社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

09<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>11

2013年ジャンプSQ 6月号感想

2013年ジャンプSQ6月号 感想

表紙のSとQの字がやたらキラキラしてるな

そして和月先生……

何で休載orz

頼みますよ…



新連載 てとくち 原作大崎知仁 漫画河下水希

河下水希先生が原作つきで描く新連載

時代物というのが河下先生の繊細なタッチと噛み合うのかどうかはまだわかりませんが
1話を見た限りでは、そこまで心配する必要もないみたいです

タイトルはやはり手と口を意味しているようですね

何より印象的だったのは、口である周助の役割が
「手」である里江の役割に劣らない描き方をされていたことです

人情ものに限らず、主人公たちが何か問題と遭遇してそれを解決することで
物語が展開する作品では、大体にして目立つのは暴力で迫ってくる悪役を
さらに大きな力でねじ伏せる主人公たちの圧倒的な力だったりするのですが

この作品においても里江の剣技という部分にそれはありました
しかし、そこに至るまでの流れを作ったのは周助でした

「口」の役割とは相手と会話することがその中身かと勝手に何となく思っていましたが
それだけではなく、その表情や仕草から真意を推測して企みを見抜くこともまた
彼の力だった

話題の変え方からリアクションに至るまで細かいことも判断材料とし
それらを論理的に繋げていく様は、実はそんなに大した推理というわけでもないのに
何だかやけに凄いと思ってしまいました

そんな周助に対する里江が、口下手というか世間知らずというか常識知らずというか
違う言い方をすれば何を考えているのか分からないキャラ像であるために
明るく話し好きで、相手の考えを察するのにも長けた周助というキャラが
非常に魅力的に感じられるのです

初対面の相手に次から次に言葉を繰り出して
あっという間に仲良くなって
終いには騒ぎの黒幕の正体まで見抜いちゃって

何このコミュ力

もちろん里江のキャラクターも、美少女剣士として充分興味を持たせる作りになっています
懸念したような×1ヒロインではなかったみたいですが
多くを語らないことがミステリアス性も増加させており、
彼女の中の真実を読者が追いかけたくなるようなキャラ像になっています

それを、「口」の役割を持つ周助が言葉と気持ちで少しずつ実現していく様子が描かれる時
単に彼女の真実が明らかになったという結果だけでなく
そのベールが剥がされていく過程も面白く感じられることでしょう

「口」である周助の役割がこんなにも重要と思えるとは
なんたる主人公力でしょう

とするとこの作品は
コミュ障をディスるマンガということでいいのでしょうか

orz

終わりのセラフ

シャワーのサービスシーンはいいんですけど
作品の雰囲気に合わせた線の太いタッチのせいでエロくない…

前回助けた少女がいた場所にまだ吸血鬼たちがいるというので
その殲滅に乗りだした今回

少女から聞き出せた情報は実は偽情報だったわけですが
それでもそれを仕方ないこととして、人の負の部分をキャラたちが肯定しているのがいいですね

作品としてのメッセージにようにするのではなく、それぞれのバックボーンによって
戻ってきた主人公たちに謝る少女に、それでもそれは仕方ないことだと
キャラたちが認めてやることで悪くない読後感となっています

ただ、前回と今回の2話は新キャラの紹介エピソードでもあったかと思いますが
その新キャラが何かそんなに印象に残ってないんですよね

描写の中心にいなかったわけではないのにどうしてでしょう


To LOVEる ダークネス

取って付けたような呪いの魔剣の話が出てきたと思ったら
やっぱり引きで登場したよww

ですよねー

確かに天条院家ならあってもギリギリ不思議じゃない…のか?

これで凛までハーレム候補入りとなってくるのはどうなんでしょう
無印時代の初期から登場しているキャラだけに
何だか変な感じがしないこともないのですが

こちらのサイトで考察されているような
キョーコが候補入りしたのと同様の理由なんでしょうか

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」 第28話:キョーコがハーレム候補に入ってきた理由を考える


リトさんのラッキースケベもどうやら新たな段階に到達しているようです
回避しようとするとさらにえっちぃ状況になってしまうという

最近のリトさんはマ○コ見過ぎだろ…
唯とヤミに続いて3人目?
ネメシスは自ら見せてましたが

週刊時代はおっぱいばかり触っていたのが
能力と規制が進化したSQにおいては股間がフィーチャーされまくっています


そんな傍らでヤミとメアの姉妹っぷりも描かれました
トランス能力を知られることを怖がるメアを気遣って
能力を使わずに普通に掃除をしようというヤミ

ヤミがそうした気遣いを見せたこともそうですが
気遣われたことにすぐに気づいて嬉しそうなメアもまた、そういう部分が育ちつつあると言えるでしょう


いまだ正体の分からない「ダークネス」なるものに対抗するための意味が
今の展開に込められているとしたら、その詳細が描かれ始めることは
物語が終わりに向かい始めることを意味するのでしょうか


