社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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Dr.STONEの新ヒロインに超期待したい2017年週刊少年ジャンプ30号感想その2

2017年週刊少年ジャンプ30号感想その2

ハンターはやっぱ無理でした
内容濃すぎw


・食戟のソーマ
・クロスアカウント
・Dr.STONE
・特別読み切り MISTERIA -怪奇コレクション-
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・火ノ丸相撲
・ぼくたちは勉強ができない



食戟のソーマ

竜胆先輩の回でした

今まで食戟や審査の場には何度も登場しながらも、その実力はさっぱり明かされることのなかった彼女ですが
ようやく正体が明かされたわけですね

希少食材をメインとしてあらゆるものを食べようとする嗜好の持ち主が竜胆先輩であるようです

普通の美食からゲテモノまで、好奇心の向くままに何でも調理して食べてみようとする
その探究心と知識が第二席という地位まで繋がったのだと


さあそうすると

気になってくることがありますね


なぜ彼女は薊側なのかということです


美食を欲し、未知の食材を欲し、何か見つければ食わずにはいられないという彼女

司先輩が説明してくれた3つの顔の中で、美食の志向は薊と似たものを感じさせますが
残る2つはむしろ自由な料理人であることを望む創真たちの側に近いものと考えられます

それは、炙りゲソのピーナッツバター和えに代表されるような幸平親子のゲテモノ新作とも通じるところがあるでしょうし
「おぞましさの先にこそ美食の真髄がある」と語った貞塚とも共通するものはあるでしょう

貞塚もまたセントラルに反逆する側として進級試験に臨んでいましたから、反逆者2人と語り合える第二席ということになると
必ずしも薊の美食選民思想に100%乗っかっているとは言えないでしょう

薊が仙左衛門の前に現れた時、竜胆先輩が創真に対して「お前も一瞬で乗ってくるかも」と思っていたというのは
竜胆先輩自身創真との共通点を感じていることの証左と言えます

その竜胆先輩が薊に乗った理由は、今のところ「新しい波が来てるなら乗らないわけはない」といったセリフで本人の口から説明されていました

つまり、薊の思想に完全に共感しているわけではないとも考えられるわけですね

ならば、田所さんやタクミを不合格にする審査をしなかったように、薊の意に反する行動をとることは
竜胆先輩には今後もあり得るのではないでしょうか

たとえば、寝返りとかね

ルール上可能なのかってのは置いといてですね
創真たちの方が面白そうだと思ったら、竜胆先輩あっさり寝返ったりするんじゃないかなって思うことがあるんですよね

悪役側組織の一員とは思えないくらいに自由奔放、天真爛漫に描かれてますから、何かそんな展開もありえるのかなと思ってしまうのです

寝返りまでいかなくとも、「あたしの負けでいーや!」とか言い出すくらいありそう…とかね


それぞれのメンツがなぜ薊に賛同しているのか
あるいは、一色先輩や久我先輩とかにはなぜ最初から薊の接触がなかったのか
そのあたりも含めて、そろそろ描いて欲しい気がしますね


クロスアカウント

ダメダメだった1話に対して、2話目は空気になっていた…
きっと主人公が登場してる割合が減ってたからでしょう


そんで、主人公が登場してた冒頭よりもヒロイン側の説明だった後半のが読みやすかったのは、それはもう完全にテンプレだったからですね

絵の綺麗さと、ヒロインのデフォルメ顔の可愛さでごまかされそうになってしまいますが
やってることは超人気芸能人な美少女が実はオタッキーでしたという、もはや妄想のネタとしてもどうかという内容

こんな内容を今になってまだ描こうとしてくる勇気をむしろ褒めたくなってくるくらいです

ていうか2話目にして早くも感想が書けなくなってきたぞ…

もうこの作品は、まとめサイトとかで色々と指摘されている粗に納得できてしまうほど、クソ漫画と化している気もします
ていうかそこでボロクソ言われてるのを見てる方が、作品読んでるより面白かったりするという…

そこでまとめられてる次回予想の中に、「握手会でまたモブのキモオタが騒ぎ起こして主人公が何か割って入るんだろ」って
1話と同じ展開の予想がされていました

普通にありえそうだから困る…


Dr.STONE

新章ってむしろ今週の内容からのほうがそれっぽいな

サブタイ見た時には、「ほうほう琥珀の中に3000年前の文明の手がかりとかパーツでもあんのかな」とか思ったんですが
まさか新キャラの名前だったとは完全にスカされました

