社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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腹ペコのマリーが予想外だった2017年週刊少年ジャンプ14号感想その2

2017年週刊少年ジャンプ14号感想その2

新連載が増えるたびに感想書く作品が増えてるのがきついかもしれない…


・腹ペコのマリー
・僕たちは勉強ができない
・U19
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・食戟のソーマ


腹ペコのマリー

予想外の展開を見せてくれました
ここまで含めてプロローグというか、設定の全部なんですかね

TSというか入れ替わり的な感じっぽい…


体と人格が逆になってるとは完全に虚をつかれましたよ
ひょっとしたら予想した人はいるかもしれませんが、TSだーっつって身構えてた俺はすっかり騙されました

その上告った事実を本人は覚えてない…のか?
雷直撃と入れ替わりの衝撃で前後忘失してるんですかね

告られた事実をヒロインの側だけが知っているラブコメってのもまた新しいような気がしますなあ
つまりはタイガの芯がぶれない限り、彼の行動が鷺宮さんにはずっとそれを前提として映るわけですね

今回暴れた一件については、何故か姫様として崇められる感じになっちゃいましたが…
告白の事実を覚えているのなら、姫の姿をしたタイガの行動が大体にして自分のためのものであることに気がついていくのでしょう
その時の鷺宮さんの反応は非常に楽しみなものがありそうですねえ


「上の者」ってセリフが出てきましたが、何か組織的なものがあるみたいですね
何をしようとする組織なのかも気になりますが、その中で人格と体を元に戻す方法を探していくことになるんでしょうか

バトルラブコメっていうくらいですから戦うんですかね

バトルプリンセスが無双しつつラブコメる作品…という認識でいいのかな?


僕たちは勉強ができない

扉絵が1人だけなことで、今週が単独メイン回であることを示すという扉絵の利用法

先週出てきた3人目が早速引っ掻き回すのかと思ったら、個別の回を描いていくとは

行動的な3人目のおかげで主人公たちを動かせるようになったということでもあるんでしょうね

文系っ娘の掘り下げは、何やら親父がヤバそうな奴であることと、押しに弱い性格というのが明かされることになりました

押しに弱いってのは、ひょっとしてアレか
文系的に相手の気持ちを察しすぎるからとかそういうのもあったりするんですかね

親父の件も、お母さんの星を探したいっていう願望を合わせると何やら複雑な家庭環境が見えてくるようなこないような…

無事に主人公の好感度を上げることができたわけですが、次は理系っ娘回か?

個別回をやろうとするには、どうしてもどこかで主人公と2人の状態になることが必要ですが
その状態づくりは何だか難しそうですね

今回は、理系っ娘が家のお店の手伝い、人魚姫が部活って形で早々に退場させることができましたけど
話が進んでいくにつれて試験日も迫ってくるわけで、手伝いやら部活やらより優先しなきゃいけなくなってくるはず

文系っ娘を退場させる時の理由にどんなのがありそうかもわかりませんが、話が進んで作中の時間が進めば進むほどに
勉強自体の優先度が上がることで、個別回を作りにくくなる可能性があるような気がしました

話が進んでるほどフラグも強くなってるはずで、個別回の必要性が高まってると思われますが
設定がそれを許さないジレンマを生むようなそんな気配

考えすぎかな?


U19

うーむ…
展開のじっくりさが悪い方向に働いているような…

3話目までをゆっくりと描いて、そこからはテンポよく進んでいくのかと思ったら
まだまだゆっくりでした

この4話でやったことは、ガレキの設定説明と主人公の勧誘のみ

じっくり描くのはいいんですけど、じっくり描くべきところを間違えているような気もします
ここは1話もかけるようなところじゃないような…

委員長とかせっかく熱く語ってるのに、じっくりさが悪い方に逝ってるせいで読者を引き込む力が弱くて
なんだかなーって目で見てしまいます

まとめサイトの正体とかは後回しでよかったんじゃないかなー

それよりも、国家転覆の方法をもっと具体的に説明してもらうほうがよかったように思います
いくら特殊能力あるからっつって首相を拉致して国会占拠ってだけでは、あまりにも抽象的です

子どもたちの集まりだからどうしてもそういう発想にしかならないってことだとするなら、それはそれでヤバイですし

やっぱりブレーン的存在になれる反大人党の大人キャラが必要かな?


