○アンケ順
鬼滅の刃
アクタージュ act-age
ぼくたちは勉強ができない
・食戟のソーマ
鬼滅の刃
何か次号巻頭カラーで重大発表とか言ってますけど、これはもしかしてもしかするともしかしちゃうのでしょうか
まじですか?
まじで期待しちゃっていんでしょうか
これはワクテカが止まらないかもしれない…
とりあえず、11巻表紙の妖艶な禰豆子ちゃんを眺めながら落ち着いて次号を待つことにしましょうか
センターカラーは時透と玉壺
ムカデみたいな感じの玉壺がすこぶる気持ち悪いですね
全身から手を生やして、顔は口と目が逆位置になってて、口の数は増えてる、と
こいつも元は人間だったとか信じらんねえな
半天狗のほうがまだ人型ですよ
鬼になった途端にこの姿だったとも思えませんから、力をつけていった結果こういう姿に変化したということなんでしょうねえ
サブタイはそんな玉壺の性格を揶揄したもの
捕らえた人間を喰うんじゃなくてオブジェみたいに飾っちゃうとは、こいつはやべえやつですね
何の捻りもない外道ぶりが普通にキモいのである…
何がキツイって、真ん中のちょっとイケメンな人ですよ
捕まってる5人の中で唯一瞳と口が見えてるおかげで、一番強く表情が窺えるのです
まさしくそれは断末の瞬間と言うに相応しいように見えて、最も強い存在感を放っています
断末魔を再現ってのはまさかこの状態でまだ生きているとは思えませんが…
声を上げられるのは、玉壺の能力でその機能だけ残しているとかそういうことなんでしょうか
その「作品」に使われた5人はもちろん鉄穴森さんの既知の人
存在を秘匿するため鍛冶の里はそれほど規模が大きくないのだとしたら、みんな基本的に顔見知りなのかもしれませんね
それでも、殿って呼んでる人と、呼び捨ての人は特に親しいような感じがあります
小鉄少年の身内も含まれていたのは、すでに彼の家も襲われてしまっているとかそういう意味でしょうか
そうしてとってもどストレートに玉壺のキモさを強調したところで、時透が割って入る
定番の演出ですね
しかし上弦の伍がそう簡単に殺られるはずもなく…
任意の場所に壺を出現させた上で、その壺の中に移動できるのが能力の1つなんでしょうか
めんどくさい能力だな
移動先となる壺の出現条件と制約を把握しなければ倒せないんですかね
しかも、壺は移動先としてだけではなく攻撃手段を出現させることもできるようです
特殊金魚やら水やら
鉄穴森と小鉄少年を迷わず庇って鬼の毒針を浴びた時透のカッコよさよ
無表情で針に刺されまくってる姿はまるで主人公なんですけど
しかしこれは明らかに形勢不利ですね
妓夫太郎の毒を浴びた宇髄と同じ状態ですよ
長引くほど勝てなくなるやつです
とか思ってたら、壺の形をした水の中に閉じ込められてしまいました
玉壺の血鬼術が初めて明確に披露されたわけですが、壺の任意出現と移動の能力はこれと別なんでしょうかね
何にしても、それぞれ固有の呼吸によって人外の化け物と戦える力を得ている鬼殺隊にとって
水中に押し込められることで息ができなくなるのは最悪の攻撃と言えそうです
いくら柱といえど、いくら自分に合った呼吸を極めていようと、
そもそも息ができないのであればどうしようもない
たとえば霞の呼吸に大技があったとしても、呼吸ができない水中ではそれを発動できるはずはないでしょう
時透もまだ冷静でいるようですが、これは実にヤバい状況ですね
鍛冶の里が壊滅すれば、呼吸とともに鬼殺の必須条件である刀が使えなくなる
そうなれば、鬼の側にとっては殺られるリスクを最小限に抑えながら攻勢に転じられる
非常に都合のいい作戦です
口ぶりからすると、玉壺の掴んだ情報とは鍛冶の里のことだったんですかね
別に緑壱零式の刀は無関係だったのかな
玄弥は描写不明
炭治郎と禰豆子ちゃんは気絶
時透は水中で呼吸不可
劣勢どころか負け戦状態だったところに、援軍登場はまさかの蜜璃ちゃんでした
これは来たね
乳柱…じゃなかった恋柱という彼女の実力がいよいよ明かされるんでしょうか
胸の呼吸…じゃなかった恋の呼吸の戦い方が全然想像つかないんですけども
おっぱい狩り…じゃなかった鬼狩りの反撃を表紙&巻頭カラーでぜひとも見せてもらいたいところです
アクタージュ act-age
百城との枕投げは結局お預けでした
彼女が枕投げに応じなかった理由を、周囲は余計な怪我の危険があるからと解釈していますが
