社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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食戟のソーマの新章開始が興味深すぎる2018年週刊少年ジャンプ26号感想簡易版

ソーマ感想が長くなりすぎたので今週は簡易版


○アンケ順
鬼滅の刃
アクタージュ act-age
ぼくたちは勉強ができない


・食戟のソーマ


鬼滅の刃


何か次号巻頭カラーで重大発表とか言ってますけど、これはもしかしてもしかするともしかしちゃうのでしょうか

まじですか?
まじで期待しちゃっていんでしょうか

これはワクテカが止まらないかもしれない…

とりあえず、11巻表紙の妖艶な禰豆子ちゃんを眺めながら落ち着いて次号を待つことにしましょうか


センターカラーは時透と玉壺
ムカデみたいな感じの玉壺がすこぶる気持ち悪いですね

全身から手を生やして、顔は口と目が逆位置になってて、口の数は増えてる、と
こいつも元は人間だったとか信じらんねえな
半天狗のほうがまだ人型ですよ

鬼になった途端にこの姿だったとも思えませんから、力をつけていった結果こういう姿に変化したということなんでしょうねえ

サブタイはそんな玉壺の性格を揶揄したもの
捕らえた人間を喰うんじゃなくてオブジェみたいに飾っちゃうとは、こいつはやべえやつですね

何の捻りもない外道ぶりが普通にキモいのである…

何がキツイって、真ん中のちょっとイケメンな人ですよ
捕まってる5人の中で唯一瞳と口が見えてるおかげで、一番強く表情が窺えるのです

まさしくそれは断末の瞬間と言うに相応しいように見えて、最も強い存在感を放っています

断末魔を再現ってのはまさかこの状態でまだ生きているとは思えませんが…
声を上げられるのは、玉壺の能力でその機能だけ残しているとかそういうことなんでしょうか


その「作品」に使われた5人はもちろん鉄穴森さんの既知の人
存在を秘匿するため鍛冶の里はそれほど規模が大きくないのだとしたら、みんな基本的に顔見知りなのかもしれませんね
それでも、殿って呼んでる人と、呼び捨ての人は特に親しいような感じがあります

小鉄少年の身内も含まれていたのは、すでに彼の家も襲われてしまっているとかそういう意味でしょうか


そうしてとってもどストレートに玉壺のキモさを強調したところで、時透が割って入る
定番の演出ですね

しかし上弦の伍がそう簡単に殺られるはずもなく…

任意の場所に壺を出現させた上で、その壺の中に移動できるのが能力の1つなんでしょうか
めんどくさい能力だな

移動先となる壺の出現条件と制約を把握しなければ倒せないんですかね


しかも、壺は移動先としてだけではなく攻撃手段を出現させることもできるようです
特殊金魚やら水やら

鉄穴森と小鉄少年を迷わず庇って鬼の毒針を浴びた時透のカッコよさよ
無表情で針に刺されまくってる姿はまるで主人公なんですけど

しかしこれは明らかに形勢不利ですね
妓夫太郎の毒を浴びた宇髄と同じ状態ですよ
長引くほど勝てなくなるやつです

とか思ってたら、壺の形をした水の中に閉じ込められてしまいました
玉壺の血鬼術が初めて明確に披露されたわけですが、壺の任意出現と移動の能力はこれと別なんでしょうかね

何にしても、それぞれ固有の呼吸によって人外の化け物と戦える力を得ている鬼殺隊にとって
水中に押し込められることで息ができなくなるのは最悪の攻撃と言えそうです

いくら柱といえど、いくら自分に合った呼吸を極めていようと、
そもそも息ができないのであればどうしようもない

たとえば霞の呼吸に大技があったとしても、呼吸ができない水中ではそれを発動できるはずはないでしょう
時透もまだ冷静でいるようですが、これは実にヤバい状況ですね


鍛冶の里が壊滅すれば、呼吸とともに鬼殺の必須条件である刀が使えなくなる
そうなれば、鬼の側にとっては殺られるリスクを最小限に抑えながら攻勢に転じられる
非常に都合のいい作戦です

口ぶりからすると、玉壺の掴んだ情報とは鍛冶の里のことだったんですかね
別に緑壱零式の刀は無関係だったのかな


玄弥は描写不明
炭治郎と禰豆子ちゃんは気絶
時透は水中で呼吸不可

劣勢どころか負け戦状態だったところに、援軍登場はまさかの蜜璃ちゃんでした

これは来たね

乳柱…じゃなかった恋柱という彼女の実力がいよいよ明かされるんでしょうか
胸の呼吸…じゃなかった恋の呼吸の戦い方が全然想像つかないんですけども
おっぱい狩り…じゃなかった鬼狩りの反撃を表紙&巻頭カラーでぜひとも見せてもらいたいところです


アクタージュ act-age


百城との枕投げは結局お預けでした

彼女が枕投げに応じなかった理由を、周囲は余計な怪我の危険があるからと解釈していますが
当の本人としては天気による撮影スケジュールのズレを危惧して監督たちの元へ行ったようです

…つまり、彼女はこの天気だと景と演じるクライマックスを無しにされると察して動いたんですかね

それにしては、後を追っかけて部屋まで行った景の方が先に監督と話してますけど
このタイムラグには意味があるんでしょうか

枕投げのあの場から、部屋に戻ることなく真っ直ぐこの部屋に向かったのなら
景の後にやってくるのは時間的に変な感じなんですけども

最初は無しにしてもらうつもりでいたのを、景と監督の話を聞いて気が変わったとかなんですかね
それはそれで仮面の百城っぽくないような…

どっちにしても、百城が景とのクライマックスを望んだ理由は、文字通り自分と景との「役者の違い」を見せつけるためですかね
並べてる理由は全部建前でしょうか

テストもNGもなしの撮影でどんどんスケジュールを巻きまくって、台風が過ぎたるまでに屋内シーンも終えて
台風行った後は予定より少なくなった残りの日数で屋外のシーンも全部終わらすと

その上で、クライマックスもしっかりしたものにするのだと

景と一緒のシーンだけでなく、撮影の現場全部を使って自分という役者の格を示そうとしてると捉えていいんでしょうか

だって景の方はNG連発しそうですからねえ
百城が調子よく巻きまくってる一方で、景は1つのシーンを終えるのにNG出しまくってそうですもんね

だから景のせいでクライマックスの撮影が間に合わなくなりそう、というのがこの後の展開でしょうか

一緒にクライマックスに臨むために、百城の方はしっかり役目を果たしているのに自分の方は明らかに足を引っ張っている
景はそれでめげてしまうような脆い娘ではないでしょうが、しかし不安定くらいにはなるでしょう

そうすると演技の俯瞰もうまくできなくなって、メソッド演技の性質が強くなり、よけいに求められる演技と違う芝居をしてしまう…とか

うーむ
そんな予想をしてみたはいいものの、そっからどうケリを付けるのかがわからんな


ぼくたちは勉強ができない


文化祭編始まりの模様

ざわざわしながら準備してる風景の中に、トカトントンとか出てきてるのが何か細かいような
いつだったか理珠と一緒に勉強してた時に出てきた擬音ですよね


ラブコメ定番イベントの文化祭ですから、やはりそれぞれのヒロインたちに個別のシーンがあるようです

…いや、というよりそれぞれの応援キャラたちが何やら企んでしまう内容といったほうが正しいんでしょうか

文乃を見守る猪鹿蝶に、理珠を後押ししようとする関城さん
うるかは部の方で海っち川っちに何か乗せられてんな?