ゆらぎ荘の幽奈さん

またしても扉絵を上手く使ってきますなー
おっさんどもが温泉に入ってくるなんて今のゆらぎ荘ではありえないことなので、こちらとしては当然のごとく見た瞬間に違和感を抱くんですが
どういうことなのかは本編を見ればわかるようになっています

それにしても割と踏み込んだような気がしますねえ

明かされた内容自体は、生前の幽奈の姿1カットのみでそれ以外の詳細は何もかもわからずじまいなんですが
それでも「わからないことがわかった」というだけでもかなりの進歩のように思えます

特に、生前の幽奈がゆらぎ荘を訪れていないという点は不思議すぎますよね
検索可能期間には、って条件付きなので実際のところはまだ確定できないのかもしれませんが…

第1話では言ってましたしねえ
「自分が生前泊まっていたこの4号室でしか寝られない」のだと

それが正しいなら間違いなく彼女はこの場所を訪れています


だというのに、幽奈が幽霊となった時にゆらぎ荘に本人がいなかったというのはわけがわからないと言えるでしょう
そのことが判明したのなら、幽奈の死因はわかるんじゃないのかって思いましたが、それも不明扱いされました

幽霊の幽奈が現れた時=彼女が死んだその時?にゆらぎ荘にいなかったことはわかっても、
どこで死んだのかは材料が少なくて探せなかったということでしょうか


生前の姿やその詳細についても式神の演算中という理由で先延ばしにされました
これは情報を出すタイミングを作者が自由に設定できるための布石になるわけですが、ここまで描いた以上は
ある程度詳細は決められていると考えていいでしょう

特に、生前の彼女が着ている制服ですよ

これコガラシくんが通ってる高校の制服と同じですよね?

コミックス3巻の表紙とか見たらよくわかりますけど、千紗希ちゃんが同じ制服着てるんですよ
ていうか葉札術で受肉した幽奈が今まさに着てる制服と同じなんですよ
つまりはあの学校の卒業生かまたは失踪した学生とかその辺に名前がありそうな気がするんですけども

どうなんでしょう
制服のデザイン自体はありふれたものっぽいんですが、それでもこういう作品で同じ制服とくれば学校も同じと考えるのが自然だと思うのですけども

車椅子ってのもね
怪我してるようには見えませんが、体が弱かったとかそういうことでしょうか

ていうか髪の色が随分違ってますね
顔立ちはもちろん似てるように見えますが、髪の色は全く異なっているようです
これにも理由があるんでしょうか

後ろにいるのは男性…かな?
吹き出しの位置からすると確実にわざと隠されているので、年齢層さえわかりません
親父なのか兄貴なのかあるいは友人なのか

わからないことだらけですねえ
しかし、何がわからないのかわかったってだけでも手がかりが増えたんですから前進は前進ですね


謎が深まるばかりでまだまだ未練を晴らすことができそうにないからって、俯きつつ詫びを口にする幽奈に
今さら追い出したいなんて思っちゃいない、と言えるコガラシくんはやはりイケメンですな

先週ちゃーんと幽奈の様子に気づいていたことを伏線としての明言ですよね

これも第1話で、ゆらぎ荘にいる幽霊を追い払ってくれたら家賃をタダにしてやるって大家さんから言われていましたが
今となってはコガラシくんにそんな気はすっかりなくなってしまっていると

プレゼントの手編みのマフラーもなかなかいい雰囲気になったところで渡すことができた幽奈
制服デートに相性占いにクリスマスプレゼントとイベントを次々こなした幽奈は、3人娘の中でかなり抜きん出たと言えるでしょう

マフラーをお互いに譲り合ってるところに兵藤くんたちがやってきて、美少女とイチャついてるコガラシくんを見つけるってオチが
何だか唐突なように感じられたのは、それだけここまでの内容が濃密だったからでしょう

たぶん上手に締めようとするにはページが足りなかったんでしょうねえ

あるいはわざとこういう形にしたのだとするなら、それはあえて物足りないような感覚を抱かせる締めにすることで
2人の制服デートが終わった感じを出さないようにしたとか

この後ゆらぎ荘に帰り着くまでの妄想の余地を残した、みたいなことだとすれば読者の余韻までも踏まえた構成だと考えることもできるでしょう


俺としては、それよりも兵藤くんが学校であの美少女のことを問い詰める話から千紗希ちゃんや雲雀が幽奈とデートしていたことに気がついて
焦りを深めたりする展開を希望したいわけですが…

