社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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ヒロインたちが絶妙な可愛らしさを放っていた2017年週刊少年ジャンプ50号感想

2017年週刊少年ジャンプ50号感想

今夜急遽外出の予定が入ったので今回はこのくらいで


アンケ順
火ノ丸相撲
シューダン!
フルドライブ


・Dr.STONE
・鬼滅の刃
・ぼくたちは勉強ができない
・ゴーレムハーツ
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・食戟のソーマ



火ノ丸相撲

今週の1位はこれしかなかった…!
非常に素晴らしい内容でしたわ


十両昇進!なんてサブタイに一瞬戸惑って、「え、誰のこと?」とか思ったわけですが
まさか薫丸だったとはね

明らかに柴木山親方の現役時代の四股名薫山を受けたその名前は、親方も相当な期待を抱いている弟子だっただろうことを窺わせますが
こんなにいい話でまとめてくるとは

前に火ノ丸が体験稽古に来た時には、同じような四股名の薫富士がいましたけども
やっぱり親方の名前から1文字もらって四股名をつけるってのは象徴的な意味があるものなんでしょうね

十両昇進=関取認定ということですから、力士としてはものすごく大きな節目となるものであるのでしょう
みんながわーっとお祝いしているのが温かくていいですね

柴木山親方の最高位と同じ関脇まで昇りつめている冴ノ山と、実は同期だったというのは意外な事実
誰にも同じように流れる年月の厳しさを感じさせてくれると同時に、諦めなかった薫山に待ち続けた冴ノ山
2人の間にあるものが美しく見えます

非常にいい話を描いてくれた今週は、文句なくアンケ1位です













すいませんウソです



浮いた話の予感に釣られただけです


いや薫山の十両昇進がいい話にまとまっていたのは事実ですけども、それよりもこっちに惹かれるに決まっています

何すかあのレイナの表情は

佑真の後ろにこそこそ隠れて、目を合わせられずにそっぽ向きながら「久しぶり」をつぶやくとか
ちょっと川田先生

このコマ見てるだけでご飯が進むんですけど

いつのまに女子のこんな可愛らしい表情を描けるようになってたんですか川田先生


ていうかレイナはなんでこんなに照れてんですか?
佑真も「仕方ねえなあ」みたいな顔してますけど、蟹江先生と一緒に来たのはきっとレイナを連れてくるためですよね

火ノ丸が右腕を折ったあの時以来の再会にしては何だか変なんですけども、これは一体どういうわけなんだぜ

何がどう気まずいのか全く予想がつかない…


咲ちゃんが急に登場したのは、頭が固い火ノ丸と素直になれないレイナの触媒になるためなんでしょうか
そんで堀ちゃんはもちろんそこに三角形の一角として食い込むためでしょうか

めっさ目をキラキラさせながら「浮いた話の予感」を口にする咲ちゃんも可愛いし、
菱形の口で衝撃を受けてる堀ちゃんもやたら可愛い…


名古屋場所の3敗を振り返って、さらに殺気を滾らせてた冒頭もなかなかの熱さを持ってましたが
頬が赤くなる方の熱さも醸し出してくれるみたいですね


超期待しております


シューダン!

レイナも可愛かったけど、こっちも凄まじく可愛かった…!!

何って、制服姿のナナセちゃんに決まってるでしょうよ

なんですかあの破壊力は
制服ってどうして着ただけであんなに可愛らしく見えるんですか?


いや、でもちょっと待って
ナナセちゃんの超絶な可愛さにひたすら衝撃が走っているんですけども、今週の展開も色々と頭が追いつかないですよ

先週は、リーグ戦初日を勝って終えたってところで引きだったはずですが
今週はいきなり年明けてました

みんなで日の出を見て、その後初蹴りなんて恒例行事をやってました

花より団子…じゃなくて日の出より豚汁状態のナナセちゃんいじりも非常に微笑ましかったですが
まずいきなり新年ってどういうことですか

小学生が地域のサッカークラブで頑張っちゃう話として始まって、主人公たちがすでに6年生だったことから
小学校卒業するまでの物語になるのかなあと思ってたのにもう年明けてるって

普通にみんな中学校の話してるじゃないですか

ナレーションで唐突にすっ飛ばした時間軸がダイジェスト的に描かれるのも衝撃です

コーチは普通にいいこと言ってるんですけども、正直読んでるこっちはその中身を噛みしめられるほどには冷静になれてないというか
まあ言ってる内容は、いい年した大人なら理屈としては理解していることなのでそれはいいんですけども


大会の結果以外にもトレセンの合否の話からロクの決意まで
何かもうまじで「終わんのか?」って雰囲気を丸出しにして進んでいくのがショックで仕方ないのです

さらにナナセちゃんがサッカー続けるって部分も、ソウシが分かった風な感じで先に全部言っちゃってるのがもうね
ナナセちゃん否定しないし、ふっつーにソウちゃん呼びしまくってるし

ああもうこの2人どんだけ通じ合ってんですかまだ1年経ってないってのに


なのに、女子部でも作っちゃえって盛り上がるみんなの横で何やら意味深な顔してるのが余計に不安を煽ってくれます

何というかこう…寂しそうというか
「え、引っ越すの?」とか単純に思ってしまうわけですよこっちは

とか思いながらページめくったらいきなり3月ですよ
飛ばしすぎだろ色んな意味で…

3月のどの変化は不明ながら、もう制服の準備までしてるってことは結構中旬とかそれくらいでしょうか

体が大きくなるのを見越したぶかぶかのサイズに、何かはしゃぎまくる母親とかめっちゃあるあるな感じなんですけども
そこに、突然の来客としてやって来たのが天使…じゃなかったナナセちゃんでした

ベタな学ランのソウシを前フリにして、胸についた大きなリボンが特徴的な制服を見せてくれたナナセちゃん
どうやらまだ隣の家にいるっぽいということは引っ越すわけじゃないのか?と安心すると同時に
「ちょっと話したいこと」が引っ越しの話なのか?と心配になるジレンマ

3月なんて時期まで来て、ナナセちゃんが引っ越すなんて展開なら完全に終わっちゃうじゃん…と悲しくなる一方で
次回センターカラーってのがわずかな期待をもたせる

もうどうしたらいいのこの色々入り混じった気持ち


ナナセちゃん来訪の目的は、あの意味深な表情と関係があるものなんでしょうか

サッカーを続けるって話からのあの表情ですから、中身はもちろんサッカーに関わるものなんだろうとは予測できますけども
果たしてそれは、また引っ越すことになったからほとんどが同じ中学に行くっていうみんなとはもうサッカーできないってことなのか、
それとも、男女の違いが生む体の差が実力差に繋がっていくことを早くも感じ取っていたりしたのか

だからってサッカーを止めるなんて発想が彼女にないのは描かれたとおりのはずなんですけども、だったらあの表情の意味は何なのか


火ノ丸相撲といい本作と良い、今週は、超がつくほど可愛らしいヒロインの意味ありげな表情にさっぱり先の予想ができないのである…


フルドライブ

先週に引き続き応援票なんですが

こっちも割とヒロインが可愛らしくなってきましたね

ところどころ偉そうな風にしてるのに、入学用の書類渡すために待っててくれたり駅までの道教えてくれたり
太陽の月の例えでしっかり主人公と通じ合えてたり、実際にはかなりいい娘であることが感じ取れます

典型的ツンデレの暴力ヒロインでもなく
典型的女王様の高慢ちきヒロインでもなく
それらの中間というわけでもなく

自分の特別性を信じて疑わない部分と、素の性格が発露してる部分とがなかなかいいバランスで出ていると思うんですね

いい意味で子供らしいというか


それはそのまま主人公にも、敦史にも通じています

思ったまま、感じたままに行動し、言葉を紡ぐ様子が純粋と純真をいい具合に見せてくれているんです

自分自身に秘められた可能性、その実現につながる価値観、それらの正しさを信じて疑わなかったあの頃を思い出すかのよう
すなわち正しい少年漫画と姿だと感じられます


服は脱ぎ散らかして、飯食った後の皿もそのまんまってのは見事に子供らしいシーンですね(;^ω^)

本作の1つの読み方として、子供らしい一面というのがどのように発露しているかを見るというのができそうです


部活ものとしては変則的な始まり方となった本作
先輩たちの一斉登場は最初の関門となる部分ですが、先輩たちは子供らしさという要素をどう描かれるんでしょうか


Dr.STONE

スイカ縛られてました
さすがにそのくらいの小細工はしてたか…

でもあの縄抜けは何がどうなったんだぜ

体回したらマスクの中に体入っちゃったってどういうことなんだぜ


そんで何より、スイカのマスクをそのまま金狼がかぶっちゃうっていう当たってほしくなかった予想が当たっちゃったんだぜ

スイカの視力に合わせてたのが金狼にもそこそこ合ってたっていう都合の良さに
スイカの頭のサイズなはずのマスクを金狼がかぶって、メガネの位置が全然ズレずに激しい戦闘ができるっていう都合の良さに
マスクごと坂を転がってマスクだけ飛ばせるスイカの器用さっていう都合の良さ

外野から降ってきたマスクをかぶった金狼が反則かどうかというのは次回描かれるのでしょう

わざわざ「直接的な行為か否か」っていう審判の判断基準を今回示したのは
じゃあマスクかぶったのはどっちだ、と予想させるための布石ですね

坂を転がってマスクを飛ばしたのは、転んだのだと言い訳するためのようにも見えますが
しかし「科学の目」とはっきり叫んじゃってるあたりは完全に意図的な行動


さあどうすんでしょう

あと、スイカの無事を早くコハクに知らせようってのは誰が言い出すんでしょう


鬼滅の刃

今週はつなぎのような意味が強かったですね

堕姫の背中から突然現れた真の上弦らしい鬼
その詳細はまださっぱり説明されませんでしたが、名前だけは明かされました

その名も妓夫太郎

女が主役の色街で、男が務める仕事の役名ですね


どうやら鬼になる前からその名前だった模様
つまりこの遊郭街にはずいぶん昔から住んでるわけですね

堕姫は、鬼として力をつけた妓夫太郎が何かの手段で生み出したもう1人の自分みたいな感じなのか
それともガチで兄妹なのか

妓夫太郎相手に自己主張が激しい堕姫
宇髄相手に狂おしいほどの嫉妬心を隠そうとしない妓夫太郎

自分の体を自ら掻きむしるのは血鬼術が血を使うからなのか、それとも単なる狂気なのか


で、ここでようやく善逸と伊之助が到着
善逸まだ寝てるよおい…

女装で寝たまま走ってきたとはずいぶんわけがわからん状態ですねw


我が強いはずの伊之助が他人の影響を受けやすいってのは、何か矛盾してるようで、でも納得できるから不思議
そうじゃなかったら炭治郎の影響も受けることなく、未だに会話もままならない自己中全開だったでしょうからねえ


自在に曲がる血の斬撃と、鉄壁の防御力を持つ帯の血鬼術
堕姫を雑魚と呼んだ宇髄でしたが、上弦と一緒になって2対1ではちょっと面倒そうですね

堕姫とてヒノカミ神楽で覚醒した炭治郎がわずかな時間だけ互角以上になれた相手ですから
宇髄には雑魚であっても伊之助と善逸には2人がかりでも厳しいかもしれません

眠った禰豆子ちゃんを箱に戻しに行った炭治郎も、傷と反動でどれだけ動けるかは未知数

敵の詳細もさっぱり不明な中、状況はかなり厳しいと言えそうです


…っていうタイミングで巻頭カラーとは、どう盛り上げてくれるんでしょうか


ぼくたちは勉強ができない

やっぱり影の正体は文乃でしたー

うむ
そりゃそうですね

ただし、その後の展開はちょっと予想とは違った形になっていました

今回の相手が文乃であれば、この夜をどう凌ぐかというのを比較的冷静に2人で知恵を出し合えるだろうと思ったんですけども
そこについてはあっさり旅館が見つかったことで特に悩むことはありませんでした

一部屋しか空いてないってお約束も、ベタに姉弟だと言い張って強引に解決
布団を1つしか用意しない仲居さんは空気を読んでいるのかいないのかわかりませんがw


同じ部屋の同じ布団に泊まることになったという定番のドタバタを描きつつ、
今回の主題は主人公の内面にあったようです

目標に真剣な文乃の様子を通して、主人公が自分のやりたいことを見つめ直す機会
それは、今後の物語の縦軸にも大きく関係してくることでしょう

勉強という要素を介することでヒロインたちと公平にフラグを重ねていっている主人公ですが
それが可能だったのは、彼自身に明確な目的や想い人がいなかったからですね

特別推薦の資格を取って大学に行くというだけで、大学で具体的に何をやりたい、その先どうしたいというものは
全く漠然としたままだった主人公

それだからこそ、どの科目にも対応できる学力が身についており、
どのヒロインとも接点を持つことができるわけですが

ここに意中の相手がいないという事実を合わせて言い換えれば、主人公からの矢印は今のところどこにも出ていない
ということになるわけです

それが今回の実感によってどのような方向性へと向かうことになるか
その方向にはどのヒロインがいるのか、あるいは近いのか

そして、それは彼にとって「向いている」ことなのか否か

主人公から発生する矢印について、読んでいく上でのポイントはその辺りになるでしょう


さてさて
夏を迎えた作中では、受験まであと半年ほど

ここから主人公の胸中がどのように変化していくかも注目ですね


ゴーレムハーツ

早くも感想が書きにくい…

博士生きてたよ
いいのかよそれで

大食らいヒロインが普通に助けちゃったよ
マジかよ

もう3話目まで来たと言うのに、未だに世界が博士と主人公の間にしか無いというのは問題ですね

ただずっとこの2人の間であーだこーだやってるだけで、町の人達はもとよりヒロインっぽく登場した女性も完全に外野でしかありません

じゃあ博士と主人公の間にある世界、2人の関係に読んでて特別なものがあるかというと別にそんなことはなく…
ベタな擬似的親子関係と、世界二になるって目標くらいです

博士が世界一だから自分は世界二になるというのは読み切りの時からあった特徴的な部分で、それ自体の印象は悪くないんですが
この3話までを見る限りそれが上手に強調できているかというのは怪しい気がします

博士が生きてたおかげで、世界二を目指す志よりも親子関係の方に描写の重点が乗ってしまっているからです


同期のフルドラと同じように、こっちの主人公も子供っぽさを前面に出してはいますが
こっちの場合は単なる好き勝手っていう悪い方の一面が強いんですよねえ


ちょっとこれはよろしくないですよ


ゆらぎ荘の幽奈さん

センターカラーでアニメ化発表
ネタバレ情報としては週末からずっと流れていましたし、人気の上でも時間の問題だと思っていましたからそれほどの驚きはありませんが
やはり感慨深さはありますね

強くて優しいコガラシくんを中心として丁寧に紡がれていくヒロインたちとの絆とフラグ
ノルマシーンも細かく計算した上で、ただそれだけの内容には終わらないように描かれる本作が
アニメ化という1つの到達点までやって来たのは1ファンとして普通に嬉しく思います


で、それを祝うのか何かわかりませんが、音楽フェスのシリーズが始まりました

ゆらぎ荘のある街でイベントがあるっつって、仲居さんたっての頼みで幽奈たちが出演することになるという流れ
仲居さんからの頼みに最初に応えようとした幽奈はいい娘です

仲居さんはみんなの仲居さんだからねえ

ドラムができるコガラシくん
呑子さんデザインの服をこゆずが葉っぱで作って、機材も葉っぱで
なんなら幽奈の肉体も葉っぱで、ってこゆずが便利すぎるのである

受肉用の葉っぱがギリギリ間に合うと思う…とか言ってるのが何か変な伏線なのかって気もしなくはないですが

さらにピアノが弾ける千紗希ちゃんに、バンドやってた芹と轟まで呼んで
結構な大所帯になってきました
その上見事に女子ばっかりのグループになってきました
そんな中にコガラシくんが1人だけ男だよ
それは観客から見たらどんな美味しい構図なんだ…

男多めのバンドにヴォーカルが1人だけ女性ってのは非常に多くあるメンバー構成で
ヴォーカルの女性が非常に目立って人気が出やすいみたいな特徴があると思いますけど
その逆パターンだとどうなんでしょうね

ハーレムバンド状態に、兵藤あたりは血の涙を流していそうですけども


で、そんなバンド組の演奏をバックに、幽奈と狭霧と雲雀と夜々が歌って踊るわけですね

狭霧の言うとおり楽器の練習をする時間などない状態で一番できることと言えば、身体機能での勝負ではありますが

え、地域のテーマソングをあんなフリフリのキラキラした衣装で踊んの?

