社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

09<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>11

ニセコイがまたしても予想外だった2016年週刊少年ジャンプ9号感想

2016年週刊少年ジャンプ9号感想

ほう、黒バスは今度のNEXTで最終回なのか
あれ、試合展開もうそんな終盤だったっけ

そして表紙めくったらお出ましの螺旋丸なおじいちゃんにややウケw


今週のアンケ順
ワールドトリガー
巻頭カラー 僕のヒーローアカデミア
斉木楠雄のΨ難


その他
・食戟のソーマ
・ONE PIECE
・背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
・特別読み切り 痛天街SCRAP
・火ノ丸相撲
・ニセコイ

展開が王道だった暗殺教室と
青春感が今いちだったものの歩と
さらっと重要なことを言ってのけてたようなブラクロと
1話完結の構成がほんとに上手いなあと思う左門くんと
もうどうしようもない展開になってきたバディストと
寒空の下素っ裸になったのは金目当てでも頑張ったなと思った磯兵衛は省略

そして新連載ミウラタダヒロ先生か
前作の恋染紅葉はタッグでやってたと思いますが、今回は1人なんですね
この人も画力高い人ですからねえ
楽しみにしましょうか

さらに吾峠呼世春先生きたよこれ
トレジャー出身の異才がとうとう連載だよ
これも楽しみだわ



ワールドトリガー

前回のヒュースの引きをつなぎにして、今回は基地の外の話でした

互いに中を活かそうとするためにぶつかり合う両者
ガロプラ側としては、外の兵力を見せつけることで玄界の戦力をさらに引っ張り出せれば侵入した3人が動きやすくなる
ボーダー側としては、外の兵隊たちまでも基地内部に入ってくることは避けたいところで

ガロプラにはトリオン兵の追加が自由ですが、ボーダー側にはこれ以上の戦力追加は難しいという面があるわけですね
本丸となるドック内は攻撃手トップ4を揃えた精鋭がいますからとりあえず考えなくてもいいでしょうが、
もう1人、お互いに足止めとして戦っている那須隊の方には応援が欲しいところです

しかしこれ以上の戦力追加となると、ランク戦を中止しなければならなくなる…という感じでしょうか

だから、誰かが登場することによる戦力追加ではなく戦況の変化によって連携の組合せを変えるというのがいいですね
手動操作で面倒な動きをするようになったトリオン兵への対処として、攻撃手2人ずつで迎撃

双葉ちゃんと木虎とはいいじゃないですか
A級女子の戦いはとっても見たいですね

葦原先生もそれをわかってくれているのか、笹森と辻よりも双葉ちゃんの方を描いてくれました
うむ、いい判断である

双葉ちゃんの得意技?らしい「韋駄天」とはどうやら技名というよりトリガー名っぽいのかな
旋空弧月みたいなオプショントリガー?

攻撃軌道を事前に設定してその通りに高速で動く、と
変化弾の攻撃手版みたいな?

今まで使ってる人が出てこなかったのは、カメレオンみたいなデメリットの面もあるからなんでしょうか

それに対応するガロプラ操縦手の腕
2体操縦は同時並列思考を可能にしているサイドエフェクトのせいのようです
その思考はそれぞれの戦闘に対して個別に対処しようとするところまでも含むのでしょう

そういうのって指揮官として多方面を見渡すことに向いてそうなんですけど、そんな感じではないんでしょうかね


忍田さんカードを切るにはまだまだなこの状況
ヒュース絡みとかで変化というか悪化しない限り、ランク戦も中止にならないのかな


僕のヒーローアカデミア

表紙&巻頭カラー
アニメ絵なお茶子ちゃんが綺麗だな

カラー扉では、ヒーロー側と敵側が勢揃いして対峙していました
特に敵側にはまだ詳細が判明していない奴もいますから、このカラーでの登場は親切かもしれませんね

で、本編はというと…
禁じ手の100%を放った出久が、さらに劣勢に追い込まれることになっていました

少なくともこれで相手は追撃不可能になるだろうとの見込みの上で放った100%
全く効いていないというのはあまりにもショックです

自分は最初からギリギリの命がけで戦っていたというのに、相手はお遊びのつもりだった
捨て身のつもりで放った100%はむしろ相手に本気を出させるスイッチになっただけで
全然効いてはいなかった

