社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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鬼滅の刃が王道展開になってきた2018年週刊少年ジャンプ18号感想

2018年週刊少年ジャンプ18号感想

今週はここまでで…

表紙のナミがだいぶ可愛く見えますね


アンケ順
鬼滅の刃
ぼくたちは勉強ができない
アクタージュ act-age


・食戟のソーマ
・ノアズノーツ
・ゆらぎ荘の幽奈さん


鬼滅の刃

鍛冶屋の少年小鉄は毒舌で腹黒で強引でした

緑壱零式相手に全然歯が立たない炭治郎に、基礎がなってないとかよく生き延びたなとか
ものすげえ偉そうです

何でこいつ上から目線なんだ…

命がけで戦う鬼殺隊士とそのための刀を打つ鍛冶師って流れだったはずなのに
鍛冶師としても未熟な少年に何でここまで言われてるんだ炭治郎

実は分析力には優れていましたって言われても、だいぶやべえ奴だよこいつ

怒りの話で義勇さんがいきなり出てきたのは、第1話で同じことを言ってたからなんだろうと思いますが
それにしてはコマのテンションが違いすぎるのである

ご飯粒くっつけまくって無表情ってどんなキャラだよ…
これキャラ変わりすぎてないか?

吾峠先生は義勇さんをどういう扱いにしたいんだよ


子供にけしかけられたアホみたいな特訓を拒否できずに、真剣に死にかけた炭治郎
その瀬戸際で、次に攻撃が来る場所の匂いがわかる能力を手に入れました

これはまた随分と便利な能力を会得しましたね
視覚のカナヲちゃんはすでに同じような能力を持ってたりするんでしょうか

見えすぎる目で相手の動きがスローに見えるとか


その能力のおかげでとうとう緑壱零式に渾身の一撃を入れることができた炭治郎
ギリギリのところで躊躇してしまうのが炭治郎らしいですね

それを理解した上で、そんなあなただからこそ強くなってほしいと思っている小鉄少年もいい奴です
特訓のヤバさは別だけどね


壊れた絡繰の中から現れたのは一振りの刀

こーれは予想外の展開ですよ

まさかこれこそが炭治郎に真に適した刀だったりするんでしょうか
やっべ超王道じゃね?

まさしくこれこそを鬼滅の刃と呼ぶことになったりするんでしょうか

うっわこれはテンション上がるかもしらん

これを炭治郎が装備することになるなら37歳の出番はなくなりそうですが
それもいいとしましょう

日の呼吸と大いに関係のありそうなこの刀
かつての持ち主、刀身の色、製作年代、気になることが山積みになっております

新能力会得に新武器発見とか、主人公のパワーアップイベントとしては申し分ない感じになってきましたよ


ぼくたちは勉強ができない

センターカラーは理珠
扉の裏は、いつものカラーショットの撮影裏側ではなく本編への導入でした

前髪ぱっつん回を伏線に使ったような形の髪型チェンジ回
こりゃまた随分な美少女イメージに仕上げましたね筒井先生

メガネオフにウィッグオンで、谷間をキャストオフとかなかなか凝ってらっしゃる

美容院に行って服まで着替えさせられるとか意味がわかりませんがw

いや美容院とかそんなハイカラなお店に逝ったこと無いので知りませんけどもね

主人公ママが働いてる下着ショップといいこの美容院といい、このマンガの店長さんは変な人ばっかだなw


100%逆ナンだこれ――!!のコマ、主人公の額に添えられている理珠の右腕がヤバイ角度になっているような
これ折れてね?

イメチェンした理珠の勢いで押し切った回でしたけど、ここだけはどうしても気になったw


せっかく解放されてる谷間への言及はないのは、とりあえず読者が楽しめればいいということでしょうか

キュンとなってるコマとか、「ずいっ」のコマとか、さりげなく谷間を強調する描き方がされてるところを見ると
作中で触れられていないのは意図的のように見えます


結局最後まで勘違いコメディのままだった2人
理珠は帰宅してからあの服どうしたんでしょうね
もらったまんまなのか?

あとウィッグもそのまま持ってるとしたら、そのうち再使用する回があってもおかしくないわけで

以前のメイン回を伏線のように利用しつつ、また新たに仕込みを済ませるとは
これがまさしく「一話完結じゃない一話完結」ってやつですね


アクタージュ act-age

何か急におかしな順位になってるので応援票です

正反対の極地にいる2人の初対面は、まずは百城優勢で終了しました

人気的にも経験的にも技術的にも、仕方のないところですね
しかし、互いに互いの核心にはわずかに触れた様子

百城は景の芝居を「演技じゃない」と言って
景は百城を「人間じゃない」と評しました

お互いへの感想として実にシンプルですね

しかし現在格上となる百城の「役者論」に、景は言い返すことが出来ない
自分の持つメソッド型には大きな欠点があることを自覚し、その克服を目指してこの場にいるわけですから当然ですね