それはかなりの編曲が必要になるのでは…
仲居さんの人脈力でそこは何とかなるんでしょうか

以前みんなでアイドルの練習だけやってみた回がありましたけど、たぶんあれも多少の下敷きにはなってるんでしょうねえ
朧や千紗希ちゃんが演奏側って違いはありますが


仲居さんのおかげで割りと本格的に練習できたようですが、それでも1週間程度とは短すぎる期間です
以前から名前だけは何度か出ていたアイドルグループのプロデューサーから見れば、素人と変わりないのは当然でしょう

ただこのプロデューサーさん…

練習の時に狭霧が歌ってたあの頭が痛くなる歌詞を書いたのこの人ってことですよね
作詞作曲って明示されてましたし

プロのプライドを持ってすっごいクールに決めてるけど、あれ作ったのお宅ですか
どんな顔して作ってたんだろう…w


温泉街のフェスに「熱がない」とはなかなか上手い皮肉を言ってくれますが、それが幽奈に火を付けました
彼女たちにこの街のことを印象づけるのにどんな方法があるでしょうか

たとえばアイドル3人にコガラシくんを接触させればとりあえずスキャンダラスな絵が発生することは必然ですが
そういうのじゃ意味は無いんでしょうね(;^ω^)

ステージ本番中に妖怪がやって来たりすんのかな


食戟のソーマ

田所さんの品出しターン

どら焼きとはまだ意外な品を出してきましたが…


ただ冒頭から何となく負けフラグを強調しているような感じがするのは俺だけでしょうか
審査中も何かともも先輩の品と比べるコメントが多いように思えます

もちろんどっちの品が優れているかを問う場ですからそれは当たり前の光景ではあるのですが
これまでの審査においてはそうした場面はあまり見られなかっただけに、やはり異質に映ります

このような作劇になった理由の1つは、田所さんの闘志を見せるためであるでしょう

明らかに格上のもも先輩を圧倒的優勢とすることで、それに果敢に挑んでいく田所さんの姿勢を描くものですね

かつて選抜本戦でも似たような描写がありました
戦意と闘争心を剥き出しにする黒木場を散々強調し、その雄々しさの前に審査員も気弱そうな田所さんの印象を感じたところで
口にした品は見た目とは全く真逆の力強さを持っていたというあの演出

四宮師匠とのボクシングイメージでごまかしていますが、やってることはあの時と大体同じなんですよね

相手は十傑第三席、テーマも敵の得意分野、作った料理人の様子は自信満々

田所さんが不利なような要素を並べ立てた上で、それでも挑んでいく姿に彼女の強さを演出しようとしているわけです


基本的に大人しく遠慮がちな田所さんですが、実はその内側には並々ならぬ気合が秘められています

実はスポ根好きだという設定によって四宮師匠との特訓をやり切った田所さん
何だかギャグのようにして済まされているようにも見えますが、しかしその姿勢は幼くして鮟鱇の吊るし切りを習っていた時と変わっていないんですね

あの時も、当時の彼女にとっては遥かに難しいはずの技術に対して必死にぶつかっていくことで見事に会得していました

今回もそれと同じ


今回のスポ根的描写は後づけでなされたものではなく、今まで描かれていた中にしっかり描かれていたものを
明確な形で示したのだと言うことができるでしょう


ただしそれだけでは、格上の相手の品にはまだ及ばない


ええ
それはそうですね

なぜなら田所さんの実力を構成するのは、その闘志だけではないからです

それもまた今まで描かれてきたものであり、四宮師匠との関係の中で見出された特質

もちろん皆さんもお分かりになっていることでしょう

それこそはこの連隊食戟においても鍵となりうるはずの要素
田所さんの持つ強さとして、最も重要な部分
1人の料理人として是非とも持ち合わせておくべき資質

次回それがどのような形で発動するのか、期待しましょうか


 




鬼滅の刃に俺も大泣きした2017年週刊少年ジャンプ49号感想

2017年週刊少年ジャンプ49号感想

今週は斉木楠雄の感想も書きたかったけど時間的に無理でした


アンケ順
鬼滅の刃
シューダン!
フルドライブ


・巻頭カラー ぼくたちは勉強ができない
・Dr.STONE
・ゴーレムハーツ
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ


鬼滅の刃

これはまたなかなか雰囲気のある扉を持ってきましたなあ吾峠先生

斬られて落ちた首を抱えたまま座り込んだ堕姫とは…

見開いた目に半開きの口は、まだ斬られた事実を受け止められていないかのようでありながら
しかしその開いた目から見える天井が、確かに首が落ちていることを知らしめる

ただし何より雰囲気を作っているのは、堕姫が正座している状態であることですね

力なくへたり込んでしまった様子
その「ちょこん」とした感じは、あまりの衝撃に腰が抜けたというか完全に脱力してしまったかのような印象を放っています

同時に、見た目に綺麗な正座姿は気品さえ漂わせるものであり、花魁としての美しさと品の良さを感じさせる
しかしその膝の上には斬られた首が転がっているという、異様さ

バランスの取れたアンバランスとでも言いましょうか

正反対というよりは普段は混じらないもの同士が上手な割合で同居している見事な扉です

吾峠先生やってくれるわあ…


それに編集部もですね

こういう生首状態の表現は、昔のジャンプではアウトだったように記憶しておりますが
今では違うんですね

おかげでこういう扉も描けるようになったと


その扉の風景からそのまま続く本編は、堕姫の首が落ちたことに驚く炭治郎と引き続き暴れている禰豆子ちゃんから始まりました

鬼化が暴走している禰豆子ちゃんを見て、「何だこのていたらくは」なんて割と冷静なことを言ってたように見えた宇髄でしたが
しかし「さっさとどうにかしろ」と殺気混じりに告げる

子守唄でも…のコマに描かれた宇髄の顔、かなりヤバイ感じになってますけどこれはわざとですかね
目玉の丸さが強調されていることで、目から放たれる殺気が相当なことになっておりますけども

おかげで禰豆子ちゃんが宇髄と反対方向に跳んだのも、まるでその殺気を避けようとしたかに見えるんですけども


そんな暴れる禰豆子ちゃんを落ち着かせたのは子守唄でした

宇髄はわかった上で言ってたのか?
何かやたらあからさまなんですけど

ヒントのつもりだったのなら、鬼化暴走に子守唄が聞くことを知っていたのか
ヒントとかではなくただものの例えの一種として言ったにしてはやけに具体的で不自然な気もします

やっぱわかった上でなのか?


一か八かで炭治郎が口ずさんだ子守唄
鬼化で正気を失った状態の禰豆子ちゃんに、それはそれは響いたようです


「長うござる」のコマの表情どうですか

見開かれた猫目と食いしばった牙は暴走状態と変わらないのに、眉の角度と視線の方向だけで
様子が変わったことを見せてくれています

これはお見事
絵で見せるってのはこういうことですよね

そんでページをめくったら、同じ構図で同じような目をしながら
またしても違う眉の角度でさらに禰豆子ちゃんの様子が変わったことを教えてくれる

回想…いえ思い出の風景への導入として、実に自然でした


そんでどうですか
あの母ちゃんの笑顔

この1コマ見てるだけで俺泣けてきたよ…

THE・母というか
愛情のかたまりというか
慈しみの極地と言うか

こんなに優しい笑顔があるなんて
こんなに温かい眼差しがあるなんて思わなかったよ…

見入ってしまうとはまさにこういうことですね

この母ちゃんの表情いつまででも見ていられるわ…


この母ちゃんを失った炭治郎と禰豆子ちゃんの境遇と胸中が、どれだけ計り知れないものかというのが改めて感じられます

この母ちゃんに「あんたが死ねばよかったのに」と言わせるなんて、そりゃ炭治郎もブチ切れますよ


こんな表情を見せてくれるなんて…
吾峠先生やべえ…やべえよ…


そら禰豆子ちゃんも泣くよ
俺も今ボロ泣きしながらこれ書いてますけど、こんな母ちゃんの顔思い出したらそりゃあ鬼だって泣くわ

まるで、思い出したあの時の幼さを全面に出すかのように一気に泣きじゃくり、人間のような泣き声を上げて
そのまま泣きながら寝入ってしまった禰豆子ちゃん

手足に浮かんだ模様も、額に生えたツノもなくなって、箱に入ってる時よりも小さくなった感じさえします

再び目を覚ました時に何か変化が起きてるかもしれない懸念はありますが、ひとまず安心していいんでしょうか
善逸があの衝撃的姿を見ずに済んだのは果たして良かったのか悪かったのか…



で、ですよ

今週のサブタイはここで号泣しまくった禰豆子ちゃんのことなのかと思っていたら
まさかの堕姫まで泣き喚き始めました

首を抱えたまま宇髄相手にギャグみたいなやり取りを続けて、読者も宇髄も疑念を膨らませたところで
禰豆子ちゃんと同じ大声を上げて泣き始める

これは…わざとですよね吾峠先生
鬼の娘がそれぞれ泣き出して、そんでどうするってのをわざと禰豆子ちゃんと堕姫で対比的にしてますよね

唐突にお兄ちゃんとまで言い出してますし

何?何だ何だ?
背中から急に出てきヒョロガリの男が、堕姫の首をくっつけた上に火傷の痕まで治してしまいましたよ

チラリと見えた左目に刻まれているのは陸の文字
堕姫と逆、猗窩座と同じ左目に数字

どうやらこいつが正真正銘の上弦陸のようですが…

一体何がどうなってんだ?


炭治郎兄妹との対比で言うなら、この兄上弦は堕姫を馬鹿扱いしながら大事にはしていると言う感じですかね
炭治郎が禰豆子ちゃんに接するのとは正反対の方法で堕姫と連れ立っていると言えるでしょうか

自分が前に出ることなく、堕姫の中に隠れていたこと
お前は頭が足りないなんて面と向かって言いながら、首も顔も治してやる過保護

堕姫も堕姫で、それを当たり前のように認識して甘えているフシが見受けられます

柱対上弦
作中2度目の対戦となるわけですが、この対比は一体どういう意味があるんでしょうか…


シューダン!

ヤマトのベタな回想でいい感じに感動しかけたところに、ゴラッソとか出てきてちょっと台無しになったのは俺だけ?

いや、ただのサッカー用語として使われているんだということ自体は認識できるんですけどもね
どうしても某打ち切りマンガがチラついて「あれ?」って感じになってしまうというか

別にあの作品が悪いとかいうのではなくてですね
この漫画の世界観とは合わないだろうものが唐突に思い出されてしまったせいで、読んでる感覚に不純物が混じったというかね

横田先生もわかった上で使ったんでしょうけども


そんで、さらにベタに同時に試合終了というよく見たことのある展開に


素直な言葉で真っ直ぐ感謝を伝えるロクがいい感じですねえ
初めて本気になった試合を、今まで何かと気にかけてくれた仲間がこんな劇的に飾ってくれたわけですから
感慨もひとしおなのでしょう

一番後ろから抱きついた状態のナナセちゃんもソウシも同じ気持ち

ここで、「ナナセちゃんに抱きつかれてる状態になってんのは誰だ?」と思ってしまう俺は汚れきっていると思います


で、そのナナセちゃんを勝利の女神呼ばわりしたことがバレたソウシ

律もやらしいバラし方するなー
全員が聞いてる前でって

勝利の何?ってロクが聞き直そうとしてる後ろから、「勝利のメガ」まで言っちゃう安定のヤス

なるほどこれは確かにソウちゃんの黒歴史増加だわw


女神って単語まで認識しながら、どういう意味なのか問い詰めようとするナナセちゃんが年齢相応に可愛い感じ

その後の試合にもへとへとながら辛勝したというのは、ナナセちゃん加入後の負け無し伝説を更新したわけですね

だからソウシも改めて思ってしまう


ロク相手に多少気を使いながらも、ロクのほうがさらに上手な気遣いをして背中を押す

「渡せねーよな」とは果たしてどういう意味でのものか

おそらくはそういう気持ちであるという感覚はまだ彼にはないでしょう
ただ漠然と「こいつがいなきゃ駄目」という気持ちを確信したまで

それでも明確な矢印の方向が生まれました

その矢印はここからどんな風に曲がりくねったり、元に戻ったりするのか
逆向きの矢印は生まれるのか

「幼馴染」の本格的な始まりですね

もうめっちゃ期待しましょう


フルドライブ

応援票を入れてみたくなった3位です

ポンコツと表現される主人公の独特な言動と、ヒロインいじりが何か妙な味わいを出しています

ていうか誰のキャラもはっきりしてない感じが上手いんだよなー

通常のジャンプ漫画だと、大体にしてこいつはこういうキャラだってことである部分を突き抜けさせた描写がされるわけですが
本作では意識的にか無意識的にかそれが抑えられているように見えます

あるいは今まであまり描かれたりしなかった部分が突き抜けていることでそう感じるのか


試合中の解説もうざったらしくない程度に収められていたように思えました
最小限でそれぞれの特徴を説明できていたんじゃないかと

そんで第3チキータとかいう必殺技的なものまであると思わせてからの、それを使わないフェイント展開
本気を出してないっていうのは通常なら「また舐めプか!」となってもいいところですが、本作ではこれが単なる腕試しであることで
実力を認めたが故に本気を見せない、という理屈が上手にハマっています


おそらく次回辺りから学校に通うことにはなるんでしょうけども、部活とは全く異なる活動としてのトップスクールでのそれは
普段の部活ものとは違った話を見せてくれそうですね


巻頭カラー ぼくたちは勉強ができない

38話での表紙&巻頭カラーとなりました

表紙にはヒロインズが並び立ってるんだろうなあと思っていたら、普通に主人公もいましたよ
ヒロインたち5人に主人公までぶっ込んでくるとは、だいぶ構図を悩んだんじゃないでしょうか筒井先生

だってねえ
この所狭しと並んでる感が作品の勢いを象徴してるというか、一番手前にいる主人公への気持ちも暗喩されてるというか
そんな風にも読み取れます

ヒロインたちが並んでる順番は単に登場順なんですけど、すごい勢いで前に出てこようとしてる感じですよね

そんでページめくったら全員の浴衣姿とか…

季節外れにも程があるw


いや作中の時期としては仕方ないんですけども
わざわざリアルの時期に合わせてカラーで水着を描いたミウラ先生と同じことはしないということですね


カラー扉は全員でのお勉強会
先生までいるってのは、扉絵だからこその風景ですかねえ

この風景が本編で実現されることはおそらくあるまい…


本編はカラーページでの予告?通りの夏祭りでした
その上でまたしても全員と邂逅する展開とは筒井先生ぶっ込んでいきますなあ

なぜ文乃とうるかが一緒に回っていたのか、なんてのは些細なことであり野暮なことであるわけですね

主人公のいるところにヒロインはいる
逆もまた然りである

そういうことですね

そして空気を読む家族…
母ちゃんはともかく幼い双子まで親指立てんなよw

同時に文乃までエスケイプしてうるかと2人きり

かき氷を食べての舌出しとはなかなかエロいことを無自覚にやりますね

次の登場するのは出店やってた理珠
祭りで焼きうどんの出店とかあるもんだっけか
祭りとかさっぱり逝ったこと無いからわからん

そして他の出店への出前とかもあるものなのか
わからんw

わかりませんが、普通にアイコンタクトで手伝える2人は良い奴らですね
自覚してはいなかったようですが、せっかくの2人きりを手放してまで手伝えるうるかはいい娘

出前先ではあんず飴をあーんするという荒業をやってのけた理珠
これはひょっとして擬似f…

いえ、何でもありません

ヒロインたち全員をぶっ込むという都合上、つなぎ方が少々甘くなるのは仕方ありませんが
出前終わったら理珠が速攻で店に戻って、主人公はその場にポツン、ってのはどうなんだw

元はうるかと一緒だったんだから出前終わったなら店戻ってうるかと合流しろよ…ってのは野暮ツッコミですね
それでも、うどん屋の手伝いを終わったら主人公と会えずじまいになったうるかが若干気の毒なような気はしますが

理珠と別れた正面の射的屋には桐須先生
射的上手いとかこの手のラブコメでは主人公のスキルのような(;^ω^)

お面付けててもすぐバレた先生が主人公から逃げようとして転んで、救護所には医院やってるあしゅみー先輩ってのは自然ですけども

擦り傷の手当もさせられるのはお約束
消毒が怖いってどんな大人だよとは思いますがw

はだけた浴衣と帯の締め具合が気に入ったので許しましょう

でも喘ぎ声はやり過ぎだと思う(;^ω^)


彼氏公認の話を言い出してる親父にそわそわしてるあしゅみー先輩が細かいですね


最後は迷子の世話をしてるうちに電車終了
そんで同じく終電を逃したらしい人影と主人公が出会う…ってところでの引きとなりました

つまりこれはヒロインズの中の誰でしょうということですね


親父と一緒に帰っただろうあしゅみー先輩と理珠は可能性なし
膝を擦りむいた桐須先生も手当後にはさっさと帰ったでしょう
残る2人のうち、うるかは最初に2人きりのシーンがありましたから…

この影の正体は文乃だと予想してみましょうか


ヤンママと幼い姉妹って構成は冒頭の主人公家族とわざと似せてるんでしょうね
主人公の家族が引き合わせた2人のヒロインのうち、空気を読んで出番を放棄した方のヒロインに、
似た家族が再び出会わせた、みたいな

次回のキモが「2人で一緒になって打開策を考える」「くれぐれも周囲にバレないようにする」という点にあるとすれば
文乃が最も適任と言えるでしょう

ひと夏のアバンチュールなんて昭和みたいな予告を見ることになるとは思いませんでしたが、
次回で終われるんでしょうかこの展開は


Dr.STONE

ルリお姉さまと千空は普通に出会いました
あれ、2人が会話するのって大会後だとばかり思ってたんですが別にそんなことはなかったのか

「知ってるかも」というルリの口から出たのは、千空の苗字を問う言葉でした
最初は普通にスルーしてしまいましたが、原始村で苗字の概念を知っているというのは明らかに異質ですね

つまり、それが「復活者かどうか」の判別になるというのが百物語の中に伝わっているんでしょうか

「いし…」の続きは「石から生まれた人ですか」とか?


