社会の毒 ―少年漫画症候群(ジャンプシンドローム)―

読んだらもう1回作品を見返したくなる、そういうレビューを私は書きたい

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2018年週刊少年ジャンプ33号感想超簡易版

こんなに遅くなった上に簡易版です…
むしろ先週よりも中身薄いかもしれないorz
でも今週はもうこれ以上書けません
原因は全部会社です

せっかくの記念号だったのにな…

アンケ順
火ノ丸相撲
鬼滅の刃
キミを侵略せよ!




火ノ丸相撲


声援を送れるようになったレイナがすごく眩しいと言うか…
とっても感慨深いですね

火ノ丸の修羅の相が解けたというのよりも、応援せずにはいられなくなったレイナの姿のほうがグッと来ます

レイナの声にかーちゃんの声が重なって聞こえるというのもいいですね
刃皇から問われたのと同じ質問をかーちゃんにも訊かれたことがありましたが、
かーちゃんはその答えをよくわかっていました

かーちゃんの声に混じってそれを思い出したからこそ、「今、横綱と相撲とってるよ」ということを
真っ先にかーちゃんに伝えたくなった

まさしく前回刃皇が語った「喜び」ですよねこれが

最強の横綱と向かい合うところまでやっと来たんだという喜び
その姿を見せたかったかーちゃんはもういないけど、でもだからこそ、雲の上までその名が届く大横綱に自分はなるのだと

死にたがりとは全く違う頂点の目指し方ですね

この辺の詳しい心情は土俵の下でやるのかもしれませんが…


一方刃皇のほうはといえば、火ノ丸の修羅を狙い通り解いてやったことで
俺指導者としても行けるんだなあとか、何かすごい満足げな顔になっておりました

完全に場所後に引退した後何をするかってところに思いを馳せております

火ノ丸に対しては執行猶予3年とかいって、執行猶予じゃなくてこの場で実刑判決だったら
たとえば左腕をへし折ったりして、「死にたがりの望み通りにしてあげるよ」っつって
火ノ丸の力士生命を断ち切ったりする可能性もあったんでしょうか

執行猶予判決でそうならなかったのは火ノ丸としては幸運だったのかもしれませんね
しかし、おかげで刃皇はすっかり「現役」に満足してしまった顔になっております

ここがね
火ノ丸に対して刃皇が指摘した内容が、実は刃皇に対しても当てはまるということの対比でもあるんですよね

以前の感想記事でも書きましたが、火ノ丸の修羅の相を「勝っても喜ばれない相撲だ」と断じた刃皇
その言葉通り、大典太に勝った火ノ丸にレイナも柴木山親方も嬉しそうな顔を見せることはなかったわけですが…

「勝っても喜んでもらえない」のは誰より刃皇がそうであるということなんですよね

史上最強の横綱として持て囃された結果、自分が勝っても聞こえてくるのは歓声ではなく溜め息ばかり
火ノ丸に対するレイナのような声を張り上げての応援なんてもう全くないんですね

由美さんは大声出すような性格でもないでしょうし、妻として勝利を願いながらも、
できるのは土俵の下で夫を労うことと労ることくらいでしょうか

いわば現在の大相撲において刃皇は他力士にとっての高い高い壁として君臨しており
その壁を超えるために若い力士たちが必死になっていることは大相撲を盛り上げる一因にもなっているでしょうが
しかし、刃皇としては望んでそうなったわけではないんですね

強くなることを望み、横綱になることも望んだでしょう
しかし、誰も自分に勝てなくなるほどの状況になり、挙げ句勝っても溜め息をつかれて、
何なら自分が負けたほうが盛り上がるなんて状態にはうんざりしてしまってもおかしくありません

強すぎる横綱になってしまった刃皇は、いわば今1人だけで相撲をやっている
現役を続ける意思を持てなくなるのもやむを得ないと言えるでしょう


ならばそこに火ノ丸がどこまで近づけるか
レイナの声が、かーちゃんの声が聞こえた火ノ丸がどこまで勝ちに近づけるか

次回で決着するかな?


鬼滅の刃


時透の回想回

これはすっかり記憶を取り戻したってことになるのかな

誰かのためにこそ大きな力が発揮できる
登場当初は色んなことに興味が薄い奴だなと言う印象でしたが、ここに来てまるで炭治郎みたいな迫力が出てきましたよ

額の痣まで出てきちゃって

いくら末裔だからって時透が日の呼吸を少しでも会得しているとは考えにくいですが、
痣が浮かび上がってきた状態で霞の呼吸を使うとどうなるんですかね

刃毀れした状態の刀で、上弦相手にどこまで戦えるのでしょう
蜜璃ちゃんの一刻も早い到着が待たれますよ


キミを侵略せよ!


