社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ヒロインたちが絶妙な可愛らしさを放っていた2017年週刊少年ジャンプ50号感想

2017年週刊少年ジャンプ50号感想

今夜急遽外出の予定が入ったので今回はこのくらいで


アンケ順
火ノ丸相撲
シューダン!
フルドライブ


・Dr.STONE
・鬼滅の刃
・ぼくたちは勉強ができない
・ゴーレムハーツ
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・食戟のソーマ



火ノ丸相撲

今週の1位はこれしかなかった…!
非常に素晴らしい内容でしたわ


十両昇進!なんてサブタイに一瞬戸惑って、「え、誰のこと?」とか思ったわけですが
まさか薫丸だったとはね

明らかに柴木山親方の現役時代の四股名薫山を受けたその名前は、親方も相当な期待を抱いている弟子だっただろうことを窺わせますが
こんなにいい話でまとめてくるとは

前に火ノ丸が体験稽古に来た時には、同じような四股名の薫富士がいましたけども
やっぱり親方の名前から1文字もらって四股名をつけるってのは象徴的な意味があるものなんでしょうね

十両昇進=関取認定ということですから、力士としてはものすごく大きな節目となるものであるのでしょう
みんながわーっとお祝いしているのが温かくていいですね

柴木山親方の最高位と同じ関脇まで昇りつめている冴ノ山と、実は同期だったというのは意外な事実
誰にも同じように流れる年月の厳しさを感じさせてくれると同時に、諦めなかった薫山に待ち続けた冴ノ山
2人の間にあるものが美しく見えます

非常にいい話を描いてくれた今週は、文句なくアンケ1位です













すいませんウソです



浮いた話の予感に釣られただけです


いや薫山の十両昇進がいい話にまとまっていたのは事実ですけども、それよりもこっちに惹かれるに決まっています

何すかあのレイナの表情は

佑真の後ろにこそこそ隠れて、目を合わせられずにそっぽ向きながら「久しぶり」をつぶやくとか
ちょっと川田先生

このコマ見てるだけでご飯が進むんですけど

いつのまに女子のこんな可愛らしい表情を描けるようになってたんですか川田先生


ていうかレイナはなんでこんなに照れてんですか?
佑真も「仕方ねえなあ」みたいな顔してますけど、蟹江先生と一緒に来たのはきっとレイナを連れてくるためですよね

火ノ丸が右腕を折ったあの時以来の再会にしては何だか変なんですけども、これは一体どういうわけなんだぜ

何がどう気まずいのか全く予想がつかない…


咲ちゃんが急に登場したのは、頭が固い火ノ丸と素直になれないレイナの触媒になるためなんでしょうか
そんで堀ちゃんはもちろんそこに三角形の一角として食い込むためでしょうか

めっさ目をキラキラさせながら「浮いた話の予感」を口にする咲ちゃんも可愛いし、
菱形の口で衝撃を受けてる堀ちゃんもやたら可愛い…


名古屋場所の3敗を振り返って、さらに殺気を滾らせてた冒頭もなかなかの熱さを持ってましたが
頬が赤くなる方の熱さも醸し出してくれるみたいですね


超期待しております


シューダン!

レイナも可愛かったけど、こっちも凄まじく可愛かった…!!

何って、制服姿のナナセちゃんに決まってるでしょうよ

なんですかあの破壊力は
制服ってどうして着ただけであんなに可愛らしく見えるんですか?


いや、でもちょっと待って
ナナセちゃんの超絶な可愛さにひたすら衝撃が走っているんですけども、今週の展開も色々と頭が追いつかないですよ

先週は、リーグ戦初日を勝って終えたってところで引きだったはずですが
今週はいきなり年明けてました

みんなで日の出を見て、その後初蹴りなんて恒例行事をやってました

花より団子…じゃなくて日の出より豚汁状態のナナセちゃんいじりも非常に微笑ましかったですが
まずいきなり新年ってどういうことですか

小学生が地域のサッカークラブで頑張っちゃう話として始まって、主人公たちがすでに6年生だったことから
小学校卒業するまでの物語になるのかなあと思ってたのにもう年明けてるって

普通にみんな中学校の話してるじゃないですか

ナレーションで唐突にすっ飛ばした時間軸がダイジェスト的に描かれるのも衝撃です

コーチは普通にいいこと言ってるんですけども、正直読んでるこっちはその中身を噛みしめられるほどには冷静になれてないというか
まあ言ってる内容は、いい年した大人なら理屈としては理解していることなのでそれはいいんですけども


大会の結果以外にもトレセンの合否の話からロクの決意まで
何かもうまじで「終わんのか?」って雰囲気を丸出しにして進んでいくのがショックで仕方ないのです

さらにナナセちゃんがサッカー続けるって部分も、ソウシが分かった風な感じで先に全部言っちゃってるのがもうね
ナナセちゃん否定しないし、ふっつーにソウちゃん呼びしまくってるし

ああもうこの2人どんだけ通じ合ってんですかまだ1年経ってないってのに


なのに、女子部でも作っちゃえって盛り上がるみんなの横で何やら意味深な顔してるのが余計に不安を煽ってくれます

何というかこう…寂しそうというか
「え、引っ越すの?」とか単純に思ってしまうわけですよこっちは

とか思いながらページめくったらいきなり3月ですよ
飛ばしすぎだろ色んな意味で…

3月のどの変化は不明ながら、もう制服の準備までしてるってことは結構中旬とかそれくらいでしょうか

体が大きくなるのを見越したぶかぶかのサイズに、何かはしゃぎまくる母親とかめっちゃあるあるな感じなんですけども
そこに、突然の来客としてやって来たのが天使…じゃなかったナナセちゃんでした