当の本人としては天気による撮影スケジュールのズレを危惧して監督たちの元へ行ったようです
…つまり、彼女はこの天気だと景と演じるクライマックスを無しにされると察して動いたんですかね
それにしては、後を追っかけて部屋まで行った景の方が先に監督と話してますけど
このタイムラグには意味があるんでしょうか
枕投げのあの場から、部屋に戻ることなく真っ直ぐこの部屋に向かったのなら
景の後にやってくるのは時間的に変な感じなんですけども
最初は無しにしてもらうつもりでいたのを、景と監督の話を聞いて気が変わったとかなんですかね
それはそれで仮面の百城っぽくないような…
どっちにしても、百城が景とのクライマックスを望んだ理由は、文字通り自分と景との「役者の違い」を見せつけるためですかね
並べてる理由は全部建前でしょうか
テストもNGもなしの撮影でどんどんスケジュールを巻きまくって、台風が過ぎたるまでに屋内シーンも終えて
台風行った後は予定より少なくなった残りの日数で屋外のシーンも全部終わらすと
その上で、クライマックスもしっかりしたものにするのだと
景と一緒のシーンだけでなく、撮影の現場全部を使って自分という役者の格を示そうとしてると捉えていいんでしょうか
だって景の方はNG連発しそうですからねえ
百城が調子よく巻きまくってる一方で、景は1つのシーンを終えるのにNG出しまくってそうですもんね
だから景のせいでクライマックスの撮影が間に合わなくなりそう、というのがこの後の展開でしょうか
一緒にクライマックスに臨むために、百城の方はしっかり役目を果たしているのに自分の方は明らかに足を引っ張っている
景はそれでめげてしまうような脆い娘ではないでしょうが、しかし不安定くらいにはなるでしょう
そうすると演技の俯瞰もうまくできなくなって、メソッド演技の性質が強くなり、よけいに求められる演技と違う芝居をしてしまう…とか
うーむ
そんな予想をしてみたはいいものの、そっからどうケリを付けるのかがわからんな
ぼくたちは勉強ができない
文化祭編始まりの模様
ざわざわしながら準備してる風景の中に、トカトントンとか出てきてるのが何か細かいような
いつだったか理珠と一緒に勉強してた時に出てきた擬音ですよね
ラブコメ定番イベントの文化祭ですから、やはりそれぞれのヒロインたちに個別のシーンがあるようです
…いや、というよりそれぞれの応援キャラたちが何やら企んでしまう内容といったほうが正しいんでしょうか
文乃を見守る猪鹿蝶に、理珠を後押ししようとする関城さん
うるかは部の方で海っち川っちに何か乗せられてんな?
応援キャラと呼べる人がいない感じの桐須先生は、どうなんでしょう
美春が押しかけてくるってのも強引な展開に思えますが、むしろ主人公のが桐須先生を手伝ったりすることになりそうですかね
唯一学校外にいるあしゅみー先輩は、母校の文化祭に顔を出すくらいは不自然ではありませんが
浪人している身でそんな余裕あるわけ無いと考えるほうが彼女のキャラとしては自然です
しかし親父に言われたら已む無く行くのでしょう
「文化祭を!」
「一緒に!」
「まわらないなんて!」
「本当に付き合ってるのかね!?」
とか謎ポーズで言われたりすれば渋々行くしかないと
突然出てきたジンクスについては、ただのフリであることに違いはありませんから特に言及する必要はないでしょうね
理珠が想像してる通り、物理的に何かが絡まってそれを結ばれたっていうオチにするんでしょうから
別に主人公とヒロインの誰かがそうなるとも限りませんし
脇やら同士でくっついてたあの2人、えーと小林と海っち?だっけ?このカップルでもいいわけですし
まあ4週前後くらい掛けますかね
筒井先生がどんな力技で状況を用意してくるのか、それも含めて楽しみにしてみましょうかw
食戟のソーマ
おっふ…
エピローグとして定番のキング・クリムゾンが発動している…
みんな学園に残って、何やら楽しくやってるようです
いなくなったのは薊と、卒業しちゃった3年生だけ
寿司屋の人とかスイーツの人とか、まあ順当に活躍してるところを見ると
何であんたらセントラルやってたんや…って感覚が拭えないんですけども
そのおかげで、竜胆先輩と司先輩が一緒になって密林?で狩りとかやってるのが意外すぎるのです
これは竜胆先輩のホームグラウンドに司先輩がついてきたってことだよな?