順位超下がったな…
たぶん読者的にはまだまだパッとしないみたいな印象なんでしょうねえ…

秘書田中は勢いでゴリ押そうとしてる感じがあって、それでインパクトは残るんですけども
本作の場合は作中でのメリハリが少ないと言うか

ジャンプ的にはぶっ飛び方が足りないって感じなんでしょうねえ
おかげで読者の頭に残りにくいと言うか、別の言い方をすると空気状態になってると言うか

特に考察も必要なく、ただ展開をそのまま追いかけていればいいだけの作品も貴重なんで
まだまだ頑張って欲しいところなんですけども


 




2018年週刊少年ジャンプ32号感想超簡易版

まさかの2作品のみです
今週はもうこれ以上無理でした


アンケ順
火ノ丸相撲
鬼滅の刃
キミを侵略せよ!



火ノ丸相撲


割とあっさり修羅の相が解かれたような、そんな感じもありますね
それとも一時的に正気を取り戻しただけかな?

「君はなんで相撲を取っているんだい」
火ノ丸の原点をつく質問だったはずのこの問いかけには結局答えることなく、あー言えばこー言う的な形で火ノ丸は応じました

1人で強くなったつもりで、自分だけの命と思って、簡単にそれを賭けられる
今週もまた繰り返されましたが、安い命の賭け方です


法廷に勢揃いする何人もの刃皇
中には火ノ丸相手にこんなことまでしてやる必要はないというのもいましたが、
負けて駄目ならその程度だと死にたがりの上に投げやりな態度には、全員が揃って否定の声を上げていました

表に現れる感情の形が少し違うだけで、根っこはすべて刃皇ということですかね


相撲への愛を語った刃皇が、火ノ丸に今すべきこととして明言したのは「喜びの謳歌」でした

これはなかなかいいフレーズですね…

ただ「感謝」というよりもずっと響く言葉です

身体を維持する飯を用意してくれる人へ、稽古をしてくれる師匠へ、支えてくれる仲間たちへ、応援してくれるファンへ
そして、気遣ってくれる恋人へ

彼らの存在があって、ようやくプロとして、関取として本場所の土俵の上にいる
そしてそこで対峙しているのは歴代最強の大横綱刃皇

そこに喜び以外何の感情が必要か

さらにその日最後の取組である結びの一番ともなれば、誰もがその結果を気にするもの
そんな土俵で望まれて戦えることの幸せを噛み締めて掛かってこい、と

天王寺が評したように、本当に稽古のようです

大相撲本場所結びの一番、相手は史上最強の横綱
何と贅沢な稽古でしょうか


刃皇からの強烈な張り手に修羅の意識もろとも持っていかれそうになった火ノ丸を、レイナの声が支える

レイナはこれ目にクマができてんのか…?
大典太とのあの勝負から翌日に刃皇との取組が心配すぎて、一睡もできてないとかそんなんなのか?
刃皇から「私が彼を救ってあげよう」と言われて、色んな気持ちがあふれまくって眠れなかったのか?

とりあえずすごい痛々しい顔に見えるんですけども…

それでも、レイナがやっと火ノ丸を応援できましたねえ
ちゃんと彼女の声を後押しにして正気を取り戻しているような演出になっているのがいいですよ


しかしこれでいきなり迷いが吹っ切れるとも考えにくいですが…
その辺は土俵の下でかな?


鬼滅の刃


半天狗の勝手な言い分に「悪鬼め!」と声を荒げた炭治郎の続きは、時透サイドでした

やはり悪鬼滅殺の刀が届く前フリだったと考えられるわけですね

今回は玉壺を倒すまで場面が切り替わることはないのでしょう
ただし時透1人で上弦伍に敵うとは考えにくいですから、途中で蜜璃ちゃんもやって来る

その上で玉壺をどうにか倒し、37歳の作業もちょうど終わったところで
場面は再び炭治郎サイドに変わり、炭治郎がいよいよヤバいって瞬間に新たな刀を持った柱2人が到着する

