社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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今週のジャンプヒロインズベストショット集!まとめました

ジャンプヒロイン

2013年週刊少年ジャンプ全52号 ヒロインズベストショットまとめ



アイキャッチ画像は適当に選んだんですけど

ようやく完成しました


今年のジャンプ1年分全52号におけるヒロインズベストショット集
そこでベストなショットに選ばれたカットたちを、簡単な説明とともにまとめてみました

それぞれの号のベストショット集へのリンクも載せていますので、どうぞ



 




日常の裏の意外な事実を劇的に描く…『名探偵マーニー』木々津克久

名探偵マーニー

名探偵マーニー 木々津克久



現在6巻まで発売中


この作品もまた、このブログを通して出会うことのできた感慨深い作品です



父親を探偵に持ち、自らも女子高生でありながら探偵を名乗る少女・マーニーが主人公


名探偵と言っても殺人事件を解決するのではなく、遭遇するのは身の回りの人から頼まれるちょっとした困り事が主で
その困り事に潜んでいた意外な事実を解き明かし、「決してありえないことはない」ような人間ドラマとして描きます



この「ありえなくはない人間ドラマ」が本作の最大の魅力といえるでしょう




依頼を調査していくうちに判明する事実は、我々読者も身近に感じるような日常的なものではなく
「ひょっとしたら遭遇するかもしれない状態」ばかり



マンガだから、と言ってしまえばそれまでですが

そこに何かを感じるかどうかでこの作品を面白いと思うかどうかも変わってくるでしょう




毎回1話完結で描かれていく、依頼者と関係者にまつわる意外な事実

これが普通と違って感じられるのは、どこか味わい深く、また感情的に描かれているからでしょう



事実を突き止めた後、マーニーは決してそれを大々的に説明したりだとか公開したりだとか
そんなことはしません


ただ「依頼者にとって、またはお互いにとって一番いいと思う方法」でその事実を告げることを心がけています

だからその事実に対する感情的な側面が強調されることになる



そのことが、読んでいるこちらに対しても何らかの感情を呼び起こすこととなり
結果、もっとそんな話を読みたくなって気がつけばひたすらページをめくっている



週刊連載で毎回そんな「意外な事実」や「感情的側面」を描くのは非常に大変だろうと思います

ネタ切れの心配は常にあるのでしょうが、しかしそれよりももっと致命的な懸念があります
いつも1話完結のために話がいつもぶつ切りとなって、世界観に広がりも奥行きもなくなってしまうことです

それがネタ切れとも重なると、話がすっかり薄っぺらくなってしまう可能性があるのです


1度依頼者だったり関係者として登場したキャラをその後普通に登場させることで
どうにか奥行きを持たせようとはしているようですが、不十分なままにとどまっていました


そこでの広がりがないということは、キャラの持つ背景も特に触れられないということであり
例えばマーニーが普段は父親と2人暮らしな理由とか母親の行方とか

そうしたバックボーンには一切言及のないまま、ただ依頼があってそれを解決していくばかりで
話が進んでいく


ネタ切れと同時にマンネリの危険もあるわけですね



「メカニック」というマーニーとどうやら深い因縁を持つらしいキャラは
そうしたところから出てきた奴だと思います


何話かに1回の割合でメカニックの正体や関係者に迫る話が描かれますが
その時は作中世界の謎の一端が明らかになるような、そんな緊張感があるのです


例えるなら、同じ名探偵を冠するマンガである「名探偵コナン」で
黒の組織にまつわるシリーズが描かれる時と似ているでしょうか

あるいは『ONE PIECE』でグランドラインや世界政府に関係する新事実が発覚する時のような
緊迫感と衝撃


メカニックにまつわる話の時は、それらに近いドキドキ感があるのです


これによって物語が一気に引き締められたことは間違いないでしょう
同時に、普段通りの依頼解決の話であっても読者を油断させずに読ませることができるとなれば
「事実」の感情的側面にもより注目させることができるのではないかと思うのです





