社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ジャンプネクスト2012冬号感想

ジャンプネクスト2012年冬号 感想

全体的な印象としては、やけにTOLOVEる的要素が多かったような
何より飛び抜けて面白いものが残念ながらなく、みんな同じくらいという感じでした
読み終わってから、アレをもう一回読もうって気になることがなかったなー

巻頭カラー グッドルーザー球磨川

めだかボックス番外編
箱庭学園にやってくる以前に、とある学園を潰す経緯が描かれます

このすきなさきさんとやらが安心院さんなのか?
それにしてはキャラが違いすぎるような
もしくは候補生5人と同じような「端末」なのか?
球磨川はその辺に気づいているのか?

なんだか疑問だらけの番外編でした

あと、よその学校でもスキルとか言う言い方は普通なのかww
性欲を操るスキルが興味深すぎるんですがwwww


GHOSTRONG
ゴーストとストロングを合体させたもので
中身そのまんまというタイトルですね

何というか、いびつな感じでした
主人公のだらけきったというか、アンニュイな雰囲気は
どっちかというとあだち充先生のマンガにおける主人公を
思い出してしまったんですが、しかしそれでも
「俺がみんな守ってやる」とかしっかり言い放つ辺りが
主人公のキャラをぶれさせている印象です

強さを求めるという一点のみで他に興味がないから
普段はボーッとしているというようなことであったとしても
不自然さが否めません

テンプレ的展開の中で、主人公のキャラと雰囲気だけが妙に浮いていて
それが作品の味とまでは昇華されておらず、ただ違和感を残すだけに
なっている、というところでしょうか

ジャンプ本誌の読み切りとしてはまず載らないでしょう
ネクストだから掲載された、と言えるでしょうね


GBS
野球好きの宇宙人ってレベルEの何とか星人みたいだな…

もやもやする読後感があって、でも読み返すのは苦痛ではない
何だか不思議な作品でした

設定が深くもなければ浅くもないために
全体として小さくまとまってしまったというんでしょうか

野球好きの宇宙人によるショーとしての試合というのは
悪くない着眼点だったと思うのですが
その設定がちゃんと活かされていたかと言えば疑問です

最後の対決で、相手方はピッチャーの主人公をザコ以下にして
一体どんな勝負を放送するつもりだったんでしょう
ザコ以下のピッチャーの投げたザコ以下のボールを
相手方にとっての番組主人公となるバッターの先輩が
スパーンとホームランにしたところで何が面白いのか
わからないんですが

対決に向けた主人公の特訓も今ひとつわかりませんでした
「ナノマシンで強制的に一流選手のプレーをさせることによる
身体の痛みを全部感じるようにしたから
身体がそのプレーを覚えるはずだから
当日ナノマシンを全部オフにしてもその一流のプレーを実行できる」

未だに自信がないんですがこれでいいんですかね
…わからん

他にもいろいろある気はするんですが
わからん
もういいや


すずもり。
今回のネクストの中で比較的面白かった作品です

「ネガ妄想得意」という設定が上手に使われています
全く前振りなく途中からいきなりネガティブな流れになったと
思ったら妄想だった…というのがその設定を表す上で非常に秀逸です
よく見たら妄想に入った場面からコマの枠線が違っていました
教師のガラス割ったの誰だ?にネガ妄想のあまり
「俺じゃないです!」
と本当のことを言い放って逆に連行されるのも上手いやり方でした

それだけの下地の上で、ネガ妄想が得意、
故にヒロインを狙う死神の攻撃を先読みできる
というところに持って行かれては説得力を感じざるを得ないでしょう
何よりすずもりさんかわいいよすずもりさん

しかし難点はそのすずもりさんを狙う死神です
最初こそ極悪な言動で読者に嫌悪感を抱かせるキャラになっているのに
一度主人公がすずもりさんを守りきったら
ラストでは主人公とつるんですずもりさんちを訪ねるようになっちゃいました
しかも死神と主人公の対決はまだ続く、みたいな感じです
すずもりさんもすっかり明るくなっちゃってまあ
問題は何も解決してないはずなんですが…