応援キャラと呼べる人がいない感じの桐須先生は、どうなんでしょう
美春が押しかけてくるってのも強引な展開に思えますが、むしろ主人公のが桐須先生を手伝ったりすることになりそうですかね

唯一学校外にいるあしゅみー先輩は、母校の文化祭に顔を出すくらいは不自然ではありませんが
浪人している身でそんな余裕あるわけ無いと考えるほうが彼女のキャラとしては自然です

しかし親父に言われたら已む無く行くのでしょう

「文化祭を!」
「一緒に!」
「まわらないなんて!」
「本当に付き合ってるのかね!?」

とか謎ポーズで言われたりすれば渋々行くしかないと


突然出てきたジンクスについては、ただのフリであることに違いはありませんから特に言及する必要はないでしょうね
理珠が想像してる通り、物理的に何かが絡まってそれを結ばれたっていうオチにするんでしょうから

別に主人公とヒロインの誰かがそうなるとも限りませんし
脇やら同士でくっついてたあの2人、えーと小林と海っち?だっけ?このカップルでもいいわけですし

まあ4週前後くらい掛けますかね
筒井先生がどんな力技で状況を用意してくるのか、それも含めて楽しみにしてみましょうかw


食戟のソーマ


おっふ…
エピローグとして定番のキング・クリムゾンが発動している…

みんな学園に残って、何やら楽しくやってるようです
いなくなったのは薊と、卒業しちゃった3年生だけ

寿司屋の人とかスイーツの人とか、まあ順当に活躍してるところを見ると
何であんたらセントラルやってたんや…って感覚が拭えないんですけども

そのおかげで、竜胆先輩と司先輩が一緒になって密林?で狩りとかやってるのが意外すぎるのです
これは竜胆先輩のホームグラウンドに司先輩がついてきたってことだよな?

確かな実力の第一席として、卒業後はそれなりに就職口はたくさんあったでしょうに
それを蹴ってわざわざ僻地でゲテモノ希少食材を扱おうとしてるとか

今までの司先輩の印象からすると、全く正反対の場所ですよね
竜胆先輩が無理やり誘ったって感じではありませんから、きっと自らついてきたんでしょう

番外編も含めて諸々の様子を見る限り、竜胆先輩→司先輩って感情の矢印はもともとあったように思えますが
司先輩→竜胆先輩の矢印は今まで全然表には出てきていませんでしたね

ないわけではなかったけども、薊に乗せられてから一層強くなった料理道の追求によって分厚く覆われていたとかでしょうか

それが、創真とえりな様にあてられて何かを思い出したように、情熱が表に出てくるようになった…とか


今までの自分の得意分野や嘱望されていた将来を差し置いて、自分を好いてくれている女とともに歩もうとする…
全く同じではないでしょうが、城一郎と創真ママの出会いもこれと似た形だったんじゃないかと思えて興味深いですね


まあそれはそれとして、榊さん何で髪切ったんだー?
数少ないロングヘアの正統派美少女だったはずなのに…

このエピローグで一番残念だったのはそこです
時間すっ飛ばしのために、なんとなく見た目の変化くらいないとそれっぽさが出ないという事情はわかるんですが
それなら髪の長さではなくで単に髪型を変えるだけにしてほしかったのである

せっかくのロングヘアを短くするなんてとんでもない


その他の面々として登場した葉山黒木場アリス嬢は、月饗祭の時よろしくギャースカいいながら仲良くやってるようです
3人とも十傑に所属して、それぞれ四席五席六席になってるとか
割と高いな…

えりな様もえりな様で、総帥としてしっかり役目を果たしている模様
学生の身分でもあるはずでしょうに、その辺は別に問題なく運営できてるんですかね

迷いのなくなったえりな様のカリスマ性なら大抵の大人は黙り込ませることができてるようですが
緋沙子ちゃんとの仲も前より進んでいるようで、秘書以上友達未満って感じでしょうかw


で、何やら新展開の話は「侵略者」の排除とか言う中身のようです

薊政権に対する創真たちが「反逆者」って言い方でずっと統一されていましたが
えりな様政権になると「侵略者」になるんですね

別にそこを対比的にする必要はないような気がしますが

総帥えりな様の命を受けて動いたのは、第一席創真と第十席田所さん

田所さんも十傑はいってるー!

これはめでたいな

いや実力的には充分なものがあるはずの彼女ですが、生来の性格ゆえにどうしても今ひとつ押しが弱いところがありました
たぶん十傑の1人に加わるのにも相当遠慮したんだろうと思われるだけに、末席とはいえ田所さんにもその肩書がついていることには
なかなかの感慨があります

そんで創真もね
あれから4か月…っつって、まだ一席を名乗ってるってことはあれから殺到しただろう食戟にしっかり全部勝ってるってことなんでしょうね

自ら暫定の席次だと言い切って、別に対価も要らないからいつでも挑んで来いと大見得をきった創真
その言い方自体はスタジエールを終えたあの時と殆ど変わらないものですが、対決の名乗りはあの頃の比ではなかったことでしょう

それでも全部退けて来ているのなら大したもんです
黒木場とかだけじゃなく、上級生だって対決相手にいておかしくないはずなんですけども

叡山とか何してんだろうねw
1回くらい創真に挑んでないのかな

今のところ明かされた十傑の席次は

一席に創真
四席に葉山
五席に黒木場
六席にアリス嬢
十席に田所さん

二席、三席、七席、八席、九席の5人がまだ不明です

一色先輩に久我先輩、あとタクミや美作とかも入ってておかしくないはずなので
誰がどの席次になっているかですね

それでも枠が余ってるんですが、あと誰だろう?
緋沙子ちゃんは十傑やるとえりな様の秘書業務に集中できなくなるのでやってなさそうです

…肉魅とか?


