社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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斉木楠雄のΨ難が巧妙なラブコメになっていた2017年週刊少年ジャンプ7号感想その2

2017年週刊少年ジャンプ7号感想その2

遅くなりました…
その2だけでもまさかの10000字近くなるという意外過ぎる分量に自分でも驚いております


今週のアンケ順
鬼滅の刃
斉木楠雄のΨ難
磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~


その他
・食戟のソーマ
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・左門くんはサモナー



斉木楠雄のΨ難

冒頭で「またツンデレ爺さん回か…まあアレはアレでクスクスできるからな」と油断させておいてからのラブコメ回というスカシ技
麻生先生やるじゃないか…

まさか照橋さんや相卜とじいさんばあさんをこう絡ませてくるとは全く予想もしませんでしたよ

これは完全に麻生先生にしてやられましたね

いや、ラブコメ回っつっても実際には主人公とヒロインの接点があったわけではないんですが
主人公の知らないところで何故か勝手に外堀が埋められているという展開を2人のヒロインで同時にやってのけたのが見事なんですよ

しかも組み合わせも絶妙でしたね

ツンデレな爺さんに照橋さんが声をかける

都会の駅まで迷って打ちひしがれてるところに照橋さんはなかなかの衝撃でしたよ
読んでるこっちも全く予想外だったもんですから普通におっふとか言ってしまいました

ていうか照橋さん、公衆電話の前に座り込んでる見知らぬ老人に声をかけるなんて実は結構凄いことですよね
完璧美少女を自認して周りの目を意識しての行動だったかもしれませんが、なかなかできることはではありません

また、爺さんの方も相手が正統派美少女の照橋さんだったからこそ素直に話をすることが出来たといえるでしょう
これがギャル丸出しの相卜だったら、第一印象を悪くしてあまり会話もしようとしなかったかもしれません


ばあちゃんの方に相卜って選択がこうまでハマるのも予想外でした

登場の最初から若作りというか中身だけはひたすら若いってのがばあちゃんのキャラでしたけど
それがギャルの属性を持つ相卜とこんなにピッタリだとは思ってませんでした

よく考えたら予想できてよかったことだと自分で思うのが悔しいですね
麻生先生やるじゃないか…


さらに巧妙なのが、それぞれの打ち解け方と出来上がった関係性に微妙な違いがあることなんですよね

爺さんと仲良くなった照橋さんの場合、相手が斉木の家族であることを最初に知ったことで
これはチャンスとばかりにその後の行動を意識することになりました
その下心が満載となった照橋さんは爺さんの話に我慢して付き合うことになりますが、
爺さんに対しては「斉木の祖父」以上の感情を抱いてはいません

対して相卜の場合は、相手が斉木の家族であることを知ることなく単純にばあちゃん個人と仲良くなりました
事実を知ったのはすっかり打ち解けてクラブに行った後であり、斉木も年齢差も関係なく馬が合う仲になっているんですね

二大ヒロインよろしくしっかり対照的になっています

それともう1つ

ばあちゃんと打ち解けた相卜は、自分と斉木が付き合っていると言って自分の気持ちを公言していますが
照橋さんの場合は爺さんの思い込みですね

しかも、この娘は孫のことが好きなのだという思い込みではなく、「この娘なら孫の嫁にしてやっても」という上から目線の判断
おそらく照橋さんは爺さんに自身の気持ちを悟られるようなミスはしていないでしょうから、完全に爺さんの思い込みです

「楠雄の嫁になるのは彼女しかおらん」とか断言してますけど、照橋さんが斉木を好きかどうかという点は
一切考慮されていないんですね

学校での様子を聞かれた時に褒めるような言い方をしたのは、単に家族の手前悪い言い方はできないというだけであり
好きな人のことを説明しようとする時のポジティブな解釈という要素はそれほど多くありません

それを聞いた爺さんが「この娘はひょっとして」と思ったのかどうかは描かれてないのでわかりませんが、
とりあえず描かれた内容だけで判断するなら、爺さんは照橋さんの感情とは別のところで「楠雄の嫁はあの娘」と決めつけちゃっているのです

これもまた、付き合ってるというのは嘘ながら自分の気持ちは公言した相卜と対になっています

照橋さんに対する爺さんの期待は思い込みで、相卜に対するばあちゃんの期待は(一応)当人同士の気持ちに基づいているんですね


そんな感じで実に上手く構成された展開となっております


とすると次の展開は決まってますね

今度は組み合わせを逆にしてみるしかないでしょう

爺さんと相卜が出くわす
ばあちゃんと照橋さんが出会う

祖父母ともに2人の名前は知った状態ですから、出会ってしまえば「あ、じいさんが言ってたあの娘か/ばあさんが言ってたあの娘か」となるはず

そこで、「ならばこの娘が孫に相応しいか見極めてやろうじゃないの」と思うだけで後は話が転がるわけです


爺さんから見た相卜は第一印象悪いでしょう
軽いノリで肌の露出も多く、最初は爺さん相手に敬語も使わないだろう彼女は
照橋さんこそが相応しいと思っている爺さんに注意ばかりされるはずです

しかし、中身はまっとうな相卜ですから爺さんのちょっとしたトラブルによく気づいたり、周りをよく見てたりして
徐々に見直されていくことでしょう

そして、最終的には「楠雄ぐらいの美男子ならこんな娘まで虜にしてしまうのも無理はないのう」なんていう形で落ち着いてしまうでしょう

対して照橋さんと出会うばあちゃんは、まず普通に1おっふでしょうか
その後女子として対抗しようとして、服やら化粧品やらを一緒に見に行ったりするでしょうか

その過程で、照橋さんからばあちゃんに相談をしたり…とか

完璧美少女を自覚している照橋さんですが、加齢とともにその美しさが減少していくことは理解しているはずです
そこに、孫がいる年齢でもまだ若々しくあろうと努力しているばあちゃんというのは、実は気になる存在になるのではないかと

そこで、女が年を取っていくこと、というところに話を聞いてみたくなったりすれば面白いのではないでしょうか
その流れで、「好きな人がいて、完璧美少女である自分を相手も好きじゃないはずはないが、加齢で美しさが衰えた時に相手の気持がどうなるかが心配」
なんてことを斉木のこととは言わずに相談したりすれば、もっと興味深い展開になるのではないかと

で、ばあちゃんもばあちゃんでその相手が斉木であることをなぜか察して、仲良くなった相卜を思い出しつつ「2人とも頑張れ」とか思ったりするとか


…照橋さんが加齢に悩む姿が想像できないというツッコミはなしの方向で


こんなんなら、より一層ラブコメが深くなりそうですよね

この漫画のラブコメは実はかなり面白いので、麻生先生にはとっても期待したい


…しかし、今回の話の中で一番笑えたのは冒頭、「何故キサマが出るんじゃあ!!」っていう受話器からの声に
顔中の穴という穴から血を吹き出してた斉木パパだったりするw

こち亀の交番爆発始まりと同じような演出として、アレはかなり上手いと思ったw


磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

今週はこのマンガにアンケを入れねばならないでしょう

完全にソーマをパクってるし、ていうか仲間先生版ソーマがアニメになるとか反則だしwwww

ほんとにジャンプはどこまで乱心していくんだ…

無類のソーマ好き、とかしれっと書いてんじゃねえよw
巻末コメでも「オマージュです」とか書いときゃいいってもんじゃねえぞw

今回のはおはだけなのかおはじけなのかw


しかし、それでも今回の内容は秀逸でした

なぜって、連載初期のエロリアクションを連発していたソーマよりも
今回の看板娘ちゃんの方が何かエロい気がするのです

いや、最初はどういう話なのか全然わかんなかったんですよ

磯兵衛が作った何か変なのを食べた看板娘ちゃんが、「おいしいですよ」とか言いながら「バン!」とかなってるのを見て
「ほんとはゲロマズだけど常連客の手前そう言って、不味さをこらえるために後ろの壁を殴ったのか」とか思いました

今から考えるとわけのわからん発想ですねw

しかしその直後のコマにおけるお父様からの啓示のおかげで全てを理解


初めて磯兵衛たちを心から応援したかもしれません



下駄がはじけた姿も、着物にスリットが入った瞬間も、とにかくエロいものでした
仲間先生の絵柄でこんなにもエロさを感じることができるとは予想外でしたよ

がんばりまスリットもウケたw


しかし、磯兵衛渾身のアイス大福を食べた時の様子はいけませんね
可愛くもエロくもない単なるアヘ顔になっております
これはむしろギャグ顔に近いですよ

ラストのコマにある作品のロゴ画像にも使われていますけど、気持ち悪さのほうが勝っているような…

何でもありなこのマンガにおける正統派ヒロインである看板娘ちゃんが目の前でぱんつがはじけちゃったってのは
確かに磯兵衛たちにしたら衝撃の多すぎる光景だと思いますが…

江戸時代って女性はぱんつ履いてなかったような…?

