社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ワールドトリガーがあっさり展開ながら見応えがあった2016年週刊少年ジャンプ15号感想その1

2016年週刊少年ジャンプ15号感想その1

ニセコイも書こうとしたけど、なかなかに難しかったのである
だからもう今日は諦めました
今週はひょっとしたら感想その3まであるかも


今週のアンケ順
ワールドトリガー
僕のヒーローアカデミア
背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~




ワールドトリガー

読み終えてみれば非常にあっさりな展開ながら、しかし読み返せば初めからヒュースの決断は決まっていたのだなと
受け取ることのできる流れでした

冒頭に描かれたレギンデッツの回想は、アフトクラトルによるガロプラ侵略の時のものでしょうか
ハイレインを中心に先の大規模侵攻の時とほとんど同じメンツで遠征して、武力による制圧でもって
従属国家としたようですね

ハイレインの向かって右側奥にいるのって若かりしミラか?
髪の長い頃もあったんですかね
その逆隣で向こう側を向いてるのがミラっぽい気もするんですけど、ツノの向きからすると違うのかな

ていうかエネドラが何か若いんですけどーwwww
ツノが黒いということは、この時すでに泥の王と適合しているんですね
「聡明で優秀な子だった」と評されていた時のエネドラでしょうか
これは若い
そしてどことなくショタっぽいw

そんなわけで、アフトクラトルに対しては基本的に良い気持ちは持ってないレギンデッツ
だから駆け引きのつもりで子供を人質にしろと言っちゃうわけですね

市街地に向かって少し戦線から離れているとはいえ、まだ警戒区域内と思われるこの場所
ボーダーの監視カメラがあることを知ってのセリフですから、つまりそういうことなのでしょう

迷うようなら裏切り確定
迷わず実行するようなら自分の思う通りのアフトクラトルの人間だったということで
ここぞとばかりに八つ当たりの復讐でもしようかと思ったんですかね

しかしヒュースは迷うことなく陽太郎を刺しました

スコーピオンを起動してますが、これは一部だけの起動とかそういう奴なのかな?
全身を普通に換装してしまえばボーダーのトリガーによる不明なトリオン体反応が検出されてしまうので
すぐに居場所がバレてしまって遠征艇への案内も何もなくなってしまうところですけど

でもそんなことできるような描写って今まであったっけ


スコーピオンの特性は陽太郎から仕込まれたものなんですかね
刺す直前のアイコンタクトも、おそらくはそういう合図だったのでしょう

迅も、まさかと思ってすぐさま風刃を構えていつでも斬撃を飛ばせるようにしたものの
すぐにサイドエフェクトが教えてくれたことで静観した

陽太郎とヒュースがこんな具体的な状況を想定して打ち合わせをしていたなんてことはとても思えませんが
こういう時どうするのが「カッコいいのか」みたいなことを陽太郎の性格から推測すれば
一芝居うってみせるという発想は普通にありえますね

で、人質にして連れて来いといった以上のことを迷わず実行した目の前のヒュースに
自分が思っていた以上の外道ぶりを見たと思ってある意味安心感さえ抱いたかもしれないレギンデッツ

罵倒の言葉が気持ちいいくらい次から次に出てきてますね

そしてその内容こそはヒュースにとって重要な情報だったと

嘲るつもりで口にした「お前は国に捨てられたんだ」という情報
自分でもそれなりに予想はついていたことだったでしょうが、それが確定したことの意味は大きいですね

ヒュースにとって、ようやくこれではっきりしたわけです
捕虜の身に甘んじつつ、ただ機会を窺っているだけでは絶対に帰国できないことが

ならば自分からも積極的に動かなくてはならない
そのためには今この国にある組織を大いに利用するのが一番

だからこその賭けの権利の行使
具体的に何をしろというのではなく、自分の目的のために協力することを約束させる

自分の仕える当主がハイレインの選定による次の神候補となっていることまでヒュースが知っているかはわかりません
が、知っているとすれば、ハイレインが帰還してそれなりに経っていることからすると
ヒュースにとっても時間がないと言えます