というかそもそも、十傑という集団を今までと同じノリで認識していていいのかというところから疑問なんですよね

仙左衛門体制下において、厳しいふるいにかけられた中で選ばれた十傑は確かに一般生徒とはかけ離れた実力を持っていたでしょう
そのメンツをあてにして組織された薊のセントラルは、模倣による調理を強制したことで
現十傑のメンバーが卒業した後に同じくらいの実力を持った十傑を再生産することが困難であるという致命的な欠陥を抱えていたわけですが
作中でそれが言及されることはありませんでした

で、そのセントラルに対抗して「勝ったほうが十傑の席総取り」との条件で開かれた連隊食戟
結果としては創真たちが勝利し、勝負に加わったメンツは10人いないけど十傑の席をすべて得ることになりました

連隊食戟に参加したメンツの中で、女木島先輩は3年でしたから司先輩たちと一緒に卒業してるでしょう
えりな様は総帥になっちゃったので十傑の座には就けません

すると、ただでさえ8人しかいなかったのが6人だけになってしまって
その6人で十個の席を得たことになります

6人全員で十傑になったとして、椅子はまだ余っています
葉山に黒木場にアリス嬢の3人が加わっていることが今週明かされたのは、余る4つの席のうち3つを確定させたということなんでしょうね

で、そういう形でメンツが大きく入れ替わった遠月学園十傑評議会
従来の制度のままなら席次に応じて料理界の中で行使できる権限がいろいろあるってことですが
それはまだ生きてるんですかね

一般生徒からの人気や評価はまあ従来と比べて極端に悪いってことはないのでしょう
むしろ十傑に対する食戟のハードルが下がったぶん親しみやすさは上がっているのかもしれませんが

ひょっとしたら、自ら暫定といい切った創真の実力を認めない業界の重鎮もいるかも知れません
一席の創真を認めないとしたら、二席以降も同様でしょう

それを覆すには、とにかく席次の防衛を繰り返していって少しずつでもその席に座る自分の実力の正当性を示していくしか無いわけですが

そう考えてくると、今まで創真が目標としてきた「十傑」という存在や立場と、
えりな様が総帥となり創真が一席となった「十傑」を今までと同じような形で認識していいのかというのは疑問ですね


それからもう1つ
最大の疑問は、えりな様政権下における学園運営の方針です

具体的に言うと、問答無用の退学決定は今でも実行されているのかどうかということですよ

仙左衛門体制下でのそれを否定して、薊は総帥となりました
個人の訓練と修行に任せて、至らない奴は速攻でクビというのを全生徒に向けて否定し、
懇切丁寧にハイレベルな技術を教えてやるからそれを真似ることだけしていろと

それに異を唱えて勝負を挑んで勝利したえりな様

じゃあえりな様が総帥となった今、退学制度はどうなっているのかというのが地味に重大なところですよね

今週描かれた一般生徒たちのワーキャーな様子からは、退学に怯えている感じはありませんでしたが
それはエピローグに余計なノイズを入れないための方策とも考えられます

そもそも創真たちが反発していたセントラルの方針は、調理方法を強制されるという部分であって
退学しなくて良くなるよ、十傑レベルの料理をすぐ覚えられるよ、というお題目の方ではありません

仙左衛門体制下での速攻退学も、「こりゃやべえな」とは思いつつ、そのやり方自体を強く否定しようとすることはありませんでした
つまり自由に研鑽できる代わりに、それが一定以上のレベルに認められなければすぐに追放されるという代償は
ある程度合理的なものとして受け入れていたわけです

だからこそ余計に研鑽にも身が入るということで、「退学はそりゃ怖いが、退学にならないように精一杯努力すればいい」というのが
従来の創真たちの姿勢でした

えりな様はもちろん美食の眷属として、自分が退学になる可能性など微塵も想定しておらず、
仙左衛門が実行している退学制度には特に違和感も何も持っていませんでした

そう考えてくると、えりな様が総帥となった学園でこの退学制度がどのように扱われているのかは
新たな学園の運営方針として非常に大きな意味を持つものであるでしょう

薊がやったような方針演説をえりな様もやったのかどうかはわかりませんが、新総帥の方針を表明する場はどこかであったでしょうから
その中には退学制度に関することも言及されていたはずで

どうなってるでしょうねそこんとこ

まあ普通に想像すると、仙左衛門体制の時ほど極端にはやらないがよっぽどレベルが低いまま改善されないようならやむを得ない、みたいな
中間点におちついてるのが妥当なところかなと思われますが


それからまだもう1つ触れておかなければなりません
最大の疑問、とか言った後にまだ続くのは自分でもどうかと思いますが、これはスルーするわけにいかない部分です

何って新章に決まってるでしょうよ


えりな様の命で、創真と田所さんが何やら温泉街にやってきた

創真と、田所さんが、温泉街にやってきた






これ完全に田所さん編じゃね?




いやビビりましたよ今週の引き

どう見ても田所さんルートの展開じゃないですか

いやまじビビったわー


今までの遠月革命編は明らかにえりな様メインのシリーズであり、創真とえりな様の関係性を大きく変化させることになりました

出会った当初は散々に嫌いまくっていたのに、自ら部屋を訪ねて取り留めのない相談をしてみたり、
創真の品を参考にした必殺料理を作ってみたり、今やえりな様は創真に対して一定以上の実力と器を認めるようになったわけです

その上で、創真は再度出会った当初と同じセリフをえりな様に対して繰り返しました
絶対俺の料理でお前に美味いと言わせてみせると

間違いなく裏テーマが意識されている部分ですよね


食戟のソーマにおける物語構成その1 主人公の在り方とその目指す先

食戟のソーマにおける物語構成その2 主人公とヒロインたちとの関係と「裏テーマ」

食戟のソーマにおける物語構成その3 二つの柱の行く末と今後の展開


前にこんな形で本作の物語構成を俯瞰してみたことがありましたが、次回から始まる新章は間違いなく「裏テーマ」における田所さんルートが展開する話となりそうです

考察のうち、「1つ目の柱」としたものは創真が一足飛びに第一席になってしまったことと、かつての城一郎が一席として相応しい実力を持っていたことにより
その存在感を薄くすることになりました

あのとんでもない親父でも届かなかった第一席という頂点
創真がそこに至ることは、親父を超えるという意味で少年マンガとして王道のパターンとなる展開だったわけですが
みずから暫定一席と創真が自覚している現状ではそのカタルシスは全くありません

その座をこれからずっと守り続けていくことで、一席としての実力を自他ともに認められるようになった時には
改めて親父超えの演出が描かれたりするかもしれませんが、今の段階ではそれを実現することは不可能です

だからなのでしょうか
この新章が、田所さんと一緒に学外へ出ていって何かやるという内容になっているのは

えりな様と田所さんは本作における二大ヒロインとして、それぞれ創真とのフラグを積み重ねてきています
それが、今までの遠月革命編はえりな様メインのシリーズだったせいもあってえりな様のフラグばかり強化されてきており
田所さんとのフラグはさほど変わっていないという状態


ならばそのバランスをとるためには、この遠月革命編に匹敵するくらいの田所さんメインシリーズがないと無理じゃないかと思っていました

上記考察記事のその3でもこんなふうに書いていましたが


合宿編と選抜編で、えりな様ルートと田所さんルートはそれぞれ対比的な進展を見せていましたが
じゃあこのえりな様編に対する田所さん編がこの後何かあるのかというと、そんなことはない気がするんですね

あのえりな様がここまで窮地に陥ることになった今回のシリーズ
これに匹敵するほどのピンチが田所さんに訪れるなんていうのは、全く想像がつきません

それこそ、田所さん実家の旅館が何かの理由で破綻しそうになるとか、そんなことくらいですよ思いつくのは
舞台が遠月学園になりそうな気がしないのです





田所さん編をやるとしたら遠月学園が舞台ってのは無理だろうなと思っていたのです
だって学園自体と田所さんには別にそれほど関係はないですからね
自分の一族が総帥として仕切ってるえりな様はともかく、田所さんはただ通ってる学校ってだけですからね

