社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

06<< 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 >>08

表紙が想像させる今後のシリーズ…! 『ONE PIECE』第78巻

ONE PIECE78巻

ONE PIECE 第78巻

もはや恒例になっているかのような収録話数の話から始めましょう

今回の収録話数は10話でした

おお…普通だ
前巻では一度怒られたはずの12話収録をまたやってましたから、今巻はどうだろうと地味に気にしていたんですが
あるいは次を10話収録するにすることで了解されていたんですかね


で、ルフィを中心に、コロシアムで戦ったライバルたちとトンタッタたちが集合したこの表紙
前巻と対比的になっているものですね

比べてみれば一目瞭然です

ONE PIECE77巻


77巻表紙はドフラミンゴを中心にファミリーが大集合したイラストになっていましたが
今回はそれに相対する形でルフィたちが描かれております

イラスト下部の帯みたいなデザインもそのまんま


すでに気づいてる人はたくさんいるでしょうけども、こうした表紙のパターンは実は過去にも例がありました

21巻と42巻

アラバスタ編の真っ最中となる巻で、21巻と22巻を使って
クロコダイル率いるバロックワークスとルフィたちが対峙する構図となっていました
こんなふうにね

ONE PIECE 21 (ジャンプ・コミックス)

ONE PIECE 22 (ジャンプ・コミックス)



さらにエニエス・ロビー編の42巻43巻では、CP9の面々とルフィたちが並ぶ構図に


ONE PIECE 42 (ジャンプ・コミックス)

ONE PIECE モノクロ版 43 (ジャンプコミックスDIGITAL)

amazonの画像からリンク作ったらなぜか43巻だけ小さくなったのでKindle版


ですから、77巻でドフラミンゴファミリーだけが表紙に登場してきた時
次の巻は同じような感じでルフィたちが表紙になるんだなと予想した人はきっと多くいたでしょう

そんで1つ思ったんですけど、このドレスローザ編ってアラバスタ編と似た感じに作られてますよね
表紙による敵役と主人公たちの対比もアラバスタ編で行われてましたね

…ということは、ひょっとしてCP9と対比的になっていたエニエス・ロビー編と似たシリーズが今後あって
その途中のコミックスで同じことが行われるって可能性がありますかね

ともに王下七武海を敵としたシリーズだったアラバスタ編とドレスローザ編
ならば、CP9を敵としたエニエス・ロビー編と対比的にするならばその敵も同じくサイファーポールとなるでしょうか

ちょうどそういう連中がこの前登場してましたよね

サイファーポールの最上位機関という「CP0」が


世界政府直属の諜報機関であるCP1~9に対して、CP0は天竜人直属の諜報機関だそうですが
ルフィが天竜人を嫌っていることからすると、彼らと出くわせば敵対することになることは容易に想像できます

それがどういった状況や事情のもとに描かれるか

そういうことを想像して楽しめるのはこのマンガならではなところでしょうか



…あれ、中身の話が全然ない(;^ω^)











[タグ] ONEPIECE




収録話数の割に決着が近い気がしてこない『ONE PIECE』第77巻

ONE PIECE77巻

ONE PIECE 第77巻

またしても分厚いので「また11話か」と思ったら、まさかの12話収録でした

おいおい

「次はないぞ」って怒られたんじゃなかったのかよ


11話収録が続いてたことも気になっていたのに、ここにきて12話とか予想外でしたよ


ストーリー構成上の都合ってことなんですけど、巻の後半って一味とドフラファミリー幹部たちのタイマンなんですよね
要するにただそれぞれの見せ場があるというだけの部分なのです

前巻でレベッカに続く「2人目のシリーズヒロイン」かと思って注目してたマンシェリー姫も
登場したと思ったらトンタッタたちに普通に救出されて、今まで引っ張ってきた理由は特にないような感じでした

12話目となった最後の収録話は、フランキーとセニョールのダンディなお下品ガチンコで
この話までどうしても収録しないといけなかった必然性が特に感じられなかったんですよね