ベタな学ランのソウシを前フリにして、胸についた大きなリボンが特徴的な制服を見せてくれたナナセちゃん
どうやらまだ隣の家にいるっぽいということは引っ越すわけじゃないのか?と安心すると同時に
「ちょっと話したいこと」が引っ越しの話なのか?と心配になるジレンマ

3月なんて時期まで来て、ナナセちゃんが引っ越すなんて展開なら完全に終わっちゃうじゃん…と悲しくなる一方で
次回センターカラーってのがわずかな期待をもたせる

もうどうしたらいいのこの色々入り混じった気持ち


ナナセちゃん来訪の目的は、あの意味深な表情と関係があるものなんでしょうか

サッカーを続けるって話からのあの表情ですから、中身はもちろんサッカーに関わるものなんだろうとは予測できますけども
果たしてそれは、また引っ越すことになったからほとんどが同じ中学に行くっていうみんなとはもうサッカーできないってことなのか、
それとも、男女の違いが生む体の差が実力差に繋がっていくことを早くも感じ取っていたりしたのか

だからってサッカーを止めるなんて発想が彼女にないのは描かれたとおりのはずなんですけども、だったらあの表情の意味は何なのか


火ノ丸相撲といい本作と良い、今週は、超がつくほど可愛らしいヒロインの意味ありげな表情にさっぱり先の予想ができないのである…


フルドライブ

先週に引き続き応援票なんですが

こっちも割とヒロインが可愛らしくなってきましたね

ところどころ偉そうな風にしてるのに、入学用の書類渡すために待っててくれたり駅までの道教えてくれたり
太陽の月の例えでしっかり主人公と通じ合えてたり、実際にはかなりいい娘であることが感じ取れます

典型的ツンデレの暴力ヒロインでもなく
典型的女王様の高慢ちきヒロインでもなく
それらの中間というわけでもなく

自分の特別性を信じて疑わない部分と、素の性格が発露してる部分とがなかなかいいバランスで出ていると思うんですね

いい意味で子供らしいというか


それはそのまま主人公にも、敦史にも通じています

思ったまま、感じたままに行動し、言葉を紡ぐ様子が純粋と純真をいい具合に見せてくれているんです

自分自身に秘められた可能性、その実現につながる価値観、それらの正しさを信じて疑わなかったあの頃を思い出すかのよう
すなわち正しい少年漫画と姿だと感じられます


服は脱ぎ散らかして、飯食った後の皿もそのまんまってのは見事に子供らしいシーンですね(;^ω^)

本作の1つの読み方として、子供らしい一面というのがどのように発露しているかを見るというのができそうです


部活ものとしては変則的な始まり方となった本作
先輩たちの一斉登場は最初の関門となる部分ですが、先輩たちは子供らしさという要素をどう描かれるんでしょうか


Dr.STONE

スイカ縛られてました
さすがにそのくらいの小細工はしてたか…

でもあの縄抜けは何がどうなったんだぜ

体回したらマスクの中に体入っちゃったってどういうことなんだぜ


そんで何より、スイカのマスクをそのまま金狼がかぶっちゃうっていう当たってほしくなかった予想が当たっちゃったんだぜ

スイカの視力に合わせてたのが金狼にもそこそこ合ってたっていう都合の良さに
スイカの頭のサイズなはずのマスクを金狼がかぶって、メガネの位置が全然ズレずに激しい戦闘ができるっていう都合の良さに
マスクごと坂を転がってマスクだけ飛ばせるスイカの器用さっていう都合の良さ

外野から降ってきたマスクをかぶった金狼が反則かどうかというのは次回描かれるのでしょう

わざわざ「直接的な行為か否か」っていう審判の判断基準を今回示したのは
じゃあマスクかぶったのはどっちだ、と予想させるための布石ですね

坂を転がってマスクを飛ばしたのは、転んだのだと言い訳するためのようにも見えますが
しかし「科学の目」とはっきり叫んじゃってるあたりは完全に意図的な行動


さあどうすんでしょう

あと、スイカの無事を早くコハクに知らせようってのは誰が言い出すんでしょう


鬼滅の刃

今週はつなぎのような意味が強かったですね

堕姫の背中から突然現れた真の上弦らしい鬼
その詳細はまださっぱり説明されませんでしたが、名前だけは明かされました

その名も妓夫太郎

女が主役の色街で、男が務める仕事の役名ですね


どうやら鬼になる前からその名前だった模様
つまりこの遊郭街にはずいぶん昔から住んでるわけですね

堕姫は、鬼として力をつけた妓夫太郎が何かの手段で生み出したもう1人の自分みたいな感じなのか
それともガチで兄妹なのか

妓夫太郎相手に自己主張が激しい堕姫
宇髄相手に狂おしいほどの嫉妬心を隠そうとしない妓夫太郎

自分の体を自ら掻きむしるのは血鬼術が血を使うからなのか、それとも単なる狂気なのか


で、ここでようやく善逸と伊之助が到着
善逸まだ寝てるよおい…

女装で寝たまま走ってきたとはずいぶんわけがわからん状態ですねw


我が強いはずの伊之助が他人の影響を受けやすいってのは、何か矛盾してるようで、でも納得できるから不思議
そうじゃなかったら炭治郎の影響も受けることなく、未だに会話もままならない自己中全開だったでしょうからねえ