でもそこでぶっ倒れるとかルリお姉さまどんだけ弱いんだ…
たかだか階段降りて十数メートル歩いただけやんけ

それだけで超咳き込みながら倒れるとかどんな病気なんですかね


謎をさらに増やしながらいよいよ始まる大会
トーナメントの考え方が存在しているのはツッコんじゃいけないところでしょうかw
それも百物語の中に入ってんのかなw

ことごとく期待と逆の結果になった対戦相手
さっそく金狼とマグマの対決になりましたが、メガネの伏線はどこで出てくるんですかね

コハクを通してスイカに焦点を当てる展開になっているのはそこへのつなぎだったりするんでしょうか
くじ引き結果にみんなで顔芸してるコマで、スイカのマスクにガラスがハマってるように見えますし
金狼が何かの拍子にあのマスクかぶるとか?

そんでたまたま度が合いましたとか


ゴーレムハーツ

センターカラーの扉を見て、先週の1話でキャラの名前を全然覚えていなかったことに気づく…
どうしても読み切りを思い出しながら読んでいたせいか、ただ博士と主人公とだけ認識して読んでいってました

おかげで扉に描かれてるそれぞれの本名が全然しっくり来ない(;^ω^)

いやまあ慣れるまでなんでしょうけども


あと少し的な引きが前回あったとおり、早速2話目で博士は死んでしまったようです

…が、やっぱりどうしてもこれが2話目でいいのか?というのは拭えないですね


プロローグ的な感じで描かれているのだと思いますけども、ちょっと冗長すぎているのではないかと
世界観をたっぷり見せるためならばまだしも、今のところゴーレムが普及している作中世界はそれほど深くは描かれていません

好評を博した読み切りの前提になる部分を連載の最初に見せられても…という違和感がどうしても発生してきますね

主人公のカッコいい場面は全然出てこないし…

これはちょっとヤバイかもわからんね


ゆらぎ荘の幽奈さん

マトラ回でした
こういう掘り下げはミウラ先生ほんとに上手いよなー


ただ「数日後」ってのがあまりに唐突過ぎて、かるらの妄想オチかと一瞬戸惑ったんですが
そんなことはなかったぜ…w

展開のつなぎ方にそのくらいの急な感じはありましたが、まあいいでしょう


そんなことよりも、キャラとは誰かとの関係性によって深まるものだというしっかり踏まえて、
主のかるらと、登場時から執着している呑子さんとの関係に限って描いていくことで
彼女という人物の核がよく分かるようになっています


御三家の一角たる実力を持つ呑子さんと喧嘩友達になりたいこと
主たるかるらに割と気兼ねなく話しかけたり、脳筋っぽいところが強いのかと思いきや
自分の要望にかこつけたデートの段取りを提案できるくらいには頭があること

さらには、自分の提案で誘った温泉デートだから何とか上手くいって欲しいと考えるくらいには繊細さも持ち合わせていること
その上で、対抗心を燃やせばかるらもコガラシくん相手に積極的になれると思ったことで自分が体を張れるくらいに
かるらへの忠義があること

とは言っても恥ずかしいもんは恥ずかしいので、自分からやったことではありながら内心は結構パニクっていること

見事な描写ですね

最初の登場時には褐色で飴をくわえて、バトルを好む脳筋みたいなイメージがあったマトラに対して
コガラシくんの前でさすがに全裸にはなれないという通常の羞恥心を持っていたり
それでも呑子さんとお近づきになるために思い切ってみたり
かるらを焚き付けるために自ら体を張ってみたり

その人となりが上手に感じられる回になっていました

さすがのキャラ描写力ですわ


他にも

褐色巨乳が自ら水着を剥ぎ取る姿とか
褐色巨乳が背中越しに横乳を見せながら尻を突き出す大ゴマとか
褐色巨乳が大股開きで誘惑する1ページぶち抜きとか
それはそれは読者への訴求力として非常に大きなものがあったと思います

これは是非ともカラー版で見るべきです
せっかくの褐色巨乳なんですから、カラー版じゃないともったいない

褐色巨乳が伝説の「あててんのよ」の亜種「あててんだよ」を実行してるんですよ
カラーで見る以外の選択肢はないですよ


褐色巨乳という属性をふんだんに使った見事な回でした


火ノ丸相撲

問題発言続いてたwww

先週の引退宣言だけでも充分に問題発言でしたけども、そっからさらにこんな話を続けてくるとは
引きのアオリにあったとおりの問題発言ですわ…

もはや挑発の域を超えてるかのような内容ですね

なんて表現したら良いんでしょうか
皮肉でもなければ嫌味でもない

言うなれば投げやり…でしょうか

自身の圧倒的実力は前提としながらも、それを正しく評価しない、評価されない現状に対して
刃皇は大きな不満を抱いている、と

相撲に対して純粋に、ひたむきに打ち込んできたであろう刃皇
44回の幕内最高優勝という大記録はそれゆえに達成されたものなのでしょうが、
その純粋さは同時に幼さをも連れていたわけですね

誰一人対等・同格に戦える相手がいない孤独
かつての久世も似たような感情を持っていましたが、それを遥かに大きな規模にしたものが刃皇の胸中なのでしょう

久世は火ノ丸や天王寺の存在を知ってその孤独を和らげていましたが、刃皇には未だそれができていない
肉体的にも精神的にもピークを迎えていない現在においてさえ、久世が11戦11敗するほどの実力差は
他の追随を全く許さないほどに突出してしまっているんですね

恐ろしいまでの純粋さがあったからこそ、それほどの領域に到達したのだと考えられますが…

それもまた「心」の有り様が相撲の実力に結びついていると言えるものでしょうか

だとすれば、刃皇とは異なる形で「心」を武器にする火ノ丸にもそこにたどり着ける可能性があると言えるでしょうか

「周りが弱かったからって」ってセリフの時、その挑発性に天王寺が反応しているのに対して
「相撲がかわいそうだ」と相撲愛を口にしている刃皇には、火ノ丸は何か「理解できなくもない」みたいな顔をしてるように見えるんですよ

そこに、何となく刃皇と火ノ丸の「心」の共通項というか類似性を感じたんですけども如何でしょう


「問題発言」の中で引き合いに出されている大和国親方が、解説席から即座に刃皇のフォローを入れているのが上手い構成です
それもまた火ノ丸と同様に、刃皇の言葉をある程度肯定するような印象になっているからですね

決して刃皇が1人で暴走しているわけではないのだということを示し、一定の説得力を持たせています

そこに、刃皇を制止するため現れたのは大包平
国宝世代の1人である彼は、進学とか言ってましたけどしっかりプロ入りしてるじゃないですか
そんでしっかり関取になってるじゃないですか

刃皇と同じ部屋に属してるのは、ちょっと後ろ向きな感情の推測もできなくはないですが
こういう時の世話ができそうなキャラとしては打ってつけですね

でも「発言を撤回して」ってさりげなく誘導しようとしたのは失敗していました
むしろ刃皇の怖さをさらに引き出す結果に…


その後の展開も非常に上手くまとまっていました

あんなインタビューに黙っていられるはずがない刃たちが横綱の前に勢揃いする

大関童子切をはじめとした彼らが一斉に物申す輪の中に、火ノ丸はあえて加わらない
現状の番付の差と実力の差を鑑みて、あえて離れた場所から眺めるに留まりました

関脇の冴ノ山は遠慮なく輪の中に入っていってよかったでしょうに、作劇の都合とは言えそれをしなかったのはもったいないですね

しかし、童子切や大典太がどれだけ言っても聞き流していた横綱が唯一反応したのが火ノ丸の殺気というのが上手いですよ
幼さが前に出ている時の横綱ですから、その反応は良くも悪くも他意のない本気のものと言えるでしょう
あるいは「獣のよう」と評された状態での反応は、本能が察知したものと言うこともできます

その横綱が、ただ1人火ノ丸の殺気にだけ不快を催した

その事実が示す針の穴ほどの可能性が、終わらない夏の蒸し熱さを感じさせてくれるようです


新展開は来場所に向けた内容になると思われますが、果たしていかなる内容でしょうか
ただの修行編になるわけはないと思いますが…


食戟のソーマ

2号連続つながるセンターカラーの反対側は、やっぱり竜胆先輩が上に乗ってました
そらそうだよなー

残りのメンツ4人でそれぞれ作った騎馬が向かい合って、対峙しているという構図
先週負けたばっかの叡山が早速ハブられているのが悲しいのであるw

あ、でもよく見ると創真たちの側にも一色先輩がいないのか


本編は、竜胆先輩を支える騎馬としてすっごい辛そうな顔を見せていたもも先輩
確かに司先輩を先頭にしたあの身長差で後ろ支えてろってのは結構きつそうですけどもw


もも先輩の品出しと実食まで終えてしまうとはまあスピーディですね
何か今回の料理はたしかに美味そうかもしれないと俺でも何となく感じましたよ
甘いものとか普段全然食えないんですけどw

司会者と一緒になってどっかのお嬢様キャラみたいな状態になってるアンを見る限り
なかなかの品であることは間違いないようですが

対する田所さんは果たしてどんな品を出してくるのでしょうか

ひょっとして創真たち3人とも同じ品作るんじゃね?っていう直感は大外れしてしまいましたが
この3戦目は全勝するというもう1つの予想はどうなるか


フリーのスポ根描写で安易に繋がなくていいから早く料理の方をだな


 




鬼滅も相撲も衝撃展開だった2017年週刊少年ジャンプ48号感想

2017年週刊少年ジャンプ48号感想

リコピンは何か読みづらいな…


アンケ順
鬼滅の刃
シューダン!
ぼくたちは勉強ができない


・新連載 ゴーレムハーツ
・Dr.STONE
・食戟のソーマ
・フルドライブ
・火ノ丸相撲
・ゆらぎ荘の幽奈さん


鬼滅の刃

炭治郎が起き上がった扉は、本作におけるいつものパターンですね
前回の引きから続く本編の始まりや導入部分を一枚絵で見せてくれることにより、強い引力を示してくれるやつです

ざわつく胸が知らせる異変とのアオリの通り、本編では大変なことになっておりました

急激な鬼化による暴走で、先週はとてつもない戦闘力を見せていた禰豆子ちゃん
しかし今週はさらに輪をかけてヤバイことになっていました…

切断された四肢にも首にも神経を行き渡らせ、力を込めた挙句に
流れる血ごと元に戻ってしまうとは…

その上、このタイミングで血が爆ぜる血鬼術を発動させるとは…

全身を炎に包まれた堕姫が「火」に怯えていたのは、日に通じる火という要素故でしょうか
それこそ日の呼吸が火の呼吸に通じるかのような描写ですね

そうなると、ヒノカミ神楽=日の呼吸?を使う炭治郎に対して
禰豆子ちゃんの能力が火にまつわるものだったのは意味があるのかもしれませんね

致命傷を与えることが出来ないはずの鬼同士の戦闘において、受けた傷の治りが遅い上に鬼の体だけ燃やすとは意外な性質です

つまり堕姫の帯や下着は燃えずに皮膚だけが焼けただれてしまったということでしょうか

花魁として美を誇ってきた堕姫に対して、これはかなりのダメージです
顔半分が焼けてしまってるとか物凄いことになっております


しかしそれよりも、禰豆子ちゃんの変貌に対する読者のダメージのほうがでかいかもしれませんね

四肢に首を斬られても即座に元に戻ってしまうシーンは、それこそ完全に人を捨てたかのよう
そこから堕姫を蹴り飛ばした先で偶然堅気に出くわしてしまった時のあの緊張感と言ったら


襲う…のか?のか?
喰う…のか?
って恐怖がページをめくる手を一瞬躊躇させました

いや、でもまさかそこまでは、と思い切ってめくったページの最初には
目を血走らせて口からは涎を垂らして女性に走り掛かる禰豆子ちゃんの異形

その光景が意味するものは、禰豆子ちゃんの鬼としての処分と、炭治郎・鱗滝さん・義勇さんの自害です

「とうとう一線を越えてしまった」
そう思った次の瞬間、ギリギリのところで炭治郎が間に合いました

尖りきった牙を剥き出しにする禰豆子ちゃんの口に刀を噛ませて、絶対に「それ」だけはさせないようにする炭治郎

禰豆子ちゃんを人に戻すことも大切ですが、それよりも何よりも重要なのは
鬼となった今の彼女に誰も喰わせないこと殺させないこと

サブタイの意味するものはおそらくそういうことではないでしょうか
それがなされなければ、人に戻すも何もあったものではないからです

だからこそ炭治郎は、最優先で禰豆子ちゃんの口をふさいだ

暴れる彼女の爪にどれだけ自分が血を流そうとも、とにかく禰豆子ちゃんに誰も傷つけさせないことを一番にした

長男…いえ兄としての決意と覚悟が窺えるシーンですね


これ、最初は抜き身の刀を禰豆子ちゃんにくわえさせたのかと思ったんですけど、鞘に入ってるっぽいですかね

向きからして峰の部分を禰豆子ちゃんの口にあてがってるから怪我はしないけど
必死になって抑えてる炭治郎の左手は刃の部分で思いっきり切れまくってるんじゃないかと思ったんですけども

さすがに鞘には入ってるか…


とは言え、そんな人の覚悟も暴走する鬼の力の前には些細なものにしかならない
炭治郎を背負ったまま跳び上がり、さらに人の多い建物の中へ入ってしまうとは

そこにブチ切れ状態の堕姫まで現れたら、もう完全に炭治郎1人の手には負えない状況です

周りには何人もの素人、両腕の中には正気を失って今にも人を喰おうと暴れる禰豆子ちゃん、目の前には怒りまくる上弦の鬼


それでも諦めようとはしなかった炭治郎の前に、ようやく宇髄が到着しました

…が、何やら衝撃の事実が明かされる展開になってきましたよ


やっとこさ加勢が来てくれたのはいいんですが、意外な展開です

まず1つは、暴走状態の禰豆子ちゃんを見た宇髄の反応ですね
割と冷静じゃねーか…

お屋敷ではかつての煉獄さん同様に積極的処刑派だった宇髄が、こんな状態になった禰豆子ちゃんを見て
特段殺気も何も抱いてないのはとっても意外でした

「何だこのていたらくは」とか、え、そんな軽く済ませてくれんの?

やっぱだめじゃん今すぐ処分だな、って風にはならないの?
いいの?

いやそれはそれでこちらとしても助かるんですけども


そんで2つ目に、堕姫上弦じゃなかった説ですね

弱すぎなんだよ、って言った次のコマで堕姫の首が落ちてるのは
ひょっとして到着と同時に宇髄が斬ってたのか?

じゃこれで堕姫死亡?

まさか?マジで?


探ってたのはお前じゃない、とはつまりここにはまだ別の鬼がいると宇髄が予感していたってことですよね

善逸たちを捕らえていた蚯蚓帯がひょっとして別の鬼じゃないか?ってのは前に感想の中でも書いたことがありましたが
帯として堕姫に回収されたことで単なる自動操縦だったと認識してたんですけども

それはミスリードだったんでしょうか
それとも今まで全然伏線としても登場してないやつが裏にいたりするんでしょうか


つって、しっかり堕姫の目には上弦の文字が刻まれていますよねえ
珠世さんのところで十二鬼月を自称する鬼と戦った時には、目に数字が刻まれてないってのが偽物の証拠になってましたが
今回は何が根拠になるんでしょうか


シューダン!

ヤバイ…
一回そういう予感を感じてしまうと、もうこの盛り上げ方がそういうことにしか感じられなくなってきたぞ…

波動砲で勝ち越しゴール決めるとか何かどう見てもorz


OK落ち着け俺
まだ慌てるような時間じゃない


すじピンの20話とか、コミックス取り出さなくても内容覚えてるくらいですけど
その後22話で終了してもおかしくない大団円な感じになっていましたね

あるいは横田先生、今回も20話前後で完結できるくらいの構成にはしておいて
実際その後も続けられるかどうかはその時次第みたいなつもりとかそういうわけじゃないよな

ひとまず応援票で引き続き2位に入れときますよ


ぼくたちは勉強ができない

そして3位まで先週と同じという…

おい
このマンガまじ構成が上手すぎるだろ

おかげで来週は表紙&巻頭カラーとかなってるじゃねーか!

