社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ラブラッシュの伏線が気になった2016年週刊少年ジャンプ45号感想

2016年週刊少年ジャンプ45号感想

薬で抑えてるだけではあるんでしょうけども、割りと症状は良くなってきました
遅まきながら今週の感想です
アンケ入れた3つ分だけ

フォールさんがそこはかとなくエロかったな…


今週のアンケ順
ラブラッシュ!
ワールドトリガー
背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~




ラブラッシュ!

前後編みたいにしてツキミの話を終わらせてしまいましたが、話の根幹に関わる伏線がいくつも描かれた回にもなっていました

というかむしろ、これらの伏線を描くためにツキミが登場してきた可能性すら感じられて
山本先生の構成力に感心させられそうなところがあります

「好き」に意味なんてないというツキミの言葉は、レイジくんもかつて抱いていた考え方であったこと
でもどっかの時点で、「そうでもないかも」と思うようになったこと

イケメン遺伝子のせいで女子たちからモテると言っても、そこで浴びせられる黄色い歓声はすべて遺伝子による誤認のせいだとして
自分自身を本当に見て好きだと言ってる人は1人もいないと感じていただろうレイジくん

イケメン遺伝子のせいだからという逃げ口上は今でも使ってるようですが、「好き」という感情に対する考え方は
以前とは全く異なっているようです

そのきっかけになった出来事あるいは人があるようですが…

主人公の価値観の土台に関わるそれが描かれるのはもう少し先か、そうでなければ打ち切りが決まったときだろうと考えられますが
ここではミスリードがあるように思えます

レイジくんが今好きなのは幼馴染のシズク
その事実から考えると、「好きに意味なんてない」と思っていた彼の価値観をひっくり返したのはシズクが関わっているんじゃないかというのは
普通に思い浮かんでくる想像なんですよね

レイジくんがその出来事を想起しているところがシズクと2人で並んでいる構図になっていることで、余計にその可能性を感じさせるわけですが


しかし、今回もう1つ示された伏線を考えると、ひょっとしてそれはミスリードなんじゃないかと思えてきます

その伏線はツキミが思い出していた昔のココロちゃん

立派なキューピッドを目指して練習に打ち込む幼いココロちゃんが口にした言葉に、その可能性がありました

「好きな人とまた会う時までに」

これです

今こんだけレイジくんを好き好き言ってて、しかもイケメン遺伝子とは無関係にレイジくんの内面も見て猛アタックしてるココロちゃんに
子供の頃別の好きな人がいたというのは考えにくいですね

いや、それ自体は普通にありえることではあるでしょうけども、それよりももっとしっくり来る結論があるのです
以前の回でもそれらしい可能性は仕込まれていましたけども、たぶんこれで確定的だと思っていい気がします

レイジくんとココロちゃんは前にも会ったことがある

すなわちココロちゃんの言う「好きな人」とはレイジくんのことだろうと

何かの時に幼いココロちゃんと幼いレイジくんは出会ったことがあって、
そこで一騒動あった時にココロちゃんはレイジくんの優しさとかに触れて、好きになったんじゃないかと

レイジくんはそれを忘れてしまっているようですが、ココロちゃんの方は覚えてるけどあえて黙ってる

あの回想におけるあのセリフはそういう伏線なんだろうと考えられるのです

で、そうすると次に予想されるのが、レイジくんが「好きに意味なんてない」というのを「そうじゃないかも」と思うようになったきっかけですね
たとえばシズクに対して自分が恋心を抱いたことで、自分が女子たちから言われる「好き」とどう違うのかというのを考えるようになったとか
そういうのがぱっと浮かんでくる想像なんですが、ココロちゃんとレイジくんが前にも会ったことがあるとすれば、レイジくんの価値観をひっくり返したのは
ひょっとして幼いココロちゃんじゃないのか、ということが想像できるんですね

今回の伏線はきっとそういうことなんじゃないかなと



…と、ここまで書いて念のため1話を読み直してみたら、ものすごいダイレクトにその場面を描いたコマがあった件について
2人が昔出会ってるのは最初から確定していたようです
何ということでしょうorz


えーと、だからまあ、つまりはレイジくんの価値観に影響を与えたのはシズクじゃなくてココロちゃんなんだろうと思われます


ツキミが前回見せた従順なツンデレという可能性の片鱗を展開できなかったのは残念でしたが、伏線の方は楽しみになりましたので
応援票の意味も込めて今週の1位でした


ワールドトリガー

ヒュース無双は続く…

攻撃手6位生駒隊長との勝負は、予想通り旋空が出ちゃったことによる決着でした
生駒隊長やられる瞬間もカメラ目線というのも想像通りw

これで生駒隊長との優劣はちょっと曖昧になりましたが、次に通りがかったのは攻撃手1位太刀川

ポイント数見てビビりましたわ…

よんまん?