じゃあ田所さんと深い深い関係があって、そこがピンチになることで田所さん自身もヤバくなるっつったら
実家の旅館とかかなあと思っていたんですけども

官能の唐揚げ編くらいの短さならともかく、遠月革命編に匹敵するくらいの長さと濃さのシリーズを
学園と無関係なところでやろうとするのはいろいろと面倒だろうなあと

既存キャラの登場は制限されるし、出てくる奴らは新キャラばっかりになるし
舞台が変わった結果マンガの印象も変わったみたいなことになりかねないなと

そしたらですよ
えりな様の指示で創真と一緒に学園の外に出て、行き先は温泉街と来ました

えりな様の指示であり、かつ「侵略者」とやらを排除するってことで、シリーズの舞台の一端をギリギリ学園に残しています
それでいて、実際の場所は学園の外であることで田所さんが心置きなくフラグを強化できるようになっていて
さらに温泉街とくれば、実家が旅館を経営している田所さんにとってはホームに近い場所であるでしょう

これはもう存分に創真と仲良くなっていける環境です

今回の新シリーズ、裏テーマがどれだけ深化していくかというのを期待していきたいと思います


 




ぼくたちは勉強ができないが響きまくっていた2018年週刊少年ジャンプ25号感想

2018年週刊少年ジャンプ25号感想

お客様の中に、表紙を見てスポソルを思い出した人はいらっしゃいませんか?



アンケ順
ぼくたちは勉強ができない
アクタージュ act-age
新連載 キミを侵略せよ!


・紅葉の棋節
・鬼滅の刃
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ


ぼくたちは勉強ができない

今週なにげに一番深さを感じたのは本作だったりします

導入で「水泳」って単語が出てきた時にはうるか回かと想像したんですけども
実際見てみたら先生回でした

いや、うるかもほぼメインのような扱いで登場してはいましたけども
最も主役だったのが桐須先生であったことは疑いないでしょう


そういえばそもそも、今まで桐須先生とうるかの絡みって全然なかったんですね
あっておかしくないはずなのに、こんなにまともに会話している場面は思い返せば不自然なくらいありませんでした
その不自然さを今まで意識させないでいた筒井先生のバランス感覚
すげえですよ

そんな2人の絡みで描かれたのは、「才能」をフイにしてしまった桐須先生から「才能」を持つうるかへの贈る言葉でした


あのアドバイス、めっちゃいいこと言ってますよね

今までの本作は、才能を重視する桐須先生のスタンスを作中悪とまでは言わないまでも、どちらかと言えば否定的なニュアンスで描いてきました
主人公にそれと反対の立場を取らせ、その上で苦手克服に向けて努力する理珠や文乃、あしゅみー先輩の様子を描くことで
読者の心情もそちらに寄っていくように仕向けられていたわけです

しかしそこに、ある意味では満を持してと言うか、今までありそうでなかった絡みとして描かれたこの2人の会話

「才能」を活かしきれなかった先達から、今まさに「才能」によって飛躍を掴みかけている現役へ、深く、重く、響くその言葉
それは、うるかという読者の親近感の非常に強いキャラを介してこちらにも一気に届くこととなりました

そこには、俺たち読者の中にあった上述の印象を一瞬でひっくり返してしまいかねないほどの衝撃がありましたよ

相談というよりつぶやき、またはちょっとした質問に近いようなうるかの話に、ぱっと見では非常に淡々と答えている様子の桐須先生
まるでアドバイスや励ましのようなつもりは一切なく、ただ思ったことを口にしているだけのような態度です

あるいは本当にただ思っただけのことを返したのかもしれませんが…

だとしても、あんな内容を返せるというのは先生の中にある「戒め」がどれほど大きいものであるかを如実に浮かび上がらせてくれると言えるでしょう


ただ、ただね
最後の最後だけはしっかりアドバイスなんですよね

「かみしめていらっしゃい」

この締めがもうね…

今しか味わえないものを、今だから巡り合えるものを、かみしめていらっしゃい

その時に臨んだならばそうするのが一番自然であるかのごとき表現です

プレッシャーや緊張に対して、それに打ち勝つか押し潰されるかではなく、かみしめる
きっと、うるかにとっては思いもしなかった選択肢だったことでしょう

それにですよ
「いらっしゃい」ってのが何とも優しくていいんですよ

何でしょうね
これは俺自分でもよくわからないんですが、すげえ優しく感じるんです

かみしめてきなさい、でもなく
かみしめてくるといいわ、でもなく

かみしめていらっしゃい

何か一番優しい言い方のように思えます


こんな言い方されたらそりゃ沁みますよ…


そんでこっからもう1つ深読みしたいのは、桐須先生の「才能」についてです

フィギュアスケートの才能があったのを、途中で違う道を選んだことで戻れなくなった
今就いている教師という仕事がその時選んだ別の道と同じなのかどうかはわかりませんが、
うるかへの返事や主人公への泳ぎの練習、先日の模擬面接などを見る限り、「教える」ということについても彼女は適性を持っているように見えます

担当科目である世界史を教えるのにも、主人公が2時間も集中して取り組めるほど上手で
それはまるで教師の「才能」を持っているかのよう

だとすれば、桐須先生は今しっかり自分の才能を活かした仕事をできているということになるでしょう
そしてそのことにより確かに導けている生徒がいるということにもなるでしょう

そう考えてしまうと、桐須先生がどういう理由で教師という職を選んだかというのが気になってきます
教職とは、フィギュアスケートと異なる道として選んだのとはまた違うものであるように思っていますが、
ではなぜ教師だったのか

自分の犯した取り返しのつかない選択ミスを、次の世代に繰り返させたくないとの気持ちからでしょうか
もちろんそれはあるとしても、それだけでもないような気がします
あるいはフィギュアに戻れなくなった失意のうちに、取り立てて理由もなく選んだのか



何にせよ、いまだ彼女に苦手意識を持つ理珠と文乃に対して、むしろ尊敬するとうるかが言い切ったことは
主人公を含む今後の彼らの関係において非常に大きな意味を持つでしょう

「才能」を持ち、それを活かそうとしているうるかと、「才能」を支援したい桐須先生
「才能」を持ちながら、傍目には明らかにそれと異なる道を選ぼうとしている理珠と文乃
「才能」が何か取り立ててあるのかどうかはわかりませんが、苦手な分野に進もうとしているあしゅみー先輩

彼女たちの間で、「努力」の味方と自ら言った主人公は果たしてこれからどのような立ち位置となっていくのか

面白いのが、「できない」を克服する教育係として主人公もまた「教える」のが上手いことですよね
つまり桐須先生と同じような「才能」を持っている可能性があり、今彼はそれを活かしているのではないかと考えられること

「才能」を活かして苦手克服の「努力」の味方をする
まるで自家撞着のようにも見えますが、そんなことないようにも見えます

うるかと桐須先生の関係の変化は、物語にどのような転換をもたらすことになるのでしょうか


アクタージュ act-age

ラストの撮影前に前座と言うか前哨戦のような形での撮影となった再会シーンは
景の負けというにはしっかりOKが出ており、しかし引き分けと言うには景は思った演技ができていなかった

