社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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たくバツのエロさがちょっと気に入った2016年週刊少年ジャンプ30号感想その1

2016年週刊少年ジャンプ30号感想その1

ヒロアカまで間に合わなかった…


今週のアンケ順
ワールドトリガー
鬼滅の刃
たくあんとバツの日常閻魔帳


その他
・ニセコイ
・食戟のソーマ


ニセコイ

まだ引き延ばすか…
何となく寄り道的な印象がありましたね今回は

鶫とクロードの決着、予想はしていましたけれどこんなにもページを使うとは
このシリアスな局面でこれは、どっちかといえばテンポを悪くするような気がしますね


女だと示すのにシャツの前を開いてみせた鶫
それを見た瞬間のクロードのギャグ顔

回想まで使ってかつての約束の真実が明らかになったって時に、こんなギャグ全開の展開を見せてどうするんだよ…
そもそもこのバトル自体が余計とさえ思ってるのに、さらに雰囲気をぶち壊すようなことまでされては
ちょっとよろしくないですね

いや、鶫とクロードの決着自体はあって悪くないものだとは思うんですよ
いまだに鶫の根本を理解していないクロードの元では、鶫は永遠にそこから成長できないわけですから

だからその話自体はあっていいんですけど、描かれる場所は果たしてここが最善だったかというと…うーむ

楽と小野寺さんを分断するためとか、小野寺さんと楽が千棘を見つけるまでの間をつなぐとか、
そういう展開の都合が優先されての構成のようにも見えてしまいます

それは集とるりちゃんのシーンでも同じです

今回のサブタイだった「イヒョウ」
マジ意表つかれましたよ

鶫の性別を知らされたクロードも意表を突かれたでしょうし
いきなり告られた集もそうでしょう

でも読者としては、「この場面で集るりエピソードが入ってくる」ほうが意表でした

いなくなろうとする千棘を見つけて、小野寺さんと話ができるくらいに落ち着かせる役目として
集とるりちゃんはいるんだろうとの予想を見て「なるほど」とか思っていたので、鶫とクロードの決着後に
2人の場面がやってきたのは読んでいて当然だと思ったんですね

「おお、やっぱり来たな」と

そしたら何やら雲行きが怪しい
好きの期間とかって部分は別に違和感なかったのに、「ところで」からおかしな感じになりました

…なんでや

何でこのタイミングで告白だったんや

千棘が失踪したはっきりした理由はわからないとはいえ、ある程度見当がついていることで
そんなに心配はいらないと考えているとかでしょうか

回想を読み終わったこっちからすると、そんな余裕ないように思えるんですけども

かつての出来事を忘れたまま繰り返していた自分の行動と楽の本心に、
二度初恋をして二度ともダメだった思いで傷つきまくった千棘の胸のうち

小野寺派から見てもかなりぐっと来てしまったあの号泣は、本当に千棘をこのままにしておいてはいけないと思わされる程でしたよ
だからこそ、当事者に最も近い立場としての集とるりちゃんに期待していたわけなんですが…

いきなりラブってんじゃねーよorz


…こんなことを思ってしまうのは、たぶん「るりちゃんが集に惚れたこと」を俺が全然理解できてないからなのでしょうね
少なくとも俺に限っては、今までの描写ではるりちゃんが集を好きになることへの説得力が感じられてない、と

だから何か変でした

あるいは、「他に本命がいる相手に気持ちを伝えること」を語るための資格として、
まだキョーコ先生を忘れられないという集にるりちゃんが告白することが必要だったということでしょうか

これで、寿退職していくキョーコ先生に雨の中走っていった集と合わせて
るりちゃんもまたその「資格」を得たのだと

しかし、2人よりもさらに強くその資格を持つ者がいたというのがラストページなんですかね

すなわちそれはマリーである、と

マリーまだ出番あったのか…
国境越えてるし、早く帰らないとって言ってたのもあって完全に予想から外していましたよ


かつての記憶を全て持っていて、楽の本心が小野寺さんにあることを知っていながらも
一直線に楽を追い求め続けたマリー

転校の場でとうとう楽と再会して、10年前と全く楽が変わっていないことに安心しながら、
しかしきっと同時に、「ならば本命の相手も変わっていないはず」と感じただろうマリー