柱が2人に新たな刀
援軍としてはこれ以上無いくらいですね

実に盛り上がりそうです

でもあの刀はまず時透が使う可能性もありそうですね
すでに今持ってるのが刃毀れしまくってるんですから、それで上弦を斬れるとは思えません

いや、遅れてやって来た蜜璃ちゃんをサポートする形で動いて
トドメは彼女に斬らせるとかそんなんもあるかな

1人でできることはたかが知れてる
誰かのためにやることは信じられない力を出せる

炭治郎の姿を借りて時透の記憶の一部?が現れたことからすると、
今回の時透はサポートに徹するというのも収まりがいいかもしれません


37歳実はイケメンでした
いや、何ていうかあのひょっとこお面のせいで、もともとの印象が下がってる状態から素顔を見るから
何か変に素顔の印象にブーストが掛かってる感じだな

全身全霊を込めて刀を研ぐ37歳
その集中力は鬼の出現はおろか、自身が斬られたことさえ無視するほど

彼の全神経は今この刀のみに注がれている
今までの技術の研鑽は全てこの刀を打つためにあったのだとすら思っているかもしれません

まさしく今、彼はこの刀を打った誰かのために、そして炭治郎のために、信じられない力を発揮しています

作者不明のこの刀
どうやら刻まれている文字は「悪鬼滅殺」ではないようです

そのかわりにたった一文字があるとか
素晴らしい出来の刀に、作者は自分の銘を打つでもなくただ一文字のみを刻んだ

これはまた気になる伏線が出てきました
果たしてそれは日の呼吸に関するものなのか
それとも人と鬼の間に関するものでしょうか

芸術家気取りの玉壺が途端に小物に見えてきたのはいい傾向なのでしょう

37歳にあって玉壺にないものは、作品や素材、作者に対するリスペクトですかね
それはそのまま、ようやく他人を大事にし始めた時透にもつながるもので


さあ、舞台が整ってきました
あとはいかにしてこの鬼を斬るか

柱の戦いを見せてもらいましょう


 




火ノ丸のオリジンが待ち遠しい2018年週刊少年ジャンプ31号感想その2

新連載は割と好きな方でした

アクタージュの感想忘れてた…のちほど追記します追記しました


アンケ順
火ノ丸相撲
鬼滅の刃
新連載 アリスと太陽


・食戟のソーマ


火ノ丸相撲


刃皇が完全なる主人公だった本作が引き続き1位で

大典太の勝負の疲労がいまだ残っているだろう身体で、刃皇に挑もうとする火ノ丸は
前日よりもさらにまた一段と深く闇を纏うこととなっていました

その立会直前に思い出すのは、刃皇との初顔合わせで受けた屈辱

緊張からか気負いからか、立会の呼吸を合わせることが出来ずに何度も突っかける形になった火ノ丸に対して、
刃皇はようやく成立した立ち会いに変化することで応じた

それは、当時前頭四枚目にいた火ノ丸の実力を「横綱相撲をする必要すらない」と認識したということなのでしょう

格下の小兵力士に対して、横綱が立ち会い変化するというのは観客からすれば当然褒められるべきものではありません
しかしおそらくはそれをわかった上で変化したのだろう刃皇にとっては、胸を借りようとするのでもなく
それどころか勝てる気でいながら空回りする火ノ丸の無様な突進を受け止める気にならなかったのでしょう

高校時代、鬼丸殺しの変化には難なく対応してみせた火ノ丸ですが
刃皇の変化は全く想定していなかったのか、ぶつかるべき壁に避けられてそのまま倒れてしまいました

駿海師匠のところで勝負させてもらった時には、きっと刃皇は変化なんかしなかったことでしょう
5秒も持たなかったとはいえ、火ノ丸が渾身の力で繰り出したぶちかましを普通に受け止め、
そして返したはずです

刃皇からすれば、まだあの時のほうが火ノ丸は「身の程を知っていた」ということになるでしょうか


そして今は、勝つつもりでいるというのは以前と変わらないにしても
その相撲は周りを不幸にするものになってしまっている

ならば今度はしっかり受け止めて、そして救ってやらねばならないだろう
それこそは自分の相撲に対する愛であり、後進への愛なのだと


だから立ち会いのあの見開きが、ふわっとしたものとして描かれているんですね

もちろん火ノ丸としては、今までよりもさらに強く力を込めて全力でぶちかましたことでしょう

しかし自身の命を軽視してどす黒く染まる火ノ丸のそれは、刃皇にとってはただ撫でられるも同然だったという
何の衝撃もなければ怖さもない

実際には上手に衝撃をなくすように捌いたのかもしれませんが、川田先生の演出意図はそういうことではないかと思われます

立ち会いのぶちかましを受け止め、張り手も受け入れた刃皇
それは、相手の繰り出してくる攻撃を全て受けきった上で勝つ「横綱相撲」を
火ノ丸相手に刃皇がようやく見せてくれた瞬間だと言えますが