自在に曲がる血の斬撃と、鉄壁の防御力を持つ帯の血鬼術
堕姫を雑魚と呼んだ宇髄でしたが、上弦と一緒になって2対1ではちょっと面倒そうですね

堕姫とてヒノカミ神楽で覚醒した炭治郎がわずかな時間だけ互角以上になれた相手ですから
宇髄には雑魚であっても伊之助と善逸には2人がかりでも厳しいかもしれません

眠った禰豆子ちゃんを箱に戻しに行った炭治郎も、傷と反動でどれだけ動けるかは未知数

敵の詳細もさっぱり不明な中、状況はかなり厳しいと言えそうです


…っていうタイミングで巻頭カラーとは、どう盛り上げてくれるんでしょうか


ぼくたちは勉強ができない

やっぱり影の正体は文乃でしたー

うむ
そりゃそうですね

ただし、その後の展開はちょっと予想とは違った形になっていました

今回の相手が文乃であれば、この夜をどう凌ぐかというのを比較的冷静に2人で知恵を出し合えるだろうと思ったんですけども
そこについてはあっさり旅館が見つかったことで特に悩むことはありませんでした

一部屋しか空いてないってお約束も、ベタに姉弟だと言い張って強引に解決
布団を1つしか用意しない仲居さんは空気を読んでいるのかいないのかわかりませんがw


同じ部屋の同じ布団に泊まることになったという定番のドタバタを描きつつ、
今回の主題は主人公の内面にあったようです

目標に真剣な文乃の様子を通して、主人公が自分のやりたいことを見つめ直す機会
それは、今後の物語の縦軸にも大きく関係してくることでしょう

勉強という要素を介することでヒロインたちと公平にフラグを重ねていっている主人公ですが
それが可能だったのは、彼自身に明確な目的や想い人がいなかったからですね

特別推薦の資格を取って大学に行くというだけで、大学で具体的に何をやりたい、その先どうしたいというものは
全く漠然としたままだった主人公

それだからこそ、どの科目にも対応できる学力が身についており、
どのヒロインとも接点を持つことができるわけですが

ここに意中の相手がいないという事実を合わせて言い換えれば、主人公からの矢印は今のところどこにも出ていない
ということになるわけです

それが今回の実感によってどのような方向性へと向かうことになるか
その方向にはどのヒロインがいるのか、あるいは近いのか

そして、それは彼にとって「向いている」ことなのか否か

主人公から発生する矢印について、読んでいく上でのポイントはその辺りになるでしょう


さてさて
夏を迎えた作中では、受験まであと半年ほど

ここから主人公の胸中がどのように変化していくかも注目ですね


ゴーレムハーツ

早くも感想が書きにくい…

博士生きてたよ
いいのかよそれで

大食らいヒロインが普通に助けちゃったよ
マジかよ

もう3話目まで来たと言うのに、未だに世界が博士と主人公の間にしか無いというのは問題ですね

ただずっとこの2人の間であーだこーだやってるだけで、町の人達はもとよりヒロインっぽく登場した女性も完全に外野でしかありません

じゃあ博士と主人公の間にある世界、2人の関係に読んでて特別なものがあるかというと別にそんなことはなく…
ベタな擬似的親子関係と、世界二になるって目標くらいです

博士が世界一だから自分は世界二になるというのは読み切りの時からあった特徴的な部分で、それ自体の印象は悪くないんですが
この3話までを見る限りそれが上手に強調できているかというのは怪しい気がします

博士が生きてたおかげで、世界二を目指す志よりも親子関係の方に描写の重点が乗ってしまっているからです


同期のフルドラと同じように、こっちの主人公も子供っぽさを前面に出してはいますが
こっちの場合は単なる好き勝手っていう悪い方の一面が強いんですよねえ


ちょっとこれはよろしくないですよ


ゆらぎ荘の幽奈さん

センターカラーでアニメ化発表
ネタバレ情報としては週末からずっと流れていましたし、人気の上でも時間の問題だと思っていましたからそれほどの驚きはありませんが
やはり感慨深さはありますね

強くて優しいコガラシくんを中心として丁寧に紡がれていくヒロインたちとの絆とフラグ
ノルマシーンも細かく計算した上で、ただそれだけの内容には終わらないように描かれる本作が
アニメ化という1つの到達点までやって来たのは1ファンとして普通に嬉しく思います


で、それを祝うのか何かわかりませんが、音楽フェスのシリーズが始まりました

ゆらぎ荘のある街でイベントがあるっつって、仲居さんたっての頼みで幽奈たちが出演することになるという流れ
仲居さんからの頼みに最初に応えようとした幽奈はいい娘です

仲居さんはみんなの仲居さんだからねえ

ドラムができるコガラシくん
呑子さんデザインの服をこゆずが葉っぱで作って、機材も葉っぱで
なんなら幽奈の肉体も葉っぱで、ってこゆずが便利すぎるのである

受肉用の葉っぱがギリギリ間に合うと思う…とか言ってるのが何か変な伏線なのかって気もしなくはないですが

さらにピアノが弾ける千紗希ちゃんに、バンドやってた芹と轟まで呼んで
結構な大所帯になってきました
その上見事に女子ばっかりのグループになってきました
そんな中にコガラシくんが1人だけ男だよ
それは観客から見たらどんな美味しい構図なんだ…

男多めのバンドにヴォーカルが1人だけ女性ってのは非常に多くあるメンバー構成で
ヴォーカルの女性が非常に目立って人気が出やすいみたいな特徴があると思いますけど
その逆パターンだとどうなんでしょうね

ハーレムバンド状態に、兵藤あたりは血の涙を流していそうですけども


で、そんなバンド組の演奏をバックに、幽奈と狭霧と雲雀と夜々が歌って踊るわけですね

狭霧の言うとおり楽器の練習をする時間などない状態で一番できることと言えば、身体機能での勝負ではありますが

え、地域のテーマソングをあんなフリフリのキラキラした衣装で踊んの?