その上可愛いじゃないか可愛いじゃないか可愛いじゃないか


これは大変素晴らしいですね

自己紹介時の美しさと言ったらどうですか
これはなかなかに目を奪われてしまいましたよ

大木の下から現れた華奢な体と、お腹のロープが強調する攻撃力の高さ
そして、まっすぐ見据えた瞳で自分の名前と感情を口にする清々しさ

これは素晴らしい…



メタ的には、杠が司の側に行ってしまうことでいなくなるヒロイン枠を補うものであり、
同時に大樹のように「動ける」キャラでもあります
さらに、千空の知能とかぶらないために大樹のような「ものを知らない」キャラにもなっていますね

ただし、雑アタマではなく単純に科学的な知識を持たないだけという

どうやら3700年の間に千空よりも先に復活して、細々と家族や子孫を作ってきた者たちがいるようです
それもまた予想外の展開

これをラノベ的に言い換えると、文明が絶滅した世界で唯一科学知識を持ったチート主人公に野性的なヒロインが惚れるという感じでしょうか

さあこれは俄然盛り上がってきましたよ

まだラブかライクかは不確定ながら、好きになってしまったようだと言われてしかめっ面の千空
しかし、見えた光景だけで正確に状況を言い当てていた察しの良さからすると大樹のような雑アタマでもなさそうです

素直で理解力も高いとなれば、千空が教えれば教える分だけ知識を修得していくのではないでしょうか
そうすると、千空も彼女を見る目が変わったりするでしょう

うむ

色んな意味でこの娘は楽しみですね


特別読み切り MISTERIA -怪奇コレクション- 修行コウタ

確かトレジャー出身の方ですね
NEXTかGIGAかで読み切り見たことがありますが、とうとう本誌にも登場となったんですね

怪奇を好む主人公がその真相を追究していく…って話みたいですが、完成度はわりと高いと感じました

ただし、何かテンポが悪かったような気がします
途中が非常に読みづらかったというか

47ページもいらなかったんじゃ…とか、あるいは冒頭からその次にかけてもうちょっと削れたんじゃ…とか
そう思えてなりません

何だろう
視点キャラに全然入り込めなかったんですよね

ひたすらビビってるだけだったのがつまらなかったのか、別の理由があるのかは自分でもよくわかりませんが

主人公がぶっ飛んでる奴ですから視点キャラは必須です
しかしその視点キャラに入り込めないとなると、話自体に入り込めなくなってしまうので、要改善箇所ではないかと思います


あとは画力が足りてないように思えたのも改善点でしょうか

見開きはものすごくよく描かれてることはわかるんですが、それ以外のところが何かごちゃごちゃしてる印象を受けました
女の子は可愛らしく描けてたと思いますが


視点キャラと総合的画力
俺が感じた課題はこの2つですかね


ゆらぎ荘の幽奈さん

バレンタイン②
予告通り千紗希ちゃんのターンでした

幽奈も一緒に作って、2人からの分として一緒に渡すんだろうと思っていたんですが、そんなことは全然なかったようです
先週の感想大外れジャマイカ(;^ω^)

普通にそれぞれ自分のを作って、普通にそれぞれで渡そうとしているとは
すると、幽奈を誘った千紗希ちゃんの意図は本当にただ味見役とかを買って出ただけだったのかな
ええ娘やな…

娘とその友達がチョコ作ってるのを見て、渡す相手から三角関係の事実(ホントは四角ですが)まで見抜く千紗希ママの洞察力ヤバイですね
しかも「青春ね」とか言って面白がってるしw

女子力モンスターの母ともなると、そんなことくらい一瞬で気がつけるのか…w


それぞれ、徹夜とかすることもなく普通に完成したらしい千紗希ちゃんと幽奈

幽奈がゆらぎ荘で渡すなら、千紗希ちゃんのチャンスは学校にいる時になるわけですが
そこは学年人気トップの彼女
男子たちが何かそわそわしているというめんどくさい状況のせいで、余計に渡しづらいことになっていました

しかし、ここで周りの状況と関係なく「渡しにくい」気持ちを別の側面から描いてくれたのが意外でした

知らない人であっても告白を断るというのは辛いものであること
コガラシくんの気持ちがまだわからない以上、そんな辛さを彼に感じさせる可能性のある告白はしたくないと思うこと