それともあれは単なる腰巻きが弾けて破れたものなんでしょうか

江戸時代にアイスがないことを作中でツッコんでおいて、ぱんつを履く文化がないことはスルーってのは…
まあいいんですけどね

同じように興奮した3人のうち、磯兵衛だけが鼻血出してるのが細かいですね
中島と花岡にとっては単なる美人のそれですが、磯兵衛にとってはガチで好きな人のそれですから刺激が強すぎたというわけですね

細かいと言えばもう1つ
今回花岡が一緒だったことが挙げられるでしょうか

年賀状の件で磯兵衛が花岡を「大親友」と評していたことを踏まえて、今回は中島だけでなく花岡も連れ立って行動していたということでしょう
前の展開を忘れていない丁寧な仕事ですね


食戟のソーマ

先週の感想がそのまま使えそうな内容だな…

予想通り、城一郎を支えきれなかったことに堂島先輩は後悔の念を抱いていました

嵐舞う荒野
一人で征かせてしまった
大きすぎる才は自らにも爪を立てる

先週の感想の中で触れたフレーズが、力尽きた城一郎の前で次々に登場したのはまさにそういうことですね


そしてこれが、十傑第二席まで登りつめておきながら城一郎が学園を卒業しなかった理由でもあったようです
一時的に料理から離れて、心を癒やすことが必要だと仙左衛門が判断したこと

それは課題の基準に届かないことによるいつもの無慈悲な宣告ではなく、気遣いから出た静かな勧奨でした

どこまでも自分を追い詰める料理界を前に絶望しきった城一郎が自ら退学の決断を下したのだとばかり思っていましたが、
心がボロボロになってしまったのを見かねた仙左衛門からの勧めだったんですね

天才と、修羅と呼ばれた男はこうして学園から姿を消した
こうして料理界から姿を消した…



…と、いうわけでもないんでしょうねこれはまだ

これで回想終わっちゃったら、薊は何にもしてませんからねえ

次回から薊が表に出てくるのでしょう
「才波先輩をだめにした料理界」というのは、ここまでの経緯を見れば頷けることであり
城一郎を尊敬というか崇拝していた薊がその復讐を考えるのも無理からぬことです

あるいは、城一郎が力尽きた今、料理界は次に薊に目をつけたりしたんでしょうか
1年生にして十傑第三席となり、翌年には2年生にして第一席に居座ることになったほどの実力を
城一郎と同じように天才という言葉で短絡的に持て囃し、城一郎と同じように薊をも追い込んでいったのでしょうか

自分が憧れていた城一郎を追い詰めたことに懲りもせず、次の寄生先を選ぶかのように今度は自分に群がり始めた料理界を見て
薊は闇に堕ちたんでしょうか

城一郎が修羅と化した時にニヤッとしていた描写はありましたが、今のところ薊には今に繋がるような狂信的様子は窺えません

城一郎が寮を去っていく時、表情が隠されているのは読者へのミスリードなのかどうか

とは言え、この予想でも「真の美食」がどうとかってのがどんな風に関係してくるのかはわからないところです
今回描かれた城一郎のリタイアは、「真の美食」云々とは全く関係ない事情から成立していましたし

ならば、この経緯を理由として薊が料理界に復讐心を抱いたとしても、
それは今のようにセントラルなどという機関を中心とした暗黒郷に繋がるものとはならなかったはずです

とすると、「真の美食」云々を薊に抱かせるだけの出来事が、城一郎が学園を去った後に起こったと考えるのが自然でしょうか
どんな出来事なのか全然想像がつきませんが…


で、もう1つ

選抜前に城一郎が極星寮にやって来た時、一色先輩は城一郎を「流浪の料理人」と評していました
世界中のあらゆる店で腕をふるい、料理雑誌にはその名が載っていないものはなかったと
だがある時業界の第一線から忽然と姿を消した…と

今までは、この急に忽然と姿を消したというのが創真ママと出会ったor結婚した時であり、
それは学園を卒業していないこととも同じぐらいのタイミングなんだろうと思っていました

どうやら違うっぽいですね


ブルーコンテストを欠場し、遠月学園を辞めたことが「業界の第一線から姿を消した」とはならないはずです
海外のあらゆる店で腕をふるったというのも、在学中に海外店に行ったことはあっても
「流浪の料理人」と呼ばれるほど海外に入り浸っていることはなかったでしょう

ならば、一色先輩が話していた評価というのは今回の自主退学の後のものであると考えられます

「一度この国を離れよ」「料理から、皿から離れることが必要だ」と言われて、学園を辞めて海外へ行った城一郎
「流浪の料理人」と呼ばれたのは、本当に向かうあてがなく、足の向くままに移動を繰り返していたからなのでしょう

しかし、料理から離れよと言われてそう簡単に料理を忘れられるようなら最初からこんなに苦しむことはありません
どんなになっても料理のことを忘れられないからこそ、辛いことになってしまうのです

ただ、そんな時にすでに自分が通り過ぎて知っている方法で誰かを喜ばせられる、そんな場面に出会ったとしたら

ふとしたことで出会った人が、自分が作れる料理を求めていたとしたら

そしてそれを作ってあげたら本当に喜んで心から感謝してくれたりしたら

傷つききった城一郎の心が温かく包まれていったのではないでしょうか


そこで城一郎は気づくわけですね

目の前の誰かのために料理をつくることの素晴らしさに

そして、そのためならあの荒野を再び進んでいけることに


放浪する中で出会う、料理に関していろいろな事情を抱えた人たちに対して、城一郎は彼なりの解決方法を模索してみるのでしょう
すでに知っている知識で解決できることもあれば、試行錯誤が必要なこともあったでしょう

その試行錯誤は、かつて天才としての重圧を背負って極星寮で繰り返していたそれとは全く別物となったはずです

目的地がはっきりしている
ただそれだけで、あの嵐舞う荒野を城一郎は再び進んでいけたのではないかと

そうして出会った人たちの中に、創真ママがいたとしたら
彼女に自分の料理の全て捧げることを決心したその時こそが、業界の第一線から城一郎が姿を消したその時だとしたら

今回の回想では、その人が明確に登場してくることはないのかもしれません



それにしても、仙左衛門が城一郎の退学に関わっていたというのは意外でした
その後も普通に連絡を取り合っていたと思われる2人

海外へ出て元気を取り戻した城一郎を見た仙左衛門はどんな気持ちを抱いたんでしょうかね
その気持ちが、後に創真を学園へと迎え入れる気持ちへと繋がったのでしょうか

まあいずれにしろ、城一郎が学園を去ったことだけではまだ薊との間にある因縁は完全に明かされたとは言えません
まだ回想は続きそうですね


ゆらぎ荘の幽奈さん

しましまマシマシってセンターカラーのことかよ!
本編と何一つ関係ねーじゃねーかw

転んだ雲雀のぱんつがしましまで、ニーソもしましまで
「しましまマシマシ」ってアオリもしましまで、タイトルロゴの「ゆ」もしましまになってるってことで
色んなしましまがマシマシのセンターカラーなわけですね