確かな実力の第一席として、卒業後はそれなりに就職口はたくさんあったでしょうに
それを蹴ってわざわざ僻地で
今までの司先輩の印象からすると、全く正反対の場所ですよね
竜胆先輩が無理やり誘ったって感じではありませんから、きっと自らついてきたんでしょう
番外編も含めて諸々の様子を見る限り、竜胆先輩→司先輩って感情の矢印はもともとあったように思えますが
司先輩→竜胆先輩の矢印は今まで全然表には出てきていませんでしたね
ないわけではなかったけども、薊に乗せられてから一層強くなった料理道の追求によって分厚く覆われていたとかでしょうか
それが、創真とえりな様にあてられて何かを思い出したように、情熱が表に出てくるようになった…とか
今までの自分の得意分野や嘱望されていた将来を差し置いて、自分を好いてくれている女とともに歩もうとする…
全く同じではないでしょうが、城一郎と創真ママの出会いもこれと似た形だったんじゃないかと思えて興味深いですね
まあそれはそれとして、榊さん何で髪切ったんだー?
数少ないロングヘアの正統派美少女だったはずなのに…
このエピローグで一番残念だったのはそこです
時間すっ飛ばしのために、なんとなく見た目の変化くらいないとそれっぽさが出ないという事情はわかるんですが
それなら髪の長さではなくで単に髪型を変えるだけにしてほしかったのである
せっかくのロングヘアを短くするなんてとんでもない
その他の面々として登場した葉山黒木場アリス嬢は、月饗祭の時よろしくギャースカいいながら仲良くやってるようです
3人とも十傑に所属して、それぞれ四席五席六席になってるとか
割と高いな…
えりな様もえりな様で、総帥としてしっかり役目を果たしている模様
学生の身分でもあるはずでしょうに、その辺は別に問題なく運営できてるんですかね
迷いのなくなったえりな様のカリスマ性なら大抵の大人は黙り込ませることができてるようですが
緋沙子ちゃんとの仲も前より進んでいるようで、秘書以上友達未満って感じでしょうかw
で、何やら新展開の話は「侵略者」の排除とか言う中身のようです
薊政権に対する創真たちが「反逆者」って言い方でずっと統一されていましたが
えりな様政権になると「侵略者」になるんですね
別にそこを対比的にする必要はないような気がしますが
総帥えりな様の命を受けて動いたのは、第一席創真と第十席田所さん
田所さんも十傑はいってるー!
これはめでたいな
いや実力的には充分なものがあるはずの彼女ですが、生来の性格ゆえにどうしても今ひとつ押しが弱いところがありました
たぶん十傑の1人に加わるのにも相当遠慮したんだろうと思われるだけに、末席とはいえ田所さんにもその肩書がついていることには
なかなかの感慨があります
そんで創真もね
あれから4か月…っつって、まだ一席を名乗ってるってことはあれから殺到しただろう食戟にしっかり全部勝ってるってことなんでしょうね
自ら暫定の席次だと言い切って、別に対価も要らないからいつでも挑んで来いと大見得をきった創真
その言い方自体はスタジエールを終えたあの時と殆ど変わらないものですが、対決の名乗りはあの頃の比ではなかったことでしょう
それでも全部退けて来ているのなら大したもんです
黒木場とかだけじゃなく、上級生だって対決相手にいておかしくないはずなんですけども
叡山とか何してんだろうねw
1回くらい創真に挑んでないのかな
今のところ明かされた十傑の席次は
一席に創真
四席に葉山
五席に黒木場
六席にアリス嬢
十席に田所さん
二席、三席、七席、八席、九席の5人がまだ不明です
一色先輩に久我先輩、あとタクミや美作とかも入ってておかしくないはずなので
誰がどの席次になっているかですね
それでも枠が余ってるんですが、あと誰だろう?
緋沙子ちゃんは十傑やるとえりな様の秘書業務に集中できなくなるのでやってなさそうです
…肉魅とか?