それでも怯むことなく、楽を求めまくったマリー

そんな彼女ならば、作中の誰よりも千棘に語りかける資格があると言えるのでしょう
それでいて、楽に「2つ目の好き」を伝えた張本人ですからその意味でも適任というわけですね

九州編で描かれていたように、喧嘩するほど仲が良かったこの2人
小野寺さんとは違う形の親友だった2人が、同じ相手を好きになって片や怯まず片や後ろを向いた2人が
ここでどんな話をすることになるのか

羽の時と同じような説教になるとは思えませんから、楽の本心についてマリーが何を伝えるか、ですね

楽に「千棘のことも好きになってるんですよ」と告げたのが唐突だったあたりを思い出すと若干の不安はありますが、
とりあえず期待しておくことにしましょうか


食戟のソーマ

前回までのシリアスはどこへやら
巻頭カラーではしゃぎすぎだろお前らwww

困った顔をしつつ余裕こいてる田所さんが可愛い…

えりな様の特訓で進級試験の不安はすっかり解消されたのかなーと思ってたら
そんな訳はありませんでした

一番最初にえりなっちって呼び始めた吉野さんが先生とか言い出してる…w
それに困惑してえりなっちでいいわよとかえりな様が可愛いこと言い出してる…w

やっぱりはしゃいでるなこいつらw


えりな様の特訓は、北海道の食材を使うことになる試験課題への徹底した事前対策でした

食材の特徴を叩き込むことによる、弾丸の増加
言い換えれば引き出しを増やすことで、課題への対応力と応用力を増やすということですね

寮生だけでなくアルディーニ兄弟や肉魅まで巻き込むとは意外でしたが…

ていうか肉魅はそれでいいのか
普通に習ってていいのか?

最初はえりな様の配下としての立場にありつつ、創真に敗れたことで見限られ、
新たな居場所として丼研に入ることになった肉魅

丼研を確かに自分の居場所とし、創真ともそれなりにお近づきになれているとはいえ
えりな様に対する感情は複雑なものがあるだろうと思っていたんですけども

「かっこいい…」じゃねーよw

いや確かに女教師姿は似合ってましたけども
えりな様だけじゃなくて緋沙子ちゃんも女教師コスしてましたけども
緋沙子ちゃんに女教師が似合うことは描かれずともわかることですけれども

それでいいのか肉魅

その上えりな様も普通に教えてるよ!
いいんだ?
そこは別にいいんだえりな様?

創真に負けたことを理由に見限った肉魅に対して、創真を認めた今
何か思うところがあったりするわけじゃないんだ?

