど古味作品を愛し、丁寧に理解したサイトは見たことがありませんでした。

またコメントさせていただこうかと思います。


>>通りすがりの妄想屋さん
ダブルアーツ作中で「シスターもトロイ感染者である」と語られていましたので、未感染者がシスターに触れば感染するかと思います。

トロイの感染の話

・シスターは漏れなくトロイ感染者。毒の許容量が多い特異体質なだけ。
・キリは何故かトロイに感染しない。またトロイの発病を触れてる間だけ抑止できる。

なので、素肌が触れたら感染しますよ(^-^)

No Subject

>シスターも感染者
いやそれは知ってますけどあれ?(°Д°;==;°Д°)オロオロ


と思ったけど、初コンタクトの時にエルーがビックリしてたの思い出しましたorz
モウシワケナス(つД⊂)

Re: No Subject

たぶんお待たせしたことと思いますが、コメントありがとうございます。
ラグエルさん

届いてから一気に読んで、じっくり記事にしてたらすごい時間がかかってしまいました。


もう本当に「重い」短編集でしたねー。
ずっしりとした重さは、それぞれの作品にかけた古味先生の感情とともに
ずっと読みたかった自分の思い入れまで合わさって、ぶ厚さ以上の重さを感じてしまいました。

ダブルアーツの再開は流石にちょっと夢物語的なところはあるでしょうが
期待するのは自由ですもんね。

アマゾンでも早速品切れになってたようです。

大注目の古味先生短編集。
最近買ったコミックスの中で、一番嬉しいものといって過言ではないですね。

Re: No Subject

コメントありがとうございます。
通りすがりの妄想屋さん

トロイ感染の件ではみなさんからフルボッコにされてるようでw

でも仕方ないですね。
俺から見ても「何を素っ頓狂なことを…?」とか思っちゃいましたので。


ダブルアーツの再開は…どうでしょう。
ライパク現象起こりますかねえ。

Re: No Subject

はじめましてどうも。
初コメありがとうございます。
xitongさん

ダブルアーツから入られた方ですか。
それならば『island』は非常に面白く読めたでしょう。

私は逆でしたが、あるいはだからこそ、これだけの記事を書けたのかもしれません。
身に余るような評価をいただきまして、恐縮の限りです。

またお越しいただける時を楽しみにしております。

恋の神様から、ニセコイのendingを考える

結論から言うと、小野寺さんエンドです。

理由は非常にシンプルです。

小野寺さんが決意して、初めて楽さんに告白しようとしたとき、野球部の打球が窓をぶち破って告白の雰囲気を台無しにしてくれましたが、その時小野寺さんが何と言ったか、覚えてますでしょうか?

「ひどいよ、神様」

実は、ニセコイはもうひとつの「恋の神様」の物語だったんですよ!

そして、今回は神様に嫉妬されて「女難の相」持つ楽さんに、神様の妨害を乗り越えて小野寺さんが告白する物語だったんです。

だから、同じ世界であり、同じ神主さんが助けてくれるし、今このタイミングで短編集『恋の神様』が刊行されたんですよ!



なーんて、
これが本当だったら、いいのになぁ。。。

Re: 恋の神様から、ニセコイのendingを考える

何という願望に満ちた考察でしょうw

ただ確かに、恋神とニセコイが同じ世界観ならば、安子ちゃんの次に神様が愛するのは小野寺さんであるでしょうね。問題は、その小野寺さんの方が思いを叶えようと奮闘していることで神様の介入がマジで妨害にしかなってないことなんですが。

それこそ父親視点の神様だな…w

恋の神様が

干渉しているのは、小野寺さんではなく、楽さんの運命の方だと思います。

2週間前のイチゲキでは、千棘の告白もテレフォンキャンセルの憂き目にあって未遂になっていますし。だって、楽さんの周りには素敵な女の子が多過ぎですから、恋の神様も嫉妬するでしょう(笑)

なので、神様の妨害は、全てのヒロインの行動に降り掛かってくると思いますが、最後にそれを突破するのは小野寺さんです。

ええ、きっと、たぶん、おそらく、そうじゃないかな、、、と。

Re: 恋の神様が

美少女に好かれまくっている楽に嫉妬しているのなら、神様なのに俗っぽいですなw
それを恥じ入りもせずに運命の妨害に躍起になっているとしたら、こんな厄介なことはない(;^ω^)

それでも小野寺派としては、小野寺さんの底力を信じるよりありませんね。

もう一つ

恋の神様に、ニセコイの読切り版が入っているのも、少し気になっている点です。

けっこう、ジャンプコミックスだと、1巻か2巻の巻末辺りに、プロトタイプの読切り版、収録してあることが多いですよね。

ニセコイだってそうしてもいいのに、ニセコイの単行本だけ買っている読者には、読切り版は目に触れないようになっている。

恋の神様は十分な厚みがあるので、ニセコイの読切り版を収録するのはページの都合ではないでしょう。

とすると、一番考えられるのは、読切り版と現在連載中のニセコイは別々の物語として読んで欲しいと、古見先生が考えているからじゃないか。そんな風に私には思えます。

要するに、千棘エンドだと思って読んで欲しくないってことだろうなと思うんですけど、どうなんでしょうね。

Re: もう一つ

ほんとにいろいろ考えますなあ、mickさん。

ただありえないこともないんでしょうね。
とは言え、千棘エンドと思って欲しくない、というのがイコール小野寺さんエンドの示唆と言えるかどうか。
当初想定しているエンディングがあって、でも連載の経過によってだんだんずれていく可能性も踏まえているとすれば、単に含みをもたせているだけということでもあるかもしれません。

はじめまして。
そして今さらコメント申し訳ないです。

初めて読ませていただきました。
そして古味作品について語っているものも全部見させていただきました。

すっごい共感してもうこれ以上ないくらい嬉しくて。
自分以上に古味先生をよく知っていらっしゃって。
ダブルアーツから古味先生を知ったんですが、その後古味作品を追いかけて
短編集が出たときは自分は泣きました!

正直、短編集だけでこんなに熱く語ってる方がいるとは思わず
泣いてしまいました。

ニセコイ集めていないので8巻に出てるの知らなかったですし、本当にありがとうございます。

これからも古味先生をよろしくおねがいします!
自分も読み続けます!

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