来週って38話だよ
まだ1周年経ってねーよ

2度目の表紙&巻頭カラー達成速度ランキングの記事にこの前のドクストとロボレザもまだ追加できてないのに、こっちもかよ
何ということでしょう

これで、新連載6連発のうち、3つは打ち切りで3つは1周年前に表紙&巻頭カラー達成っていう両極端なことになったわけか…
ヒット率5割ならまたやるかもしれませんね6連発


いや、でも本作の人気の理由もわからんでもないのがまた

連載が始まった当初は奥行きの少なさが心配になってたりもしたんですが、今となってはしっかりそれぞれのキャラで回せるようになってますもんねえ

妹ちゃんなんかもはやベタを通り越してるかのようなお兄ちゃん大好きっ娘で、ある意味ヒロインズよりも人気があるかもしれないという
エプロンに「正妻」とか書いてあるってどんな妹だよ(;^ω^)

ていうか今回妹メイン回なのかと思ったわw
妹の誕生日に兄貴の主人公が頑張ろうって内容で、まさかヒロインたち全員が登場するとは思いませんでしたよ

個別ターンを繰り返していくんじゃなく、それぞれのルートやフラグをしっかり絡ませていくって
筒井先生どんだけ読ませる展開を描いてくれるんですか

理珠がうるかに相談を持ちかけるとか、うるかがあしゅみー先輩に連絡するとか
厳密に言ったら「え?」って思わなくもないんですけど、それよりもこの話の連鎖と言うかドミノが続いていく様子を見るのが楽しかったというのがね

文乃の単なる打ち間違いからどんどん話がこじれて行く様子が実に上手いです
彼氏と聞いて何故かメガネ男子限定になってるうるかとか
恋愛経験に見栄張って彼氏らしき相手がいるとか言っちゃうあしゅみー先輩とか
対抗した勢いで部屋に掃除に来てくれた男がいるとか明かしちゃう桐須先生とか

これはすげえ
全部見事に主人公のことですよ

何というフラグの交錯でしょうか

個別ターンを踏まえた内容として実に上手い


で、そのバタフライ効果の行き着いた先は、最初に文乃が望んでいた内容だったというのもね
しっかり同じ本を引き合いに出して説明してる構成が見事

ここで桐須先生が動いてくれた理由が、「平行線の距離が近づいた」ことっぽいというのがまた
ちゃーんと今までの内容が積み重なってるのがいいですねえ

やべえ
何かこの前から筒井先生の作劇力を褒めることしかしてない気がするんですけど
他にないのか俺


新連載 ゴーレムハーツ 大須賀玄

かつて読み切りとしても掲載していた作品で連載デビューとなりました大須賀玄先生

読み切りは割と好印象だった記憶がありますが、この第1話は正直うーんという感じが拭えないですね

始まるまでは、未知の作品だったフルドライブよりもこっちの方に期待感が大きかったりしたんですが
それぞれの1話を比べてみると、こちらは読み切りを知っている分だけ辛い印象を感じてしまいます

最も違和感だったのは、なぜ主人公が独り立ちする前の話にしたのかということですね


読み切りでは博士と離れて独り立ちしていた主人公が、自身もゴーレムである事実を秘めつつ旅をしてる…
みたいな感じで、世界一ではなく世界二のゴーレム術師、ゴーレム博士だっけ?になるとか言っていました

自分を作った博士へのそうした畏敬の念と、人よりも男らしいゴーレムの主人公が割とカッコよく映ったのが読み切りの魅力だったと理解していたんですけども

この1話は、まだその博士の保護下でわけもわからないままに色々やって、空気は嫁てないし迷惑だし、って形になっていて
読み切りで抱いた主人公のカッコよさをすべてリセットというか、消去してしまった感じになっていました

「あと少しだけ」ってことは、3話あたりで博士と離れることになるまでのプロローグなのかもしれませんが
連載開始の貴重な数回をそこに費やすのは果たして大丈夫なんでしょうか

和月先生がしくじったガンブレ状態にならないだろうな…

当時の最大限を出し切っただろう読み切りと同じような話をもっかい第1話として描けってのも
作者側からするとかなり難しい要求ってのもわかるんですけどもね


人ではないゴーレムのハートを描こうとする作品で、まだまだ子供な主人公がとにかく思ったままに行動して迷惑ばっかりかけてて
深刻な危機の時に博士の力を借りてどうにか対処できた、って第1話はテンプレっちゃテンプレなんですよね

描かれてたのは主人公のハートというより博士の心意気の方だった気もしますし

ちょっとこの1話はあんまりよくない…かな?


Dr.STONE

また何か一気に話が進んだなおい

この一気呵成な感じは硫酸が最難関素材だったことの裏返しとして理解できるんでしょうけども
実際に手に入れるまでがあれじゃあ、というのも残りますね

ただそれはそれとして、今回のケミカルクッキングは割と楽しかったようには思えます

硫酸を元にして次々作り出す薬がひたすらヤバイやつばっかりというのをギャグ的に処理していくのは
作画力あってこそのものでしょう

ゾンビとかヤクザとかって単語が原始村の彼らに通じたかどうかというのは怪しいところですが、
そこはまあ

薬作りが一気に佳境に入るっつっといて精製したのが全部劇薬だったとなれば、そりゃコハクも怒りますわな
その上アンモニアの獲得だっつって離れた場所に行ったかと思ったら千空とクロム2人して小便してるとか
それはやっぱり怒りますわなw


で、残る最後の材料は翌日の御前試合後に手に入ることが明らかになりました

ていうかもう翌日だったんですか

千空もしれっとエントリーして、八百長まで駆使した優勝狙いの作戦を取る模様
お姉さまを助けることを優先して、苦い顔をしながらもそれを認めてくれたコハクは物分りのいい娘ですね


エントリー者の中に千空の名を聞いたルリお姉様が何やら反応を示しました
これは、百物語の中に千空の名前が登場しているってことでしょうか

つまり百物語を残した村の初代は千空のことを知っていたのか?

俄に謎を示すような引きとなりましたが、御前試合って何週かけてやるんでしょうかね
金狼のメガネとクロムの片思いって伏線も残ってますし、八百長がその辺をどーにかするんでしょうか


食戟のソーマ

2号連続センターカラーだそうな
つながるカラー扉ってことは、次回は十傑たちが登場するんですかね

モチーフは運動会ですね

騎馬戦を使って、それぞれが協力してる様子を描くと

えりな様の生足が美しいのである…

これはなかなかの極上な脚ですね

ブルマを履かせてるらしいあたりも芸が細かいと言うか、標的をわかってるというか
むしろ今の小中学生とかには伝わらないんじゃないのか?

創真たちの神輿がえりな様だってことで上に乗ってるのもえりな様みたいですが、
これ次回の十傑側はたぶん上にいるの一席の司先輩じゃなくて竜胆先輩だよねきっと

それしか想像できないのは俺だけではないでしょう



本編は、タクミの必殺ピザ実食

アニメ三期に合わせて「3」を強調する品として、4種類のチーズを組み合わせたそうです

え、そこは3種類とかじゃないんですか
そこはいいんすか

でもアンさんのリアクションが今までで一番色っぽいかもしれない…
大きく喘いだ唇に口紅らしきものがあることと、3本指を立てて大事なところを隠す両手のうち、
股間を隠す左手が何やら艶めかしいことが原因でしょう

股間隠すのに指3本ってのがたぶん妙にハマってるせいだ…

おっぱいを隠してる右手の方は、胸からはみ出る形で3本指が立ってますが
これが中指の先とかで左のトップを隠したりしていたら、さらに破壊力が増していたことでしょう

やっべ…
クッキングリアクションの中でもこれは結構好きな方かもしれない…


これだけのリアクションを実現させてくれた皿をタクミが作ることができたのは、
スタジエール先で会得した知識と技術もさることながら、美作との勝負のおかげだそうな

悪意を持って突っかかってくる敵に対して、最大限に有効な攻撃は相手に感謝してしまうことなんですが
タクミはそれをやってのけたわけですね

おかげで叡山の矮小さが果てしないほどに強調されることになっています
期待していた顔芸はそれほどでもなかった…というのが正直なところですけども


必殺料理ではなく、自分が切り拓いてきた料理という荒野を相手に見せつける一皿として双月ピッツァを完成させたタクミですが
この双月という発想は半円にそれぞれどんなピッツァを合わせるかというパターンによって他にも応用が効くことでしょう

それがタクミの必殺料理になるとしたら、1つ楽しみなところが増えそうですね


満場一致での勝利を受けて、弟に手を振るタクミ
その顔にはずいぶんな汗が浮かんでいます

この汗については調理中から描かれていたのが気になっていたんですが、ひょっとしてこれは司先輩や竜胆先輩と同じようにMPを消耗してるって描写なんでしょうか

敵の出方を予想し、それに合わせた調理を施して
最終的には4種類のチーズの味をバランス良く整える

確かにかなり神経を使う調理であったことでしょう
くわえて3人でサポートし合っていたんですから、その疲労は多いでしょうね

そういうことだとすると、タクミの出番はひとまずここまでということになるでしょうか


創真と田所さんは別に汗ばんでる様子じゃないのが引っかかりますけども(;^ω^)

タクミの勝利を見て唐突に焦りだした司会者はえらく不自然でしたが、まあいいとしましょう
続いて焦点が当たるのは田所さんの対戦のようです

対戦に出てきたメンツの中で最も格上となる三席のもも先輩相手に田所さんはどう戦おうとしているんでしょうか


フルドライブ

新連載第2話

1話は主に画力の点からそれほどの好印象を抱けませんでしたが、どうやら感想界隈では割と評価が高いようです
それを踏まえて読んでしまったからでしょうか、「確かにいいかもしれない…」とか俺も思ってしまいましよ

登場キャラたちが変に捻てないのがまず1つ
いい意味で普通の奴らというか

もちろんストーリー上の役割はありますからその部分においては突き抜けているみたいですが
それ以外では普通やん、というのが彼らを身近に感じられるようでいいですね

主人公に対してツンデレみたいな態度を取りながらも、オーナーには頭上がらなかったり
練習場に入れば散らかってるピンポン玉を普通に片付けようとしてたりするヒロインとか

急にやってきた知らない奴に、不敵な雰囲気を醸し出しながらも余計な悪口や蔑みを言うことなく普通に挨拶するライバルその1とか

その挨拶で、手を握る握らないというところにこんだけの熱を込められるのも珍しいと思いますねえ

まあ卓球選手限定みたいなことになるんでしょうけど、握手は試合の時しかしないってのから始めて
ラストの引きで「じゃあ手を握ろうか」と試合やる宣言に繋げるのはとっても上手いかなと

手を握るってのは通常ならもちろん協力の象徴なんですが、今から戦う相手とそれをする
互いに相手への敬意と持ち、自分のプライドをかけて戦うことの所作ですね

初対面での握手も、試合前の握手も、ありふれた場面ではあるわけですが
演出としてはいいズラし方だと思います


これは連載を重ねて画力がめきめき上がっていけば、かなりいい作品になれるかもしれないですね


火ノ丸相撲

うおお…1週どころか数ページで決着しちまった…
あの草薙がまるで雑魚扱いとは…

刃皇という横綱がどれほどの高みにいるのか、まざまざと見せつけてくれる一番です


大和国に引退を決意させた男
歴代最高の優勝回数を今なお更新し続ける横綱

大和国を超えたと言われるのも頷ける話です

この尋常ならざる強さは、確かに最強と呼ぶに相応しいのかもしれません


インハイで火ノ丸とあれだけの死闘を繰り広げた草薙が、
3年の稽古とプロ生活を経てあの頃の何倍も強くなったであろう草薙が、
それでも全く勝てない横綱

今回が初顔合わせとは思っていませんでしたが、まさか10戦全敗とは

11戦目の今回も、立ち会いと同時に剣を根元から折られて
大和国から受け継いだ必殺の右上手を殺される

剣を折られる瞬間の草薙の顔はどうですか

静謐の相と称されて、静かなる横綱相撲を取るはずの男が
あんな形相してるなんて迫力ありすぎですよ

横綱の正統後継者を自負する草薙を、雑魚同然にぶっ倒して前人未到44回目の幕内最高優勝
しかも全勝優勝

頂点というその強さを、その高さを、その遠さを、たった数ページでこれ以上無いほど見せつけてくれました

火ノ丸の顔が強張るのも無理がありません
それでも挑む気持ちを捨てていないのはさすがの心ですが…


そしてその後の優勝インタビューでまさかの展開

何と来場所優勝したら引退すると言い出しました
泣きながら言ってるところからすると、本心はまだまだ続けたいということなのでしょう
解説してた大和国親方も刃皇はまだまだ伸びるとか言ってますし

しかし、自分に並び立つ者が一向に現れない不満がそれを上回る

44回の優勝ってことは、1年に6場所として7年以上にわたって優勝しまくってるってことですよね
さすがに44場所連続ってわけではないでしょうけども


僅かなミスが敗北につながる土俵の上で、横綱になるということは人間をやめるということに等しい
神にも近いその玉座で、ただ1人君臨し続けることに刃皇は飽きてしまったということなのでしょうか

相撲は1人では出来ない

2人揃って初めて成立する

ならば、強すぎる者が1人だけいたところで、それでは相撲にならない


そういうことなのでしょうか

号泣しながらのくせして、言ってることは真正面からの挑発です
体はまだまだ元気ですがなんて大景勝を意識したものですし、自分のいない土俵で二位争いしてろなんて勝ち逃げ発言は
間違いなく他の力士たちの逆鱗に触れるものでしょう

聞いた直後の今は驚きと戸惑いでよくわからない気持ちになるかもしれませんが、時間が経つに連れて
その挑発的意図に誰もが気がついていくことでしょう

来場所が灼熱の死闘になるとはこれを指していたんでしょうか

横綱になるのを目指すのではなく、刃皇に勝ち逃げさせないこと
ほっといたらまた全勝優勝してしまいかねませんから、どうにかして刃皇に土をつけようと国宝たちが躍起になるのでしょう

最強がいなくなった土俵の上で二位争いなんて、こんな虚しいものはありません
彼らが目指しているのはあくまで頂点

自分にも他人にも誇れる頂点なのですから、たとえ横綱になれたとしても「二位争いの結果」なんて最初からケチのついてるその座に
何の意味があるでしょうか

これはかなり来てる発言ですよ

ていうか「次号刃皇が問題発言…!?」とかアオリが言ってますけど、今週のこれが問題発言じゃないのか?
来週さらにまだ何か続くのか?


ゆらぎ荘の幽奈さん

千紗希ちゃん回でした

扉絵で抱きしめてるぬいぐるみが、まるで幽奈がコガラシくんからもらったバンカラうさぎみたいだ…
千紗希ちゃんにとっての抱枕≒仮想コガラシくんに当たるんですかね

だからそんな夢見るんだよw
完全に欲求不満な状態じゃないか…

どうぞごゆっくりって叫びで目が覚めるシチュエーションもかなり珍しいと思うんですけども
お母様には聞こえてなかったんでしょうか


しかし、何と言っても今週最も特徴的だったのは、誰も女体に触れたり感じたりしてないってことですね

コガラシくんが転んで胸に突っ込んだりすることも、ぱんつに变化させられることもなく
何かの拍子に誰かの服が脱げるわけでもなく、ぱんつが無くなるわけでもなく

ただただ千紗希ちゃんがひどい目に遭ったというだけです

夢咲先生の術の影響を受けているのは千紗希ちゃんだけであり、コガラシくんや幽奈は何にも変わっておりません
ただ千紗希ちゃんの視界がおかしくなってしまっただけ

着ているはずの服が見えなくなることで、自分が全裸であるように錯覚してしまう
読者にはノルマも兼ねてしっかりその全裸が描かれておりますが、コガラシくんには別に見えていないわけです

ただし、ここに1つミウラ先生の巧妙な仕掛けがあります

「俺には普通に制服着てるようにみえるけど」
こうしたコマでは通常、それを喋る人物から見た様子が描かれるのが普通です

ここでは、そう言ってるコガラシくんに見えている光景として、
制服を着た状態で胸と股間を押さえてしゃがみ込んでる千紗希ちゃんが描かれるのが普通の作劇方法

しかし、ミウラ先生はそうしませんでした
全裸状態の千紗希ちゃんを前にして、「普通に制服着てるけど」とコガラシくんに言わせたわけです
これにより、今回の本編が完全に千紗希ちゃん視点のみになっているんですね

他人に見えている景色など、実際にはどうなのかわからないのが普通であり、
自分には全裸に見えていても「いやちゃんと服着てるよ」と言われれば、後はそれを信じるかどうかだけです

だから、実際のところはどうなのかわからない

あくまで今回は千紗希ちゃんの視点で読ませるために、他のキャラの視点を介入させなかったんですね

それによって生まれているのが、動揺する自分の言い分を全面的に受け入れて、
その気持ちを少しでも落ち着かせようとしてくれるコガラシくんの優しさにキュンキュンしまくってる千紗希ちゃんへの大きな感情移入です

傍から見たら胸とスカートを押さえて座り込んでる自分は明らかに変なのかもしれない
それでも、全裸に見えてしまう以上は普通になんて動けない

それを察して、制服を着ているはずの自分に上着を羽織らせてくれるコガラシくんの優しさに
大いなる安らぎを感じてしまっている

コガラシくんの上着を借りるのは思い返せばこれが初めてではなくて
かつての瞬間を思い出したら、今までよりもさらに鼓動が強く大きくなってしまう

むっつりヒロインとしての地位を確立している千紗希ちゃんが、珍しく正統派の純真な気持ちに震えまくっている場面となりました


…なのに、そのタイミングで術の影響が悪化するという

上げて落とすとはまさにこのことですね

あのキュンキュン顔からのコガラシくんマッパとは誰が予想できたでしょうかw
千紗希ちゃんがまともに見てしまっただろうコガラシくんのコガラシくんは、果たして彼女の脳内が視界に反映されたものか、それともガチか