芸が細かいというかわかりにくいというかw


本編は、文化祭の展開を受けた続きとなりました
やはり先週の内容は、正月気分に合わせることに加えて少し間を置くためのインターバル回だったということでよさそうですね


そして今回の内容は、ヘディスではなかったようです


「新しい朝」というサブタイが示す通り、今までとは全く異なる朝がゆらぎ荘に訪れることで物語が新たな局面を迎えることとなる
そんな節目の回となりました

ポルターガイストが起こらない朝

気がついたらコガラシくんの布団に幽奈がいたのはいつもと同じでしたが、違ったのはそこからの彼女の思考回路

少しでも恋を自覚したことで、コガラシくんと密着していることに対して恥ずかしいに加えて心地良いという感覚も生まれてしまったわけですね
だから、「もう少し…」なんてふと思ってしまって、はしたないという自己嫌悪に陥る

まあ、もしここでコガラシくんが目を覚ましていたらポルターガイストが発動して、呑子さんも締め切りに間に合ったことでしょう
コガラシくんが眠ったままだったからこそ、恥ずかしいけどあともうちょっと、という感覚が両立していたからですね

自己嫌悪に陥った幽奈が採った策は、ちくわごっこでした
何それ初めて聞いた単語なんですけどw
コガラシくんそれ何する遊びなんですかw

自分を布団でぐるぐる巻きにして、ご丁寧に2本も縄使って縛っております
それ誰がやったのw

布団に入ったままじゃ2箇所もロープ縛れないだろw
ていうか幽霊なんだから布団にくるまってる意味がそもそもないんですけども


しかし、今回何よりも巧妙だったのは、千紗希ちゃんがとうとう幽奈を視認したことですよね
その一点が今回幾つもの効果につながっていて、展開と各ヒロインたちの心情を動かしています

憑依と葉札術にこんな使い方があったとは

その憑依も文化祭で初めて本格的に描かれたものですから、その意味でも今回の内容は文化祭編を前提としているといえるわけですね

幽奈そっくりの人形を葉っぱで作って、それに幽奈が憑依することで、術で作った紛い物とは言え幽奈が肉体を手に入れる
普段から意思に基づいて実体化して、物に触ろうと思えば触れるために、肉体を得たと言っても実感がない幽奈でしたが、
千紗希がその姿を目にすることができるという大きな大きな効果があったと

術による一時的なこととはいえ、二大ヒロインがようやく顔を突き合わせて会話できるようになったわけです
本格的にラブコメを進展させていくのに、これは非常に大きなことですね

だから今回千紗希ちゃんも早くに登場したわけです
1日持たないこゆずの術が生きている内に、2人がしっかり会話できるように

朝っぱらからゆらぎ荘に遊びに来て、一番にやることが風呂っていうよくわからないことをやってたわけです
このことは、風呂からあがった千紗希ちゃんが浴衣を着ていることで、まるで千紗希ちゃんもゆらぎ荘の一員であるかのような印象を出すことに繋がっています

「ゆらぎ荘」の一員です

「ゆらぎ」荘の一員ですよ


心が揺らぐゆらぎ荘の一員だったわけです今回の千紗希ちゃんは

ゆらぎ荘の幽奈さん 第46話「新しい朝と幽奈さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年7号) - Neverending Cult

この発想はこちらの感想を見て「おお…」とか思ったことなんですけどもね

今週の内容は本当に細かく計算して描かれているんだなあと

中でも、特に「タメ」を意識して描かれているなあというのが上手いと思いました

204号室
すなわちコガラシくんと幽奈の部屋での会話ですよ


千紗希ちゃんの言葉に対する幽奈の反応を描くのに、2コマも使うという構成

「そういうのもかまわないって思い始めてるからじゃないかな」

「幽奈さんはそれでいいの?」

千紗希ちゃんからの問いかけがことごとく核心を突くことで、心に波紋を生じさせる幽奈
その反応に深みと重みを持たせるために、あえてコマを多く使って描いているんですね

1コマ目よりも表情が変化する2コマ目の方を大きく描くことで、印象を強調しようとした「そういうのもかまわないって~」の時

対して、「それでいいの?」の時には同じように2コマ目を大きく描きながらも表情は変わる前も後も一切見せないことで
読者がページをめくる時間すらも計算したタメを作っているのです

さらに、同じような手法が千紗希ちゃんにも使われています

幽奈に問いかける直前の瞳の表情
並んだコマではなくページをまたぐことでさり気なさを増していますが、演出手法としては幽奈に使われているのと同じものです

同じ演出が連続するために冗長な感じになるのをコマ割りで防いでいるんですね

さらに応用的なやり方として、幽奈が夕方になってこの日2度目の風呂に入っている時
夕方ですから既にこゆずの術は解けていて、この時の彼女は幽体ですね

「わたしは…コガラシさんが…好き…」とぼんやり考えつつ、湯に浸かる幽奈
ここでは2コマ目のほうを小さく描きつつ、しかし構図は顔のアップにして表情の全体を理解らなくすることで
めくった先の大ゴマで表情だけでなく全身でその気持ちに浸かる様子を演出しているんですね

しかも、「好き…」から「大好き…!」と表現まで変えてきました
全身を浸しているお湯はまるで彼女の心にあふれる恋心であるかのように、その気持ちにどっぷりと浸かっているわけです


タメによる演出をこれでもかと使いまくったミウラ先生渾身の作劇ですね


ラストには幽奈に問いかけた自分の言葉がブーメランになっている千紗希ちゃんの姿

今まで存在は知っていても姿が見えなかったことでどこか実感がなかったのでしょうが、
相手がどんな女の子であるのか、どんな表情を見せる娘なのかはっきりと目にした今
幽奈とコガラシくんの仲の良さがはっきりと見えるようになってしまった

だからこそ胸には何かの痛みが走る

千紗希ちゃんがすぐにその痛みの正体を自覚するとは思えませんが、女子力モンスターの属性を持つ彼女のことですから
時間の問題ではあるでしょう

その時彼女たちは何をどう思うのか


動き始めたゆらぎ荘における「ゆらぎ」は、これから本格的にそれぞれの感情を揺らしていくことになるのでしょう

さしあたって次回は、再度こゆずの術を使って肉体を得た幽奈が学校に行くことになりますかね
劇を通してそれなりに分かりあったクラスですし、そもそも最初からポルターガイストで迷惑かけまくっていたわけですから
みんなにちゃんと紹介することは必要でしょう

そんで、時間切れかまたは何かの拍子に術が解けたことで、コガラシくんの前に幽奈が全裸の幽体で出現しちゃって…

っていうところまで見えた


左門くんはサモナー

沼先生頑張ったな―
というのが読み終えた最初の感想ですよねどう見ても

T●LOVEるじみた展開で頑なに描かなかったあの場面を、まさか今回はラストページの見開きで描くなんて…

電子版で読んでるこっちは背表紙の谷間がないからマジ「ドン!」って感じの迫力で現れてきましたよ

見開きがやたらキレイに映えるのは電子版の魅力の1つと言っていいでしょうね

そして意外といい感じで描けてるじゃないですか沼先生


マンガでスキー場に行くってのはイコール遭難編なんですけど、まさか悪神アンリが「冬って概念を作った」なんてキャラだったとは思わなんだ
遭難したキャラが吹雪に向かって「やめろ」っつってキレたら止むってどんな遭難だよ(;^ω^)


マイサーモンは、「居間切り取って持ってくんな」かなw


 




柱全員登場で混沌としてきた鬼滅の刃45話 2017年週刊少年ジャンプ7号感想その1

2017年週刊少年ジャンプ7号感想その1

今日は仕事休みだったので一気に感想書けるかと思ったんですけど無理でした
鬼滅だけで2時間半以上かけて5000字オーバーとか長すぎ俺


鬼滅の刃

連載1周年よりも早い段階で実現した2度目の表紙&巻頭
45話という数字は他作品に比べると少し遅めですが、それでも連載デビュー作でそれをやってのけたことは大いに快挙であるでしょう

どんな表紙になってるんだろうと楽しみにしていましたが、炭治郎が1人で飾ってくれていました
『ジャンプの正しい作り方!』によれば、確か表紙はデザイナーさんが複数の案を考えてくれて、
その中から編集部が選んでるんだとか

主人公の炭治郎は当然としても、禰豆子ちゃんまでいない構成になるのは意外でしたよ

ワンピみたいなすっかり確立された作品はどんな構図でもだいたい行けるんでしょうけど、
若い作品については「どんなマンガなのかイメージしやすいようにする」ことを意識しているとサクライタケシ先生の取材の中であったはず

とすると、炭治郎が1人で刀を構えているのは「血風剣戟冒険譚」としてはこれ以上ないシンプルさを狙った構図だったりするんでしょうか

刀折れてるけどね(;^ω^)


いや、普通に今まで読んでるこっちは刀折れてる事情は知ってますよ
十二鬼月と戦ってる中で折れちゃったっていう経緯をわかってるのでいいんですよ

でも表紙では別に折れてなくてよかったんじゃないの?
せっかく表紙なんですから

それともあれか
この後折れた刀を直す展開も待ってて、その時某死神マンガばりに違う刀になっちゃったりする可能性があるんでしょうか
二刀流とか

……ないな



本編は、柱達による炭治郎の裁判が始まるところでした

柱合裁判って何だ一体
集合と、柱が集まったってのを掛けただけか?

