社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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確かな芯と確かな意志がそこにはある… 今週のジャンプヒロインズベストショット集!

2016年WJ2122_3

今週のジャンプヒロインズベストショット集!

さてさて

先週はまたしてもノーエントリーだったこの企画ですが
今週は無事にエントリーカットを選び出すことが出来ました

ていうか久々まともにベストショット集としての記事を書いている気がします

だって今週のエントリーカットは全部で4枚です


1枚だけだったり0枚だったりというのをここ数週繰り返していましたが
ようやく4枚ものエントリーを選び出すことができる号がやってきました


そのテーマは、「確かな意志」

それぞれ置かれている立場から、彼女たちがそれぞれ発しようとしている意志を感じ取ることのできるカットばかりが
今週は集まってくれました


それでは早速見ていきましょう

今週の1枚目はこちらです!


 








































2016年WJ2122_4

柿崎隊照屋文香ちゃんです

大規模侵攻の登場時から思っていたことではあるんですが、何やらこの娘はとっても可愛いです

何かね
まだ描写は全然少ないんですけども、すごく芯を感じるんですよ

上級の部隊になることを目指すとか、あるいはボーダー隊員として力をつけるといった部分において
凄く明確な目的意識を持っている気がするというか

負けてあげる気はないんですよね?とか聞いてみたり
私が行きますとか相談してみたり

その場その場における自分の考えを隊長にしっかり伝えようとする姿勢が彼女にはあります

その人となりはどんなものなのかというのはまだまだわかりませんが、とってもしっかりとした娘なんだろうなと思ったり

感想記事の中で、香取隊と裏のある協力関係になるかもしれないということを妄想しましたけども
文香ちゃんならその可能性まで踏まえつつ香取隊を上手に使いそうだな、とか思ったからです

しっかりした芯があるというか、強かさがあるというか

戦闘時以外ではどんな感じの娘なのか、楽しみにしたいですわ

あと戦闘員ですからたぶん希望は薄いんですけど、胸部戦闘力についても興味が(ry



それでは続いて2枚目
こちら!




































2016年WJ2122_3

土屋くんの心配をさらっと否定するわたりちゃんです

チャンピオン咲本さんが見せたパフォーマンスに、合宿で練り上げてきた必殺技と似た気配を感じ取った土屋くんが
緊張と不安のあまり心配し出したところに、やたらあっさりとそれを否定してあげたわたりちゃん

このけろっとした感じがとっても素敵ですね

いや確かに、土屋くんの心配も確かに一理あるっちゃあるんですよ


この後お披露目予定のつちわたブーストは、クイックステップの種目で曲が鳴り始めた瞬間に動き出そうとするものでした
他の組たちはまだホールドの最中か、あるいはリズムを感じ取るために動かないようにしていたりする中で
あえて一番最初に動き出し、その上でフロアを端から端まで突っ切ることで審査員と観客の目を引こうとするもの

咲本さんが見せたブルックリン・ブリッジは、音楽の開始と同時にそれぞれがフロアの端から中央に向かって
シャドーで踊りながら動いていき、フロア真ん中でその勢いのままホールドしてみせるというもの

曲の始まりと同時に動き出す、フロアを横切っていく
こうした点が似ているわけですが、しかしわたりちゃんが否定して見せるように明確な違いがありますね

咲本さんの場合は最初は1人ですが、つちわたブーストはちゃんと2人で踊り出しているのです
ブルックリン・ブリッジは審査の対象にならないどころか減点すらあり得るものでしたが
曲が始まるとともにちゃんと2人で踊り始めるつちわたブーストは、別にそういうことはありません

むしろ、審査員の目を引くことによる加点効果を狙った技です

さらにもう1つ、フロアを横切って行くというのもブルックリン・ブリッジではお互いが端から中央に向かっていくものですが
つちわたブーストの場合は2人で端から端まで動こうとするもの

踊り始めの状態と移動距離において明らかに違いがあるんですね


しかもそれでいて点数の対象にもなりうるという、いわばブルックリン・ブリッジの上位互換なのです

そんなことを見抜いているのかいないのか、心配する土屋くんをよそに全然気にしていないわたりちゃん
自分たちがイチから練り上げた技に対する圧倒的信頼感と期待感がそこにはあるのでしょう

こうした2人の側面はまた、合宿で周りから言われていた「仲の良い姉弟」という間柄の延長上にあると考えることもできます
すなわち、今の時点ではやっぱりまだ2人は「そういう感じ」にはならないということ

そんなことまで深読みのできる場面だったのではないでしょうか


続いて3枚目はこちらです!





































2016年WJ2122_2

真剣に恋と向き合おうとする小野寺さんです

思い当たった1つの可能性を確かめるべくアメリカまでやって来て、やっと千棘を見つけたというのに
その千棘は走り去るばかりで目も合わせてくれようとしない

その態度に疑惑が確信に変わったのか、あるいは自ら疑惑を確定させようとしたのか
あの時千棘が聞いた内容と同じ言葉を小野寺さんは再度口にしました

小野寺さんのこの叫びによって、「あの時もしかして本当は聞こえていたんじゃないか」との問いは無意味なものとなったわけです

いや、正確にはそれを聞いていたことによって千棘は姿を消してしまっていたんですから
疑惑を確定させることに意味はあるでしょう

しかしそれよりも大事なのは、「それを聞いて逃げ出したということはひょっとしてあなたも」ということですね

だから小野寺さんは自分の本音を再度千棘に聞かせた
あんな協定がなければ教えることには何の躊躇いもないくらいの親友だったから

疑惑を元に直接会いにやってきた小野寺さん
疑惑をつきつけられてもまだ本音を口にできない千棘

両ヒロインの性質がここでも対比的になっているわけですが、しかし2人の持っている情報内容には決定的な差がある

それがなければ千棘もここまで頑なになることはなかったはずでした


…じゃあですよ

2人をどこまでも対比的にしようとするのならば
今度は小野寺さんの方に、「楽は千棘が好き」という情報が伝わるというのはどうでしょうか

千棘は楽が好きというのは小野寺さんは間違いなく確信したでしょう
その上で、窓越しに集との会話を聞いてしまった千棘のように、何かの拍子に小野寺さんが千棘に対する楽の感情を聞いてしまう