それは、空閑の身を案じるオサムにとっても同様で

今期中にA級に昇格して、さらに遠征部隊の選抜まで目指しているオサムと
どんなことをしてでも一刻も早く国に帰りたいと考えているヒュース

2人の利害がここに一致したわけです

となると、やはり次なる三雲隊のメンバーはヒュースであるということができるのでしょう

どうやらランク戦が始まる前に今回の侵攻に決着がついたらしいことは
そのままの勢いで「ヒュースが加入する部隊」としての三雲隊を見せることに繋がりそうです

それは今までのランク戦の描き方とは明らかに異なったものとなるでしょう

彼らに今何がどう足りていなくて、ヒュースがそれをどう補えるのか
あるいは、ヒュースの特性を活かすためにオサムたちはどう動けばいいのか
ということに焦点が当たるからですね

侵攻の攻防が面白すぎて、模擬戦であるランク戦はどんなことになるかと思っていたら
全く心配ないような感じになってきました

これは楽しみですね




…というところで終わろうと思ったんですけど、まだ触れておかないといけないことがあと1つ

ヒュースが三雲隊に加入して遠征部隊としてアフトクラトルを目指すことの意味です

アフトクラトルに早く帰りたいヒュース
チカの兄と友達を探すためにも遠征部隊に早く選ばれて遠征に出発したいオサム

アフトクラトルにはレプリカ先生もいますから、アフトクラトルはオサムにとっても空閑にとっても
目的地の1つとするのに当然の場所です

ここまではすっかり彼らの利害が一致しているところとしていいんですけど


実はここに問題が1つだけあって

三雲隊が遠征部隊に選ばれて、その遠征先としてアフトクラトルに行くとしたら
もちろんチカもついていくことになるんですよね

それはすなわちハイレインが「新たなる神」として目をつけたチカが、自らアフトクラトルにやって来ることを意味します

そして、もしもチカがアフトクラトルの新たなる神になるならば、ヒュースの当主はその候補から外れることができるわけです

つまり、ヒュースの利害はオサムや空閑と一致していますが、チカとは決定的に対立しているんですね

ヒュースの三雲隊入りはここに最大の問題があります

部隊加入をボーダー上層部に認めさせることよりも、B級デビューから最速最短でA級昇格と遠征部隊選抜を実現するよりも
何よりも大きな問題です

この点が実際どうなるかというのは、部隊加入後のヒュースとオサムたちがどんな交流をするかにかかってくるでしょう
陽太郎を橋渡し役として分かり合うことができたならば、ヒュースがチカを次の神としてハイレインに推薦するのかどうか
今回の陽太郎の時とは違って、大いに葛藤することになるんでしょうね


僕のヒーローアカデミア

少しだけ時間を遡った戦線

逸る生徒たちを相澤先生がしっかり制止してくれていたのが見事でした

今回の騒ぎにおける雄英側の勝利条件は「全員が無事であること」
生徒たちはもちろん、洸汰も含めて多少なり怪我はしてしまってもとにかく無事であること
ヒーロー養成学校として権威ある雄英にとっては、ただそれだけが勝利条件でした

非常に厳しい条件です

だからこそ、そんなことが冒頭で説明されたことについてその後の展開に不安がよぎる

結果としてはそれが見事に的中してしまうことになりました


かっちゃん…


常闇くんだけはかろうじて助けられたようですが、かっちゃんだけは救うことができず

まさかの展開です

救うことをどこまでも目指す出久にとって、これは致命的な出来事と言えるでしょう

相澤先生の言う勝利条件がこれで潰えました
何より、助けようとして助けられなかった事実が、全身の負傷を押してここまでやって来た出久に
どれだけの負荷を与えるか

使命感と気力、そして、とにかく「救う」ことを本義とする生来の気質だけでもっていた身体が
こうなってしまっては一気に動かなくなってしまうのではないか

そんな心配が沸き起こってきます

レーザーくんの一発も虚しく、来んなと言い残してワープ使いに連れ去られたかっちゃん

死んだわけではなくて連れ去られただけとはいえ、「助けられなかった事実」をつきつけられた出久は
果たしてどうなるでしょうか


背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~

四方山話:とりとめのない話、雑多な話

これは扉まで含めてですねw

宮大工くんは目を開けたままで寝るのかw
…いや、これはまぶたの上から落書きされたのか?