こういう気持ちの描写は今まであまり見たことがありませんでしたね
学園のマドンナ的ポジションのヒロインはどの作品にもいますが、こういう気持ちが描かれたヒロインって他にいるんでしょうか

告白されまくってきたからこそ感じてしまう消極性ですね
おそらく多くの読者にはそんな実体験はないでしょうが、そういう気持ちが起こりうること自体は想像できるでしょう

そういう形で相手を気遣える千紗希ちゃん
やっぱええ娘やな…


そんで、実際に渡すまでの葛藤もね
いじらしいですよね

まだチャンスはある、と学校から思い続けてとうとう帰り道の別れ際まで来てしまって、それすらもスルーしてしまって

いよいよ後がなくなってしまったことを自分で自分に言い聞かせて、勇気を絞り出すまでのあの過程がね
描写の分量としては数コマで終わってるものですが、それでも充分に震える勇気を感じ取ることが出来ました

滑って転んでチョコを川に落としそうになっちゃうのは、アクシデントとしては浅いものでしたが、
それでも躊躇なく飛び出してチョコを救出した後にそのまま川に落下できるコガラシくんがイケメンなのである

しかも、今日1日様子がおかしかったのを1度はそのままにしたものの、やっぱり心配になって話を聞いてみようとしたってのが男前な理由ですよね

普通の男子なら日付的な理由を想像できるわけで、だからこそ、コガラシくんは自分が訊いてしまっていい話なのかどうか迷っていたのだと考えられるでしょう
狭霧や雲雀から渡された時の新鮮なリアクションからすれば、千紗希ちゃんから渡されるなんてことはコガラシくんも想像していなかったと思われますからね


チョコを助けてもらった事実と、自分を気にかけてくれていた事実に嬉しくなった千紗希ちゃんが取った行動は、唐突のハグでした

うむ
さすがむっつりなヒロインですな

義理だからと言い張って渡すことが出来た千紗希ちゃん

雲雀は告白を邪魔されて
狭霧はド本命だと誤解されて
千紗希ちゃんは義理だと言って
それぞれ渡すことになりました

じゃあ幽奈の場合はどうなるでしょう

わざわざ巻頭カラーに合わせてるところからすると、何か話が動きそうな予感もあります
ひょっとしたら、あの占い師が再登場して幽奈の生前の話とかが急に出てきたり…?


火ノ丸相撲

今週のサブタイは告白でした

これはまた予想外なことを…


何が予想外って、主語が今までと違ってるじゃないですか

再びとか、相克とか、躍動とか、今までのサブタイは基本的に今戦っている2人を主語としたものでした
描かれているのが2人の激突なのですから当たり前なんですけど、そこに、主語の違うサブタイをあえてぶっ込んできたわけですよ

さらに、物語の初期にはわざと「女っ気」を抑える作劇と描写を心掛けていたと思われる本作
それは廻し1つ身につけただけのの男たちががっつりぶつかり合う相撲という競技の性質を踏まえて、「らしさ」を醸し出すための手法だったと考えられます

レイナが本格的に登場することとなった3巻以降には、初期のようなわかりやすい抑制は少なくなっていきますが
それでも、あえてレイナや千鶴子ちゃんの登場場面を増やすような描写は見られず、本作における女子の存在感は他の学園スポーツものに比べて明らかに少ないものとなっていました

それが、この最後の大一番において、いよいよ勝敗が決するかという大事な場面にわざわざ焦点が当てられたわけです
川田先生の演出意図を感じずにはいられない事実ですね


相撲に対して否定的なスタンスから始まったレイナというヒロインの立場
しかし、ヤンキーたちのトップを名乗っていた兄貴が相撲を始めたことで、見る目が少し変わっていきました

「見せてもらおうじゃないの…相撲の…あんたの値打ちってやつを…」
なんて言ってたレイナの集大成が、今週のあのセリフなんですね

本作における彼女の特異性は、火ノ丸が嫌いな上に相撲なんか興味なかった、という出発点と、
実際に相撲を取ることもなかったという事実にあります

すなわち、相撲という競技を体験して自分も実際に打ち込んでみることでどんどん好きになっていった佑真や國崎とは違って
レイナはただひたすら相撲を見続けることだけで今週のあのセリフまでたどり着いた人物なのですね