そこで、「楽と千棘が両片思い」という認識を持つことになった小野寺さんがどのような行動に出るか
ここによって、同じ情報を知って疾走した千棘と小野寺さんをさらに対比的にすることができます

まあそんなとことんまで対比的にすることにそれほどの意味があるとは思えませんから、やり過ぎもどうかというところですけども



友情と愛情の間で苦しむ小野寺さんと千棘
小野寺さんの表情がめいっぱいに描かれたこの場面は、逃げる千棘と向き合う小野寺さんとの構図を鮮やかに浮かび上がらせたものでした




それではお次が最後

今週のベストショットはこちらです!

















































2016年WJ2122_1

創真の作る品に可能性を感じているえりな様です

うん
今週はこれしかないですね


ていうかむしろ、今週はこっちのほうをメインに語りたい







2016年WJ2122_sp

今週のスペシャルショットです

ベストショットに対して特別な意味を持つスペシャルショットを久々にエントリーしてもらいました


どうしてこのカットに注目したかって、これですよ

食戟のソーマ 「視線の向き」を使った創真とえりな様の距離感の演出

えりな様と創真の視線の向きを使った演出が作中でこれまで何度もおこなわれてきたことを考察してみた記事ですが
今回のこのシーンではさらにそれが新しい形で繰り返されているんですね


えりな様と創真の視線が同じ方向を見ているという形でね


えりな様の視線と、七輪を見つめる創真の視線の向きが重なっているのです
それによって、2人が同じものを見ているかのような雰囲気になっているんですね

そもそもここでのえりな様のセリフは、これまでの彼女からすれば到底考えられないものでした

フレンチを作るのに七輪を持ち出してきた創真
おそらく従来の彼女なら、ありえない発想として、見た瞬間に烈火のごとく非難していたはずです

それこそ、卵料理のお題に対してふりかけご飯を作ると聞いた時のように


それが何と
彼にしか作れない新しいフレンチの皿を誕生させるつもりなのかもしれないと来ました

この料理はこうと決めつけて、それ以外を認めようとしなかった今までのえりな様からは考えられない言葉です

もちろんそれこそが、薊の呪いであるわけですが…


すなわち今ここに、えりな様は薊の呪いから抜け出す小さな1歩を踏み出したと考えることができないでしょうか

「私」を探し始めたえりな様
創真の料理に対して従来までならありえなかった反応を見せたことは、薊の根深い教育とは全く異なるえりな様の本質が
そこに現れていると考えることができるように思うのです


えりな様と創真の左右が今までとは逆になっていることも細かい仕事ですよね

上記考察記事で見せてきたそれぞれの場面では、すべてえりな様が左側で創真が右側に配されていました
それが、同じ方向を見つめることになった今回は逆になっています

えりな様が右側で創真が左側

これは、えりな様の立ち位置や考え方がこれまでとは異なることを示すものと考えることができる

さらに言うと、この配置は地獄の合宿から帰る車中、
引きの構図からあえて位置をズラして2人が見つめ合っているように描かれたあのシーンと同じ状態になっています

すなわち、あの時示された「可能性」に近づいたと解することもできるように思うのです

細かいですね
さりげないですね

だからこその今週のベストショットでありスペシャルショット


やたら妄想解釈が捗る最近の本作はとても目が離せない状態となっております


それでは今週はここまで!


COMMENT▼

No Subject

①わたりちゃん
②小野寺さん

でFA

①温泉の湯加減を確認する夜々
②このまま帰る? と言われて考える小鳥ちゃん
③箱から見開きで出てきた禰豆子
④テーブルに顔を付けて楽と小野寺さんのことを考える千棘

 というひとつも被らない上に良く分からないラインナップに(・_・)
 きっと共感は得られないだろう

異論はない。ないけども…

今週は禰豆子もINで。暗示による植え付けですが、それでも「人に害する鬼は敵」は確かな意思。
ぱいなっぷるさんは見開きのですが私は上の理由からラスゴマのを推します!

変化。

 今回のえりなには私も驚かされました。それと同時に感慨深くもありましたが。
 本当に、以前のえりなを思い返せば考えられないような発言&見方でしたね。
 個人的には、この非常に良い傾向の「変化」をこのまま維持してもらいたいところです。

Re: No Subject

皆様コメントありがとうございます。

妄想屋さんはブレないなw
そしてパイナップルさんのラインナップはよくわかりません(;^ω^)


禰豆子ちゃんは、箱から出てきた瞬間のカットを入れるつもりでいたんですが、どっちかというと太ももの印象が強くなって土壇場で外しました。これ吾峠先生は狙ってやってないか?

ていうか今回はえりな様と創真の目線の話をしたかったのが一番強くて、他のカットのキャプションにはあんまり時間かけてなかったりします。栗うさぎさんも仰っているように、凄く感慨深くて印象的なシーンだったからですねえ。

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ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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