百城の仮面を壊せというのも、外側の1枚に手をかけることは出来たようですが
しかしその下からは全く同じ顔をした同じ仮面が出てきたと

百城がどれだけの覚悟と技術で「百城千世子」を維持しているかということですねこれは

台詞終わりにいきなり景が泣き出したのは、その重ねられた仮面を見て百城を可哀想だと思ったから
泣き出すのが不自然なシーンではありませんでしたからそのまま撮影も続きましたが、
景に合わせて百城もしっかり泣いてくれたことでバランスが取れたのは間違いないでしょう

一流の役者はスイッチを入れるようにいつでも泣ける
百城もまたその域にいるということですね


景本人としてはこの撮影は不満が残るもの
不自然でなかったとは言え途中素に戻って芝居を忘れた撮影にOKが出たのは、役者としては確かに不満でしょう

まるで台詞噛んだのを百城のアドリブでごまかされた茜ちゃんのようですね
あのときの茜ちゃんとだいたい同じこと言ってる気がしますよ

しかし百城も百城で、あんな仮面を何重にもかぶって芝居を続けているのを「可哀想」と言われて怒りに震える様子を見せていまぃた

そりゃあね
彼女が商品としての「百城千世子」を維持するのにどれだけの覚悟と犠牲を払っているかというのは想像に難くありませんから
それをぽっと出の初心者役者に可哀想とか言われたらムカついて当然でしょう

とは言っても、それを言われて怒ってしまうということは、彼女の中にも同様の感情が多少なりあることを示していると考えられます
心から「これが一番いい」と思って続けているのなら、周りから否定的に言われたところで「そういう考え方もあるかもね」と参考程度になるだけで
怒りを見せるほどにはならないはずだからです

言われて怒りを見せてしまうのは、わずかでも図星だから

だとすれば、景と同じように百城もまた自身の芝居について「このままではよくない」との感情がどこかにあることになりますが…
景のメソッド演技や、二枚舌監督のお膳立てで「百城千世子」は一皮むけることになるんでしょうか


新連載 キミを侵略せよ! 稲岡和佐

これもGIGAからでしたっけねー
でも先週のと違ってこっちはパターンが無限にありそうなので第1話もいい感じに新作っぽかったですね
ただGIGAでの1話を覚えてないだけなんですが

アホなヒロインがどうにかして主人公の秘密を暴こうとおかしな方向に頑張るコメディ
そのうちラブコメ的部分も出てくるんでしょうけども、複数ヒロインになるとゆらぎ荘や僕勉には敵わないでしょうから
両思い系という立ち位置を続けてほしいですね

両思い系ラブコメに必要なのは、一にも二にも可愛いヒロイン
その点で行くと、相場さんは充分及第点に達していると言えるでしょう

おバカ属性による怒涛のボケ連続はなかなか面白く読むことが出来ましたよ

「次は5分で」が結構好きでした
何がバカって、原稿用紙に横書きマス無視で3行とか自由すぎるのである

でも一番気に入ったギャグは、首鳴らし過ぎな先生なんですがw
毒男教師の前でラブコメ繰り広げるとか、そりゃあ首の往復速度も上がりまくるでしょうよww


ただヒロインのおバカで押していくだけでなく、独身先生がいい味を出していました
こういうスパイスを今後も上手に使っていけるなら、コメディとしてとっても質のいい作品になるのではないでしょうか

期待していきたいと思います


紅葉の棋節

GIGAでの先入観があるせいですかね
どうしてもキャラで押せてないように見えて、今ひとつ話の中に入っていけないですよ

序盤はどうしてもGIGA時代と似た展開になるんだろうなあとは思いつつ、どこをどの程度変えてきているのかというのを見るのに
GIGAを見返す気にはならないという…

2話目にして早くも感想書きにくいな…


鬼滅の刃

炭治郎の作戦は、飛ぶ相手の勢いを利用して禰豆子ちゃんたちのもとに戻ることでした
なるほど
日の呼吸全然関係なかったのか

しかし戻ってきた炭治郎が目にしたのは、錫杖の雷に全身を打たれている禰豆子ちゃんの姿

激おこ鬼は杖を禰豆子ちゃんに刺しっぱでどうするんだろうと思ったら、手からもう1本作り出してしまいましたよ
武器を持ってる鬼が珍しいと思っていましたが、自分自身から作り出す武器だったわけですか

分裂した上でそれぞれ異なる性格と能力と武器を持つ
それが半天狗の性質なんですかね

禰豆子ちゃんの爆血が超効いてるのは、そんだけ血を流しまくったからと考えていいでしょうか
それとも禰豆子ちゃんの力が上弦にも通用するほど強くなっていると考えてもいいんでしょうか

空中に現れた楽鬼は先週禰豆子ちゃんに芭蕉扇を逆利用されてふっ飛ばされたやつでしたっけね
腹いせのつもりなのか、炭治郎と禰豆子ちゃん相手に本物の使い方を見せてくれました

凄まじい圧力のために、扇の形に床が抜けるとは驚異的です
そりゃ2人とも気ぐらい失うわ…

しかし上弦の鬼の前で動けなくなることは敗北と同義
炭治郎が戻った時から玄弥の姿がありませんでしたが、アイツが何とかしてくれるんでしょうか

それとも、半天狗の方も「トドメじゃ」っつってる時3体しかいませんから、玄弥はもう1体の相手をしてるんでしょうか


そこで場面は切り替わって、時透

37歳が必死になって作業してる小屋に辿り着いていました
鉄穴森と話もできていますが、その口ぶりからすると時透用の刀もある模様

これは時透のパワーアップフラグか?

しかし玉壺もまた同じ場所に来ていた

…ひょっとして、玉壺は鬼殺隊の鍛冶の里に関する情報を掴んだんじゃなくて
緑壱零式の中に入ってた刀=日の剣士のための刀?の情報を得たとかだったりしないだろうな

狙いは今まさに37歳が調整してるあの刀で、青い彼岸花の手がかりだったりする…とか

名称以外の情報がいまだ明かされない青い彼岸花と、まだまだ謎の多い日の呼吸
関係があってもおかしくはなさそうです


最速で柱になった天才剣士時透と、上弦伍の玉壺
妓夫太郎との戦闘を振り返る限りでは、いくら天才的剣士と言っても1人で上弦を相手にするのは相当厳しいように思えますが果たして

刀が刃毀れしてるってことですからなおのこと苦戦は必至でしょう
しかも同じ場所には足手纏いが2人いる上に小屋の方も気にしてないといけないとか

玉壺の狙いがあの刀を壊すことではなく、調整が終わったものを持って帰るということであれば
小屋の方と37歳はひとまず気にしなくてよくなりますが果たして

やっぱ上弦2体相手に戦力が4人じゃ明らかに足りないように見えますが、どうなんですかお館様


火ノ丸相撲

高校時代の第一部では実現することのなかった大典太との「再び」

その始まりは実に激しい打ち合いとなりました

これまで、「再び」と名のつく一番ではすべて勝ってきた火ノ丸ですが
今回の勝負については全く予想がつきません

互いに負けられない理由があるのはこれまでと同じ
その負けられない理由のために、この日まで必死で稽古してきたのももちろん同じです

しかし、「死地に活路を見出す」と言って自らをどす黒く追い込んでいく火ノ丸の姿には
見ているこちらも不安ばかり大きくなっていってしまいます

よしんば大典太に勝てたとしても、2日目3日目以降は余計にひどいことになって
取り返しがつかなくなるのではないかと

客席の一番外から、直立した姿で祈るように土俵を見つめるレイナが痛々しくてしょうがないですよ

顔の前で握りしめた両手が祈っているのは火ノ丸の勝利ではなく無事
もちろん勝つに越したことはないでしょうが、それよりもただ無事であってほしいことを最も強く願っているのでしょう