よ ん ま ん ご せ ん ! ?


マジでか

攻撃手4位村上の12,000てのも驚いた記憶がありますけど、40,000て

1万ポイント以上の隊員は7人しかいないそうです
4000ポイントで正隊員となるB級入りができて、その倍である8000ポイントでマスタークラスと呼ばれる

点が増えるほど相手からもらえる点数が減るということでしたけど、8000を超えてもなお勝ち続けて
1万を超えたらそりゃあすげえってことになるんでしょうね

あれかな
ワンピの懸賞金で言う億超えみたいな

いやそれでも1位って2万ぐらいだろとか勝手に思ってたんですけど、まさかの4万とは
どんだけ貯めてんのこの人

1位だからって挑んでくる人が多くて、それ全部返り討ちにしてたらいつのまにかこんな数字になってたとかそんなでしょうか
迅はどれくらいなのかなー

弧月じゃ太刀川に勝てないっつってスコーピオンを開発したらしいですけど、風刃を手放してS級じゃなくなった今は
スコーピオンでどれくらいの点数持ってるんですかね

風刃手放した直後には攻撃手ランク1位目指すからよろしくとか言ってたはずですけど、趣味の暗躍のほうが忙しくて
ランク戦はあんまりやれてないんでしょうか

で、そんな太刀川とヒュースの勝負は5対1で太刀川

太刀川相手に1本とったってのがすげえわ

さすがヴィザ翁に習っただけのことはありますね
ヒュースの格がどんどん上がっております

そしてそのヒュースが「これほどの使い手はアフトクラトルにもそうざらにはいない」と認めた太刀川の実力も
攻撃手ランク1位、A級1位の実力は伊達じゃありませんな…


そして予想外の実力に勧誘されまくるヒュース
隊長に全然聞いてもないのに、コアラと笹森いいのかそれでw

しかし三雲隊に入ることが決まっていることで、そのオファーをあっさり袖にしちゃうヒュース

入隊したその日にB級入りするという前代未聞の新人をすでに確保してるというところでは、オサムの曲者感が増幅されますね
周りからすると「あのメガネいつのまに!?」って感じでしょう

その上新メンバーのことは試合直前まで伏せておくという作戦
どこまでも初見殺しだな三雲隊

とはいえ、次の試合では予想よりもうまくいかない感じになるのではないかと思われます

ヒュースが改めて断言したように、隊の一員にはなりつつも彼の思惑はあくまで遠征に行くためにオサムを利用しているに過ぎず、
空閑やチカと違ってオサムに対する敬意というのはそれほど持ってはいない状態です

だから試合中の指示も嫌だと思ったら聞かないなんてことも明言してしまう

ヒュースが三雲隊でなければならない理由がここにあります
試合を勝ち上がって遠征部隊に選ばれるために、「それでは勝てない」と思った指示には従わないつもりのヒュース
こんな態度を許してくれる奇特な隊長はオサムくらいしかいないのです

隊の戦力増強を最優先としているオサムだからそれを「わかった」と言いますが、
しかしジャンプ的な視点で考えるとそれで上手くいくことはないだろうという感じは読者の誰もが思うことであるでしょう

残りが2試合なら、次の試合でヒュースをお披露目してそれなりの点数は取りつつも、
時々連携がうまく行かずに取れた点を取り逃したりして「やっぱシーズン中の新メンバーは一長一短だなー」とか言われたりして

そんな結果を受けて、オサムの指示の意図に気づかなかったヒュースや、あるいはヒュースの狙いに気づけなかったオサムが
互いの距離を縮めるためにどうしよう、みたいな葛藤を経ての最後の試合

