社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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最強キャラ同士のラストバトルも収録! 暗殺教室第2巻

暗殺教室2
クリアマー

暗殺教室 第2巻 松井優征


相変わらずふざけた表紙である

ジャンプマンガの異色作にして王道までも押さえた邪道マンガ

その第2巻


松井ワールドがこれでもかというくらいに繰り広げられ
それがしっかりと作品の味に繋がっています


荒唐無稽な設定が邪道作品としての魅力を出しながら
同時に王道の展開も見せられるという応用の広さ

松井先生の確かな実力が窺える作品です


2巻ではビッチ先生と理事長が登場

「暗殺」を舞台にしたやり取りにおいてはビッチ先生も叶わない殺せんせー
しかし、ことが「教育」の場になると学園のトップである理事長の方針に
どうしても逆らえなくなっていきます

それは自らの方針に頑としてこだわる理事長の執念が
「教師」殺せんせーの限界をも決めてしまう

理事長はある意味このマンガのラスボス的存在なのではないかとさえ思えます


そして1人1人明らかにされていくE組生徒達の顔ぶれと個性

今巻収録の修学旅行編ではクラスのマドンナ神崎さんがフィーチャーされます


そして注目のエピソードがもう1つ

ジャンプネクストに掲載された入間市最終決戦です

そう
超能力者斉木楠雄と殺せんせーのバトル

ジャンプ最強?キャラ同士の夢の対決が収録されています


1巻に引き続いてマッハで売り上げを伸ばしているそうで
これからも楽しみな作品です


















新会長選挙編決着!そして激動の新章開始!! HUNTER×HUNTER第32巻

hnt32.jpg


HUNTER×HUNTER 第32巻 冨樫義博


新会長選挙編終了

そして

グルメ界暗黒大陸編の開始


物語が大きく動いた1冊でした



選挙の方ではまさかの有力候補に浮上してしまったレオリオが
最後まで現副会長パリストンと投票数を争うことになりましたが

結局
ナニカの手によってゴンが復活したためレオリオの動機が消滅し
自動的にパリストンが勝利するという形に

レオリオに会うため選挙会場にやってきたゴンは
ついに父親ジンとの邂逅を果たします


「できれば会いたくなかった」とテープ越しに語っていたジンですが
しっかり父親らしい言葉を掛けていました

それでも話の繋がりが全然わからないゴンの様子に困惑するジンを見た周囲が
「あのジンがあたふたしている…」と感じていたのは面白かったですね



そしてそのジンの口から明かされる「地図の外にある世界」

グリードアイランド編の途中でこの世界の世界地図が出てきたことがありましたが
どうやらその地図はあえて伏せられていた部分があるようで


世界的な条約によって不可侵が決められ
正規の手続きを経て行こうとするにはやたらめんどくさい手順と
やたら莫大な時間と費用を必要とするそうな

「未知という言葉が放つ魔力」に魅せられた奴等が
そんな場所を無視するわけはありません

ジンは暗黒大陸を目指していたんですね


そして新シリーズとして始まった中の中心人物

彼もまた暗黒大陸への進出を目論んで、その野望を世界に向けて発信したのです


自称「前ハンター協会会長ネテロの息子」
ビヨンド=ネテロ


この説明を見た時の
十二支んだけでなく我々読者の驚きも普通じゃなかったですよ


まさかあの人に子供がいたとか

蟻編で一部明らかにされたネテロの修業時代
それを見る限り家族だの女だのといったものはさっぱりなかったはずでしたが…


不可侵とされている暗黒大陸への進出をこうも堂々と表明し
その仲間を募った彼に対して

世界はハンター教会に1つの依頼を行いました


ビヨンド=ネテロの抹殺



そして明かされるさらなる重大事実

ネテロ会長の遺言
「もし自分の息子を名乗る者が現れたら十二支ん全員でこれを見ろ」

もう1つ
ジンとパリストンの十二支ん脱退


ジンはともかくパリストンの真意は…?
と思っていたらすでに集まりつつあるビヨンド=ネテロの仲間の中に
彼の姿もあったのです


「息子」を名乗り同志を募るビヨンド=ネテロ
同士として彼の元についた元十二支んパリストン
「息子」が現れることを予期していたネテロ前会長
地図の外にあって未だ謎だらけの暗黒大陸


話が一気に進んだ感じです

しかし、これで原作のストックはなくなってしまいました

これまでのようにコミックス発売の次のジャンプで連載を再開させて
「この続きが何月何日発売のジャンプで読める!」と宣伝する方法が
使えなくなってしまったわけですが…

そこはどうするんだろう?













