社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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約3か月分のジャンプ感想

何だこの記事タイトルは…
でも他に思いつかねえ


最近のジャンプ感想とかっていうタイトルつけるさえも違和感があるくらい間空いてしまいました

正月休みにようやく3か月分のジャンプ読めたので、やっと世間に追いついた感があります

読む時間がまったくなかったわけではありませんが、どうしても腰が上がらなくなっていたというのが正直なところで
どうしてなんでしょうね


ともあれ、書けた感想だけちょっくら



鬼滅の刃


この最終決戦編に入ってから、もうずっと重たい展開が続いてますなあ…
もとから死亡フラグ立ててたしのぶさんの殉職でも衝撃だったのに、時透から玄弥までいなくなってしまうとは

珠世さんも…
おそらくは、この決戦で命を捨てる覚悟というのはある意味柱たちよりも強く持ってたんだろうとは思いますが
あそこまでやっても鬼舞辻は生き延びたというのがね

多少なり弱体化はしてるんでしょうから、全くの無駄ではないと思いたいところです

とか思ってたら使い魔猫がもう一手やってくれるとは
どこまでも先を見据えた人です、珠世さん

して、蜜璃ちゃんにはその薬届いてるんですかどうなんですか


そんで、同じく鬼舞辻の毒を食らってしまった主人公の方は…
禰豆子ちゃんが間に合えば鬼の毒だけを焼くあの能力で何とかなるのかもしれませんが
いかんせん、場所は遠そうです

何より、禰豆子ちゃんが自らこの場に来るということは、鬼舞辻にとっては願ったり叶ったりなことでもあるわけで

禰豆子ちゃんの接近に鬼舞辻が気づいたりしたら、あえてこの場にもうちょっと留まっておこうって思うかもしれません
どうせ柱たちはそのうち死ぬからと

勝手に向こうの方から来てくれるのなら、適当に相手しながら待つのもありかと
何なら瀕死の柱と炭治郎は人質としても使えるだろうと

鬼舞辻なら…
もといワニ先生ならそのくらいの展開は普通にありえそうです

日の出間際になって禰豆子ちゃんが到着して、どっちも切羽詰まった段階でさらに場が混乱する感じになるでしょうか

そこに、日の呼吸の何やかんやで復活した炭治郎がオリジナル十三番目の型で一閃!みたいな
日の呼吸十三番目の型ってのは実は使い手それぞれが独自に編み出すものだった、みたいな

…っていうのは安直でしょうか


アクタージュ act-age


今超面白いと思ってるのがこの作品です
羅刹女編が始まった当初は、ほうほうそういう感じで描いていくのね、って冷静に読めてた部分もあったんですが

舞台当日が近づくにつれて上がっていく作中のボルテージと、役者たちの温度とがえらいことになってきて、
本番が始まってからはもう「やっべこれ来週どうすんのまじで」ってばかり思って読んでます


役者としての景と、個人としての景
生き様と感情が舞台上で追い風にも向かい風にもなっている様子が、綱渡りの緊張感を出しまくっていて
本当にこっちまで舞台を見ているかのよう

子供客の反応をわかりやすい指標にすることで読者の印象もそちらに誘導しつつ、
芝居の裏で役者がどんな気持ちになっているのかを示してくれる構成が非常に上手いです

こんなに主人公の中心に迫っていく話になるとは思ってなかったですよ
千世子ちゃんも今後の芸能人生全賭けで臨んでるし…

そのシリーズや戦闘とかにおけるキャラの「BET」の大きさが、あればあるほど物語は盛り上がりますが
作者側としてはケリの付け方が難しくなるという側面があります

火ノ丸相撲がまさにそんな展開の連続だったんですけども、この羅刹女編は
サイド甲乙でそれぞれ賭けてるものがだいぶでかいですね

主人公の本質と中核に迫り出してきた舞台の終幕をどんなふうに描いてくれるのか、めっちゃ気になっております


それにしても、サイド甲がこんなに長くなるんじゃ、乙の方も同じくらいかかるんでしょうか
羅刹女って作品の紹介も兼ねないといけないから長くなってしまう面があるのはわかるんですけども