Moon WalkerLTD.~天空の小さな勇者~

読切りのスピンオフってどんなんだw

週刊ジャンプの読切りと比べてやけにあっさりと終わったなと思ったら
19ページしかないのか
週刊連載のページ数と同じって、この前までやってた新学期をテーマにした特別読切りでさえ
21ページだったのに、それより少ないとなったらどうにも難しいでしょうね

そのせいなのか、許斐先生にしてはやけにさくっと展開したなという印象です
ていうかぎゃくにそれくらいしかなくて感想書きにくい…


1/11

再開1話目の前回は、第1部を未読の人も既読の人も
どちらも読みやすくなっているような感じでしたが

その話の後編となった今回は
どちらかといえば1部を既読の人の方が楽しめるような作りだった気がします

それは、あくまでライターの御手洗が取材を通して少しずつ知っていく様子を中心に描写することで
ソラのバックボーンについては最低限に止めて
御手洗とソラとの繋がりの構築に構成の大部分が割かれていたからです

結果として1部を未読の人にはハードルが上がってしまっているかもしれませんが
この作品はこれでいいのでしょう

むしろ、今回描かれなかった部分が気になった人は
ぜひ1部を読んでみてくれということですね


貧乏神が!

街全部神格化とか
ほんとにもうクライマックスにふさわしいくらいの大騒ぎだな

このマンガのことですから、色々現状を確認している「無理です」「不可能です」のセリフの次に
どんな希望的手段が来るのかと思っていたら
全部神格にしちゃうとは

その過程で市子が紅葉にデレているのもまたよし

自分たち主導で敵の目的を果たしてみたのは、逆転の発想ですね

しかしここまでのことをやらかした碇にどう落とし前をつけるのか
そこが予想つかないですね

ラストの市子のセリフからすると、それなりに救いのある結末になるのでしょうか


この音とまれ!

やっぱり案外普通に受け入れられた来栖

引っかき回し方もそれなりに巧妙というか
あることないこと言って動揺させて
ちょっと雰囲気が悪くなったら、とりあえずそれはそれとして、みたいな形で宥めるだけで
本質的な解決は一切しないという


とか言ってたらどうやら安アパートに住んでるっぽい鳳月さん
それを知るのがチカというところがまた王道のフラグだな


何か来栖にもそれなりの過去があるかのような様子が1コマだけありましたが
そんな経験のせいで少し歪んでしまったけど本当は…
みたいな展開はどっちかというとやめて欲しいような


帝一の國

ここまでガッツリ投票の様子を細かくやるとは思ってませんでしたね

ていうか投票先が公表される上に理由まで言わなきゃいけないとか
やたらめんどくさい投票だな

ていうか候補者自身にも投票権あるのかよw
それはなくてもよかったんじゃね?


と思ったらまさかの展開が
駒が森園支持に回るとは

正直投票中の様子は少しくらい描かれる程度かと思っていたんですが
考えてみれば投票中というまさに運命が決まろうとしている瞬間なのですから
こんなにドラマ性のある部分はないですよね

次回もまだ投票中の様子で、1年のルーム長たちの駆け引きを見るのでしょうか

劇画タッチの絵柄が、濃密な雰囲気によく合っていて
読み応えのある回になっています


嘘泣きを見せた氷室とは対照的に
今回ほとんど動かなかった森園

何か考えがあるんですかね



 




COMMENT▼

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼

http://sclpsn.blog.fc2.com/tb.php/344-a6ba35ff

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

カレンダー+最終更新日

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

新着記事+関連エントリー

人気&オススメ記事1

タグクラウドとサーチ

プロフィール

rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

RSS リーダー

月別記事アーカイブ

マンガ・アニメ系サイトリンク集

以下のリンクから他にもマンガやアニメについて記事のあるサイトをご覧頂けます。

○ブログランキング集

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ

○姉妹サイト
ジャンプマンガの描き方教えます
○アンテナサイト
ジャンプ感想サイト更新チェック

○マンガが読めるサイト
ジャンプトレジャー新人漫画賞受賞作品一覧
絶版マンガ図書館

○マンガ・アニメ感想考察系サイト
(更新停止)
たらさいと
アスまんが
アニメな日々、漫画な月日
ゆめかたつの曲解的漫画考
つながりこそがせかいをつくる
現実逃避
 ┗サイト紹介
あまぐりころころ
働いて飯を食いジャンプを読む、ついでに漫画やアニメも見る

○毎週ジャンプ感想を読ませてもらっているサイト
決闘王F.Kのブログ
君と僕の歌う詩
楽しければよかろうのブログ
北区の帰宅部
 ┗サイト紹介

○マンガ作者サイト
内水庵
おさむ日誌(休止中)

最新画像一覧

カウンター