社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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重大な読み違いをしてしまった鬼滅の刃44話 2017年週刊少年ジャンプ6号感想その1

2017年週刊少年ジャンプ6号感想その1

またしてもアンケ1位の感想が長くなりました…


鬼滅の刃

来週表紙&巻頭カラーって何その高待遇は
ついにこのマンガもそこまで来ましたか

第1話以来の表紙巻頭
話数は45話と、他の作品と比べると少し遅めではありますが、それでももうすぐ1周年でもあるのに
それを待たずに実施されることは期待の表れと言っていいのでしょう
特別サイトもできていますし、これはいい感じですねえ

やってる内容は必ずしも新しいものではありませんが、吾峠先生の味のある絵柄と時々挟まれるちょうどいい塩梅のシュールギャグ、それに演出のウエットさと炭治郎の真っ直ぐさが
かなりの読ませる力を持っているんですかね

扉絵で本編の内容を暗示・暗喩したりする手法も独特ですし

今週の扉は善逸
いや、今週のは扉っていうか吹き出しも普通にあってむしろ普通に本編の冒頭みたいな感じもありましたけども


サイコで毒に詳しいしのぶちゃんと出会ったことで、蜘蛛鬼の毒から助けてもらえているんだろうか、でも何か変な実験されてからだったりしてないだろうかとか
この数週の間読者を心配させていた善逸でしたが、普通に治療してもらえていたようです

包帯でぐるぐる巻きの上に「治療済み」って貼ってあるところからすると、既に解毒も終わっていて、あとは折れた骨や出血箇所の治癒くらいなんでしょうか
よく見ると善逸よりも先に蜘蛛になっていた人たちも包帯にくるまれています

まさかそれも解毒できんのか?

しのぶちゃんすげえ

というか、善逸だけでなく蜘蛛に変化しちゃってる人たちまで普通に助けようとするのはちょっと意外でした
「まだ変化直前の善逸はともかく、もう変化しちゃった人たちは無理なんだろう」と勝手に思ってたことと、彼女のサイコなイメージからすると、
せめて楽にしてあげるために殺してあげるって感じになるのかと思っていましたからね

でもよく考えると、鬼に対して殺人の罪を贖わせることにこだわっていた彼女が、救いのためとは言え、あるいは本人が望んでいることだとしても
手を汚すのはちょっと違うのかな、とも思ったり

「普通に助けてあげる」というのは一周回ってとってもスマートな回答でした


で、ですね
実はここから最初書いてた感想を書き直したんですよ

なぜなら、今回の本編にはすっかり騙されたからです


たぶん吾峠先生の演出意図とは全く関係ないところだと思うんですが、完全に騙されたんです


後処理部隊と一緒に現れた女の子は、しのぶちゃんだとばかり思ってました
「付近の鬼は私がやるから安心して作業して」ってすごく可愛い顔で言ってるのを見て、
「しのぶちゃんいい顔するなー」とか思って萌えてました

次のページ行ったら普通に義勇としのぶちゃんが対峙してる場面だったのは、単純に時系列の問題で
場面切り替えの1コマを挟んだりするのがなかっただけなんだろうと

なので、冒頭で後処理部隊と一緒に現れた少女は、義勇と対峙する少し前のしのぶちゃんなんだろうと解釈して読んでました

そんでこの感想もその体で書いてました



でもよく見たら違うんですね


義勇と対峙してるしのぶちゃんと、後処理部隊と一緒の少女は髪飾りの位置が違ってる
そんでよく見たら髪型も違ってる

あっぶねえ
アホみたいに読み違えた感想を更新するところでした…



俺たちをぐるぐる巻きにした女の人ってのは、もちろんしのぶちゃんですね
その後で、後処理部隊と一緒に彼女がやって来たってことですね
髪飾りが似てるのは姉妹とかなんでしょうね

最終選別の時にいたっていうのも善逸間違ってないですね



最終選別にいた子

最終選別にいた子2


きっとこの娘のことなんでしょう

蝶屋敷ってのが彼女の家なら、しのぶちゃんの自宅でもあるんでしょうか
何それ蝶行きたい

伊之助も一緒に連れてかれるのかな…


それにしても、彼女はすごく堂々としてますねえ
善逸や炭治郎と同期ならまだ階級は癸でもおかしくないですが、「付近の鬼は自分がやるから」とかめっちゃ自信満々ですよ

ひょっとして階級はいくつか上がってるのかな?

炭治郎を含めて5人が受かっていた最終選別

炭治郎が嗅覚で善逸が聴覚、伊之助が触覚なら、あとの2人が視覚と味覚に優れているんだろうと思われます
彼女がその1人であるなら、どっちでしょうね

鬼と戦うのに味覚っていうのがよくわからないので、彼女は視覚かな?
目が蝶いいのかな?