自分のやり方に絶対的な確信を持っている百城に対して、欠点の克服を目指している景が反論できないのはやむを得ないわけです

でも「とても怒っている」ってことは、百城の意識の中にはありのままでいられないことへの不満も多少あるということでしょうか
そうでないと景と百城の距離が一向に近づかないことになりますからねえ

あるいは、審査やってたあのオッサンは何か2人の資質の関係性に気がついてる感じですから
百城に対する働きかけを何かしてくれそうな感じもします


「演技じゃない」と「人間じゃない」という2人それぞれの感想

俳優の使命が百城の言う通り観客を虜にすることだとするならば
そのどちらに偏っていてもいけないのが道理となります

現在百城が圧倒的人気を得ているのは、自身を商品として割り切って、観客のためだけに見せるその姿が
観客の目には「百城千世子の素の顔」として認識されているからですね

もちろん芸能界である以上、ある程度のキャラ付けみたいな部分は想定されているとしても
カメラの前で彼女が見せる姿は「生来の彼女からそれほど離れていないもの」だとして受け止められているからこそ
絶大な人気を得られていると思われます

記者会見で見せたようなあの姿が全て演技=偽りであり、百城千世子の素顔は全く別の性格だと知られたら
その人気は一気に陰ってしまうことでしょう

そのため彼女のプライベートについてはおそらく激しいほどに秘匿されているはず
あるいは、その演じるキャラを1人の自室でさえも徹底できるほどに割り切ってしまっているとするならば
本当に大したものですが


表現者にとっての最高の喜びとは、ありのままの自分の表現が大衆に受け入れられ、評価されることです
役者や俳優ももちろん表現者であるでしょうから、その最高の喜びとは、素の自分が思いのままに見せた姿に対して
大勢のファンが付き、人気を得ること

私は私のまま天使になるとはそういうことですね

自分を演技で塗り固めた百城
自分をそのまま貫く景

2人の対比は撮影が始まったらもっと激しくなっていくことでしょう


…その間ヒゲ監督は何もしないのか?


食戟のソーマ

ここで創真が神の舌を使いにかかるか…

今まで意味ありげにぼかされてきた「鍵」というのは、えりな様に試食を繰り返させることで皿の現状を確かめ、
何が足りないかを探ることだったようです

まあ大体想像通りっちゃ想像通りですかね

味を敏感に、完璧に感じ取ることのできる味覚を「神の舌」と呼び、セントラルはそれを「コンパス」と呼んでいるようです
つまり荒野をどの方向に進めばよいか、その皿に次に何が必要かを教えてくれる指針だと

やはりここに勘違いがあるようです

かつて考察したように、神の舌には限界があります

食戟のソーマ 始まったえりな様の「自分探し」とその先にあるもの

上記記事でも書いていますが、ここにももう一度書きましょう

神の舌は確かに鋭敏に味を感じ取れますが、できるのはそこまで
そこから先「じゃあどんな風にすればいいのか」というのは神の舌とは無関係なえりな様の意見なのです

今回創真の鶏レバーに対する味見もそうですね
「塩を少し加えてみては?」というのは神の舌とは無関係です
ただえりな様がそう思っただけの内容ですね

「舌に乗せた時の広がりが今一歩」までが神の舌が感じ取った部分であり
それへの対処である「塩をもう少し」はえりな様の個人的見解

であるとすれば、別に塩じゃなくてもいいんですよ

実は増やしたのは砂糖でした、とか、お酢でした、とかでもいいのです
「広がりが今一歩」なのを解消できればどれでもいいんです

「…いいわ」というえりな様に対してニヤついてる創真の様子からは、そう感じられますね
絶対入れたの塩じゃないよ

例えるなら、セントラルが「コンパス」と表現する神の舌を
創真は「GPS」 として活用したわけです

その皿がどんな状態なのか、料理の荒野において自分が今どの地点にいるのか
料理の荒野の中で「現在地」を知るために、神の舌による試食を求めたのです

セントラルが神の舌を「コンパス」と呼ぶのは、神の舌が感じる味から「次にどうするべきか」の意見が得られるから
それに対して創真は、「GPS」として「自分の現在地を確認する」ために活用しました

現在地が分かれば「じゃ次はこっちに行ってみるか」ということができるからですね
そこに創真たちが求める「自由」があります

セントラルの料理にあるのは、絶対的な理想としての「完璧な皿」あるいは「真の美食」
神の舌とは、その理想に至るのに今自分が作り上げた皿には何が足りないのかを教えてくれるもの
だから彼らはそれを「コンパス」と呼ぶ

対して創真たちにあるのは、こうしたらどうなるのか、どんな皿になるのかという挑戦的な姿勢
自信がイメージする理想的な味はもちろんあるとしても、それを絶対とは思っていないため
それを食べる相手に応じていくらでも融通をきかせることができます

そのためには、その皿がどんな状態の味になっているのかを知る必要がある
それを正確に感知することのできる神の舌は、すなわち「現在の状態」を知ることのできる「GPS」であるわけです


