社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

07<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>09

4人目の嫁登場で強まるハーレム感…! 『結婚指輪物語』第4巻

結婚指輪物語4巻

結婚指輪物語 第4巻

ダークハーレムファンタジー…じゃなくてライトなノリのハーレムファンタジー第4巻ですね

1巻につき1人の姫が登場する形で展開してきた物語も4巻までやって来て、お約束どおり4人目の姫も登場してきました
その全員が主人公サトウの嫁となるというハーレムなファンタジー

3人の嫁が普通にサトウと連れ立って旅をしていることで、ようやく作中におけるハーレム感が出てきたように思います

いや、今までもそれがなかったとは言いませんけども、俺の個人的な感覚として
ハーレム感は3人以上からというのが何となくありましてね

嫁が2人いるというのもハーレムっちゃハーレムなんでしょうけど、俺の中での感覚ではどちらかと言うと違う…というか不十分なのです
ハーレム感の最低人数は3人だと何故か思っております
理由は自分でもよくわからないんですが

なので、最初の嫁と2人目の嫁が登場した2巻までと、3人目を娶ることになった3巻までは、
この作品のハーレム感というのは俺の中では実はちょっと薄かったんですよね

3人目が嫁となった後の部分である3巻の最後の方は割と感じたりもしていましたけども

で、そこへ来て4巻ですよ

嫁が3人いるという俺の中でのハーレム感とも合致する状況で次の嫁に会うための旅路が描かれているわけですよ

展開の都合で最初からもう次の姫がいる水の国に到着してしまっていたのはちょっともったいなかったですが、
そこで早速水の姫が自らサトウの前に現れて、いきなり何の話もすることなく指輪と口づけを交わしたのは意外な展開でした

作者いわく、今までの姫たちはみんなサトウを好きで積極的なので、ここらで1人くらいそうじゃない姫がいてもいいんじゃないかと思ったそうな
出会って5分も経たない内に指輪と口づけを交わしたことだけ見ると積極的なように思えますが、実は水の姫サフィールの思惑は全く別のところにあった…
ということで話が進んでいきます

指輪の姫としての責務は自覚していながらも、指輪王自体にはさほど興味が無いような彼女
襲い来る魔物と戦う援軍という形で帝国からの兵が国中にあふれる現状を「帝国の侵略」と認識しているために、それへの対抗勢力として
指輪王を使おうと考えたのでした

おかげで、サフィールは指輪の力に興味はあってもサトウ自身に対しては然程の関心を示しません
グラナートが「早く子作りをしようじゃないか」と持ちかけて、ヒメがそこに割り込んで、ネフリティスが「私は何番目でもいいですからね」と余裕なのを見て
「何だこいつら」と呆れている始末

嫁にあるまじき言動ですねw

しかし、こうして一歩引いた形でサトウたちの様子を見るサフィールのお陰で、サトウがいかにうらやまけしからん状況にあるかを再認識することができるようになっています
嫁に両側から抱きつかれつつ眠り、朝になれば水の国の習慣としてみんなで水浴び≒プールではしゃいでみたりする

水着になった嫁たちがキャッキャウフフしながら、3人ともが大きな胸を揺らしている様子の何と眼福なことでしょうか

彼女たちと正反対にサトウへの興味を見せないサフィール姫は、体つきも逆でした
すなわち小柄で微乳

しかもそれを全く意に介することなく、「お前に愛されようとは思っておらぬから好都合」と言い切ってしまう無関心ぶり

微乳キャラといえば、その事実自体よりもそれを気にして悩んでいるのが可愛いとはよく言われることですが、
それを完全になくしたキャラ描写です

まあそれはそれで、いずれサトウに惹かれるようになった後に体つきを気にするようになっていくのもアリな展開だろうとは思いますが

ともかくこの4巻では、サトウに大した興味を見せないサフィール姫の一歩引いた視点から、3人の嫁に絡まれるサトウの様子を描写することで
ハーレム感を演出することに大いに成功していたと言うことができるでしょう


ただし、サフィール姫の思惑が指輪王の力を利用して帝国の支配から水の国を守ると同時に
双子の妹であるサフィラの恋路を応援するものであったのだろうことも忘れてはならないでしょう