周囲を見渡してれば、多少暗くても鬼に気づけるから「付近の鬼は私がやる」って自信満々なんでしょうか


で、義勇と対峙するしのぶちゃんの方はと言うと

義勇さん頑な過ぎるwww

主人公を導いてくれた人なのに、器小せえなwwww
嫌われてることを認めたくないのかwww

そりゃあね
基本無愛想な人なんだろうからね
周りからはとっつきづらいとか思われてそうだよね

その上あえて非情に振る舞おうとしてるのなら、そりゃ好かれませんって

なのにそれを認めないとか義勇さんひょっとして寂しがり屋ですかwwww

その後、どう説明しようかと変な顔で困ってるのも笑えるんですけどwwwww

やべえ
今週だけで義勇のキャラ深まりすぎだろwwww


炭治郎を完全に思い出してることで、逃げろと言ってくれた義勇
「この兄妹は何かが違うかもしれない」という予感があるからこその言葉ですね

炭治郎もまた、自分を助けてくれた相手が誰であるかをわかっているから、冨岡さんありがとうございますと礼を言える

連戦のために体力はとっくに尽きていて、体中を怪我している炭治郎ですが
禰豆子ちゃんを守るために我慢して走り出す

こういう時こその長男の我慢強さですね
しっかり箱も抱えて走りましたが、途中で追いつかれる

追いついてきたのは同期の彼女ですね

ここもね
間違えてたんですよ

最初読んだ時はここで現れたのもしのぶちゃんだと思ってました

義勇を振り切ってやってきたんだろうと
義勇に動きを拘束されてるその後の場面は、また時系列が逆になってるんだろうと

今度はぶつ切りになったコマが挟んであって、時間軸の移動を示してるような感じもあったからですね
実際には全然違っていたわけですが

「付近の鬼」に気づいた少女が、その鬼を斬るためにやってきた
炭治郎のことはとりあえず置いといて、鬼を斬るためにひたすら行動する

「考える必要はない」「言われたとおりに鬼を斬るだけ」とは、新人らしい戦い方ですね
「考えよう!」と伊之助に発破をかけてた炭治郎とは正反対です

考えなくていいと言ったのはしのぶちゃんですかね


そのしのぶちゃんは、義勇に抱きしめられていました(違

首根っこを掴まれて、刀は服でぐるぐる巻か?

鬼殺の妨害は隊律違反
隊員同士での戦闘が違反であることは前にも出てきましたが、しのぶちゃんの言い方からすると鬼を斬るために鬼を庇う隊員と戦うのはありっぽいですね

鬼を斬るための行動だと認められたら基本的に許されるということでしょうか

とすると、確かに義勇は隊律に違反しています

斬るどころか禰豆子ちゃん見逃してますからね

今回のサブタイって、炭治郎と禰豆子ちゃんを庇ってしのぶちゃんを妨害したことを違反と言ってるのじゃなくて
第1話の義勇の判断を指しているんじゃないかと思います

もちろんしのぶちゃんを妨害したことも違反なんでしょうけど、一番大きく含まれているのは第1話のあれなのでしょう

「こいつらは何が違うかもしれない」と予感して、鬼を1人見逃したこと


その違反を追及することになったから、柱が全員(?)集合したラストページに義勇がいないんですね
最高戦力である柱の1人が、あろうことか意図して鬼を見逃したとは重大な隊律違反であるからです

集合している中にいないのは被告人であるからで、炭治郎と同じように義勇もまた拘束されている可能性さえあります

炭治郎は義勇の処分を検討するための参考人であると同時に、自らも鬼殺隊士でありながら鬼と連れ立っていることの是非を問われるのでしょう
参考人兼被告人だから拘束されている

禰豆子ちゃんは鬼であるから拘束されている

問われる中身は基本的に2人とも一緒ですから、同時に裁くほうが効率的ってことなんでしょうね

ポイントはもちろん禰豆子ちゃんがいまだ1人も喰っていないことをどうやって分かってもらうか、にあるのでしょう
これはやっぱり鱗滝さんも出てきそうですねえ

新人が「妹はまだ1人も喰ってない」って言っても信じてくれないでしょうし、
義勇が「こいつらは何か違うと思った」って言うのも抽象的すぎて実感を持ってもらえないでしょう

柱の中には鬼=完全滅殺みたいな過激派的スタンスの人もいるかもわかりませんし

禰豆子ちゃんが血鬼術使ったのも分が悪いですよねえ
何人も喰って力を増した鬼が使う異能の術ですから、1人も喰ってないのにどうして使えるんだって疑問が出てくることでしょう

とすると、やっぱり鱗滝さんあたりが出てきてくれないと丸く収まらないでしょうねえ

育手というのがどのくらい鬼殺隊に影響力を持っているのかは未知数ですが、善逸の師と同じように鱗滝さんも元柱だったなら
それなりに発言力があるはずですから

ずっと顔が隠されている鬼殺隊のトップも次回登場してくるでしょうか

新展開では、階級の中にない柱ってシステムとともに鬼殺隊の詳細が判明する感じになっていきますかね

事後処理部隊隠の説明はなさそうかなー
炭治郎のアゴが折れてるのを見て、さらにこの上拘束することをかわいそうだなとか言ってたのが何か好きだったんですけど

いや、大体こういう後始末的特殊部隊の人たちって黙々と作業を終わらせていくようなイメージがあったからですね
普通に喋りながら手を動かしてて、拘束しろって命令の対象にも普通の気遣いを見せてる様子が何かとってもホワホワでした

