社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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鬼滅の刃がまたしても恐ろしかった2016年週刊少年ジャンプ46号感想その2

2016年週刊少年ジャンプ46号感想その2

仕事中に右手中指を突き指しました
キーを打つのに超使う指なせいで、記事書いてて超痛いです
せっかく風邪治ってきたのに…

なので今回分量少ないです


・鬼滅の刃
・食戟のソーマ
・新連載 青春兵器ナンバーワン
・歪のアマルガム



鬼滅の刃

善逸よ…

意識が切れないと本領発揮できないけれど、やる時はやるじゃないか

禰豆子ちゃんの箱を守って上げまくった株を一度落としてからの、再びの上げ
善逸の株は乱高下が激しいなw

別の言い方をすればメリハリが効いているといえるのかもしれませんが…

善逸を育ててくれた師は、元柱だったそうな
予想はできていましたが、鬼殺隊最強の称号であるそうです

今でも富岡義勇ともう1人いたことを考えると、「最強」とは言っても本当に最強な1人だけに与えられるものではなくて
何かの基準を達した者に等しく与えられる名誉みたいな感じでしょうか

どんな基準があるんですかね
単なる鬼の撃破数とかじゃない気がしますが

そんな最強の称号を持ったじいちゃんが決して見捨てることなく育てた善逸
普段は完全なるヘタレですけども、じいちゃんへの感謝と敬意だけは人一倍持っているようです

じいちゃんだけは信じてくれた
じいちゃんだけは叱ってくれた

何度も何度も何度も

だからじいちゃんにだけは背けない

単純明快でいいですね

ひとつのことを極めろ
楽な方には逃げるな

前シリーズの鼓鬼を倒し終わったところで、堅気のモブを一緒に連れて行こうとしたのは楽な方に逃げようとしたと解釈できないこともないですが
まあそれはお茶目ということで許していい…か?

じいちゃんが自分のために使ってくれた時間、しごいてくれた稽古は無駄なんかじゃないことを証明したくて、
強くなった自分を夢想する善逸

意識がない時にしかその強さが発揮されないのはもどかしいところですが、本人はそれを自覚してるんでしょうかね

壱の型を六連発で高速移動という応用を決めたことで、あの超キモイ人面蜘蛛を見事に斬りました
その直後には意識を取り戻しているような感じですが、自分が寝た時にだけ発動される強さを本人は気づいているんでしょうか


薄れ行く意識の中で、じいちゃんとともに炭治郎の名前も浮かんでるのがいいですねえ
じいちゃんと同格とまではまだいかないでしょうけど、炭治郎もまた善逸を見捨てない1人ですからね

巧妙なのが、人面蜘蛛のモノローグは善逸の回想の中ですぐに彼を見限ってきた人たちと同じ思考となっていたことです
蜘蛛になっても役に立たなそうなどと、生まれ変わりによる変化の可能性さえも切り捨てたそれは、
ある意味善逸がこれまで受けてきた中でも最も強い否定だったと言えました

それを、じいちゃんの教えを思い出しながら斬るという象徴的な一閃は
善逸の成長を示すかのようなシーンだったと言えるでしょう

残り時間はわずかのはずの善逸
鬼が死んだからって毒が消えるわけではないのでしょう
助かって欲しいところですが、解毒とかどうやってできんのかな
柱の人ならできんのかな


炭治郎と伊之助の前には、とうとう「父親」が姿を見せました

「俺の家族に近づくな」という炭治郎にとっては過去をえぐるセリフとともに登場してきましたが
果たして炭治郎はそれに同情するか、あるいは自分の家族を殺した鬼がそれを言うなと怒りを見せるか

十二鬼月の1人と思われる「父親」は、善逸が斬った蜘蛛に負けず劣らずの超気持ち悪い形相をしています
吾峠先生そのデザインすげえ

よう描き込んだな…

いくつもある目のような箇所と、多くの牙が、顔であるようなことを理解らせつつもおぞましさに満ちています

やっべ
これがこの前の蜘蛛と同じように1ページぶち抜きとかだったらまた絶叫してるところだった…

炭治郎が斬った「母親」と、「累」という鬼と、善逸が斬った蜘蛛と、父を呼んだ女の子的な鬼と、「父親」
これで家族5人なんですかね

すでに2人斬られていますが、果たして


食戟のソーマ

うお!?
こんなに後ろにあるのは珍しい
どうしたんですかtosh先生入稿遅れたんですか?