しかしそれは憐れみの横綱相撲でした
憐憫の相とか言いながらちょっと怖い表情ではありますが、同情と哀れみを含んだ顔です

自らを追い込み、自らに追い込まれて、周りどころか相手の顔さえ見えなくなるほど黒く囚われてしまった
刃皇の指摘がいちいち的を射ていますね

自身の命を軽視する奴の捨て身など何も怖くない
さらに刃皇が続けたこの言葉も、今の火ノ丸を正確に表現できていると言えるでしょう

元から捨てようとしている命のくせに、命懸けなんて何の冗談だということですよね

捨てたくないと思う命だからこそ、命懸けに意味が出てくるわけで


だから刃皇の「質問」とは、それを思い出させるためのものなのでしょう

手段が目的と化してしまったことで闇に囚われてしまった火ノ丸に、自身の命の価値を思い出させること
さらには、もともとの目的を思い出させること
そして、原点に返らせること

「トシ…サッカー、好きか?」みたいなやつですね

ジャンプ的には潮火ノ丸:オリジンでしょうか


「何で相撲を取っているんだい?」の質問

同じことをかつてレイナにも聞かれたことがありましたね
そしてカーチャンにも

レイナとカーチャンと
あのディスクの力を借りて、レイナが1人分以上の気持ちを伝えることになるんでしょうか


刃皇裁判とか言うとすごい軽いノリに聞こえますが
中身はとっても重たくなる話になることでしょう

闇に堕ちた火ノ丸が取り戻さなければならないもの

刃皇がそれをどう導いてくれるのか、史上最強の横綱の愛に期待しましょう


鬼滅の刃


サブタイが不穏だし、扉絵もヤバそうだし、と思ったら6体目の感情が出てきた…

正確には4人が合体?して登場した憎み鬼ですが、これは怒りがメインとなって合体したから憎悪になったんですかね
哀絶メインだったら憐憫とかになったりするんでしょうか


この半天狗戦は、どうやら人と鬼の境界を意図的にぼやかすというのがコンセプトになってるんですかね

喜怒哀楽という人間の基本感情を模した鬼たちとか
まるで鬼のような顔をして、身体に穴が空いても平気な玄弥とか

禰豆子ちゃんは言うまでもなく

とすると、この場でただ唯一人間らしく戦う炭治郎の存在感がことさらに強調されることになります
それは上弦の鬼を相手にどこまでも人であろうとした煉獄さんの背中を思い出させるようでもありますね


合体した憎悪鬼は、炭治郎に向かって「極悪人」と罵りました
縮小して怯える本体を「小さく弱き者」と断言して、それに刃を向けるなど鬼畜の所業だと

理屈だけ聞けば人間が口にしてもおかしくない台詞なんですよね
それこそ鬼殺隊の誰かが鬼相手に言っても何ら不自然ではないでしょう

しかし今それを言っているのは上弦の鬼

100年以上生きて、おそらくはその間莫大な数の人を喰い続けてきたであろう上弦の鬼

鬼が人間に向かって「鬼畜の所業」と言ってるわけですよ
こんなおかしな話はないですね

上弦の鬼が持つ迫力に気圧された玄弥と違って、しかし炭治郎は怯みません

鬼畜と言うならお前たちこそまさにそうだと
今までどれだけの人を喰ってきたかと

理屈のそれっぽさと鬼の迫力に一瞬折られかけた直後に、主人公が真っ直ぐな表情でど直球な怒りをぶつける

これですよね
これこそが炭治郎の主人公力

正論のような言葉を並べたところで、結局は我が身可愛さの屁理屈
小さいとか弱いとかを都合よく持ち出すなと

「極悪人」に対する「悪鬼」の断言が実に巧妙じゃないですか

アオリにも書かれているように、悪鬼は滅殺すべしというのが鬼殺隊の目的であり使命です
その信条は日輪刀にも「悪鬼滅殺」として刻まれています

「悪鬼め」との言葉は、悪鬼滅殺と刻まれた日輪刀を想起させるもの
つまりは、この台詞こそが炭治郎の刀が唸ることの予告であるわけですね

37歳が打ち終えたあの刀がまもなく登場するのでしょう
錆の取れた刀身にはっきりと刻まれた「悪鬼滅殺」の文字

そのための最も強い力である日の呼吸をもって刀を振るう炭治郎が、上弦の鬼を討つ
その見開きが今から想像できるようです

なかなかのカタルシスになりそうな予感

時透と蜜璃ちゃんは、37歳のために2人で玉壺を倒した後、炭治郎と合流する感じかな?
そんで2人のサポートを得た炭治郎が、日の呼吸を発動させる…みたいな


新連載 アリスと太陽 凸ノ高秀


話自体だけを見ると、主人公特権がフル活用されたボーイミーツガールなんですけども
画力や演出がしっかりできていたことで、充分面白く読める出来になっていたんじゃないかと思います

