社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ニセコイ 4大ヒロインのうちマリーが特別な存在である1つの理由


2013年ジャンプ48号_1


コミックス読み返していて何かふと気がついたというか、思ったことがありました


もしかして、これがマリーの魅力の源泉というか、根本に繋がっているのだろうかと思うような
彼女のキャラ性の根拠


本音と真意と感情が交錯するラブコメというマンガにおいて、あるいは異質と言えるかもしれないマリーの特徴が
あったんです


それは、他のメインヒロインである小野寺さんや千棘や鶫にはないもので
マリーだけにあるもの




モノローグが極端に少ないのです





いやほんとに


他の3人のヒロインたちに比べて、あまりにも圧倒的にモノローグが描かれている率が少ないのです


初登場した4巻から最新8巻までの間で、マリーのモノローグがあったのは
ロミジュリの舞台に乱入して、ジョセフィーヌの設定を騙って楽に迫っていた時と
留年の可能性があるからと勉強会をすることになったものの、
いつのまにか寝ていた自分に楽が毛布を掛けてくれていたことに気がついた時と、
実際の試験で点数を考えている時

また8巻最後の回で、ヤクザとマフィアとSATの抗争でバイト先が潰れてしまったら
バイト代が稼げなくなる→理想の家が買えなくなる、ということを考えていた時、くらいでしょうか


とにかく少ないですね



ラブコメとは、キャラたちの本音と建前や、それをごまかそうとするのが多くなったりするものですが
本音にあたるモノローグがほとんど描かれないというのは実は異質なことだと言えるでしょう


しかし、それがマリーというキャラの魅力に間違いなく繋がっているのです



少年マンガのラブコメにおいて、「ヒロインの視点で話が展開する」という演出の方法があります

ニセコイで言えば、コミックス6巻第51話の「コレカラ」や
7巻第57話の「キヅイテ」とか、8巻第70話「テジョウ」がそれにあたる回でしょう


いずれも千棘と鶫の視点から、彼女たちのモノローグを中心にして話が展開する回で
その時々に彼女たちがどんなことを感じていたのか思っているのか、をモノローグによって
ストレートに描きつつ、そんな感じ方をしているヒロインの姿に萌えることのできる回です


それぞれ、ニセコイの各話の中でも良質な方に入る回だと勝手に思っていますが
マリーを主役としてそんな回が描かれたことはまだないんですよね


これだけのモノローグの少なさからすると当然といえば当然ですが
でもだからといってマリーというキャラが人気ないかといえばそんなことはないですね


じゃあ、モノローグが少ないマリーの描かれ方はどんな演出になっているかといえば

逆に男側のモノローグが増えることになっています



具体的には、マリーの言動にことごとく照れくさくなったり赤面したりする楽のモノローグですね



つまり、男の側の視点からヒロインの言動を見ることで、その様子に萌えてしまうことになっているのです


モノローグのほとんどない中で描かれる言動が、まるで本音がそのまま行動に現れているかのような印象も
同時にあることから、気持ちをストレートにぶつけられているような感覚に陥ってしまうわけです


