社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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斉木楠雄のΨ難 照橋さんが引き起こす新たなるΨ難!

この記事の妄想の続きになるんですけども


斉木楠雄のΨ難で照橋さんに繰り広げて欲しいラブコメ


ニュータイプなツンデレの予感がする照橋さんですが
彼女がさらにもっと輝くかもしれない展開に気づきました


照橋さんが(無自覚に)想いを寄せる斉木と
別の女の子との絡みを見せられて嫉妬する状況です


無敵美少女である自分が何度話しかけようとしても
さっぱり反応のない斉木なのに、あの子とは一緒に歩いてる

完璧な美少女である自分が何度話しかけても
全く表情が変わらない斉木なのに、あの子には笑顔を見せている


こんなシチュエーションで照橋さんが何の行動も起こさないことはないでしょう

「美少女である自分に惚れないはずがない」という思い込みを理由にしながら
実は単に妬いてるだけの照橋さんは、俄然斉木へのアタックを強めることになるのです


そしてその照橋さんにヤキモチを抱かせるのにうってつけのキャラがいます
すでに作中にも登場しています



そうです





yumehara.jpg


夢原さんです

初登場時から斉木に想いを寄せるキャラとして登場した彼女

そんなことに興味がない斉木の策略で
結局は付き合ったりするようなことにはなっていませんが



たとえば


たとえばですよ



何かの拍子に夢原さんに斉木が借りを作ってしまったとしましょう

借りの内容は何でもいいです

燃堂や海藤を絡ませるのもありでしょう
ただし「能力を使っているところを見た」というような「弱みを握った」的なものは
変な形で後に引いてしまいそうなので避けた方がいいと思います


斉木はそこで借りっぱなしということはしないでしょうから
夢原さんに借りを返す方法を聞くわけです


そしたら夢原さんの口からこんなセリフが出てきたりして


「斉木くんとデートしたい」


もちろん斉木は嫌がります

そんなめんどくさいことをしたがるはずはなく
家でミステリドラマでも見ながらコーヒーゼリーを味わっていた方がいいと思うでしょう


しかし


ここでのポイントは、斉木が恋愛沙汰を避けるのは単純に面倒臭いからであって
能力がバレて大変なことになったりするからではないことです
(カップルとして目立てばそのリスクは大きくなりますが)