土俵から一番遠いところにいるのも、無事を祈らずにはいられないほどのリスクを自ら取りに行こうとする火ノ丸を
近くで見ていることが出来ないから

TV中継ではなく会場まで来れるようになったことは以前に比べてレイナが精神的に成長した証拠と言えるでしょうが、
それでもまだ客席の一番外が精一杯

火ノ丸が頂へと至るのにレイナの力も必要であるとするならば、まず今必要なのはレイナの方の覚悟ですね

今のように勝利と無事を天秤にかけるのではなく、勝った上で無事であることを願う覚悟です
勝った上で自分のところに無事に帰ってくることを願うこと

レイナが勝利と無事を天秤にかけるのは、火ノ丸の中で自分のことよりも相撲のほうが大きいと思っているから
火ノ丸は勝利を求めていますが、レイナは火ノ丸の無事を願っている
だから2人の感情が天秤にかけられているんですね

そこに割り込んで、相撲も私も大事にしろと押し切ってみせる覚悟が彼女には必要なんですね

それがあってこそ、火ノ丸には負けられない理由が1つ増える

今の火ノ丸は、自分を死地に追い込みすぎるあまり、土俵の上で死ねたら本望という状態だからですね
彼女から「勝った上で無事でいろ」と言われるのは「死にたがり」をふっ飛ばす何よりも効果的な薬であることでしょう

2人の関係がそんな境地に到れるのはこの9月場所のどの時点なのか
初日の大典太との勝負は、それを占うための重大な一戦と言えるでしょう


食戟のソーマ

何というか…
行くとこまで行っちゃったなーって感じですげえ残念ですよね

創真が第一席にってあたりから「おや?」とか思いましたが
仙左衛門が新たな総帥は誰かとか言い出してニヤリとしたところからは
げっまじかとむしろ真顔になりました


いや、えりな様の総帥就任はまだいいと思えるんですけども
現実的にそれでいいのかという問題は置いといてですね

このタイミングで創真が第一席ってのはいかんでしょ

連隊食戟で賭けていたのが十傑の席全部だったとはいえ、創真が一席に収まっちゃうのは
明らかに位と実力があってないでしょ

たとえば一色先輩と勝負したらたぶん負けるじゃん?
そんで好戦的な創真のことですから、一席に見合う対価を相手が持ってなくてもほいほい勝負に応じそうじゃん?
すっごい束の間の一席になりそうなんですけど


それに、かつて本作の物語展開においてどのような構成と布石が張られてきたかという点を考察したことがありましたが
創真が第一席を獲るということには物語の上で非常に重大な意味があるはずでした

関連
食戟のソーマにおける物語構成その3 二つの柱の行く末と今後の展開

この記事で予想した内容は、今となってみれば一部あたっているようで何よりなんですけども
それでも創真が第一席を獲るということの重大性については今回あまりにもサラッと流されてしまったような印象が強いです

城一郎がたどり着けなかった第一席
学園の頂点たる第一席
創真が「親父超え」を果たすという意味で第一席を獲るというのは象徴的な出来事となるはずだったのですが
あまりにも普通に流されてしまいました

いや、城一郎が一席になれなかったのは料理の実力よりも普段の素行の問題であるとか
十傑のトップっつってもえりな様が総帥に就いた以上、明らかに上がいるとか
そういう側面はあるでしょう

しかしそれは、かつて広げた風呂敷を自ら矮小にしてしまうというか、せっかくの布石の意味をあまり効果のないものにしてしまう展開なのではないかと思えます

今回の食戟で、えりな様の方は見事に父親超えを果たしたと言えるでしょう
以前はあれほど怯えていた薊に向かって真正面から対峙して、どんなに嘲られようと堂々と皿を出してみせた

その上でしっかりその味を認めさせたことは、かつての「教育」によって籠の鳥だった彼女が
その壁を打ち破って外に飛び出したことを意味するものでしょう

薊の想像を超えた成長を遂げたえりな様は、もはや父の手を離れて自分の道を歩き始めたのだと

ならば創真の方の父親超えはどうかっつーと、急に第一席ですよ
この連隊食戟における彼の功績は認めるとしても、さすがにどうなのよという感じが振り切れません

いいんですかほんとに


 




ゆらぎ荘の幽奈さんが相変わらず見事な作劇だった2018年週刊少年ジャンプ24号感想

2018年週刊少年ジャンプ24号感想

キーボードが壊れていたせいで今日まで掛かってしまいました
そしてちょっと作品数は簡易版気味です

アンケ順
鬼滅の刃
アクタージュ act-age
ぼくたちは勉強ができない


・新連載 紅葉の棋節
・食戟のソーマ
・ゆらぎ荘の幽奈さん


鬼滅の刃

サブタイトルは「死なない」

これは今戦っている炭治郎たち全員のことを指しているんでしょうねえ

ぱっと見には意味深に引きとして描かれた玄弥を示しているんでしょうけども
禰豆子ちゃんのことも炭治郎のことも含まれていると考えることが出来ますね

禰豆子ちゃんは、鬼同士の戦闘となるために基本的に殺られることはないからですね
動きを封じられて夜明けまで放置されれば別ですが、そんなことは炭治郎がさせないでしょう

つって、今週の禰豆子ちゃん、上弦相手に結構ヤバいくらいの戦闘してますけども

腕もげながら腹に穴あきながら相手の手も千切ってるとか、もう戦い方が完全に人外
堕姫の時も似たような感じでしたけども、あれよりも遥かに激しいことになってます

なのに、芭蕉扇持った瞬間の姿がやけに美しく決まってるんですよ

千切れた敵の脚が腹に残ったままなのに、芭蕉扇を握った敵の腕を掴んで体を翻す姿が何だか妙に美しく見えるのです
これは吾峠先生の作画力の勝利だよなー

哀絶の脚と芭蕉扇までが一本の線のようになっていることで、その間を縦に貫く禰豆子ちゃんの体が随分と強調されているように感じます

特にね
脚のすぐ上にある2つの大きな山がね
なかなかの存在感を放っていると思うのです

そんな姿に見惚れていたら、敵の力を逆利用した攻撃に移るとかね

今までの鬼で武器を持ってる敵ってのはそういえば初だったような気がしますけども、それを禰豆子ちゃんが簡単に使っちゃうのも変だと思われるところ
武器を持ったまま千切れた敵の腕を持つ、という形にすることで、禰豆子ちゃんがその武器を使えてもおかしくないような描写をすることに成功しています
これはワンクッションを挟んだ吾峠先生がとっても上手いと言えるでしょう