欠点を言うなら、マンガ誌上で「音楽」を表現することの難しさはまだまだ克服できていないというところでしょうか

見せ場見開きのあそこは、おそらくもっと盛り上げることが出来たはずですが
「読む」マンガで「聴く」音楽を表現する難しさに演出が負けてしまっていたように感じました

ただし作者も今の時点でそんなことが自分にできると自惚れてはいないのでしょう
できる限りの構成と作画で、できる限りの演出を試みたことはわかりますから、
今後の伸びに期待したいところです


美容師とヤンキーで人気アイドル目指した『ひめドル!』みたいな感じだよなー
輝きたいヒロインがいて、主人公はそれをサポートするというお馴染みのパターンと言うか

しかし本作の場合必ずしもラブコメは前提になっておらず、三角形が出来上がってしまっても
「じゃあもう2人でユニット組めよ」っつって主人公がプロデューサー的立場に収まることで
すんなり解決できそうな感じもあります

まあひとまずは2人の間を強化する方向で進めたほうが良さそうなので、3人目が出てくるとしたら4話とか5話とかでしょうか


食戟のソーマ


うーむ…

あ、はい、そうですかって以外の感想が出てこないような感じだな…

田所さんの成長ぶりはとっても嬉しいんですけども、その見せ方はとっても弱い気がします

ホスピタリティの特性を「故郷の味」を思い出させる料理として昇華させた発想はとてもいいと思うんです
でもそれを発揮させる相手があんな小物て

もっと強調する展開にできたんじゃないのか…と思えてなりません

穏やかで静かな演出ってのが田所さんに似合ってるとは思っても、せっかく田所さんの堂々とした実力お披露目なのに
こんなあっさりされたら物足りないです

田所さん好きのわがままかなあ…


とりあえずどうしても譲れない部分は、バブ味とか言って赤ん坊のイメージになったあの小物が死ぬほどキモいってことですね
だから田所さんから半径37万キロ位離れてほしい…



…で、複数の旅館の休業はこれで解決なのか?
新章って銘打っておいてこれで終わったらあまりにもあんまりですけど、ここからが本番だったりするんでしょうか

あと新章自体はともかくとして、田所さんと創真の婚前旅行はこれで終わりになるのか?

ちょっといろいろな展開が足りてない気がするんですけど
解決したならしたで、あと1週間くらいはまったり相部屋と混浴を楽しんでほしいんですが


アクタージュ act-age


反省会デートがあまりにもあっさりすぎる…

あのクライマックスで、あの引きで、2人の対照的な才能をあそこまで交錯させておいて
反省会これだけかよ?

百城からのお誘いで、2人きりで、って超いい感じのお膳立てしたくせに
一言百城に言わせるだけで終わりとか

それはあんまりだろ原作者

何ならこの反省会デートだけで1話使っても良かったくらいあるのに
花火とTシャツ落書きサインはダイジェスト形式でよかったんだよ

そんで最後に次章への引きとして、ヒゲ監督とおっさんが会話してるってだけでいいんですよ
おっさんのほうが「この俺に何か用か?」って返事しつつ、コマの下の方に「舞台監督」ってキャラ紹介出しとけば
次に景は舞台の上で芝居をするのかという予告には充分なるわけですから

とにかく反省会デートの尺が短すぎるのが惜しかった


それでも原作者としては、おそらく花火以降のシーンも入れたかったんでしょうというのは推測できます

芝居とは全く違うところで楽しそうにする景と、俯瞰した計算高さが少し薄れたようにも見える百城
それは、互いに相手から受けた影響が2人にとって悪いものではないことを示すものです
だからこそその部分に触れる反省会デートをもっと描いてほしかったんですけども

同時に原作者には、普通に楽しそうな彼女たちというのも入れ込みたかったんですかね
百城というライバル的存在とともに、友達というか共演者というか、役者仲間ができた景の今後に
何となく明るいものを示しておきたかったと言うか

