社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ゆらぎ荘の幽奈さんに新たな世界の可能性を感じた2016年週刊少年ジャンプ48号感想その2

2016年週刊少年ジャンプ48号感想その2

時間的事情により今回もこれくらいです
そんで来週は感想自体休む可能性があります

代わりに週末コミックス記事を書き溜めておきたい…


・鬼滅の刃
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・食戟のソーマ



鬼滅の刃

扉絵は伊之助ですが、場面は炭治郎のほうから始まりました

少女鬼を母親と同じ糸?で傷つけている累
姉と呼ぶからにはやはり「家族」であるようですが、さあてこれはどういうことなんでしょうか

姉に怪我を負わせながら、それでも家族を自称し、絆を口にする

しかし炭治郎はそれを全力で否定しました

これが、家族なら傷つけ合ったりすることなんてしないとかっていう理想論というか綺麗事みたいな論理だけだとちょっと浅さを感じてしまいますが
紛い物の匂いがする、とまで言わせることで充分な説得力を醸し出すことが出来ていますね

恐怖と憎悪と嫌悪
すべて対象の相手を忌避する感情ですが、それでも家族という単語を使う歪さの正体は何なのでしょうか

炭治郎がそれを偽物と断じて、姉は図星をつかれた…?かのような反応を見せ、累は背中越しのアングルが描かれる
このマンガでこの構図は、前に炭治郎でも使われていましたけど、怒りが湧いていることを示すものですね

自身もそう思っていることを他人から言われたからムカついたのか、それとも一番言われたくなかったことだから頭にきたのか

「母親」と「姉」と、家族と称している彼らの中で今のところ「女性?側」のみが怯えている描写がありますね
それが炭治郎の言う恐怖に該当するものなのでしょうか

怯える対象は母親にとっては伊之助が戦っている「父親」でしたが、姉は炭治郎と伊之助に出くわした時に「お父さん」と呼んでいたことからすると
仲は良好?のようです

代わりに姉は累に対して逆らえない?という感じでしょうか

じゃあ、あの蜘蛛の奴の立ち位置はどの辺なんでしょうかね

くそう
ハテナが多すぎるなこの「家族」の実態は

とりあえず確実に言えるのは、この家族にはDVが蔓延っているということですね


家族にも手を出せるんですから、鬼殺隊なんてなおさらでしょう
特に炭治郎がその絆を偽物と断じたところに現れた隊士とかね

登場した瞬間から死亡フラグが立ちまくってる奴というのもなかなかですね
顔が出てきたコマでもう「あーこいつ間違いなく死ぬ奴や」とかひしひしと感じられました

結果は見事に惨殺されるという

顔が蜘蛛の巣の形に切込みが入ってそのままバラバラとか結構えげつないな
全力で死亡フラグを立ててた奴ですから惨い死に方もさもありなんという感じではありますが

死亡フラグなんか微塵も感じさせなかったあのポニテ隊員の娘も死んじゃうんですから、
そりゃあこんな典型的な奴なんかすぐ死ぬわな

それにしてもあの娘の死亡はとっても惜しいことだった…


ていうかこの場面は必要だったのか?
こんなつまらん奴をわざわざ登場させて、死なせるまでに3ページも使って

絆を偽物と断じられたことに累が激高したのを演出したかったのなら、あえてこんな奴出さなくても
目の前の「姉」をさらにひどく傷つけることでも可能だったように思えます

偽物と言われたことに腹を立てながら、しかしその理由となる動作を繰り返して怒りを露わにする
こうすると彼らの歪さがよく現れるような感じがしますけども

それとも、何かの罰とかで傷つけているとしたら、その分は既に済んでいるから
怒りによる八つ当たりみたいな形で傷つけるのはしないとかっていう理性みたいなものがあるんでしょうか

うーむわからん


離れ離れになってしまった伊之助を心配しつつ、「すぐ戻るから」と自分にも言い聞かせる形で剣を取る炭治郎
伊之助は伊之助で、「アイツが戻るまで…」とか考えてしまっている自分に衝撃を受けていました

圧倒的攻撃力と防御力を持つ「父親」
直情型の伊之助が必死に頭を使おうとしているのは、炭治郎が考えて戦うことを言ってたからですね

刀を2本使って腕を斬り落とすことに成功した伊之助ですが、敵は次の一手を出してくる

脱皮て

今回のシリーズの鬼はどうやら蜘蛛がモチーフになってるっぽいんですけど、蜘蛛って脱皮するのか?
生まれ変わった?父親は目の数も増やしてさらにデカくなって、ますますヤバイ感じを強めてしまいました

デカくなった分スピードが落ちる…とかそんなドラゴンボール理論が通じたりはしないんですかね
こうなってくると富岡義勇はこっちにくんのか?