炭治郎の「死なない」は、単純に心意気の話

こんなところで死んでたまるか、禰豆子ちゃんを人に戻すという本懐を果たすまでは、と
そういう気持ちであるのが炭治郎の「死なない」であるでしょう

禰豆子ちゃんと玄弥を心配する炭治郎は、何やらリスクのある行動に出るようです

ヒノカミ神楽と関係あるのかな?
それとも緑壱零式との訓練で敵の行動予測とともにもう1つ何か会得してたりしたんでしょうか


玄弥の「死なない」は明白というか、明らかにその能力または体質を表現したものですね
不死川という苗字のことも含まれていると考えてもいいでしょうか

この苗字は特に意味のないものだと風柱の登場当初は思っていたんですが、もしかしてヒロアカばりに能力名を表す名前だったりするんでしょうかね

だとすると、風柱も同じ力を持っていると考えられますが、玄弥は宇髄が「得体の知れない」と評していた岩柱の継子でもあります
さらに、同じ時に鬼殺隊に合格した炭治郎たち5人はそれぞれ五感の1つがずば抜けた体質として描かれてきました

玄弥のそれは消去法により味覚であると思われますが、「死なない」の力は果たしてそれと関係しているのかどうか
銃を使う時に岩の呼吸が発動しているようでもなさそうですし、ずば抜けた味覚と不死川の能力とが別であるとするならば
玄弥の秘めている実力は結構なものがあると言えそうです

上弦の鬼をして「何なのだお前は」と言わしめる玄弥の「死なない」力
100年を超えて生きる人外の化け物から人であることを疑われるわけですから、これは相当におかしな話です

念仏唱えたら死なずに済むとか…
それはむしろ詠唱と言ったほうがより正確なのかもしれないw


アクタージュ act-age

引き続き応援票でございます

両極端な2人が激突する場面に向けて、今回はまだ繋ぎというよりタメの回であるようです


主役の演技に飽きたかのような言い方をして、端役の初心者に「何とかして」と言い切った監督
良くも悪くも周りを騒がす端役の初心者を、「しっかり締めてね」と主役に丸投げした監督

2つの才能が監督の思惑でどのように交差することになるのか、非常に見ものです


対照的な芝居を実践する2人ですが、実はその意識には明確な違いがあるのがポイントになるでしょうか

景は自分のメソッド演技を「今のままじゃいけない」と強く認識して、改善しようと奮闘していますが
百城は自分の俯瞰演技(仮称)を「これが正解」と結論づけた上で、その通りに振る舞っています

自身の才能を出発点とした「芝居」に対する結論もまた、それぞれ真逆の方向になっているんですね
この撮影がどのような終着点を迎えるかというのはそこの部分も大きく関わってくると考えられるでしょう


さらに言うと、実際に芝居をしようとしている時にやっているのは実は似ているというのもミソなんですよね

景の芝居を否定するつもりで「現実は美しくないから、嘘たる芝居は美しく加工しなければならない」と思っている百城
しかしその目の前で、景は対峙する百城を友達だと認識するために、すでにいる友達のイメージから百城の「友達像」を加工して作り出しています


でも根本はまったく別

芝居に心は要らないという百城
芝居を好きだという景に謝った百城

そこだけ見ると、まるで百城は「これが正解」と信じる現状に致命的な不満を抱えているようにも感じられますが果たしてどうなんでしょう

クライマックスのシーンの前座となるらしい今回の撮影
仮面にヒビは入るんでしょうか
それとも景が返り討ちにあうんでしょうか


ぼくたちは勉強ができない

珍しく関城さんの回でした

これ人気投票の期間中にやってれば順位変わりまくってたんじゃないかって内容ですね
投票結果を発表した次の回に持ってくるとか筒井先生なかなかにいやらしい…

2回目の人気投票の時にはすっかり印象が薄くなってる可能性が大じゃないですか


相変わらずというか、内容としては非常に高度に纏まっているもんですからなおさら惜しいとか思ってしまいます

主要ヒロインの応援役な立場の娘をこんだけ深掘りできるなんて見事なもんですよ

山積みの缶コーヒーや超おしゃれした服装に綿密な行動プラン、それらでしっかり関城さんのその日への期待を描いた上で
ヒロインへの思い遣りのために、全部を投げ捨てられる潔さと決断力を見せてくれたのは
読んでいて非常にグッと来るものがありましたよ

それでいてしっかり最後には報われるようになっていて、お約束の発動も関城さんにとってマイナスばかりではないハプニングになっていると
隙がないですね


何が上手いって、これ前回の話からの続きとも読めるんですよね

桐須先生の圧迫面接によって「才能」とは異なる「長所」というものに焦点が当てられた前回
理珠をあれだけ大好きな理由が描かれた今週の関城さんは、「他人の感情に左右されない」というのが理珠の長所だと教えてくれました

それは連載開始の時から彼女の欠点として言われていた「他人の感情の機微に疎い」ことを裏返したもの
視点を変えればプラスに転じたりもする…とは作中でも触れられていましたが、前回の圧迫面接で「長所」というものを取り上げた上で
長所と短所が表裏一体であることを描いたのが今回という捉え方ができるでしょう

さてそうすると、文乃やうるかなど他のヒロインたちの「長所」を理解する存在は誰か出てくるのかなーというのが深読み好きの悪い癖なんですが
どうなんでしょうか


新連載 紅葉の棋節 里庄真芳

タイトルの変換がめんどくせえ(;^ω^)

呪術廻戦に続いて、GIGAで連載していた作品がまた1つ本誌に登場することになったようです
1話の内容としてはGIGA掲載時とほとんど変わらないのが何とも言いづらいところがあるんですが…

まあそれは仕方ない部分が多いのでしょう
読み切りで人気が出て連載、という時にも、読み切りとして仕上げるのに1度全霊を込めた作品を
連載用としてもう1度第1話として完成させるというのは非常にきつい作業であるそうです

1回掲載されたことによる反響を見て多少の変更を施すとしても、盛り込むべき大筋は変わらないわけですから
同じ話を2度描き上げることに近いそうな

俺だって、例えば1回書き終えた感想記事がエラーで全部消えたからもっかい、なんてことになったら非常に辛いです
こういうのってその瞬間瞬間で思ったことや感じたことを発露するものですから、2回同じことしようとするのってすごくしんどいんですよね

それでも連載の仕組み上それをやらなければならないのは致し方ないのでしょうけども…
読み切り無しでいきなり連載にこぎつけられるような幸運はそうそう訪れないのでしょうからね


とりあえずヒロインの自由な感じはまあ有りかと思ったので、彼女をどんなふうに可愛らしく描けるかがひとつの分かれ目になるのではないでしょうか


食戟のソーマ

おさずけでしたー!!

