社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ゆらぎ荘の幽奈さんの新展開に期待できそうな2017年週刊少年ジャンプ19号感想その2

2017年週刊少年ジャンプ19号感想その2

やっぱりポロとU19が書きにくい…
ポロの方は新キャラに次ぐ新キャラで今いち軸が定まってないように見えるからなのか
U19は悪い意味でこちらの予想通りになってるからなのか


・ROBOT×RASERBEAM
・食戟のソーマ
・腹ペコのマリー
・特別読み切り クロモリクライム
・ゆらぎ荘の幽奈さん



ROBOT×RASERBEAM

鷹山の幼少は黒くなかったのか…
というのが一番驚きました

内容の方はね
まあ、よく言えばじっくりとしたスピードで大体予想通りのことをやっていますので
まだまだ見切る段階ではないのかなと思ったりしていますけども

しかし主人公に全然華がないというか、主役感がさっぱりなのが気になります

ロボってあだ名にはぴったりなのかもしれませんが、とにかく顔に表情がないのがその原因なんですかねえ
目には感情がなくて、眼鏡は野暮ったくて、そんで言動は無機質とくれば徹底的なまでの味気なさです

おそらくは意識してそう造形しているんでしょうから、後々カタルシスのある場面が用意されているんだろうとは思いますけども

目覚めた、みたいな展開でやたらカッコいい顔になったりしたら違う意味でハマるかもしれない(;^ω^)


食戟のソーマ

一色先輩は紀の国先輩と並ぶ名家の出身でした
それでいて2人は幼少の頃に交流があって、紀の国先輩が努力と練習で身につけてきた技術を一色先輩は割とあっさり会得してきていたそうな

やっぱり一色先輩に主人公感があるなー

幼馴染で片方が反目してて、でも出身は並び立つ名家なんて主人公とヒロインの王道の1つですよ

十傑の席次も、余力を残して本気を出していなかったから下にいただけとか…
それなんて城一郎?

主人公感に続いて主人公の親父属性まで入ってきました
いや、手を抜いてランクを下げてたってのは主人公でもよくあるパターンですかね

自分たちの代の最強、なんて話を上の席次の側から言われてる様なんかはまさに城一郎と堂島先輩の関係を彷彿とさせますけども

しかし、そんな主人公感を持つ一色先輩が「君は負ける」と断言しました
本当の主人公である創真に負けると

紀の国先輩にとっては得意料理という以上のテーマであるはずのそば対決で、負けると断言されるとは屈辱だったことでしょう

それが創真の調理を見て顔色を変える


カップ焼きそばとか言ってましたけど本当に焼くとは思ってませんでしたw
焼きそばなら多くの人に親しみのある料理だからってことですかね

そう考えると、この対決にはかつて黒木場とぽっと出先輩の勝負時に見出したようなイデオロギーの側面を見て取れるように思えます

そもそもこの食戟自体がそういう性質を持っているので当然といえば当然なのかもしれませんが

「定食屋であること」を自身の強みとして、誰でも美味しさがわかる料理を目指す創真に対して
「名家の生まれとして、磨きに磨き上げた技術」を武器とする紀の国先輩

これで紀の国先輩が作る品が、「その凄さや味が一部の通だけに理解できる料理」であったならば
創真の作る品と対照的になり、それはそのまま両者が是とする料理信念の対照となります

すなわち、自由に誰にでも味わえる料理を作ろうと欲する創真たちと
一部の崇高な者たちだけに理解できる「真の美食」を掲げる薊たち

その衝突がこの対決カードに象徴されている可能性があるかもしれないわけです

以前の黒木場とぽっと出先輩の時は、ものすごいドヤ顔感想でそれを指摘した割に
その次の回では全く触れられることなくスルーされたという前例があるのが気になるところですが(;^ω^)

この最後の勝負の場で今度こそそういう側面が描かれるんじゃないでしょうかね


腹ペコのマリー

弁当の作画がやけに気合入ってるように見えるのは俺だけでしょうか
何かすごく細かく描き込んであるような…

そらマリーもタイガもワクテカになりますわ

なのにそれを弁当箱ごと口に入れた蘭城マジ鬼畜

いや、普通に考えて弁当を箱ごといっぺんに口に入れるっておかしいよな?
間違いなく間違ってるはずなのに、どうしてそういう行動ができるんでしょう

欄外に気分屋とか紹介されてますけどそういう次元の問題じゃないこれ…

何というか、そこの不思議さを引き金にしてその後の骸骨召喚展開までごまかされてしまったような勢いがあります

あの骸骨たち、最初は皆には見えない霊的なアレなのかと思ったんですけど、リアルに召喚されてるんですね
当時のフランス人のイメージなのか、ぐるぐる髪型みたいな骸骨までいるのが芸細かい

けどそれで召喚された骸骨たちのやることが見つけた奴の服を脱がそうとするって何なんだよw
いや、ユズちゃんを脱がしてたのはものすごいいい仕事してましたよ?

