銀魂の実写宣伝ページで、「堂本剛さんのオフショット」って部分がまた灰色で塗りつぶされている…
アンケ順
鬼滅の刃番外編
鬼滅の刃
腹ペコのマリー
鬼滅の刃番外編
今週一番面白かったのは一切の迷いなくこれですよ
本編よりも何よりもこの7ページに、今週一番のワクテカとドキムネを感じました
もう何というか、実に素晴らしい番外編です
絶対これがアンケ1位だろとか思いつつ、「でもアンケ項目の中にあるかな?」って心配になったんですけど
見事にあってよかった
編集部GJ
ていうか当たり前と言ってもいいかもしれないですな
それにしても、ここでこの娘たちが主役の番外編を持ってくるとか、吾峠先生本当によくわかってらっしゃる
最初はね、伊之助の話かなーとか思ったんですよ
髪がボサボサでありながらも整った顔立ちで、その上身寄りも親もないという状況とくれば
既存キャラでそういうバックボーンがありそうなのは伊之助かなって、「なるほど番外編でちょっとだけ過去を描くわけだ」と
1コマ目を見た時に少しその先を想像して勝手に納得していたんです
が、ページをめくったら登場したのは蝶をシンボルとした美女2人
若かりし頃のしのぶさんと、もう1人は亡きお姉様じゃありませんか
伊之助の話かなーとかすっとぼけたことを思っていた俺はここで大混乱ですよ
え、この2人が登場してくるってことは伊之助の話じゃない?この2人が関係するキャラって言ったらまさか
とか何とか色々と頭の中がぐるぐるしてしまいました
親に名前すらつけられなかったその娘
しのぶさんの姉カナエさんは、どうしてこの娘に興味を惹かれたんでしょうね
たまたま出くわしただけの偶然だったのか、それとも何かを感じたのか
姉一筋なしのぶさんもいい役回りをしています
姉が興味を示したその娘との時間を確保するのに迷いなく現金をばらまいて、注意をそらした隙に縄ごとひったくって連れて行くとか
一瞬の判断としてはなかなか高等ではないでしょうか
姉さんに触るなと言って人買いの手を突っぱねたのも彼女らしいですね
ていうかこの数ページだけでしのぶさんの姉大好き加減がよくわかってくるのも凄いことです
柱としての彼女が纏っていた蝶の羽織は、かつては姉カナエさんが身につけていたものだったんですね
それは例えば柱が纏うものだったりするんでしょうか
今は亡きカナエさんの隊士ランクは不明ですが、柱まで行った人だとしたらカナエさんを殺したのは上弦の鬼だったりして…
その姉の「遺志」を背負って戦い続けているしのぶさん…
疲れたと漏らしていた様子は死亡フラグさえ漂わせますが、果たしてどうなのでしょう
「姉が好きだと言っていた笑顔」とは、ラストシーンに出てきていましたね
きっと日常会話の中で何度も繰り返されていた言葉なんでしょうけど、この番外編の中にさりげなく入れ込める構成力はお見事です
そしてそんな2人に手を引かれて走り出す少女
カナエさんの名前にちなんでつけられたらしいその名はカナヲ
こんな小さな時からの付き合いだったんですね
鬼殺隊士になって間もないはずが継子になっててすげえみたいな描写でしたが、
実は鬼狩りどころか親代わりとして育てられていたわけですね
鬼狩の修行は、カナエさんもしのぶさんも2人とも鬼殺隊員だったことで自然に始まったことだったのでしょう
しかし、言われたことだけしようとするというのは既にこの時からだったようです
腹の音を鳴らしながらも食べろと言われるまで食べようとしないとは筋金入り
ひょっとして、寝ろって言われなかったら一晩中起きてたりもしたんでしょうか
ある意味では欲求をとことんこらえられるとも解釈できますが、別の見方をすると自分自身の欲求にとことん興味が無いとも言えます
空腹とか、眠いとか、辛いと感じないし、その状態に対処する方法がわかっても実行しようと思わない
「ぷつんと音がした」ことで、そういう状態になってしまったわけですね
幼いなりに自分自身を守ろうとした防衛本能の仕業なのでしょう
しかしそれは、こと戦闘という分野においては致命的に不利な点となります
もちろん日常生活においても常に誰かが一緒にいられるわけではないということで、カナエさんが言い出したのがコイントス
あのコインはしのぶさんの指示したことではなく、カナエさんの思いつきだったんですね
「きっかけさえあれば人の心は花開く」と信じて疑わないカナエさんがコイントスを思いついたのは、
「だからそれまではコインで決めればいい」という一時的な対処だったのでしょう
すなわち、いつかカナヲちゃんがコインを必要としなくなる時が来ることを願ってコイントスを提案したのだと
そこで心を花開かせるきっかけとして言われるのが、「いつか好きな男の子でもできたら」ってのが熱いじゃないですか
その背景に描かれているのが炭治郎ってのがもう期待しかないじゃないですか
つまりこれは公式で炭治郎とカナヲちゃんのカップリングが認定されたってことでいいんですよね?