つまり自分の性格上の話であり、借りの内容によってそこを我慢することは
作品の展開上決して不自然なことではないのです


こうしてやむを得ず斉木がデートの約束に応じたところで
次週に続いてもいいでしょう


続きはデートの当日、もちろん待ち合わせの場面から始まりますが
ここで照橋さんが2人を目撃するのです


休みの日に外を歩いていたら気になる男がクラスメイトの女子と一緒にいた


「気になる男」のニュアンスが照橋さんの自覚意識と深層心理とで違っていることは
言うまでもありません


もちろん照橋さんは後をこっそり追いかけます


そこで彼女が目の当たりにするのは、ここぞとばかりに攻勢をかける積極的な夢原さんと
借りの負い目から強く拒絶できない斉木


端から見れば、キャピキャピで積極的な彼女と、それに照れている彼氏の図です


きっと照橋さんは血の涙を流すことでしょう


ここで照橋さんから見た夢原さんは、自分がしたくてもできないことを
堂々とやっている人物に見えるのです

つまり、完璧な美少女である自分だって
誰かに甘えるような仕草をしたり甘い声を出したりしてみたい、と
意識しているかどうかは別にして、思っていておかしくないのです

そこへ、実際にそれをやってのけている女が現れました

しかもその相手は自分が気になっている男でした


照橋さんが動揺しないはずはないですね


そうすると何が起こるか

斉木に対する照橋さんのアプローチの仕方に変化が現れるのです
つまり照橋さんも思いきってそんなキャッキャウフフ的な雰囲気を
醸し出してみようとするわけです


この日以降、照橋さんの斉木へのアプローチはさらなる激しいものとなり

そしてそれを見た夢原さんもまた、斉木に構ってもらおうとするのです


見事に、主人公をめぐる三角関係の出来上がりです

読者としてはうらやまけしからん状況ですが
斉木にとってみれば、2人とも困った相手であることに変わりはないでしょうw

しかしこうしてギャグマンガにラブコメが成立するというのは
ラブコメの限界という点からすると
作品にとってはプラスになるような気がするのです


根拠も理由も作中の何処にもなく
ひたすら妄想のみで作り上げたシチュエーションですが

麻生先生ぜひどうでしょう








COMMENT▼

夢原さんのキャラ立ちについて

私としては、夢原さんの方に期待してます。今のところ、恋愛ネタでしか出てきていませんが。
照橋さんは、作中で他のキャラとの絡みを展開できない気がします。表示意思と内心が一致してないので、相手と心を通じてはいないからです。

一方、夢原さんには、独自の人間関係を展開する潜在力があるように思います。
例えば、コーヒーゼリーの話に出てきた、燃堂の弟子の少年。斉木に助けられた少年は姉(未登場)と一緒に斉木家にお礼をしにいきました。なぜかお姉さんは斉木の家も好きな物も知っています(ストーカー?)。彼女が夢原さんなら、ある程度説明がつきます。死んだおじいちゃんの話も出てきました。これが、斉木の背後霊とかだったら(鳥束が、先祖が背後霊になることはほとんどない、と言っていたのを伏線とする)、一気に人間関係が広がります。
照橋さんの弟でも良さそうですが、彼女には家庭的な雰囲気が乏しく、厳しいと思いました。恋愛(結婚)を打算でとらえてます。きっとお母さんもそうだったのでしょう(涙)。

斉木が2人を避けるのには、理由があると思います。
照橋さんは、完璧な美少女を自認しています。しかし、斉木には、彼女の心の中まで見られてしまいます。完璧な美少女でいられなくなるのです
夢原さんは、夢見がちで、幻想から恋に落ちます。斉木には、その幻想を打ち砕くことも、維持することも、恐ろしいほど簡単にできてしまいます。しかし、それは夢原さんを弄ぶことになってしまいます。

斉木は、思いやりのある少年です。それを、モノローグでごまかしていますが
例えば、タケルと夢原さんが破局するのを防ごうとしたのは、実は彼女が傷つかないようにするためだったのではないでしょうか。夢原さんがまた自分によって来たら面倒、と心の中で言っていますが、それなら彼女を幻滅させれば良い話です
別の相手と幸せになってもらうことが、自分に想いをよせた女性への、応えだったように思います。
しかし、斉木はお好み焼き屋には、入りませんでした。
お好み焼き屋でのタケルの言動は、彼女を失望させています。この時斉木は、モノローグの内容や好感度表示があることからすると、中の様子は把握していたようですが、全く介入しません。恐らく、お好み焼き屋は家庭を象徴しています。斉木は家庭内まで介入するつもりはなく、2人が一緒になることが、夢原さんにとって幸せかどうかを見極めたかったんだと思います。それが不可能だと思ったから、放置して別れさせたのでしょう。もし、間違って2人が結婚してしまえば、斉木は夢原さんを不幸せにしてしまいます