それとも善逸のところにやって来たしのぶがこっちに来るんでしょうか


ゆらぎ荘の幽奈さん

ようやく朧が学校に行くという扉絵に、「遅いだろ!」と本気でツッコミを入れてしまった今日このごろ
いや、ほんとに遅かったと思います
今の朧の人気を考えれば、もっと早く転校させてよかったくらいありますよ

しかし、今回の冒頭は少し中途半端のような感じもしつつ、逆にむしろこれでよかった気もしつつ

扉絵とサブタイでようやく朧が転校してくることを明示しておきながら、導入では「狭霧に似た女がお前を探してるぞ!」とか言って
朧ではない別のキャラを想像させるように仕向けていますよね

狭霧に似た、と言われたら当然浮かんでくるのは1人だけ
あんだけ露骨で典型的なちょろインなら、転校してくる展開がないわけない、と読者に思わせているあの娘…

と見せかけて朧という

え、転校してくるのって朧じゃないのか?あの娘の方なのか?
でもサブタイは?いや別にどっちであっても大歓迎だし俺得展開だしあーもうバッチコイ

と思いながらページをめくったら朧という
扉絵とサブタイのとおりでした

最初に答えを明示しておきながら、その後で引っ掛け展開を描くことで読者を惑わそうとする
初見時は「いや答え言った後にそんなんやっても…」とか思ったんですけど、よく考えたら非常に高度な手法だったかもしれません

扉絵とサブタイがただ「誰かが転校してくる」という情報だけだった場合、あの導入では間違いなく読者はあの娘を想像します
それでページをめくったら朧だった、としたら、朧の転校という事実が実際よりも過小評価される形になっていた恐れがありそうなのです

普通にガッカリする読者もいるかもしれないからですね
それを避けるための答え先出しだったと考えられます

で、そこからは朧無双

愛人志望宣言に始まり、校内で所構わず単純接触を求める朧

その最初になった保健室はなかなかのインパクトがありました
保健の先生がロープに目隠し猿ぐつわでガチ拘束されてるのが何やらエロくて危ないという感じもありますが
それよりも朧の格好のほうがヤバイ

裸ワイシャツならぬ裸白衣に黒ストッキング(聴診器付き)とは何と斬新な…
この組合せは今まであんまり見たことがありませんでしたが、かなりのレベルにあるように思えます

そんな朧の姿を見ても、欲情しないどころか保健の先生に平謝りしながらロープを解いているコガラシくん
流石です

しかし今回さすがコガラシくんは一味違うなと思わされたのは、ラストの女子更衣室でしょう

絶対に逃げられない場所として朧に連れ込まれた女子更衣室ロッカーの中
都合よく外には狭霧やら千紗希ちゃんやらがいる状況で、案の定体勢が崩れた拍子に外に出てしまったわけですが…

まさに着替え途中であられもない姿の彼女たちは、しかし一切コガラシくんを責めることはありませんでした
慌てて謝りつつ事情を説明しようとするコガラシくんに対して、あの狭霧が「ああ、いい、察しはつく」とか言って
責めるべき相手が朧であることを何も言わないまま理解していたのです

女子更衣室に突然現れた主人公が、特にお咎めなしという信じられない状況ですよこれは

かのリトさんですらぶっ飛ばされるのがパターンだと言うのに…

ひょっとしてこのマンガはジャンプにおけるハーレム系ラブコメの新たな地平に辿り着こうとしているのでしょうか
これまでの常識ではぶん殴られるまでを含むものだった主人公のラッキースケベに対して、女子たちからのお咎めがないという新たなるラッキースケベ

もちろん毎回という訳にはいかないかもしれませんが、それが可能だとすれば、新しい世界を見ることができるかもしれません

今回のお咎めなし現象の主な原因は朧ですが、新たなる可能性に向けて今後の彼女の動向にも注意したいところです




…と思ったら、次回転校生再びって結局あの娘も転校してくんのかよ!

どこまでも予想と期待に応えてくれるマンガだなおいw


食戟のソーマ

ソースを付けての審査開始

まずは今手に持ってる葉山の料理から…ってことで、何か自然に創真の方が後に回ってますね

今さら後出しの法則が生きているとは思いませんが、それでも後から出したほうが演出上有利なのは確か
素の状態での実食を創真が先に行うことによって、ソース付きの実食を後に回せるという流れは地味に上手い構成ではないでしょうか

葉山のほうをソース付きで食らった宗衛は見事におはだけを見せてくれました
いや、息子になるとその名称は「おはじけ」と呼ぶそうな

お爆ぜじゃなかったか…(;^ω^)
はじける方か…

で、創真の方を食ってみたら、今度は女子2人のほうがはじけてしまいました

宗衛のおはじけの気が波及して…とか言ってますけど、さっぱり理解できないのは俺だけでしょうか
精神力が波及して周囲にもおはじけが伝わることで、知らないうちに服が脱げてるとか意味がわからんw

脱げてることに本人も気づかずに、しかも脱げてる姿が周りからも視認できるのか
何がどうなってんだw

それを称して、おさずけと言うそうな…

つまり、この現象についてはおxxけという形で統一されるようですね

じゃあえりな様ママの場合は何になるでしょう






…おあずけ?