それにしても、マーニーの推理力には驚かされるばかりです


ありえないことではないだろうけど、普通ならそんな発想出てこないよということにも
しっかり気がつく彼女の思考力


女子高生なのに一体どんな人生経験をしてきたんだと言いたくなるような、そんな気づきの持ち主です

加えて、テグスを使った護身術の心得もあり、メカニックという正体不明のキャラに迫っていく緊張感の中にも
マーニーならきっと大丈夫という安心感も内在させています


これだけの要素構成とキャラたちを持っているとなれば、現時点での作品としての完成度は非常に高いといえるでしょう


分析的に1つの作品として見るのも、また何も考えずにただ楽しむために見るのも
どちらにも向いている良作です








 




ブログのレビュー記事を読んだり書いたりする理由はこれしかないよね

一緒に『あの花』を見に行った先輩から聞かれたことがありました


「そんなに小難しいこと考えながらアニメ見たりマンが読んだりして疲れない?」




その先輩はこのブログもたまに読んでくれたりしてくれていて
ジャンプも読んでるので、たまにいくつかの作品の今後について話をしたりすることがあるのですが

感想記事や若干の考察シリーズに書いてるような内容も交えて話したりすると
「おおなるほど」なんて言って驚いてくれたりします


で、「そんなことまで予想したりするなんてすげえな」とか言われたりするんですが
それに続けて言われるのが冒頭の問いなんです


演出がどうのとか
コマ割りがどうのとか
伏線だの都合良すぎだの
そんなことをいちいち考えながら見てるのって疲れないかと
そういう疑問なんですね


まあもっともというか、普通は確かにそんなことまで考えながらマンガ見ないしアニメも見ないよなーと


自分のほうが変人であることは自覚していて
それでもそんなことを考えることはこれからも辞めたくないと思うんですよね


じゃあそれはなぜかと言えば





やっぱり、作品をもっと楽しみたいからなんですよね





どんな作品でもそれを作った人がいて
作った人は何らかの感情を込めて製作にかかっていて
込められる感情の中には間違いなく「面白いものにしたい」っていうのがあるはずで


だから面白いものにするために、作る人は色々と工夫を凝らしてるんだと思うんです


初見でわかるような単純で簡単なものもあれば
何回か見ないとわからなかったり
あるいは作者の志向や他の作品も知らないとわからなかったりするようなこともあるんでしょうけど


でも作品を作るにあたっての大前提として、
「いかに面白くするか」っていうのは全ての作者が抱く感情のはずなんです




だから、それを見る側となる俺は
作者が考えた「面白くなる工夫」を少しでも理解したい、気がつきたい

そう思うんです


で、その気がついたことを人にも教えたい

自分の好きな作品に関して、読んだら新しい発見があるレビューとかみんな見たいでしょ

さすがに毎回というわけにはいかないんでしょうけど
たまにそういうことがあるだけでも違いますよね

自分でもそういうレビューを書きたいし
また、自分が気づかなかったことを人のレビュー読んで気が付きたいとも思うんです


そのほうが、作品をもっと好きになれるはずだし
作者のことも好きになれる

何より、作品をもっと面白く味わえるのなら絶対そのほうがいいだろうなんて


全部の作品じゃなく、何となく気に入った作品にしかそんな姿勢になれないのは
ある意味では仕方ないとも思いますが
でもほんとなら全部の作品に対してそんな風に思いたいですよね


そのほうが間違いなく今より充実できるはずですから


ただ現実的には、時間的制約だったり感情的趣向だったりのために
そんな気持ちで接する作品はやたらと限られてきてしまうのが実際なんですが…


でも気持ちだけはいつでもそう思っているんです

だから小難しいことを考えながら見ていても、ちっとも疲れないんです
むしろこれでもかってくらいのめり込んでいます

例えるならゾーンに入ってるようなもんですね


一番はジャンプの最新号を読んでる時がその状態です
その次は、アニメの神回とか見た時
1回目で圧倒されて、2回目は普段よりも分析的に見る感じになります


それもすべては、もっとその作品を楽しみたいし味わいたいため



何かに気づいて面白く思えたり、作者の意図がわかってニヤリとできたり

そうすると、作者だって作りがいがあると思ってくれることでしょう
それでまた作品が面白くなるのならこんなにいいことはないですね


そんな雑感記事



 




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rexel

Author:rexel
ジャンプ歴20年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。そして邑楽派。



コメント返信の方針を考え直し中。



ついったー。

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