あ、そうなんだ…

そこは何か気になるっちゃ気になりますな…


で、1人だけ何故かのんきな顔をしている創真
主人公らしいっちゃらしいですけど、えりな様にしてみれば気が気でないんでしょうね

一緒に2年生になるのよ、なんてなかなかのデレを見せてくれました


そして始まる試験最初の課題

試験を取り仕切るっぽい十傑たちに加えて、元三席女木島先輩、元七席一色先輩、元八席久我先輩も
何やら北海道へ向かうようです

3年生の女木島先輩はともかく、2年生の2人は同じように進級試験とかないのか?
2年から3年へは試験ないのかな

あるいは普通に試験のために移動してるところを、いかにもそれらしく描いてるだけなんでしょうか

でも一色先輩のあの言い方は、1年生の進級試験に殴り込もうとしてるんだよな

「かわいい後輩たちのためだからね」って包丁持って出かけようとするのは
傍から見たら完全に危ない人なんですけど


さてさて
彼らに対して試験官はどんな難癖をつけようとするんでしょうか

そしてえりな様の変化に薊はどう対応しようとするんでしょうか


ワールドトリガー

さあ論戦開始ですね

侵攻の当事者をチームに加入させるために、ボーダー幹部への説得が始まりました

そのためのオサムの作戦は、「アフトクラトルまでの確かな道案内」でした
1日で用意したネタとは思えませんなあ
さすがメガネ隊長である

こういう「大人とのやり取り」を描くのが葦原先生割と上手いんですよね
記者会見の時もそうでしたけど

今回の論戦の肝は、途中で出てきた通り
「本国の情報は言わないというヒュースがそれでもボーダーにとって利益になる理由」なんですよね

一応捕虜として捕まえている近界民
エネドラッドという情報源があるとはいえ、情報ソースが増える分には大歓迎なのが組織として当然です

しかしそれを拒否するヒュースが、それ以外でどう「ボーダーという組織」の役に立てるのか
そこが焦点でした

ヒュースによる三雲隊の利益は、チーム戦力がグンと上がることですが
それはボーダーという組織自体には直接関係はしない

そこで、ということでオサムが持ってきたのが遠征の詳しい道案内だったわけですね

林藤支部長にわざと意外な反対意見を言わせつつ、さりげなく話を遠征の道中に持って行ったのは見事
オサムたちから持ち出した話題ではないことで、「話題を出した側」に真実味や納得感を抱かせる心理的効果があるわけです

本来ならオサム側と思われて当然の林藤支部長が反対意見を出したことで、この場に限り
林藤支部長も「城戸司令たち側」と認識されることを見越した作戦ですね


…しかし、おそらく城戸司令は却下するでしょう
なぜなら穴がないわけではないからです

最大の穴は、遠征の道案内をさせることと玉狛第二への加入が直接関係しないこと

すなわち、玉狛第二へ加入しなくても遠征の道案内をさせることは可能ということなんですよ

「アフトクラトルに戻りたいなら遠征艇に乗せてやる、だから道案内しろ」と司令が言えばいいわけですから
別に部隊に入ってA級を目指さなくても、遠征のメンバーに加わることは可能なのです

ただその場合、扱いは捕虜のままであり、アフトクラトルに着いたとて主のもとに行けるとは限りませんが…

「遠征部隊員として道案内させること」の積極的利益が提示されないことには、城戸司令は同意しないのではないかと思われます
準備してきた策はすでに使い切ったというオサムが、アドリブでそこにどう切り返すかが見ものですね


鬼滅の刃

鬼舞辻無惨との邂逅編エピローグとでも言いましょうか

倒れた2人の鬼は、どちらも十二鬼月などではなく単なる雑魚ということが判明しました

炭治郎が全身疲弊しきって刀も持てなくなるほどへとへとになってようやく勝てた相手が「弱すぎる」とは…
バトルマンガらしいインフレが生じていますね

しかし、襲ってきた鬼の成れの果てに炭治郎が向ける目は変わらない

人間だった頃を思い、鬼となってからの運命にも同情する
その全てが、元凶である鬼舞辻への怒りとなる

鬼殺隊として決意を新たにしたと言えるシーンでしょう

珠代さんはすっかり禰豆子ちゃんに懐かれていました
戦いの最中に、傷ついた家族の姿がだぶった影響がまだ続いていたんですね

その抱擁はとても温かく…

珠代さん泣いちゃうとは意外でした
愈史郎には撫で撫でだったのは、弟的な扱いなのかな

鬼舞辻に居場所を知られたことで、この地を離れるという2人
無意味に鬼とされてしまった男と、その奥さんも一緒に行くことになるんですかね
すると、いずれ何か変化した形で再登場することもあるんでしょうか

いまだ凶暴なままの男と、牢の前で眠っている奥さんの姿はなかなかに辛いものがあります

珠代さんからの提案を禰豆子ちゃんが明確な意志を持って拒絶したのは、当然の展開でしたね
メタ的な事情からもそうですが、珠代さんに抱きついている時に炭治郎が言おうとした「自分の意志もあるみたいでよかっ…」
というのが再度ここで発現しているわけですね

鱗滝さんによる暗示があるとはいえ、禰豆子ちゃん本人の意志がなくなっているわけじゃない
暗示はあくまできっかけやスイッチ、補助のようなものであり、温かさと強さはもともと彼女が持っていたものなのだと

扉絵がこの瞬間に繋がっているわけです
炭治郎の手をとって、確かな意志を示すこと

いいですね
扉絵がその回の重要なシーンを予感させることで、呼んでいく期待感を増幅させてくれています
そしてしっかりそのシーンになった時にはちょっとしたカタルシスがある
いい扉の使い方ですねえ



で、珠代さんたちと別れて新章開始
烏が叫ぶ次の任務場所に向かおうとしていると、何やら見苦しい場面に出くわしました

アオリからすると男の方には見覚えが…ってことですけど、全然わかんねえ…

つまり前に出てきたってことですよね
こんな奴が出てくるような時があったとすれば、選抜試験の時でしょうかね
あん時の合格者の1人かな?


