社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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2017年週刊少年ジャンプ20号感想簡易版

2017年週刊少年ジャンプ20号感想簡易版

激しく今さらですが、簡易版感想です…

・鬼滅の刃
・食戟のソーマ
・ゆらぎ荘の幽奈さん


アンケ順
鬼滅の刃
ゆらぎ荘の幽奈さん
ブラッククローバー




鬼滅の刃

扉絵に定評のある本作
夢から醒めるためには自分で自分の首を斬って自害するしかないという可能性に気がついた炭治郎が、
決死の覚悟でそれを実行したところが前回の引きでしたが

扉絵がまさにその続きになっていました

斬った首からあふれる血液
おそらくは痛みもあったことでしょう

血が吹き出しながらも生きるために叫ぶコマと、そのつながりとして汽車の中で目覚めたコマが続いてるのがいいですね
本当に一続きで夢から戻ってきたように見えます

傍から見てる人には何が何だか分からないんでしょうけどもw

そりゃ禰豆子ちゃんも驚くよ

「起きないと」って寝言言いながら全然起きない兄貴が、突然大声出しながら起き上がったりしたらそらビビるわw


そして自分が置かれている状況の異様さに気づく炭治郎

手には焼けた縄
隣には女性の首を絞めたまま動かない煉獄さん

向かいの椅子には呑気に寝てる善逸と伊之助
それぞれの腕には自分と同じように縄が結ばれている

縄からも鬼の気配がするならば、鬼に有効な刀である日輪刀で斬るのが最初に浮かぶ選択肢なのでしょうが
そこに見知らぬ他人まで一緒に結ばれていることが炭治郎の予感に触れたんでしょうね

単純に刀で斬ってしまったら、一緒につながれている片方がどうにかなってしまうかもしれないと


禰豆子ちゃんの血鬼術で縄を燃やした炭治郎
危機的状況にあることを認識しているのが彼だけっていうのが何かシュールです

言われるままに血鬼術を発動させた禰豆子ちゃんは、ご褒美的な感じでさらになでなでを要求しております
そもそも箱から出てきた時から兄貴に撫でてほしかったんですから、当然の行動でしょうね

善逸を起こそうとしてる炭治郎の横でスタンバってる様子が何かもうw
それはなでなでしてもらうための準備なのかw


縄を燃やしたことで、夢への侵入者たち全員が炭治郎を襲うことになります
彼らにとっては任務の邪魔をされたおかげで夢を見せてもらえないんですからその怒りもひとしおですね

自分の意志で鬼に協力している人間がいることに驚く炭治郎でしたが、思ったほど衝撃を受けているわけではないようです

自分もついさっきまで体験していた理想的な悪夢
それに心奪われる人がいてもおかしくないというのは自分でもよく実感してわかっているからでしょう

自分が夢から脱出できたのは何かの偶然のおかげであると思っているから

水面の自分や父の幻が警告してきたこと
禰豆子ちゃんが外から爆血で刺激してくれたこと

何より、家族を振り切って走り出さねばならなかったあの瞬間がどれだけ辛かったかを思い出せば、
夢を望む目の前の人間が「それを出来なかった人」であることは容易に想像がついたわけですね

だからこそ鬼への怒りを深める炭治郎
行く手を塞ごうとする彼らに対しては、とりあえず気絶だけさせるという冷静な対応をとりました

ただ1人、炭治郎の夢に侵入したことでその心に触れた彼だけは、
敵意も害意ももはや持たず、ただその場に立ち尽くすだけ

炭治郎の無意識領域にいた光の小人と一緒に夢から離脱したから…とは何ともファンタジーですけども

ていうか光の小人って何ぞ

我の強いやつの無意識領域には本人がいる場合があるってことでしたが
優しさが強い人の無意識領域には光る小人がいるのか

設定としてはなんかものすごく都合がいいように感じられるんですけども、
炭治郎の心なら光る小人くらいいるかもしれないと思えてくるから不思議です

侵入者を警戒するどころか自ら核の元へと案内しちゃうほどの大らかな心
もちろん鬼殺隊士である炭治郎は人を警戒することも知っているわけですが、その心根は誰でも受け入れられる大きな器を持っているってことですよね

しかし、彼が光る小人の1人を連れたまま離脱しちゃったってことは、炭治郎の心からは優しさが少し失われたってことでしょうか
…そんなわきゃないか

心を取り戻した彼の見送りを受けて走り出した炭治郎
先頭車両にいた魘夢とついに対峙しました

恐ろしいのは、それぞれがどんな夢を見ているのか魘夢が把握していたことですね

もちろんこいつの能力なんですから夢の中身を把握できているのはおかしなことではないんですけども
それでも眠ったそれぞれに合わせた夢を見せるというのは、なんか能力を自動で走らせている部分があったりするんじゃないのかと思っていたので