相撲も、それをやってる奴も、どうでもいい・嫌いだと思っていたところから、
兄をきっかけとしてひたすら見届け続け、ついには「火ノ丸の相撲が好きだ」と断言するほどになったこと

相撲も、力士も認めた一言です


かつて彼女が悪意を隠して審判を務めた火ノ丸と國崎の異種格闘技戦
レスリングのチャンピオンを相手に相撲という競技を宣伝した火ノ丸は、相撲部への勧誘をことごとく断られる現実を前に
あれだけの観客がいて1人の心も動かせないとは相撲に申し訳ねえ、と呟いていました

その言葉は直後に三ツ橋がやって来たことでかき消されるのですが、レイナはそこからさらに火ノ丸の相撲を見続けたことで
とうとうそれを認めるに至ったわけです

最初は頭ごなしに否定的なスタンスだったレイナでさえも認めてしまうほどに、輝かしい相撲

ここに、見る者の心を奪い、奮わせ、滾らせる力士として、火ノ丸の横綱相撲が成立したと言えるでしょう
それは同時に、火ノ丸の「生き方」を周囲も認めるに至ったということになるでしょう


ならば、久世の「生き方」についてはどうか

高校横綱の称号を手にして、大和国の息子との誇りを胸にして、角界入りを考えている久世にとっては
ここで火ノ丸に負けることはその「生き方」に傷をつけることに他なりません

だからこそ、今週のラストで、真に現実味を帯びた自分の敗北の可能性に衝撃を受けているわけですが、
もちろんこのまま素直に投げられるはずはないでしょう

久世の「生き方」もまた、周囲に認められているものではあるでしょうが
しかしそれは、単に公式戦無敗との事実が盛り上げているだけのものです

「生き方とは負けた時にこそ問われる」ということであるとするならば、ここで本当に火ノ丸に負けた時
それでも「大和国の息子」との誇りを抱き続けることができるかどうか

その問いを突きつけられることになるのではないでしょうか

それは、負けてもなお「横綱」として振る舞っていた天王寺のように
1度負けたとしても、それでも自分は最強の横綱の息子であるという誇りを持ち続けられるか否か


次回、さらに反撃に転じようとする久世に対して、火ノ丸の「生き方」がどう応じるか
その時にこそ決着の瞬間が訪れそうですね


ぼくたちは勉強ができない

おお…
確かに先週の感想コメ欄で指摘されたように、文系っ娘が戦線リタイアしているとはまだ言えないようです

2人で会話する場所の定着と、よろけて抱きつくイベントの発生
明らかにフラグを残す描写ですね

今は他2人のサポートと言うか、国語力による察しの良さを使って状況を動かしつつも
しかし今後どっちにも転べるようにしているのか…

これは筒井先生策士ですね


文系娘が気づかなかった眼鏡の度に、主人公が気づいたのはまあご都合というかご愛嬌というか、そんな感じでしょうか

察しが良いのがスキルなはずの文系娘が最後まで勘違いしたままだったのもまあ、許せる範囲でしょう

でも一番可愛いと思ったのが、ラストのアホ顔なうるかだったことは秘密にしておきたい…


 




鬼滅の刃が色々とやるせなかった2017年週刊少年ジャンプ30号感想その1

2017年週刊少年ジャンプ30号感想その1

ハンターの感想ってどうしようかな…


アンケ順
鬼滅の刃
シューダン!
腹ペコのマリー




鬼滅の刃

あまりにも衝撃的だった煉獄さんの死去を受けて、今週は一体どんな始まり方をするのかと思っていたら
まさかの鬼舞辻再登場でした

下弦を解体すると言ってた前回からまた姿と居場所を変えたようです
子供の姿でどっかの金持ちの養子に転がり込んだ模様
催眠的な能力でもあるんですかねえ

こうなると、炭治郎が最初に会った時に連れ立っていた妻と娘もこういう隠れ蓑の1つだったと考えて良さそうですね
最初は普通にあの一家の主人として暮らしているのかと思ったんですが
そんで、いずれ炭治郎が鬼舞辻と対峙した時に、彼女たちにとっての家族を奪うということへの葛藤があったりすんのかなとか