たくあんとバツの日常閻魔帳

牛頭ちゃんがちょっと気に入ったので3位です

適度にエロくて適度にアホなのがGood

…いや、自分でも単純すぎるだろとは思うんですけども

前回新キャラとして登場させた2人のうち、女子の方だけメインにしちゃってるのはよくわかってるなあと思いつつ、
ふんどし推しとエロさとアホさがちゃんとキャラ付けになってますね

バツの反応も大体定石通りで

でも1個だけ思ったのは、たくあんにエロを冠させるなら「エロあん」でいいんじゃないのか
なぜ「エロわん」になった

発音的な問題か?


ラストには何か急に重大設定を明かしに来ましたけど、これは巻きに入ってるとかそういうことじゃないよな
基本的にはその辺はどうでもよくて、とりあえず次回からの牛頭ちゃんとのエロコメを期待したんですけども


 




COMMENT▼

No Subject

なんというか、集とるりの方がまっとうな?ラブコメやってないかこれw
クロードはアレだよね。鶫も楽が好きって知ったら「手塩に掛けた”娘”を貴様!」
って絶対になるよね。ホントにメンドクサイなコイツは…
千棘を止めるのはマリー。Yさん効果?このまま小咲絡まずに向き直りでもしたらもう…

No Subject

>ニセコイ
ほうほう。
鶫ちゃん、取り敢えず仕舞おうかその胸(^ω^;)
しかしクロードがピエロだったり、集るりがケリ着いたり、一気に畳んでますなw
後何話だろうw

>ソーマ
女教師えりな様・・・EROI(hshs
しかしあの長距離をバスで移動するんか?

>鬼滅
まさかあれで雑魚とはね。
してやられたな。

>トリガー
さて、司令の判断や如何に?

ワールドトリガー
修の説得がまだ不十分な気がしないでもない
でも俺よりしっかりしたプレゼンする修くんに嫉妬

ソーマ
教師えりな素晴らしい特にネクタイなしの髪下ろしが今週のヒロインベストショット

ニセコイ
集るりの距離感好きやな~
でも友人が大変なこのタイミングの告白って中々唐突のような

鬼滅の刃
禰豆子可愛い
そして毎度炭治郎とカラスの絡みが好き

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。

>ニセコイ
クロードの残念さはもう今に始まったことじゃないので放っときましょう。

それよりも千棘とマリーですね。
マリーの役目は小野寺さんと話ができるくらいに、千棘の精神状態を持ち直させることだと思っております。なので、ラグエルさんが心配しているような「向き直りでもしたら…」というのはおそらく杞憂かと。

小野寺さんと話すことなく、楽と話ができるくらいに千棘が元気になることはおそらくありえないので、その前段階としてまずは小野寺さんと言葉を交わせるようになること。同じ人を好きになってしまったという事実と、それがもたらす重さを2人が共有することが結末に至る絶対条件のはずだからですね。

>鬼滅の刃
みなさんの中でもじわじわと高評価となってきているようで、いいですね。なかなか味のある新人さんですから、この調子で頑張ってほしいものです。

鬼滅

鬼滅はストーリーとしてはまだまだハマるまでには至りませんが、全体の醸し出す渋くて不思議な雰囲気は良いですね。
内容はナルト等と変わらない能力バトルのはずなのに大人でも読める雰囲気を持ってます。

Re: 鬼滅

そうですね。雰囲気がいいですよね。何がどういいのかってのはよくわからなかったりしますけど、とにかく好きな雰囲気をしてると思うんです。

吾峠先生の異質な才能がこの結果に繋がっているんだとしたら、なかなか珍しいことじゃないかと思います。

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