社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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磯部磯兵衛が実にそれっぽい内容だった2016年週刊少年ジャンプ51号感想その2

2016年週刊少年ジャンプ51号感想その2

昨日のソーマ感想で燃え尽きたのか、その2でこんなに苦戦したのは初めてかもしれん…
おかげで何か珍しいラインナップ


・新連載 デモンズプラン
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
・磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~
・トリコ



新連載 デモンズプラン 岡本喜道

来週の新連載もそうですけど、何やらこのところの新連載作品は
カタカナ率が高いですね

ラブラッシュもレッドスプライトもネバランもナンバーワンもアマルガムも含めて

で、カタカナタイトルの長期作品だったトリコが終わった、と

タイトル打ちやすいのは非常に助かりますな


内容は、何となくアマルガムと似てる印象を受けました
主人公が人外へと変化する過程を描くとともに、何かを取り戻そうとすることになる物語の始まり

シリアスを基本として、バトルにも知能戦にも対応可能な形式といいますか
コメディは少なめで、基本重たい雰囲気ばっかりなんでしょうねえ

でも構成が上手かったので、割りと好印象な感じもあったり
タイトルになっている「デモンズプラン」なるアイテムが早速登場してくるのは、その真贋を読者に警戒させることになるものです

回想で何か奇跡的な場面を見せられても、やってるのが金持ちって時点で胡散臭さが消えることはなく

しかし主人公たち視点で、それが一応本物であるとの前提のもと話が進んでいくために
読者も少し騙されそうになったところにあっさりネタばらし

そこで「あーあやっぱり」となったところで畳み掛けるように、「実は誰も知らない本物がありました」という流れ

デモンズプランというアイテムの意外性と秘密性を演出するのに、結構上手い方法だったのではないでしょうか

それ以外にも、1話として必要な部分を余すところなく盛り込めているのもポイント高いですね

主人公の行動理由とそれに対する思い入れ、手に入れる特殊性とそのことが持つ意味
本当に「第1話」らしい内容になっていたと思います

少なくとも、今までのジャンプでよく見てきたような「打ち切り感満載の新連載」とは明らかに違う感じですね

ヒロインが今のところ全く存在してないのが気になりますが、まあ2話目を待ってみることにしましょうか


ゆらぎ荘の幽奈さん

やっぱり正ヒロインは幽奈であるというお話

なぜって、物語が始まって以来、いまだに誰のことも好きになったりしていないコガラシくんが
それでも「こいつのために何かしてやりたい」と強く思うのは、やっぱり幽奈だったということだからですね

もともと最初に「俺がお前を幸せにしてやる」なんてプロポーズめいたセリフを言っちゃってましたけど
初めからずっと、コガラシくんが誰より気にかけているのは幽奈のことなんですよね

今回の話はそれを如実に示したものと言えるでしょう

せっかく転校してきたのに全然メイン回が描かれない雲雀が悲しいのである

全く掘り下げられていない…
いいのかそれで(;^ω^)


背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~

主人公不在のままこんだけ長くシリーズ続けるってのも珍しい気がするな…

スタンダードダンスが終わって、次はラテンってことで八巻パイセンと秋子先輩の2人が踊るわけですが

前回の引きで下位で通過してた原因が明かされる形で今回の話が描かれました

全然息が合ってない上に、フロアの外でさえも反発し合ってるという有様を見せられたら
そりゃあ点数なんかあげられないですね

審査員視点で語られると「確かに」って思えてくるから不思議です
「あーもうそういうの見せるなって!」とか、マジで頷いてしまいます

一次が終わった控室でも完全に喧嘩腰な2人
とりあえず周りの迷惑というか、周りの目くらいは意識して欲しいところですが、まあせっかくの覚醒フラグですからね


「まだまだこんなもんじゃねえ」とお互いに思いながら踊り合うことで、ほんの一瞬絶妙なシンクロが生まれるという展開
審査員がその刹那のインパクトを感じ取って、快感さえ覚えているかのような感じになってるのが凄いですね

大ゴマを惜しげもなく使うことで、踊りのダイナミックさとパワフルさを描き出しつつ、
対峙する2人の息の合い方を感じさせる

大ゴマが多いことでどうしても1話の進み具合は遅くなってしまっていますが、その分の密度と濃度はあるようです

衝突することによってさらなる高みへと昇ろうとしている2人の姿は、
踊りながら喧嘩したことで違う印象を抱かせた先の部長とリオ先輩の先を行くパターンと考えられるでしょうか

沙羅さんが「フロアの上でだけは従う」と思っていたチャンピオン組とは正反対のカップルとなりますが、
咲本さんはこれにどう応じるんでしょうか


磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

百万石の大名だったとは信じられないくらいのアホっぷりとぐだぐだっぷり

うむ
これですね
これでこそ磯兵衛ですね

今まで信じていたアゴヒジ観とか、ヒジを一旦異次元に飛ばせばいいとか、アゴにつけるために全て捨てたとか
やってることはわけがわからないのに、何故かスピード感のあるこの展開