柱は全部で9人
鬼殺隊最高戦力にして最高位のメンツだそうな

9人ってのは、それが上限人数なのか
それとも柱認定の基準を満たした者が今は9人しかいないということなのか

すでに明らかになっている義勇の水やしのぶちゃんの蟲に加えて、残る7つの属性と名前も明らかになりました

…全然覚えらんないですけどねw

読み切りとか連載第1話とかを描く時の注意点として、「一度に5人以上の新キャラが出てきたら読者は覚えられなくて混乱するから4人までにしとけ」
っていうことが言われるそうですけども

7人も出てきたぞw

そりゃあ45話まで来た物語ですし、ここで何人かを後出しにするのも変ですから
柱という存在と立場を格付けするためにも全員登場は間違ってないと思いますが

覚えらんないのは覚えらんないw

とりあえず、蜜璃ちゃんは覚えました

なぜって?
決まってるじゃないですか


谷が深くて
それを見せつける服装をしてて
使うのは恋の呼吸で
惚れっぽくて
ときめきを大事にしてて
髪の色はピンク

いわゆるひとつの逸材ですね

禰豆子ちゃんと仲良くなれそうな予感


全員が全員炭治郎の処分や禰豆子ちゃんの処刑に賛同しているわけではなさそうですね
といって明確に反対してくれそうな人は今のところ義勇くらいしかいないっぽいですけど

えーとちょっくら整理してみると

処分・処刑派
炎の人
音の人
蛇の人
風の人
岩の人

反対
水の人義勇

中立or無関心
しのぶちゃん
蜜璃ちゃん
霞の人


こんな感じか?合ってるかな?

当然ながら処分の賛成派が多いんですね
しかも積極的に炭治郎も禰豆子ちゃんも殺そうって人ばかりです

人外となった鬼と戦って「最高戦力」なんて呼ばれてる連中ですから、多少好戦的だったり自信家だったりするのは仕方ないんでしょう
しかし、「裁判」って言ってる中でちゃんと理性的に話を進めようとしてる人がしのぶちゃんくらいしかいないってのはどうなんでしょう

雲や鳥の方を気にしてる霞の人や、周り全員にときめく勢いの蜜璃ちゃん、当事者の1人でもある義勇、を除いては、
基本的にみんな決め打ちで処分と処刑を実行しようとしています

炭治郎からちゃんと話を聞こうとしている人はしのぶちゃんだけのような

もちろん彼女とて最初は問答無用で禰豆子ちゃんに斬りかかった1人ではありますが、ひょっとしたら蝶子ちゃんからの報告を聞いているのかもしれませんね
「自分が斬ろうと追いかけた時、問題の鬼(禰豆子ちゃん)は逃げるばかりで自分に反撃してくることはなかった」という

義勇を含む柱の全員が「鬼は化物で人食い」であることを基本的な前提として活動しているからこそ、
有無を言わさず斬ることを当然と考えているのでしょうが
その鬼の1人である禰豆子ちゃんが殺そうと斬りかかってくる人間に対して反撃をしなかったことは、
しのぶちゃんにとっては充分な違和感となったかもしれません

で、それを好戦的で自信家な他の柱たちに言っても、その報告を持ってきた自分の部下か妹かにあたる蝶子ちゃんに対して
「どーせ距離を詰められずにほとんど斬りかかったりもできなかったんだろう」と雑魚扱いして馬鹿にされる可能性が高いと

そんな風に思ったりしていれば、しのぶちゃんだけが理性的に炭治郎の話を聞こうとしていることが理解できそうな気がします

人を食った鬼に対しての贖罪方法が厳しいだけで、しのぶちゃん本人は実は普通に優しい女の子と言えそうです
蜘蛛の毒で瀕死だった善逸や蜘蛛に変わっちゃった隊員たちも、普通に助けてくれていましたし
満身創痍で喉がガラガラになってる炭治郎には、顎の心配をしつつ鎮痛剤入りの水までくれるという気の利きっぷり

食人を贖う拷問や問答無用で禰豆子ちゃんに斬りかかったあのサイコぶりからは想像もつかない優しさです

その水を飲んで何とか喋れるようになった炭治郎の言葉を一番真剣に聞いているのもしのぶちゃんですね

他の連中は揚げ足を取ったりとか、悪魔の証明を求めたりするだけでまともに話を聞こうという気がないのです
事情聴取あるいは尋問のはずなのに、聞いた内容を「妄言」とか「ありえない」と断じてハナから信用しないのでは何にもならない

おそらくはどんなことを喋ったとしても、彼らの返事は変わらなかったのでしょう
その辺り、せっかく最高戦力だというのに彼らの「オツムの出来」に疑いを持ってしまいそうですが
彼らの持っている「常識」からすればあるいは仕方ないことだとも言えるでしょうか

だからこそ、しのぶちゃんが炭治郎の話を聞こうとしてくれていることにいくらかの安心感が生まれています
同時にしのぶちゃんの好感度がストップ高

炭治郎の言葉に口を挟むことなく真顔で静かに聞いて、
どんどん強くなる言葉の熱に唇を開いて目を細めるくらいには何かを感じている

そして、どうやら柱の中でも一番好戦的っぽくて自信家というより高慢な風の人が
禰豆子ちゃんの入っている箱を乱暴に扱っているのを見れば、静かに怒りを露わにして制止しようとしてくれる

何にでもときめくあまり他人の様子に敏感な蜜璃ちゃんが「珍しい」って言うからには、
しのぶちゃんが怒るのはホントに珍しいのでしょう

だから、風の人が禰豆子ちゃんを刺した時に義勇と一緒にショックを受けてくれる
それは炭治郎が抱いたのと同じ種類の怒りですね
事情を知っている義勇はもちろん、炭治郎の言葉とあとひょっとしたら蝶子ちゃんの報告で
炭治郎寄りの気持ちになっていそうなしのぶちゃんだからこそ
抵抗できない状態の禰豆子ちゃんを箱の外から刺すという行為に虫唾が走っているわけですね

対して、同じ段に並べて描かれている蜜璃ちゃんの場合はちょっと違っていますね
彼女の場合は単に箱越しに刺すというのが痛そうだったというのが理由でしょう

喩えるならホラー映画とかを見て、登場人物が殺される場面を見ている時のような感じでしょうか
そこにあるのは怒りではなく単なる同情

自分とは直接関係ないことを前提に、外から「ああ可哀想に」とか「気の毒に」とか思っているだけなんですね
彼女がこれから炭治郎とどう関わっていくことになるかはこの裁判の行方次第となるでしょう

別に炭治郎とラブコメする必要はないと思うので、禰豆子ちゃんとしのぶちゃんと女子3人でキャッキャウフフしてくれたらいいな…



もう1人の当事者となる義勇は、予想に反して別に拘束はされていませんでした
しのぶちゃんの判断で、かな?

