社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ジャンプNEXT2014年WINTER号感想

ジャンプNEXT2014年WINTER 感想


いつになくレベル低めだったな…
ちょっと今回は辛口感想になってるかもしれません


アンケ順
カーボネーター
ネジヤマさん。
ロッカ


最も主人公や登場人物が魅力的だった作品:カーボネーター
最も絵が好きだった作品:超獣GIGA
最もストーリーが面白かった作品:本誌連載陣番外編
「週刊少年ジャンプ」で連載で読んでみたい作品:カーボネーター
もう一度読切りで読んでみたい作品:図書館救世主倶楽部
同じ漫画家の違う作品を読んでみたいと思った作品:図書館救世主倶楽部
読まなかった作品:憤怒明神アングリゴッ
読みやすかった作品:カーボネーター
読みにくかった作品:モンスターハウス




カーボネーター 村肝篤仁

全体的にレベルの低かった中にあって、一番すっきりと読めたのがこれでした

作者村肝先生はトレジャー出身の方ですね
受賞作は『地獄惑星』

強烈な個性と思い入れを持って描かれたことで読者をすっかり置いてけぼりにしながらも
その個性の強さが評価されて佳作となった作品でした

ここから読めます

圧倒的独創力が武器の個性… 『地獄惑星』 村肝篤仁

当ブログでも上記の通りレビューを書いてましたが、すっかり成長されてますね

受賞作では我が強いとさえ感じられた個性の主張が、ずいぶんすっきりして読みやすくなっていました


それでいて主人公ジェイコブのキャラが面白く仕上がっています
主人公としての善玉的行動を変に動機付けて語るような捻くれ系主人公でもなく
しかしただ真っ直ぐな正義感だけを行動原理として動いているのでもなく

ただ譲れない自分の気持ちのために戦う


真っ直ぐな正義感を持っているのはむしろヒロインとなるワンダ巡査ですね
彼女のキャラ像はあまりにも普通で、本当に単なる正義感と、それに行動力がそれなりに伴っている
ヒロインというだけですが

そのことが、ジェイコブの捻くれているようで捻くれていないキャラ像を強調する効果を果たしています

そんでさらに「やってくれる」と思ったのはラストですよ

クライマックス部分まで読み進めてきて、行動原理から生まれるジェイコブというキャラの印象に
何だか好感が持ててきた頃に挿入されるジェイコブのとあるセリフ

「見つけたって思ってるんだろ?それはこっちも同じさ」


倒した敵の背後に、父親を殺した奴らとして落とし前をつけなきゃならない連中を見つけて
そいつの方向に目線を向けながら呟いた一言です

それまでの真っ直ぐなようで真っ直ぐでない主人公の印象が
このコマで一気にニヒル系の印象まで加わるようになって、しかもそれが何か絶妙に似合ってる雰囲気が

物語自体はさほど目をみはるものではありませんでしたが、ジェイコブというキャラの今後は
何か見てみたいと思えるような、そんな作品でした


あの強烈な読切からよくぞここまですっきりした作品を描けるようになったものです

画力はまだまだ向上が必要ですが、今回の作品群の中で連載で読んでみたいと一番思ったのは間違いなくこれでした


ネジヤマさん。 石川光貴

こちらもトレジャー出身の方ですね

受賞作はこれ
まだ当ブログではレビューとか書いてませんでしたが


人外の変な同居人「ネジヤマさん」との生活が巻き起こす騒動を描く…というのが
コンセプトだったんじゃないかと思いますが、作中でメイン部分となる事件として出てきたのは
全然ネジヤマさんの関係しないものだったのが何とも

人外の変な同居人を描いた作品としてパッと思い浮かんだのは
去年のNEXT春号に掲載された『メアリのロボット』だったんですけど
まだあっちのほうが好きかなー

あっちのほうはロボットの出自にまつわる連中によって事件が起こされていましたが
今作の場合はネジヤマさんと暮らす少女の幼なじみの少年がいじめられているという
ネジヤマさんとは全然関係ないものでした