もしくは、いよいよ幽奈をクラスメイトに紹介する展開とかね


食戟のソーマ

順位低っ!
どしたんですか急に

巻中彩色で上に来てるとは言え磯兵衛よりも下になってるとか逆に笑えてくるんですけど


えりな様が反抗したのを受けて、気になる薊の反応は意外にも落ち着いたものでした

自分に歯向かったことに驚きつつ、しかし冷静な振る舞いは崩さずにえりな様にだけ別の条件を提示する…という

予想もしなかったことに愕然とするでもなく、烈火の如く怒り出すでもなく、
淡々と「それなら」って違う条件を示したことからは薊の底をまだまだ測れないかのような感じになってはいますが

でも器は知れましたよね
あー、やっぱりダメなんだなこいつはっていうのはよくわかりました

1つには、落ち着いた言い方をしていながらも目が隠されている作画です
表情を隠す意味で目を描かないこの作画は、冷静に振る舞っている薊の態度が本心ではないことを示すものといえるでしょう

だからきっと、列車に乗って1人になったらやるんでしょうね
手袋の上から爪噛むの

その辺の見栄を気にするあたりからトップとしての薊の器を測れます


2つ目に条件の内容です

創真たちが負けた時、創真や田所さん、タクミは退学で、城一郎はもちろん先の条件通りですが
えりな様だけは退学ではなくセントラルのために、父のために一生言うことを聞いてもらうということになりました

要するに城一郎と同じですかね
真の美食のための犬になれと

この条件がもう器の小ささを露骨に見せていますよね

今までも散々言いつけを守れ守れと恐怖支配しておいて、たった1回歯向かわれただけでこの要求ですよ
上に立つ者としては非常にしょっぱいですね

ていうか何よりも、勝負に負けたら一生自分に絶対服従だとか、実の娘に向かって言うセリフではありません

家出の時には「意思を尊重しよう」だとか、これまで傍目には「普通のいい父親」に見えるような言動を取っていた薊ですが
ここで示したこの条件こそは、薊がえりな様をどう見ているかというのを如実に示しているものです

つまりは道具でしかないのだと

緋沙子ちゃんが「鍵」と言っていたえりな様の重要性
薊の計画におけるそれは今でも変わっていないのでしょう

だから薊は、えりな様にセントラル側で戦うように指示し、それを拒否られたら負けた時の条件を追加した

それなら、えりな様が協力を拒絶すれば薊の計画は果たされないんでしょうねきっと

もしもこれからの連隊食戟に負けたとして、今回薊から言われた条件に素直に従うかどうかはまた別問題でいいんですよね

それもまた子供の我儘としてね

もちろん、正面からぶつかって負けておいて、その代償に応じないってのは少年漫画的にはアレなんですが
代償の中身が自分の一生であることを踏まえればそれもやむ無しと言えるでしょう

…って負ける前提の想像をしても仕方ないんですけども



アドレナリン出まくりのえりな様がとっても可愛かったですねえ

目をギラつかせて息は荒くて
ふんかふんかふんすかってw

こんなに興奮するくらい勇気を出したんですねえ

勢いで「勝てば自分が第一席」とか言い出した時には「おおっw」とか思いましたけど
タクミの言うとおり、女王らしいえりな様の態度がここに来て頼もしく感じられるのは見事な印象の転化です

…すっごい主人公っぽいそのセリフをタクミが言ってるってのが気になるんですけども(;^ω^)

そういう時にヒロインの変化をしみじみ言う役って普通主人公じゃないの?
ん?違います?


創真は何してんのって思ったら、さっきの第一席発言にぶすーっとしてました
おい主人公w
気持ちはわからんでもないけどタイミングw


言い合いに城一郎まで参加させようとする創真のコスいことw
でも何か夫婦漫才的な雰囲気を感じたのは俺だけでしょうか


とは言え、創真もしっかり決めてくれました


城一郎に続いて自らの一生を懸けると明言したえりな様に自分たちの生徒手帳を渡して「命を預ける」と断言
先頭に立つ人物としてのえりな様を全面的に信頼する意思表示ですね

同じ薙切の人間を戴いての勝負という図式になりましたが、恐怖で支配する薊に対して、自らの言葉と意志と行動で自分に命を預けさせたえりな様
いわゆる暗君と名君のような対比として典型的ですね

鬼滅の刃でも同じ構図になってるように、対比自体は少年漫画における王道のパターンです

あっさり時間を飛ばして次回から早速勝負が始まるようですが、じっくりと見せてもらうことにしましょうか


今回の話し合いでは、お題食材とか初戦は誰と誰だとか、一色先輩たちとか
その辺が一切ノータッチでしたけど、それも次回かな?


 




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