あーもう楽しみすぎる
とりあえずこの番外編読み終わってから、炭治郎が蝶屋敷を後にする時の回を読み返しました
カナヲちゃんとのフラグを立てたあの瞬間
改めてキュンキュン来ますわ
何年も何年も、言われてないことはあのコインを投げて決めてきた彼女にとって
「表が出るまで何回も投げる」なんて発想はきっと夢にも思わなかったことなんでしょう
そんな思いもよらなかったことを目の前で実践されて、その上ある意味反則のようにさえ思えるそのやり方で実現しようとしたのは
自分が心のままに生きることだったなんて…
言われたことか言われてないことか
コインが表か裏か
大雑把に言ってそれだけで生きてきたのだろうカナヲちゃんにとって、あの時の炭治郎は違う世界を見せてくれた人でした
そして、そんな炭治郎が願う「心のままに生きる」というのは、さらに違う世界に連れて行かれるような感覚を覚えたことだったでしょう
だから彼女は炭治郎が返してくれたコインを握りしめたまま戸惑った
開きかけた新たな世界の光に躊躇した
再会が楽しみでならないですね
どんな顔して会話するのか期待が加速しますね
そしてカナエさんの「好きな男の子ができたら」のセリフを聞いた上で、カナヲちゃんに炭治郎たちの機能回復訓練に付き合う指示を出していたしのぶさんの真意も気になりますね
あるいは今までも、こうして蝶屋敷で引き取った怪我人のリハビリにカナヲちゃんを付き合わせることはあったのかもしれません
しかし姉の遺志を託せると思えた炭治郎なら、カナヲちゃんの心を開かせるきっかけになれるかもしれないと考えたというのは
解釈としておかしいことではないでしょう
カナヲちゃんを主役のように描きつつ、実はしのぶさんも主役だったこの番外編
7ページしかないとは思えない濃密な内容です
実に素晴らしいものでした
鬼滅の刃
で、本編ですよ
あ、その前に朗報ですよみなさん
このマンガの公式ついった垢ができてるようです
鬼滅の刃公式(@kimetsu_off)さん | Twitter
もちろん俺も光の速さでフォローしましたとも
で、本編ですけども
センターカラーは魘夢でした
青緑を基調としつつ、黒く濃くなるように散らされた配色が禍々しさを強調するカラーとなっております
そして魘夢の全身に浮かんでいる血管か何かの筋は、鬼らしい暴力性を感じさせる
精神的な搦手で攻めてくる魘夢の恐ろしさをよく演出できたカラー扉です
おかげで右下の6巻表紙が眩しすぎるのである
しのぶさんが美しすぎる表紙じゃないですか
何ていう俺得な表紙でしょうか
姉から受け継いだ羽織を蝶の羽のように広げた姿は、まるで自身の美しさを見せつけるかのよう
左足の傾きが妖しさを醸し出し、羽織と隊服の境目を強調する胸の大きさが艶やかさを奏でる
美しすぎるだろ…
小さい画像故に肝心の表情が今ひとつ掴みづらいのが難点ですが、それは実際に手に取ってから確かめてみることにしましょうか
…と、思ったら公式垢で大きい表紙画像が公開されてるじゃないですか
うひょー
笑顔のようで、切ない顔のようで、何とも言えない表情ですね
やはり美しい…
この6巻楽しみすぎる
そんで、本編ですよ(3回目)
魘夢は炭治郎のことを認識した上で術を仕掛けていたのではないようです
ただ単に網に掛かったってだけだったんですね
しかし今までなら上手く行った方法が通用しなかったことを疑問に思う
油断しないという慎重さが下弦で最も強い下壱にまでなれた理由でしょうか
電車と融合するための時間を稼いでいたらしいのも、おそらく確実性を重視したものなんでしょうね
前回の引きで父親のことまで持ち出されて怒り心頭の炭治郎
語気を強めながら刀を抜く様子の何とカッコイイことでしょうか
このコマものすごい決まってますよね
魘夢を正面に見据えつつ、人間の心を弄んでいることに激しい怒気を示しながら左手を鞘に、右手を柄にあてて静かに刀を抜く
鞘から姿を現す刀身の長さといったらどうですか
柄も何か長くなっていますが、これは刀身を長く描いていることによるバランスをとるためでしょう
打ち直された刀身の長さ、いや鞘に収まる深さはそのまま炭治郎の怒りの強さを表していると解せます
だから夢にはもう惑わされない
どころか、さらに怒りを高ぶらせる
そりゃあねえ
あんな優しい家族にあんな暴言吐かせるなんて、そりゃ炭治郎キレますよ
兄妹たちの追及はまだいいですよ
父親の「役立たず」とか結構ひどい言い草でしたよ
その上「あんたが死ねばよかったのに」なんて言葉をあの優しい母に言わせるなんて…
そしてまたこの母ちゃんの表情がほんとにそう思ってるかのような侮蔑的な感じでヤバイんですよ