伝説のToLOVEるでは、リトさんのリトさんを目にしたことがあるヒロインとそうでないヒロインとが明確に存在していましたが
果たして本作でもそうした区別が存在することになるのでしょうか


 




食戟のソーマがなかなか上手いことやってた2017年週刊少年ジャンプ47号感想

2017年週刊少年ジャンプ47号感想

磯兵衛ないの寂しいな…
そしてロボレザの展開に軽く衝撃


アンケ順
鬼滅の刃
シューダン!
ぼくたちは勉強ができない


・新連載 フルドライブ
・Dr.STONE
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・火ノ丸相撲
・食戟のソーマ


鬼滅の刃

人気投票結果発表センターカラー

応募総数26000とはかなりな数字じゃないですか
他の作品での応募数とか覚えてませんけど、26000は結構な数ではないですかね

1位には見事に炭治郎
順当な結果ですね

ていうかこの物語の内容で炭治郎が1位じゃなかったら逆におかしいレベルです
製作側も人気の理由を考え直さないといけないレベル

2位には善逸が来ました
これもまた納得の結果ですね

登場初期こそ炭治郎に憐れみの目を向けられるほど血迷っていましたが、
今は頼もしさも随分身についていると感じます

夢列車の時の禰豆子ちゃんにガチ惚れしてる様子とか、一瞬だけフラグ立てた時とか
そういう善逸の「心根」がよく描かれていたからでしょう

そんな善逸の次に来たのは禰豆子ちゃん
ピンクの背景にピンクの着物がやけに可愛らしく見えますね
それでいて瞳も頬も同じピンクに染まってるなんて、吾峠先生かなり気合い入れて描いてくれたようです

ていうかこういうカラー扉で禰豆子ちゃん登場したことって今までありましたっけ
コミックスをざっとめくってみた感じではなかったっぽいんですけど

とするとこれは禰豆子ちゃんの貴重なカラーショットということですね

堕姫を描くに際して、女子の描き方が覚醒したかのような吾峠先生
その腕で禰豆子ちゃんを描いてくれたらこんなことになるとは…
ありがたやありがたや

そんで4位にはまさかの義勇さんですよ
こんなに高いとは思わなかったw

蜘蛛編から柱合会議にかけて、その実力とともに炭治郎に対する覚悟を見せてくれたのが効いているんでしょうか
鱗滝さんからのあの手紙はマジ泣いたからな…

黙して語らず、ただ行動だけで示す男
凪のオリジナル技にも通じる静かな義勇さんは、何か女性人気も得られそうな気配がありますね
この4位のカットもかなり男前に描いてあるし

伊之助が5位なのは、まあ惜しかったというか
ただし、今作中で一番成長の様子が窺えるのってさりげに伊之助だったりしますからね

炭治郎と出会った最初はあんなに話の通じない自己中心的な奴だったのが、
今じゃしっかり周りのことも気遣いながら行動できるようになって

何となく読んでると気づきにくいかもしれませんが、実は最も変化と成長の跡が見えるのは伊之助だったりするんですよね


で、6位以下にはしのぶさんに煉獄さん、カナヲちゃんという順当な顔ぶれが

しのぶさん煉獄さんより上か
鬼相手のサイコな印象から、炭治郎たちへの慈愛に満ちた優しい印象がギャップ効果で跳ね上げてくれた感じですかね

煉獄さんの順位については疑問はないでしょう
むしろもっと上でもおかしくないレベルですよ

あんな見事な背中を見せてくれた大先輩
もう顔見るだけでもちょっと潤んでくるくらいあります


義勇さんと伊之助としのぶさん、票数だけ見ると割りと僅差だな…
上位の他の票数は結構差が出てますけど、ここだけ接戦ですね

カナヲちゃんは炭治郎との今後に期待ですね
もうあの番外編以来炭治郎とカナヲちゃんの絡みが楽しみで楽しみで仕方ありません

そして9位に来ました作者吾峠先生
トップ10入りとは凄いじゃないですか

票数はカナヲちゃんの半分以下とはいえ、それでもこんだけ上位陣に票が集中した中
9位に入るほど自分にも票を入れてくれた読者がいるというのは、相当な励みになったことでしょう

描く作品は異質なセンスを持ちながら、目次コメントとかコミックスの作者コメントとか見てると
実はかなり抜けてるところもあるかなりいい人っぽいっていう印象がある吾峠先生

これからもこのマンガには期待しておりますよ


で、ですよ…

この人気投票結果発表の時に毎回どうしても思ってしまうことなんですけど…

なんでふざけた投票する奴は消えてなくならないんですかね


吾峠先生の過去作品のキャラはまだわかりますけど、二宮とかシズクとか左門くんとかてっしーとか挙句にゃ両津勘吉とか
何で他作品のキャラに票が入るんだよ

何なの?
バカなの?

両津の眉毛はいいよ
企画とはいえ一応作中に登場したものではありますし
でも両津自身は出てきてないだろ

あと新宿のキャッチコピーを考えた人って何?
そんなのありました?
唐突過ぎて普通にきょとんとしてしまうんですけど


「炭治郎の無意識領域」ってのも謎な投票ですよ
人でも物でも動物でもなく、エリアというか「場」に投票するってどんな発想だよ…

でも一番わけがわからないのが「長男」ですよ
何なの?誰のことを指してるの?

ジャンプきっての長男力がある炭治郎のことなの?
じゃあ炭治郎の得票じゃ駄目なの?



あーだめだ
おかしな投票なんか失笑しながら流せばいいのに、どうしても毎回気にしてしまうな…






さて

気分を切り替えて本編を見ていきましょうか

炭治郎の危機に飛び込んできた禰豆子ちゃん
炭治郎と同質の怒りを鬼の体に宿したことで何が起こるかどうなるかというのが、前回の引きでしたが

その結果は予想以上の回復速度

タイマンの実力は遥かに差がありながらも、堕姫と同等以上の回復速度によって堕姫の攻撃を上回ってしまいました

これは恐ろしいことになってきましたよ…


先週までの炭治郎は覚醒と呼んでいいものでしたが、今週の禰豆子ちゃんは明らかにそれを超えた暴走状態です
斬られた手足も胴も瞬時に再生してしまうほどの力とは…

再生と同時に体を大きくしたのか、口の竹筒が外れてしまったことは
彼女の鬼化を象徴的に示すものと言うことができるでしょう

どころか、ツノ生えてますからね
能力的にも視覚的にも、鬼らしさを強調する姿になってしまっています

そして同時に体に浮かび上がった紋様は小枝と葉っぱでしょうか
どういう意味があるものなのか、吾峠先生がどういう意図でデザインしたものなのかはよくわかりませんが
堕姫の顔にある花の模様と同様のものでしょうか

そういや猗窩座にも何かよくわからない模様みたいなのが顔にありましたが


竹筒を外し、着物の裾をはだけさせ、胸元も顕になった鬼の禰豆子ちゃん
この立ち姿の何と恐ろしいことでしょうか

蕨姫が上弦と判明した瞬間の大ゴマには美しさがありましたが、この禰豆子ちゃんには恐ろしさのほうが遥かに強く存在しています

元が禰豆子ちゃんですから美しくないわけではないですが、それよりも恐ろしさの方が圧倒的に勝る

それは、彼女がいかにも鬼らしい状態になったこと自体ではなく、それによる今後を想像してのものですよね


禰豆子ちゃんを人に戻すことを最終的な目的としている炭治郎にとって、これほどの鬼化は全く逆方向の状態
鬼の部分がますます強くなってしまったと捉えるならば、人に戻すという目的がさらに遠くなってしまったことを意味するでしょう

さらに、まもなく到着するであろう宇髄たちの反応も懸念されます

先週の引きを見た段階では、おそらく上弦には敵わないと思われる禰豆子ちゃんが
それでも一切退かずに傷だらけになりながら戦い続けるのだろうと想像し、兄と堅気を庇って戦うその姿を見た宇髄が
どう反応するのだろうかと思っていました

しかしこんな暴走状態となってしまったとすれば、これを見た宇髄の反応は他の鬼に対するそれと同等になる可能性が高いと思われます

瞬時に再生した脚で堕姫を踏みつけ、地べたに這う相手を見て笑みを浮かべるなどいかにも鬼らしい暴虐ぶり

額のツノ
全身に浮き出る血管
ひび割れたような瞳の周りと、顕になった牙

普通の鬼殺隊員が見れば完全に斬り伏せる対象の鬼です

善逸や伊之助は庇ってくれるかもしれませんが、宇髄が果たしてどう出るか

それとも、今度は弟に起こされた炭治郎が、傷と反動で動かない体を無理やり動かして禰豆子ちゃんの暴走を鎮めてくれるのでしょうか


シューダン!

嗚呼…
何か俺にも変な予感がよぎって来てしまったぞ…

ちょっと待て
まさかそんなわけはあるまい

まだこっからのはずですからね

いきなりナレーション展開になったからって
何か挫ける寸前からの最後の足掻きみたいな展開になったからって

いやいや
まだまだこんなもんじゃないはずですよ


…ですよねえ?横田先生?


ぼくたちは勉強ができない

先週がうるかと文乃回だったからか、今週は理珠のターンでした

しかし、導入の上手さは相変わらずだなこのマンガ

開始1ページで今日はヒロインの家に親2人がいないことを説明してくれるなんて、完全に展開のパターンが掴めてしまうじゃないか…

主人公はどういう理由とタイミングで家に行くのか
主人公以外に誰か来るのか
主人公はいつまで居るのか
居る理由、あるいは帰る理由は何か

起承転結が非常に高いレベルでまとまっておりますね
いや、厳密に言うと起承転転結となるかな?


起となるのはもちろん「今日親いない」という部分ですね
それを前提として、理珠が1人で映画を見るまでが含まれるでしょう

新しいうどん屋の開拓とか、まるで某小泉さんのように見えたんですけど
うどん大好き緒方さんってなんか語呂悪いな(;^ω^)


承が、ボスケテタスケテのメッセージを受信した主人公が一目散に家へと向かう部分
TL上で誰かが指摘してくれていましたが、うるかや主人公は困った時の相談相手が文乃であるのに対して
理珠は主人公に相談する、という関係性が頭にあったことで理珠がこのメッセージを送るのは割と自然なことのように感じました

承は家に着いての事情説明とイベントの発生までも含みますね
親父いないのにうどんはどっから出てくるんだという気もしますが、こまけーこたーいーんだよ案件でしょうか

転にあたるのが、関城さんや文乃などの他キャラが登場する部分
あくまでメインは理珠のため、登場と言ってもページ数は非常に少ないですが、承の部分のイベントによって
いかがわしい状態になっている主人公にとっては予想外すぎる展開だったことでしょう

読者にとってはバッチコイ的な展開でしたが

それにしても関城さんはすっかり主人公を受け入れているんですね
前回の文乃の誤爆による怪我の功名で「親友」になったというのに、決定的場面に遭遇して理珠を主人公に任せられる発言が出てくるとは

文乃も文乃で、アイコンタクトで会話とかそれなんて熟年夫婦?

「一体全体どういうことなのかな」とか「どさくさに紛れて…」とかは表情で読み取ることは可能なんでしょうけども
「かくかくしかじか」とか「確かに苦手だもんねえ」とかはどうやって伝わったんだw

アイコンタクトとボディランゲージでホラー映画ってどう表現するんだよw

しかもうるかは一瞬とか認識してるぞ
あの4コマでは2人の間でかなりの情報が交わされたと思いますが、どれだけ時間が圧縮されていたのでしょうか

この以心伝心はもはや出会って数十年の域ではないのか

ただし、文乃の表情は全てアイコンタクトモノローグを説明できるものになっていたのは筒井先生の表現力を賞賛するべきところでしょう

単純な疑問と、乙女心から発生する若干の殺意を含んだ説明を求める表情
主人公の説明に一定の理解を示す同情ないし共感の表情
再度乙女心から生まれた別の疑問と、同じところから出てくる信頼とが入り混じったジト目の表情
主人公の返事をすんなり信じて、あっさり下がる物分りの良さを見せるため息の表情

お見事です
筒井先生侮れんな…!

試しにモノローグ内を隠しても通じそうな気がしてくるってのが凄いですね



でも、これ何か4コマにしたコラ画像とか量産できそうだw


そして、結によってちょっと真剣な展開になりつつ、主人公は結局いつまで居るのかというオチを付ける

親父と主人公は一晩中戦っていたのか?
隣で寝てる理珠を起こさないという一点のみを共通の理解としながら、静かなる聖戦を何時間繰り広げていたんだw

朝チュンの新しいパターンと言ってもいいですかねw


1話の締めとしてもオチとしても非常に秀逸な出来になっていたと思います
これは上手い

こんだけ上手なラブコメなら、結構長いこと続くかもしれませんね
ひょっとしたら25巻くらい


新連載 フルドライブ 小野玄暉

小野玄暉先生の連載デビューですね
今まで何度か読み切りでは名前を目にしたことがありましたが、卓球マンガでの初連載となりました


…が、正直な印象では今ひとつというところでしょうか

この1話で最も強調されていたのは主人公のキャラだったわけですが
そこと卓球とがはっきり結びついていませんでしたね

冒頭ではいつものひ弱系主人公かと思わせておいて、自分の存在や実力を知らしめるのはこれからだから今は舐められててもいい、
とはジャンプではあまり見ないタイプの主人公でした

そこに目を引かれたことは事実ではありましたが


最も弱かったのはやはり画力ですよね…
デビュー作ですからこれは致し方ないところではあるんですが、特にヒロインが残念に映りすぎているのです

「舞踏会を開きましょうか」の次のコマ
「美しく」と言ってるコマですよ

ピンポン玉をなぜそこに描いた…

「美しく」とか言ってるコマですよ
なのに、なぜヒロインの顔にかぶせてピンポン玉描くんですか

しかもよりにもよって鼻の位置て…
ぱっと見ヒロイン豚鼻になってるじゃねーか!
これは担当編集止めろよ
全然美しくなってないよ!

そこで「あれ?」とか思わせちゃうから、ページめくったヒロインの決めゴマもおかしく見えてしまうんですよ

おそらくはセレブちっくにスカートを広げてみせた姿なのだと思いますが、作者のイメージに画力が追いついてないのがありありと窺えます

さっきの豚鼻の印象のままこれを見てしまうと、ヒロインが可愛くないように感じてしまうのです
新連載でこれは致命的な現象ですよ


とは言え、卓球シーンの激しさとかスピード感とかはいい感じで描けているんじゃないかとも思いました

ヒロインのキャラも、ちょっと鼻につくところはあるようですが主人公の本当のところを知ろうとしている様子からは
根は悪い子じゃないことは感じられました

画力はやむを得ない部分ではありますし、期待を持てる余地はあるとも思えました
回単体で評価を決めるのは俺の主義ではありませんので、ひとまず2話目の内容を見てみることにしましょうか


Dr.STONE

んん…?

硫酸って名称出して、知識を継ぐの継がないのって話まで出して緊迫感を煽った割にはだいぶあっさり任務達成してしまったぞ…?
いいのかそれで

冒頭は死の危険に恐怖を抱かざるをえない2人の様子がしっかり描かれていたのに、
実際現場についてからは意外とすんなりいってないかい?

水面で弾けた硫酸の泡に当たったガスマスクの吸管が破れかけるとか
クロムがすっ転んで硫酸池に落ちかけるとか
そういうのはありましたけど、それは事前に予想してた危険とは全く異なるものじゃないですか

行く前に散々心配してたお手製ガスマスクの有毒気体除去精度がやっぱり不十分だったとかじゃなくて
単なる運の問題になってないかこれは

こけたクロムが「池に落ちてマスクが外れる」とか思ってたのも違和感ですよねえ
硫酸の泉に落ちるって時に心配するのそこ?っていう…

カラスが溶けてくの見たでしょうに


ありえなさを放置した先週のストレートな展開といい、何か素直に受け止められないな…


ゆらぎ荘の幽奈さん

階段の怪談始まるで~とかもうほんとふざけてるよね…

ページ背景ベタ塗りとか黒モヤとかでミウラ先生は一応怪談みたいな雰囲気出そうとしてるのに
柱で台無しなのであるw

夜々と轟の同級生なずなちゃんの貴重なパンチラは、珍しくモブ男子が拝むことになりました
しかしあえて彼らのリアクションを描いていないことで、ラキスケは主人公特権の1つである法則のバランスを取ろうとしていることが窺えます

今回のメンツに夜々と轟がなぜ選抜されたのかというのはよくわかりませんが、出番が少ない年下組への配慮でしょうか

扉絵は怪談ということでホラー映画をモチーフにした幽奈のコスプレ

いや、まあ確かに幽霊ですけどねw
あんまり怖くないな
胸元にばかり目が行くというか

七不思議レポート1っていうから次回に続くような話なのかと思いきや、全くそんなことはありませんでした
適当に間を空けてそのうちレポート2や3もあるってことなんですかね

この分では7つ全部しょーもないエロ絡みの不思議なのでしょう
下品系の七不思議って学校的なかなりな恥の気がしますが、教師陣は放置プレイなんでしょうか


どうやらそれぞれ違うものが落ちているように見えて、拾おうとすることでぱんつが見えてしまう現象のようですが
雲雀と幽奈は何を見たんだぜ

狭霧のクナイとか夜々の魚とかはよくわかるんですが、雲雀は前屈どころか階段に背を向けてるんですけど
もしや屈む前にこけた…?