死神が登場した中盤から終盤までのシリアスぶりと
最後の2ページのコミカルぶりが違いすぎて
すんなりと読み終われない作品でした

そこは指摘してよかったんじゃないのか編集部


IRON CURTAIN
すずもり。とともにこれも好きな作品でした

レニー少尉最初女だってわかんなかったよ!
彼女はアレか?バトルヒロインなのか?
そして主人公の強さチート杉ワロタ

とまあいろいろ思うところはあったのですが
ストーリーがしっかりと流れていたのが
一番気に入ったところです

それはレニー少尉のキャラクターが理由でしょうね
最初のニキータ軍曹との衝突
捕虜と仲良くしている主人公を見つけた時の対応
その後の独白
冷静を装う彼女はただ強がっているだけなのだと
読んでいてしっかりわかりました

スパイ容疑をかけられ激昂しながらも
「信頼に足る」証言者がいると話す彼女
その証言者が独白を聞いていた主人公のことを指していること
そして彼に対するレニー少尉の感情を、その余裕の表情が
見事に語っていました

だからこそ、その直後容疑の根拠として示された自分の独白の録音に
崩れ落ちた彼女にストレートな感情移入が出来る
そして都合よく部屋に入ってくる主人公

彼女をスパイとする証言をしろと言われて答えた
「嫌であります」以降の熱さと言ったら

捕虜まで仲間につけた彼らの反撃は
しっかりカタルシスがありました

余計なものをほとんど省いて
ただこの一連の流れを見せつけるために描かれた作品
作者が描きたかった内容もはっきりしていたんでしょう
この作者の別の読み切りを読んでみたいですね


袋とじ
ニセコイ
途中から4コマじゃなくなってるよw
でも本編よりこっちのが面白いってどういうことなんだぜ…

SKET DANCEこちら元ゲスリング部
ぶっちゃけると今回のネクストで一番面白かったのがこれです

「%」

ただの記号一文字にこんなに笑わされる時が来るとはwwwww
ゲス度パねえwwwwwwww
篠原先生よくやったwwwwwwwww

ぬら孫
三人娘のアイドルネタじゃなかった…
なんか残念

クロガネ
オーソドックスにお色気で攻めたのはいいんですが
この娘の名前が出てこない…

マジコ
クリスマスネタ
プレゼントが肉ってそれでいいのかルー

ST&RS
可もなく不可もなく…かな
番外としては無難な

超能力者斉木楠雄のΨ難
今回のネクストの中で一番の問題作
連載してないのになんで袋とじ入ってるんだwwwww
連載してないのに番外編てなんだwwwwww
大体いつもと変わらない内容じゃないかwwwww


ZONBIE SMILE
ゾンビパウダーと聞いてオサレ先生を思い出したのは俺だけではあるまい

死者蘇生の条件が自分の人生の半分というのが
つまり自分が寝てると相手が起きてて
自分が起きてると相手が寝てるという
上手いと思いました

だから好きな人を生き返らせても
決して二人で同じ時を過ごせない
悲しさ具合がちょうどいい設定です

ただその眠るタイミングがはっきりしないのがどうにも
ゾンビの方はともかく生きてる方のヒロインは
どういう基準とタイミングで寝てるんだぜ
そしてどういうタイミングで目覚めるんだぜ
今回の作品を読む限りではどうもその辺りが
作者の都合としか読めなかったのが残念でした


馬車馬カルテット
また感想書きにくい作品だな…
タイトルの意味もよくわからんし…
カルテットはともかく馬車馬は何を指してるんだ

もともとの島が成り立ってる仕組みが一回読んでわからなかったんですが
それを創立者が破って囚人を外に出すって言い出しても
読んでる方は元の成り立ちがよくわかってないから
特に衝撃がないんですよね

映画に登場する創立者に憧れる主人公が
実情を知ってちょっと落ち込んで、でもすぐ立ち直って、
っていうのもあっさりすぎて何も感じられないというか

俺の中ではいわゆる空気マンガみたいなことになってしまいました


恋のキューピッド 焼野原塵
もとは悪い奴というキャラが人助けという
前回のネクストにもあった変則設定の作品ですね
ただしこの作品の場合はそれが恋のキューピッドを自称するという
タチの悪い(褒め言葉)設定です