善逸も伊之助も、鬼に夢の内容を知られているとなったら別の意味で怒りそうです(;^ω^)


炭治郎の怒りは別ですね
家族が惨殺される夢を見せることもできたのに、あえてわざわざ幸せな内容にしてやっていたんだと恩を着せるように言われて苛つかないはずはありません
その上「次は父親も生きてる夢を」なんて言い出されるとは完全に馬鹿にされていると思って間違いない

人の命だけでなく心までも弄ぼうとするこの魘夢という鬼に対しては、炭治郎の怒りはどんどん大きくなることでしょう

炭治郎がその怒りを露わにしたラストのコマ
いい表情です

今までは怒りの表情の時ってあえて顔が隠されていましたよね

中に鬼がいる鼓屋敷で、善逸が行きたくないと言った時
蜘蛛山でポニテ隊員たちがあっさりと殺されてしまった時

どちらも斜め後ろからのアングルで描かれ、炭治郎の表情は隠されていました

それがここに来て思いっきり怒りの顔が描かれる
つまりはこれが最大級の怒りであることを意味しているのでしょう

人間たちの心を弄び、死んだ自分の家族まで侮辱するこの鬼に対しては、
炭治郎は手加減なんかできないでしょう

読者としても久々のド外道鬼ですから、炭治郎が爽快に斬ってくれることを期待してしまいますね


食戟のソーマ

このタイミングで、この連隊食戟の審査員たちが登場しました

グルメ会…じゃなかったWGOとかいう星のランク付け組織のようです
ブックマンとか言われると、某灰色男マンガを思い出すのは俺だけでしょうか

その執行官たちというと、つまりは星の決定に直接関わる人達で、審査員としては作中においてこれ以上ない確かな存在であるということですかね

さあそうなると気になるのは、この審査員たちを手配したのは果たしてどっちなのかということですよ

創真たち反逆者側なのか、薊たちセントラル側なのか

創真たちがこんな世界機関と連絡を取れるわけもありませんから、反逆者側とするなら堂島先輩とか仙左衛門の誰かってことになるんでしょうけども

仙左衛門だとするなら、創真たちの支援の意味があると言えるでしょうか

「真の美食」を掲げて腐った料理界の救済を唱える薊にとっては、星の獲得を決定するWGOなんて
最もそれを象徴するような組織であると考えられます

彼らが認める皿の基準に不満があるからこそ、「真の美食」を掲げることになったのでしょうから

とすれば、日本料理界にじわじわ広がっている薊のシンパを避けつつ、確かな皿を見る目を持った人たちを用意することで
セントラルよりの審査がされないようにした、というのが推測できる1つの理由です

薊たちにとっても、彼らを納得というか捻じ伏せることができてこそ「料理界の救済」が実現できるはずですから
ある意味望むところであるでしょう

しかし別の側面から見ると、WGOを呼んだのは薊たちであるという考え方もできます

創真と紀の国先輩の対決に、一部の通にだけわかる品か誰にでも味がわかる皿か、といったイデオロギー的側面があるとしたら
WGOの面々は間違いなく「一部の通」であるわけで、紀の国先輩にとって審査員に不足はないからです

彼らの舌を満足させることができてこそ、真の美食は成しうるのだと

しかし「誰でも味がわかる皿」を目指す創真にとって、彼らがその考え方を理解できるかどうかというのは致命的な分岐点になります
現在星を持っていないこととこれからの皿は無関係、とは言ってくれましたが、
下町の定食屋として誰にでも開かれた皿というのを彼らはどこまで理解できるのか

普通のイメージからすると星の認定なんて基本的に高級店でやってることですから、誰にでも開かれた皿、なんてのは違和感が残りますからね

この連隊食戟の行方はその辺からも推測できそうに思えますが、どうでしょうか


ゆらぎ荘の幽奈さん

まさかの新キャラはすでに攻略済みでした

何ということでしょう
それは予想しなかったぜ…

いや、某ブログの感想だったかコメ欄だったかで「ひょっとしてすでに落ちてるんじゃねーの」なんて書いてあるのを見ましたけど
マジでそうだったとは…!