MAXで撃ったつもりのワンフォーオールが効いていないとは、出久にとってかなりの衝撃だったことでしょう
「お前は俺の完全な劣等型」という前回のセリフが思い出されますね

しかし、そんなことで折れていてはヒーローは務まらない
なぜなら目的が違うところにあるからですね

敵の目的は、ただ特殊能力としての個性を使ってひたすらに暴れること
免許を取らなければ自由に使えない規制の中で、それでも暴れて回ることを目的としています
だから個性が敵わないとなれば途端に引き気味にもなる

しかしヒーローにとっては、目的は救うことです
すなわち個性の使用は目的ではなく手段
敵にとっては個性を使うことこそが目的

自分に宿った個性をどう使えば目の前の人を助けられるか
そこにこそ個性の使用についての違いが明確にありました

敵としても、ステインのように個性を手段として使用して何かを為そうとしていた奴もいましたから
一概にというわけではないんでしょうが、ここでの出久の相手は間違いなくそうでした

だから、出久は折れない

100%が効いていなかったことは確かに衝撃でした
しかし個性の強さを示すことが目的ではないから、そこで折れる訳にはいかない

まだ自分の背中には、守るべき対象がいる

だから限界を超えて撃ち続ける
100%のSMASHでバキバキになった腕で、100%以上の力を込めて

本気になった相手にはそれでも通用していませんでしたが、しかしかつて見たオールマイトの戦いは
1発で効かなくても何度もぶち込み続けることで相手をふっ飛ばしていました

そんなオールマイトの背中を見ていた出久
今度は自分の背中に守るべき人を庇って、同じように100以上の力を何回でも放ち続けました

最後には100%ではなく100万%の力を
折れた腕で

激痛なんて言葉さえも生温いような痛みがそこにはあったことでしょう
目に浮かぶ涙はその痛みをこらえるためか、それとも、また身体を大事にできないことでの母への罪悪感か
あるいは、禁じられていた100%以上の力を何度も放つことでのオールマイトへの謝罪か

何だとしても、込み上げてくるものがなければこんな極限の危機に耐えることはできなかったでしょう

これはこの後の出久の身体が相当に心配です
腕は治療不可能なんて言う最悪の可能性さえ浮かんできますが…


斉木楠雄のΨ難

卒論とかいきなり言い出してるのにワロタ
ネタにすんのはええなw

ラブコメ回ですから票を入れておきましょう
…と言っても、予想外の方向に進んでしまったなという感じなんですが

照橋さんの下位互換だった衣夢ちゃんにまで好かれた斉木
衣夢ちゃんは最近出てきてないなと思っていたんですが、こういう展開にすることにしたわけですね

今回の話は、またしても状況の整理なんですよね

照橋さんと斉木のラブコメはもちろん面白く仕上がるものですが、
いつも超能力で回避しようとする斉木と神の手によって導かれる照橋さんという構図になることで
変化をつけにくいという弱点がありました

そこに三角関係を作ることで変化をつけられるようにしようというのがラブコメの鉄板だったわけですが
衣夢ちゃんに続いて相卜まで斉木に惚れてしまったことで三角じゃなくなってしまったんですね