そのせいで、ネジヤマさんと少女との絆の印象が薄れてしまっているんです
幼なじみの少年も含めた日常をネジヤマさんも好んでいることはわかるんですが
しかしネジヤマさんがその日常風景を好きなことを読者に実感させるには
描写が足りてないです

ただだからといって例えばネジヤマさんを狙う勢力が少女をさらって…とかやると
もうほんと『メアリのロボット』そのまんまなんですけど


とはいえ、比較的読みやすかったことと、コンセプトというか描こうとしたものは
よくわかったので2位に入れましたが…

でも正直積極的な2位ではないですね…


ロッカ ヒラク

なぜセンターカラー?

そんなに期待されてる人なのかな


3位に書いてはみましたが、そんなに支持してる3位ではないというか
他になかったから仕方なく…というか
あんまりこんなことは書きたくないんですが


結構昔に乙一✕小畑健で読切掲載された『はじめ』を思い出しましたね



ロッカが人形であることは読者にはすぐわかる作りになっているだけに
読んでいく興味は「主人公がいつそれに気づくのか」「その時の反応は」というところに
絞られていくわけですが

失望と拒絶という反応だったことを納得性をもって描けていたことは
いいところだったと思います

ただ、それだけというか

ロッカの正体が分かった後の展開があまりにも早すぎて、余韻も何もなかったのが残念でしたね

身体が雪で出来ている彼女が、日が照っている中主人公を担いで家まで送り届けたシーンも
見開きは使ってあるんですが唐突過ぎて

もっとこう、ロッカの存在とその中身、あるいは器というところに
より焦点を当てて描いてくれたほうが雰囲気が強くなったと思うんですが…

正体がわかったところまでで作中のロッカの役割はもう終わりとばかりに
場面をすっ飛ばして、後は家族の口から彼女のその後が語られるだけというのは
あまりにそっけないラストでした

だから数年後っつってロッカの墓の前に立つ主人公の姿を見ても
そんなに感慨が沸き起こってこないのが正直なところで

何か惜しい作品ですね


巻頭カラー 図書館救世主倶楽部 暁月あきら

めだかボックスの作画だった暁月先生最新作

何だか西尾色が残ってるような感じですけど



設定だらけですね、これ

発想はそれなりに悪く無いと思うんですが、設定が多すぎて
その結果説明も多くなって文字ばっかりになって

いけないのが、その説明を全て主人公がやっちゃってることなんです

起こってる異常事態の概要も原因も
それに対処する方法も自分の能力も

そういう「設定」であることを主人公が全部説明しまくって
隣のヒロインはひたすら驚き役

これでは主人公に頼もしさを感じることもなければ
ピンチの場面に緊張を覚えることもありません


連載経験者にしては構成がやけに甘いですね
こんなんだととても連載は無理そうな仕上がりです

それでも暁月先生は好きな方の作家なので「もう1回読切で」「同じ漫画家の別の作品を」と
つけましたが…

今回唯一の連載経験者作品ということで勝手にハードルが上がっちゃったのかな?


ドブの吸鬼 小野玄暉

この人もトレジャー出身の方ですが…

これはひどい


あまりにもテンプレ作品です

美人な幼なじみがいて
彼女をクズな悪役が狙ってて
いよいよ危ないって時に弱かった主人公が覚醒して


そんだけ

パターン化している話の流れにキャラを当てはめただけのテンプレ作品
なんでこれが掲載順2番目なんだ…


この手のパターンの中で一番いけない要素は、クズな悪役の存在です

いや悪役はいてもいいんですけど、ただクズな奴ばかりしか出てこないんですよね
それこそ判を押したかのように、どの作品でも出てくる奴出てくる奴同じようなクズばかりです