リアクションの差から分かるように、ソースについては創真のほうが優れていることが明言されました
揚げ物自体では葉山だが、ソースは創真ということで2人の作った品が接戦を演じているようになっています

創真はそこに選抜決勝の意趣返しまで含んで、「あの時お前に負けたおかげで、お前に出会えたおかげでこの品が作れた」という気持ちまで込めているよう

女子2人の判定は当然のごとく割れて、勝敗は仙左衛門の後継者である宗衛に委ねられることになりました

作中是を考えればここで勝つのは創真であろうと思われるわけですが、どんな理屈がついてくるのでしょうかね


 




COMMENT▼

No Subject

・鬼滅
家族の絆を護れ(ら)なかったお仕置きってとこでしょうか?それくらいしか浮かばない。
キレたのは図星だったからではなく「不可侵の想い」を否定したからでしょう。
だから過程は無視で結果的に家族を護れ(ら)ないなら罰を受けるべきの思考に行き着く。
因みに蜘蛛は脱皮して体を大きくします。

・ソーマ
とりあえず思い付くもの。
「お砕け」「お着付け」「お情け」「お躾け」「オニテングタケ」
ぐらいでしょうか?

No Subject

>鬼滅
これどうやったら勝てるんや。
柱の義勇さんも気になる。

>ソーマ
おはじけからのおさずけwwwww
どんだけインフレしてくねんww

鬼滅の刃
これは累が十二鬼月の可能性が増してきたかな
漫画で巨大化するキャラクターはやられ役なのが定番だし
豚太郎大丈夫かなあ
そして来週こそ義勇さんの出番あるかなあ

ゆらぎ荘の幽奈さん
朧回でしたね
朧の個性を出しながらも精神的変化も描き素晴らしいと思いました
女子更衣室に忍び込み(?)ながらもお咎めがないコガラシ羨ましいなあ

食戟のソーマ
……まだ決着つかないのか?
大事にやっていると言うのは分かるのですが、展開が遅いですよね、今回のシリーズ
流石に長すぎると不満も募ってます
さらに言うならば葉山自体にそこまで感情移入ができてないと言うのも今回の展開へのわだかまりに繋がってると思います
葉山結構丁寧な掘り下げあったと思うのに……何でだろう、好きになれない
何か感想というか愚痴ですね、今回

感想なかった左門くん
個人的には今回のバトル展開は沼先生の新しい一面を見れて大変満足しています、rexelさんやこのブログの人がどんな感想を持っているのか個人的に聞いてみたいなあ
ちなみに今週のマイサーモンは宰相の自分ルールです
それにしても今回てっしーデフォルメでしか描かれてないな……

ぱいなっぷる3へぇ

いかんタイトル誤字った誤字ったw

左門はマステマ編が終わってどうかってところで、私は今は待ちの状態です。
「モノ読切」時点でシリアスもライトバトルも描ける作者だと思っていました。
なので数週掛けてどう纏められるかを見ています。

ラグエルさんへ

……確信犯ですね(真顔)

そうですねえ、マステマ編の落としどころは私も地味に気になっています
そしてマステマは消滅するのかボケかツッコミ要因と化すのかも気になってます

ぱいなっぷるさん、ご教授お願いします

「物言い」ってついた時点で勝敗取り消されるんでしたっけ?協議の上で再判定でしたっけ?

物言いについて

物言いは審判員が取り組みの結果に異議を申し立てた場合に手を上げ、ビデオ判定などの競技の結果勝敗を決め直すことです
行事軍配通りになったり、行事差し違えで勝敗が変わったり、ビデオでも判別が難しく同体で取り直しになったり、様々なパターンがあります
蛍君は差し違え、もしくは取り直しになったら絶望しかないかと思います

ありがとうございます

取り直しは最悪ですね。二度は出来ない荒業ですから。
物言いついた時点で取り直し?とか思ったので聞いてスッキリしました。改めて感謝!

マイサーモン

僕も自分ルールに1票w

つか雷や光より速いってどゆことwww

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。

>鬼滅
蜘蛛は脱皮するんですか。( ・∀・)つ〃∩ヘェーヘェーヘェー

蜘蛛鬼たちの繋がり方はいまだによくわからないままですね。少女鬼はまだ全然描かれてないんですけど、何かしくじったりしたんでしょうか。

>ソーマ
ラグエルさん案の中に、動作じゃなくて名詞が混じってる件について。

おくだけは何かありそうですな。恍惚の表情のまま腰砕けになって立てなくなる…ってそれ卵のふりかけご飯を食べたえりな様じゃないですか。なるほどあれは伏線だったのか…
問題があるとすれば、実食の時はだいたい座ってるってことですかね。

あと思いついたのは…

おかたづけ

とか

>左門くん
シリアスになってもちょこちょこギャグを交えつつ、読ませる展開にはなってるなあと思っております。
あとはシリーズの締め方で評価を決めようかなと。

今週気に入ったのは「後で手厚く葬ってやろう」のセリフと、同じコマの安らかな宰相ですね。

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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