というかそもそも、十傑という集団を今までと同じノリで認識していていいのかというところから疑問なんですよね
仙左衛門体制下において、厳しいふるいにかけられた中で選ばれた十傑は確かに一般生徒とはかけ離れた実力を持っていたでしょう
そのメンツをあてにして組織された薊のセントラルは、模倣による調理を強制したことで
現十傑のメンバーが卒業した後に同じくらいの実力を持った十傑を再生産することが困難であるという致命的な欠陥を抱えていたわけですが
作中でそれが言及されることはありませんでした
で、そのセントラルに対抗して「勝ったほうが十傑の席総取り」との条件で開かれた連隊食戟
結果としては創真たちが勝利し、勝負に加わったメンツは10人いないけど十傑の席をすべて得ることになりました
連隊食戟に参加したメンツの中で、女木島先輩は3年でしたから司先輩たちと一緒に卒業してるでしょう
えりな様は総帥になっちゃったので十傑の座には就けません
すると、ただでさえ8人しかいなかったのが6人だけになってしまって
その6人で十個の席を得たことになります
6人全員で十傑になったとして、椅子はまだ余っています
葉山に黒木場にアリス嬢の3人が加わっていることが今週明かされたのは、余る4つの席のうち3つを確定させたということなんでしょうね
で、そういう形でメンツが大きく入れ替わった遠月学園十傑評議会
従来の制度のままなら席次に応じて料理界の中で行使できる権限がいろいろあるってことですが
それはまだ生きてるんですかね
一般生徒からの人気や評価はまあ従来と比べて極端に悪いってことはないのでしょう
むしろ十傑に対する食戟のハードルが下がったぶん親しみやすさは上がっているのかもしれませんが
ひょっとしたら、自ら暫定といい切った創真の実力を認めない業界の重鎮もいるかも知れません
一席の創真を認めないとしたら、二席以降も同様でしょう
それを覆すには、とにかく席次の防衛を繰り返していって少しずつでもその席に座る自分の実力の正当性を示していくしか無いわけですが
そう考えてくると、今まで創真が目標としてきた「十傑」という存在や立場と、
えりな様が総帥となり創真が一席となった「十傑」を今までと同じような形で認識していいのかというのは疑問ですね
それからもう1つ
最大の疑問は、えりな様政権下における学園運営の方針です
具体的に言うと、問答無用の退学決定は今でも実行されているのかどうかということですよ
仙左衛門体制下でのそれを否定して、薊は総帥となりました
個人の訓練と修行に任せて、至らない奴は速攻でクビというのを全生徒に向けて否定し、
懇切丁寧にハイレベルな技術を教えてやるからそれを真似ることだけしていろと
それに異を唱えて勝負を挑んで勝利したえりな様
じゃあえりな様が総帥となった今、退学制度はどうなっているのかというのが地味に重大なところですよね
今週描かれた一般生徒たちのワーキャーな様子からは、退学に怯えている感じはありませんでしたが
それはエピローグに余計なノイズを入れないための方策とも考えられます
そもそも創真たちが反発していたセントラルの方針は、調理方法を強制されるという部分であって
退学しなくて良くなるよ、十傑レベルの料理をすぐ覚えられるよ、というお題目の方ではありません
仙左衛門体制下での速攻退学も、「こりゃやべえな」とは思いつつ、そのやり方自体を強く否定しようとすることはありませんでした
つまり自由に研鑽できる代わりに、それが一定以上のレベルに認められなければすぐに追放されるという代償は
ある程度合理的なものとして受け入れていたわけです
だからこそ余計に研鑽にも身が入るということで、「退学はそりゃ怖いが、退学にならないように精一杯努力すればいい」というのが
従来の創真たちの姿勢でした
えりな様はもちろん美食の眷属として、自分が退学になる可能性など微塵も想定しておらず、
仙左衛門が実行している退学制度には特に違和感も何も持っていませんでした
そう考えてくると、えりな様が総帥となった学園でこの退学制度がどのように扱われているのかは
新たな学園の運営方針として非常に大きな意味を持つものであるでしょう
薊がやったような方針演説をえりな様もやったのかどうかはわかりませんが、新総帥の方針を表明する場はどこかであったでしょうから
その中には退学制度に関することも言及されていたはずで
どうなってるでしょうねそこんとこ
まあ普通に想像すると、仙左衛門体制の時ほど極端にはやらないがよっぽどレベルが低いまま改善されないようならやむを得ない、みたいな
中間点におちついてるのが妥当なところかなと思われますが
それからまだもう1つ触れておかなければなりません
最大の疑問、とか言った後にまだ続くのは自分でもどうかと思いますが、これはスルーするわけにいかない部分です
何って新章に決まってるでしょうよ
えりな様の命で、創真と田所さんが何やら温泉街にやってきた
創真と、田所さんが、温泉街にやってきた
…
これ完全に田所さん編じゃね?