頭の悪い
程度の低い
暴力好きで
女好きだったり
見栄っ張りだったり


主人公やヒロイン、あるいは脇役たちをどんなに固めたところで
彼らを引き立てる役となる敵があまりにも薄っぺらいんですね

「またこのタイプのクズか…」って奴ばっかりです


描かれるそのクズの行動が見ていて愉快なわけはもちろんないんですが
だからってそれに怒る主人公に共感するわけでもなくて

どっちかというと、繰り返されるそんな外道な描写にウンザリしてしまうんです

そのせいで主人公が勝ってもカタルシスなんかほとんどありません

スポーツものとかじゃない作品で、主人公が打ち勝つべき相手として
もっと違う敵は設定できないんでしょうか

どれを見ても似たような悪役ばかりです



いいなと思ったところもありました

最後のバトルのところで、吸血鬼な主人公が覚醒するきっかけとなったヒロインとのファーストキス

彼女も傷ついていたことで、口づけによって血を得た主人公が覚醒するというのは
自然な流れでいいと思いましたね

キスで覚醒しているように見えて、ちょっとだけ違うという仕掛けも割と好きです
主人公が吸血鬼という設定がここだけ活きてました


あとはまあ…要改善というところで


超獣GIGA 平野稜二

吸血鬼が被って
警察ものも被って

どうしてこうなった

犯人もわかりやすくて、まあ読みやすかったといえば読みやすかったですね

ただそれだけ、というか…

超獣というのがどういう奴なのか今ひとつ伝わってこなかったのは良くなかったと思います

主人公は狐の超獣として、誰にでも化けられるみたいですが
それと警察で事件解決に当たるというのが今ひとつリンクしてるように感じませんでした


誰にでも姿を変えられる狐であるために、「確かな自分」を持って過ごしていたいという
主人公の行動原理は非常にしっくりと来るものでした

ただ、それが警察に協力することに繋がるというのが何となく腑に落ちない…
俺だけかな?

そういう心情を持った主人公を描くのには、警察ものよりも違う舞台設定があったのではないか?
そう思えてならないんですね

確かに、犯罪に走るほどの強い感情を持った犯人たちとそんな主人公を対峙して対比させることは
有効そうな演出ではあるんですが…

この作品では上手くいっているようには感じなかったですね

じゃあどんなならよかったんだと言われるとちょっと出てきませんけど


袋とじ

ハイキュー!!

モテない男子同士でたまによくある慰め会としての「なぜモテないのか会議」
「こんなにかっこいいのに」が付いてるあたりがさらに悲哀を誘いますが…

彼らは本気で西谷をカッコイイと思ってるはずだから手に負えないですね


でも影山…

うん、そのツッコミはやめとこうね


SOUL CATCHER(S)