それとも、一次試験二次試験がショボすぎてアンケ悪かったんですか?
それだったらもうどうしようもないというか当たり前というか
附田先生どうしたのかって心配になるレベルのつまらなさでしたからねえ


で、やっとまともな試合となった三次試験は創真の品出しが先となった今回
今までの勝負を見る限り、後出し勝利の法則は特に成立していないと思っていいんでしょうね

つまり純粋に構成の都合での順番だと

後から出してくるほうがインパクトを強くすることが出来るというのが演出上のメリットとしてありますが、
葉山の場合はどんな感じになるでしょうか


ともかく、創真の品は熊肉のメンチカツでした
難しい臭み取りに真っ向から挑んで、見事にその賭けに勝った仕上がりは、少女2人を虜にしてしまうほどだったようです

ていうか自由だなこの2人w
歳は確か15歳…って言うほど少女でもないし
高1の創真と1つ違う程度じゃないですか

精神的にはもとより、発育も大人びたえりな様と1つ違いとはとても信じられんな

しかし遠月の施設で大脳生理学を研究するその力は本物なんでしょう
15歳が自己紹介に論文渡すとかそんなの見たことないわw
自身の進退の掛かった勝負の場であるはずなのに、早速読んでみる創真が良い奴なのである

でも当然のごとく内容はさっぱり理解不能な模様
大脳生理学の論文ですからそりゃあ難しいこと書いてるでしょうけど、でも1行目からわからんってひどくない?
導入とかで一般的な内容から書いてたりするんじゃないのかよ

仙左衛門の息子であるアリスパパも、その味は一定の評価に値したようです
ネクタイを緩めつつ、親父の十八番を自らも受け継いでいることを示してみせました

その様子は、はだけるというより爆ぜていますね
おはだけじゃなくてお爆ぜ?

何か響きが変だなw

いや、ていうかこのお爆ぜはひょっとしたら仙左衛門の上を逝っているかもしれないですよ


だってシャツ消えてるんですけど


ネクタイを緩めようとしているコマではしっかり着ているシャツが、爆ぜゴマでは跡形もなく消えております

だよね?ないよね?
上着の下にきれいに隠れてるとかそういうわけではないよね?

何ということでしょう

これはまさか、受け継いだおはだけを彼はさらに進化させたとでも言うのでしょうか

美味いものを食ったらその味のレベルに応じて服が勝手に脱げるというのが仙左衛門のおはだけでしたが、
それを受け継いだアリスパパは、味のレベルに応じて服が勝手に消えるとは

お爆ぜはおはだけの次の領域ということなのでしょうか


葉山が品を出そうとしてる直後のコマではしっかりシャツもネクタイも元に戻っておりますし、何という不可思議現象でしょう…

これはえりな様ママによるおはだけの進化も期待したくなりますね

服が勝手に消えるのに対して、服が勝手に着込まれてるとかありえるでしょうか
名前は「お着込み」みたいな


…だめですかそうですか


新連載 青春兵器ナンバーワン 長谷川智広

屋宜先生に続いて、2人目の「ともひろ」先生が連載開始
字が微妙に違うから変換する時はめんどくさいんですけどもw

前連載作とその後の読み切りと同じく、主人公の属性(肩書)的な名称と主人公の名前を作品タイトルとしていますね
これが長谷川先生のスタイルなのでしょう

とりあえず、担任の先生と委員長が可愛い
これは非常に重要なポイントですね

それだけでひとまず読む気になれます


特徴を1つ挙げれば、視点キャラを単に一般人としていないことですかね

冒頭のモノローグは厨二病なのか実際の設定なのか迷いましたが、それだけわかりやすい英二くんの設定は、
主人公が大体その上を行くという基準を示すものなのでしょう

読者レベルの「一般的」ではなく、厨二病の症状ばりに訓練を受けて知力も身体能力も高い英二くんなりの一般常識
面白おかしくそれを描きつつ、主人公がその遥か上を行くという意味の設定ですよね