でも最大の問題は幽奈ですよ
幽霊なのに見えない状態を維持したまま自由に実体化できるはずなのに、なぜ階段をすり抜けているのか

何を拾おうとしたのかも気になりますが、手を伸ばしたらそのまま階段を腰まですり抜けてしまっているというのは
かなり興味深い現象ではないかと思われます

幽体としての幽奈の能力にまで干渉する七不思議ということになりますからね

おかげで八つ墓村状態の幽奈
たぶんミウラ先生わざとなんでしょうねw

扉絵では可愛らしい貞子だった幽奈
でもこれはずいぶんかっこ悪い姿です

何気に珍しかったのが浦方のぱんつ
裏方の名前の通り、前線で直接戦う狭霧や雲雀のサポートを主な役割として頭が回る故に
基本的にえっちな目には合わないキャラでしたが、ミウラ先生が思い切ってくれたようです

しかしぱんつ自体は取り立てて特徴も何もない単なる白ぱんつ
下手したらブリーフと言っても通用してしまうかもしれないほどの代物でした

やはり浦方はそういう扱いってことなのか…


で、原因は霊気と思念が集まりすぎたことによる噂の現実化だとか
その辺の理屈は細かくツッコむところじゃないですからいいとしましょう

しかしそれを解決するための方法が女装男子によるお下劣パンチラとは…


これですね
何がきついって、モノクロページで読んでると普通なんですけど
電子版のカラーだと「ぷりんっ」のコマの皮膚の塗りがごつごつしてて完全に男なんですよ

いや、よく見ればモノクロ版でも尻の影の付け方とかで女体にはない硬さを出そうとしてるのはわかるんですが
カラー版で色がつくともっとひどいことになっております

さすが男の尻写真をガン見しまくって描いただけあるわ…ミウラ先生(;^ω^)
塗り方の指定もちょっと細かく指示出したりしたんじゃないのかこれは


さらに問題なのが、女装した4人の男たちですよ
コガラシくんに兵藤と、あとは冒頭でなずなちゃんと一緒にいた2人のモブですね

こんなことに付き合ってくれる彼らはいい奴らです

あ、いや言いたいことはそこではなくてですね
その女子の制服とぱんつは一体どこから用意したのかってことなんですよ

特にぱんつです

これよく見ると、ここまでパンチラしてきた女子たちのぱんつがモチーフになってますよね
さすがに同じものを用意して履かせたとは恥じらい的に無いでしょうから、ただ似てるだけのものだと思うんですけども

コガラシくんの白ぱんつは幽奈や狭霧のそれのようで
一番右のくまぱんつは轟ですよね
金髪ヅラの兵藤が履いてる水玉?みたいな模様のぱんつはなずなちゃんのと似てて
一番左のしましまぱんつはもちろん雲雀のと色まで同じ

これもミウラ先生わざとだよなー


コガラシくんとモブ2人が自分で自分にショックを受けてる横で、1人平気な顔で笑ってる兵藤は大物なのかアホなのか

でも好きな男子が女装した上にパンチラしてる姿を見てしまった乙女たちの心もそこそこのショックを受けてることでしょう(;^ω^)


火ノ丸相撲

早くも名古屋場所が千秋楽を迎えてしまいました

最終日の土俵入りの儀式は何度も見たことがありましたが、そういう意味があるものだとは知りませんでした

先週桐仁に勝った火ノ丸は、最終的に12勝3敗という前頭の下位にしてはかなりの好成績で名古屋場所を終えましたが
3敗した相手は先週の引きで登場した3人だった模様

第1部で、火ノ丸をはじめとした高校生力士たちを国宝と呼んで格付けしてきたのに対して
中卒でプロ入りしていた連中とは川田先生考えましたね

特にこういうスポーツや競技ものでは、強敵の存在が不可欠なものですが
話が長く続けば続くほど後から登場する強敵に対して「何で今まではその名が知られていなかったのか」
という問題が付随することになります

アマ大会の高校相撲に登場するわけもなく、また同時にプロとしての活動期間も火ノ丸より長いという中卒プロ入りというのは
なかなか見事な設定です

しかも冴ノ山までその中の1人に負けてるとか…

大関昇進への基準の目安は3場所で30勝以上とかでしたっけ
かろうじて10勝できたのなら、大関取りへの道が再び開けたと言う感じでしょうか


そんでようやく天王寺と草薙の番付を明かしてくれました川田先生

まさかとは思っていましたが、2人ともに大関という地位に達していたとは
冴ノ山先越されとるやん…

部長が登場してる様子がありませんでしたけど、桐仁と同じくらいの十両あたりにいるんですかね
何となく小結くらいにいんのかな、とか思ったんですけど

いや、何となくね
大関ってあだ名で呼ばれてた小関部長が、番付小結だったら面白そうかなってだけです
特に根拠とかそういうのはありません


で、千秋楽の一番を終えたはずの火ノ丸が真剣な表情で見つめるのは名古屋場所における最後の取組

優勝を懸けて激突する大関草薙と横綱刃皇の大一番でした

今の時点で13勝1敗ってことは久世も誰かに1敗してるんですね…
相手は天王寺だったりするんでしょうか

で、この大一番で刃皇に勝てれば優勝決定戦ということは刃皇はここまで全勝なわけですね

そこで久世が勝てれば互いに14勝1敗となって、今度は優勝決定戦の一番となる、と
天王寺はそこには入ってないのか?


日本刀に喩えられた国宝たちに対して、その刃の頂点という四股名を持つ横綱刃皇

まずは草薙が最初に斬り込んでいくこととなったようです
別にこの一番が初顔合わせじゃないかもしれませんが、あくまで描かれた範囲でということでね

しかし久世ほどの実力でも未だ1度の優勝も成し得ていないというのですから、その難度が窺い知れます

その優勝を2場所続けて達成しなければ横綱には届かないという現実

土俵上を見つめる火ノ丸の表情が険しいのも当然ですね


刃の皇に草薙剣がどこまで通用するのか
見せてもらいましょう


食戟のソーマ

何か色々ぶっこんできましたねちょっと

叡山の策略を実は最初から予想してました、とは単純な答えですが
描き方のお陰で結構納得させられる感じになっております

借りを返すということにかこつけてずっと見続けていたとは、「人を見る」という部分に通じるものといえるでしょう
対して、素材と調理の工夫によって相手の皿を妨害して貶めることばかりを考えていた叡山は皿の上しか見ていなかったと

それぞれの陣営に通底しているだろう要素の対比としてはよくできていると思います

それに加えて、タクミがまさかの美作化してるとはね(;^ω^)

お題が決まったその時から妨害を予想していたってだけならまだマシでしたが
あのぶち抜きは完全に美作じゃねーかw

怖い怖い怖いw


その上、アニメに合わせた餐の皿とか言い出すってw

イタリア料理の形式として前座としての第1の皿とメインの第2の皿があるって説明を前提にしていることで
さらにそれらの先を征く「3つ目」が出てくることの必然性と期待感を強調できています

これは上手い構成です


ピザの形も半月が合わさってるみたいだという創真の指摘でタクミの魂が想起されるのもお見事

ドッピオとか聞くと「とぅるるるるるる」が思い出されてしまうんですが、
「ドッピオメッザルーナピッツァ」とはなかなか語呂が良いですよ


今週は附田先生上手いことやりましたね
最初の通読時にはそこまで盛り上がりませんでしたが、読み直してみると「ほほう…!」って感じになりましたよ

 




Dr.STONEが直球で少年漫画していた2017年週刊少年ジャンプ46号感想その2

2017年週刊少年ジャンプ46号感想その2

やっぱ水曜まで掛かったら駄目だな…


・Dr.STONE
・火ノ丸相撲
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~
・食戟のソーマ
・腹ペコのマリー


Dr.STONE

どストレートに少年漫画をやってるな…
あんまりストレートすぎて、俺はむしろ「あーはいはいそりゃそうだよねー」ってすっごい冷静に読んじゃったぞ
オッサン読者には眩しすぎたわ

しかしその流れからコハクもまた回想を始めたのは意外でした

姉をめぐってクロムと同じようなセリフを父親相手に言っていたんですね
何かコハクとクロムのフラグが立ったような気がしないこともないですが、扉絵とかでずっと示されてる通り
大樹と杠に対してコハクは千空に対するヒロインであるはずと考えるとクロムとの線はありえないと考えていいでしょう


その回想の中でさらっと明かされた「巫女」の役割
百物語を村に受け継いでいくことが最重要な仕事なのだとか

以前に桃太郎の話題が出てきたことがありましたけど、100のうちの1つだったんですかね

物語によって危険な猛獣のことを教えているのかとその時の千空は推察していましたが…

それにしては桃太郎が一子相伝の暗殺拳を伝承していそうだったり、浦島太郎が聖剣か何か持ってるっぽかったり
ポケットサイズのモンスターは絶対人気出ない顔だったり、
読者の知ってる物語とは若干異なっているようですけども


100ある話のうち、どれにどんな知識が込められているのかを全て把握しておいて
村や村人が何かの事態に遭遇した時、それに対処するのに最も重要そうな話を巫女が告げる…とかって感じでしょうか

100個の中には子供全員に伝えられたりする話もあったり、巫女以外の特定の仕事を担う者にだけ教えられる話とかもあったりするんでしょう

村人たちはそれぞれの状況に応じて必要な話を伝えられるだけで100個全部は知らないが、
巫女だけは100個全部をまるごと把握しておかなければならない…みたいなことでしょうか

結構な暗記力や記憶力が必要そうですけど、そこに実は識字力が関係してたりするんですかね

お告げを求める人が来た時に、「じゃあ占ってみる」とか言って部屋に引っ込んで
その間に「100個の話が書かれてる代々受け継がれてきた本」をめくりまくって調べる、みたいな


まあめんどくさそうな仕事ですけど、それでも体の弱いルリお姉さまにとっては生きる気力を持たせる重大な役目
ある意味ではこれが生きる意味であるわけですから、それが自分でなくてもいいとなれば
病状が一気に悪化してしまうかもしれないというコハクの予感はおそらく正しいでしょう

だから自ら巫女に相応しく無い者になろうとは、いい娘ですね

どストレートな少年漫画の横でヒロインの掘り下げまでやってしまうとは稲垣先生なかなかの策士です

おかげで科学者2人がエメラルドの死神へと挑む理由が強化されております
もちろんコハクの回想など千空もクロムも知らないわけですが、命がけのミッションに挑もうとする2人の頼もしさと緊迫を強調することになっているんですね

互いに認めあった男2人が、女のために命を懸ける
実に正しい少年漫画です


お手製のガスマスクが普通に有効でした、とはならなそうな感じですが、果たしてエメラルドの死神をどのように攻略するんでしょうか


火ノ丸相撲

サブタイは火ノ丸と桐仁の対決続きでしたが、内容の後半はもう焦点が火ノ丸に戻ってた感じでしたね


下手投げを使わず勝ってしまった火ノ丸でしたが、柴木山親方による通過点と目的地の話が
以前の勝負と対比的になっていたのは川田先生わざとでしょうか

かつて、その一番を通過点だと思っていた側が負けて、全てだと思っていた側が勝った勝負がありました

団体戦での佑真と、今週冒頭に登場していたバトの一番です

名塚女史のモノローグでそう解説され、読者もすんなり受け入れた内容でしたが
今回の火ノ丸と桐仁の一番では勝敗が逆になっていますよね

桐仁との勝負を望んではいながらも、必要以上にこだわらなかった火ノ丸の方が圧勝し
火ノ丸との勝負を目指して稽古を積んできた桐仁は惨敗してしまいました

両者の違いは、団体戦と大相撲という場の違いであるのでしょう

学生相撲でもある団体戦は明確な終りがありますが、大相撲は引退しない限り続くもの
それぞれ優勝や横綱という頂点を目指す姿勢は同じでしょうが、その頂に至るまでの永さと険しさが段違いであるゆえの差異だと言えるでしょう

だからこそ今週の最後には、火ノ丸に先んじて同じ頂を目指す先輩力士たちがいる

火ノ丸がたどり着こうとする頂点への険しさをさらに強調するためですね

ご丁寧に、火ノ丸よりも圧倒的に大きな体格を持った力士として描かれております
彼らは前頭筆頭あたりとか小結とかくらいの番付なんでしょうか

すごい威勢のいいこと言って「国宝」を軽んじていましたけど、天王寺より下のランクだったらどうしましょう
久世より上ってこともなさそうですけど

頑なに天王寺の番付を明かしてくれない川田先生
大関部長はどのくらいまでいってるのかな?


でも今週一番国宝を軽んじていたのはある意味蛍かもしれない…
「蛍丸」ってググってみたら実在はするのか

堀ちゃんの登場時から気配ありましたけど、蛍はずいぶんチャラくなりましたねえ
相撲やってなまじ筋肉がついてるもんだから、腕っ節にそれなりの説得力がついてるせいでもあるんでしょう
なんて極悪な奴だw

まあでもレイナのガッツポーズが非常にいい感じだったので許す


ゆらぎ荘の幽奈さん

のほほんな回で、骨休めみたいな内容でしたね
それでも、まだ本格的な絡みのなかった既存キャラ同士の掛け合いを描くことで
コミカルな場面を展開させているのは作劇の基本を踏まえたものですけども


コガラシくんに対する好意をそれぞれ打ち明けあった3人+1人と違って、人目も構わずあけすけに迫ろうとする朧とかるら
この2人が一緒になったらどうなるのかというのは誰にも想像しやすいことだったでしょう

その予想通りの展開を押さえつつ、ちょっとガチなシーンを入れてくるからミウラ先生は油断できない

恥じらいを覚えたかるらと、「コガラシくんなら」と思っている朧
それぞれの本音を知って何か認め合う形になったのは、幽奈たちピュア組との対比だったりするんでしょうか

大胆組(仮称)の朧とかるら
ピュア組(仮称)の幽奈に千紗希ちゃんに雲雀
狭霧はまだ無自覚ですけども


でも今週一番の見所は、ザ・ワールドの能力を発動していた朧だと思います
ぶつかった子供が完全にポルナレフ状態やんけw


磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

冒頭の偽物に完全に騙された人は正直に手を上げましょう

はい、俺のことです


マジ騙されたわw
あの母上が死んでるって時点で気づいてよかったはずなのに、「おや?」とは思いつつもそのまま流してしまった…
親だけに

つーか、蘭学とか勉強したけど完全じゃないってあたりが磯兵衛の将来として妙にリアルだったんですよ
医学蘭学天文学ってのは最初期に言ってたことでもありましたし、何か心いれかえざるを得なくなって勉強はしたけど
まだ全部は理解できてないってのがすごく本当っぽくてね

仲間先生に完全にしてやられました…
くっそw

しかし、見事なもんですね

ワンピの代原からブレークして連載にこぎつけた本作が、ワンピが休載してる号で完結するってのは何とも出来過ぎではないかと思います
ひょっとして編集部狙ったんじゃあるまいな


食戟のソーマ

・ひたすら繋ぎの回なもんですから書くことがあんまない…
・ひとまず叡山の策略が他の十傑まで巻き込むものじゃなかったのが残念でした
・これ巻き込む作戦だったらかなり美味しかったのにw
・もしくは自分の料理の味まで崩れてたらもっと美味しかったw
・叡山の名刺はこれ受け取ってるオッサンの手なんだよな?決して叡山が名刺差し出してる場面じゃないんだよな?
・アリス嬢に白衣まで着せて解説させてますが、どういう理屈でタクミを勝たせるんでしょうね
・ラストのタクミは汗かいてないほうがよかったような気がする…


腹ペコのマリー

・見事なまでの打ち切りでした…
・敗因はやっぱりケイドロか?
・色々残ってた伏線全部ぶん投げて終わるとはいっそ清々しささえありますけども
・コマ外に書いてある「なんだこれ」って何だ
・その上のコマにいるのは古市なのか?
・10月の打ち切りにハロウィン持ってくるあたりは田村先生らしい気もしますね
・微妙にタイトルと掛かってるのは上手い…のか?
・細かいところまで深くは考えずに描いていくのが田村先生のスタイルだとするなら、本作はそのセンスが読者にかすらなかったということですかね
・ひとまず次回作は普通に楽しみにしております


 




2人同時メイン回のぼく勉が凄いと思った2017年週刊少年ジャンプ46号感想その1

2017年週刊少年ジャンプ46号感想その1

今週はなかなか時間が作れない…


アンケ順
鬼滅の刃
シューダン!
ぼくたちは勉強ができない




鬼滅の刃

今週の1位はこれですねえ
先週のゆらぎ荘も選んで悔いなしな1位でしたけど、今週は鬼滅ですわ


いつものような1枚絵と異なる2枚合わせの扉絵に、「人間と鬼」なんて作品の根本部分に関わるようなサブタイがついてるもんですから
一体何がどうなるのかとちょっと構えながら読んでしまいましたよ