この安定の面白さ
2ページでよくもこれだけの面白さを描けるものです


邑楽先輩の恋は邑楽派公認なのかww
おまえら邑楽先輩尊敬してるなら、もちっと協力しろww


ニセコイのキューピッド焼野原塵


  |l、{   j} /,,ィ//|.     /:/:!:::!:|::ヽ:\ヽ::::、:\::::ヽ:::ヽ!::
  i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     !ハ::|::::i::l:|心、:ヽ::\:ヽ_\、\:::ヽ:::|!           ,ィ/イ,r'" .i!li,il i、ミ',:;;;
  |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |.       i、:!:|:、N{、ヒjヽゝ\ヾイ ヒj >、ヽi:、|!   ,. -‐==- 、, /!li/'/   l'' l', ',ヾ,ヽ;
  fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人.      ヽ:!::トヽ ̄ l! `  ` ̄´ |::l::|:|j: ,,__-=ニ三三ニヾヽl!/,_ ,_i 、,,.ィ'=-、_ヾヾ
 ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ      ト、::! u         j |::/lj::: ‐ニ三=,==‐ ''' `‐゛j,ェツ''''ー=5r‐ォ、, ヽ
  ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉.       ヾ、  丶 -    u リイ:|リ .,,__/      . ,' ン′    ̄
   ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ.      リヽ ‐、ー- 、_   /イ:::i    /           i l,
  /:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`     rー'"ト:l゙、   ̄   ./  , |::!    ノ ..::.:... ,_  i    !  `´'      J
                                      iェァメ`'7rェ、,ー'    i }エ=、
  |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,―\::::::、::::::::::ヽ              ノ "'    ̄     ! '';;;;;;;
  }//l::|:::|{(:::)ヾ、:::ヽ \!(:::) ヽ,:::ヽ:::::::::::              iヽ,_ン     J   l
  |/l::|::|:::|ヽ==''" \:ヽ、ヽ=='" |:::::::::::::::              !し=、 ヽ         i         ,.
 / ',|::|:::|   /   `゛       |!:::::::::::::              ! "'' `'′      ヽ、,,__,,..,_ィ,..r,',",
    .l::!::::ト、  '、 _         ||:::::::::::::              l        _, ,   | ` ー、≡=,ン _,,,
  r'"´||',::::',                 |:::::/l::               ヽ、 _,,,,,ィニ三"'"  ,,.'
../   ll ',::', 、 ーこニ=-       /!::/ ヽ  
,'    |  '、:, \ --       ,. '´ |;'  l  
|   |!  ヽ;  ヽ       /.:    i!  /


どうしてこうなったwww

いやある意味今回の袋とじの中で一番面白かったですがwww


ニセコイヒロインズがみんなして残念なことにwww
ほんとに編集部は何を考えてるんだよwwwwww


でも塵の性格的には「誰にするか決めたか?」ともう1つ
「それとも全員ものにするか?」っていうのも言いそうなんですけど
流石にそれは大人の事情があったんでしょうか


アイアンナイト

連載始まったばっかりで袋とじにも参加するって期待されてるのな
でも本編がそんなに進んでないから番外もやりようがないと思うんですが
そのせいで時系列も世界観も無視になっちゃってるのは仕方ないですね


ワールドトリガー

4コマ2つだけ
部隊章が出来上がる過程と、悩みの内容がキャラ崩壊している三輪隊長のお話

でも風間が全部持ってったなwww


磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

ニセコイいじり2つ目
こっちのほうが良く出来てるwwww

確かにラブコメの主人公とか磯兵衛的にはうってつけのネタだわなwww

これは今後も磯兵衛のニセコイいじりがありえそうで期待


藍色警察 工藤篤大

今回の警察ものその2

画力はこれが一番低いか…

しかしそれよりも気になるのは、藍色って何だ?ということです

色が何かキーになってるわけでもなく
藍色とか作中に出てくることもありません

主人公が藍雄という名前というだけ

そこから藍色という単語が出てきてるんだろうと思いますが
どういう意味なのかはわからずじまいです

そんで、登場する敵とそれを倒そうとする主人公の正体は鬼

鬼と藍色ってなんか関係あるのか?
ググってみてもよくわかりませんでしたが

そこに明確な繋ぎがなかったのが残念でしたね
タイトルにも入れたからには、作品にとってそれなりに重要な要素だと思いますが
作中でそれが触れられてないのはもったいない