それはかなりの編曲が必要になるのでは…
仲居さんの人脈力でそこは何とかなるんでしょうか

以前みんなでアイドルの練習だけやってみた回がありましたけど、たぶんあれも多少の下敷きにはなってるんでしょうねえ
朧や千紗希ちゃんが演奏側って違いはありますが


仲居さんのおかげで割りと本格的に練習できたようですが、それでも1週間程度とは短すぎる期間です
以前から名前だけは何度か出ていたアイドルグループのプロデューサーから見れば、素人と変わりないのは当然でしょう

ただこのプロデューサーさん…

練習の時に狭霧が歌ってたあの頭が痛くなる歌詞を書いたのこの人ってことですよね
作詞作曲って明示されてましたし

プロのプライドを持ってすっごいクールに決めてるけど、あれ作ったのお宅ですか
どんな顔して作ってたんだろう…w


温泉街のフェスに「熱がない」とはなかなか上手い皮肉を言ってくれますが、それが幽奈に火を付けました
彼女たちにこの街のことを印象づけるのにどんな方法があるでしょうか

たとえばアイドル3人にコガラシくんを接触させればとりあえずスキャンダラスな絵が発生することは必然ですが
そういうのじゃ意味は無いんでしょうね(;^ω^)

ステージ本番中に妖怪がやって来たりすんのかな


食戟のソーマ

田所さんの品出しターン

どら焼きとはまだ意外な品を出してきましたが…


ただ冒頭から何となく負けフラグを強調しているような感じがするのは俺だけでしょうか
審査中も何かともも先輩の品と比べるコメントが多いように思えます

もちろんどっちの品が優れているかを問う場ですからそれは当たり前の光景ではあるのですが
これまでの審査においてはそうした場面はあまり見られなかっただけに、やはり異質に映ります

このような作劇になった理由の1つは、田所さんの闘志を見せるためであるでしょう

明らかに格上のもも先輩を圧倒的優勢とすることで、それに果敢に挑んでいく田所さんの姿勢を描くものですね

かつて選抜本戦でも似たような描写がありました
戦意と闘争心を剥き出しにする黒木場を散々強調し、その雄々しさの前に審査員も気弱そうな田所さんの印象を感じたところで
口にした品は見た目とは全く真逆の力強さを持っていたというあの演出

四宮師匠とのボクシングイメージでごまかしていますが、やってることはあの時と大体同じなんですよね

相手は十傑第三席、テーマも敵の得意分野、作った料理人の様子は自信満々

田所さんが不利なような要素を並べ立てた上で、それでも挑んでいく姿に彼女の強さを演出しようとしているわけです


基本的に大人しく遠慮がちな田所さんですが、実はその内側には並々ならぬ気合が秘められています

実はスポ根好きだという設定によって四宮師匠との特訓をやり切った田所さん
何だかギャグのようにして済まされているようにも見えますが、しかしその姿勢は幼くして鮟鱇の吊るし切りを習っていた時と変わっていないんですね

あの時も、当時の彼女にとっては遥かに難しいはずの技術に対して必死にぶつかっていくことで見事に会得していました

今回もそれと同じ


今回のスポ根的描写は後づけでなされたものではなく、今まで描かれていた中にしっかり描かれていたものを
明確な形で示したのだと言うことができるでしょう


ただしそれだけでは、格上の相手の品にはまだ及ばない


ええ
それはそうですね

なぜなら田所さんの実力を構成するのは、その闘志だけではないからです

それもまた今まで描かれてきたものであり、四宮師匠との関係の中で見出された特質

もちろん皆さんもお分かりになっていることでしょう

それこそはこの連隊食戟においても鍵となりうるはずの要素
田所さんの持つ強さとして、最も重要な部分
1人の料理人として是非とも持ち合わせておくべき資質

次回それがどのような形で発動するのか、期待しましょうか


 




鬼滅の刃に俺も大泣きした2017年週刊少年ジャンプ49号感想

2017年週刊少年ジャンプ49号感想

今週は斉木楠雄の感想も書きたかったけど時間的に無理でした


アンケ順
鬼滅の刃
シューダン!
フルドライブ


・巻頭カラー ぼくたちは勉強ができない
・Dr.STONE
・ゴーレムハーツ
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ


鬼滅の刃

これはまたなかなか雰囲気のある扉を持ってきましたなあ吾峠先生

斬られて落ちた首を抱えたまま座り込んだ堕姫とは…

見開いた目に半開きの口は、まだ斬られた事実を受け止められていないかのようでありながら
しかしその開いた目から見える天井が、確かに首が落ちていることを知らしめる

ただし何より雰囲気を作っているのは、堕姫が正座している状態であることですね

力なくへたり込んでしまった様子
その「ちょこん」とした感じは、あまりの衝撃に腰が抜けたというか完全に脱力してしまったかのような印象を放っています

同時に、見た目に綺麗な正座姿は気品さえ漂わせるものであり、花魁としての美しさと品の良さを感じさせる
しかしその膝の上には斬られた首が転がっているという、異様さ

バランスの取れたアンバランスとでも言いましょうか

正反対というよりは普段は混じらないもの同士が上手な割合で同居している見事な扉です

吾峠先生やってくれるわあ…


それに編集部もですね

こういう生首状態の表現は、昔のジャンプではアウトだったように記憶しておりますが
今では違うんですね

おかげでこういう扉も描けるようになったと


その扉の風景からそのまま続く本編は、堕姫の首が落ちたことに驚く炭治郎と引き続き暴れている禰豆子ちゃんから始まりました

鬼化が暴走している禰豆子ちゃんを見て、「何だこのていたらくは」なんて割と冷静なことを言ってたように見えた宇髄でしたが
しかし「さっさとどうにかしろ」と殺気混じりに告げる