[タグ] HUNTER×HUNTER




ジャンプネクスト2013年WINTER号 感想

ジャンプネクスト2013年WINTER 感想


黒子のバスケ
アニメ2期決定

いやーいいですねえ

楽しみ楽しみ


アンケ順

くものいと
Section459
ぬらりひょんの孫 最終幕


くものいと 望月

今回のネクストの中で
読んで一番しっくり来た作品です

妖怪女郎蜘蛛を中心キャラに据えて
そこに絡み合う陰陽師家の思惑と企みを見事に黒く描いてくれました

少年マンガとしては間違いなく邪道で異色
しかし、作者が描こうとしたテーマと内容と
そこに絵柄と雰囲気までもが一致して

非常に高いレベルに着地していました


主人公を導くかのような女郎蜘蛛に感じられる
単なる味方キャラとは違う妖怪の怖ろしさ

本心では味方でも何でもない女郎蜘蛛の真意を
無機質な絵柄が実によく表現していました

全体的に暗さを漂わせながらも
最後には救いのある終わり方で読後感もよく

妖怪を切り口にした作品として、面白さをしっかり持っていました

今回の私の一押しはこのマンガですね


巻頭カラー Section459 岩本直輝

マジコの岩本先生最新作


どうやら作風は変わってないようですね

近代化された地獄なんてのはあんまり見慣れない設定でちょっとときめいたり


しかし連載経験者の作品としては「それなり」の域を出ていなかったようにも感じます
期待が大きかったせいで辛口になってるだけかな?

地獄で行われる魂の浄化をテーマにした
本当の鬼になるといってその強さを欲しがる最弱少年のお話なのですが

まあ何よりも気になってしまったのは
「本当の鬼になる」という主人公の目標ですよね

強さに憧れるにしてもほんとに鬼になりたいってどうなのよ
どーにもこーにも不自然というか

魂の浄化にしても
よくあるような退魔設定を言い換えただけのような感じで
ぶっちゃけ初期のBLEACHを思い出してしまいました


ヒロイン沙鬼ちゃんが主人公に惚れたっぽいですが
それに主人公が気づいてないっぽいのも普通のラブコメの範疇のようです


そしてもう1つ気になるのが
現世との関係ですね

何かストーリーからすると舞台はずっと地獄なのかと思うのですが
じゃあ主人公をあんだけ慕ってる友達はどうすんのと

そのあたりの世界観のズレというか齟齬というかその辺をどうするかと
いうのがあんまり想像つかなかったのも残念でした

…などといいつつアンケ2位に入れたりしたのは
他の新進作家さん達の作品がそこまで面白いとは思えなかったからです

不作とまでは言いませんが
今回のネクストは正直低調だったかなと言う気すらしています

なので、応援の気持ちを込めたアンケは岩本先生に入れさせていただきました


ぬらりひょんの孫 葵螺旋城最終決戦編 最終幕

とうとう完結してしまいました


最後にふさわしい大盛り上がりの末に
ついに鵺を倒したリクオ

まさかの羽衣狐との纏いを披露するとは思いませんでした

確かに作中最強の技と思わされるものです


そして正ヒロインの座も確定ですね

本命つららタソ


リクオの帰りを待ちながら玄関前を掃除している姿は
どう見ても嫁です本当に(ry


カナちゃんの出番は…
ないこともないという程度w

ラストページの見開きは楽しそうですねー

大体のキャラがいる中で若菜さんがどうしても見当たらないんですけど…
どこだろう?



