社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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火ノ丸相撲が俺の涙腺を攻めてくる2017年週刊少年ジャンプ34号感想その2

2017年週刊少年ジャンプ34号感想その2

今週は総じて全作品が面白い展開になってたような気がします


・鬼滅の刃
・Dr.STONE
・食戟のソーマ
・ぼくたちは勉強ができない
・火ノ丸相撲
・磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~


鬼滅の刃

カラー扉で柱が完全に悪役な件について

うーむ
音柱宇髄は今のところ特に深い印象がないですねえ

多分そのせいで、新シリーズに今いちノリきれてないと自分で思います


善逸にツッコミさせまくるシュールなやり取りとか、善逸を怒らせまくる嫁3人発言とか、
内容自体はしっかり今まで通りの空気で描かれていると思うんですけども

炭治郎たちの次なる導き役となるだろう音柱が、まだ何となく好きになれてないんですよね

藤の家で偉そうに指図してるのとか普通にちょっとイラッとしてしまいましたし、よくわからない神発言も完全に善逸と同感でしたし
突然の嫁3人発言も完全に善逸と同化でしたし


いや、別に怒ってないですよ
嫁っつっても忍の中での話でしょうからね
俺たちが普通に想像する嫁とはちょっと違う可能性もありますから
別に気にしてないですよほんとですよ



あと、作画が今週はあんまりよろしくなかったかもしれないですねえ
ギャグシーンを中心に崩れてる感じがあるので、演出っぽさもあるにはあるんですが
何となく気にならないでもない

一番やばいのはもちろん3人の女装顔ですよ

これもう単なる雑な作画だろ…(;^ω^)

何でこれで行けると思ったんだよw
もうちょっとやりようあるだろ

伊之助なんか素顔が最初に登場した時には女みたいな顔って善逸が思ったくらいなのに
荻本屋のババアじゃなくても普通にもっと何とかなるだろw

ところで炭子は箱背負ったまま雇われてったんですね
その姿禰豆子ちゃんに見せられるのか炭治郎…?


Dr.STONE

科学知識を駆使してコハクちゃんのお姉ちゃんを救おうの回

3人で盛り上がって何をするのかと思ったら、抗生物質ときましたよ
ほほう

しかも、ペニシリンとかじゃなく石から作るとはまさにDr.STONE

ロードマップがわかりやすくて楽しいですねえ
こういう気の利いた作画は読みやすさを格段にアップさせてくれると思います


ただ…
1個だけ気になるんですけど、ルリお姉さまの症状が具体的にどんなんなのかってのは別に調べとく必要はないんですかね

医学と科学は似て非なるものみたいな扱いとして、千空の中では素人が知ったかで判断するのは危険みたいな認識なのかもしれませんが
それでも先週までの段階では、患者の症状だったり環境だったりを詳しく確認した上で、千空なりに確率の高そうな原因を見つけ出すって感じになるのかと思ってたんですよね

しかしそれはそれで不確実な方法ですから、そんなことよりもとにかく効くかもしれない薬を作り出すほうが先ってことなんでしょうか

病気とされてる症状は、今週ようやくまともに描かれましたよね
急に咳き込んでふらつくっていうまさしく「病気っぽい」感じですけど、こんだけ実際の科学を元にした話作りをしてて
そこが急にふわっとしたイメージでの「病気っぽい」みたいなのはちょっと違和感があるようにも思えます


まあ、コハクちゃんの水着が眩しかったんでいいんですけどね

砂鉄を集めるって名目で、夏のこの時期に川遊びしてる美少女を描いてくれるとは何という眼福でしょうか
ページのめくりで急に現れてくるっていう意外性が余計にそのインパクトを強めてくれております

作者は実によくわかってらっしゃいますなあ
ありがたやありがたや


食戟のソーマ

美作回でした

ストーカーの域を超えましたなあ美作
もはや完全にコピー能力者となっております

見た瞬間に相手の動きをコピって寸分違わず同じ調理ができるってどんだけだよwww

これは鍛錬とか研鑽とかでどうにかなるレベルじゃないだろ…
どうやって会得したのかw


対戦者となる斎藤は、寿司をメインとする料理人であることが判明しました
紀の国先輩のそばと同じように、積み重ねてきた修練の時間がものを言うって品目ですね

それを、初見なのに見た瞬間コピるとかいうチート同然の奴が現れたと

どういう工夫でもって美作が挑むのか、気になるところですね


コピーをスキルとする美作は、薊にとってはその理想を体現している男ということも出来ます
教えるどころか、ちょっとやってみせるだけで会得できるのなら、これほど戦力になる奴もいないはずだからですね