子守唄でも…のコマに描かれた宇髄の顔、かなりヤバイ感じになってますけどこれはわざとですかね
目玉の丸さが強調されていることで、目から放たれる殺気が相当なことになっておりますけども

おかげで禰豆子ちゃんが宇髄と反対方向に跳んだのも、まるでその殺気を避けようとしたかに見えるんですけども


そんな暴れる禰豆子ちゃんを落ち着かせたのは子守唄でした

宇髄はわかった上で言ってたのか?
何かやたらあからさまなんですけど

ヒントのつもりだったのなら、鬼化暴走に子守唄が聞くことを知っていたのか
ヒントとかではなくただものの例えの一種として言ったにしてはやけに具体的で不自然な気もします

やっぱわかった上でなのか?


一か八かで炭治郎が口ずさんだ子守唄
鬼化で正気を失った状態の禰豆子ちゃんに、それはそれは響いたようです


「長うござる」のコマの表情どうですか

見開かれた猫目と食いしばった牙は暴走状態と変わらないのに、眉の角度と視線の方向だけで
様子が変わったことを見せてくれています

これはお見事
絵で見せるってのはこういうことですよね

そんでページをめくったら、同じ構図で同じような目をしながら
またしても違う眉の角度でさらに禰豆子ちゃんの様子が変わったことを教えてくれる

回想…いえ思い出の風景への導入として、実に自然でした


そんでどうですか
あの母ちゃんの笑顔

この1コマ見てるだけで俺泣けてきたよ…

THE・母というか
愛情のかたまりというか
慈しみの極地と言うか

こんなに優しい笑顔があるなんて
こんなに温かい眼差しがあるなんて思わなかったよ…

見入ってしまうとはまさにこういうことですね

この母ちゃんの表情いつまででも見ていられるわ…


この母ちゃんを失った炭治郎と禰豆子ちゃんの境遇と胸中が、どれだけ計り知れないものかというのが改めて感じられます

この母ちゃんに「あんたが死ねばよかったのに」と言わせるなんて、そりゃ炭治郎もブチ切れますよ


こんな表情を見せてくれるなんて…
吾峠先生やべえ…やべえよ…


そら禰豆子ちゃんも泣くよ
俺も今ボロ泣きしながらこれ書いてますけど、こんな母ちゃんの顔思い出したらそりゃあ鬼だって泣くわ

まるで、思い出したあの時の幼さを全面に出すかのように一気に泣きじゃくり、人間のような泣き声を上げて
そのまま泣きながら寝入ってしまった禰豆子ちゃん

手足に浮かんだ模様も、額に生えたツノもなくなって、箱に入ってる時よりも小さくなった感じさえします

再び目を覚ました時に何か変化が起きてるかもしれない懸念はありますが、ひとまず安心していいんでしょうか
善逸があの衝撃的姿を見ずに済んだのは果たして良かったのか悪かったのか…



で、ですよ

今週のサブタイはここで号泣しまくった禰豆子ちゃんのことなのかと思っていたら
まさかの堕姫まで泣き喚き始めました

首を抱えたまま宇髄相手にギャグみたいなやり取りを続けて、読者も宇髄も疑念を膨らませたところで
禰豆子ちゃんと同じ大声を上げて泣き始める

これは…わざとですよね吾峠先生
鬼の娘がそれぞれ泣き出して、そんでどうするってのをわざと禰豆子ちゃんと堕姫で対比的にしてますよね

唐突にお兄ちゃんとまで言い出してますし

何?何だ何だ?
背中から急に出てきヒョロガリの男が、堕姫の首をくっつけた上に火傷の痕まで治してしまいましたよ

チラリと見えた左目に刻まれているのは陸の文字
堕姫と逆、猗窩座と同じ左目に数字

どうやらこいつが正真正銘の上弦陸のようですが…

一体何がどうなってんだ?


炭治郎兄妹との対比で言うなら、この兄上弦は堕姫を馬鹿扱いしながら大事にはしていると言う感じですかね
炭治郎が禰豆子ちゃんに接するのとは正反対の方法で堕姫と連れ立っていると言えるでしょうか

自分が前に出ることなく、堕姫の中に隠れていたこと
お前は頭が足りないなんて面と向かって言いながら、首も顔も治してやる過保護

堕姫も堕姫で、それを当たり前のように認識して甘えているフシが見受けられます

柱対上弦
作中2度目の対戦となるわけですが、この対比は一体どういう意味があるんでしょうか…


シューダン!

ヤマトのベタな回想でいい感じに感動しかけたところに、ゴラッソとか出てきてちょっと台無しになったのは俺だけ?