そしたらまさかねえ

そういう対比の仕方をしてくるとは予想外でしたよ

いや、内容を見れば予想できても良かったくらい単純な話だったわけですが
これはもう魅せ方が素晴らしかったとしか言えないですね


ひたすら冷静な覚醒炭治郎と、感情的になって力押しになってる堕姫
まさか炭治郎が上弦相手にここまで優位になるというのも予想外でしたけども

多数の帯を相手にしながら全てを上手に誘導して1箇所に集めてしまうとかどんなレベルの剣技ですか
さらにそれを一気に串刺して固定した後一瞬で間合いを詰めるとかどんなレベルの体術ですか

血涙を流すほどの怒りに満ち満ちながらも、これ以上無いほどしなやかで優雅に跳んだ炭治郎のぶち抜きが美しいですよ

日のようなあるいは炎のような剣気と、たなびく羽織が1コマの中に見事な流れを作ってくれています

なのに、かっと見開かれた瞳がそれらの美しさを上回る異質を放つ

この目力ですよね
ブチ切れて以降まるで1回のまばたきもしていないかと思えるほどに開かれた瞳

その目は鬼を捉えながらも別のものも見ているかのよう


そこで訪れた命の限界は、ギリギリのところで死した妹が救ってくれました

「息をして!」って叫びがまた見事ですね

ヒノカミ神楽で戦っていた炭治郎はもちろん呼吸をしていたはずです
しかしそれは、「呼吸」であって「息」ではなかったと

ここで言う息とは、全集中の常中でもなく、ただ普通の「吸って吐いて」のことなんでしょうね

すなわち、人間が生きていくに不可欠なものとしての息です
先ほどまでの覚醒炭治郎がまばたきを全くしていないように感じたのも同じものでしょう

まばたきもまた、息と同じく人間に欠かせないものだという点で同質の要素と言えるはずだからです


上弦を相手に、極地に達した怒りとヒノカミ神楽によって渡り合った炭治郎
自覚なく命の限界を迎えるところだった寸前で家族の幻に助けられたわけですが、
上弦の鬼の前で限界を超えてなお戦い抜こうとしていた姿には、煉獄さんの背中がダブるようです…

期せずして優位を取り戻した堕姫が、炭治郎の抱くそれとは全く異なる性質の怒りをもって口にする罵倒は
煉獄さんを鬼に誘っていた猗窩座の文句とほとんど同じ


鬼に有利な夜の闇の中で、生身という圧倒的不利をも厭わずに戦おうとする鬼殺隊
彼らが日夜鍛錬を続ける意味を的確に表してくれたあの1コマは、ナレーションのコマなのにグッと来るものがありました


で、そこまでして生身の鬼殺隊と化物の鬼という違いを存分に見せた上で、
人間である炭治郎の窮地に飛び込んできた鬼の禰豆子

鬼でありながら人を守る彼女
煉獄さんに鬼殺隊の一員だと認められた彼女
炭治郎の最愛の妹

命の限界を迎えようとする炭治郎を救ったのも妹の幻でしたが、堕姫に殺られようとしていた炭治郎を救ったのも妹でした
これは完全に吾峠先生わざとでしょう

兄妹という繋がりを媒介にして成り立っている炭治郎と禰豆子ちゃんの関係
それが人間と鬼の間を超えるものとなっているからこそ、人でありながら鬼を討たんとして限界を超えかけた炭治郎を救ったのも妹の幻だったわけです

しかし、炭治郎にあった限界は禰豆子ちゃんには無い

ナレーションが疑問形で言ってくれていましたが、かつて珠世さんが明言してくれていました
鬼同士の戦闘は、互いに致命傷を与えることが出来ないゆえに基本的に不毛でしか無いと

圧倒的な力の差があったりするならば、例えば永遠に苦しめ続けるようなことができるのかもしれませんが
さあ上弦の陸である堕姫と禰豆子ちゃんの間にはどの程度の開きがあるのでしょうか

誰かのために怒りを抱くという人間らしい性質を、鬼の体で発現させた時
その力はどれほど跳ね上がるか

覚醒時の炭治郎と似たような顔つきになった禰豆子ちゃん
上弦相手にどこまで通用するのでしょう



ここで禰豆子ちゃんが登場したということは、メタ的には宇髄たちの到着はもう少し掛かりそうです

全身から血を流して悶える炭治郎と、おそらくはボロボロになりながらも戦いをやめようとしないだろう禰豆子ちゃんを見て
宇髄は何を思うのでしょうか…


シューダン!

なかなか順位が上がっていきませんな…
サッカーマンガの宿命なんでしょうか
でも大増ページとかやってくれるくらいの人気はあると思っていいんですかね


試合風景もわかりやすいと思うんだけどなー

ただしここで言うわかり易さとは、何のプレーを見せようとしているかというのがはっきりしているという部分であって
フィールド全体を通した全選手の動きとか位置取りとかそういうものは指しません

でもまあそのくらいでいいんじゃないかと

細かくフィールド内の様子まで考えようとしていったら必ずどっかで矛盾しそうだしそもそもめんどくさいし
それならもっと魅せたいところだけに集中してコマと画力を使ってもらうほうがよほど生産的でしょう


横田先生が今週描こうとしたのは、ついに本気を出したロクを交えた浜西のチーム力ですね

抜群のテクニックを持つロクを軸として、全員でロクを活かすプレーに集中する
ロクにボールを集める、ではなく活かすというのがミソですね

ひたすらロクにボールを集めるだけでは単なるワンマンチーム、あるいは1人に依存してるチームということになってしまいますが
活かすということになるとそれぞれの選手に考える余地が残されるようになります

それこそがチームとして機能する部分


作戦参謀ソウシによる指令に全員が応じる

ロクを起点として、こぼれ球を拾って、前線につないで、
そしてセンタリングに見せかけたサイドチェンジと、ラストパス

後半開始早々に奪った1点は、まさしくチームの力でもぎ取ったものでした

ナナセちゃんの加入によってチームとして変わり始めた浜西ですから、ここでチーム力の得点を見せてくれるのは
ある意味集大成的なところがあります


しかし、このまま優勢で試合を運んでいけるわけはないでしょう
なぜなら敵チーム追塚のチーム力は今までまだほとんど発揮されていないからです

特にエースのダイゴは、かつてのチームメイトに2度の得点シーンを見せられ、ロクの覚醒を目の当たりにしながらも
自身にはまだあまりボールが回って来ずに、挙句はオフサイドラインを上げられたことでゴールから遠ざかるを得ない始末

それはもうフラストレーションが溜まりまくっていることでしょう

そしてロクに匹敵するテクニックを持っている律

今までの描写を見るに、追塚はこの2人を中心としたチームになるのでしょうか
そうだとすると、鴨志田と渥美の時とかぶってるように見えなくもないですが、おそらく明確な違いがあるでしょうね
訳知り顔なキャプテンも曲者と言えば曲者でしたし

来週からは追塚の逆襲が始まることでしょう
全員攻撃全員守備で走り回って死んだやつからどんどん交代というソウシの作戦は
試合が激しくなればなるほど自らきつい状態を生むものとなりますが、果たしてどこまで通用するでしょうか

それでもきっとナナセちゃんとかは最後まで動き回ろうとしてるんだろうって今から予想できるから
その姿も楽しみにしてみたいですね


ぼくたちは勉強ができない

出ずっぱりだった新キャラあしゅみー先輩は一旦お休みで、今週はうるか回
…と同時に、文系姫もメインでした

これが筒井先生の恐ろしいところである

ヒロインが4人も5人もそびえ立ってるこの手のラブコメで、2人同時メイン回とかよくやるわ
どんだけの構成力だよ…


心情洞察に優れる文系の特性
女心という科目を教える主人公の師匠ポジ
自分の恋心的なものは普通に否定しようとする積極性

文乃だからこそできる役回りを存分に活用して、主人公とうるかの仲直り的おしゃべりを仲介するという形で
文乃の様子はもちろん、乙女丸出しなうるかの姿まで描くことに成功しています

2人が座ってるベンチの後ろに変装しまくって同席するとかってのはかなり大胆な作戦ですが
そこで直に聞こえてくる会話と2人から一斉に送られてくるメッセージを踏まえて
おそらくは最小限のタイムラグで指示返信を出せる彼女はなかなかのスキルを持ってますね

ていうかこういうのこそSNSを上手に使ったラブコメと言えるのでは…ゴホンゴホン


とは言え、こんだけ必死になって返信しまくってたらそのうち送り先を間違えるんだろうなと思っていたら
超どうでもいい3人目が現れたことにより予想通りとなりました

ここで3人目をぶっこんでくるあたりが上手いですね
しかも関城さんなんていう戦線に一切絡まないキャラであることで、「果てしなくどうでもいいよ」という感覚に
読者もしっかり同化できるようになっています

そんな余計なものが入ってきたおかげで、メッセージの送信間違いに一定以上の説得力が出ていますね
これがただ2人の間を行ったり来たりしているような状態で、返信先を間違えたというのであれば
彼女の迂闊性が強調されかねないですが、どうでもいい3人目の返信先が現れてしまったというのが
集中力の阻害をも想像させてくれて「そら間違えるわなあ」と思わせることに成功しているわけです

これはお見事

しかも関城さんに対する返信内容の一部までが誤送信に入ってることで、何か上手いこと返信文が繋がってる気がするのもいいですね

おかげで描かれたうるかの表情といったらもうどうですか
もう素晴らしいなんてもんじゃないですよ

すげーな筒井先生…


翌日文乃も髪型を変えてきていたってのは何か露骨な感じがしますけれども、もう1つの誤送信を使ったオチも上手いと思ったので3位です
ていうか唐突なあんなマジレス的返信を見て、ビビりながらも実行してしまう関城さんも結構いい娘ですよね


 




ゆらぎ荘の幽奈さんが最高に優しかった2017年週刊少年ジャンプ45号感想

2017年週刊少年ジャンプ45号感想

新連載については特に言うことはないです…


アンケ順
ゆらぎ荘の幽奈さん
ぼくたちは勉強ができない
シューダン!


・Dr.STONE
・火ノ丸相撲
・鬼滅の刃
・食戟のソーマ
・磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~



ゆらぎ荘の幽奈さん

今週の1位はちょっと迷いました…

熱気高まり鬼気迫る火ノ丸相撲か、主人公が覚醒したかのような鬼滅の刃か、少年漫画の王道を見せてくれてるシューダン!か
割と悩みました


ただ

全部読み終えて、目次コメント見ながら1つ1つ振り返ってみた時
一番面白かったのは本作だと思いました

いや、面白かったという表現は適切ではないでしょう

一番優しく、一番温かく、一番丁寧で、そして一番正直な作品・内容だったのは、ゆらぎ荘の幽奈さんでした


幕間のギャグ回だったような前回と比べて、この濃度の差は一体どうしたことでしょうか

進路相談なんて内容は学園を舞台した作品ではよく出てくる展開ですが、それをこんなにまで真正面から描いてくれるとは
全く予想しておりませんでしたよ

導入部分ではここまで真剣な内容になるなんてことは全然思いませんでした
お出かけ用モードになった呑子さんが、結局酒を我慢できずに騒ぎになんのかなとかそのくらいに思っていたのです

実際その当日がやって来て、まずは狭霧から始まった三者面談場面も
幽霊や妖怪とは無縁な普通の先生がギャグ感を出しつつ、狭霧をキラッキラに描いていたりして
コメディらしさが残っていたんですよね

そのコメディらしさは次の雲雀では余計に強められていました
コガラシくんのことと同じくらい狭霧を意識してる雲雀が、理想の将来像として
今よりもかっこよくなってるコガラシくんと、今と違って完成した霊装結界をセクシーに纏った自分が背中を預け合ってる姿

その後ろの方に涙目の狭霧が小さく映っている、という都合のいい妄想は
シリアスな展開なんか全く感じさせないコメディらしさを全開にしていました

続いての千紗希ちゃんでもそれは同様
進路の話はイコール将来の話であり、将来の話はイコール結婚や家庭の話でもあるわけで
三者面談という場を利用して、このラブコメの行く末をヒロイン本人が意識したのはとても上手な流れでした

それでも、先生の口から出た「お嫁さん」との言葉に、コガラシくんとの未来を想像した千紗希ちゃんからは
この後にガチな展開があるとは予想させないもの

だって孕んでるからね…(;^ω^)

本作より先に伝説を作ったToLOVEるにおいても、
意中の相手と一緒にいる未来を想像する時に常に自分のお腹が大きいというヒロインがいましたが
千紗希ちゃんはどうやら同じ気配があるようです

ムッツリなヒロインであることは前々から描かれていましたから、当然の妄想といえるのでしょう

娘のそんな妄想にすぐ気がついて、速攻で茶化すお母様もコメディらしいです

しかしここでちょっとだけシリアス感を出したのが、雲雀に続いて千紗希ちゃんのそんな様子も目の当たりにした夢咲先生が抱いた現実の予感でした

恋が実るのは1人だけで、それ以外は失恋することになる
職業という意味での将来だけでなく、伴侶という部分での将来をも心配してくれる夢咲先生はいい先生ですね

サキュバスという先生の属性がその心配に妙な説得力を持たせているような気もしてきます


で、そこから保護者へのコガラシくん紹介との形で千紗希ちゃんママとおばば様を会わせたのも上手な展開です
場面としては、コガラシくんにそれぞれの保護者が紹介されるシーンでしたが
むしろ意味合いはコガラシくんがそれぞれの親に紹介されていると言ったほうが正しいでしょう

親紹介ですから、すなわちそれは夢咲先生が思いを馳せた「現実」にまた1つ近づく形となるわけですね

ただし、別にここでも深刻な空気には一切ならない
娘達のこととは言え、保護者同士もどこか冗談のようにして言いたいように言ってるだけで
そこに現実味は多くありませんでした

幽奈が静かに思い詰めている様子も、このままコメディらしく展開すれば
単なる葛藤の1つ、あるいは今後ガチなシーンを描こうとする際の伏線の1つとして処理することができました

しかし、コガラシくんの保護者としてまずは脚だけ現れた人物に、おばば様が恭しく挨拶したところから空気が変わります


やって来たのは仲居さん
コガラシくんが住むゆらぎ荘の管理人をしている彼女なら、確かに保護者としてやって来るのに相応しい人物と言えました

そこで明かされるコガラシくんの進路希望
明かされると言っても、まだ特に決まっていないというのが正直なところのようですが、
雲雀や千紗希ちゃんとの面談を経て、コガラシくんの本心をもう少し聞いてみたくなった夢咲先生が踏み込んだ質問をしてくれました

ここからですね
ここから急にシリアスになるんです

大学だとか職業だとか、そういうのとは別に「何を成し遂げたい」と思っているか
そう問われてコガラシくんが答えたのは幽奈の成仏でした

これは第1話の時からコガラシくんの姿勢が変わっていないことを意味します
幽奈と親しくなればなるほどに、彼女を縛る未練の正体が彼女にとって大切なものだったのだろうと思えてならない

それを忘れたまま今をひたすら楽しく過ごそうとすることも間違いではないとしても、
しかし縛られたままの幽霊はいつか悪霊化してしまうかもしれない

成長し、変化していく者たちと
縛られ、変わることのない人ならざる者たち

その間にある深い深い溝を知っているからこそ、仲居さんは今回2人の「保護者」だったのですね
かつてそれを実際に経験した「先達」として

幽奈の成仏について話すコガラシくんを見つめる仲居さんの表情
コガラシくんの真剣さに少し圧倒されているような夢咲先生と違って、コガラシくんの中にこうした気持ちがあることは
以前から把握・理解していたといった顔ですね

夢咲先生も仲居さんも、「大人」として高校生である彼らに「現実」を意識させる、あるいは教える役割を持っています
ただしここでは、夢咲先生と仲居さんの言う「現実」には少しズレも存在します

夢咲先生の考える「現実」は、複数の女の子から想いを寄せられているらしいコガラシくんという男に対して
その中の誰かに応える気持ちがあるのか否か、あるいは別の誰かを思っているのかどうか、想いに応えられない女の子に対してどのように接するのか、
といった部分を踏まえたものでした

「何を成したいか」と問いかけることでそれを探ろうとしたわけですね

すなわち、想いが実るのは1人だけという現実を前提に、コガラシくんの胸中を少しでも知っておくことで
彼ら彼女らの将来に対して自分が何かできることがあるだろうかという教育者としての姿勢が発露したものです

その立場はあくまで人同士の恋愛を意識したもの
幽奈の気持ちも同時に察しつつも、詳しい事情まではまだ知らないためにこういう聞き方しかできなかったわけですね


対して仲居さんのほうは、あくまでコガラシくんと幽奈のみの関係に焦点を絞っています
自身も「人ならざる者」であることから、主に幽奈の立場と気持ちを理解してあげようとする側面が強いですね