麻生先生それをどうしようかって困ってたんじゃないでしょうか

三角ならまだ描けるけど、四角はめんどくさいみたいな

というわけで、衣夢ちゃんの今後の立場がどうなるのかというのを1話分使って整理したのが今回なんですね

照橋さんの応援キャラ…というと大げさですが、照橋さん好きの1人にぶっちゃけ格下げみたいな感じです
これは事実上の降格と言えるでしょう

照橋さんとともに三角関係を作ろうとすれば、確かにそれなりの存在感が必要となるわけで
衣夢ちゃんでは力不足だったわけですね

初期には夢原さんが担いかけた三角形のもう1つの頂点
衣夢ちゃんがそこに落ち着こうとして、やっぱり難しいということになってしまいました

代わりにそこに来たのは相卜ですね

斉木と同じく能力者であり、斉木の超能力のことも知っている
これはなかなかの存在感を示すことのできる立場でしょう

照橋さんも能力者と言っていいくらいな感じではありますが、ちょっと違いますしね

この2人なら三角関係を作れる
さしあたってはその判断でいいだろうと思われます

次の問題は、ここから実際に三角形を描こうとする時にどんな感じになるかですね

ギャルらしく?普通に下ネタ上等だった相卜は、そういうところでも通常と違うラブコメの形を見せられそうで
結構期待しているんですけども


食戟のソーマ

先週とは打って変わって順位たけーな
ワンピより上かよ

今回は繋ぎメインな話でした
と言って、仕込みが全く無いわけではありませんでしたが

まずは、前回衝撃の事実を知ったえりな様のその後ですね
まだ全然受け入れることができずに、混乱しているようです

混乱というか、戸惑っているというか、悩んでいるというか

城一郎にあこがれていた事実は間違いないとして、しかし創真がその息子であったことも間違いないことだった
その彼を、自分は今まで散々否定してきた
そして、目の前にいれば恐怖に包まれてしまう自分の父もまた、城一郎を敬愛していて

城一郎への感情と創真への感情と父親への感情
好印象と悪印象がそれぞれ入り乱れていることで、えりな様は頭を抱えてしまっているんですね

創真のシンプルな考え方に、わずかに普通の瞳を取り戻しているようにも見えますが
本当に彼女が平静を取り戻すのにはまだまだ時間がかかるのでしょう

で、それ以外はつなぎとなる部分
早速始まるセントラルとの食戟を当然のごとく見に行こうと言う話になりました

4つの会場で同時に実施されるということで、緋沙子ちゃんまで引っ張りだして4班に分かれての偵察

このメンバー分けがね
またね

創真は誰と一緒かなーと思ったら、田所さん原付きの後ろにニケツで抱きついてるww
これはいいあててんのよですね

つまり、ここから田所さんルートの話になるわけですね
えりな様メインのシリーズの途中ではありますが、隠し玉情報がついに解禁されて
それをどう受け止めれば良いのかえりな様が混乱している間に、ここで少し田所さんとのフラグも進めておこう、
ということでしょうか

えりな様ルートの重要キャラである緋沙子ちゃんが、寮生の中でもモブ男子2人と一緒になってるのが露骨ですよ
今回の偵察部分では、緋沙子ちゃんの方でもえりな様ルートは動かないということですよねつまり

で、創真が見に行ったD会場では第四席のロリっ娘がぬいぐるみを抱きしめつつ勝負に応じようとしていました
第一席の司ではないのか…

さてさて
この勝負どんな感じになるのかな


ONE PIECE

一応今回で回想は終了ということでいいんでしょうかね
サンジとあとシーザーがいなくなった理由はよくわかりました

イヌアラシ男爵に会った一味は次にネコマムシの旦那に会いに行って
で、そこでペコムズにヴィンスモーク家の話を聞くと

ロビンすらも聞いたことがある程度との認識なら、結構前から存在を潜めていた勢力なんでしょうか
ブルックが意味深な反応を見せているところからしても、だいぶ前に名を馳せていた連中のようです

しかし、ペコムズの言葉では今でもかなりヤバイ連中の模様

世界政府の手配書にすら干渉できるわけですから、確かにヤバイ奴らでしょう
さて、どんな奴らなんでしょうね


背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~

1次予選4種目
無事踊りきったら次に気になるのはその結果ですね

合格のPの文字を探して探して…
といったら普通はめくったページの1コマ目で描かれたりするものですが、これが今作の巧妙なところ

普通にページをまたいだところのコマにスッと描いてやることで、通りすぎようとする土屋くんと読者を同化させて
その合格の驚きを増加させようとしているんですね

探しまくっていたPの文字
見つけたのに通りすぎようとして、もっかい目に入れたのにそれでも信じられない

一文字ずつしか言葉が出てこない動揺ぶりが何とも微笑ましいですね

先生が口火を切ってくれた拍手で、ようやく合格を実感できる
真剣にやればやっただけ、それが報われた結果には喜びよりも驚きのほうが先に来る
部活の大会だったり入試の結果だったり、学生さんにはすごく身近でリアルな反応だったんじゃないでしょうか