こういう普通の感覚を持ってる彼らが、包帯でぐるぐるな蜘蛛に変わっちゃった隊士たちを普通に抱えて運んでるんですよ
きっと気持ち悪さとかはあんまりないのでしょう

こういうところが優しいんですよねえこのマンガは


新展開で鬼殺隊の詳細が判明していくとなると、同時に炭治郎の異端も明らかになっていく展開が待っているでしょう
鬼を単純に化け物扱いせずに「不本意ながら鬼になってしまった誰かの成れの果て」として扱うのは、おそらく鬼殺隊の中では特殊な意識

さらに、鬼舞辻を見つけられる嗅覚も特殊なはずなんですよね
前情報も何もない状態で、「家に残っていた匂い」を嗅ぎ分けて鬼舞辻を見つけられる炭治郎は、
鬼殺隊にとっては結構貴重な戦力にもなるはずで

鬼に家族を殺された隊員は多くいるでしょうが、それが鬼舞辻だった人はどれくらいいるでしょうか
その辺も鬼殺隊における炭治郎の特殊性に関わってくることになりそうです

ともかく、柱の中で炭治郎に共感してくれる人がいるのかどうかが分かれ目ですかね
個人的にはしのぶちゃんに期待をしているんですが、右から2番目の闇が深そうな、じゃなかった、谷が深そうな女子にも期待をしてみたい…


 




COMMENT▼

物語が急に動いた

安定の出善逸と共に善逸の安否を確認
良かったね善逸
そして蝶子ちゃん(命名)はしのぶさんに比べてまともそうだ
あと俺は嫌われてないと言ってた義勇さんのくだりが面白かった
柱一同はカッコイイですね!右から二番目の子が好きです!

No Subject

僕は幾つか反論っぽい物が。

>蝶の新人
確かに似てますけど、単純に違う人だと思ってましたよ(^^;

>隊律違反
単純に今回逃がした事だと思いましたけど?
1話目のアレって皆知ってるんすかね?
で、最後の見開きで富岡さん居ない理由が仮に尋問のためとして、今回の事だと思いますよ。
仮に尋問なら、全て話す事になって1話目のアレも今回初めて公になるって僕は記事読んで思いましたけど。



右から2番目って金髪?
外人か?
と思ったけど、見開きの左右で髪型が分かれてますね。
右が白・金、左が黒系。
炭治郎は左向いてるから黒系?
なんか有るんでしょうかwそれとも見栄えかな。
て言うかそれこそrexelさんの得意分野かw

今回一番気になった点

禰豆子への攻撃を逸らすために引っ張った炭次郎の手。
汗?イボ?何この肌のつぶつぶは…

そして見てふと思ったこと。
柱の右から3番目の奴の髪型…いやこれ「蛾」じゃん…

Re: 物語が急に動いた

皆様コメントありがとうございます。

蝶子ちゃんって仮称は割と気に入りましたよ。

某Aさんとか、TLを見てるとしのぶちゃんと蝶子ちゃんを間違えた人は俺以外にも普通にいたようです。
普通に別人として読んでた妄想屋さんは実は凄いのかもしれない。

>隊律違反
記事の書き方が悪かったですね。
しのぶちゃんが隊律違反と言ってるのはもちろん今この場で自分を妨害していることを指していますが、サブタイで「隊律違反」と言われていることの中には第1話における見逃しが最もメインとして含まれるだろうという意味です。

しのぶちゃんにどう説明したものかと困ってた様子からすると、禰豆子ちゃんを見逃したことを義勇は別に誰かに話してたりもしてないようですし、あの時点でしのぶちゃんを含む鬼殺隊が義勇の見逃しを知っていたということはないでしょう。

ただ、サブタイとなった「隊律違反」の中には、しのぶちゃんの妨害よりも見逃しの方を指す、あるいは読者にそれを思い出させるための意図があるだろう、という意味でした。

>見開きの髪色
えーと、何か期待されてしまっていますが、何も気にしておりませんでした…。
特に演出や作画技法上の原則のようなものがあるところとは思えませんので、単なるキャラデザの問題と、あとは見開きとしての感覚的な収まりの良さが理由じゃないかと思います。

そんなに深く追求するところではないかと。

>炭治郎の手
確かにイボみたいに見えなくもないですけど、単なる汗では…(;^ω^)

しのぶと蝶子の見分けかたは髪飾りと唇と目ですね。
真後ろに髪飾りなのがしのぶ、サイドに髪飾りなのが蝶子
唇がふつうなのがしのぶ、唇に朱が入っているのが蝶子
目が複眼風なのがしのぶ、黒目なのが蝶子

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。mochiさん

そうなんですよね。実はしっかり違いがあるように描き分けられているんですよね。
なのに、初見ではなぜか2人が同一人物だと誤認して読んでしまっていました。不覚…

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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