新展開ではまた景がヒゲ監督に振り回されることはわかりきってるわけですから、
その前に少しでも明るくしておきたかった…とか


…で、次に景と比較されることになるのは、何やら役作りがガチな人の模様
役作りという要素はこれまで強く出てくることはありませんでしたから、
次はその部分に焦点が当たることになるんでしょうか

景も百城も、意識的か無意識的かと違いがあるだけでどちらの芝居も
基本的には「自分」であることに変わりがないのだとして、
役作りとは「他者」になるために必要なことなのだとかそういう感じなんですかね


 




ぼくたちは勉強ができない第69話 2018年週刊少年ジャンプ31号感想その1 

なんか妙に長くなったので先に更新しますわ


ぼくたちは勉強ができない


成幸が思いついた作戦は、カップルに適当な理屈をつけてうどんを売りつけようというジンクス商法でした

この文化祭編の最初から言われてる花火のジンクスと同じことをしてるんですね

着眼点がいいのかどうかはよくわかりませんが、カップル向けにすれば基本的に2杯ずつ売れるのなら
効率は良いのかもしれません

そのためのサクラ役を自ら買って出るのも主人公らしい責任感なんですけども
先週の引きで理珠と恋人みたいな雰囲気出しておいて、今週はうるかとカップル役してるとは
さすがラブコメの主人公ですね

ただまあそんなことは今回どうでもいいでしょう

文化祭編クライマックスとして、どう締めるのかが注目されていた花火のジンクス

こんなところでルートを確定させるわけにはいかないんだから、
どーせ大騒ぎの末に紐とか縄とかが絡まりましたみたいなことになるんだろうとばかり思っていましたが

まさかこんな形で描いてくるとはねー


いや、結局はうやむやにした締めだったことには変わりないんですけどもね

それでも今回の締め方には、ジャンプのラブコメにおいて一定の意義を見出すことができるでしょう

それが誰かを読者に明かさなかっただけで、ジンクスそのものは確かに当たっていたということ

一周回ってむしろよっぽど誠実に描かれている気がしますよね

胡散臭いジンクスや縁起を持ち出して、煽るだけ煽っただけで結果はコメディとしての冗談にまみれた状態…とするよりは
だいぶマシです

しかも1回読者が予想してたとおりの騒ぎを見せた上で、「やっぱりな」って思わせた後にぶっ込んでくるという巧妙さ
おかげでジンクスのギャグ結末をきっぱりと否定していることが明快になっています


とはいえ、「それが誰だったのか」というのは全く明かされることはありませんでした

「その娘」は言葉を発することもなく、見開きに描かれたシルエットには髪型もボディラインも示されることもなく、
それが誰であるかというのは、ヒントさえ完全に伏せられたわけです

下手したら花火の逆光で顔が見えなかったとかそんなこじつけもありそうな感じがしますが
まあそれは流石にないのでしょう

倒れている成幸に手を差し出した彼女はもちろん、成幸の方もそれが誰であるのかはしっかりわかった上でその手を握った
その時にたまたまジンクスを成立させる最初の花火が上がった

それだけです

ジンクスをハナから信じていなかった成幸としては、実際にその瞬間に「その娘」と手を触れ合っていたからと言って
むやみに気にすることはないのでしょう

だから来週からもそんな話題は欠片も出さずに、いつもどおり
受験に向けて自分の勉強にもヒロインたちの勉強にも力を入れつつ、時々フラグを強化したり折ったりするだけ

ただ本当に誰かとのルートに入ろうとした時に、そういえばあのジンクス、と急に思い出したりするだけですね
つまりそれを思い出す展開が描かれた時には、どのヒロインのルートであるのかが確定されることを意味するのだと

だからこそ、今はまだそれをはっきりさせないために、ほぼ手がかりのない影を描いたわけです

それでもガチ勢の人たちはいろんなことを考慮に入れてあーだこーだと論じてみるんでしょうけども
おそらく今の時点でのその考察は全くと言っていいほど無意味であることでしょう

なぜなら筒井先生はまだ現時点ではエンディングを決めていないと考えるのが最も可能性の高いものであり
だからこそ見開きのあの影にはヒロインを少しでも特定させる情報を一切なかったと言えるからです