かつて叡山が美作を配下としていたのもそのためでしたが…

しかし今彼はセントラルの敵として姿を現しています

だとすれば、相手をコピーするスキルを駆使して戦う美作がそのスキルの底力を見せつけるためには
それがどのような意味を持つ調理・動作であるのかを理解している必要があるのではないでしょうか

以前、セントラルが教えた中学生が作った品を食った偉いさんが「こんな十傑級の品を中学生が!?」とか言って驚愕してる場面がありましたけど
おそらく作った本人は、何がどうなってそういう味になったのかはよくわかってないと思うんですよね

もちろんセントラルの講師は説明もやるにはやったんでしょうけど、中学生がそれを理解できたかどうかというのは全く別の話で

ですから、セントラルの教育は確かに誰でも驚異の皿を作り出すことができるようにはなるでしょうが、
教わったことしか出来ないマニュアル人間を作るばかりだという側面があるはずなのです

そこに、同じようにセントラルの料理を模倣して戦いを挑むとするならば、美作はコピーした相手の調理手順や動作にどのような意味や連関があるのかを
しっかりと理解した上で、アレンジを施す必要があると思うのです

なので、思考時間をゼロにすることが可能…なんて評論はきっと的外れなのではないかと
創真対美作の時にも、創真に対して美作が似たようなことを言ってましたが実は全く正反対でしたからねえ

さてさて

久我先輩より美作のほうがやはり注目なような感じだな…


ぼくたちは勉強ができない

文系回でした
以前よりもさらに戦線復帰の可能性を強めてきましたね

まだ明確に二大ヒロインに返り咲く…というわけではないでしょうが、ルートもまだまだ残しておくというか

明確に恋心を描写した最初のヒロインとなるうるかと、次第に惹かれていく様子が描かれた理系っ娘に対して、
察しが良いという特性を持つ文系っ娘は第三者ポジションからのルートが相応しいという判断は的確だったと言えそうです


先生の家に行った話がこんなに早く登場してくるというのも意外でしたね

この漫画のラブコメは、複数ヒロインのルートを存分に絡ませようとしてきますな
文系っ娘を活かすにはそうするしかない面もあるとは言え、テンポとしては非常にいい感じもします


しかし、察しが良いのが特性のはずなのに、周囲の執念に気づいてないっぽいのはどうなんだぜ

伝説の樹の下(違)でイチャコラしてるとかの不用意さはお茶目の範囲と思いますが、
いばらの会とやらの存在は承知してるんでしょうか

図書室に集まってきた面々がみんなクラスメイトだってことには気づいていいのでは…


とは言えそんな粗は別にどうでもいいくらいに読後感は良かったんですよね

妨害と監視目的で図書室に集まってきた連中が、2人の集中力にあてられて「自分らも勉強するか」ってなってたのがとってもいいと思ったのです

今自分がやってることを急に客観的に見てしまって、「何やってんのあたし」とかなったんでしょうね
こんなくだらんことしてる暇に勉強してたほうがよっぽどマシだわ、みたいな感じで、素に戻るというか我に返る様子が
2人の真剣さをよく表現してくれていました

先週のパジャマパーティーといい、筒井先生の描写が何かすごく上手になってきたような気がします
もうちょっと気に入ったらコミックス買ってしまうかもしれんな…


火ノ丸相撲

あの激闘からはや数か月が経ったという導入
「いよいよか」といきなり思わされつつ、当然のように火ノ丸のその後を気にしたわけですが…

全日本選手権の優勝は逃しつつも、念願だった付出資格は獲得できたということで、ついに火ノ丸は念願を達成していました

三段目付出という最下位格ではありながら、体格は不問とされる最近作られた制度
この単語自体は付出資格を説明していた時に登場していましたが、幕下付出の方ばかり印象に残ってたせいですっかり騙されました