田村先生こういうのも描けるんですねえ
骸骨に無理やり脱がされようとしてるのを顔真っ赤にして耐えてる女子とか、何か非常に新鮮でした


その危機を収めるために登場した鷺宮さん
袖が片方ないのは、屋上に来るまでに骸骨にやられたからでしょうか

お弁当はもう1こある…って、それひょっとして自分用じゃ…
自分のまで分けてくれる鷺宮さんマジ天使

脱がすだけ脱がして、弁当もう1こ見つけたマリーの気持ちに合わせて昇天していく骸骨たちマジ意味不明w
そしてラストのページで、脱がされまくった胸を隠したまま呆然としてるユズちゃんマジ可愛い


特別読み切り クロモリクライム 原作宮田英俊 作画仁志裕介

ワンピが休載だったのはこれを載せる枠を開けるためってのもあったんですかね

ロードレースをテーマにした青春スポーツもの…でいいのかな


手垢の少ない競技を王道のパターンでまとめたんだなというのが読み終えた最初の印象でした
他誌はともかくとして、ジャンプ読者としてはロードレースに馴染みのある人はそう多くないでしょうから
ジャンプの得意なパターンで展開させたんだなという感じです

おかげで競技性という部分はあまりなかったですね

悪い言い方をすれば、素材の珍しさに頼って普通に仕上げただけというか
テーマとする競技がロードレースでなければならなかった理由が今ひとつ感じられなかったのは残念なところです

それでも、ヤマ場を登り坂のデッドヒートに持ってきたのは一工夫だったでしょう
いやひょっとしたら他のロードレースマンガでも鉄板の展開なのかもしれませんが

自転車での登り坂がきついことは読者にも想像がつきやすい部分ですから、そこでの攻防を盛り上げ部分に持ってくるのは
構成として間違ってないと言えます

ギアを変える云々って部分は…
そういう自転車に乗ったことがない俺としては何とも言えないな…(;^ω^)

個人的には、こういう競技ものを描く時には、その競技の面白さがどんなところにあるのかというのを演出してもらえたほうが
読みやすいと思ったり

身近でない競技ならなおさらですね
ロードレースって競技を俺が全然知らないせいで余計にそう感じるんでしょうけども


ゆらぎ荘の幽奈さん

コガラシくんが拐われる展開になるとは意外でしたね

八咫鋼とは御三家の一角で、コガラシくんの師匠だった模様
その八咫鋼が仇というのは、大天狗を殺したか封じたかしたってことですかね

コガラシくんが手にかけたわけではなく、彼の師匠かさらにその先代とかがやったことなのでしょう


バトルマンガよろしくその場で数回の攻防がありましたがいずれもゆらぎ荘側があっさり負けてしまいました
でもその攻防が温泉の真上で、攻撃を仕掛ける女子は全裸ってのがこの作品らしさなんでしょうか

狭霧は霊装結界纏ってましたけどw


八咫鋼が変化の術に弱いというのは、以前葉札術でボディソープに変身させられた時に何もできなかったことが伏線になってたりするんでしょうか
伏線と言うにはあまりに普通というか、变化させられたらどうしたらいいかなんてこっちには想像がつきませんので「変化に弱い」と言われてもピンときませんが


で、ピーチ姫よろしくコガラシくんは拐われてしまいましたが…

こっからどうするんでしょうかね


これが単純なバトル漫画なら拐われるのはもちろんヒロインの役目で、残った主人公たちは相手との力の差を埋めるため修業に入るのが通常のパターンです
あるいは本作の先達と言えるだろうToLOVEるならば、リトさんが拐われたとなったら戦えるヒロインズがすぐさま全員で敵地に乗り込んでいくことでしょう

しかし本作においては、その選択肢が必ずしも妥当ではないんですよね

それは、今回描かれたような戦闘力の差ももちろんですが、何よりのポイントはこれまでの展開において作中最強はコガラシくんだったという点に尽きます


リトさんは戦闘力で言えばただの人間ですから作中で最弱でした
ただし女性に対してはゴッドハンドを備えた突発性ハレンチ症候群により最強の対処ができる主人公です

対してコガラシくんの場合、そのようなスキルは(今のところ)ありません
女は殴れないことを明言しており、いわば女性への対処は作中で最弱
しかし戦闘力でいえば竜神をも一撃で吹っ飛ばすほどであり、序列がはっきり描かれたわけではありませんが作中で最強の実力を持っていると言っていい主人公でした

本作とToLOVEるとの明確な違いはここにあるんですよね
リトさんは、バトルとなれば基本的に守られる側の主人公ですが
コガラシくんはヒロインたちよりも強いため、むしろ先頭に立って戦える主人公なのです

その最強なコガラシくんが女妖怪に拐われてしまった今回のシリーズ

エロ多めのコメディとして、あるいは複数のヒロインが主人公を好きになるラブコメとして、これまで進展してきた本作が
それらの内容と一線を画する展開になったという位置づけができるんですね

単純なバトル漫画でもなく、最も性質の似た作品となる『ToLOVEる』との相違も明らかな本作
それならば、読者の予想しなかったような新鮮な展開や演出を見ることができるのではないかと予期されるのです

本作に対する需要を考えればコガラシくんを拐った2人がいずれ脱がされ要員となる可能性は高いですが、
戦闘力や仇という要素を踏まえると、そこでの関係性は違ったものとなる可能性もまた高いでしょう

この新展開、期待していいんじゃないかと思います


 




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ジャンプ歴20年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。そして邑楽派。



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