メタ的にはそれが一番自然というかね


実際の感情を推測してみるならば、成幸の手を取って花火の方に振り返った「その娘」が
他のヒロインたちと同じように花火に見入っているのは変な話になるわけですよね

恋する乙女としてはジンクスでも何でも気にならないわけがなく、実際にそれを成立させてしまったとすれば
とても平常心でいられるわけはないからです

5人ともが普通の顔をして花火に見入っているとするならば、その時点でうるかがまず外れる…とか
理珠も理珠で、そんな非科学的なものに惑わされたりするほどに無自覚な恋愛感情によって心を乱されているはずが
平然としているならそれも外れ…とか

文乃だって、うるかや理珠の前でジンクスの条件を成立させたことに動揺しないはずはないから、これも外れ…とか
からかい上手のあしゅみー先輩も、絶対ところどころに本心が混じってるはずだからちょっとくらい動揺してるはず…とか
平然としていてもおかしくないのは、現時点で最も成幸に対する恋愛感情が薄いように見える桐須先生だ…とか

そんなの考えたってしょうがないのです

倒れてる成幸に手を差し出す行為自体は誰がやってもおかしくないものであるわけですから
それはもう考察しても徒労という他ないでしょう

まあそれでも考察しないと満足できないって気質は、深読み好きとして俺も理解できるところではありますが


そんなことよりも、この文化祭編でそれぞれのヒロインにどんな変化があったのか、
あるいは何が残ったのかというのをおさらいしてみたほうが建設的な気がします

まずはうどん玉1000こを売り切った理珠
彼女の場合、成幸との明確なターンと言えるものは前回のプロポーズもどきくらいでしたが
それよりも大きなものとして、ぼっち姫が友人の協力を得て無理だと思ったことを成し遂げたという体験を挙げることができるでしょう

自分のも他人のも感情の動きに疎いという理珠
理系脳として合理性や論理性に偏った思考が、「協力することにより、1人でやるよりも大きく成功できる」ことを知ったことは
今後の彼女にとても影響を与えるでしょう

1人では難しくても、誰かに協力してもらえれば達成できるかもしれない
協力を取り付けるには、その人の感情に訴えなければならない、配慮しなければならない

国語を成幸に教わっているのがまさにそれであるわけですが、では理珠はいつか、こんなにまでして自分に協力してくれる成幸の感情に
どうにかして配慮しなければならないと思い当たることがあるのでしょうか

あるいは、どうして彼はこんなに自分に協力してくれるのだろう、と成幸の感情に真剣に思いを馳せることがあるのでしょうか

その時こそは、彼女が「心」の何たるかを知るための重大な節目になるのだと思われます


文乃に残ったのは、言うまでもなくきぐるみマンとの初キス事件ですよね

あしゅみー先輩だと思って勢いでかましたら実は人違いだったことで、中の人の正体が気になって仕方ない状態になってしまいました

今後の文乃ルートにおいて、「中の人は成幸でした」という事実が大きな鍵になることは間違いないでしょう
彼女がそれを知る時、どのようなリアクションになるのか
あるいはどれほどのフラグになるのか

成幸が自ら話すことはないでしょうから、誰か別の人から伝えられることになるはずです
彼女の応援ポジションである猪鹿蝶の3人は、きぐるみマンが背負っていたのと同じギターを背にした成幸と
劇の直後に接触しています

ギターの持ち主であるあしゅみー先輩には、文乃からきぐるみマンがギターを背負っていた事実が話されています
そして今回ギターは成幸から返却されていました

現時点で猪鹿蝶3人とあしゅみー先輩だけが、ギターと成幸を繋げることができる立場にいるわけですね
とすると、今後文乃が真実を知るのは彼女たち4人の誰かからである可能性が高いのでしょう

つって、別にうるかとかでも、ギターを背負って廊下を歩いてた成幸を目撃した、とかも不可能ではないので
あくまで可能性ですけども

うるかは、成幸お手製のダークネス衣装を手に入れましたね

初キス事件を起こしてしまった文乃に比べるとすごく差があるように見えますが、
まあ彼女の場合は最初からラブ度が臨界点なのである意味仕方ないのでしょう

なので、今後のルートの中で何があるかってのはさっぱり予想できないわけですが


桐須先生は、かつて体験できなかった文化祭に今になって参加できたという感慨深さがあるでしょうか
あとはまた1つ成幸に弱みを握られてしまったと言うかw

成幸とは教師と生徒という立場である以上、桐須先生が明確に彼自身を意識するような場面は殆どありません
最初に部屋に上げた時にも、ただ「男性」であるという点のみで動揺していましたが
成幸個人に対する特別な感情は今のところそれほど見受けられないというのが正直な印象でしょう