どうしよう
宮大工くんなら目開けたまま寝るのがありえると普通に思ってしまったんですけど

なんてこったい


次回の扉は御木くんとターニャちゃんかな?


で、土屋くんたちはというと部長姉の指導でひたすら練習に明け暮れていました

合宿の練習風景だっていうのにどうしてこんなに楽しく読めるかね
マジで稀有なマンガだ…

秋子先輩とのペアルック練習が始まったことで、「せっかくひらりちゃんとのカップリングも決まったのに」と
思っていたんですが、それに触れてくれたのはありがたいですね

初心者な自分に付きあわせてることが、せっかくの先輩の練習時間を削ってるんじゃないかと
後ろめたさを感じているひらりちゃん

ええ娘や…

そんな女の子の罪悪感に男らしく応えた八巻先輩

俺のわがままに付き合え先輩命令だとはなかなか男ですね

確かにクサイけどw


即反応してみせた秋子先輩
この時だけはペアルック練習のためのリアクションじゃなくて自然な反応なんでしょうw

ひらりちゃんも何かまんざらじゃないような顔して見せていながら
クサイのはクサイですけどと落とすとはなかなかに鬼畜w


女子部屋に戻ったら「ありゃあこまされるかもね!」とは結構ひどい言い草だなw
むしろコマされる未来が見えるようなw

そこから、話題がダンスカップリングとホントのカップルの話に

実に自然な流れですね
見事でござる

いや、むしろこの話題がなければおかしいくらいの流れでした
横田先生流石ですわ

で、やっぱりダンスカップリングがそのまま本当のカップルになっちゃうことは
割りとあるんだとか

ほほうなるほどなるほど

つまり俺たちはこのまま期待して待ってていいってことですね横田先生

ありがとうございます


そんなコイバナしてる女子部屋の前にやってきた土屋くん
ひらりちゃんの一声でまさかの女子部屋にお招きということになってしまいました

おお…これは…

土屋くんの場違い感といたたまれなさがすげえひしひしと伝わってくるよ…

いや、俺は修学旅行とかで女子部屋に入ったことなんかもちろんないんですけどね
でもこういういたたまれなさは何かわかりますよ

大体色んな所で感じてるからね


必殺技会議のつもりがコイバナに巻き込まれた土屋くん
うむ
すげえ女子部屋感だw

何かよくわかりませんけど、すごく女子部屋に来た感じがするw

みちるちゃん先生と部長姉までやって来て、さらに女子率が上がる始末

要するにいろんな形のカップルがあるってことですね

ずっと一緒に練習したり
苦楽をともにしたり



どう見ても土屋くんとわたりちゃんです本当にありがとうございました


2人とも自分が一緒に踊るのはこの人しかいないと自然に思ってますからねえ
いずれそうなっていくのはもう第1話から期待していましたけど、今週の話を聞いたら
さらにもっと夢膨らませるところですよね


八巻先輩と秋子先輩がどんな感じになるのかというのは、全然わかりませんが(;^ω^)
いまだに気遣いとリアクションが2人ともぎこちないw
とってつけてる感が満載ですね