いや、ただのサッカー用語として使われているんだということ自体は認識できるんですけどもね
どうしても某打ち切りマンガがチラついて「あれ?」って感じになってしまうというか

別にあの作品が悪いとかいうのではなくてですね
この漫画の世界観とは合わないだろうものが唐突に思い出されてしまったせいで、読んでる感覚に不純物が混じったというかね

横田先生もわかった上で使ったんでしょうけども


そんで、さらにベタに同時に試合終了というよく見たことのある展開に


素直な言葉で真っ直ぐ感謝を伝えるロクがいい感じですねえ
初めて本気になった試合を、今まで何かと気にかけてくれた仲間がこんな劇的に飾ってくれたわけですから
感慨もひとしおなのでしょう

一番後ろから抱きついた状態のナナセちゃんもソウシも同じ気持ち

ここで、「ナナセちゃんに抱きつかれてる状態になってんのは誰だ?」と思ってしまう俺は汚れきっていると思います


で、そのナナセちゃんを勝利の女神呼ばわりしたことがバレたソウシ

律もやらしいバラし方するなー
全員が聞いてる前でって

勝利の何?ってロクが聞き直そうとしてる後ろから、「勝利のメガ」まで言っちゃう安定のヤス

なるほどこれは確かにソウちゃんの黒歴史増加だわw


女神って単語まで認識しながら、どういう意味なのか問い詰めようとするナナセちゃんが年齢相応に可愛い感じ

その後の試合にもへとへとながら辛勝したというのは、ナナセちゃん加入後の負け無し伝説を更新したわけですね

だからソウシも改めて思ってしまう


ロク相手に多少気を使いながらも、ロクのほうがさらに上手な気遣いをして背中を押す

「渡せねーよな」とは果たしてどういう意味でのものか

おそらくはそういう気持ちであるという感覚はまだ彼にはないでしょう
ただ漠然と「こいつがいなきゃ駄目」という気持ちを確信したまで

それでも明確な矢印の方向が生まれました

その矢印はここからどんな風に曲がりくねったり、元に戻ったりするのか
逆向きの矢印は生まれるのか

「幼馴染」の本格的な始まりですね

もうめっちゃ期待しましょう


フルドライブ

応援票を入れてみたくなった3位です

ポンコツと表現される主人公の独特な言動と、ヒロインいじりが何か妙な味わいを出しています

ていうか誰のキャラもはっきりしてない感じが上手いんだよなー

通常のジャンプ漫画だと、大体にしてこいつはこういうキャラだってことである部分を突き抜けさせた描写がされるわけですが
本作では意識的にか無意識的にかそれが抑えられているように見えます

あるいは今まであまり描かれたりしなかった部分が突き抜けていることでそう感じるのか


試合中の解説もうざったらしくない程度に収められていたように思えました
最小限でそれぞれの特徴を説明できていたんじゃないかと

そんで第3チキータとかいう必殺技的なものまであると思わせてからの、それを使わないフェイント展開
本気を出してないっていうのは通常なら「また舐めプか!」となってもいいところですが、本作ではこれが単なる腕試しであることで
実力を認めたが故に本気を見せない、という理屈が上手にハマっています


おそらく次回辺りから学校に通うことにはなるんでしょうけども、部活とは全く異なる活動としてのトップスクールでのそれは
普段の部活ものとは違った話を見せてくれそうですね


巻頭カラー ぼくたちは勉強ができない

38話での表紙&巻頭カラーとなりました

表紙にはヒロインズが並び立ってるんだろうなあと思っていたら、普通に主人公もいましたよ
ヒロインたち5人に主人公までぶっ込んでくるとは、だいぶ構図を悩んだんじゃないでしょうか筒井先生

だってねえ
この所狭しと並んでる感が作品の勢いを象徴してるというか、一番手前にいる主人公への気持ちも暗喩されてるというか
そんな風にも読み取れます

ヒロインたちが並んでる順番は単に登場順なんですけど、すごい勢いで前に出てこようとしてる感じですよね

そんでページめくったら全員の浴衣姿とか…

季節外れにも程があるw


いや作中の時期としては仕方ないんですけども
わざわざリアルの時期に合わせてカラーで水着を描いたミウラ先生と同じことはしないということですね


カラー扉は全員でのお勉強会
先生までいるってのは、扉絵だからこその風景ですかねえ

この風景が本編で実現されることはおそらくあるまい…


本編はカラーページでの予告?通りの夏祭りでした
その上でまたしても全員と邂逅する展開とは筒井先生ぶっ込んでいきますなあ

なぜ文乃とうるかが一緒に回っていたのか、なんてのは些細なことであり野暮なことであるわけですね

主人公のいるところにヒロインはいる
逆もまた然りである

そういうことですね

そして空気を読む家族…
母ちゃんはともかく幼い双子まで親指立てんなよw

同時に文乃までエスケイプしてうるかと2人きり

かき氷を食べての舌出しとはなかなかエロいことを無自覚にやりますね

次の登場するのは出店やってた理珠
祭りで焼きうどんの出店とかあるもんだっけか
祭りとかさっぱり逝ったこと無いからわからん

そして他の出店への出前とかもあるものなのか
わからんw

わかりませんが、普通にアイコンタクトで手伝える2人は良い奴らですね
自覚してはいなかったようですが、せっかくの2人きりを手放してまで手伝えるうるかはいい娘

出前先ではあんず飴をあーんするという荒業をやってのけた理珠
これはひょっとして擬似f…

いえ、何でもありません

ヒロインたち全員をぶっ込むという都合上、つなぎ方が少々甘くなるのは仕方ありませんが
出前終わったら理珠が速攻で店に戻って、主人公はその場にポツン、ってのはどうなんだw

元はうるかと一緒だったんだから出前終わったなら店戻ってうるかと合流しろよ…ってのは野暮ツッコミですね
それでも、うどん屋の手伝いを終わったら主人公と会えずじまいになったうるかが若干気の毒なような気はしますが

理珠と別れた正面の射的屋には桐須先生
射的上手いとかこの手のラブコメでは主人公のスキルのような(;^ω^)

お面付けててもすぐバレた先生が主人公から逃げようとして転んで、救護所には医院やってるあしゅみー先輩ってのは自然ですけども

擦り傷の手当もさせられるのはお約束
消毒が怖いってどんな大人だよとは思いますがw

はだけた浴衣と帯の締め具合が気に入ったので許しましょう

でも喘ぎ声はやり過ぎだと思う(;^ω^)