どうやらそんなことはなさそうです

おそらくは、新たな根城に居座る時点で用済みになった古い隠れ蓑の人間は喰ってしまうんでしょうから
あの親子はもう生きてはいないのでしょう

今回の冒頭で何やら盛り上がっていた金持ちたちもいずれ同じ運命をたどるのでしょうね

で、なぜに突然鬼舞辻かと思ったら、猗窩座が報告に来ていたのでした
太陽のない闇の中で堂々と姿を現し、煉獄さんが命と引き換えにつけたダメージもすっかり回復した状態なのがやるせないですね

しかしもっとやるせなかったのは、煉獄さんとの対峙がまるで「ついで」のような扱いだったことです
もともとの命令は「青い彼岸花を探せ」との内容だったようで、たまたま魘夢が負けた近くにいたことで「行って来い」となった話だったそうな

最後の最後まで戦い抜いた煉獄さんの姿に泣かされまくった身としては、その煉獄さんの死が鬼の側ではこんなにも些細な出来事として扱われているのが歯がゆくてなりません

鬼が人間に勝つのは当然のこと
たかが柱を始末したから何だというのか

煉獄さんが命を燃やして見せてくれたあの背中が、「始末した」との事実だけで片付けられてしまうとは…

そして、煉獄さんが全身全霊をかけて敵わなかった猗窩座を、指の一本も触れずに追い詰める鬼舞辻の恐ろしさも忘れてはならないでしょう
全身を硬直させて、顔中から血を流している様はまるで煉獄さんの死に際と重なるかのよう

柱と上弦、柱と鬼舞辻
炭治郎と上弦、炭治郎と鬼舞辻

その力の差をまざまざと見せつける場面でもありました




肉体とともに心も負傷した炭治郎たちは、再び蝶屋敷に運び込まれていました

ここでまた蝶屋敷とは、しのぶさんやカナヲちゃんの再登場が期待されますので嬉しい展開ではあるのですが…

素直に喜べないのは炭治郎がどんな胸中でいるかを想像できるからですね


常中の呼吸を会得する特訓の時には弱音なんか一切言わなかった炭治郎が、煉獄さんの最期を目の前にして自分の無力感に潰されそうになったこと
煉獄さんの死から数日経ったであろう今でも、その無力感を払拭することは出来ないでいるようです

でも怪我が治る前から鍛錬しようとしてるのは、少しでも前向きになろうとしているからでしょうか
それとも、何かやっていないと不安で押し潰されそうだからと、現実から目を背けるための行動でしょうか

伊之助さえもギャン泣きしてたという中で、善逸が比較的落ち着いているのは上弦と戦う煉獄さんの生き様を直接には見ていないためでしょう
それでも、煉獄さんがどういう人であったのかは察していることで、炭治郎と伊之助の落ち込み方に理解を示しているのが彼の優しい一面ですね

しかし炭治郎は蝶屋敷を抜け出してしまったそうな

行き先は煉獄さんのお家
今際の際に預かった最期の言葉を、その家族に伝えようとするための行動のようです

鬼との戦いの場では戦力になれなかった自分が最後に煉獄さんにしてあげられることであるわけですから、
遺言の伝達を炭治郎が一刻も早く為そうとするのは当然の心理ですね

意外と深かったという腹の傷が癒えきってない状態で外を出歩いていれば、そりゃあ顔くらい真っ青になるでしょう
それでも早く伝えないといけないと思うから、炭治郎はいてもたってもいられない

しかし、ここで煉獄さんの死を鬼舞辻と同じように軽んじる人が登場しました

煉獄さんと同じく鬼殺隊・柱まで登りつめたという煉獄さんの父親
いつからか急にやる気を無くしてしまったらしい彼は、息子の最期の言葉を伝えに来たと言う炭治郎に息子を罵倒することで応じました

果たしてその真意はどこにあるのでしょうか
いつもの炭治郎ならその言葉の裏にある感情にも配慮した返事ができそうですが、
負傷で真っ青な上に煉獄さんを亡くしたショックからも立ち直れていない今は額面通りに受け取って言い返したりしてしまうのでしょうか

自分の家族については、自分1人だけ生き残ったことを責めたりするはずがないと信じていながらそれでも詫び続けている炭治郎
逆に、人を助けて亡くなった自分の家族に辛辣な物の言い方をする相手に対しては、どのように応じるのでしょう


今週のサブタイは「さがしもの」
それは、もちろん猗窩座が調べていたという鬼舞辻の命令「青い彼岸花」を指していることは明白でしょう
しかしそれとともに、すっかりやる気を無くして捻くれてしまったという煉獄父が何を求めているのかというところとも関わってきそうな気がします
あるいは、善逸がモノローグで言ってた「ずっと蹲っている人」なのかもしれません