先週の見開きにいなかったのは、1人だけ離れたところにいたからだそうです

え…
それ義勇さんやっぱり嫌われてるんじゃ…

いや、自分も当事者だから炭治郎の周りに集まってるみんなの横には何かいづらいってのもわかりますけども

仏頂面でぽつんと離れたところにいるって、要するにそれってぼっち…


義勇を一番嫌ってるのが蛇の人かな?
最初に義勇の話題を言い出してますし、処罰できるのが嬉しそうですし

蜜璃ちゃんは嫌ってなさそうですね
おとなしくついてきてくれたからって拘束しなかったしのぶちゃんも、実は義勇を嫌ってはないんでしょうね

逆に義勇が嫌ってそうなのが、風の人ですかね
禰豆子ちゃんの箱を抱えて登場した時の苦そうな表情は、「めんどくさいのが来た」っていう感じでしたよ

こいつが関わってくると絶対ろくなことにならないっていう確信を持ってるかのような顔です
あえて非情になろうとするのが義勇のスタイルだとすれば、ナチュラルに非情な風の人とは反りが合わないんでしょうかね


禰豆子ちゃんに傷を負わせた風の人に激高して、怪我も拘束も構わず飛び出した炭治郎
「お館様がもうすぐ来る」との義勇の言葉に一瞬躊躇したことで、頭突きを決められた炭治郎は禰豆子ちゃんを取り戻すことに成功しました

そこからの啖呵がカッコいいじゃないですか

まだ柱というのが何なのか、炭治郎はわかっていないはずですが、とにかく鬼殺隊の中でも凄い連中なんだろうというのは理解したんですかね
そんな奴らが鬼を一緒くたにただ悪玉扱いしているのは炭治郎にとって我慢のならないことだったわけです

「善良な鬼」を炭治郎は知っていますからね

禰豆子ちゃんはもとより、珠世さんと愈史郎がそうです
慈悲の剣撃である伍の型を使って斬るような鬼も「善良」の枠に入っているとは言いませんが、
少なくとも禰豆子ちゃん以外に珠世さんと愈史郎は間違いなく「善良な鬼」として認識していることでしょう

しかし、禰豆子ちゃんを刺す奴らならきっと珠世さんにも躊躇いなく刀を向ける
珠世さんを鬼だからと殺すことは、その先にある鬼となった人をもとに戻せる可能性をも潰すことであり
それはつまり助けられる命を助けないことであると

だから、「その区別がつかないなら柱なんてやめてしまえ」と炭治郎は言うわけですね
炭治郎にとっては鬼を斬ることは襲われる人を減らす、救うための手段であり、またその鬼本人も実は苦しんでいるというのなら
斬ることでそこから解放するという救いの手段

対して、風の人のような好戦的な柱たちは鬼を斬ることそのものが目的と化してしまっているのでしょう
望んで歪んだのかどうかは別として、鬼を斬ることが自分における最高の活動であると

言い換えれば、鬼がいないと生きていけないわけです彼らは

いや、今回描かれた好戦的な彼らが本当に俺が想像したような連中だったら、ですけども


しかし、そんな好戦的な彼らもお館様には逆らえない模様
柱が束になってかかっても敵わないような実力を持っているのか、それとも別の理由があるのか

次回は、柱たちが鬼舞辻の顔を知っているかどうかが明らかになるでしょう

今まで意図的に隠されてきた鬼殺隊ボスの顔
単純な予想として鬼舞辻とそっくりなんだろうと思っていましたが、ラストの炭治郎の表情を見る限りその通りっぽいですね

鬼殺隊のボスとしてやって来た相手ですから、鬼舞辻だと思った炭治郎がさらに怒りのボルテージを上げて飛びかかるなんてことはないでしょうが、
お館様と鬼舞辻がそっくりだと炭治郎が言った時、それに対して柱たちがどういう反応を返すかが問題なんですよね

彼らが鬼舞辻の顔を知っていれば、本当かどうかは別にして他人の空似でも何でも似ている理由を言うでしょうが、
知らない場合は今回の扱いと合わせて「新人がまた妄言をベラベラと」っつってますます信用してもらえなくなる可能性があります
鬼舞辻に出くわしたことがあって、近くにいれば匂いでわかるというのを戯言として流すのかどうか

さすがに最高戦力っていう柱が敵のトップの顔を知らないのは変な気もするので、
全員とまでは行かずとも何人かは知ってるんじゃないかと予想したいところですが

それ次第では、裁判の行方が変わるはずですからねえ
お館様本人がどういう反応を見せるかというのも注目です

…ここまで書いといて、お館様の顔が別に全然鬼舞辻と似てなかったら恥ずかしいですが(;^ω^)


さらに、鬼舞辻の件は別としても、加入の動機として鬼への復讐と殺意が最も多いだろう鬼殺隊という組織において
「善良な鬼」との概念を持つ炭治郎は明らかに異端と言えます

柱だけでなく他の隊員たちはそれをどう捉えるか
お館様はそれをどう思うのか

炭治郎の証言に説得力を持たせるには鱗滝さんが出てこないと無理だろうと予想しておりますが、その辺もどうなるでしょうか


…ところで、新展開突入はいいんですけどこれ何編って呼んだらいいんでしょう?


 




アニメにも次巻にも期待したい最高のハートフルコメディ… 『亜人ちゃんは語りたい』第4巻

亜人ちゃんは語りたい4巻

亜人ちゃんは語りたい 第4巻


この冬からアニメも放送されることになったハイスクール亜人コメディの第4巻です

まだ4巻までしか出ていないのにアニメってすごい早いですよね
原作ストック大丈夫か?って心配になるレベルです

某駄菓子アニメのように上手いこと原作を拡張・補完しながら描いてくれるのなら安心ですけども



で、まあそれはそれとしてね

この4巻を読んで思ったことがあるんですよ









最高ってのはこのマンガのことだったんですね






いや失礼しました

唐突に本音を叫びたくなりまして

でも自重はしません

ブログなんて本来そのためにあるもんですから、遠慮なんか露ほどもすることなく声を大にして強く断言したい


この作品、そしてこの4巻は至高の出来であると


中身についてあんまり言うとアニメのネタバレになってしまう可能性があるのでやめておきますけど、
この4巻はもう抜群の出来でした


ラストの前後編ももちろん素晴らしい展開でしたけれども、それよりも好きだったのはやっぱりデュラハンちゃんの話ですよ

架空の存在としてのデュラハンが亜人という形で実在しているって世界で、その最大の特徴である頭と胴体の分離状態を
あんな形で分析・考察してくれるとはね

高橋先生の友達っていう新キャラが、またいい感じの雰囲気を出してくれているんだこれが


京子とやり取りしながら独自の仮説を組み立てていく展開は、さながら世界の知られざる真実が解き明かされていくかのような高揚感を醸し出していました

彼女の身体を直接調べたわけでもなく、具体的・客観的な証拠などは一切ない状態でありながら、
「本当にそうだったら面白すぎる」と思えるような仮説が導き出されていく流れの興味深さと言ったらないですよ

実際にはデュラハンという存在はフィクションであるわけですが、それが実在する作中世界における科学的考証を
あんなにもロマンに満ち満ちた形で描いてくれるとは思いもしませんでした

おかげで、その話を読者と同じような気持ちで聞いていたのだろう京子の心情がさらに期待を煽るのです

デュラハンという存在の持つ果てしない可能性
その話を聞き終えて、自分の将来を漠然と思い描いた彼女がふとつぶやいた言葉

もうね
あのつぶやきはたまりませんでしたね

希望があふれているじゃないですか
ワクテカが迸っているじゃないですか
ロマンが無限大じゃないですか


ていうか俺ああいう話大好きなんです

フィクションを科学するというかね

『特命リサーチ』とか大好きだった、と言えば伝わりやすいでしょうか
ああいう考察は大好物なんです

いやもちろん、ラストの前後編みたいな話も大好物なんですけどもね

高橋先生が教師冥利に尽きるって話ですからね
読んでたら勝手に目が赤くなってくるくらい大好物です

アニメのラストに持ってくるにはきっとこの話がちょうどいいいですよね

ただそうするとコミックス数にして4巻分を1クールでやらなきゃいけなくなるんで
内容としては結構な補完が必要になるんだろうという気がしますけども

まあ、きっと大丈夫なんでしょう
次の5巻ともども、アニメも楽しみにしていきましょう





 