彼氏公認の話を言い出してる親父にそわそわしてるあしゅみー先輩が細かいですね


最後は迷子の世話をしてるうちに電車終了
そんで同じく終電を逃したらしい人影と主人公が出会う…ってところでの引きとなりました

つまりこれはヒロインズの中の誰でしょうということですね


親父と一緒に帰っただろうあしゅみー先輩と理珠は可能性なし
膝を擦りむいた桐須先生も手当後にはさっさと帰ったでしょう
残る2人のうち、うるかは最初に2人きりのシーンがありましたから…

この影の正体は文乃だと予想してみましょうか


ヤンママと幼い姉妹って構成は冒頭の主人公家族とわざと似せてるんでしょうね
主人公の家族が引き合わせた2人のヒロインのうち、空気を読んで出番を放棄した方のヒロインに、
似た家族が再び出会わせた、みたいな

次回のキモが「2人で一緒になって打開策を考える」「くれぐれも周囲にバレないようにする」という点にあるとすれば
文乃が最も適任と言えるでしょう

ひと夏のアバンチュールなんて昭和みたいな予告を見ることになるとは思いませんでしたが、
次回で終われるんでしょうかこの展開は


Dr.STONE

ルリお姉さまと千空は普通に出会いました
あれ、2人が会話するのって大会後だとばかり思ってたんですが別にそんなことはなかったのか

「知ってるかも」というルリの口から出たのは、千空の苗字を問う言葉でした
最初は普通にスルーしてしまいましたが、原始村で苗字の概念を知っているというのは明らかに異質ですね

つまり、それが「復活者かどうか」の判別になるというのが百物語の中に伝わっているんでしょうか

「いし…」の続きは「石から生まれた人ですか」とか?


でもそこでぶっ倒れるとかルリお姉さまどんだけ弱いんだ…
たかだか階段降りて十数メートル歩いただけやんけ

それだけで超咳き込みながら倒れるとかどんな病気なんですかね


謎をさらに増やしながらいよいよ始まる大会
トーナメントの考え方が存在しているのはツッコんじゃいけないところでしょうかw
それも百物語の中に入ってんのかなw

ことごとく期待と逆の結果になった対戦相手
さっそく金狼とマグマの対決になりましたが、メガネの伏線はどこで出てくるんですかね

コハクを通してスイカに焦点を当てる展開になっているのはそこへのつなぎだったりするんでしょうか
くじ引き結果にみんなで顔芸してるコマで、スイカのマスクにガラスがハマってるように見えますし
金狼が何かの拍子にあのマスクかぶるとか?

そんでたまたま度が合いましたとか


ゴーレムハーツ

センターカラーの扉を見て、先週の1話でキャラの名前を全然覚えていなかったことに気づく…
どうしても読み切りを思い出しながら読んでいたせいか、ただ博士と主人公とだけ認識して読んでいってました

おかげで扉に描かれてるそれぞれの本名が全然しっくり来ない(;^ω^)

いやまあ慣れるまでなんでしょうけども


あと少し的な引きが前回あったとおり、早速2話目で博士は死んでしまったようです

…が、やっぱりどうしてもこれが2話目でいいのか?というのは拭えないですね


プロローグ的な感じで描かれているのだと思いますけども、ちょっと冗長すぎているのではないかと
世界観をたっぷり見せるためならばまだしも、今のところゴーレムが普及している作中世界はそれほど深くは描かれていません

好評を博した読み切りの前提になる部分を連載の最初に見せられても…という違和感がどうしても発生してきますね

主人公のカッコいい場面は全然出てこないし…

これはちょっとヤバイかもわからんね


ゆらぎ荘の幽奈さん

マトラ回でした
こういう掘り下げはミウラ先生ほんとに上手いよなー


ただ「数日後」ってのがあまりに唐突過ぎて、かるらの妄想オチかと一瞬戸惑ったんですが
そんなことはなかったぜ…w

展開のつなぎ方にそのくらいの急な感じはありましたが、まあいいでしょう


そんなことよりも、キャラとは誰かとの関係性によって深まるものだというしっかり踏まえて、
主のかるらと、登場時から執着している呑子さんとの関係に限って描いていくことで
彼女という人物の核がよく分かるようになっています


御三家の一角たる実力を持つ呑子さんと喧嘩友達になりたいこと
主たるかるらに割と気兼ねなく話しかけたり、脳筋っぽいところが強いのかと思いきや
自分の要望にかこつけたデートの段取りを提案できるくらいには頭があること

さらには、自分の提案で誘った温泉デートだから何とか上手くいって欲しいと考えるくらいには繊細さも持ち合わせていること
その上で、対抗心を燃やせばかるらもコガラシくん相手に積極的になれると思ったことで自分が体を張れるくらいに
かるらへの忠義があること

とは言っても恥ずかしいもんは恥ずかしいので、自分からやったことではありながら内心は結構パニクっていること

見事な描写ですね

最初の登場時には褐色で飴をくわえて、バトルを好む脳筋みたいなイメージがあったマトラに対して
コガラシくんの前でさすがに全裸にはなれないという通常の羞恥心を持っていたり
それでも呑子さんとお近づきになるために思い切ってみたり
かるらを焚き付けるために自ら体を張ってみたり

その人となりが上手に感じられる回になっていました

さすがのキャラ描写力ですわ


他にも

褐色巨乳が自ら水着を剥ぎ取る姿とか
褐色巨乳が背中越しに横乳を見せながら尻を突き出す大ゴマとか
褐色巨乳が大股開きで誘惑する1ページぶち抜きとか
それはそれは読者への訴求力として非常に大きなものがあったと思います