神の舌の活用方法として、セントラルと創真にはそういう違いがあるといえるでしょう

微妙に違うアレンジがあるのは、だから当たり前なんですね

それが吉と出るか凶と出るかは主人公特権次第なんですが…


ノアズノーツ

今回はつなぎの内容でしたね

ヒロインのバカっぷりは先週に比べたらちょっと控えめだったと言えるでしょうか

3億とかマフィンとかハチノスとか、先週のは結構なセンスがありましたからねえ
それに比べると今週のはちょっとパンチが弱かった感じです


目的の缶暴露に騙されたのは何か不覚でした
このポンコツヒロインならこのくらいの爆弾発言はやりかねないと思わされてしまったからでしょうか
何か悔しい…


で、結局追手と遭遇してしまったわけですが
追手のこいつも何となくコミカルに描かれているのはわざとなんですかね

教授の方にも戦闘手段があるとは思えませんが、学問マンガらしく議論でやり合うとかあるんでしょうか


ゆらぎ荘の幽奈さん

当然のように千紗希ちゃん回

雲雀の告白によってかなり戦線に動きがありましたから当たり前ですね

先週の内容は中休み的な頭空っぽの話として、今回は物語の縦軸にも近いもの

ヒロインの1人が告白を実行し、1度はフラれてもまだ頑張り続けるという大激震を受けて
その他のヒロインたちはどう反応するのかというところでした

それを描くために、再度雲雀の「ガンガン行こうぜ」が描かれるわけですが…

ほんとにガンガンいこうぜですねえ

人目も憚ることなくコガラシくんとの距離を近づけようとする姿勢は、がんばり屋さんの雲雀らしい姿です
あ~んは我慢しても、委員を一緒にやるのには迷わず手を挙げる

それで周囲に恋心を疑われようとお構いなし
だってすでに1度玉砕している身だから

この雲雀の姿勢を理解できればこそ、千紗希ちゃんの焦りもよく分かるというものです

しかし、焦りから勇気を出してはみたものの、具体的にどうやってコガラシくんにアプローチするかというのはわからないまま

そのため最初に思いつく方法が女の武器という朧みたいな発想になってしまいました


でもそんな方法ではコガラシくんには響かない
全裸半裸を問わず、毎日のように女子と肌を合わせているコガラシくんに対して
中途半端な色気は無意味でした

でもコガラシくんが珍しく反応していた、千紗希ちゃんの靴下を脱ぐ姿

コガラシくんは実は脚フェチだったのか?
それとも、「脱いでいる」っていう瞬間が良かったんでしょうか?

確かに普段は、全裸だったり「はいてない」だったり、すでに脱ぎ終わった、または服が無い状態の女子と接触してばかりですからね
女子更衣室に入っちゃったこともありましたけど、目の前で脱いでいるという「過程」を目にするのは
実はコガラシくんにとってすごく新鮮だったとかそういうことなんでしょうか


さて、雲雀の告白実行により大きく状況を変えたコガラシくんを巡るラブコメ戦線

ヒロインたちの積極性が一層試される展開となっていきそうですが、それは同時にもう1つの必然を生み出すことになりますね

コガラシくんの内面の描写です

1度フラれても諦めない雲雀
そんな雲雀の様子に危機を感じて、自らも積極的にいこうとする千紗希ちゃんや幽奈

彼女たちの積極性が描かれていくことは、すなわちそれに対するコガラシくんの反応も描かれていくことになり
それはそのまま彼女たちの積極的姿勢に対するコガラシくんの感情を描かなければならない必然を招きます

それぞれのヒロインが頑張るアプローチに対して、コガラシくんはどう思ってどんな反応を示すのか
ただドキッとして照れてしまうくらいの反応をいつまでも繰り返すようでは、
読者のヘイトを生む鈍感難聴系主人公と変わらなくなってしまいます

そんな鈍感主人公とは一線を画すような男気を持った男としてコガラシくんが描かれてきたからこそ、
女の子多めのエロ系ラブコメでありながら主人公も一定の人気を保つという稀有な状態に至れているわけです

ならば、ヒロインたちの姿勢が今まで以上の積極性を持った時
コガラシくんがいつまでも似たような反応を繰り返すことは作品として致命的な事態になりかねません

であれば、今後ヒロインたちに対するコガラシくんの具体的な反応が描かれるようになることは間違いないでしょう
それは、コガラシくんはどんなタイプの女の子が好きなのか、どんなフェチを持っているのかといった核心に迫る部分にも触れられるはず


ただし現時点では、コガラシくんはある1人のヒロインに対してだけ明確な感情を持っています
もちろん幽奈ですね

地縛霊である彼女の未練を晴らし、成仏させること
彼女がなくしてしまった生前の記憶を突き止めて、幸せになる手伝いをすること

恋愛感情とは異なるものですが、ヒロインの中でコガラシくんが明確な意思を持った感情を抱いているのは現状幽奈のみです
それならば、コガラシくんの内面が描かれていくことは幽奈の過去という部分についても触れられていくことになるのでしょう

もちろんそこには天狐幻流斎の正体に関する真実も含まれるはずで


これから物語はさらに深いところに行くことになるんでしょうね



 




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Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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