だからだよねー
今度は部長たちとも同じ順番になっちゃって、真ん中で唖然としちゃってる2人に「うわあ…」って思っちゃうのは

うん、それは無理だw
これはもう頑張るとか諦めないとかそういうことじゃないねw

八巻先輩の「ドンマイ!」に超うなずけるこの感じ
主人公たち負けたっていう結果なのにこんな清々しいのも珍しいわw


特別読み切り 痛天街SCRAP 臼井彰一

先週の予告を見た時には、実は少し驚いていたんですが…
ほんとに載ってきましたね
この人の読み切り

この人トレジャー出身なんですよね
佳作受賞作のレビュー書いてました

欠点ばかり気になってしまう問題作…『恋する閻魔サマ』 臼井彰一

何というか、受賞作としては「うーむ」と思ってしまった作品だったんですが
その後もNEXTに読みきり載せたりして、精力的にやってた方なんですね

まあその読み切りも、隠しコマンド課って「うーむ…」というやつだったんですが

そっからの本誌掲載ですよ
だから驚いたんです

で、読んでみましたら…


画力の向上は見て取れますね
連載に耐えられるほどではありませんが、前作と比べれば着実に上がっていることはよくわかります

でも構成はというと…もうちょっと…かな?

スラム街を舞台に、治安維持の話

曜日ごとに活動担当が変わる7人グループの設定とかは新鮮でよかったと思うんですが…
そのグループの詰めが甘いですね

今はもう解散してしまってそれぞれ何かやってるというのはいいんですけど、
じゃあ何やってるのというのを描かないといけないでしょう

スラム街に何か特別なグループがあったけど今は解散した
でもその影響力は今でも残ってて…というのはいいんですが

主人公が実はその1人だったというのは、設定が出てきた時点でわかってしまうことなんですから
じゃあそのグループをやめて今何をしてんのというのが読者が気になるところなんですよね

ピザ屋やってるのはいいですよ
で、っていう

グループを解散した理由を詳細に描けとは言いません
でも匂わせるくらいはあっていい

普通の生活をしたかった、ということなら街を出て行く選択肢もあったはずですが
それをしなかった理由もない

なぜこのスラム街が舞台なのか
主人公がここから離れようとしない理由は何か

どうも核となる部分の設定が甘いですね


火ノ丸相撲

あれ、予感してた内容と少し違ったな…
「じゃあ俺が三尾錦より上だな」って展開はなかったか

そんなのよりも稽古場の緊張感を優先したんですね

三尾錦を投げることができたのは、やはり初見だったからでした
次からは早速その対応策を講じられる

誰とやってももう投げられなくなり、一度は投げた三尾錦にももう通用しない

一度は持ち上がった希望がさらに沈んだところで、「じゃあお遊びはここまで」と言い切られる無常

「何度でも君の気が済むまでいいよ」と言って、火ノ丸の実力を見て歓迎しているかのような雰囲気を見せていながら
実はちょっとした準備運動くらいの認識だったというのは衝撃でした

もちろん火ノ丸の実力を侮っているのではないでしょうが、しかし高校生相手に本気の稽古なんてできるわけもないということでしょう

そこに現れる謎のおっさん
まさかの元横綱だそうな

ぶっちゃければ主人公特権の発動ですが、それでも「おお…」とか思ってしまう期待感がありますね

何故かレイナまでご指名で連れてきたおっさんは、何時の時代の横綱でしょうか
大和国よりも先に横綱になった人か?

レイナを連れてきた理由は、火ノ丸の稽古してる間に酌でもさせるためとかじゃあるまいなw


ニセコイ

え…
うそ、もう終わりなの?!

春ちゃんのターンこれで終わりなのか!?

いやいやいやいや早いだろいくらなんでもそれは

ちょっと古味先生?
これはあまりにもあんまりじゃない?