ただし、すでに素を知られてしまっている成幸に対してのみ自然体でいられるというのは大きな要素であるかもしれません
美春が急にやって来るって時のように、成幸を頼る選択肢を容易に決断できるくらいの気持ちにはなっているはずです
今さら取り繕っても仕方ない相手としてね

そういえば制服コスプレ回で、下校中の買い食いを体験してたこともありましたね
桐須先生のターンでは、フィギュアに捧げた青春を成幸と再体験するっていうコンセプトを見出すこともできるんでしょうか

そうすると、青春の代名詞とも言えるような恋愛というのが成幸と桐須先生の間に訪れる可能性もゼロではないのかもしれません

あしゅみー先輩は、今回一番出番が少なかったですね…
学校の文化祭ですから、すでに卒業している先輩の出番が減ってしまうのはやむを得ないことではありましたが

文化祭編を通して、何か変化があったかといえば取り立ててどう、ということはないと言えるでしょう
せいぜいギターを超弾けるってのを成幸が知ったくらい?

新たな一面を見せた…といえば間違いではありませんが、他ヒロインと比べるとどうしても見劣りするような感がありますね
それよりも文乃のキス事件のためのギターだったり、うどんの売り子だったり、
他ヒロインのアシスト役としての側面が強かったように思えます

あとは関城さんが…理珠に嫌われたくらい?


振り返ってみるとこんなところでしょうか

いつか後付でシルエットの主が明かされる、その時を楽しみに来週からの通常回を読むことにしましょう


 




2018年夏アニメ 今季は原作知ってる作品多めで逝ってみよう

もう7月ですか…

もう夏アニメの時期ですか…
何か早いな


ということでいつもの記事です








ゆらぎ荘の幽奈さん

ゆらぎ荘の幽奈さん

まあまずはこれですよ
ジャンプアニメですから当然のことですね

アニメ化が決まってから実際の放送まで意外と間隔が短かったような気もするんですが
PVを見る限り、作りが酷いことになってるとかはなさそうです

サービスシーンの出来もですが、映像になることでコガラシくんのイケメンぶりがどれくらい強調されるかも注目するところでしょう





はねバド!

はねバド!

濱田浩輔先生の「噛めば噛むほど味の出る作品」ですね

かつてはジャンプ漫画家だった濱田先生
2作品が打ち切りとなった後にジャンプを離れることとなりましたが、
そこで生み出した作品がアニメ化までこぎつけることとなったのは非常に喜ばしいことであるでしょう

タグを作るほどに濱田先生の作品を追っかけている俺としても嬉しい限りです

しかもPVを見ると試合シーンがやたら気合入ったことになってるみたいじゃないですか
試合の迫力は本作の魅力の1つがここまでやってくれるとは思いませんでしたよ

これは濱田先生も作者冥利に尽きるというものでしょう

おそらく1話2話では作品の面白さがなかなか伝わらないだろうという懸念もありますが、
回を経るごとに熱くなっていく彼女たちの気持ちが新規の人にも伝わればいいですね





はたらく細胞

はたらく細胞

実はこの作品がアニメになるのって知らなかったんですけどもね
原作買ってるし、記事も書いてる作品ですから、まあそりゃ見ますよ

ミクロな世界で展開するダイナミック… 『はたらく細胞』 清水茜

ていうか珍しいことですが、今季ここまでの3つが全部原作知ってるっていうね
原作知っててもアニメ化の事実を知らなかったんですけども

ついでにスピンオフ作品とかがあるのも知らなかったんですけども

何だよ『はたらかない細胞』って
いつのまにそんなのやってたんだ…w

ともかく、細胞たちを擬人化してウイルスとか細菌を化物化した本作の世界観をどこまでアニメで魅せてくれるのか
期待したいと思っております





isekaimaou.jpg

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

これが今季の中で唯一原作をよく知らない作品なんですけども

異世界ものです

最近異世界ものにハマってますって記事をついこの前更新したばかりですが、本作はまだ買ってないのです
ニコニコ静画で数話読んでコミックスまで逝くかどうか迷っていたところなんですが、アニメで見られるってことで
じゃあ見てみよう、と

キャラのビジュアルがコミック版と比べて何となく丸み増えてるのが気になりましたが
とりあえず魔王プレイがどんなアホなことになっているのか、ちょっと楽しみだったりw


これら4つと、実は2クールだったことを知らなかったヒロアカを加えた5作品をこの夏は追いかけていこうと思います



 




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