景の方でこんなにインパクトでかくしちゃって、千世子ちゃんが同じ話演じる時どうなんのって
普通に心配になってしまいます

表紙巻頭カラーのときの見開きポスターとかものっそい迫力ある仕上がりになってましたけど

想像するに、景の方は話の作者がそのまま演出もやってるってのがあるんでしょうね
だから羅刹女って作品自体に沿った流れでの芝居になっていると考えられます

羅刹女とは自分のことだったっていう回想は、まさにそれを表したものですし


とすると、それに対して黒山監督が演出を手掛ける千世子ちゃんの方は
全く異なる作品解釈で演じてくると考えるのが自然な想像でしょう

具体的にどんな解釈になるのかは全然わかりませんが

怒りや嫉妬という感情の鍵は共通しているだけに、それをどう解釈してくるか
黒山監督の腕の見せ所ですね

そして同時に、その解釈を作者山野上がどう思うかというのも重要で

自分自身を模して描いた作品を、おそらくは思いも寄らないだろう解釈で演じられた時
どういう反応を見せるのか

そこもまた千世子ちゃん側の舞台におけるポイントの1つと言えるでしょうね


ぼくたちは勉強ができない


何やらアニメの方では大騒ぎになってるみたいですね
まだ見れてない俺には関係ないと思いつつ、騒ぎの詳細を見てみたら結末に関わる内容で驚愕しました

いいんかアニメそんなの…


しかしずいぶん早い展開で進んでいる気がしますね
もう受験まで終わっちゃって、合格までしちゃいましたとは

合格と分かった時の真冬先生がひたすらに可愛すぎました
そして貰い泣きしました


で、アニメの方で大騒ぎになってる中、原作の方でもうるかが自然に告白した、と

勉強しながらラブコメ、というのがこのマンガの主軸だったわけですが
受験に合格してもう勉強しなくて良くなったとなれば、あと残るは単純にラブコメ部分だけです

そう考えるとここでヒロインの1人が行動に出るというのは当然の展開なんですが
それをうるかでやってくるとは

しかもバレンタイン関係でものすごい「ズキューン」ってさせてからの告白ですからね
そりゃあインパクト強すぎてこのままエンディングか!?って思っちゃいますね

以前告白に対する捉え方を記事にしたことがありましたが、今回の告白は
本作があの時描いたものとは全く異なるシーンです

ゲーム感覚だったあの時とは違って、今回の告白は帰宅途中の突然の告白でした
おそらくは成幸の家路を待ち伏せての計画的な告白

普通の会話の中で、普通の流れから、突然に告げられる気持ち

そこにはムードも雰囲気も何もありません
いや、夕焼けをバックに、みたいなのはあるかもしれませんがそれは作劇の演出上のこととして受け止めるとしたら
やっぱり何もないわけです

うるかにとっては、「成幸の受験が無事終わった」というその事実こそが何より重要だったわけですから
当然のことでしょう

だから、とにかく「言う」ことが最優先だった

愛してるゲームで「よし言うよ」「よし言うぞ」と意を決するのとは全く異なり、
何の躊躇も迷いもなく口にする本心

141話のラスト4ページはあの愛してるゲームの回と完全に正反対をいっていました

そして、これは『ゆらぎ荘』の方で描かれた部分ではありましたが
告白がそのまま終わりに繋がるわけではないということ

これまで本作では、主人公である成幸に明確な想い人を描いてはきませんでした
それはすなわち、ここでのうるかの告白にイエスともノーとも答えられないことを意味します

代わりにどうなるかというと、「主人公がヒロインそれぞれに対する自分の気持ちを考える」展開ですね

好きと言われたからじゃあ付き合う、では今までさんざん誠実な主人公の性格を描いてきておいてあんまりな流れですから
じゃあ自分は彼女をどう思っているのか、という部分が描かれなければ誰とのエンディングを迎えるにしても納得感が薄れることになります

結末への納得感の薄さこそは、こうしたラブコメにおいては最も恐れるべき要素であるわけで

だから、うるかともう1度話をしようとした成幸が「いや話って何を話すの俺?」となったことは必然的なのですね

ここからうるかだけでなく、リズや文乃に対しても同じことを成幸は考えなければならなくなるでしょう

その気持ちや感情の深い部分をどのように描いてくれるのか
筒井先生の手腕に期待しています


ゆらぎ荘の幽奈さん


そして、こっちも告白しちゃいましたね…

3か月分を少しずつ読んでいくのに、ゆらぎ荘は「頭が悪い」が褒め言葉になる展開ばっかりやってるなあと
思っていたんですが、油断すると狭霧とのデート回とかマジなやつを挟んでくるんですよね

そしたら今回は千紗希ちゃんが、告っちゃいました

しかも、そんなつもりなんて全く無かったのに、焦りと嫉妬が渦巻く中で勢い余ってしまったという告白
最初からそのつもりだったうるかとは違って、言った直後に後悔すらしてしまう告白

主人公の側からしたらどちらも突然であったことは間違いありませんが、言ったヒロインの方の気持ちは正反対ですね

「告白」がすなわち終わりではないことは、本作ではすでに示されていますが
当の千紗希ちゃんにとってはもう「終わった」と感じるに充分だったでしょう

もやもやした気持ちの状態で、半ば八つ当たりのような態度を見せながらの告白だったわけですからね
いや、告白と言っていいものなのかどうか
単なる本音の吐露と言うべきでしょうか

能力者ばっかりのメインキャラたちの中で、唯一「普通の女の子」である千紗希ちゃん(最近は霊力持っちゃいましたけども)
彼女の恋心をどこにどう落とし込むのか、普段はアホな話ばかり描いたりするミウラ先生ですが
実はその辺の心理描写が上手いことは今までの物語でよくわかりますから、期待しておきましょう



 




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rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

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