さくっと過ぎるよ
あっさり過ぎるよ

最終的に春ちゃんは言わないままに自らルートを閉じる
それはいいですよ

実際に楽に伝えるのか伝えないのか
それはどちらの展開であっても、ルートの決着としては成立可能なものでしたよ

しかし、そのためにはもうちょっと丁寧な描写が必要だったのではないでしょうか
最低でもあと1話かけてもよかった内容です

今回の内容でも、一応の決着はついています
しかし、これだけの中身で春ちゃんが自らルートを閉じることができたのなら
なぜあの時にそれができなかったのか

お風呂から上がって1人部屋で泣いたあの時に、なぜできなかったのか
ミスコンで優勝して自ら指名して踊ったあの時に、なぜできなかったのか

閉じようとして、諦めようとして、それでもどうしてもできなかった恋心の決着ですよ
今までの描写が深ければ深い分、本当の決着となるだろうと予感された今回のシリーズは
もっと深く、もっと濃く描かれてしかるべきはずです

それが、たったの3週で
しかも「告白」から後日譚まで一気に1話で

こんなスピーディにやっていいわけがない

コンテストの場面もさくっと省略で普通に金賞とってるし、景品とか別になかったし…

これではあまりにも簡単過ぎる



こちらのサイトの感想を読んだら、この決着の仕方に納得がいきました
のでちょっくら修正
『ニセコイ』 第203話 ハジマリ 感想 - 現実逃避


…でも小野寺さんへの「好き」を楽に自覚させる手助けがなかったことについては
いまだ腑に落ちないな

春ちゃんルート自体の決着もそうですが、応援ヒロインとしての立場すらも全うできてないわけですよ

もちろん、楽が今2人への「好き」について悩んでるなんて春ちゃんは知りませんから
そこでいきなり何か言い出すのは不自然ではあるんですが

それでもキャラの配置上の役割として、ここで楽がいかに小野寺さんを「好き」であるのかを
春ちゃんの口から言わせることには大きな大きな意味があるはずでした

その流れをいかに不自然なく描くかというのは作者の腕の見せどころなわけですよ

そうして思いがけず「好き」の違いに気づくためのきっかけをもらった楽が、今度は千棘へのそれを確かめようとする
そういう流れになると構成としては非常に綺麗だったわけです

加えて、楽がいかに小野寺さんを「好き」であったのか
同じ気持ちを持って楽を見ていた春ちゃんの口からそれを言わせることは、彼女自身の決着においても重要だったはず

そうすることで、いかに自分の恋に先がないのかを自分に言い聞かせることになり
諦めようとする意思を固める助けになるわけです

1人のヒロインが恋を諦めようとして語る言葉が、別のところで思い悩んでいた主人公に対して
その真実に気がつくきっかけを与えることになる

そうすれば、好きとか恋とかの交錯として非常に上手い形になっていたと思うんですが…

実際にはそんなことにはならず、ただ「お姉ちゃんをよろしくお願いしますね」と言っただけでした
これはつまり楽の決断と選択に、ただ楔と重しが増えただけなんですよね

鶫もまた、同じことを思って「貴様がお嬢の恋人でよかった」と言いましたが
セリフとして同じ意味を持つ対比になっているわけです

ならば、どちらを選ぶのにもそこに付随している義理と責任が重くのしかかる
春ちゃんと鶫に対するそれに、どうケジメをつけるのかが問われることになるんですね

それは非常に難しいことです


古味先生が、できるだけ読者みんなが納得できる結末を目指しているのならなおさらですよ

それを目指すのなら、ここでは春ちゃんにもっと多くのことを語ってもらうことが
どうしても必要だったのではないかと思えてなりません

本当にもう…
うーん…

それとも古味先生の中には、こんな予想とは全く別のしっかりした展開が用意されているんでしょうか


 