じゃあ土屋くんとわたりちゃんはと言えば、カップルというより姉弟だと評されてしまいました

確かに、どちらがしっかりしてるかといえば圧倒的にわたりちゃんですからねえ
土屋くんはそんなわたりちゃんの姿を見て、負けないようにと必死になってるわけですから

でもわたりちゃんも、土屋くんの等身大の姿が心地よくもあるのでしょう
だから支えてくれるといった言葉を素直に受け止められて、身を委ねられる

互いに互いへ敬意を持って、相手がいるから踊れるのだと感謝さえ抱くこと

それが理想的なカップルであるとするなら、今2人はまさにそれができているということになります

そして、八巻先輩と秋子先輩ができてないのがまさにそこだったりするのでしょうか

相手へ関心が薄いことで敬意もなければ感謝もない
ただ、いて当たり前
一緒に組んで当たり前になってしまっている

…のだとしたら、そこにおいては土屋くんとわたりちゃん以下のカップルであるということになるでしょう

ペアルック練習が今いち上手く行かないなってことで、部長やら部長姉やらがそんな話を言い出したら
2人はどんな顔をするでしょうか


 




COMMENT▼

トリガーでの換装について

トリガーは起動した時点で起動者はトリオン体(戦闘体)に換装されます

今回はヒュースが戦闘体のデザインを設定していないだけでちゃんと換装しています(2号p.230参照)

また、スコーピオンは出し入れが自由なので恐らくレギーと出会った時点で既に「納刀状態」であり、今回はそれを「抜刀状態」にしただけになります

トリオン反応が索敵されなかったのは恐らく本部でのガロプラとの交戦への集中が起因されています(だから迅は直接向かわざらなかった)

腰据えて書くとこうなんのかwww

・ダンス部
「互いに互いへ敬意を持って、相手がいるから踊れるのだと感謝さえ抱くこと」
↑これ「ラララ」のあの夫婦じゃねえか!
それはさておき、ひらりちゃんの「ホレないけどね」の発言が読んでてニヨニヨします。
クサいセリフで堕ち掛けたからこそ自分を押し止めるためについ口を吐いて出た。そんな印象。
楽と違ってこれで完全に止まれたでしょうがw

ダンス
部活してて良いな~

ヒロアカ
かっちゃん奪還編は早いうちにやりそう

ワールドトリガー
陽太郎とヒュースの連携プレイが圧巻

以上3つですが、今日はちょっと月曜日に発表されたHUNTER×HUNTER連載の衝撃に、細かく感想を書こうにも書けなくなりました
もう頭の中がHUNTER×HUNTERで一杯になっている……暗黒大陸編物凄い良いところで終わったので、早く続きが読みたいです
早くジャンプ発売日になぁれ!

その2以降はもうちょいちゃんとコメント書こう

No Subject

>トリガー
陽太郎とヒュースが仲良さそうで何よりw

>ヒーロー
やはり来たかorz
かっちゃんどうなるんや。

>ソーマの楠先輩
選抜見に来てたようですね(^^;
rexelさん調べでは本戦には居なかったとの事ですが、予選か決勝には居たのかなw
1期のアニメにはチラっと先輩ギャラリーが映った気がするので予選かなぁ?
まぁ、あの頃から薊の暗躍の伏線が有ったって事は間違いないようですね。


>ぱいなっぷるさん
おや、富樫先生復活ですか?
H×H楽しみです。

Re: トリガーでの換装について

すっかり遅くなりましたが皆様コメントありがとうございます。

>readsさん
やっぱりそう考えたほうが自然ですかね。ヒュースがすでにトリオン体で動いていたのだとしたら、本部に検知されないのは妙だと思っていたんですが、侵攻迎撃に集中していたということなら一応理由になる…のか?

いつもの防衛任務も通常運転ならそちらの部隊が気づいたりしてもよさそうなもんですけど、ランク戦参加組とB級下位チームとか除いたらみんな迎撃に駆りだされてて、実際にはそんな隊いなかったのかな。


ハンター再開の知らせは大ニュースでしたねえ。
しばらく休みますなんてお知らせはないまま毎週毎週「今週は休載します」って告知が載ってて、「長期休載ではなく突発休載が毎週続いているだけ」って体裁だったはずですが、さすがに丸1年以上も休載してれば普通に再開するわけにもいかなかったんでしょうねえw

今度はどれくらい続くことやら…


ひらりちゃんのアレは、作者からの「そうはならないよー」というメッセージだと受け取っております。

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