これは是非ともカラー版で見るべきです
せっかくの褐色巨乳なんですから、カラー版じゃないともったいない

褐色巨乳が伝説の「あててんのよ」の亜種「あててんだよ」を実行してるんですよ
カラーで見る以外の選択肢はないですよ


褐色巨乳という属性をふんだんに使った見事な回でした


火ノ丸相撲

問題発言続いてたwww

先週の引退宣言だけでも充分に問題発言でしたけども、そっからさらにこんな話を続けてくるとは
引きのアオリにあったとおりの問題発言ですわ…

もはや挑発の域を超えてるかのような内容ですね

なんて表現したら良いんでしょうか
皮肉でもなければ嫌味でもない

言うなれば投げやり…でしょうか

自身の圧倒的実力は前提としながらも、それを正しく評価しない、評価されない現状に対して
刃皇は大きな不満を抱いている、と

相撲に対して純粋に、ひたむきに打ち込んできたであろう刃皇
44回の幕内最高優勝という大記録はそれゆえに達成されたものなのでしょうが、
その純粋さは同時に幼さをも連れていたわけですね

誰一人対等・同格に戦える相手がいない孤独
かつての久世も似たような感情を持っていましたが、それを遥かに大きな規模にしたものが刃皇の胸中なのでしょう

久世は火ノ丸や天王寺の存在を知ってその孤独を和らげていましたが、刃皇には未だそれができていない
肉体的にも精神的にもピークを迎えていない現在においてさえ、久世が11戦11敗するほどの実力差は
他の追随を全く許さないほどに突出してしまっているんですね

恐ろしいまでの純粋さがあったからこそ、それほどの領域に到達したのだと考えられますが…

それもまた「心」の有り様が相撲の実力に結びついていると言えるものでしょうか

だとすれば、刃皇とは異なる形で「心」を武器にする火ノ丸にもそこにたどり着ける可能性があると言えるでしょうか

「周りが弱かったからって」ってセリフの時、その挑発性に天王寺が反応しているのに対して
「相撲がかわいそうだ」と相撲愛を口にしている刃皇には、火ノ丸は何か「理解できなくもない」みたいな顔をしてるように見えるんですよ

そこに、何となく刃皇と火ノ丸の「心」の共通項というか類似性を感じたんですけども如何でしょう


「問題発言」の中で引き合いに出されている大和国親方が、解説席から即座に刃皇のフォローを入れているのが上手い構成です
それもまた火ノ丸と同様に、刃皇の言葉をある程度肯定するような印象になっているからですね

決して刃皇が1人で暴走しているわけではないのだということを示し、一定の説得力を持たせています

そこに、刃皇を制止するため現れたのは大包平
国宝世代の1人である彼は、進学とか言ってましたけどしっかりプロ入りしてるじゃないですか
そんでしっかり関取になってるじゃないですか

刃皇と同じ部屋に属してるのは、ちょっと後ろ向きな感情の推測もできなくはないですが
こういう時の世話ができそうなキャラとしては打ってつけですね

でも「発言を撤回して」ってさりげなく誘導しようとしたのは失敗していました
むしろ刃皇の怖さをさらに引き出す結果に…


その後の展開も非常に上手くまとまっていました

あんなインタビューに黙っていられるはずがない刃たちが横綱の前に勢揃いする

大関童子切をはじめとした彼らが一斉に物申す輪の中に、火ノ丸はあえて加わらない
現状の番付の差と実力の差を鑑みて、あえて離れた場所から眺めるに留まりました

関脇の冴ノ山は遠慮なく輪の中に入っていってよかったでしょうに、作劇の都合とは言えそれをしなかったのはもったいないですね

しかし、童子切や大典太がどれだけ言っても聞き流していた横綱が唯一反応したのが火ノ丸の殺気というのが上手いですよ
幼さが前に出ている時の横綱ですから、その反応は良くも悪くも他意のない本気のものと言えるでしょう
あるいは「獣のよう」と評された状態での反応は、本能が察知したものと言うこともできます

その横綱が、ただ1人火ノ丸の殺気にだけ不快を催した

その事実が示す針の穴ほどの可能性が、終わらない夏の蒸し熱さを感じさせてくれるようです


新展開は来場所に向けた内容になると思われますが、果たしていかなる内容でしょうか
ただの修行編になるわけはないと思いますが…


食戟のソーマ

2号連続つながるセンターカラーの反対側は、やっぱり竜胆先輩が上に乗ってました
そらそうだよなー

残りのメンツ4人でそれぞれ作った騎馬が向かい合って、対峙しているという構図
先週負けたばっかの叡山が早速ハブられているのが悲しいのであるw

あ、でもよく見ると創真たちの側にも一色先輩がいないのか


本編は、竜胆先輩を支える騎馬としてすっごい辛そうな顔を見せていたもも先輩
確かに司先輩を先頭にしたあの身長差で後ろ支えてろってのは結構きつそうですけどもw


もも先輩の品出しと実食まで終えてしまうとはまあスピーディですね
何か今回の料理はたしかに美味そうかもしれないと俺でも何となく感じましたよ
甘いものとか普段全然食えないんですけどw

司会者と一緒になってどっかのお嬢様キャラみたいな状態になってるアンを見る限り
なかなかの品であることは間違いないようですが

対する田所さんは果たしてどんな品を出してくるのでしょうか

ひょっとして創真たち3人とも同じ品作るんじゃね?っていう直感は大外れしてしまいましたが
この3戦目は全勝するというもう1つの予想はどうなるか


フリーのスポ根描写で安易に繋がなくていいから早く料理の方をだな


 




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