COMMENT▼

ニセコイ

こちらでは思い入れが強くなりすぎたせいかあっさりし過ぎと思われていますが、閉じると分かっているルートをもう1週かけるのは自分はくどすぎると思います。というか今回の決着に全く違和感がなく、あっさりとか思いもしなかったので、社会の毒さんがそんな感想を持たれているのが逆に驚きです。他のブログでもマリー編の二の舞にならなくて良かったという見方でしたし、自分もそう思います(^^;
今思いましたが、社会の毒さんがおっしゃっているのは以前春が楽を諦めた時の描写と同じようなテンションの描写だからそれなら何故あの時にきっぱり諦め切れなかったのか、という事ですよね?
とはいってもこれ以上の描写は重すぎますし、それを言ってしまえばあの時点で諦めなかった展開自体がすでに間違いだったとも言えると思います。

二つの理由

今回、春ちゃんが諦められたのには2つ、理由があると思います。

逆に言うと、これまで諦められなかったのには2つの理由がある。

一つには、恋を諦めたら楽さんにはもう会えないと思っていたこと。134話ゴシメイの後夜祭のフォークダンスの前、春ちゃんは風ちゃんにこう話しています。「先輩とはもう会わない お別れを言うってそう決めた」

告白をして諦めたら、もう会えない。ある意味当たり前のことですが、春ちゃんはそう思っていた。そして、この時諦められなかったのは、楽さんに和菓子フェスタに誘われたから。「楽さんに会える+和菓子付き」を諦められなかったからです。

今回、春ちゃんは楽さんに自分の和菓子を作る姿勢を褒めてもらえました。楽さんの好みに合う和菓子を作れば、楽さんに会って食べてもらうことができる。小野寺さんを介さずに、会う理由ができる。

今回の最後の春ちゃんのセリフ
「先輩が悔しいって泣いちゃうくらい美味しい和菓子を作りますから…! だからその時は…」
のあとは、
「またこうして持ってきますからね!先輩とは好みに合うおいしい和菓子を!」
なのだと思います。

恋を諦めても、会えなくなる訳じゃない。おいしい和菓子を作れば、いつでも会える。

これが諦められた一つ目の理由だと思います。

そしてもう一つの諦められなかった理由は、「先輩とお姉ちゃんがくっついていないから」でした。110話オデカケでも「二人がくっつけば私も先輩をすっきり諦められる」と描かれているとおりです。二人がくっついていなければ、楽さんの相手がお姉ちゃんでなければ、自分だってアプローチできるのに。そう思ってしまうのは無理からぬところです。

これまで春ちゃんは、小野寺さんと楽さんのそれぞれから、直接相手を好きであることを聞いています。それでいて、楽さんと小野寺さんが二人でいるところを見たことがありませんでした。

それが今回、マルーシャさんが一目ぼれならぬ一目諦めをした「二人の世界」を目の当たりにしました。その姿を見たら「二人が結婚とかして…」まですぐに脳裏に浮かぶほど、息がぴったり合っている二人を。

「お姉ちゃんをよろしくお願いしますね」

これは、ある意味「娘を嫁に出す父親」のセリフですよね。

これまで春ちゃんは「二人がくっついたら」、そう思っていました。
それが今回、春ちゃんの目には「二人はもうくっついている」ことがありありと見える。そう思い知らされた。そういうことなのだと思います。

整理すると、

これまでは
「二人がくっついたら諦めよう」
「諦めたらもう会えない」
そう思っていたので、諦めきれなかった。

それが今回
「二人は事実上もうくっついているのが分かった」
「恋を諦めても楽さんに認めてもらえる和菓子を作れば会える」
そう思うようになった。

だから、春ちゃんは自分の恋を諦めることに踏ん切りがついたのだと思います。

お二人に全部言われたw

今週で終えたこと、諦められた理由、どちらも完全に同じことを言おうとしてましたwww

・斉木
衣夢は最初からそうだったと記憶してます。それを斉木への想いと勘違いしていただけと。

・痛天街SCRAP
作品の質は悪くないんですが、低年層向けなのが趣味に合わなかったです。
他の連載陣ともう少し足並み合わせた作品作りをしないと連載は難しい気がします。