じゃあ、ということでさらにこの次の話は何だったかな…と思ったら、「ああ…」という感じで少しだけ得心がいきました


ネタバレみたいになるのも嫌なのでここには書きませんが、フランキーとセニョールの回とこの次の回は
確かに離して収録したいものかもしれません

ここまで描かれてきた幹部たちとの戦闘の中の1つ、として埋もれさせないほうがいい、といった判断があったとすれば
それはまあ正解のように思います


ただ、だからって1度マジで怒られたっていう12話収録をもっかいやるのもどうかと思うんですけども…


あるいは毎回このくらいの話数を収録しないことには、特にコミックス派の人たちに対してこのマンガの世界観と雰囲気を維持できないとか、
そんなことを思っているとすれば、それはそれで結構限界的なものが見えているとも言えるかもしれません

勝手に仮定して勝手に結論するのはひどいですけども



しかし長いですねえドレスローザ編

一部では、サンジがもう1年以上登場してないっつって騒いでる向きもあるみたいですけれども


長編自体は別にいいとして、長さを感じさせてしまうのはそれだけ作品に入り込まずに、引いた目で見てしまっているということなのでしょう


そういえばこの表紙
ルフィが出てきてないですね

何だか珍しい気がして、本棚のコミックスをざっと眺めてみました

その結果、表紙にルフィが登場してこないことは、今まで2回あったようです
ひょっとしたらどれか見落としてるかもしれませんが

21巻と42巻

それぞれ、クロコダイル率いるバロックワークスの面々と、ロブ・ルッチを戦力の頂点とするCP9が勢揃いしていた表紙でした

つまり、その時のシリーズにおける敵グループが集まったものですね
王下七武海と世界政府諜報機関という世界観に関わる重大勢力であることを踏まえると、
同じく七武海であるドフラミンゴファミリーも同じ位置づけとして見ることができるでしょうか