とにかく、椎橋先生お疲れ様でした

次の作品をお待ちしています


XVED 堀江隆

やたら上手な絵だったので「お?」と思いつつ読んだのですが…

うーん


結局何だったのかよくわからないまま話が終わってしまいました


魔女と呼ばれる少女が捕えられて裁かれるという中世の魔女狩りをモチーフにした設定

舞台も恐らく架空中世世界なのでしょう

しかし、設定の穴というわけでもないのでしょうが

主人公以外の異端審問官はどうやって魔女を裁くのか
魔女が生れる原因と事象は一般に広まっているのか
主人公に呪いを掛けた魔女の言う「私達の苦しみ」とは何なのか
クズ婚約者は結局どうなったのか


色々とわからず終いのままでした

特に少女が魔女になる原因を作ったクズ婚約者は
作中で明確に何らかの報いを描いておくべきだったのではないでしょうか
「仕打ち」という表現だけで村の全員に彼の本性が伝わっていくとも思えず
それともラストシーンで鳴り響いていた鐘が何か関係あるんですかね


画力は凄く高いのに話の内容が落ち着かないことだらけで
何とも惜しい作品です


君色グラファー 青戸成

蝶って結局何だったんだ


読み終わって最初に出てくる感想はこれに尽きるでしょう
女の子が可愛くなろうとするのを「蝶になる」って言うの?
それ何処の学校でも言うの?
このマンガの中だけなの?

説明が全然なかったんですけど…


話の展開はテンプレ通りながら、1つだけいいと思ったのは
不良を倒すのに主人公がずっと欲しくてようやく買えた一眼レフカメラを武器に使ったことです

特にケンカが強いとか言う設定も描写もなかった普通の少年が
向かってくる不良を倒すのにそりゃああるものは何でも使うよね

というリアルな理由が1個と

大事なカメラよりも幼なじみの彼女を守る方が先

という男の理論が1個


そしてその後に幼なじみの少女が
「バカ!!」「カメラ壊れちゃったよ…!」って泣きながら彼を気遣うのも
実に爽やかでした


ここで普通に主人公が不良を殴り飛ばしていたら
爽快感も何もあったものじゃあなかったでしょう


ただしやっぱり大筋がテンプレ過ぎて
これも惜しかったと言えば惜しかった作品です


直感探偵 渡部慧

推理ものでないことはよくわかりましたが
それでもネウロのような娯楽ものかというとそうでもない
何だか小さくまとまってしまったようなそんな作品です


カンが異常に冴えわたるがゆえに大体のことがわかってしまう少年が
探偵を始めようと思い立つところから話が始まるのですが

やはり最大の問題は、「カンでわかる内容」が作者の都合次第になってしまうことでしょう

作中で本人も言っていたように、「なぜか知らんがそう思うので根拠は後から探す」というのは
優れた洞察力で根拠を見つけた後に結論に至る某コナンくんや金田一くんとは
全く真逆のスタイル

それはつまり、「カンでそう思うか思わないか」が完全に作者の手に委ねられていることを
意味するわけです

穿った言い方をすれば、カンで何でもわかるなら死んだ少女の親友だった女の子が
事情を話した後に「犯人は誰で殺害の方法と場所は何たらかんたら」と
一気にまくしたててもよかったわけです

少女の出身地や体重スリーサイズまでカンで当てておきながら
犯人はどうしてその場ではわからなかったのか

カンというものをもっと突き詰めて理解した上での話なら
まだ読みやすかったと思いますが
誰もが漠然と認識しているカンを前提に進められていくので
「じゃあ何でもいいんじゃね?」という気持ちにどうしてもなってしまうんですね

ストーリー自体はいい話でまとまっていましたが
核となる設定の部分がどうしても弱くて
このままではちょっと…
という印象を否定できない作品でした



袋とじ

黒子のバスケ

なんだこれw
手抜き感が半端ないんですけどww
アニメ2期決まって次回はオールカラーなんて時に
番外編まで描かせるから流石の藤巻先生も限界だったんじゃないのかw


ハイキュー!