コメ欄で総ツッコミされた通り、先週の俺の予想は大外れでした
くそう

田所さんとアリス嬢が見開きに来てるあたり、佐伯先生はわかってらっしゃいますね

純朴な田所さんとセレブなアリス嬢の下着対比はとっても見事に決まっていると思います

でも竜胆先輩の黒の方がエロい…
あの野性味あふれる竜胆先輩もちゃんとこんなにやらしい下着つけてるんだなーって思えて、安心して興奮します

竜胆先輩が「さずけられてしまった」ことに驚いた司先輩
思わず創真とえりな様の方に目を向けたのは、それほどのおさずけを発動させた2人に衝撃を覚えて、ということなんでしょうけども
創真とえりな様も脱げてるんじゃないかと思って確かめた、という発想が出てきたのはたぶん俺だけですよね


ところでこのおさずけ、一体どういう基準で波及していくんでしょうか

緋沙子ちゃんが勇気を出して言いたいことを言い切ったタイミングで脱がされたのはどういうことなんでしょう
えりな様の笑顔が、まるで脱がされた緋沙子ちゃんの様子を面白がっているように見えるw
何ていうタイミングでしょうかこれは

そして緋沙子ちゃんの下着がすごく手抜きなのである…
何ぞこれ
下手したら田所さんよりも垢抜けないような
それは従者としての矜持の一部だったりする…のか?


…さて

連隊食戟決着となった今回
ポイントとして見ておくべきことは3つでしょうか

1つ目に、えりな様の勝因はやはりその品を「食べる人」を思っていたかどうかという点にあったことですね

「誰かに美味しいと思ってもらいたい」という情熱
非常に端的なフレーズで表現されましたが、薊と創真たちの対決はまさにこの点をめぐる勝負でした

考察記事にて予想した対戦カードとは少し異なる形でしたが、核心に当たる部分は間違っていなかったと思っていいのでしょう

その情熱を否定する薊の言葉に司先輩が同調しなかったのも、司先輩には熱がないわけではなかったから
あくまで皿の上から自分の熱を消し去ることが彼のスタイルというだけであり、熱そのものは存在しているからですね


2つ目には、作中で初めて創真ママが登場したこと
後ろ姿だけというものではありましたが、これまで作劇の上では明らかに避けられていた部分ですから
それがわずかでも解禁されたのは非常に大きな意味があります

袖周りにゆとりのあるシャツにジーンズ?
少しロング掛かった髪型
とっても美人な後ろ姿です

創真を真ん中に、両親がそれぞれ手を繋いでいる姿
とっても普通に幸せそうな家族の光景です

創真ママについては今まで何の情報も明かされることがなく、それこそ作中に登場しないだけで生死すら触れられることはありませんでした
「既に亡くなっている」ことが雰囲気だけで何となく示されていただけですね
亡くなっていたとして、時期も不明だったわけですが

それが今回、創真にも母の記憶と思い出があるくらいには存命だったことが明かされました

小さな定食屋を営みながら、家族3人慎ましく…
創真にとって、そして城一郎にとって、最も幸せだった時間なのでしょう


3つ目は、創真ママが作中に登場したことで一層謎を深めることになったえりな様ママの存在です

創真ママと同じくえりな様の母親についてもこれまで一切描かれてきませんでしたが、ここに来て創真ママのほうが先に描かれることになりました
とすると、まだその詳細を秘匿されるえりな様ママについては創真ママ以上の核心的な何かがあると考えられるわけです

なぜならえりな様の母ということはすなわち薊の妻であるからですね
薙切の直系、仙左衛門の娘であることだけが設定上明かされているだけで、それ以外の情報は一切描かれていない彼女

創真と葉山との勝負時、もう1人の仙左衛門の子供としてアリス嬢の父である宗衛が登場しましたが
その時も、えりな様ママと彼の関係が兄妹なのか姉弟なのかさえ触れられませんでした

そして、創真ママと同じく生死は不明
亡くなってるらしいことが雰囲気で示されていた創真ママと異なり、えりな様ママの方はそういう雰囲気は少ないと言えます

とはいえ、ここに至っても登場してこないところを見ると、こちらも既に亡くなっていると考えるのが自然なように感じますが…

えりな様ママに関する謎として最も大きいのは、いかにして薊と連れ添うに至ったかということであるでしょう
薊も今はこんなですが、かつては遠月学園で第一席に辿り着いたほどの実力者です

城一郎の挫折によって歪んだ部分はあったでしょうが、それを隠していたのか、仙左衛門が1度は認めて薙切家への婿入りを許した男
この夫婦が、互いに望んでの恋愛結婚だったのか、それとも何かの思惑に基づく政略結婚だったのかという疑問は
そのまま薊がセントラルという機関を立ち上げる発想へ至った過程へと結びついていくことになります

それはすなわちこの連隊食戟の大本にあたるもの
出発点は城一郎の挫折ですが、そこから先の過程において重大な存在となる人物にあたるわけです


創真たちの勝利で連隊食戟が決着したことは、創真たちが十傑の席を総取りすることが決まったことになります
それはすなわち十傑過半数の賛同を得て学園総帥に就任した薊が、同じ方法で失脚することを意味するものであり、
おそらくは仙左衛門が総帥の座に返り咲くことになるのでしょう

学園の役職の方はそれでいいとして、あとは事後処理とその辺の因縁と過去にケリを付けることが必要ですね

回想とかガッツリ入ってくる感じになるのかなー


ゆらぎ荘の幽奈さん

センターカラーはヒロインの中でも上位の攻撃力を誇る3人娘の水着
ありがたやありがたや…

でも横向きのカラーは電子版だと首を傾けないといけないのがちょっとつらいのである
PCで見てる立場としては、せっかく電子版なんだから何とかならんかね、という気持ちもしてきます


そんな大きな娘さんたちのカラーの横に示されたサブタイは、コガラシくんちっちゃくなるというもの

ははーん、コガラシくんがちっちゃくなることとヒロインたちの大きさを対比させるカラー扉でもあったわけですね?
さすがミウラ先生考えることが一味違いますなあ


コガラシくんがちっちゃくなるというのを見て、幼くなっちゃうのはすでに1回やったなあと思いつつぺーじをめくりましたが
今度は体が縮小してしまったという話でした

うむ
なんでもアリ系ラブコメの鉄板ネタですね

そこで主な今週の担当となったのは千紗希ちゃん

今週の話は、基本的にコガラシくんを巡る戦線とは無関係なバカ回ですが
作中で最もノーマルなヒロイン(胸以外) である千紗希ちゃんが今週のお肌担当だったことにはとっても感謝の念に耐えないですね

いや、大体こういうのって複数のヒロインを順番に渡っていく形で次々に堪能していくはずなんですけども
今回ミウラ先生はあえて1人に絞って濃密に描いていくことになさいました

霊符の誤発動という原因であるゆえに、雲雀が外されて
小さくなって水着に入り込むという展開の性質上幽霊な幽奈も不可
狭霧はラストにコガラシくんを叱ろうとする側だから無理、という消去法ですかね


それにしても、胸も脇もお尻もおへそも色々と余すところなく描き切ったミウラ先生の構成力はさすがという他ないでしょう

サービスカット以外にも、シャワーの水滴が滴ってることで幽奈の位置に気づいた千紗希ちゃんが声をかけてるさりげない様子とか
指定水着の裏のパッドとかその用途という耳寄りな情報まで、微に入り細を穿つ迫真の構成にもなっておりました

ミウラ先生お見事です


 




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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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