いやビビりましたよ今週の引き
どう見ても田所さんルートの展開じゃないですか
いやまじビビったわー
今までの遠月革命編は明らかにえりな様メインのシリーズであり、創真とえりな様の関係性を大きく変化させることになりました
出会った当初は散々に嫌いまくっていたのに、自ら部屋を訪ねて取り留めのない相談をしてみたり、
創真の品を参考にした必殺料理を作ってみたり、今やえりな様は創真に対して一定以上の実力と器を認めるようになったわけです
その上で、創真は再度出会った当初と同じセリフをえりな様に対して繰り返しました
絶対俺の料理でお前に美味いと言わせてみせると
間違いなく裏テーマが意識されている部分ですよね
食戟のソーマにおける物語構成その1 主人公の在り方とその目指す先
食戟のソーマにおける物語構成その2 主人公とヒロインたちとの関係と「裏テーマ」
食戟のソーマにおける物語構成その3 二つの柱の行く末と今後の展開
前にこんな形で本作の物語構成を俯瞰してみたことがありましたが、次回から始まる新章は間違いなく「裏テーマ」における田所さんルートが展開する話となりそうです
考察のうち、「1つ目の柱」としたものは創真が一足飛びに第一席になってしまったことと、かつての城一郎が一席として相応しい実力を持っていたことにより
その存在感を薄くすることになりました
あのとんでもない親父でも届かなかった第一席という頂点
創真がそこに至ることは、親父を超えるという意味で少年マンガとして王道のパターンとなる展開だったわけですが
みずから暫定一席と創真が自覚している現状ではそのカタルシスは全くありません
その座をこれからずっと守り続けていくことで、一席としての実力を自他ともに認められるようになった時には
改めて親父超えの演出が描かれたりするかもしれませんが、今の段階ではそれを実現することは不可能です
だからなのでしょうか
この新章が、田所さんと一緒に学外へ出ていって何かやるという内容になっているのは
えりな様と田所さんは本作における二大ヒロインとして、それぞれ創真とのフラグを積み重ねてきています
それが、今までの遠月革命編はえりな様メインのシリーズだったせいもあってえりな様のフラグばかり強化されてきており
田所さんとのフラグはさほど変わっていないという状態
ならばそのバランスをとるためには、この遠月革命編に匹敵するくらいの田所さんメインシリーズがないと無理じゃないかと思っていました
上記考察記事のその3でもこんなふうに書いていましたが
合宿編と選抜編で、えりな様ルートと田所さんルートはそれぞれ対比的な進展を見せていましたが
じゃあこのえりな様編に対する田所さん編がこの後何かあるのかというと、そんなことはない気がするんですね
あのえりな様がここまで窮地に陥ることになった今回のシリーズ
これに匹敵するほどのピンチが田所さんに訪れるなんていうのは、全く想像がつきません
それこそ、田所さん実家の旅館が何かの理由で破綻しそうになるとか、そんなことくらいですよ思いつくのは
舞台が遠月学園になりそうな気がしないのです
田所さん編をやるとしたら遠月学園が舞台ってのは無理だろうなと思っていたのです
だって学園自体と田所さんには別にそれほど関係はないですからね
自分の一族が総帥として仕切ってるえりな様はともかく、田所さんはただ通ってる学校ってだけですからね
じゃあ田所さんと深い深い関係があって、そこがピンチになることで田所さん自身もヤバくなるっつったら
実家の旅館とかかなあと思っていたんですけども
官能の唐揚げ編くらいの短さならともかく、遠月革命編に匹敵するくらいの長さと濃さのシリーズを
学園と無関係なところでやろうとするのはいろいろと面倒だろうなあと
既存キャラの登場は制限されるし、出てくる奴らは新キャラばっかりになるし
舞台が変わった結果マンガの印象も変わったみたいなことになりかねないなと
そしたらですよ
えりな様の指示で創真と一緒に学園の外に出て、行き先は温泉街と来ました
えりな様の指示であり、かつ「侵略者」とやらを排除するってことで、シリーズの舞台の一端をギリギリ学園に残しています
それでいて、実際の場所は学園の外であることで田所さんが心置きなくフラグを強化できるようになっていて
さらに温泉街とくれば、実家が旅館を経営している田所さんにとってはホームに近い場所であるでしょう
これはもう存分に創真と仲良くなっていける環境です
今回の新シリーズ、裏テーマがどれだけ深化していくかというのを期待していきたいと思います
ホントなんで榊髪切ったとか
創真現在も第一席維持万歳とか
恵と一緒万々歳とか
色々言いたいことはありますが・・・
温泉街と聞いて
ひょっとして今回の章は
『ゆらぎ荘コラボ編』!?
と思ってしまったのは私だけでしょうか?(爆)