まさに楽と同じ感覚を味わってしまうのですね


ここに、マリーというヒロインの魅力を生み出している源泉があると思うのです


「女の子のホントの気持ち」を強調することのできるヒロイン視点の展開ではなく

「男から見てドキッとしてしまう言動」を強調することのできるモノローグの少ない展開


この描き方ができるのは4人のヒロインの中でマリーだけでしょう
4大ヒロインにおける唯一の特別性をマリーは持っているわけですね


こうした描かれ方が今後も続くのか否か、
あるいは変化があるとすれば、それはマリーと楽との仲が進展したことを示す指標ともなれるでしょう


モノローグとともにメイン回も少なかったマリー


ようやく今回のシリーズで何かが明らかになりそうな雰囲気があります

それが楽との関係にどういう影響を与えるか、見守りましょう






ヒロインたちの葛藤は物語をどう動かすか… 『七つの大罪』第5巻

七つの大罪第5巻

七つの大罪 第5巻



5巻です


今回は誰が表紙かなーと思ったらディアンヌでした


思えば2人目の「大罪」として登場してきた彼女



そういえば今までそんなにフィーチャーされては来なかったですね

七つの大罪のメンツも今では4人が集まっていて、2人目の彼女は意外とキャラが薄かったかもしれません



それを補填するかのような展開が今巻には収録されています

すなわち、ヒロインとしてのディアンヌ
主人公で団長なメリオダスを想う女の子としての心の内が
とあるハプニングによって全面に押し出されているのです


ただそれが、単なるディアンヌのキャラ強化エピソードにとどまっていないのが
本作のいいところで



イタズラして欲しい構って欲しいオーラを出しまくりのディアンヌに対して
「大事な仲間にそんなことできるわけないだろ」と答えるメリオダス

読者としては、都合よくごまかしたなこいつ、という感じなのですが
前巻のラストで姉から七つの大罪の危険性を教えられたエリザベスはそんなふうに受け取りません

「じゃあ普段からイタズラされまくりの自分は仲間と思われていない…?」と不安になるのです


些細な部分ですがちゃんと物語の本筋と絡んで話が展開していることが、大きな安心感を生んでいます




しかし、やはり今巻の見所は、メリオダス対バンの戦いでしょう


街のイベントで素手での喧嘩大会に出場することになった彼ら
対戦の組み合わせがいきなり2人の激突となったことから、読者も彼らも一気にボルテージが上がるのです


そもそも今巻に収録されている回の主な話は、七つの大罪たちが持っていた神器の行方を探すことでした

その中で手に入れた情報として、大会の優勝賞品にディアンヌの神器があったことから
彼らが出場する運びとなったのでした


ここまでなら単なる神器探しの1つのシリーズなのですが、そこにメリオダス対バンの試合や
ディアンヌとエリザベスに起こったハプニングを絡ませることで一気に読ませる展開になっています


王道ファンタジーというにふさわしいこの飽きさせない話の構成はさすがです



内容は横道的な展開でありながら、実はしっかり本筋も進めようとしているこの大会エピソード

どうなるのか気になる要素がふんだんにあって、次巻も待ち遠しいですね




 




この一途さには敵わない…今週のジャンプヒロインズベストショット集!

今週のジャンプヒロインズベストショット集!


さあさあ今週も見て行きましょう


今週のジャンプヒロインズベストショット集です


今回もまた、4枚のカットがエントリーしてくれました







それでは今週のベストショットはこちら!














































2013年ジャンプ48号_1

渾身のデレ顔を決めてくれたマリーです

今までマリーをベストショットに選んだことってあったでしょうか
2枚目以降のカットとして登場したことはあっても、ベストショットとしてはなかった気がします

しかし今週はこれしかないでしょう



とことんまでの一途な気持ちをそっと口にしてくれた彼女

ずっとずっと願っていたことが思いがけず実現して、嬉しいあまりにテンパッて

あなたとデートするのをいつも想像していましたなんて、普通は本人に言えないですよ
それを言える気持ちの確かさと、大胆さと、真っ直ぐさ

これがマリーを可愛く見せてくれるんです


しかし今回のこのカットにはもう1つ、ありますね


想像が実現したことへの、何よりの嬉しさです

いつも考えているんです、なんてしみじみ言っちゃうその心には
叶ったことへの大きな大きな感慨が沸き起こっているのでしょう

緩む口元と対照的に、泣きそうになっている瞳

叶った嬉しさと、叶うまでが長かった切なさと
両方が同時に心に浮かんできて、でもやっぱり叶ったんだから嬉しいほうが勝っちゃってる
そんな表情です


いいですね
この顔は



普段が普段なだけに、ギャップの効果もあるのでしょう
しかしそのギャップがまた普段の行動の根拠にもなっていて、さらに大きなギャップとなって
それがまた普段の行動の動機になって…
という見事なサイクル

マリーというキャラの可能性はそこにあるといえるのでしょう

今まで少なすぎたマリー回
存分に魅せて欲しいですね






続いてはこちらのカット




































2013年ジャンプ48号_2

デフォルメされてちっちゃくなっちゃった小野寺さん

略してミニ寺さんです




小野寺さん今週の出番これだけですか?

マリーにはだいぶ萌えさせてもらいましたけど
小野寺さん成分が足りないですよ?


しかし小野寺さんは小さくなっても可愛いですね


すみません
この小野寺さんはどこで買えますか?



こんなサイズな手乗り小野寺さんとか想像するだけで悶えるんですけど


俺の肩にも乗ってくれませんか?





…なんか小野寺さんがハムスターみたいな扱いになってきました


次行きましょう










こちらです































2013年ジャンプ48号_3

センターカラーな小南先輩です

それぞれの教え子とともに支部の仲間同士で並んだ姿ですが
なんというドヤ顔でしょう


でも、後ろの髪の毛は寝ぐせですか?


身体つきはといえば…


服装のせいでしょうか
滾ってくるようなスタイルとはこのカットからは感じられないですね

それなりに胸部の膨らみはありそうですが
服の丸みが腰までいってるところからは、腰の太さまで感じてしまいます
くびれがそこまで感じられないのがいけないですね

でもドヤ顔が可愛かったので今回エントリーしてもらいました

葦原先生の描くヒロインには今後とも期待をしてみましょう





それでは最後はこちらのカット!






























2013年ジャンプ48号_4

恋のキューピッド焼野原塵より、ようじょになった誓いの門
略してチカちゃん(仮称)です



何でしょう
この不思議な可愛さ


なぜか吉丸におぶさって、1人勝手に深刻な顔をしているこのコマ
でも吉丸の肩にしっかり捕まっている左手が妙に可愛さを引き立てているのです

何というか、ちょこん、て感じで


ユリ子ちゃんがヒロインかと思っていたら、まさかこんなところに
伏兵がいたとは…


塵の行動を心配するあまり、彼女も相談室に入り浸ったりするんでしょうか
子供扱いするユリ子ちゃんの前で、正体隠すためにノリを合わせて子供の演技する様子を見てみたいですね








それでは今週はここまで!



 




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rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

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