もちろん炭治郎にも「さがしもの」はありますね
ヒノカミ神楽と鬼殺の呼吸の関係
歴代の炎柱が記したという手記を求めているのも、煉獄家を訪れた理由の1つであるはずですから

それからもう1つ

日輪刀ですよね


ヒノカミ神楽よりももっと先に探さないといけないものです

ていうか、先週までの段階では、猗窩座も刀はすぐに引っこ抜いてその辺に放り投げていくんだろうって思ってたんですよ
炭治郎本人が探すことは出来なくても、隠の人たちが見つけてくれるんだろうくらいに考えていました

そしたらまさかの展開ですよ

猗窩座、鬼舞辻の家まで持ってきてました
なぜに…?

刺さったまんま移動したとは思えませんから、どっかで引っこ抜いてから持ったままここまでやって来たわけですよね
なぜだ(;^ω^)

鬼舞辻の前に出る時は一応ちょっと置いといて、みたいな感じで木に刺さってましたけども

そんでどうなるのかと思ったら、見事にバラッバラにされてしまいました

刀身を折りまくっただけでなく、柄まで砕かれています

炭治郎…
これは37歳キレるよ…

早く探さないと
鋼鐵塚さんの怒りを鎮める方法を


あるいは、失った刀は炭治郎が今抱いている無力感の象徴だったりするんでしょうか
握る刃がないくらいに弱気になってしまったことの比喩なのでしょうか

ならば、刀を取り戻すことは炭治郎が前を向くきっかけになったりとか…


シューダン!

予想通り幼馴染が始まっている…!!

こーれはニヤニヤしますねえ

家が隣だったことで結局学校も同じだった模様
しかしクラスは違うあたりが、あくまでサッカークラブを舞台としていることの表れのようです

そんでイケメンなロクが、完全に「主人公の親友」ポジションですねえ
高校を舞台にした学園ラブコメにおける察しのいい親友ですね

それを小学生で描くとこんな感じなのか…

うちの姉ちゃんが言うところの後で死ぬほど苦労するやつだ、って言い方がもうね
いや、1話でも出てきましたけど、それが見事に当たってるのがよくわかります

持ち前の勘の良さと姉貴の教えをもとに主人公の背中を叩ける親友は、かなり貴重ですね
だからこそたいていの学園ラブコメにはその役割のキャラが配置されるんでしょうけども、
こうして小学生の立場で見せられると非常にわかりやすく感じることが出来ました

まず認めて、
それから普通にする

なるほどねえ

間違いなく俺も出来てなかったな…



でも、言われて素直にやれたソウシはいい子ですね

何で避けちゃったかといえば、「女の子」だと思ってしまったから

いや、わかりますよ
あのコマのナナセちゃんは確かに可愛かった

めっちゃ女の子でした

だってスカート履いてるんだもんよ…

砂埃にまみれて、めっちゃ飛んでヘディングとかしてたはずなのに、
学校で会ったら女子と喋りながらスカートとか履いてるって、それめっちゃ女の子やん?

そりゃあ一瞬ビビりますよ
俺だってビビる
たじろいで、見なかったフリとかすると思います

声かけられても聴こえないふり

ていうか街で知ってる人見かけても、未だに見てないふりして出くわさないように動きを変える俺は
ロクに言わせるともう手遅れなやつだったりするんでしょうか


自分の行動の原因をしっかり認めて、その上で「それは悪かったから謝るべきだ」と普通に考えることが出来たソウシ
ナナセちゃんは、一発殴って許すという男らしい応じ方をしてくれました


いいですね
いいですね

こんなんするから、またソウシがふと「女の子」を感じた瞬間にビビっちゃうんですよね
そんでまたロクに背中叩かれたりケツを蹴られたりするんですね


幼馴染の思い出として、数年後に思い返しては恥ずかしくなったり照れくさくなったりするような場面が順調に重ねられておりますな
実に素晴らしい…


腹ペコのマリー

ちょっと順位が芳しくないので、応援票的な3位です

先週感想書くつもりだったのに書けなかったっていう負い目もあったりして


先週の引きで、タイガのシルエットが出てきた時には「そんな読者には偽物確定な展開してどうすんだ」とか思ってたんですけども
よくよく考えたら、これはひょっとして本物かもしれないとか思ったんですよ