実の息子に向かってこんな顔ができんのかってくらい軽蔑と忌避と嫌悪の眼差しです
だから炭治郎はブチ切れる
あんな賑やかで仲睦まじかった自分の家族が、こんな暴言を吐くはずがない
兄妹たちの声で、父の姿で、母の瞳で、こんなことを言うはずがない
家族が殺されていなかった夢も本当はありえないことでしたが、この悪夢は炭治郎にとってそれ以上にありえないことだったのでしょう
だから炭治郎は怒るしかなかった
さらにここでのポイントはもう1つありますね
「俺の家族がそんなことを言うはずがない」という確信が炭治郎にあることです
もちろん読者からしても、一度は炭治郎が信じ込むほどにリアルだったあの家族の様子を見ていればさもありなんというところですが
しかし炭治郎はそれでも、「たくさんごめんと思っている」わけです
「お兄ちゃん置いて行かないで」と叫んだ弟のまやかしに対して、「ごめんな」と繰り返し繰り返し思っていた炭治郎
そこには、家族が襲われていた頃に自分は他所の家でぬくぬくと眠っていたことへの強い後ろめたさがあります
たらればに縋りたい気持ちをこらえて今日までやってきた炭治郎が、実際に家族の姿をしたその口から責め立てる言葉を聞かされたならば、後ろめたさに押し潰されてもおかしくなかったはずでした
そうならなかったのは、炭治郎がそれと同時に家族の優しさも知っていたからですね
自分がどんなに後ろめたく思っていても、どんなにごめんよと思っていても
家族はそれを赦してくれる受け入れてくれる
だからといってその後ろめたさが消えるわけではないけれど、家族がくれたものを拠り所に
残る最後の家族である禰豆子ちゃんを守り抜いて、必ず元に戻すのだと
その気持ちこそが炭治郎の心を支えているのでしょう
しかし、やはり自分がその場にいられなかったことへの罪悪感は消し去れない
家族を亡くした主人公という存在の1つの側面を描いたのがこの場面であったわけです
この生き方はいずれ、他にも多く存在する鬼に家族を殺された人に影響を与えることになるでしょう
最初に影響を受けたのが、炭治郎が最初の任務で事情を尋ねていた青年だったりしますかね
あるいはしのぶさんもその1人に数えることができるでしょうか
怒りとともに放った拾の型は見事に魘夢の首を刎ねましたが、しかし既に汽車と融合していた魘夢には効果なし
つまり、乗客たちは全て鬼の腹の中にいる状態ということになるでしょうか
この無限列車が何両あるのかはわかりませんが、禰豆子ちゃんも入れて5人いれば間に合うんですかね
あるいは、鬼を食うことを魘夢が嫌がるなら、禰豆子ちゃんが車内にいることが一種の牽制になったりとか
このタイミングで伊之助も起きてきました
禰豆子ちゃんが起こしたんですかねえ
善逸も起きてるなら、人間の少女として自分への好感度がMAXな状態の禰豆子ちゃんから
竹筒を加えた鬼っ娘で好感度は並くらい?の禰豆子ちゃんを目の前にしてどんな反応を見せたんでしょうかね
さらに、禰豆子ちゃんに起こされたとしたら、一時は彼女を処刑しようとしていた煉獄さんのリアクションも気になるところです
ここからそれぞれが持ち場でどんな戦闘をすることになるんでしょうか
腹ペコのマリー
「事態 悪化しとるやん」が妙に気に入ってしまったので3位です
主人公とマリーが分離できたのは前進しているかのように見えて、主人公の体がなくなってるのは間違いなく悪化しております
主人公の知らないところで勝手に状況が変わってるのもなかなかないと思いますが、
おかしな現象が起こったことで始まった物語で自らそれを悪化させて喜んでるなんて斬新すぎるだろ…
自分の体で中身がマリーか、マリーの体で中身が自分かって状態から
マリーの体で中身がマリーか、マリーの体で中身が自分かって状態になってしまったと
タイガの体どこ行ったw
どうすんだこれw
そんでTSの醍醐味…なのか?
女子校に編入して状況打開の鍵を探し始めました
婆さんの占いに出てきたとか便利な設定だなw
女子校が共学化に向けて動いてるところに近くの不良校からも編入生がいるってのも展開を楽に進められそうな感じですけど
そこで出くわしたのが先週のシスコン
各回の話が自由に描かれてるように見えて、実はしっかり構成されている…んでしょうかね
「上の人」たちについての部分がかなり放ったらかしにされてるんですけども
ラブコメって言われても、このぽっと出くんにマリーが惚れる…なんてのは現状望まない感じですが果たして
忍さん、昔はツンツンしてたんですね
鬼
煉獄さんまだ?
マリー
本編はいいとして掲載順ガガガガガ