そうした工夫とともに、主人公の行動動機や追ってくる組織、対立組織といった基本的設定を1話で説明しきった構成は見事

ギャグもくすくすしながら読めていきましたし、助けた委員長は主人公に惚れるのかと思いきや視点キャラの英二くんとフラグ立ってたり
なかなかに悪くないスタートだったのではないでしょうか


歪のアマルガム

連載開始の先週は言及することができなかったのでここで

この2話目まで合わせて「第1話」って感じでしたね
2話かけた効果というか、「始まってしまった感」はとってもあったんじゃないでしょうか

特に今週出てきた被験者女性はなかなかに来ましたよ
こういうやるせない感じを演出できるというのは読者への訴求力としては非常に強いものあるのではないでしょうか

結果だけ見れば、「超人的力を手に入れつつも、なぜか主人公は理性を保ったままだった」「でもいつ暴走するかはわからない」
「だから常に監視して、もし暴走したら殺す」という、パターンとしては珍しくない形なんですが

あの女性のやるせない感を挟むことで、それが一気に真に迫った印象になっております


ときに、アマルガムって今まで聞いたことなかった単語です
グーグル先生に聞いてみたら、「水銀と他金属との合金、または混合物一般を指す」のだそうな
なるほど

それが「イビツ」なんですね
割りとストレートなタイトルって解釈でいいんでしょうか

今期の新連載も打ちやすいタイトルでありがたいですわ


 




COMMENT▼

No Subject

・鬼滅
株を上げて思いっ切り下げてそこから爆上げで前よりも上げる。
もうこれ「善逸システム」と命名しましょう。略して「善逸」
で、父親の容姿なんですが……普通なんだよなぁこの程度……だめだ。私はもう戻れないw
ところで十二鬼月なんですが、父親でなく王道的に「累」の方なんじゃないでしょうか?

・ソーマ
爆ぜゴマにウケたw

・ナンバーワン
なかなかに「悪かった」スタートだったと思います。
訓練学校を「首席で卒業したエリート」が下位ナンバーズに襲われて手も足も出ないとか、
この時点でMAPPOという組織の設定が完全に死んでます。ギャグにしても酷いオチ。
もっとギャグ漫画として突き抜けていたのならアリな流れですが、突き抜けてないのでそこもダメ。
ところどころのギャグ部分も幼稚というか底が浅いというか、私にはだだ滑りでした。
大まかな流れが金色のガッシュに似ていますので比べてしまっているのかもしれませんが…
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063707762

おっと…

ナンバーワン書いて終わりにしちゃったぜw

・歪
あの女の子が最後に「自我」を取り戻して自決したのは良い流れでしたね。

・左門
マステマ(マスティマ)とかラスボスに相応しそうなの出してきたなぁ。
「必要悪の天使」や「神に仕える裏切りの悪魔」などの二つ名を持つこのキャラは実力も高い。
どう扱うんだろうな。最終的にコメディ要因にしちゃったらもう笑うしかないなw

・みんなのこち亀
いや、やっぱ上手いな。こんだけ両さん出してるのにちゃんと両さんが両さんしている。
でもってさらっとGTOネタも出す。講談社だよねGTO?大丈夫なんだろうかw

追記:「ア」ではなく「ナ」だった話。
確かとあるゲームだった気がする。アルビオン帝国。それと混同したみたいです。

No Subject

>鬼滅
善逸の株が乱高下激しいなw
しかし解毒は気になる。
そして僕、蜘蛛の顔にもう慣れたんですが・・・(´・ω・`)