・ニセコイ。春のイメチェン
こっ、こっちのが断然可愛いじゃねぇかっ!ヤバイ!傾く!傾いてしまうっ!www 

現実逃避さんのブログで見事に解説されてますw
これで千棘ルートになったら春ちゃんが浮かばれなさすぎる(>_<)
春ちゃんがお姉ちゃんの事をよろしくと伝えた後の楽の反応にぶん殴りたくなった(-_-)

Re: ニセコイ

記事アップした直後に、いつものように現実逃避しに行ったら「なるほど…」とか思ったんですが、コメントでもここまでフルボッコにされるとは思っていませんでしたorz

皆様仰る内容をしっかりまとめてくれているayumieさんの解釈のほうが、よりきっちりしてる気がします。
ということで記事を少し修正しました。

No Subject

仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕事嫌い仕g(´・ω:;,...

>ニセコイ
記事もコメも荒ぶってるな(^^;
まぁ僕はコメ側の皆さんに1票で。

>斉木
>ラグエルさん
え、最初からですか?
記憶に無いな・・・orz

>ヒーロー
まさかの100万%ww
1万倍ですか・・・。
まぁ怪我はあれですよ、リカバリーガールに頼めば(小声)

>相撲
あっさりでしたねぇ。
流石に幕内は違うという事ですか。
元横綱が現役より優しいですか。
まぁ確かに現役は武士って感じかも知れませんねw

>磯兵衛
お前風邪引くぞw

Re:

皆様改めましてコメントありがとうございます。

ニセコイの感想につきましては、今回の俺の印象はちょっと浅かったかなと今では思っております。ハイ。


で、それ以外の部分については…

>依舞ちゃん
感想中の名前は字が違ってたのであった。もうめんどいので直しませんが。

最初から、というのは最初から照橋さんスキーだったということですか?読み返してみたところそんな感じには思えなかったんですが。14巻収録の回を見る限り、その時は斉木にちゃんと惚れていしまっているような描き方をされていたんじゃないかと。そこからその展開を続けることも作劇上は可能でしたが、構成上の理由で今週の展開になったということだろうと推測したのが今回の感想でした。


いつもより1日遅れの登場だった妄想屋さん。
お仕事お疲れ様です…。

そういう荒ぶった気分になった時、俺は昔の自分の記事とか見て頭をからっぽにしております。「何だこのキモい奴はw俺かw」みたいな。

衣舞

朧げなので間違っているかもですが…
照橋さんを悔しがらせるために斉木に粉を掛けていましたが、あれはガキ大将の心理と同じです。
最初の一合で照橋さんに一目惚れして、振り向かせるために斉木に粉を掛けていた。
というのが本当の動機だと思います。その作戦実行中に斉木の印象が変わり、

衣舞→♡→照橋

の構図に斉木が意図せず割り込む形になってしまい

   斉木
衣舞→ ↓ ♡/→照橋

と間違った認識をしてしまった。

だがしかし全巻買っちゃいました

タイトルについては気にしないでください
ものの歩〉何とも言えない展開
王道と言うべきか規定路線と言うべきか
こういう話は十歩をもっとライバルとして掘り下げてから描いた方が良かった気がする

左門〉今回も軽快な台詞回しに笑わされてしまいました
このくだらない感じが凄く良いですね
ジャンプっぽくない異彩な感じで

暗殺教室〉茅野ォォォ!茅野茅野茅野茅野茅野ォォォ!
生きてるのか物凄い心配です
血糊の演技とかであると願いたい

食戟のソーマ〉これ完全に緋沙子ちゃん正妻ですよね?
創真と接してるときの新婚新妻感がヤバい
えりな派だけどね

バディ〉何かこのまま終わりそうだなぁ
次回作はあるのだろうか
出来れば今度は男と女バランスよく描いた作品が読みたいです
今回のはいくら何でも女子成分なさすぎた

相撲〉元横綱カッコいい
何か必殺仕事人の中村主水みたい(古い)
火ノ丸が稽古場で※ガイにされたのは物凄くリアリティーがあってよいと思いました

※ガイ
上手の力士が一方的に下手の力士を痛め付けること

気にしないワケがないでしょう!Part2

買っちゃいましたかっ!いやっふぅーーー!!!
おっと。程々にしないとまた「ハッスルしている」とか言われちゃうなwww

グリコ回のオマケ。アニメでは冒頭の流れから入れようにもほぼ無理がありますが、
入れること前提で最初から作ってほしかったと願いたくなるくらい惜しい1シーンですよね?