…てな感じがジャンプの定番的に想像できる展開なんですが、葦原先生がそんなわかりやすいパターンを描いてくるかどうかは微妙ですね

ヒュース加入によって生まれるメリットとデメリットをどう描いてくるか

あるいは、玉狛支部の古株メンバーがヒュースに何か諭したりするんでしょうか
注目は支部長の奥さんか娘かって可能性のゆりさんですな


背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~

部長たちの行動は案の定どいあやブーストでした
冒頭に回想を入れ込んで2人の感情を再描写したのは、単に後輩の技をパクったっていう印象を薄めるためですかね
合宿の中で、みんなで作り上げたこの技を最後にぶつけて優勝するという強い意気込みを表現したものなのでしょう

同時に、咲本さんたちまでも同じことをしてくるというのを衝撃的に描くための布石にもなっていました
すっかり土井垣部長とリオ先輩に読者の意識を向けた上で、「ブースト発動!」からの「同じく!」という

何かいろんな感想を見てると割と騙された人がいたみたいですが、どっかのまとめサイトで「チャンピンたちもやるんじゃねーの?」という予想を
見てしまっていた俺は、その人達ほどには驚くことができませんでした

ここはむしろ騙されておくほうが正解だった気がするので、とってももったいないことをしたと思うんですけども

繋ぎ的な要素が強かったおかげで乾燥としては書けることが少ないんですけども、次回で決着するのか?


 




COMMENT▼

No Subject

一時復活おめ

>ラッシュ
僕は1話目の回想覚えてましたけど、気持ちの変化には気づかんかったな(^^;
なるほど。

>トリガー
流石は1位さんやw

>ダンス部
注目すべきは、チャンピオンが廃止したはずのオリジナルステップまでも再現した事かと。
そこまでそっくり真似してますからね。
流石ラスボスやorz

どうか早く完治されますように・・・。

 どうもです。
 最近は寒暖の差も激しいですから、油断なさらずじっくり養生なさってくださいね。

 『ラブラッシュ』の第一話の伏線に気付いてくださってありがとうございます。
 特殊遺伝子を持つが故のレイジの「恋愛」に対する不信感は当初から懸念していたことでしたが、その考えをココロが変えてくれていたとしたならば、ココロ派な私としては大変喜ばしいことです。

 ツキミの回想では、ココロは幼い頃はキューピッドとしての腕前はかなり低かった模様。
 ですが、今では天界でもトップの腕前を持つキューピッドとして敬われるほどの存在になっているんですよね。
 それを考えると、本当にココロは昔から相当の努力をしていたことが窺われます。
 全ては、レイジとの再会のために。
 ココロのこれほどの健気さを思うと、やはりどうしてもココロの恋の成就を願ってしまいます。 

No Subject

・ラッシュ
オチが着いた記事だったw
もしかしたら初恋がココロで、どこかでそれをシズクで上書きしてしまった可能性も。

・背すピン
ここからどうやって勝つんだろう?全く読めない。

・栗うさぎさんのこの一文
『ラブラッシュ』の第一話の伏線に気付いてくださってありがとうございます。
まるで作者か担当みたいwww

・歪ガム
期待したい!が不安がすっごいデカイ!w
2話目からどうくるのか、期待しておきます。

・左門
人気投票に波乱を呼ぶために本編使うとかw
愉快票が大半になるよねコレ?

・鬼滅
善逸はアレか?株を落として爆上げするのがスタイルなのか?また上がり調子じゃないか!

・赤雷
今週のフォールはエロいには納得です!ええもう大いに納得ですっ!

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。
何とか治ってきております。

>ラッシュ
栗うさぎさんの「ありがとうございます」には確かに俺も「ん?」とか思いました。違和感を覚えた原因まではよくわからなかったんですが、そうか。製作側の立場っぽいのかw

かつてのレイジくんが、どちらに対して何を思ったことがどんなきっかけにつながったのか。そこは重要なポイントになりそうですね。

>新連載
前作終了後の作品を色々と組み合わせてきた感じの作品でした。前半と後半の温度差が激しいですが、日常と非日常といった区別になるんでしょうか。1話だけでは明らかに判断材料が足りないので、2話目待ちですね。

>フォールさん
今週のベストショットはフォールさんでいいかもしれない…

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

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