まあでも、一番面白かったのはカバー下のパンダミンゴなんですけどね

あとは堀越耕平先生の衝撃の事実

あと、シュガーとモネが姉妹だったりしたことね








[タグ] ONEPIECE




2人のシリーズヒロインの運命とその行く末は…? 『ONE PIECE』第76巻

ワンピース76巻

ONE PIECE 第76巻

何やら作者コメントがちょっとカッコ良かった76巻です

3歩下がって、がそういう意味だとしたら侍が超カッコよく見える…
磯兵衛には無理な姿だな


収録話数はまたしても11話
もうワンピはこのくらいがすっかりデフォになってますなあ


本誌でもまだまだ全然終わる気配のないドレスローザ編
今巻でようやくルフィたちがドフラミンゴの元まで辿り着くこととなりました

これで全体の戦局というか、バトルの構図が大体決まった感じですね

ルフィ&ローはドフラミンゴ&トレーボルと戦って
でも横にはドフラミンゴに操られるベラミーも

レベッカをかばうキュロスは、妻の仇でもあるディアマンテを相手取って


とうとうレベッカが父キュロスと再会しましたが、そのカタルシスはまだおあずけですね
家族の仇が目の前にいるわけですから

戦うのはキュロス
妻を殺した仇が今度は娘も手にかけようとしているという、男として絶対に負けてはならない場面となりました

レベッカをシリーズヒロインとして盛り上げるには申し分のない展開ですね

しかしどうやらもう1人、救わなければならないヒロインがいるようです

小人のトンタッタ族の姫というマンシェリー
未だに詳細な情報が明かされない彼女は、一体何なのでしょうか

トンタッタの1人であるレオの名を呟いているところからすると、彼女もまたシリーズヒロインの1人らしい感じがあるんですが…

レベッカが救われた後、さらに展開を繋ぐ構成上の役割があったりするんでしょうかね




それとあと、どうしても触れておかなければならないでしょう

七武海のTSを尾田先生が描いてくれた件はですね


何かどっかで騒いでる向きがあるようですけど、まあそれはそれとして


クロコダイルとミホークが超美人なんですけどww
男になった蛇姫が超きもいんですけどwwww
モリアとジンベエはその辺のおばちゃんみたいなんですけどwww

でも一番ひどいのはくまだよな…

何だこいつはwww
元の印象どこにもねえじゃねえかwwww











[タグ] ONEPIECE




クライマックスへ向けて加速するシリーズ展開!『ONE PIECE』第75巻

ONE PIECE75

ONE PIECE 第75巻

表紙のコアラ可愛いなw


ドレスローザ編もいよいよ佳境に入ってきた第75巻です


オモチャの兵隊に焦点を当てて、その正体とシリーズヒロイン・レベッカの関係とが
クローズアップされた前巻


コミックスのカバー裏まで使っての盛り上げの仕掛けは、それはそれは気分を高揚させてくれましたが
今巻はどちらかと言えば「タメ」を主な役割とする部分が収録されていたといえるでしょうか

ウソップによってシュガーが気絶させられ、ホビホビの呪いが解けて大パニックが訪れ
鳥カゴのゲームが始まって、ルフィを初めローもキュロスも一路ドフラミンゴを目指す

クライマックスに向けての過程を描いていたのが今巻の収録部分でした


しかしそれでも見所を挙げるとするならば、やはりサボの登場は外せないでしょう






死んだと思われていたルフィのもう1人の兄
あえて顔が隠されながらずっと描かれていた彼が、ついにしっかりをその顔を見せ、兄と名乗ったことは
確実にこのシリーズでの山場の1つと言えるものでしょう


すでに言われているように、このドレスローザ編はアラバスタ編との対比になっているという説がありますが
サボの登場も、アラバスタ編の途中でエースが登場してきたことの対比になっていると考えられるでしょう

ストーリーへの絡み方はアラバスタにおけるエースの比じゃありませんが




そして実は見所がもう1つ



シュガーの実年齢が明かされております



触れた相手をオモチャにするホビホビの実の能力者
食った時から年を取らないというこのホビホビの実を食べたシュガーは幼い少女の姿で
ずっと変わらず過ごしているそうですが、実際のところは何歳なのかという議論が一部の上級者の間で巻き起こっておりました


実はババアなんじゃねーか?という意見もあったりしたようですが、SBSの中でその実年齢が明かされることとなったのです

そして、その年齢でのシュガーの姿までも尾田先生はサービスで描いてくれました


左目の眼帯?的なものがちょっと余計ではあったんですが、普通に可愛いと思います


ついでにドフラミンゴファミリー全員の年齢も明かされているんですが、ベビー5が24歳というのにはなぜかちょっとビックリw







[タグ] ONEPIECE




スタイルを曲げてでも尾田先生が描こうとしたものは… 『ONE PIECE』第74巻

ONE PIECE74巻

ONE PIECE 第74巻


もちろん買ってた最新巻

作者いわく、この74巻は「モチモチ」らしいです
どういう意味なのかはよくわかりませんがw


そして今回もまた、尾田先生ゴリ押しの11話収録だそうです

続けざまに11話収録していた挙句に12話収録を頼んで怒られたはずなのに(;^ω^)


しかし、今回に限っては11話収録して欲しかった尾田先生の意図がよくわかる作りになっています


今巻の収録最終話は「いつでもキミのそばにいる」
コミックスサブタイと同じです

つまり、この回をどうしても今巻に入れておきたかったわけですね

ではそれがどんな回だったかといえば


兵隊さんの回想でした



2話にまたがったオモチャの兵隊さんの回想
そこには、かつて殺しの前科持ちでありながらコロシアムの英雄だった伝説の男キュロスの
壮絶なる過去が描かれていました


人殺しと呼ばれた男が英雄と言われるようになるまで
英雄と呼ばれた男が国王軍の隊長となるまで
国王軍の隊長が仕える王の娘である姫と結ばれるまで
姫と結ばれた彼が、父となるまで