特に母上の能力使用は予想通りだったおかげで逆に吹くというギャグマンガにおける高度な現象を誘発してくれました

母上はできるんだろうなあとか思ったんですよ
思ったら早速出てきて、「つくに決まってるじゃない」とかあっさり言ってのけて、実演してくれたら能力発動してるという

絵面の意味不明さがすごく好きですわw


トリコ

まあ何となくせっかくなので最後くらい触れておきましょうかね

連載が始まった最初こそ、しまぶーがジャンプに帰ってきたっつって盛り上がりましたけども
途中からもうすっかりついていけなくなっておりました

インフレに継ぐインフレ、設定に継ぐ設定の嵐は、一昔前のジャンプマンガを見ているかのようで、
この作品の完結はある意味世代的なものの終わりっぽかったりするのかなあとか思ったり

バトルマンガで避けられない宿命となるインフレですが、最近の作品ではそれでもできるだけ避けようとしていますね
インフレを産んだ最大の原因が捕獲レベルという形で強さを数値にしてしまったことにあるのは明白なので、
実力を数値化しないことがまずインフレ回避の前提となっています

設定の嵐に至っては、もう何がなんだかわからなくなっていました
おかげでコミックス買うのを途中で止めた程です

「食」とか「グルメ」とかをつければ何でもいいぐらいの単語使用は、かなり理解のハードルを上げてくれていましたからね

最終回でもグルメなんたらがいくつも登場して、もう開き直ってんのか?ってレベル


ともあれ、8年以上の連載を大団円まで描き切ったことは非常に凄いことだと思います
お疲れ様でしたしまぶー先生


次は最強ジャンプに読み切りが載るみたいですが、しまぶーのタッチの女子に色気がさっぱりないことを考えると
もっと低年齢向けの作品のが合ってるかもしれませんね


 




COMMENT▼

No Subject

>トリコ
しまぶー乙。
そう言えばトリコとリンは子供とか居ないのか?w
そして小松は独身なのだろうかw

>ダンス部
八巻先輩と秋子先輩は本番中でも実力が上がっていくタイプですかね。
違うかw
喧嘩しながらだから波が有るんだろうな。
取り敢えずこっから調子が上がっているらしいから続き期待。

No Subject

・デモンズプラン、略してデモプw
1話としてはまずまずのスタートかなと。あとヒロインは出ないでしょこの漫画w

・背すピン
この二人はもう魅せすぎでしょw
相手の実力を信じていなければ決して踏み込めない領域ですよ?
己を焦がし、パートナーを焦がし、それでも燃え尽きぬ業火の様な激しいダンス。
その煌きが見る人を惹きつけ焦がしてゆく…
熱いわぁ…

・磯部
先週のは嘘予告だと!期待しちまったじゃねぇかっ!w

・繁忙期ネバーランド
カラー表紙がめちゃくちゃカッコイイ!
そしてドン。その勇み足は危険すぎる。嫌な予感しかしないから!

・繁忙期久々のマイサーモン
「戻って疲れる真の姿ってもう真の姿じゃなくね?」
「盛り塩結界」
「盛り塩ビーム」

デーモン(サーモンにちなんで命名)
なんか物凄い70点臭のする
平均値には届くけど会心の出来になれるか心配な漫画

ゆらぎ
男女ともに嫌な気分にならなくて心地よい
今週もほっこりしました

背すじ
ジャンプの王道バトル漫画を何故か思い出しました

磯兵衛
このザ・無駄な感じはいつもの磯兵衛だなあと思った

トリコ
一週にとてつもない情報量
ちゃんと伏線全部回収してくれて良かった
でももう少しストーリー上で回収
出来なかったかなと思う

今週のマイサーモン
盛り塩ビーム一択だろ

今週のレッドスプライト
「きゃっ」に全てを持ってかれました

余談
ジャンプ+のすぎたんの新作が気になる、あとオレゴラッソに不安しかない
みなさんも多分同じことを思っていることでしょう

オレゴラッソ

私は何の不安も抱いていませんよ。期待も抱いていませんがw
11週突き抜けの予感がヒシヒシとするからです。
フラットな目線で読む気はあります。が、期待はこれっぽっちも出来ない。

あ、ビーム一択には異議あり。最強だったのは認めますが他も捨てがたい…

サッカーと最近の難聴

ラグエルさんへ
私はある意味期待していますよ
この漫画もマイスターや東京ワンダーボーイズと同じ10週の道を辿るのか、それとも11週でサッカーに相応しい数字で終わるのか
何故ギャラクシーギャングで連載しなかったのかが疑問しかない
とりあえず短期打ちきりになりそうという見解は一緒です

マイサーモン
確かに盛り塩ビーム一択は時期尚早か
これは土日も使って議論……は必要ないか

難聴
盛りつけ麺塩味を盛り塩つけ麺と聞き間違えて思わず振り返ってしまった

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。


>トリコ
食欲ばかりが優先されてるあの世界で、性欲ってどうなってんでしょうね。
主人公の子供とか最終回の鉄板ですけど、トリコには全然いる気がしないw


>磯兵衛
言われて先週号見てみたら、確かに期待感抜群の予告だった…
あれは釣られるわ。

>新連載
カタカナタイトルが多いと、略し方が難しくなる説。デーモンは何か上手いと思いましたがw
でも来週のは間違いなくゴラッソでいいと思います。

ジャンプでサッカーは確かに鬼門なんですが、今度のはどうでしょうね。でもどうしてなんでしょうねえ。
どうしてもジャンプでサッカーってワクワクしたりしないんですよねえ…

>マイサーモン
真の姿で。

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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