もとが魔王というキャラらしく恋のアシストの仕方が
極悪にぶっ飛びまくってるのがシュールで面白いと言えば面白いんですが
いかんせん絵がどうも

画力が低いとかではなくてところどころ崩しすぎのような印象を受けました
ギャグマンガの性質も持っている作品であることは一見してわかるのですが
それでもわけがわからないほどに崩れた(デフォルメされた?)絵が
出てくるのではスムーズに読めません

話の流れがテンプレなのは別としても、ちょっと読みにくい作品でしたね


ツクモ
これも読みにくい作品でした…

何より個人的に一番わからないのが
ツクモと人間のハーフという設定
父親が木のツクモで母親が人間って言われても…
 ど う や っ て 交 わ っ た 

マンガだからと言われてもどうしても引っかかってしまって
それだけでこの作品を楽しめません

設定だけを見たらテンプレ通りなんですが
この1点のみどうも受け入れられないせいで他の考察が不可能です…


クロス・マネジ
今回の読みきりの中での一押しはこれかな
王道ラブコメスポーツ漫画とでも言えるでしょうか
青春ど真ん中を突いてくる爽やかな読み応えの
すっきり感満載の作品でした

つまらない理由でサッカー部をやめたことで
当初こそ気だるい雰囲気全開だった主人公が
「問題は全部オレがなんとかする」「だから練習してろ」
と言ってる時の頼もしさが半端ないんですよ
「部活やめて暇だろ?」と言われてる登場時と
ほとんど変わらない表情をしていながら受ける印象がまるで違う
だからこそ、実際に練習試合に臨む直前、主人公に背中から抱きついて
「ありがとう」と言うヒロイン豊口さんに全力で共感できる
正直あの見開きでちょっと涙ぐんでしまいました

余計な悪役が出てこなかったのもいいことでした
途中で部をやめると言い出した3人組が
何かしょーもない企みを持ってるのじゃあないかと
読んでて疑ったんですが普通にそんなこともなく

ゴールを譲ってくれた大学のチームとか
1点決めて大喜びする豊口さんたちをニコニコして見ている
相手チームとか
登場する人たちが実にいい人ばかりで読後感も良好

短所を挙げるなら、ヒロイン豊口さんのキャラに一貫性がないというですね
ラクロス好きの純粋な女子高生というのが
読み終えた後の総合的な印象なんですが、それにしては
主人公の巻き込み方とか所々出てくる鬼の形相がどうも不自然で

廊下でぶつかってパンツ見られたことをネタに脅迫したりとか
その脅迫も妙に生々しかったり
譲ってもらったゴールを運ぶのにも鬼の形相で脅迫とか
かと思えばチームメイトの怪我で試合ができないかもしれないという時の
強がりと落ち込みぶりとか
なんと言うかどちらをメインの性格として捉えてももう一方が合わない感じで
豊口さんと言うキャラに感情移入するのに若干躊躇すらしてしまいました

デフォルメ顔はいい味出してて変則的ながら上手いと思ったんですけどね


バンダキョウ
ギャグマンガですね
シュールで結構面白かったですw

動物相手に営業トークで接触して思った以上に通じている様子が
すごく馬鹿馬鹿しくてニヤニヤしてしまいました
それと自分が現場系の仕事をしていてそういう営業トークみたいなものに
そんなに縁がないこともあって、そういう意味でも楽しめました

モフ診とかの単語も語呂がよくて好きですねw


メガトンチェリー
ジャンプマンガででこれだけ童貞を連呼する作品も珍しいような

テンプレ通りのストーリーに童貞をどうこうっていう味付けを加えただけで
特に目新しさはなかったですね
感想も書きにくい書きにくい


エニグマ 完結編
そして今回一番感想を書きにくいのがこれです

というかどうしてこうなった

この完結編やる必要あったのか?
何がどうなって話が終わったのかさっぱりわからない…
コミックス全巻買ってるのに
連載第1話から読んでたのに

ほんとにどうしてこうなった

 




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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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