ゆらぎ荘の幽奈さんが開き直りつつも巧妙だった2017年週刊少年ジャンプ6号感想その2

2017年週刊少年ジャンプ6号感想その2

2回連続の合併号明けが土曜発売って、何かわけがわからんな


今週のアンケ順
鬼滅の刃
背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
オレゴラッソ


その他
・食戟のソーマ
・ゆらぎ荘の幽奈さん


背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~

センターカラーで大会編終了

長かったなー

いや、マジで長かっただろこのシリーズは

必殺技だとか、練習の成果だとか、カップル解消問題だとか、ひらりちゃんの初舞台だとか
王者を倒す意地だとか覚悟だとか決意だとか

とにかく青春のいろんなものが凝縮されていたシリーズでした

半年以上もやってたこのシリーズ

もたらしたものは決して小さくはないでしょう

それぞれのカップルたちにおける絆の深化はもとより、縦や横の関係もまた強くなったように感じられます

苦手意識のあった後輩から精一杯の憧れを伝えられたリオ先輩
後輩たちの成長を感じ取って、自分が卒業した後の部活に安堵した土井垣部長
それはまた、金龍院先輩も咲本さんも同じでしょう
1年生ライングループに入れてもらったひらりちゃんも、世界が広がったと言っていいんでしょうね

ただしやっぱり重要なのは、それぞれのカップル間における意識と気持ちの変化です

チャンピオンとしての咲本さんと沙羅さんは特に変わりありませんが、それ以外の選手たちは軒並み意識を変えてきています

シリーズの後半は全然出番がなかった主人公カップルは、姉弟のような仲の良さをさらに深めました
いずれそれは男女間の感情に変わっていくことでしょう

その1つ上の先輩に当たる八巻パイセンと秋子先輩は、ダンスにおける互いの接し方をようやく見つけました
お互い気に食わないのは承知しながら、しかし勝つためにはともに相手が必要であることを認識
同じ目標を持てた2人なら、ケンカの仕方も変わってくることでしょう

彼らをまとめる部長カップルは言わずもがなですね
解消問題発生からのリスタートになったわけですから、今までよりもさらに強い気持ちで練習に打ち込むのでしょう

そして彼らのライバルにあたる選手たちもまた

最も変化の幅が小さいのが宮大工くんでしょうか
宮大工くんが「楽しむ」ということを見つけて以来、柏さん側の描写がちょっと少ないですからね

御木くんとターニャちゃんは、登場しているカップルたちの中で最も恋愛に近いポジションと言えるでしょうか
2人だけで言葉を交わせるロシア語の存在は大きいでしょうね

畔田・ナオミ組は、ダメ男を上手いこと持ち上げたり落としたりする内助の功が光っていましたね
そのおかげで本当の本気になれたからこその2位という結果だったのでしょう
前回あんだけジャイブを盛り上げた八巻パイセンと秋子先輩を抑えてこの2人が2位に来るとは予想外でしたし

金龍院先輩とみのり嬢は、恋愛というよりもはや婚約してるくらいの関係っぽいんですかね
ダンスよりも勝敗よりも「貴方が大事」と言い切ったみのり嬢の温かさには、非情にグッと来るものがありました

そしてひらりちゃんには八巻パイセンへのフラグが立っているような気がしないこともないような気がする


主人公たちが途中から全然出てこなくなるシリーズではありましたが、それでも大いに盛り上がった内容でした

こっからの新展開は何が待っているんでしょう
「向こう側」がクローズアップされていましたが、部長たちの進路問題を皮切りとして、本格的にそういうところにも踏み込んでいくんでしょうか


オレゴラッソ

何かちょっと悪くないと思ったので3位です

理由はきっとはっきりしてまして

できないことを何度も試行錯誤して試しつつ、でもその過程が面白いという感覚
ふとしたことから始めたサッカーのおかげで出会えた人たちへの感慨

そんな気持ちを抱く主人公に好感を持てたからでしょう

最初は上手くいかずに何度もやってみる
少しずつわかってくる
テコンドーで繰り返してきた上達へのプロセスを、サッカーでもう1度味わって興奮する主人公

試行錯誤の中での楽しさはよくわかることなんですよね


それでいて何よりもよかったのが、「サッカーのおかげで出会えた人たち」への感慨でした

サッカー自体の面白さや競技性を描くのではなく、そこにいる人達との関わりで面白く魅せようとする演出
自分でもよくわかっていない理由や経緯でサッカーを始めた主人公でしたが、そこにいる人達への感情によってのめり込むことになる

主人公がこれからもサッカーを続けることになる理由として充分なように感じられました


でもバイシクルはやりすぎだと思うの

昔『シュート!』を読んでた程の俺のサッカー知識によれば、バイシクルシュートってペレが1度だけ見せたキングオブシュートだとか
そんなのをこんなところでやっちゃったらもったいないと思うの

それでもまあそれなりの熱さは感じ取れたので、期待値で3位に入れてみました


食戟のソーマ

時間は少し飛んで、堂島先輩と城一郎が3年になった秋となりました

薊も1年にして第三席に座し、選抜でも優勝したとか

…ん?
十傑が仕切る選抜には1年生十傑は参加しなかったのでは
それでえりな様は不参加だったような気が

三席に就任したのは選抜の後なのかな


で、堂島先輩は第一席に、城一郎は二席に就いていました
つまり、二席の理由はすでに描かれた自由っぷりにあったということで確定のようですね

というか、思い返せば最初に十傑に選ばれるかもって時にもそれをすっぽかしてコンテスト行ってた城一郎は
別に十傑にそんな思い入れはなさそうですね

頂点を取る、トップに立つってことに対する野心を窺わせる瞬間はあまりなかったような…

二席という席次にも特段の感情はないのでしょう

あるのはただひたすらに、自分の料理を極めようとすることだけ
しかしそれさえも、ただ天才と持て囃されることで周囲の景色が見えなくなっていく…

まさに、これまで描写されてきたことがそのまま描かれています

「料理とは、果てなき荒野そのものである」とは第1話で言われていたことですが、
ならば料理人はその荒野をひたすら進む冒険者、あるいは開拓者という存在

かつて堂島先輩はこんなことを言っていました

料理人として生きるということは、嵐舞う荒野を一人きりで彷徨うに等しい
究めれば究める程に、足は縺れ目的地は霞む
気づいた時には頂に行き止まり、帰り道すら失う者もあるかもしれん



この時の城一郎がまさしくこの状態だったのでしょう

全身を傷つけて、足を引きずりながらも前に進もうとしている中
どこが頂なのか、あるいは自分はどっちから来てどっちに進もうとしているのか
帰り道も目的地もわからなくなってきた有様では、何のために料理に打ち込んでいるのかわからなくなって


たった一人で、誰のための皿かも分からないまま…か?



堂島先輩が葉山に対して言ったこの言葉は、この時の城一郎にも当てはまるものであるでしょう

一人でただひたすらに荒野を突き進もうとしても、限界は早く訪れる
ならばどうすればいいか

堂島先輩は続けてこう言っていましたね


だが、忘れないでいて欲しい
この遠月という場所で同じ荒野に足跡を刻む仲間と共に在ったことを
その事実こそが、やがて一人征く君を励ますだろう




たった一人ではなく、仲間と共に進んでいたこと歩んでいたこと
それを支えにすることで前進できるのだと

これは、城一郎が堂島先輩や薊との料理勝負で少し救われていたことを指すものと言えるでしょう
「次こそは」と悔しがって、負けを当然としない彼らとの勝負は、
天才と軽々しく呼ばれてどんな皿を出しても当然としか評価されない状況の城一郎にとっては嬉しいものだったのです

だから城一郎は言うんですね

料理人は出会うことでしか前に進めない





続けてこうも言っていましたね

たった一人で皿に向き合っても、それまでと変わらぬ自分が映るだけ――




まさに、今回ただズタボロの姿を皿に映していた城一郎を捉えた表現です


こうしてみると、この漫画で今まで描かれてきた場面や言葉は、実にしっかりと練られていることがわかります
特に堂島先輩は、城一郎を支えきれなかったことを今でも悔やんでいるんじゃないかと思えるほど、その言葉が重いです

選抜で優勝した葉山に「大きすぎる才は自らにも爪を突き立てる」と心配したのもそうですし、
まさにそれが発露してしまっていた四宮先輩に救いをもたらしたこともそうです

地獄の合宿において、田所さんの退学を賭けた食戟で四宮先輩をも救ったあの言葉

田所くんは勝負の場であっても、料理を食べてくれる相手の事をしっかり見ようとした…
お前が頂の先へ道を拓くのに、必要な事のように思うが?