優勝は天王寺っつって1ページぶち抜きでドヤ顔してるのは、読者へのスカシと同時に天王寺のキャラ性を描いたものですかねw
そういうのが似合うキャラとは思ってませんでしたがw

優勝した天王寺に対して火ノ丸が3位というのはやけに離されてしまっているように見えますが、
大会がトーナメント形式であるのなら、2位とは負けて得る順位であり3位は勝って得る順位であるというのが関係しているかもしれませんね

準決勝でそれぞれ敗れた2人が、3位決定戦にて勝負することで決まる3位と4位
2位は決勝で敗れたほうが自動的にそう決まりますが、3位は勝つことで決まる順位です

実は相撲以外の格闘技にも精通しているらしい川田先生
火ノ丸を3位としたのは、そういう意図があるのかもしれません

天王寺に負けた理由も、インハイで負った怪我が大きな原因ということでそれなりの理由付けがされていましたし


あとはねえ
付出資格に期限があったというのも意外でしたね

物語上は、これ以上さらに火ノ丸と相撲部を描いていくのは冗長に過ぎるという感覚があったわけですが
そういうのと別のところで火ノ丸がもうこれ以上相撲部にいられない理由が描かれることになるとは

高1を終える前に高校を中退することになるとはまさかの展開でした

プロ入りの準備で忙しかったせいなのか、相撲部の皆にはろくに挨拶もできずに学校を去らなければならなかったらしい火ノ丸
その心残りを柴木山親方に吐露しているところに、果たし状を見つけるとはいかにもらしいですね

文面から察するに、書いたのは部長でしょうか
果たし状って形式は、佑真や國崎のアイデアですかね

優勝を誓ったあの場所で、との文字を見て一直線に走り出した火ノ丸の前に現れたのは懐かしい土俵

これもねえ
意外な見開きでしたよねえ

つーか全然予想してなかったこんなの

かつては部長が1人で作ったそれを、今度は部のみんなで協力して作り直した
いや、部のみんなどころか佑真の取り巻きをしてたヤンキーたちまで一緒になって作ったようです

あるいはそれは、佑真にとっては団体戦での勝利以上に大きな贖罪だったかもしれませんね

部長が1人でこの土俵を作るために手間暇をかけた数か月
みんなで再び作り直すために同じく手間暇をかけた数か月

部長にとっては言葉にならない時間だったでしょう


新展開は、同じ夢を目指し、背負ってくれた仲間たちとの送別相撲
完全にエピローグじゃないか…

それぞれとぶつかりあいながら回想が挟まれる感じか
1人1週かけるのは長過ぎるか?


いや、でもこんなん絶対俺泣かされるのが目に見えてる

特に、きっと最後に立ち合うんだろう部長の時ですよ
絶対泣いてる

大体ね
さらっと描かれてますけど、大会出場者に選ばれたのは天王寺と久世を倒した実績が理由なんですよね

天王寺との初戦に敗れた火ノ丸に大関部長が言ってくれたあのセリフが本当に実現しているんですよ

「ここから勝って勝って勝ちまくって、全日本に出てくださいって、お偉いさんに頭下げさせてやろうぜ!」ってあのシーン
思い出すだけで俺涙腺が決壊するんです

コミックス読み返さなくても、何の脈絡もなくても、ふと思い出すだけで目が赤くなってくるんです

そんなんなのに、部長との別れを前にした最後の相撲なんて絶対こらえられないに決まってる

やべえ
久世との戦いの後にまだこのマンガに泣かされることになるなんて思ってなかったぜ…

これからの数回
絶対ヤバイ
俺の涙腺がヤバイ


磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

火ノ丸相撲の感想で結構完結したので書くつもりありませんでしたが、読み返していてどうしても書いておきたくなりました

看板娘ちゃんの反応が完全に予想外でワロタ


宿題に駄々をこねる磯兵衛をどんだけ軽蔑しながら見てるんだろうとか思ってたら、もはやそんな段階じゃなくて風物詩的扱いになってたとはwww
看板娘ちゃんの中で、どんだけ磯兵衛がどうでもいい奴なのかがよくわかる秀逸なオチでした

今週の磯兵衛はオチのコマで声出してわろてしまいましたわw


 




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Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

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