サキュバスである夢咲先生も実際には人ならざる者に当たるのかもしれませんが…
まあちょっとそこはまだ詳しく描かれてないのでよくわからないとして

仲居さんの粋な計らいで設けられた幽奈の進路相談は、幽奈が「理想」を語る場となりました
狭霧や雲雀も理想を語っていましたし、それ自体は別に悪いことではありません

しかし、狭霧や雲雀の語る理想と幽奈のそれが決定的に異なるのは「そこに変化がない」ことなんですね

身も心も成長して強くなった自分と、コガラシくんがいい感じになる
狭霧はおそらく無意識的に、雲雀や千紗希ちゃんは自覚的にそう思っていることでしょう

対して幽奈は、コガラシくんとずっと一緒にという気持ちは他のヒロインたちと同じであるように見えますがしかし
年を取ることもなく身長や体重が増減することもなく、ゆらぎ荘以外で眠ることもできない幽奈が望む「コガラシくんとずっと一緒」とは
コガラシくんがこの先もずっとゆらぎ荘にいることを求めるもの

忘れてしまった自分の未練はもはや関係ないものとして、ただコガラシくんやみんなと楽しく過ごしていきたいと思う「無変化」の願いであるわけです

人と人ならざる者の決定的な違いはもしかしたらここにあるのかもしれません

だから、ラストの仲居さんがすごく優しく映るわけです


人ならざる者でありながら、変わらない姿で悠久の時を過ごしながら、
それでも人の「変化」を受け入れ、認め、信じることができる

それこそは、「支え、見守る」という実に見事な大人の姿ですね

ラストページの淡い笑顔は、そんな大人の姿勢をコガラシくんたちにも夢咲先生にも見せてくれたものだと言えるでしょう


そしてこれがカラーページだと実に美しく仕上がっているんですよ

夕焼けの中で仲居さんの笑顔が照らされるラストシーン
窓から差し込む光はセピア色になっており、仲居さんの過ごしてきた時の永さを感じさせてくれています


その効果は扉絵でも発揮されていました

通常のモノクロページだとなんてことのない扉なんですが、これが電子版のカラーだとさっきと同じセピア色で塗られているんです
よく見れば、平屋ばかりの家々に櫓?まであるような時代がかった風景

今と変わらない姿の仲居さんが、今と異なる時代を過ごしていたことを如実に見せてくれる扉絵なんですね
だからこそ、今回仲居さんが紡ぐ言葉の1つ1つに大きな説得力がこもる

初見時には何となく流してしまった扉絵でしたが、一度読み終えた後で再度見てみると
随分違ったものに見えてくるわけです

しかし同時に描かれるアオリには、また違った意味が込められているようにも感じられます

「時の流れに負けない想い」

時の流れに負けないとは、すなわち時を経てもなお想いが変わらないことを指しているのでしょうか
いわゆる永遠の愛情のようなそういうもののことですかね

これもまた、変化の有無という視点で見ていくと興味深い事実に気がつきます

成長し、変化していくことが当然であるはずの「人」が、愛情だけは変わらないことを望むという矛盾です
あるいはそれもまた「現実」の一部であるのかもしれません

「変化」という点で対照的に描かれた人と人ならざる者
しかし、愛情は「不変」が望まれる

変化の有無という視点を採った時、扉絵と仲居さんが示すものは非常に示唆に富んでいるということができるでしょう


こんな濃密な内容の回をカラーでも何でもない通常営業の時に描いてしまうミウラ先生のポテンシャルは恐ろしいですね

仲居さんと同じような人ならざる者として変わらないダメな大人の呑子さんを最後に持ってくるのも
オチの付け方として見事ですね


もう最初から最後まで文句なしのアンケ1位です


ぼくたちは勉強ができない

そんでですね
この作品を2位にするのも自分でも驚いてたりするんですよ

1位にするのに迷った作品がそのまま2位に滑り込むんじゃなくて、さらに外側から入り込んでくるというかね

しかしこのアンケ2位にも悔いはありません
ゆらぎ荘の次に優しく、温かく、丁寧で正直だったのは本作だと思わされたからです


ていうかマジで凄い構成していますよ

新ヒロインを3人娘と出会わせた前回に続いて、今回は4人目のヒロインとなる桐須先生と遭遇させる
それ自体は読者の望む展開でもありますから、非常に自然な流れでの内容と言えます

そこに活きてくる新ヒロインの卒業生という設定
先生とは既に知己であったというのは話が転がりやすくてとってもいいと思います

外面クールで実は片付けの出来ないドジっ娘属性のある桐須先生
メイドカフェなんてものとはさぞかし相性が悪いだろうと思ったら案の定でした

それでも、なぜか主人公を取り合う展開になってみたり、先生にメイド服着せてみたりと
強引…とはいかないまでも勢いで突っ走って読者が期待する内容を詰め込んだ構成はお見事です

掃除しようとしたらバケツの水を頭からかぶってしまう20代女教師…
店長とかそりゃパーフェクト判定出しますわなw

しかしそういう絵と展開で魅せる内容を入れ込みつつも、ラストには
しっかりそれぞれのキャラたちの本心を窺わせて締めてくれるという読後感の良さは秀逸と言うべきものでしょう

特にねえ
あしゅみー先輩が、桐須先生の苦手進路反対主義にこんな形で理解と感謝を示してくるとは予想外でした

出来ない人の味方であろうとする主人公と、出来ない人に現実を示して別の方向に導こうとする桐須先生
主人公とヒロインである2人は、同時にこうした対照性をも持った関係としても描写されていましたが、
3人娘達と同じように出来ない分野を目指そうとしているあしゅみー先輩が、先生の指導をこういう形で理解していたのは
主人公にとって相当に意外なことであったでしょう

反対することが力を与える時もある

味方でいる=支える、協力するだと理解していただろう主人公にとっては視野を広げる発見だったことでしょう

桐須先生の方も、「信頼し合って補い合える」という主人公の性質に気づいて印象深く感じていました

すなわちそれは、対照的で平行線だった2人の間が少し近づいたことを意味するもの
いまだ平行線なのは変わらないでしょうが、平行な線と線の間が近くなったと考えることができるのではないでしょうか


そんでねえ
ラストシーンが特に美しいですよねえ

酒一口でぶっ倒れるなんてのは相変わらずのわかりやすいダメッ娘ぶりですが
褒め上戸ってのは始めて見ましたね

普段はきつい口調で否定と反対を繰り返している人が、酔ったら褒め言葉ばっかり口にするとは
ギャップを魅力の源泉とする先生に対して非常に的確な描写だと思います

そんで、主人公がね
自分のことを言われた時よりヒロインたちを褒められた時の方が泣きそうな顔してるのがね

この表情はかなり高度なことになってますよ
男キャラの表情にこんだけ見入ってしまったのも珍しいと自分で思うんですけども

間違いなく瞳の描き込みのせいでしょう
そして眉の角度と口の開き方

絶妙過ぎるマジで


からのオチも見事

毎日ちゃんとメガネかけてて~とか、さすがに北区先輩もそこまでは言わないんじゃないかっていうありえない褒め言葉は
一発で空気を変えるのに非常に上手い内容でした


いや今回はだいぶ気に入ってしまいました
もうこれコミックス買うわ


シューダン!

今回もロク回でした

葛藤の末に、色々なものを認めたロク
その決意のシュートは惜しくもクロスバー直撃という結果に終わったところから今回は始まりました

しかし、そんなことではもうロクは折れない
チームメイトに向かって次は決めると断言し、ソウシには攻めに行くことを告げる

それだけでなく、倒れたままのナナセちゃんに手を貸しに言ったかと思ったら、ちょっと意地悪なことをしてみたり
ソウシをソウちゃん呼ばわりしてみたり、仲間も相手も驚かす態度に急変してしまいました

らしくないとは感じたソウシですが、これが彼の「思いのままに」なんでしょうね
チームにもサッカーにも一歩引いていたのがなくなった今、我を通そうとすることに迷いがなくなったということなのでしょう

その迷いさえなくなれば、もともとのテクニックはかなりのモノを持っているロク
パスされたボールを2タッチする間に2人を抜いてしまう荒業で一気にゴール前に来たと思ったら、
逆足かかとのノールックシュートでキーパーもDFも出し抜くという華麗さを見せてくれました

外したシュートを反省して改善してみたのがピッタリハマった様子は、まさしく思いのままにプレーした結果の賜物と言えます

だからこそ、ゴールを決めた直後のロクがあんなに素直な笑顔を見せてくれているんですね

ロクはようやくここからがスタートライン
そこに到達するまでに、ヤマトが体を張り、ソウシが気を利かせて、ナナセちゃんがパスを送るというつなぎ方になっていたのもお見事
彼が本気になることを望んでいた仲間たちからの期待を文字通り繋いでゴールを決めた姿は、少年たちの確かな友情を描いてくれていました


ここでキリよく前半終了となったようですが、後半もロク無双なんてことには当然ならないでしょう

今回のロクの強さは、余計なブレーキを掛けずに思いのままにプレーすることで引き出されたものであるわけですが
それはそのままダイゴがずっと実践していることでもあるからですね

サッカーにのめり込みたいとの気持ちで本気を出すことができたロクに対して
とっくの昔からのめり込みまくって怪我すら恐れずに飛び込んでいくダイゴ

後半は彼の異質さも強調される場面があるでしょう
そこに、ロクやソウシがどれだけ挑んでいけるのか

今回強調されたのは個人の感情であったわけですが、試合で問われるのはチームとしての実力です
上級テクニックを持つ本気の選手が1人増えた浜西が、追塚とどれだけ戦えるか

ゲームメイクのセンスがあると言われるソウシはそこにどう絡んでいくか
ナナセちゃんの美しいプレーはどれだけ見られるか

後半も期待しましょう


Dr.STONE

こらまた綺麗なセンターカラーですなあ…
エメラルドグリーンがこんなにも扉絵として映えるとは

それにしてもコハクが美しい

エメラルドグリーンのドレスと金色の髪が実に見事に調和しております
ヒラヒラの下に覗いているのはまさかぱんつではないと思いますが、それでも何かこうやらしい感じにあふれていて
とっても素晴らしいです

しかしこの美しい色は、本編においては死神だったという演出

銀の槍に狂喜する銀狼や、呑気なその他のメンツとは裏腹に1人だけやたら物々しい千空の様子に
何となく察しがつきましたね


劇物・劇薬としては超有名
夢も命も終わらせる凶器のアイテムとしてはあまりにも世に知られているその名前

それだけで、今回のミッションのヤバさが否応なく感じられます

女神に偽装した死神の演出は、原始の時代におけるそれの恐ろしさをよく伝えてくれていました


しかしサルファ剤を作るにはどうしても必要なそれをどのようにして入手するか

長い紐でも巻きつけた容器を上から放り投げて汲んでみる…じゃ駄目なんでしょうねたぶん
硫酸に耐えられそうな紐がないのかな


硫化水素が充満しているだろう硫酸池に、手製のガスマスクで挑もうとする千空
トライ&エラーが信条の彼でも、最初のエラーが死を意味する今回はあまりにも危険なミッション

頭のいい千空ですから、硫酸入手の必要が現実味を帯びてきた時からこの展開は予想していたことでしょう
だから自分と同じ志を持つクロムにすべてを託して危険に挑もうとする

おそらく、確かな知識とそれに基づく応用力のある自分が行くことが、誰に行かせるよりも最も成功可能性が高いと思っているからですね
しかし発生する確率が高いもう1つの可能性も踏まえて、クロムに託す

今までのテンポと都合とノリのいいお気楽展開から、急に深刻な話になってきました
クロムは如何に応じるんでしょうか…


ときに、あそこに硫酸が溜まってる原因とかを探して、そっちの方から入手を試みるとかはできないんですかね


火ノ丸相撲

こちらもセンターカラー
これから対戦する2人が並び立つという本編の内容をストレートに反映した扉となりました

互いに背を向けているのは、今から戦うが故かそれとも背中を預けられる仲間が故か

ともに鬼の名を冠する力士となった2人ですが、片や前頭、片や十両という明確な番付の差がある両者
幕内の壁による格の違いを見せつけなければならないという柴木山親方の言葉は、非常に重いものですね


とはいえ、そんな事情は基本的に当人たちにとっては些事に近いこと
大相撲という晴れの舞台で雌雄を決することができるというのは、殺気を漲らせるに充分な事実でした


そんな2人の大一番を、画面を通して見ている五條兄妹
どうやらレイナは、火ノ丸が右腕を負傷したあの時以来、火ノ丸相撲にトラウマを抱えてしまっているようです

対草薙戦を見ながら自然と口をついて出た「好きだよ」の言葉
彼女にとって、それが本当の本心だったからこそ、その先を奪いかねなかった右腕の故障には大きなショックを受けたのだと考えられますね

…とすると、彼女の中での心境の変化というものも感じ取ることができるでしょう
すなわち、火ノ丸相撲よりも火ノ丸の方が大事になってしまったという気持ちですね

もちろん、火ノ丸の相撲は火ノ丸を火ノ丸たらしめるものではあるわけですが
しかしそれよりも火ノ丸が元気でいてくれればいいというような感情

それはまるで戦場に行った旦那の無事を祈る嫁に近い姿と言えるでしょうか

火ノ丸自身はすでに何度も乗り越えてきた「火ノ丸相撲」への試練と逆風
しかし今は、火ノ丸相撲を好きだというレイナにそれが訪れているとも考えられるでしょう

この大一番を通してそのあたりも描写されると、相撲の熱もそれ以外の熱もさらに盛り上がっていきそうですが…


鬼滅の刃

煉獄父の姿から始まった扉絵

炭治郎と初対面でどつきあった煉獄父でしたが、どうやらまともな心境に戻ってきているようです

ていうか炭治郎に手紙とか書いてくれていたんですね
炭治郎も炭治郎で千寿郎とずっとやり取りしていたとか

それならあの本の修復についても、読者には示されていない情報があったりするんでしょうか
ていうか煉獄父に直に聞くこともできそうですけど

彼が蹲るようになったのは、柱としての自分が無能だと痛感していた時に妻の病死が重なったからだったようです
その無能の痛感の理由が日の呼吸に関係しているのかどうかですね

1つだけ明かされたのは、選ばれた日の呼吸の使い手には額に痣があるという話
炭治郎のそれは後天的なもののようですから、どうやら水の呼吸に適してない炭治郎は日の呼吸に選ばれているわけでもないようです

ただそれでも、舞によって上弦と戦えるくらいには日の呼吸の力を引き出せる模様
残虐な堕姫にブチ切れたことで、さらなる力を得てしまったようです

それこそ、分散していた帯を回収して100%状態になった上弦とまともに戦えるほどに

堕姫が自らの脚を捨てて炭治郎の一撃から逃れたのは、猗窩座の腕を放さなかった煉獄さんを意識した場面だったりするでしょうか
ていうかあの脚は、堕姫が自分で切断したわけでもなさそうですけど、堕姫が逃げようとする力と炭治郎の握力とが重なった結果ちぎれたんでしょうか


ブチ切れた炭治郎でしたが、しかしその戦闘はわりかし冷静
かつて鬼舞辻が対峙した剣士と似たようなセリフで、鬼に人の道を説き始めました

これは…
鬼に殺された人やその家族の怒りを代弁しているような感じではありますが、もう1つ
元は人だった鬼の人間性を呼び戻そうとしているとも考えられるでしょうか

だとすると、日の呼吸は鬼を人に戻すという炭治郎の願いにとっても鍵となるかもしれません

つっても、やはり話が通じることはなくて「もういい」となった後にはガチで斬るつもりで向かっていってるようですが

口から出る言葉はいつもの炭治郎らしい真っ直ぐな内容ですが、目つきとともに動きも変わった炭治郎
明らかに体に悪そうな状態ですが、果たして伊之助や善逸、宇髄はこの炭治郎をどう見るでしょうか


食戟のソーマ

今回は完全に中身薄かったね…
叡山の顔芸に向けた前フリをただひたすら積み上げてるだけというか

そう言いつつ今回もしっかり叡山の顔ドアップはあったわけですけども


相手が出す品の味わいを変えてしまう材料
理屈としては結構な発想であり、別に直接的に妨害してるわけでもありませんから
確かに咎められる道理はないでしょう

それに、味覚レセプターに働きかけるという点では食べる人のことを意識した調理とも言えるわけで
こんな視点でそれを見ると、叡山の調理には一理あると言うことができそうです

ただし、厳密にはそれは食べる機能についての部分であり、審査員を正しく「人」として扱っているわけではないとも解釈できます

その辺、タクミがどんな工夫を施したかというのが注目されるところです


ところで、時雨煮に気づいた前回といい、野武士先輩がずっとタクミたちの方を気にしてるのは疲労のせいで集中できてないからなんですかねw


磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

ほんとに続いてたよwww

しかも何これ
真実を知った磯兵衛が度に出ようとするのはいいんですけど、普通にみんなと別れの挨拶しとるwww

消え去りたいほどの失態なら何も言わずに行けよww
わざわざ学校くんなw

でもみんな磯兵衛に普通に接してくれてていい奴らだなー

一応磯兵衛の意思を尊重しつつも、どうせ無理って前提で戻ってきた時に受け入れてくれる気持ちがあることすら感じ取れます

「ひきとめて…!!」の大ゴマのアホさ加減はどーよw


からの、看板娘ちゃん
磯兵衛の後ろに現れた瞬間の彼女はなかなかの表情してますねえ

これは仲間先生いい仕事しましたよ

全裸の常連客からよくわからない手紙をもらっておいて、それでも(表面上は)普通に接してくれる彼女は本当にいい娘だと思います



…で、この流れで次号衝撃展開とかまさか


 




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