修羅となった城一郎にも、まさにこれが足りていなかったと言えるでしょう

食戟の場であっても、コンテストの場であっても、食べてくれる相手のことを考えた料理を作る
それこそが、果てなき荒野に目的地を照らす指針となるものだったのです

「誰のための皿かもわからないまま」でいることは、要するにただの自己満足にしかなっていないのだと

だからこそ、その誰かを見つけた時の光が強くなる

だから、いい料理人になるコツというのは、自分の料理の全てを捧げたいと思えるような、そんな女と出会うことなんですね


ボロボロのまま荒野に倒れ込んだ城一郎は、誰もが待ち望んでいた有名コンテストを欠席するという事態になったようです
何もかも嫌になってとにかく逃げ出したのか、あるいは後にその誰かと判明する人と出会っていたりしたのか

この欠場が大きな問題になっただろうことは想像に難くありません

学園を卒業することなく自ら中退したという城一郎
時間軸が高3の秋までやってきた以上、全てが明らかになるのは近そうですね


ゆらぎ荘の幽奈さん

扉は呑子さんがメイン
正月にかこつけていつもより酒飲んでる感じか?

プラスでカラー版やってますって告知を電子版で見るのは不思議な体験だったのである
いや知ってるけど…みたいなw

カラー版の扉にも普通にそれ残ってるし
そこは残しとかなくてもいいだろ…w

そして今年の目標はアニメ化とか、そんなの誌面で言い切る作品も珍しい
何かメタ的に過ぎるというか

かと思ったら、作者名の横にはVR化が目標とか書いてあってワロタ
ミウラ先生VRにハマりすぎw


次号予告を見たらヘディスとか書いてある件についてw
嘘予告なんだよな?な?
担当編集ふざけすぎだろww

いや、マジだったら面白すぎるんですけどwww



本編は、おもしろ双六でした
嫌な予感しかないぜっていう柱が完全に読者の気持ちを代弁しておりますな

正月だから双六とかベタな発想で、その上マスに書いてある指示がちょっと卑猥とかさらにベタを上乗せしてくるミウラ先生の開き直り
参加メンツも仲居さんとか呑子さんとか夜々はいないという露骨な人気キャラの優先

幽奈がいないのは、前回恋心に対する複雑な気持ちを感情的に描いたのを踏まえて、その次の回であっさりエロイベントをこなすのは
前回の描写が軽くなってしまうことを懸念したのでしょうか

いつものように密着したり触られたりしたら、幽奈が恋愛ごとを意識しないわけにはいかなくなるからですね
寝起き幽奈のポルターガイストに吹っ飛ばされるコガラシくん、っていうこのマンガ定番の始まり方がなかったのも同じ理由でしょう

開き直りの中にもしっかり先々を考えた計算を入れてくるのは流石ですね


で、その変態双六で女子たちが卑猥なことになるのは当然として、
コガラシくんに対してはどうするのかと思ったら、女子と同じマスに止まって一緒にお風呂でした

これミウラ先生が巧妙なのが、先にこゆずを風呂に入れたことなんですよ

風呂シーンなんてこのマンガじゃ描かれて当たり前のものであって、今さらそれを双六のイベントで描かれても驚きはないんですよね
それもこゆずだし

しかし、そうやって読者を油断させたところに後から朧が入ってくるとか…
普通の風呂で実現しようとするとシチュを考えるのがめんどくさそうな展開を双六のイベントとして上手に処理しているのは
とってもお見事です

単純接触をお互い全裸でやっちゃったら、それはもうどう見てもアレでしかないですね

そこに狭霧まで入ってきちゃってさあ大変

コガラシくんに全裸で正面から抱きつきつつ、真っ赤な顔が物凄いことになっている狭霧
ただ恥ずかしそうな顔というだけでなく、内心がどんなことになっているのかとても良く想像できる素晴らしい表情です

でもこのコマね
狭霧にばっかり目が行きがちなんですけど、実は朧もとんでもないことになってるんですよね

コガラシくんに背中から抱きついてる姿勢の関係上、脚を広げてるんですよね
コガラシくんの体に合わせて大きく広げた左足がコマの手前に描かれてるんですけど、
この脚が何やらそこはかとなくエロいです

何故なんでしょう…
おっぴろげ状態にあることを如実に示すものだからでしょうか

このコマ…
狭霧にばかり注目してしまうと事の本質を見失ってしまう可能性さえある恐ろしいコマですよ


女将さんコレクション
開き直ったアイテムを登場させるためには実に都合のいい設定ですね

とりあえず全力で期待することにしましょうか


 




重大な読み違いをしてしまった鬼滅の刃44話 2017年週刊少年ジャンプ6号感想その1

2017年週刊少年ジャンプ6号感想その1

またしてもアンケ1位の感想が長くなりました…


鬼滅の刃

来週表紙&巻頭カラーって何その高待遇は
ついにこのマンガもそこまで来ましたか

第1話以来の表紙巻頭
話数は45話と、他の作品と比べると少し遅めではありますが、それでももうすぐ1周年でもあるのに
それを待たずに実施されることは期待の表れと言っていいのでしょう
特別サイトもできていますし、これはいい感じですねえ

やってる内容は必ずしも新しいものではありませんが、吾峠先生の味のある絵柄と時々挟まれるちょうどいい塩梅のシュールギャグ、それに演出のウエットさと炭治郎の真っ直ぐさが
かなりの読ませる力を持っているんですかね

扉絵で本編の内容を暗示・暗喩したりする手法も独特ですし

今週の扉は善逸
いや、今週のは扉っていうか吹き出しも普通にあってむしろ普通に本編の冒頭みたいな感じもありましたけども


サイコで毒に詳しいしのぶちゃんと出会ったことで、蜘蛛鬼の毒から助けてもらえているんだろうか、でも何か変な実験されてからだったりしてないだろうかとか
この数週の間読者を心配させていた善逸でしたが、普通に治療してもらえていたようです

包帯でぐるぐる巻きの上に「治療済み」って貼ってあるところからすると、既に解毒も終わっていて、あとは折れた骨や出血箇所の治癒くらいなんでしょうか
よく見ると善逸よりも先に蜘蛛になっていた人たちも包帯にくるまれています

まさかそれも解毒できんのか?

しのぶちゃんすげえ

というか、善逸だけでなく蜘蛛に変化しちゃってる人たちまで普通に助けようとするのはちょっと意外でした
「まだ変化直前の善逸はともかく、もう変化しちゃった人たちは無理なんだろう」と勝手に思ってたことと、彼女のサイコなイメージからすると、
せめて楽にしてあげるために殺してあげるって感じになるのかと思っていましたからね

でもよく考えると、鬼に対して殺人の罪を贖わせることにこだわっていた彼女が、救いのためとは言え、あるいは本人が望んでいることだとしても
手を汚すのはちょっと違うのかな、とも思ったり

「普通に助けてあげる」というのは一周回ってとってもスマートな回答でした


で、ですね
実はここから最初書いてた感想を書き直したんですよ

なぜなら、今回の本編にはすっかり騙されたからです


たぶん吾峠先生の演出意図とは全く関係ないところだと思うんですが、完全に騙されたんです


後処理部隊と一緒に現れた女の子は、しのぶちゃんだとばかり思ってました
「付近の鬼は私がやるから安心して作業して」ってすごく可愛い顔で言ってるのを見て、
「しのぶちゃんいい顔するなー」とか思って萌えてました

次のページ行ったら普通に義勇としのぶちゃんが対峙してる場面だったのは、単純に時系列の問題で
場面切り替えの1コマを挟んだりするのがなかっただけなんだろうと

なので、冒頭で後処理部隊と一緒に現れた少女は、義勇と対峙する少し前のしのぶちゃんなんだろうと解釈して読んでました

そんでこの感想もその体で書いてました



でもよく見たら違うんですね


義勇と対峙してるしのぶちゃんと、後処理部隊と一緒の少女は髪飾りの位置が違ってる
そんでよく見たら髪型も違ってる

あっぶねえ
アホみたいに読み違えた感想を更新するところでした…



俺たちをぐるぐる巻きにした女の人ってのは、もちろんしのぶちゃんですね
その後で、後処理部隊と一緒に彼女がやって来たってことですね
髪飾りが似てるのは姉妹とかなんでしょうね

最終選別の時にいたっていうのも善逸間違ってないですね



最終選別にいた子

最終選別にいた子2


きっとこの娘のことなんでしょう

蝶屋敷ってのが彼女の家なら、しのぶちゃんの自宅でもあるんでしょうか
何それ蝶行きたい

伊之助も一緒に連れてかれるのかな…


それにしても、彼女はすごく堂々としてますねえ
善逸や炭治郎と同期ならまだ階級は癸でもおかしくないですが、「付近の鬼は自分がやるから」とかめっちゃ自信満々ですよ

ひょっとして階級はいくつか上がってるのかな?