>ソーマ
やはり魔王の血族だったかw
スタイリッシュだなw

>左門
北区先輩の所では書いたんですが。
ジャンヌってのが気になるんすよね。
数百年に一人って言ってるし。
キリストとか他の殉教者とかも入ってるんだろうか。。。

清磨くん

最初こんなんだったのか(^^;
そら厭世的にもなるわw

ナンバーワン

ネット評価が結構高いですね。面白いけど続けるの難しそうという評価が多かった。
これは磯部と同じ感覚なのかな?だとしたら化ける可能性もありそうだ。

No Subject

横から失礼致します
>訓練学校を「首席で卒業したエリート」が下位ナンバーズに襲われて手も足も出ないとか
この件に関して同じような意見をネットでたまに見かけるのですが
そもそもNo.20は下位ナンバーズとは言えないのではないでしょうか
ちょっと説明不足な気もしますが、ナンバーズが巨大組織っぽい事や冒頭の背景で20を遥かに超える数の改造人間が映ってる事からも
むしろ上位ナンバーに位置する可能性が高いのでは、仮にもNo.1の追跡を任されていた奴ですからね。
対して主人公側はいくら首席で卒業したとはいえ所詮は新人、将棋で言えばプロになりたての中学生といった所でしょうか。
確かに天才には違い無いでしょうが現時点での組織内の地位・能力は決して高くないと思います。
まあ、それならそれで新人らしくベテランエージェントと行動を共にしているべきなのでは…とも言えますが、ギャグマンガにそこまで求めても仕方がない事なのでしょう。
(今後そういうキャラが登場する可能性もありますし)

リブロースさんへ

>むしろ上位ナンバーに位置する可能性が高いのでは
一人目の奪還者が上位ナンバーなら今後下位ナンバーを出す必要性がなくなりませんか?
一人目だからこそ噛ませ的ポジションである下位ナンバーを出してくると思います。

>ギャグマンガにそこまで求めても仕方がない事なのでしょう
ギャグ漫画として振り切っているのなら問題はないんですよ。前コメでもそこは述べています。
ですがどうみてもストーリー漫画を意識して描かれている。それ故に致命的に映ってしまう。
これで苦戦の上で敵わなかったの体を成していれば設定も活きるのですが、
1.啖呵を切ってからの攻撃に戦慄
2.零一が非武装と知って「終わった」と諦め&依存
「戦って敵わなかった」ではなく「戦いもせず任務放棄」しているだけなんですよ。
これを「新人だから未熟」で片付けるのはそれこそ決定打になりかねないとさえ思います。

まだ第1話なので結論ではありません。ただ第1話として滑り出しは悪かったと思います。

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。

>ナンバーワン
ラグエルさんの懸念されてるところは、俺はあんまり気にならなかったですねえ。
ギャグ強めの作品ならこんなもんかな、という感じで。

確かに、よく考えたら主席卒業にしては色々と諦めが早すぎる感はありましたが、そこまで気にしなくてもいいかなと思いました。読者感覚に近い視点キャラとしての役割と能力の高い主席卒業という属性の噛み合わせが悪かったんだろうと思います。

ただそれも、記事中に書いた通り、よりギャグが面白くなりそうな予感のするものだったので、「気にしなくてもいいかなと思えた」というのが実際の思考回路なのかなと。

ストーリー漫画が意識されているというのも、この感じならちょっとストーリーがある程度の本質はギャグ漫画という形で、そういう目で見ていい作品だと判断しました。

ストーリー性としては、斉木楠雄よりは薄く磯兵衛よりは強い、ってくらいですかね?
なのでまあ、ギャグ漫画としてあんまり考察とか追求とかするもんじゃないのかなと。


>鬼滅
父親は十二鬼月じゃない説は他所でも見ましたね…
今までの持っていきかたからしてそればっかり考えていましたけれど、これはひょっとして吾峠先生に騙されてるかもしれませんな。

これは炭治郎たちヤバそうだ…

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rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

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