青は藍より出でて藍よりも青し
みたいなことも想像したんですけど、どの辺に関係するのか結局わからず

描きたかったものを全部は入れられなかったということなんですかね


KNUCKLE 伊澤拳斗

ジャンプ作品としてはなかなか見かけない格闘マンガ
読切ではたまにあるんですけどね

ボクシングを描くこの作品

主人公の少年がとにかく傲慢で、応援する気持ちにならないのが欠点ですね
自信過剰になるだけの実力も持ちあわせてはいるみたいですが

それと四六時中マヨネーズ食ってるってどんな設定だ…
特上肉食いながらマヨネーズ直吸いってちょっと気持ちが悪いような

どうでもいいけど肉のランクを「A5よA5」って間違いなく食戟のソーマのせいだろw


なんか凄いことは何となく伝わっては来ましたが
応援したくなる主人公かと言ったら、そんな気持ちにはならなかったんですよね

格闘マンガでそれは結構致命的だと思うんです

理由の1つはさっきも書いたように主人公の傲慢過ぎる言動ですが
もう1つ、相手役となる男が格闘マンガに出てくるボクサーにしては性格が悪すぎることがあるでしょう

『ドブの吸鬼』のところで書きました悪役の話と関係することですね
傲慢な振る舞いの主人公に対して、口をついて出る言葉があまりにも程度の低い不良かヤクザのそれなんです

一流ジムのボクサーというのにそういう風格が全くない
低レベルな悪役の描写にしかなっていないんですね

繰り返しになりますが、だからそんな奴を主人公が倒したところで
特に感情の湧き上がりは起こってこないんです

ゆえに、主人公に対しても特に思うことがなくなってしまう

主人公は当然みんなしっかり作ろうとするだけに、その引き立て役になる相手もそれに見合ったキャラでないと
逆効果なんですよね


Shangri-ra 〜地球の終わり〜 渡辺優平

話も絵柄もデスノートっぽい…というのが第一印象で
そう思わせてしまった時点でこの作品は負けてしまったような気がしました

おそらく作者も意識というか影響されていた部分はもちろんあるんだろうと思いますが
初手からそれを読者にまで感じさせてしまっては、あとは比べられながら読んでいくだけと
なってしまうんですね

二部はともかく話も絵柄もあんだけの完成度を誇った作品と比べられながら読まれたら
新人の作品なんかひとたまりもないでしょう

それは、最初から作品に対する好印象を獲得しにくいことに繋がります
好印象がなければ一長一短の短所ばかり目についてしまうことになり
損してしまうんですね

おそらくは、意識的にしろ無意識的にしろデスノートを意識してしまった読者が
「設定が荒い」とか「穴だらけ」とかいう感想を抱いてしまっていそうです

私も同じようなことを思ったことは思ったんですが
きっとデスノートを思い出してしまったせいだろうと思うので、あえて書きません

ただ、その意識を踏まえてそれでも中立的にこの作品を見てみよう…という気にならないのも正直なところ
感じてしまった粗さのせいで、そこまでする作品でもないなという気持ちになってしまうんですね

作者も俺も色んな意味でもったいないな…


モンスターハウス 古瀬経

今回の一番の問題作がこれです

冒頭から意味もわからなければ、最後まで主人公に移入もできませんでした


悪いモンスターを倒して英雄になることをクラスで宣言したら、
懲罰房送りのようにして「モンスターハウス」に入れられてしまった主人公


読んでいったら意味がわかるのかと思ったら全然そんなことはなく…


平和になってしまった世界でそれでも刺激を求める奴のために
モンスター派遣業を営むモンスターハウスがあるというのはわかります

雇われている「モンスター」であることを知らずに彼らを倒してドヤ顔のドラ息子とか
自ら雇って自ら倒して悦に入る奴もいるんでしょうか

まあ需要としては理解出来ました


しかし、英雄になりたいと宣言したことへの罰として
そこに入れられることの繋がりがさっぱりわかりませんでした

「愛と超平和も語れない思想犯に人権などない」って何?


それに、モンスターたちとの戦争に勝って平和になったと最初に言ってるのに
派遣業を知らない奴はモンスターが現れたことに何の疑問もないんでしょうか
残党が少しいたって思ってるだけ?


