社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

09<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>11

ラブコメの常道を覆す展開の先にあるものは…? 『実は私は』第11巻

実は私は11巻

実は私は 第11巻

発売からはすっかり間が空いてしまいましたが、めげずに記事は書きましょう


チャンピオンで絶賛連載中、アニメ化も決定した秘密系ラブコメの最新巻です


ラブコメというジャンルにおいては、基本的に主人公と誰かがくっつくまでの障害やドタバタや騒ぎや苦悩を
時に面白おかしく、時に深刻に描いていくことで登場するキャラたちへの親近感を抱かせると同時に
彼らの感情の行き先を心配させることによって物語の深さを感じさせたりするものです

そのため、作中において最大限の葛藤を経て主人公と誰かがくっついた…となった場合
それは物語の完結を意味するものであることが大体のパターンでした


で、このマンガも前巻とうとう主人公朝陽が告白するという一大イベントを決行し、
相手ヒロインとなる葉子がそれを受け入れたことで晴れて主人公がカップルとなる…という
ラブコメにおける決定的瞬間を迎えてしまいました


ラブコメの常識に照らせば、この後の展開は、2人のリア充な様子を描きつつ他ヒロインとの関係性を整理していくことで
物語は大団円に向かう…ということになるはずなのですが

このマンガにおいては全然全くさっぱりそんな気配がありません


大団円に向かおうとしているにしては、恋愛絡みの話とは殆ど関係のないようなコメディ回が何度も挟まれて
ただキャラたちのドタバタを楽しめる作りになっているんですね


前巻の引きの時点からそんな雰囲気のあったこの作品
がっつり9回分くらいの話が収録されている中で、話の本筋やラブコメの常道はどんなふうに描かれているだろうと
結構構えていたわけなんですが


意外といつも通りでした(;^ω^)


いや、委員長の葛藤と本音とか、主人公カップルの成立を受けての他ヒロインのリアクションも
しっかり描かれてはいるんですが、シリアスすぎることにならないようになのか、
ギャグシーンと隣合わせで描かれており、今までのアホっ娘ラブコメの延長という感じなのです

つまり、関係性を整理したりするような大げさなものでは全然ない


美尻からの携帯とか、ぷにっからのぐいっとか、実は私はからの知っとるわ!とか
コメディとラブのバランスというか、切り替えの上手さは相変わらずで、さすがと思えるんですけども


一応主人公カップルが出来上がった後の展開としては、やけにのんびりしているように感じるんですね


主人公がカップルになってもまだ普通に話が続いていくことについて一番最初に考えられるのは、
この後別の人とくっつく真のエンディングがある、というものですが、おそらくこの作品に限ってはそれはないでしょう

とすると、次に考えられるのは、まだやり残していることがある、ということ


そのヒントになるのが、源二郎の「娘に儂と同じ想いさせんため」という言葉でしょうか

正体バレたら退学という条件の裏にまだ何か隠されていることがあるのだとしたら、
朝陽と葉子がただくっついたことは確かにゴールというわけではないのかもしれません

その先にさらなる障害が待ち構えているのであれば、そこに向けてドタバタとともに話が普通に続いていくのは無理からぬことでしょう


「付き合い」のあるラブコメがどんなふうに展開していくのか、じっくり読ませてもらいたいと想います











[タグ] ラブコメ




COMMENT▼

 おはようございます 実は私はみたいな漫画の場合は、付き合って終わりとするのではなく、付き合ってからの二人の苦労とかを描いても面白いんじゃないかと個人的には思ってます
 後、俺物語のような一巻のうちに主人公とヒロインが付き合ってそのまま話が進むような作品も結構あるので、最近のラブコメでは意外と付き合ってからの苦難を描くものも珍しくないのではないかと、最近この手の漫画を読んで認識を改めるようになりました

No Subject

お、来た来た!
少女漫画も嗜んでいる私には「相思相愛の後も続く」なんてのは割りと普通だったりしますw

前巻では禁じ手なセルフトレースがありましたが、今巻では正道な形でありましたね。
「最後の切り札」のもそうですが、個人的には92話の表紙が気になります。
雑誌の方では既に全員出てきたのですが、もしや「黒峰鳴」にも秘密があるんでしょうか?
この娘の秘密がすっごい気になる。ブラコンとかでは高確率でなさそうですし…