3巻であからさまに意味深な場面を見せていたマルスの様子は、ここに繋がってくるものだったわけですね

ヒメを追ってサトウがやって来たことで引き裂かれてしまった2人の恋路が、再び結ばれるようにとの意図があったことは
明確に描かれてはいませんがおそらく間違いないでしょう

妹のために自らの婚姻を賭すことができるくらいに情の厚いサフィールなら、いずれサトウに惹かれることもあるんじゃないかと期待させてくれますね


そういえば今巻のラスト部分は結構重要な場面だったように思えますね

マルスの父にあたる帝国皇帝の悪役的な描写は、この物語が指輪王対深淵王という単純な対立構図ではないことを示しています

RPG的に言えば、勇者となる指輪王サトウとその一行が大魔王的な存在である深淵王を討つべく旅をしているという構図なのですが
そこに、指輪王も深淵王も「邪魔者は全て駆逐する」と断言する帝国皇帝を合わせると、魔王から勇者が世界を救うというシンプルな図式でないことがわかります

指輪王と深淵王に対する第三勢力としての皇帝

その動きと目的によっては、どちらの勢力も軌道修正せざるを得なくなる可能性があるとすれば、物語はまた少し深さを増したということができるでしょうか

サトウの指輪から聞こえてくる何者かの声とともに、伏線の回収を待つことにしましょうか




 




COMMENT▼

No Subject

ハーレムは3人以上には同意ですな。2人はダブルヒロイン枠です、ハイ。

今巻の誓約スタートな展開は良いですね。最終的には自ら妾の位置に座するのでしょうかね?
それでもサフィールは自らの身体的特徴に悩むことはないかなと思っています。
「これはこれで良いと思うように仕込むまで、肉ばかりでは飽きるだろう?」
的な考えに辿り着くかなと。

それはそれとして、やっぱり三竦みな状態は楽しさマシマシですよね。三国志しかり!

(>_<)

ハーレムと聞いただけでどうしてもあの黒い影(ジャンプ最大の黒歴史)が目の前にちらつくのは自分だけ(^^;?

Re: No Subject

ハーレム感の条件に同意いただきまして、重畳です。
やっぱりそういう感覚ありますよね?
何でだろう?


サフィールの妾ポジションは普通にありそうですね。グラナートも別に愛人でもかまわないような感じありますけど、でもそれを言ったら気長なネフリティスもか?
…実は正妻はちゃんとヒメで落ち着いてると言えるのか(;^ω^)

ロリ体型の魅力を理解らせてやるって攻めようとする姿も、実に彼女らしいようなイメージです。悩むよりもそういう前向きな感じのが似合ってるかな?


ときに、ジャンプ最大の黒歴史って何でしたっけ。ニセなんちゃらの悲劇のことじゃないですよね?

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼

http://sclpsn.blog.fc2.com/tb.php/1303-62ac383b

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

カレンダー+最終更新日

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

新着記事+関連エントリー

人気&オススメ記事1

タグクラウドとサーチ

プロフィール

rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

RSS リーダー

月別記事アーカイブ

マンガ・アニメ系サイトリンク集

以下のリンクから他にもマンガやアニメについて記事のあるサイトをご覧頂けます。

○ブログランキング集

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ

○姉妹サイト
ジャンプマンガの描き方教えます
○アンテナサイト
ジャンプ感想サイト更新チェック

○マンガが読めるサイト
ジャンプトレジャー新人漫画賞受賞作品一覧
絶版マンガ図書館

○マンガ・アニメ感想考察系サイト
(更新停止)
たらさいと
アスまんが
アニメな日々、漫画な月日
ゆめかたつの曲解的漫画考
つながりこそがせかいをつくる
現実逃避
 ┗サイト紹介
あまぐりころころ
働いて飯を食いジャンプを読む、ついでに漫画やアニメも見る

○毎週ジャンプ感想を読ませてもらっているサイト
決闘王F.Kのブログ
君と僕の歌う詩
楽しければよかろうのブログ
北区の帰宅部
 ┗サイト紹介

○マンガ作者サイト
内水庵
おさむ日誌(休止中)

最新画像一覧

カウンター