影山くんのギャップ話
いや彼は真剣なだけなんですけどw

それにつけても女心とは無情なものである…


クロガネ

バスケの時点で「ん?」と思って
バレーの時点では何も気にならず
ラクロスの時点でオチを確信

バスケの時点でその可能性に思い当たることができなかったとは
…俺もまだまだである


クロス・マネジ

本編と違って4コマやたら面白いんですけどwww

ゴーリーってキーパーのことだよな?
できない理由がものすごい納得wwww

「とりうみいいいいい!!」のセルフパロもお見事w


UMA友間会

何かUMAをテーマにしたマンガって最近SQか何かでも読んだような…

こうしてこういう作品を見ていると
UMAという1つの種別が出来上がっちゃってる感じすらしてきます

オーパーツなんかもそうですけど

何かの新事実が解明・発見されたのにいつまでもそれがまだUMAとかオーパーツとか
呼ばれ続けていそうなそんな感じ

スカイフィッシュなんて某リサーチ番組では、実験の末
それなりの速さで飛んでる虫やハエがカメラに写り込んだだけのものという
結論に達していましたし


ただ少女がUMAを探そうとする切っ掛けとなったUMAが
実は彼女に巻き込まれる形で一緒にいる少年だったというのは斬新でした


といってもUMAと人間の混血という設定がどうにもしっくり来ないのですが

妖怪との混血ならまだわかります
空想上の生物として種が交わることもまだ受け入れる余地があるというか

しかしUMAとなると空想上というか未確認なだけの実在生物という印象が強く
そんな種の生き物と人間とが交われるのかというのがどうにも

そして人間の姿に変身できてるのも何かこう…
未確認動物だからってどんな能力なのかと
しかもどのUMAもみんな変身できるかのような説明ぶり

そこまでのことができるんならもうUMAじゃなくて妖怪とかでよくね?と
思ったり思わなかったり

密猟者だとか変な学者だとかそんな悪人が出てこなかったのは
まだよかったんですけど

テーマの展開のさせ方には無理があるかなという印象です


革命のシェヘラハザード 原作田岡宗晃 漫画杉江翼

シェヘラハザードって言いづらっ!
語感悪すぎだろ…


難しいテーマによく手を出したなというのが一番の感想です

1コマ1コマが静止画の連続となるマンガにおいて

音楽をテーマにしたマンガは音を表現するのに苦労します

踊りをテーマにしたマンガはその動きを表現するのに苦労します


而してこの作品は、その両方の苦労を兼ね備えているわけです

フィギュアスケートという曲に合わせて演技を行う競技
つまり流れる曲と、それに合わせて舞うプレーヤーの動き
どちらも表現しないといけない非常に難しい内容なのです

で、実際どこまで描けていたかと言えば
何か凄そうだという印象だけは伝わってきました

しかしどこがどう、とかどのページのどのコマが、とかはわかりません

全体を通して主人公の少年がすげえすげえと言ってたので
読んでるこちらもそんな感じになったというだけです

そういう意味ではセリフでの説明になってしまっているわけで
マンガの表現としてはもの足りていないことになるでしょう

決して設定やキャラ達に変な部分があったとかではなく
表現技法の限界というところで惜しい作品でした


サードペイン 長谷川仁紀

展開自体はこれもテンプレ通りの作品でしたが

主人公が何をしたい奴なのかが全然わからないままでしたね

というか
主人公の設定がどうにも固まっていない印象を受けました


過去の体験により痛みを受けると快感を覚えるようになったことと

変な体質により自分の受けた痛みを人に与えられることと

ここの関係が主人公というキャラの中でどんなことになっているのかが
さっぱりわかりませんでした

一見関係あるようでいて全然ないっぽいんですよね


その体質をどうにかしたいと思っているのかいないのか
その体質を使って何かを成し遂げたいのか

そこが全く触れられないまま話が終わってしまったので
感情移入も何もできませんでした

あとどうでもいいんですけど
悪役の生徒会長がガチの変態過ぎて少年誌的にいいのかこれ


太一が行く! 小島歩

「顔に書いてあるぞ」という慣用表現が
本当にそのままの意味で使われているギャグマンガ

思っていることが顔に文字として出ちゃう少年を描いたシュールギャグですね


結構クスクスできて意外と好きでしたw

顔に出ちゃうっていうのは作者からすれば演出で使える場所が
他の作品よりも1つ多いということになるわけですが

その利点を余すことなく使い切った実力はなかなかだったと思います


後は女の子が可愛かったなら…


 




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ジャンプ歴20年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

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