どういうことかというと、本物のタイガの体であるということです

「事態 悪化しとるやん」によって何処かへ消えてしまったタイガの体
体の行方はギャグ的に処理されていたのかと解釈していたんですが、実はどっかに残ってて、
そこに何かが乗り移ったりした状態で現れたのだとしたら、これはかなり話の本筋に触れる展開なのかもしれないと思ったんですよ

そんで、ちょっとワクテカしながら今週の展開を読んでみたら、マモルでしたというオチ…

オイコラとか思いながら「田村先生らしい…」とも感じましたが、ちょっと物足りなかったのも正直なところ…

だったはずが、まさか今週の引きの方こそ本命ということでいいんですかね
何か今度こそタイガの体っぽいですよ

しかし気になるのは、何やら聞こえてくる誰かの囁きが、マリーが捕まった時と鷺宮さんが危ない時と両方発動していることです
マリーの時だけとかならまだわかりやすいのに、鷺宮さんにも反応してるのはタイガの意識と関係がありそうな感じもします


さてさて
順位的にはこの勝負の中でもう少し設定を明かしつつ、決着と同時に打ち切りみたいなことも可能性がありますが
果たしてどんなんでしょう


 




2017年夏アニメ 今度の栄養源はこれ!

さーてね

今年もまたこの記事を書く季節になりました

期の変わり目恒例の俺の栄養源選択記事です
今季のアニメの話をするための雑談用コメ欄を用意する記事のような面もあるみたいですがw




春アニメは原作を知ってる作品ばかりで非常に面白かったですね
原作のそれぞれの場面をどのように演出してくれるのか、毎回楽しみにしながら見ることが出来ました

あ、でも1個だけ原作知らないやつを最後まで見続けてしまったのがあったか…
前期のこの記事に載せてなかったのに結局最後まで見てしまうなんて、何というロクでもない作品もあったものでしょうか



さーてそれでは夏アニメはどんなんなるでしょうかね

まずは継続枠のこれが外せない作品でしょう




ヒロアカ2期

僕のヒーローアカデミア

1クール体育祭編までで終わると勝手に思っていたので、2クール目突入したのは普通に驚きでした
ステインまでやるんですね(;^ω^)

これはまた重たい展開になりそうですが、どれだけ重厚に描いてくれるでしょうか
原作でも充分盛り上がったところだけに楽しみですね











 以 上 




と、いうわけで、この夏に俺の栄養源となるアニメは春から継続のヒロアカのみとなりました

いやー、1個だけってのは今までなかったことですね
4つ以上とかは時間的に結構辛いんですが、1個だけというのも少なくて栄養不足になってしまいそうです

まあでも仕方ないですね

一覧を一通り上から下まで眺めてみた上でそれでも継続のヒロアカ以外が引っかかってこなかったんですから…


ということで、夏アニメは史上最小の1個だけでいきたいと思います!










……




いや、やっぱ無理



1個だけは無理だろ…常識的に考えて…


なので脳内センサーの感度を調整しつつ、ググって出てきた一覧を何回か見直してみましたよ

そうしたら次の2つが引っかかってきました





バチカン奇跡調査官

バチカン奇跡調査官

日々多くの申請がなされる「奇跡」に対して、その真相を調査官の主人公たちが調べていく…って感じの作品でしょうか
ひょっとして俺の大好きだった特命リサーチ200X的な雰囲気なのかと思ったら俄然気になってしまいました

PV見る感じでは超常的要素もありそうですが、フィクション内での不可思議現象に全部細かい理屈付けができるわけもないでしょうから
多少の超常的要素は別にありかと思います

「奇跡」の真相調査と超常的要素のバランスが気に入れば、好きな作品になるかもしれません







はじめてのギャル

はじめてのギャル

密林で時々見かけてて、1巻だったか2巻だったかの表紙が気になったことがあったんですよね
結局買わずじまいになっていますが、アニメになってたんですね

絵の可愛らしさは認識していましたし、原作を買うまではしていませんがアニメならまずはちょっと見てみてもいいかもしれない…かなと

ヲタ系主人公とその正反対のヒロインとのラブコメって意味では、今週某雑誌で始まった新連載作品よりはイケるだろうとも思ったりして



と、いうわけで
今度こそ、この夏は以上3つのアニメを栄養源にしてみることにしましょう


 




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Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



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