斉木は将来、自分の超能力を受け入れてくれる女性と結婚すると思います。なんだかんだ、言い訳をして。恐らく、相手は似たような境遇の女性でしょう(妄想)。

しかし、夢原さんには、まだチャンスがあると思います。彼女は、初登場以来斉木にアタックを試みていません。なぜでしょうか?一方で、運動会の時、倒れた斉木の元にかけつけたり、斉木と一緒にいた鳥束のところに来て、背後霊をみてもらったり、大勢の人が斉木によってくる時に登場しています。
特徴的なのは、鳥束の時は、斉木には話しかけてませんが、運動会の時は、「斉木君、大丈夫?」と、初めて(?)声をかけています。普段から声かけさえ控えてるのに、この時は、心配で聞かずにはいられなかったのだと思います
恐らく、彼女はきづいたのでしょう。自分は小野寺さんのような運命にあると(フラグが立たない分、小野寺さんより不遇か?)。それを防ぐために大人数と共に斉木に近づいているのかもしれません。もし、コーヒーゼリーを届けたのが彼女だとすると、自分が斉木と会ったら、コーヒーゼリーが届けられないと思い、会わなかったのかもしれません。
斉木の能力に薄々気づいてる。それでも、密かに想いを募らせる。占いで、新しい彼氏ができると聞いて喜んでいました。新しい彼氏とは、彼女にとっては、斉木のことを指すのは明らかです。個人的に、応援せずにはいられません

2人のこれからの活躍を期待したいですね。





Re: 夢原さんのキャラ立ちについて

気合いの入ったコメント
実にありがたいです


私とは反対に、夢原さんの持つ可能性について妄想考察してくださいました。

つまり夢見がちな夢原さんならば、斉木の超能力を全て受け入れた上で斉木を愛することができると。

ラブコメ展開を妄想したがための照橋さん記事だったのですが、
さらに深いところまで踏み込んだ考察には恐れ入りました。

体育祭時の夢原さんには恥ずかしながらさっぱり気づいていませんでしたし、
コーヒーゼリーのお礼を持ってきた少年のお姉さんが夢原さんだとしたら、
などとは露ほども思わず。

確かにそうなると非常に面白いことになりますね。

この記事で私が妄想した「斉木の夢原さんに対する借り」と近いものが
すでに存在することになるのですから。

もし本当にそうだったとして、斉木がその事実を知った時
どうかしたら夢原さんが自ら斉木に明かしたりした日には大変なことになりそうな。

ボールを見つけてあげたこととコーヒーゼリーのお礼は
一見、してもらったことに対するお返しとしてそこで完結しているようですが
コーヒーゼリーを心から堪能した斉木にしてみれば
それを口実にされると何となく断りづらかったりするかもしれません。

あるいは夢原さんのお宅が裕福だったりするならば
またあのコーヒーゼリーをあげるからなどと言ってモノで釣るのもアリかもしれなかったり。

きっと斉木はぶつぶつ言いながらそれでも折れそうな気がします。
味わっている時のあの恍惚の表情からすれば。

そして食事や買い物に行くことになれば
もうこっちのものですね


照橋さんが他キャラと絡みづらいというのも
ある意味では確かにその通りですね。

それは、照橋さんの言葉とは裏腹な内面という二面性というか
素直になれない様子というか
そういったものが照橋さんというキャラの魅力であるからです。

それを描こうとすれば、どうしても話の視点は照橋さんになってしまうため
複数のキャラが入り混じる展開においては、彼女はモブと同一の没個性状態にさえ
なってしまう恐れがあります。

しかし、私が妄想したラブコメ状態を成立させつつ
照橋さんも光らせる展開が可能なやり方として

1つの場面なり話なりを、斉木と照橋さんと夢原さんの
3人それぞれの視点から描くという手法があると思います。

斉木と夢原さんがお出かけしている後をつける照橋さん、という話を

積極的な夢原さんに困りつつ、同時に後ろの照橋さんにも困っている斉木
念願叶って斉木とのお出かけにこぎつけたことで、ここぞとばかりにアプローチを掛ける夢原さん
「別に斉木が気になるわけじゃないけど」と自分に言い訳しつつ後をつけては
夢原さんの仕草にキレそうになってる照橋さん

と、いうような形で3回に渡って描くこともできるのではないかと。


最終的に斉木がどんな人を受け入れるのか、
そこまで連載が続くのか

それはわかりませんが、麻生先生がどんな風に私たち読者の期待に応えてくれるのか
楽しみにしましょう。

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