はみ出し者の嫌われ者だった男が手に入れた「普通の幸せ」
その幸福感と、それが失われる絶望とがたった2話で見事に描かれていたのです






こんなブリキの腕では死にゆくキミの体温すらも感じない


最愛の妻の中から愛情も思い出も消え去り、その上命までも目の前で奪われた中で
それでもオモチャとなった自分の手には何の温度も伝わってこない


それはどれほどの絶望だったことでしょうか…



しかし、彼にはまだ娘がいました
彼女もまた妻と同じく自分を覚えていないけれど、それでも娘が生きていてくれました

だから決意する

“いつでもキミのそばにいる”こと


その娘こそが今まさにコロシアムで戦っているレベッカであることは、すでに明かされている通りですね


だからこそ、このドレスローザ編においてはレベッカがシリーズヒロインなのです

このシリーズで、最も救われなければならないヒロインなのです


父である国王の命と引き換えにドフラミンゴ一味に加わった第2王女ヴィオラ
もちろん彼女も、ドフラミンゴの支配から解放されることが必要でしょう

しかし、心からの救いと幸福と安心を手に入れるべき最大の存在はやはりレベッカ


だから尾田先生は今回もまた11話収録を編集部に依頼したのでしょう


そうでなければ、コミックスのカバー裏がこんなことにはなってないですよ





ONE PIECE74巻2


コミックスの裏表紙側、そのカバー下の部分です

最愛の妻を失った絶望を押し殺して、正体を隠して娘の元へとやってきたキュロス
オモチャの兵隊さんが自らの父とは知らないままに一緒に暮らす、母を亡くした幼いレベッカ


溢れるほどにここに描かれているのは
どんなに絆を紡いでも
どんなに解り合っても
最初からすれ違っている悲しい親子の姿でした


通常なら…というか今までのコミックスなら、この部分は海図があったんですよね




ONE PIECE過去巻


これは前巻73巻ですが、こんな感じでジャンプコミックスのロゴとともに海図があるのが今までのパターンでした
たまにパンダマンがどっかにいたりすることはありましたが、海図が載っていることは変わらなかったのです

尾田先生といえば、服にトーンは貼らないとか、人物はモブキャラでも全部自分で描くとか
担当編集にストーリーに関する口出しはさせないとか、コピーのカットは使わないとか
とにかく自分の信念に準じた仕事をする男で有名ですが

そんな尾田先生がコミックスにおける今までのパターンを変えてまでこの悲しい親子の姿を詰め込んだ
シリーズクライマックスにおける最高の演出と描写を期待せずにはいられないでしょう


本誌でもまだまだシリーズ真っ只中ではありますが、こんなにも完結が待ち遠しい長編も珍しいですね
思い返してみればアラバスタ以来かなあ…







[タグ] ONEPIECE




 | ホーム |  »

カレンダー+最終更新日

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

新着記事+関連エントリー

人気&オススメ記事1

タグクラウドとサーチ

プロフィール

rexel

Author:rexel
ジャンプ歴21年。ジャンプ最新号を読んでる時は、ゾーンに入ってると思う。

今一番の推しは鬼滅の刃。次いでワートリ。

ジャンプヒロインズは俺の心のオアシスです。
中でも小野寺さん照橋さんを応援しています。



ついったー。

RSS リーダー

月別記事アーカイブ

マンガ・アニメ系サイトリンク集

以下のリンクから他にもマンガやアニメについて記事のあるサイトをご覧頂けます。

○ブログランキング集

FC2Blog Ranking

にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ

○姉妹サイト
ジャンプマンガの描き方教えます
○アンテナサイト
ジャンプ感想サイト更新チェック

○マンガが読めるサイト
ジャンプトレジャー新人漫画賞受賞作品一覧
絶版マンガ図書館

○マンガ・アニメ感想考察系サイト
(更新停止)
たらさいと
アスまんが
アニメな日々、漫画な月日
ゆめかたつの曲解的漫画考
つながりこそがせかいをつくる
現実逃避
 ┗サイト紹介
あまぐりころころ
働いて飯を食いジャンプを読む、ついでに漫画やアニメも見る

○毎週ジャンプ感想を読ませてもらっているサイト
決闘王F.Kのブログ
君と僕の歌う詩
楽しければよかろうのブログ
北区の帰宅部
 ┗サイト紹介

○マンガ作者サイト
内水庵
おさむ日誌(休止中)

最新画像一覧

カウンター