主人公がモンスターハウスのことを知らなかったのも変ですね

派遣業をやっていることまではそんなに有名ではないのかもしれません
じゃあ何をするところだと思われているんでしょう

クラスメイトの反応からするとモンスターハウスというものの存在自体は
よく知られているようです
加えて、行きたくない場所とも認識されているようですが何をするところだと思われているんでしょうね

で、クラスメイトは普通に知ってることを何で主人公は全然知らなかったんでしょうね
英雄になりたいって言ったらそこに入れられることも含めて何で主人公は知らなかったんでしょうね


とにかく話が穴ぼこだらけです

「英雄になりたい」という主人公の夢も、一少年の単なる憧れ以上の理由は描かれないことで
作品として読む上では薄っぺらくもなっています


なぜこれが掲載された…


騒霊鑑識 冴豆祐人

警察もの?のラストですね
何でこんなに被ったんだ

何というか、長所として言えそうなのは読みやすかったことだけ…

他の警察もの?に比べるとこれが一番読みやすかったですがただそれだけ

それからあとは、幽霊と思われていた少女が生霊だったというオチが
ちょっとだけ希望的だったことでしょうか

それ以外はもう短所ばかりが目についてしまいます

まず、なんで舞台が昭和25年なのか
そこの説明が一切なかったですね

警察で鑑識を務める主人公が死体と遺留品から犯人を推理するという大枠はいいんですが
なんで昭和25年だったんでしょう

指紋とるとかルミノール反応とか、結構なじみのある捜査シーンなんですが
それを作中では何か凄いものとして周囲が反応していました

昭和25年だからでしょうか
その頃の科学捜査の水準がどんなんだったかは全然知りませんが
プロファイリングやDNA鑑定とかもおなじみとなってる現代の読者からすれば
今さら指紋やルミノール反応を凄いと言われても…という感じにしかなりません

この点では昭和25年という設定がむしろマイナスに働いています

さらに穿って想像すると、最近を舞台にして鑑識の捜査を描こうとするのは
作者が全然最新の科学捜査状況を知らないから、時間軸をずっと昔にすることで
ごまかした…とさえ解釈できそうとも思ってしまったり

さらにもう1つ、タイトルからも分かる通りおそらく作者は「鑑識」として活躍する主人公を
描きたかったんだろうと思うのですが、指紋取るだけじゃなく、犯人の居場所にも自ら足を運ぼうとする様子は
刑事の役目まで自分でやってしまっていて、鑑識っぽさが全然ありませんでした

鑑識というよりそういう知識に長けた探偵みたいな印象なのです

遭遇してしまった事件の場にたまたま刑事がいなかったから…ということならば
舞台設定を間違えたとしか言えません

その事件の舞台は、鑑識の主人公が本当に活躍できる、またはカッコよくなれる環境だったのか?と

とてもそうは思えなかったというのが読んだ感想です

本当にどうしたんだ今回のNEXTは


 




COMMENT▼

No Subject

お疲れ様です。ストーリーはもちろんのこと今回本当に気になったのは背景や小物が描けない作家の多さ。想像だけで下描きして、写真すら参考にしてなかったんだろうな・・・ページを開いた瞬間にとてもゲンナリしてしまいました。
個人的には新人読み切りで1番プッシュしたいのは「ネジヤマさん。」ですね。画力もそこそこありましたし、読みやすかったです。

多分今回は順当に図書館救世主倶楽部が本誌に上がりそうな予感ですね。圧倒的不作!!

No Subject

立ち読みでしたので袋綴じは読んでませんが、掲載作品がホントいまいちでしたね。
来る新人さんの質の問題なのか掲載作品を選別してる方々の問題なのか…
とりま、B×3の掲載の検討をですね(しつこい)


こんな漫画は興味湧きますか?どれもラブコメで既刊1冊です。

■就職を間近に控えた主人公が、通学電車で良く見かける女子高生(主人公は気付いてないが両想い)に
意を決してアタックするも、アクシデントから見事に玉砕。
その翌月、就職した小企業に出勤したら社長がその娘だった。
これだけならもはやテンプレ…開発製品がオナ○ールで女子高生が
オナ○界のジョブズの異名を持つ天才プログラマーでなければw