1~4巻までの駄菓子ウンチクで一番笑ったのは
4巻、おやつカルパスの箱の横です!
某コンビニにw実物のおやつカルパスあるんですが、自分の目で事実確認して尚笑えるというwww

Re:気にしないワケがないでしょう!Part2

本当にラグエルさんだがしかし好きですね

あ、ハッスルの件はもう手遅れだと思います(笑)
実は昨日買ったけど忙しくてまだ開封してないんですよね
グリコの件とカルパスの件は自分の目で確かめてみることにします(冷静)

捕捉、新連載について

出来によってはニセコイが喰われてしまうのではと少し危惧を覚えてます
最近話を畳んで来てる感じも見受けられますし
ちょっと前までは頭になかったNEXTの移籍とかも、最近考えるようになってしまったなぁ……不安です

ラグエルさんに捕捉、カルパスについて

腹が捩れるくらい爆笑しました
あの箱の横の事実についてはもう笑うしかないw
後奥深いなぁ~と思ったのがモロッコヨーグルのだがし知識
後ココノツ君とヨウさんのポッチ君召喚も個人的に好きでした
そして5話のビンラムネ回の色んな意味でのタイムリーな話に戦慄するという、だがしまみれの一週間に……もう中毒ですね

あ、後玉井ちゃんが可愛い

パイナップルさんを捕捉!

捕まりましたね?だがしかしの魅力にw
私が大好きになった理由を十二分にご理解頂けた様で(^-^)

しかしながら、ほたるでもサヤ師でもなく玉井さんに惹かれるとは予想外でした。
いや愛しいキャラなのは同意見ですけども!

そして箱の横の事実。アレは笑う以外ないですよね~

ネタバレ無しのフライング

ぱいなっぷるさんの危惧通りニセコイ食うかもなコレは…

でもニセコイで途中移籍は先ずないでしょう。
あるなら黒子みたいに後日談的な話。

Re: 衣舞

ジャンプ感想記事で何故か展開されるサンデーマンガの感想。
なるほどこれがスレ違いというやつか…w

>衣舞ちゃん
ラグエルさんのそういう解釈は思ったことがありませんでしたね。描かれているのを素直に読み取れば、照橋さんへの対抗心から斉木にちょっかいを出そうとしていたのが、何か本気っぽくなってしまったという流れだと思っていましたが。

新連載については10号の方で…

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼

http://sclpsn.blog.fc2.com/tb.php/1177-b0b9ee5a

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

カレンダー+最終更新日

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

新着記事+関連エントリー

人気&オススメ記事1

タグクラウドとサーチ

プロフィール

rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

RSS リーダー

月別記事アーカイブ

マンガ・アニメ系サイトリンク集

以下のリンクから他にもマンガやアニメについて記事のあるサイトをご覧頂けます。

○ブログランキング集

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ

○姉妹サイト
ジャンプマンガの描き方教えます
○アンテナサイト
ジャンプ感想サイト更新チェック

○マンガが読めるサイト
ジャンプトレジャー新人漫画賞受賞作品一覧
絶版マンガ図書館

○マンガ・アニメ感想考察系サイト
(更新停止)
たらさいと
アスまんが
アニメな日々、漫画な月日
ゆめかたつの曲解的漫画考
つながりこそがせかいをつくる
現実逃避
 ┗サイト紹介
あまぐりころころ
働いて飯を食いジャンプを読む、ついでに漫画やアニメも見る

○毎週ジャンプ感想を読ませてもらっているサイト
決闘王F.Kのブログ
君と僕の歌う詩
楽しければよかろうのブログ
北区の帰宅部
 ┗サイト紹介

○マンガ作者サイト
内水庵
おさむ日誌(休止中)

最新画像一覧

カウンター