よく見たら廊下の移動中とか、めっさ大事そうに両手で抱えてるんですね
細かい…

ほんとに仇だったら確かに両手では持たんわ

そしてこうなってくると、コガラシくんが变化させられたのがこけし型であるというのがやけに卑猥に思えてくるから不思議です
ミウラ先生何すかその後から来るやつは

本物のそなたをこの胸に抱ける日が来ようとは…っていうコマのエロさがやばすぎます
ミウラ先生絶対このコマ描きたかったんだろうなーって思えてくるレベルです

そしてこけしになったままのコガラシくんをそのまま手篭めにしようとするかるら
どんな風にしようとしたんでしょうかね


ともかくこれは、女は殴れないというコガラシくんに対して女の武器を使って攻めているということになるわけですね
女であることがコガラシくんに対する最大のアドバンテージになるのなら、その女の武器を最大限使ってやると
そんで、かるらの側はコガラシくんにガチ惚れしてるみたいですから躊躇しないと


実力差なんて省みることなく敵地に乗り込んでいこうとする幽奈たちのところに結婚式の招待状が届くのも、らしいっちゃらしいです

つまり拐われた仲間を取り戻すのに敵地へ乗り込むのではなく、敵から招待されるという形になるわけですね
バトル漫画ではなくエロとラブコメマンガである本作としてはちょうどいいバランスです

バトル前提で乗り込んでいくとなれば戦う力のない千紗希ちゃんは完全に置いてけぼりですが、招待されるのならば付いていけますからね

そしてもちろんその招待は幽奈たちを人質にするため
結婚式となればこけし型のままというわけにもいかないでしょうから变化は解除されるのでしょう

しかしそうすると暴れられる危険が出てくるので、戦闘力で大いに劣る幽奈たちを人質同然の招待客としてコガラシくんの動きを封じる
同時に、コガラシくんは自分のものになったと見せつけることにもなる
よく考えられております

さてこうなると、解決の手立てはどんな感じになりますかね

敵が使っているのが女の武器ならば、対抗する幽奈たちも女の武器、あるいは女子力を使う必要があるでしょうか
あるいは最も当事者となるコガラシくんが、女の武器に対する男の器を見せる必要があるでしょうか

どうやらシリーズとしてはそれほど長くならない感じがしますね


時に、天下統一を目指す三勢力が千年以上も三すくみで、今は主人公が属する勢力が一番衰えてるって、某霊界探偵マンガで聞いたことがあるようなないような


 




COMMENT▼

No Subject

左門が無いやり直し(←

>鬼滅
炭治郎の怒りの表情は迫力有りますねぇ。
そら怒るわ。

>ゆらぎ荘
かるら様、初登場でかなりのインパクトですよこれはw

>もう無いネバラン
フィル君とギルダにやられた。

>左門
ネビ戦もカッコよかったが、今回も良かった。
マイサーモン「ゴチャゴチャうるせえ、だ」

某ブログのコメ欄

それは私ですね(白眼)

鬼滅の刃
炭治郎はきっと魘夢を倒してくれるでしょうけど、頭に血が昇って正常な判断が出来るかだけが気がかりですね

ゆらぎ荘の幽奈さん
とりあえずコケシにしたのは間違いなく読者に想像をさせる為でしょうね(笑)
とりあえずバトルの配分が少し気になりますね

先週の温泉のマトラとの描写での「バトル漫画みたいです!」を見る限り、そこまでガチなバトルはしないとは思うのですが……丁度バトルしてるコメディがあるから判断が難しいなぁ

ソーマ
アンさんが麗しいですね
次週の審査がどんな形になるのか地味に楽しみです
男比率高いからおはだけはまたお預けなのかなぁ……

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。

帰宅先輩のところで実施されてたやつに投票したんですけど、ネバランは何だかとっても感想が書きづらいのです。

左門くんは…
ここまでガチなシリアスとバトルをやられると却って言うことがなくなると言いましょうか。


>鬼滅
炭治郎の怒りの表情は非常に印象的でしたね。今までがあえて隠されてきた部分であっただけに、ものすごく目を引くコマになっていましたと思います。
しかし怒りの強さによる冷静さの喪失というのは炭治郎に限っては心配する必要はないでしょう。

怒りに身を震わせても、相手の様子によってはそれはそれとして有情の剣を振るうこともできるくらいに切り替えができる主人公ですからね。

>ソーマ
おはだけ要員1人、おふざけ要員2人ってのがtosh先生的にちょうどいいのかなーと思ったり。
少年漫画の需要としてそういうコマを描かなければならないのは仕方ないとしつつも、堂島先輩で遊んだりするようなおふざけカットも好きみたいですからね。

>ゆらぎ荘
コガラシくんが知らないところで勝手に攻略済みだったというのは、かなりテンポをよくしたと言えますね。
エロい場面とバトルシーンが両立できることは既に証明されているわけですが、どんな感じになっていくんでしょうか。

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