■リストラされ、それが原因で彼女に振られ、失業手当が切れる直前まで腐ってた主人公が、
居酒屋で美人に誘われて泥酔状態のまま雇用契約書にサインをした。
翌日、指定された住所に言ってみたらそこは民家。訝しみながら中に入ると、
居酒屋で誘ってきた雇用主である彼女が「全裸」で出迎える異様な状況に。
思い返してみたらサインしたのは契約書ではなく婚姻届。
専業主夫となった男と家では裸族な女の変な結婚生活物語。

■主人公「ちょっとまて!俺はやらないぞそんなこと!」
ヒロイン「なんで?初めて話した日に約束したよね…」
主人公の前でパンツを脱ぎ去り、恥じらいながらも言葉を続ける。
ヒロイン「いつか塗ってくれるって…私のお尻に…」
冒頭からこんなで始まる、イボ痔に悩まされる奴らが自由を目指すお話。
痔について学びながらもラブコメが展開されるある意味高度な作品w

Re: No Subject

あけおめです。コメントありがとうございます。
名無しさん

言われて見返してみましたが、確かにちょっと大雑把な描き方になってるところが多かったですね。
おそらく画力の高さとはそうしたところでも窺えるのでしょう。

背景が雑に描いてあれば全体的に粗く見えてしまったりするんだとすれば
連載経験作家と新人の読み切りにある違いの1つはそれなのかもしれません。

いずれにしても、今回のNEXTはちょっと残念な出来でしたね。

Re: No Subject

こちらにもコメント頂きまして。
ありがとうございます。ラグエルさん

B×B×Bは意外と支持率あるんですかね。
いまだにその検索で当ブログに流れてくる方もいるみたいですが。


で、またしても作品紹介を頂きましたが…


どれもやけにハイレベルですねwww
上級者向けすぎるwww

強いて挙げるなら、2つ目の全裸で婚姻届な作品が気になりますかね。

No Subject

強いてか…琴線に触れたなら薦めようかなと思ってたんですが、やっぱ触れないかww

ちなみにその2つ目、低く見ても上位ランクな作家さんの作品です。お目が高い!

Re: No Subject

お目が高いもなにもww

オ○ホかイボ痔か婚姻届かと言われたら
まあ消去法で婚姻届かなというだけですw

でもどれもレベル高杉ww

No Subject

第1話試し読み、URLからどうぞ。

絵(女の子)はrexelさんの好みに合うとは思うんですよね。

Re: No Subject

確かに女の子は可愛いですけど…

いかんせんホールというのが…
素直に読んでいこうとするのが邪魔されてしまいます。
読み方がまだまだ低レベルなんでしょうか。


何か題材で逆に損してるとも言えそうで
しかしこれじゃなかったら注目もされないのかなあというジレンマのようなものもあったりして
難しいですね。

No Subject

この手合いはウケないか…

読み方が低レベルとかではなく単に好みの問題なんでしょうね。
私で言うところの磯部みたいなものでしょう。
私=面白いのは分かるけど馴染めない
rexelさん=可愛いのは分けるけど馴染めない

余談ですが、絶賛休載中wのH×Hも私は魅力感じないんですよね。
富樫先生の作品はレベルEと遊白の魔界行く前くらいまでは好きなんですが…
天下のドラゴンボールもナメック星まででしたね。以降はドラゴンボールそっちのけで、
バトルばかり展開して伝説のバーゲンセール。セルの上半身消えからの復活は大ポカでしたし。
まあスーパーサイヤ人化=人の身のままで大猿化だと分かった点はスッキリしましたけど。
バスタードもアンスラサクスまで、るろ剣も偽装死体が出てきた時は首もたげました。

…大先生にいちゃもんつけるとか、我ながら怖いもの知らずだww

Re: No Subject

せっかく勧めていただいたのに、何かすみません。

大先生と言っても、極端に言えば特に多くの人から支持を得た方々というだけなので
必ずしも肯定的になれない人もいるのは当然と思いますよ。

No Subject

お気になさらずに。勝手に薦めてるだけですからw

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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