炭治郎を含めて5人が受かっていた最終選別

炭治郎が嗅覚で善逸が聴覚、伊之助が触覚なら、あとの2人が視覚と味覚に優れているんだろうと思われます
彼女がその1人であるなら、どっちでしょうね

鬼と戦うのに味覚っていうのがよくわからないので、彼女は視覚かな?
目が蝶いいのかな?

周囲を見渡してれば、多少暗くても鬼に気づけるから「付近の鬼は私がやる」って自信満々なんでしょうか


で、義勇と対峙するしのぶちゃんの方はと言うと

義勇さん頑な過ぎるwww

主人公を導いてくれた人なのに、器小せえなwwww
嫌われてることを認めたくないのかwww

そりゃあね
基本無愛想な人なんだろうからね
周りからはとっつきづらいとか思われてそうだよね

その上あえて非情に振る舞おうとしてるのなら、そりゃ好かれませんって

なのにそれを認めないとか義勇さんひょっとして寂しがり屋ですかwwww

その後、どう説明しようかと変な顔で困ってるのも笑えるんですけどwwwww

やべえ
今週だけで義勇のキャラ深まりすぎだろwwww


炭治郎を完全に思い出してることで、逃げろと言ってくれた義勇
「この兄妹は何かが違うかもしれない」という予感があるからこその言葉ですね

炭治郎もまた、自分を助けてくれた相手が誰であるかをわかっているから、冨岡さんありがとうございますと礼を言える

連戦のために体力はとっくに尽きていて、体中を怪我している炭治郎ですが
禰豆子ちゃんを守るために我慢して走り出す

こういう時こその長男の我慢強さですね
しっかり箱も抱えて走りましたが、途中で追いつかれる

追いついてきたのは同期の彼女ですね

ここもね
間違えてたんですよ

最初読んだ時はここで現れたのもしのぶちゃんだと思ってました

義勇を振り切ってやってきたんだろうと
義勇に動きを拘束されてるその後の場面は、また時系列が逆になってるんだろうと

今度はぶつ切りになったコマが挟んであって、時間軸の移動を示してるような感じもあったからですね
実際には全然違っていたわけですが

「付近の鬼」に気づいた少女が、その鬼を斬るためにやってきた
炭治郎のことはとりあえず置いといて、鬼を斬るためにひたすら行動する

「考える必要はない」「言われたとおりに鬼を斬るだけ」とは、新人らしい戦い方ですね
「考えよう!」と伊之助に発破をかけてた炭治郎とは正反対です

考えなくていいと言ったのはしのぶちゃんですかね


そのしのぶちゃんは、義勇に抱きしめられていました(違

首根っこを掴まれて、刀は服でぐるぐる巻か?

鬼殺の妨害は隊律違反
隊員同士での戦闘が違反であることは前にも出てきましたが、しのぶちゃんの言い方からすると鬼を斬るために鬼を庇う隊員と戦うのはありっぽいですね

鬼を斬るための行動だと認められたら基本的に許されるということでしょうか

とすると、確かに義勇は隊律に違反しています

斬るどころか禰豆子ちゃん見逃してますからね

今回のサブタイって、炭治郎と禰豆子ちゃんを庇ってしのぶちゃんを妨害したことを違反と言ってるのじゃなくて
第1話の義勇の判断を指しているんじゃないかと思います

もちろんしのぶちゃんを妨害したことも違反なんでしょうけど、一番大きく含まれているのは第1話のあれなのでしょう

「こいつらは何が違うかもしれない」と予感して、鬼を1人見逃したこと


その違反を追及することになったから、柱が全員(?)集合したラストページに義勇がいないんですね
最高戦力である柱の1人が、あろうことか意図して鬼を見逃したとは重大な隊律違反であるからです

集合している中にいないのは被告人であるからで、炭治郎と同じように義勇もまた拘束されている可能性さえあります

炭治郎は義勇の処分を検討するための参考人であると同時に、自らも鬼殺隊士でありながら鬼と連れ立っていることの是非を問われるのでしょう
参考人兼被告人だから拘束されている

禰豆子ちゃんは鬼であるから拘束されている

問われる中身は基本的に2人とも一緒ですから、同時に裁くほうが効率的ってことなんでしょうね

ポイントはもちろん禰豆子ちゃんがいまだ1人も喰っていないことをどうやって分かってもらうか、にあるのでしょう
これはやっぱり鱗滝さんも出てきそうですねえ

新人が「妹はまだ1人も喰ってない」って言っても信じてくれないでしょうし、
義勇が「こいつらは何か違うと思った」って言うのも抽象的すぎて実感を持ってもらえないでしょう

柱の中には鬼=完全滅殺みたいな過激派的スタンスの人もいるかもわかりませんし

禰豆子ちゃんが血鬼術使ったのも分が悪いですよねえ
何人も喰って力を増した鬼が使う異能の術ですから、1人も喰ってないのにどうして使えるんだって疑問が出てくることでしょう

とすると、やっぱり鱗滝さんあたりが出てきてくれないと丸く収まらないでしょうねえ

育手というのがどのくらい鬼殺隊に影響力を持っているのかは未知数ですが、善逸の師と同じように鱗滝さんも元柱だったなら
それなりに発言力があるはずですから

ずっと顔が隠されている鬼殺隊のトップも次回登場してくるでしょうか

新展開では、階級の中にない柱ってシステムとともに鬼殺隊の詳細が判明する感じになっていきますかね

事後処理部隊隠の説明はなさそうかなー
炭治郎のアゴが折れてるのを見て、さらにこの上拘束することをかわいそうだなとか言ってたのが何か好きだったんですけど

いや、大体こういう後始末的特殊部隊の人たちって黙々と作業を終わらせていくようなイメージがあったからですね
普通に喋りながら手を動かしてて、拘束しろって命令の対象にも普通の気遣いを見せてる様子が何かとってもホワホワでした

こういう普通の感覚を持ってる彼らが、包帯でぐるぐるな蜘蛛に変わっちゃった隊士たちを普通に抱えて運んでるんですよ
きっと気持ち悪さとかはあんまりないのでしょう

こういうところが優しいんですよねえこのマンガは


新展開で鬼殺隊の詳細が判明していくとなると、同時に炭治郎の異端も明らかになっていく展開が待っているでしょう
鬼を単純に化け物扱いせずに「不本意ながら鬼になってしまった誰かの成れの果て」として扱うのは、おそらく鬼殺隊の中では特殊な意識

さらに、鬼舞辻を見つけられる嗅覚も特殊なはずなんですよね
前情報も何もない状態で、「家に残っていた匂い」を嗅ぎ分けて鬼舞辻を見つけられる炭治郎は、
鬼殺隊にとっては結構貴重な戦力にもなるはずで

鬼に家族を殺された隊員は多くいるでしょうが、それが鬼舞辻だった人はどれくらいいるでしょうか
その辺も鬼殺隊における炭治郎の特殊性に関わってくることになりそうです

ともかく、柱の中で炭治郎に共感してくれる人がいるのかどうかが分かれ目ですかね
個人的にはしのぶちゃんに期待をしているんですが、右から2番目の闇が深そうな、じゃなかった、谷が深そうな女子にも期待をしてみたい…


 




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