このまま順調に行けば全20巻くらいでしょうかね?多分そこらまでは続くと思いますよ。

ぱいなっぷるさんへ

なんか私同様に手広く読んでらっしゃる様子なので、こんなのはご存知でしょうか?
(こうしてSNSみたく使う事はサイト主様より許可を頂いています)

rexelさんには多分絵が合わないです。ただこのカノジョは「新しい」ですよw
ちなみにタイトルだけは「実わた1巻」のコメントで薦めましたwww

http://www.comic-zenon.jp/tachiyomi/pc/nobosan.html

Re: タイトルなし

皆様コメントありがとうございます。

ぱいなっぷるさんも宣言通り、こっちの記事にもコメント頂きましてw
ラグエルさんはお待たせしました。コミックス記事が溜まってる中でとりあえずこれは早く書いとくか…ということで今回になりました。


少女漫画では付き合うようになってからも普通に話は続くんですね。確かに女の子にとっては付き合うようになってからがある意味本番というところだったりするんでしょうか。男の方は付き合えるようになるまでがメイン、みたいな?

何か誤解を招きそうな解釈ですが。


しかし、付き合うまでも付き合ってからも、どちらも恋愛の側面とすればその両方を描いてくれるのはありがたいことかもしれませんね。

20巻も続きますか!?そんなに?
あと9巻分も続くとなると、随分どっぷりとした中身があることになるんですかね。

じっくり読んでいくことにしましょうか。

交際後も継続と20巻の話

こう云う話があります。
「男は落とす事に全力を注ぎ、女は継続する事に全力を注ぐ」
そんな俗説がもしかしたら当たっているのかもしれませんねwww
でも少女漫画も多くは付き合うまで(想いが通じるまで)です。大目に見ても半々くらい。

単純に10巻で進級してるので20巻で卒業かなと。そんだけの理由w

ラグエルさんへ

どうも、コミックのオススメありがとうございます(SNS的使い方をするのに許可を頂いてると言うことなのでお返事させて頂きました)オススメされたコミック、書店などで見かけたら読んでみたいと思います!
オススメして頂きありがとうございます!
後、私は基本少年誌、ヤング誌、成年誌を中心に手広く読んでますが、少女漫画にはあまり手はつけてない感じです

Re: 交際後も継続と20巻の話

コメ者さん同士の交流はどんどんやっていただいて構いませんよっと。改めて。

そういえば、その話聞いたことがありますわ。ラグエルさん
マンガにおいては意外に当っているかもしれない…

とはいえ、物語として一番盛り上げられたり見てて面白かったりするのは「付き合うまで」の方なんですかね。

進級まで10巻か…。まだ伏線が残ってて、今まで以上の話になるんだとしたら確かに巻数続いていきそうですね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼

http://sclpsn.blog.fc2.com/tb.php/1016-1e200782

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

カレンダー+最終更新日

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

新着記事+関連エントリー

人気&オススメ記事1

タグクラウドとサーチ

プロフィール

rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

RSS リーダー

月別記事アーカイブ

マンガ・アニメ系サイトリンク集

以下のリンクから他にもマンガやアニメについて記事のあるサイトをご覧頂けます。

○ブログランキング集

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ

○姉妹サイト
ジャンプマンガの描き方教えます
○アンテナサイト
ジャンプ感想サイト更新チェック

○マンガが読めるサイト
ジャンプトレジャー新人漫画賞受賞作品一覧
絶版マンガ図書館

○マンガ・アニメ感想考察系サイト
(更新停止)
たらさいと
アスまんが
アニメな日々、漫画な月日
ゆめかたつの曲解的漫画考
つながりこそがせかいをつくる
現実逃避
 ┗サイト紹介
あまぐりころころ
働いて飯を食いジャンプを読む、ついでに漫画やアニメも見る

○毎週ジャンプ感想を読ませてもらっているサイト
決闘王F.Kのブログ
君と僕の歌う詩
楽しければよかろうのブログ
北区の帰宅部
 ┗サイト紹介

○マンガ作者サイト
内水庵
おさむ日誌(休止中)

最新画像一覧

カウンター